沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

2022年 7人の再会

2022年06月29日 | どぅしぐわぁ

 2022年の梅雨が明けました。すでに猛暑日が続いています。出勤時に撮影。午前9時でこの日の高さですよ!

 暑いのなんのって!

 さて、本題に入ります。

 愛息10郎が所属する学童野球チームが本土での大会出場権を得たということはこれまでにお伝えてしてきたところです。沖縄ではこういう場合、「資金造成」と言って、旅費のために資金集めをすることが恒例となっています。最近ではデメリットも指摘されているようですが、離島の文化として今後もしばらくは残ると思います。

 ということで、8郎も職場や友人・知人に呼び掛けております(多くの方にご協力いただき、誠に感謝しております)。その中で、2008年になくなったいちどぅしヤスーンを慕うN高同級生が集うヤスーン会にもよびかけたところ、「どうせなら久々に集まろうぜ」となったのです。そうです、8郎のマルチ商法的勧誘に全員がひっかかった・・・訂正、8郎の友情あふれる呼びかけにみなが快く応じてくれたのです! 

 

 会での最大の喜びは、3年ぶりに砂吉(下写真中央)が参加したことです! みんなが「本当に生きていたんだな!」(笑)と喜びました。来てくれてありがとう。唯一同じ中学校出身のヤスーンが一番喜んでいたはずだよ。

 そして、この日の2日前に誕生日だった、みんなのアイドル亀さんを祝いました。進んだ道は違えど同じ島で同じ年数を生きてきた仲間たち、それが「どぅしぐゎー」です。亀さん、49歳の世界へようこそ! これからも元気でヤスーン会の中心で僕たちを盛り上げてください。改めてお誕生日おめでとうございます。今後はより太りすぎ注意でお願いいたします。お店のママことM子さんにプレゼントを手配していただきました。ありがとうございます。

 2次会は、Tら~がフェイスブックで見つけたという那覇市東町の大衆カラオケ酒場『ネオ』に移動。グランドオープン前ということで良心的な価格でした。音響機器はいろいろ壊れていたみたい(笑)だけど、楽しめました。数年ぶりに(10数年ぶり?)にポン先生の十八番『大きな玉ねぎの下で』を聴かせてもらいました。いつ聞いても名曲だ~。

 美人ママさん👩にスマホ撮影してもらいました(下写真)。6人しか写っていないように見えますが、笑顔のヤスーンも確かに写っています。8郎ら6人にはハッキリ見えますよ! 3年ぶり、7人の再会です! 

(注)けっしてマルチ商法に成功した半グレ主催の打ち上げではありません。

 ただ、森ドゥのギターが聴けなかったのが残念無念! ギターやアンプが壊れていたみたい。美人ママさん、次回までには直しておいてね。 

 3次会は、森ドゥ推薦のヘビーメタルバー『Dr.FEELGOOD』💀🐍へと。一番喜ぶはずのロックマニア亀さんは、すでに酩酊状態! 8郎も初見のマスターさん(本土からの移住者)とかなり話した記憶はあるのですが、何を話したのかは一切憶えていません(笑)。最近、めっぽう酒に弱くなったという砂吉亀さんは入店直後からソファでいきなりスイッチOFF。金払った意味あるのか~(笑)。亀さんに至っては五分刈りにした頭頂部を誇らしげに見せつけるかのように(こうべ)を垂れる稲穂かな状態です(礼儀正しいですね)。2人とも、もはや介護施設の老人! 帰りがてらオヤジ狩りに合わなかったか心配です。

 記憶がほとんどない3次会でしたが、楽しかったことだけは覚えています。ここで深夜1時半を過ぎ、解散することになりました。グソー(方言で「あの世」)に戻るヤスーンを朝帰りさせたくないので。

 別れ際、Tら~が8郎に何やら封筒を差し出しました。「これ取っとけ」。なんと資金造成の個人的な追加らしいです! 封の中に諭吉さんが見えたので、相応の商品券を渡そうとすると「いらん」と受け取りません。

 8郎は行きつけのBARで1人4次会(もちろん1杯だけ。って早く帰れ!)を済ませて帰宅。自分の勉強机でふらふらしながら封筒を確認すると、Tら~から愛息10郎あてにこのようなメッセージが書いてあるではありませんか!(笑)。

