沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

1年4カ月ぶりで80本

2016年10月29日 | ダイビング

 沖縄も遅まきながら夏の終わりが近づき、次第に秋の天候になってきています。自宅のテラスから拝む自慢のサンライズも美しいっ。

 マンションからの出勤時に見上げる空もこのように雲ひとつない青空! もう我慢できず、ショップに2DAIVE予約してしまいました(もちろん事前に妻の許可を得ました)。

 久しぶりに行う、前夜のハウジングセッティングも楽しからずや。

 ショップは「うちなー割引」というのがある那覇市内の店を選びました。ボート2DIVEで税込み1万円とのこと。しかし、初回は入会金2000円が必要で、割引は2回目以降とのこと。だまされたような気もしたものの、それを払ってもほかのショップにくらべそう高くもないので、そこに決めました。

 ガイドしてくれたのは栃木出身のイケメンガイドさん。とても丁寧でした。ガイドの質の悪さがネットをにぎわす今日このごろ、そんな人ばかりではない!と言ってあげたくなる好青年でした(笑)。「海のない栃木で育ったため、海に潜るときは今でも感動の毎日です」と健気をことを言うとりましたなぁ。若きウチナ―ンチュたちよ、わったー生まり島の誇るべき財産にもっと気づかんかいっ。今、行われている世界のウチナ―ンチュ大会の先輩方もそう思っているのかもしれません、といつもながらの勝手な推測。

 海は荒れていました。船は転覆するのではないかというくらいどんぶらこっこ。体験ダイビングという別の客はポイント到着そうそうに吐いていましたね(悲)。ポイントはチービシ近くの「神山南のラビリンス」。何度か来たことがあるところなので、ブランクダイバーとしてはちょうどよかったです。リーフに囲まれて波はおだやかでした。

 いざ、1年4カ月ぶりのダイブです。嬉しさのあまり最初に自撮りする43歳をおゆるしください。 

 水温は27度とガイドさんの予想より1度下回っていました。8郎は3㍉スーツでしたが、はげ頭を水温とけがから守る恒例のフードのおかげで寒くはありませんでした。ガイドさんいわく「このポイントは深くても15メートルくらいです。8郎さんはブランクもあるのでのんびり潜りましょう」とのこと。流れは弱く砂地が多い、初心者向けのポイントですね。

  しかし、潜水後すぐに残念なことに気が付きました。2007年から愛用しているSUUNTOのダイバーコンピューターが無反応なのです! 昨年から水につけると調子がおかしかったのですが、ついに壊れてしまったようです。残念! ブランクのあまりの長さに力尽きたのでしょうか。

 とにもかくにもダイビングはスタート。今回はダイナミックな地形とは無縁でしたが、たくさんのお魚さんたちには恵まれたので、早速ご紹介していきます。 

  まずはカクレクマノミです。人間を威嚇しているとはいえ、いつみても愛嬌のある顔ですね。

 お上品なハナビラクマノミさんも。

  サンゴ礁の下には数えきれないほどのリュウキュウハタンポが群れていましたが、8郎が巻き上げた砂で映りがいまいちです(謝)。

  おいしそうなイシミーバイ(正式名カンモンハタ)さんはご休憩。

  タイワンカマスが群れていました。このあと、小さなトルネードを見せてくれましたよ。

  ガイドさんも片手で激写。HPにアップするのでしょうね。

  石の上で微動だにしない小魚。目元とあごのあたりがおしゃれなので撮影。名前を知っている方、教えてください。

  コールマンウミウシが3匹。もちろん集中しているは偶然ではなく、ガイドさんがわざわざ集めてきてくれたからです。そこまでしなくていいのですが・・・(笑)。それにしてもまじめなヤマトンチュは本当によく働きます!

  次も名前も知らない魚ですが、ずっと8郎を見て逃げなかったので、とりあえず撮影。愛嬌ある表情です。餌を待っていたのかな。君の名は。

  ウツボもにょろり。

  すごいサイケデリックなイラブチャーもいました! 先日亡くなった偉大なるディスコスターになぞらい、チービシのピート・バーンズと呼んであげましょう。

 ガイドさんがラビリンス(迷宮)へと案内します。クリップボードに「アカククリ」と書いているのを後ろから見ていた悪客8郎です。

 迷宮に入るとアカククリはすぐそこにいました! 全長40㌢はあろうかという大物です。アカククリはこれまで幼魚しか見てなかったので、ここまで大きくなることにびっくりです。座布団サイズで洞窟の主のような存在感でした。 

 ということで、逆向きも。

 このアカククリさんには、その後も出くわしたので、太陽光を背に撮影。独特の三角形のスタイルが逆光にマッチしていました。

 ほかにも、カーエー(正式名ゴマアイゴ)が海中を泳ぐ姿を初めて見たのですが、カメラには収められず。40㌢級の大物でした。見るだけでなく、いつか釣ってみたいものです。

