沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

子連れの車中泊@浜比嘉島(後)

2019年03月30日 | キャンプ、車中泊

 車中泊の朝を迎えました。前夜からの強風はおさまり、心地よい波風に変わっていました。港とはいえ、海辺で迎える朝は爽快そのもの。

  父に似て、ねぼすけの10郎はまだ夢の中。

 顔を洗いにトイレへ。無人車両が点在する駐車場でぽつんとわれらがエクストレイル。 周辺に置いていた荷物は何一つなくなっていませんでした。シルミチャーに参拝したおかげでしょうか。

  10郎もやっと目を覚ましました。「一応眠れた」そうです。

   同じ場所で朝飯を食うのも何なので。浜漁港緑地公園に移動。バターを塗ってチーズを置いた食パンを焼きます。公園も名の通り浜漁港に隣接しているので、ルアー釣りの方々がちらほらと入ってきました。

  昨日のアボガドサラダを挟んだだけのサンドイッチです。ベーコンを買うのを忘れたために手抜き朝食となりました。

  当然ですが、10郎からは不評! 「アボガドはいらない」とまで(泣)。

 幸運だったのは隣の野球場を貸し切り状態で使えたことです。キャッチボール、トスバッティングで汗を流しました。きちんと整備されていたので、本来なら事前申請制なのかもしれません。でも楽しかったです。父はふくらはぎと太ももが激しい筋肉痛です(悲)

 うるま市も米軍基地を抱えているからか、米軍ヘリ3機が爆音を立てて通過していきました。

 浜比嘉島を出発します。シルミチャーの神に守られ、無事に車中泊を楽しむことができました。お世話になりました! もちろん、ごみ一つ残していません(魚肉のかけらは落ちてるかもしれませんが・・・)。

 平安座島の名物、壁画ロードを通ります。

 数年ぶりの伊計大橋が見えてきました。海の青に映える橋の赤色が薄まってきているような気が。観光税の一部を当てて塗りなおしていただきたいですね~。

 開放的な伊計大橋もいいのですが、個人的にはその後にくる特長的なトンネル「伊計島洞門」が好きです。コンクリートの打ちっぱなしで無機質でありながら、なんだか古臭い、人間的な芸術性も感じます。西日が入るときはもっと美しいそうです。 

  さて、実は今回の車中泊の旅でビデオカメラも持参しました。「テルさんTV」のような動画が撮れればと思っていたのですが、8郎にそんなスキルはなく、そもそもそんな時間的余裕もありませんでした。しかし、10郎が撮影した動画がいい味を出していたのでアップします。ほとんど知識のない8郎が編集。初めてネットから無料BGMをダウンロードし、活用しました。それだけで雰囲気が全然変わる~。動画と音楽の力ってすばらしいですね。8歳の手ぶれ御免、臨場感だけ味わってもらえれば。 

 こちらです!

【伊計大橋ドライブ】

 手振れを押さえようと頑張る8歳カメラマンでした。

 

 島に入ると、次回(いつになるか分かりませんが)の車中泊候補地でもある伊計漁港を視察。島に囲まれた穏やかな雰囲気の島でした。 

 島の北に向かうと、ヒマワリ畑に遭遇。

 かつてビッグタイムリゾート伊計島だった施設はリゾートアイランド伊計島に変わっていました。いつか利用してみたいと思っている施設です。

 名残を惜しみつつ、伊計大橋を渡ります。さようなら~。

 前編でも書きましたが、沖縄はもう、春というより初夏です。うりずんです!

 あまりの気持ちよさに、10郎が「お母さんにも見せてあげたい」と父のアイパッドで激写。デパートでは必ず新しいおもちゃがほしいとぐずるようですが、母を思う優しい心を持った息子です。

 こんな自撮りも。出た!ネズミ小僧! ところで君の両サイドの歯はいつ生えてくるんだ?(笑)

 せっかくだからと「道の駅あやはし館」に寄り道することに。海中道路反対側の駐車場にエクストレイルを止めました。絵葉書のような光景がありました。太陽さえ出ていればワイキキクラスの景色となるでしょう。


 台風の影響か、アーティスティックな植栽も。

  SUP(スタンダップパドルボード)を楽しんでいる人もいました。気持ちいいでしょうね!

 高架橋の上で愛息を撮影。どんどんお兄ちゃんになっていく君がまぶしいなぁ。 

 そうそう、この高架橋の上であった、父と子のやりとりを、親ばか御免で記させてください。

 10郎に「今回はお父さんの提案に付き合ってくれてありがとうな」と言うと、「付き合ってあげたんじゃないよ。俺も楽しかったんだよ」と言ってくれたのです! 父は涙がちょちょ切れそうになりました。ついでに「エクストレイルにも感謝だな」と振ると、「エクストレイルも俺たちと一緒で楽しかったはずよ」という切り返し!