 8郎は息子に自分のような男になってほしいとは思いませんが(笑)、自分のように友達に恵まれてほしいと思います。同じ時を過ごした学校を卒業してから30年たってもこうやって集まり、支えあう友達を、ひねくれ者だった父以上につくってほしいと願っています。

 Tら~、本当にありがとう。この封筒と一緒に、「いらん」と言われた商品券もそのまま保管しているよ。商品券に使用期限はないので、使わないんだったら今度、彼女、母ちゃんや姉弟に譲ってくれ。次の飲み会で絶対に渡します。

 

 以上、友情と老化を大いに感じたマルチ商法、訂正、飲み会でした。永遠に35歳のヤスーンは笑ってくれたかな。きっと大爆笑してくれたに違いありません。

 ヤスーンの幹事を引退した8郎(マルチ商法時除く)ですが、これからも7人の再会が続いていくことを心より祈っています。次はだれが幹事かな。楽しみです。

 みんな、本当にありがとー! 

 また集まろう。

【後記】初老御免で、これだけは言わせてくれ。健康第一!(笑)


梅雨に消えた〝甲子園〟

2022年06月29日 | 学童野球

 愛息10郎の学童野球の〝夏の甲子園〟とも言える夏季大会。その出場権を懸けた市予選準決勝で宿敵MYと対決してきました。結果から言うと、0対11の大惨敗! 梅雨が明ける前に〝甲子園〟出場の夢を絶たれた、という悲しい結果を、梅雨開け☀早々に報告させていただきます。悔しくて、悔しくて、更新が遅れたことをお詫びいたします。※沖縄地方は例年より1日早く梅雨明けしました。

 敗因分析の前に、まずは相手チームを称えたいと思います。相手ピッチャーは前回よりコントロールの質と球速を上げており、この大会にかける意気込みが伝わってきました。実際に決勝でも最強豪のUTも破り堂々の県大会出場を決めていたので褒めるしかありません。うちがやろうと思っていたことをやってのけたのです。相手監督の表情にも「この子たちで勝つ!」という勝利への執念が遠目にもにじみ出まくっていました。

 先発マウンドに上がった10郎ですが、突き指の影響は残っていたようです。事前のキャッチボールから「まだ違和感がある」と口にしていました。8郎は「ここまで来てエースに言い訳は許されない。全力を尽くして味方の反撃を待つんだ」と伝えることしかできませんでした。しかし2連続フォアボールを出し、自らのエラーも絡んでいきなりの3失点。とはいえ2三振を取りもちろん被安打はゼロ。相手打線が打てるようには見えませんでした。それで3失点です。父8郎としては「2回以降は絶対立ち直る。三振の嵐だ」と期待していたのですが、監督は交代を指示。その後のピッチャーN君が連打を打たれ味方のエラーもからんで8失点しても、10郎をマウンドに戻すことはありませんでした。N君は試合後ほぼ熱中症になりかけるなどちょっと危険な状態でした。

 10郎はバッティングで2打数1安打。いずれもぼてぼての内野ゴロ。前回はロケット弾ホームランをかっ飛ばした相手エースの速球を捉えられませんでしたね~。あと1打席あればかっ飛ばしていたと思いますが。。。味方もほとんどヒットが打てず久々の完封負け! あまりの大惨敗ぶりに、まさかの逆転負けを喫したマック杯ほどのショックはなく、表現がしにくいのですが喪失感?チルダイ?のほうが大きかったですね。みんな、もう夏が終わった・・・と感じていたのでしょう。

 敗因はいろいろありますが、表面的な総括としては、突き指、に尽きるでしょう。もちろんエースである10郎が完治までに4週間キャッチボールすらできなかったことが大きいですね。さらに大会前日に正捕手のR君までもが小指を突き指していたことが判明。急遽慣れない5年生R君が捕手を務めましたが、10郎の荒れた剛速球(笑)をうまくキャッチングできていませんでしたし、そもそも即席バッテリーでは息が合いません。もちろん子供たちを責められません。