 これにて、1年4カ月ぶりのダイブは終了です。2ダイブで近場のチービシということもあって午前中に終わることができました(40歳を超えると3ダイブはよほど意気込まなければ疲労感がハンパないかと)。よいガイドさんにも恵まれ、ノンストレスの海の中でした。1年4カ月ぶりの機材もダイコンを除けば故障もなかったです。

 あ~楽しかった。最高のリフレッシュになりました。

 ところで、これまで記録していたダイビングログが、買い替えたPCにエクセルがないために、開くことができません。でもブログで振り返ると、おそらく今回で80本に近づいたと思います。【後記】調べた結果、今回の2本でジャスト80本に到達したことがわかりました! ダイコンの故障は本当にショックですが、時計機能だけは維持できそう。来年のボーナス(あるかな)で新しいものに買い替えることができたらいいなと思います。8郎にとって最高の趣味であるダイビングは当面100本を目標に、地味ながらも続けていきたいのです。少なくとも50歳までは潜っていたいです。そして潜れる男でいたいですね。

 来年こそは「ギンガメアジの大群@粟国」を見に行くぞ!

 愛息10郎のたっての希望で、これから8郎家のハロウィンパーティー(ただの鍋パーティーですが)を始めますので、今日はこれにて。

 

 【追記】翌日、急に発熱し39.2度を記録。診察の結果、インフルではなかったのが救いです。2度目の診察で気管支炎だとわかりました。海風に当たりすぎたのか、10郎から何らかのウイルスをもらったのかわかりませんが、頭痛がひどいのでとりあえず薬飲んで寝ます。おかげさまで体重は79.5㌔と、ここ数年でもっともやせましたよ! 不幸中の幸いと言っていいのかどうかですが、とりあえず減量のきっかけにしたいと思います。


虹のアーチ届かず

2016年10月16日 | スキルアップ

 タイトル通りの結果となりました。宅建試験です。

 今年こそは、と意気込んで臨みました。空いている時間をほとんど勉強にあてた努力の結果として、32点と昨年から7点上積みしました。一昨年、昨年なら合格です。しかし、試験中に「去年より難易度は下がっている」と感じていたとおりに、帰宅後にネットで調べると、大手予備校が推測する合格ラインは34点以上となっています(泣)。合格圏に入ったみなさんは、8郎以上に頑張っていたんです。ボーダー予想にはだいたい誤差があるとしても1点ほどなので、現時点で2点以上も足りない状況では、11月末の正式発表を待つまでもなく、100%不合格でしょう。

 か~っ。残念、無念! そして疲れましたっ。

 内訳は、民法7点(14問中)、法令制限3点(8点中)、宅建業法15点(20点中)、税法他6点(8点)でした。

 昨年5点だった法令制限が2点も下がるとは。これが痛かったす。宅建試験の怖いところです。宅建業法は頑張ったかいがありましたが、やはり満点を狙って少なくとも18点はとらないといけないですね。税法その他は、まぐれが3点あったので、今回の試験結果について不満はありません。頑張った成果プラス運も味方してくれたのに合格圏に入らなかったのは、なにより努力不足だというのを自分が一番痛感しています。

 昨日おとといのイベント疲れも重なり、早く横になりたいのですが、脱力感を明日以降に持ち越したくないので(笑)、今日中のブログ更新となりました。

  敗因は、なんといっても勉強量の不足ですね~。昨年のスタートから、通算501時間やりましたが、ほぼ独学というハンディをふまえると、600~700時間は必要だったと感じています。さっきまで見ていたネット上の解説中継には、現役宅建士の方からの「わたしもやってみたけど30点もとれません」という書き込みもありました。ここ数年でかなり難化しているのです。

 あとは、言い訳にもなりますが職場環境でしょうか。非常に理解ある直属の上司のおかげで、いろいろ融通を聞かせていただいているのですが、なんといっても、毎年宅建試験のある10月の第三日曜に、一年で一番大きなイベントを抱えている職場なのです(8郎は上司の配慮で当日だけ休ませてもらっています)。8郎はメーンの担当ではないので特段負担が大きいわけでは全くないのですが、それでも本番前日までの一週間は長時間労働となり、最後の追い込みが不十分なのです。1点を争う状況で、そういう1週間はとてもこたえます。それはこの部署に異動する前から分かっていたことですが・・・(去年などは、試験前夜にお付き合い先との飲み会でした)。今年も強く異動を希望することでしょう。この部署では来年も落ちる!

 来年はもちろん受けます。ここまできてあきらめるのは、最初からやらなかったほうがましだからです。危機感をもってまじめに勉強していれば3回目の試験で80%は受かるというデータもあるようですから。1年は長いですが、40を過ぎると、怖いくらい早く感じているのも事実です(笑)。また、勉強内容もとてもためになるので、やっていて充実感はあります。テキストに向かうのもそう苦痛ではありません。簿記とは大きな違いですね。

 でも、やはり43歳で受かりたかった。本当に悔しいです。44歳以降は別の労力にあてたかったのですがね。反省するしかありません!

 さて、不合格となったことで、12月にある同じく国家資格の「管理業務主任者」の試験をどうするかという課題に直面します(泣)。メーンを合格していないのに、サブに労力をかけるのかという。まあ、試験範囲がかぶっているようなので、宅建の得点向上にもつながる可能性があるなら、受けようと思います。もうちょい精査して、そうでなければ、今年の受験は断念しようかと思います。職場にもあまり迷惑をかけたくないので。しかし、すでに受験料8千円払っているので妻の反応が怖いっす~。

 以上、2度目の挑戦に失敗した43歳のてんまつでした。お恥ずかしい限りです。愛息10郎の「ねぇ、父ちゃん、大事な試験に受かった~?」という問いに口ごもってしまった情けない父です。2年も応援してくれた妻にも申訳ないです。

 それにしても、つかれた! もう寝ます。 


虹の下のキジムナー

2016年10月08日 | スキルアップ

 過去最強と警戒された台風18号(チャバという)が本島を直撃しました。公共交通機関が午前中に止まったため、8郎の会社もお休みとなりました。おかげで、その分、勉強時間にあてることができました。夜から避難警報が鳴り響きましたが、中部地域にいたっては「ほんとうに最強台風?」と拍子抜けな感じでしたね。マンションで初めて迎えた本格的な台風でしたが、あまり今後の参考になるような事態にも至らず。この台風によって被害が出た地域(とくに久米島)のことを考えると、表現はよくないと思うのですが、宅建試験まで残り1週間となった個人的には、ありがとう、チャバ。

 さて、3連休に入りました。ほとんどの受験生が勉強にあてるでしょう。8郎も自宅学習と塾の自習室で頑張っています。本番前まで9日となった時点で、昨年からの通算勉強時間は465時間となりました。最低目標の500時間にもうちょいです。残りを8日で割ると1日当たり約4・5時間となります。この3連休頑張れば超えることはできそうです。ただ、台風と3連休がなければ厳しかったかな。もちろん、500時間を超えたからといって合格が保証されるわけはないのですが、全然得点が上がらないという、なにを信じていいかわからない状況で、「500時間やってきたんだ」という事実は、心の確かなよりどころになると思うからです。

 20点と撃沈した最終模試から一週間が過ぎました。今はもう塾の講座も最終段階に入り、地獄の5連続模試に入っています。先日臨んだ最初の模試は19点!(これまた超難しくクラス平均も22点)。「今年も本当にだめかも」と本当にあきらめかけました。2回ダウンしてふらふらなのに、さらに強烈なボディーをくらわされたような気持ちです。しかし、帰宅後深夜まで復習し、2日後に臨んだ2回目は30点だったので、なんとかモチベーションを保てました。ただ、あまりに得点差が開くので何を信じていいいかわかりません。残り3回の模試、すべて本番だと思って、つねに7割得点を狙っていきます! 

 

 さて、そんな8郎が自宅学習するときに、眠気やテレビなどの誘惑よりも、もっと恐ろしい天敵がいるのをご存じでしょうか。そうです、それは、わが愛息10郎です! 父が部屋に閉じこもっていると、遊び相手がいないので、しょっちゅう入り込んでくるのです。先日もトイレから戻ると、勝手に父の椅子に座り机に向かって何か書いているではありませんか。

 「お父さんのまねした」というので見ると、参考書に蛍光ペンで線を引いているではありませんか。ほとんどの箇所にひいてあります。これでは、どこが大事なポイントかわからんやっし~。

 いったん追い出しましたが、1時間ばかりたつと「白目ができるようになったから見て」と入ってきます(笑)。風呂上りのようですが、なんの練習してるばぁ!?

 「左はしに黒目が残っているよ」と突っ込んでやると、悔し気に、がーっ。ひさびさのゴモラです。

 「また邪魔しに来るからな~」との捨て台詞を残し、うっすら蒙古斑の残る自分のおしりをパシパシ叩きながら(なぜ)退散していきました。何度見ても飽きないこの6歳児を、8郎夫妻は「わが家のスーパーキジムナー」と呼んでいます。そのおしり、最高だね!

 【おまけ】服を着てもキジムナーはやってきます。「部屋に入ってくるなよ」と言っておいたので、彼なりに約束は守ったつもりのようで、廊下でぎゃーぎゃー騒ぎます。風船をしごきへんな音を出して邪魔します(笑)。頼むから集中させてくれ!

  ◆     ◆     ◆      ◆      ◆ 

 さて、最後の写真は台風上陸前に撮った虹です。前回は寸足らずだった虹が、その日は隣のマンションで隠れているとはいえ、はしからはしまでかかっていました。縁起がいいと受け止めます。マンションに隠れた部分が本当にはしまでかかっているかは、この3連休の頑張りにかかっているということでしょう。

  何度も言いますが、この3連休が最後の勉強時間です。その後の3回の模試は最終仕上げにすぎません。戦いを前に、キジムナーは妻と一緒に名護に帰省させました!(酷) あとはひたすらひたすら問題集と参考書の繰り返しです。

 「今年も落ちるのかな。だとしたら来年頑張れるかな」という不安に毎日襲われる43歳ですが、自分を信じて頑張ります! 500時間という事実と共に。ブログもお休みします。