 また、けがを言い訳にしても意味がありません。

 冷静にフィジカルの面で振り返ると、試合前の午前中に場所を移してまで1時間超の練習をしたことも一因だと思います。グラウンドに戻るころには子供たちにもかなり疲労の色がありました。梅雨の晴れ間という蒸し暑い中での練習を止められなかった8郎も反省しています。10郎も先発マウンドでロージンバックを拾おうとしたら立ち眩みをしたそうです。お母さんたちにも「今日の子供たち元気がない」という印象だったそうです。緊張でなく、ただ体力を消耗していただけだったのかもしれません。

 あと、メンタルですね。何だかベンチと保護者の間には最初から微妙な雰囲気が漂っていましたよ。説明は難しいのですが、大人だからこそのぎくしゃくした雰囲気ですね。どこのチームでもあると思いますが、この試合に絶対勝つという共通の意識を統一して持てなかったように思います(あくまで8郎主観ですが)。人間関係の調整を会長としてできるだけやったつもりですが、力不足だったのかもしれません。反省します。

 以上が、8郎の主観的分析です。あの時のエラーだとか、見逃し三振だとか、そういう問題ではないと思っています。

 そして、間違いなく言えることは、この敗戦を子供たちのせいにしてはいけない、ということです(昭和根性野球ならしてたでしょうが)。子供たちは一生懸命頑張りました。間違いなく戦う前から大人が負けていた、のです。それが8郎としての敗因総括ですね。自省も込めて。

 ということで年3回しかない県大会出場の機会を2回も逃したわがチーム。あとは12月の冬季大会を残すばかりです。もちろんその大会をもって10郎たち6年生も事実上、卒団という形になります。まさに最後の大会です。もうやるっきゃない! 10郎、もう君が相手打線を力でねじふせるしかなさそうだぜ!(笑) 一生懸命練習しよう。ひじと肩を大切にしながら、まずはフォーム固めだね。

 敗戦から2日後に梅雨が明け、沖縄は晴天続きです。出場が叶わなかった県大会のトーナメントも決まり、めでたく出場できたチームらはネットで盛り上がっています。悔しいばかりですが、この気持ちを忘れないように練習のエネルギーにして行こう、と10郎には伝えています。

 

 家庭の事情で野球部に入ることが許されなかった8郎としては、夏の甲子園予選が終わった高校球児の涙(8郎にはうらやましくて仕方ありませんでした)を、ちょっとでも味わうことができたかな、と考えたりもします。それも息子と一緒に! 負けても悔しくても「試合は楽しかった」と言える野球って本当に素晴らしいです。

 

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 気分転換ヒマネタとして、おいしゅうございましたシリーズです。那覇市内のとあるカフェでのパスタランチです。今回別の部署に異動になる上司がおごってくれました。とてもまじめで、この会社では珍しく正義感のある、8郎の好きなタイプの上司だったので残念ですね~。いろいろお世話になりました。新しい部署でも頑張ってください!

 

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 さて、学童野球の話に戻ります。人生の酸いも甘いも経験してきた49歳。苦楽とは見方を変えれば逆の側面を持つ、ということも十分理解しています。この敗戦も見方を変えれば、必ずしもマイナスだけではないということです。おかれた環境を見ると、もちろんプラス面がありました。試験勉強に集中できるということです(笑)。

 県大会に出ていたら、試験勉強クライマックスの7月の半ばまで学童野球に気持ちと時間を奪われているところでした。つまりこの敗戦は、試験の神様が、野球にうつつを抜かしている49歳庶民派サラリーマンのケツを思いきりひっぱたいてくれた、ということにもなるのです。そう考えると、受験生としては大事なラスト1カ月を、試験以外のことに使わなくていいんだと開き直ることもできます(と言っても保護者会としての作業がたくさんあるのですが・・・)。10郎にはホント申し訳ない(笑)。でも、父ちゃんにも戦いの場が待っているんだ! 切り替えなくては戦えないのだ!

 ということで、昨年の反省も踏まえ、TBCの「中小企業経営・政策」の練習問題を2冊購入しました。

 というのも昨年、予備校最大手TACのテキスト・練習問題を10回転をこなし、逆転ホームランを打てる自信の科目として臨んだものの、50点(60点合格)の惨敗という苦い記憶が残っているからです(もちろん合格率7%💀とその年の爆弾科目💣だったのでしょうがないのですが)。あまりにもTACの出題範囲から試験内容が遠かったことから、ネットでは「試験委員会がTAC外しをしている」という都市伝説が広まっているくらいです。あながちフェイクニュースでもないと8郎も感じております。いくら最大手とはいえ1社のテキストに頼るのは危険だということです。TACのテキストと練習問題は昨年に購入し、それぞれ3回転はこなしています。

 どちらにしろ、この科目は爆弾だった昨年より今年の難易度が上がることは想定しにくいので、このTBC2冊まで回しておけば、合格ラインはおのずと見えてくると信じています。2冊で5千円でしたが、自分に対する投資と考えれば安いものです。少なくとも予備校代よりはね!

 あと、2次対策として「財務」だけは少しずつさわるつもりでしたが、7月からはすべて1次試験2科目のみに絞りたいと思います。1次に全集中して、まずは4度目の悲願である「1次試験突破」というゴールに何としてもたどり着きたいと思います。49歳、もう結果を残さなければならないのです。

 

 12歳10郎の〝夏の甲子園〟はあっけなく終わりましたが、49歳8郎の〝4年目 夏の陣〟に向けた闘いはクライマックスそのものです。息子の分まで勝利をもぎ取ってやるぞー🔥 

 応援よろしくお願いいたします。


梅雨の場外ホームラン

2022年06月16日 | 学童野球

 お久しぶりです。梅雨がそろそろ明けそうですね。下写真はわが家の絶景テラスから見た、消えかけた虹です。右側が全体に薄く広まっていて、ちょっと幻想的でした。伝わらない写真ですいません。

 さて、愛息10郎の今年最大のメーンイベントである学童野球の夏季大会市予選が始まっています。4週間の練習自粛期間を経て突き指が完治した10郎、復帰早々の1回戦US戦で、なんと満塁ホームランを放ちました! しかも推定飛距離85㍍の場外ホームランです! 打った瞬間、相手チームの守備の足が止まるほど、そして相手ベンチから拍手をもらうなど圧巻の一撃でした。10郎自身も4週間分のうっ憤を晴らすことができたと思います。両手を高々と掲げたガッツポーズがそれを物語っていたね。父ちゃんと母ちゃんはそれぞれ動画にしっかり収め、職場で毎日見ています。

 2回戦のMα戦もコールド勝ちの圧勝。10郎は父8郎と約束したセンター左への大飛球を放ってくれました。バッティングはもはや無双状態です。県代表クラスのピッチャーでない限り、もはや抑えることはできないと父は見ています。

 そして今週末、ついに運命の準決勝です。夏季県大会出場への資格2枠を争うので、実際には決勝戦より重要な意味🔥を持ちます。相手は、マック杯市予選で10郎が2Rホームラン&好投したにも関わらず、まさかの逆転負けを喫したMY。これも運命ですね。リベンジのチャンスを神様がくれたとしか思えません。このMYに勝って県大会出場を決めて、そこで初めて、あの悔しさを、そしてチルダイを完全消化することができるでしょう。監督は早々に背番号1を与えた10郎を先発に指名したようです。突き指して以後、初めてのピッチングとなるので不安は残りますが、父8郎は10郎に「ここまで来てけがを言い訳はできない。エースとして全力を尽くし、味方を信じて最少失点で戻ってくるんだ」と話しています。

 下写真は運命の一戦に向けて、父8郎がオイルをぬりぬりした10郎のグローブです。決してぐうたら息子を甘やかしているのではありません。この作業こそが、49歳8郎を少年時代に戻し、息子と一緒に背番号1を背負ってマウンドに上がるという妄想をかなえてくれているのです(笑) 8郎にとってはとてもぜいたくな作業なんです。

 運命の準決勝は、また報告いたします!

 

 一方、4度目の挑戦となる資格試験まで2カ月を切った49歳父8郎。勉強が全然進んでいません(汗)。すきま時間を活用して何とか進めているところです。

 息子が4週間の雌伏を経て放った場外ホームランに負けないよう、父も地道な努力を重ね試験本番では4年分のうっぷんを晴らす場外ホームランを打ちたいと思います🔥(といきってみたものの、正直フェンスぎりぎりでも入れば全然OKです。笑)。

 父と息子の熱い夏はもう始まっています。

 早く梅雨開けろ~。