 8郎は今回の車中泊を実行して本当によかったと思いました。

 

【閑話休題】以前ご紹介したYOUTUBE『孤独の車中泊』で驚きのニュースです。最新号でなんと、日本を代表する大企業(最近変な意味で代表してますが・・・)日産が協賛しているのです! エクストレイル愛が伝わってきます。リンクしておきますね。

【テルさんTV特別編】日産エクストレイルでついに九州へ!【拝啓、大人になった少年達へ!】  

 

 ところで、当ブログ『沖縄 8 Scene』にも協賛してくれる企業さんはいませんか~。ジェフ・ベゾスさん、似ているつながりで、よろしくお願いいたします(笑)。

 

 さて、ブロガー8郎家に話を戻します。高架橋を降りて、あやはし館に到着しました。

 かつて沖縄本島中南部と北部を結んだ交易船「マーラン船(または山原船)」などが展示されている「海の文化資料館」(無料)に入りました。出迎えたガイコツの案内人と記念撮影。

 大きな舵に10郎もびっくり。

 マーラン船の中も観察。昔の船乗りにとって船とは、命と生活を預けた最強の相棒だったことでしょう。

 操縦室もありました。

 2003年開館というこの資料館は無料というには、かなり中身のある施設です。みなさんもぜひ。 

 アボガドサラダサンドイッチを完食しなかった10郎の小腹を満たそうと、施設1階のパーラーでモズク入りたこ焼き(550円)を食べることに。10郎が「モズクが入っていないやつがいい」とKYなことを言うので、一応店員さんに聞いてみましたが、悲しそうな顔をした(当然)ので、「入っているやつでいいですよ」と注文。食べてみると、タコも大きくて、衣にカリカリ感もあるグレードの高い一品でした。550円が安く感じます。10郎もかぶりつきます。猫舌父子は中身の熱さに涙を流しながら、完食しました。

 もっと地産地消に貢献しようと、モズク天ぷらも買ったので、景色のいいベンチでいただきました。 

 帰り道で、昨日に続きキンタコさんへ。妻へのお土産を買うためです。すでに行列ができており、20分ほど待たされました。人手不足でお店も大変でしょうね。  

 帰りの道中、爆睡する10郎です。2日間、付き合ってくれてありがとう! 

 帰宅して、距離メーターを確認すると、110㌔。思っていたより走っていませんが、沖縄にはこんな近くに、いろいろな場所があるということです。

 今回の車中泊を通して、息子の成長、愛車の大切さ、そして父子で過ごす時間がいかに充実しているかを実感しました。これから夏場に向け気温も急上昇するので車中泊は難しくなりますが、タイミングが合えば機会を増やしていきたいものです。息子の成長があまりにも速すぎるもので。 

 チビ助、君がチビ助でいる間に、また行こうな!

 以上、「子連れの車中泊」でした。


子連れの車中泊@浜比嘉島(前)

2019年03月28日 | キャンプ、車中泊

 念願の車中泊を愛息10郎と二人で楽しんできたので、前・後編の2回に分けてお届けいたします。従来のカテゴリー「キャンプ」を、これから増えていくカテゴリーであることを願って「キャンプ、車中泊」に拡大し、今回の記事もそこに含めています。

 今回の車中泊に備え、備品を買いましたが、中でも100円ショップを活用しました。サンシェードやランチョンマットなどのほかに、実際にはあまり役に立たなかったのですが、LEDミニランタンも1個100円です。

 購入から7年目を迎える愛車エクストレイルT-31。海中道路の高架橋から撮影。わが車ながらかっちょいいっす~。今回の旅はまさに君がいなければ成立しなかった。これからも我が家にとって最高の相棒でいてくれ。

 さて本題です。

 自宅を出発したのは、午前11時前。愛息10郎は初めて助手席に乗りました。早速、漫画本を手にします(笑)。おい、アウトドアを楽しむんじゃないのか。

  荷物は最小限にしたつもりだったので、こんな感じに収まりました。しかし、車中泊旅を終えての反省点ですが、これでも過剰搭載でした。父子が車中に寝るスペースを確保するためには、ほとんどの荷物を運転席か助手席に収納し、それでも入らないものは車外に置くことになるからです。今回は集落近の場所だったので盗難等の心配はありませんでしたが、次回からは意識しなければなりませんね。イスは不要かな。

 自宅マンションを出発し、まず向かったのは、昨年のグラキャンでも利用した浦添市屋冨祖の「中央ミート」さんです。

  ガラスケースにはいろんなお肉が陳列されていました。その中から、ロース肉Tボーンを購入しました。ともに200㌘で計1400円程度。

 店主さんから飴玉をもらった10郎です。やったね。

 この店の人気商品メンチカツ(70円)です。お肉たっぷりでおいしゅうございました。衣と肉の分離感ががちょっと安っぽいのですが、70円なら安いものです。しかし、愛息は「おいしいともおいしくないとも言えない」とのこと。どんだけグルメだばー。

  そんな8歳坊やは、泡瀬付近まで来る頃には、ご覧のように爆睡。まだまだ、かわいいもんですね。 

 数年前に夜釣りの経験があることから野営地の候補の一つだった南原漁港も見学。駐車場が広いのと静かで落ち着いた感じがいいのですが、この日は、近くの養鶏場か養豚場からと思われる臭いが漂っていて、早々に撤退を決めました。

 第一候補の浜比嘉島へ向けて再出発です。海中道路に入る手前にあるキングタコス与勝店でランチを買いました。 

 店のドアにはこの表示。どこも人手不足なんですね。客は来るのに従業員が採用できず店を閉めてしまうケースが実際にあるようです。早く新しいスタッフさんが見つかるといいですね。

 海中道路に入ると、色とりどりのカイトサーフィンの景色がありました。みなさん、初夏の海を楽しんでいました。

 ランチを食べるため、まずは平安座漁港で休憩。浜比嘉大橋を背に記念撮影です。10郎も完全に目が覚めました。

 島を眺めながら父子で1つのタコライスを食べました。10郎が7割食べた(驚)のですが、予想以上においしゅうございました。サルサソースも合いましたね。野菜が一切入っていないことだけが気になりました。。。

  浜比嘉大橋を渡り、浜比嘉島へ向かいます。あいにくの曇り空ですが、高さのある橋なので海風が流れ込み、気分爽快です。

 島に到着。古き沖縄の風情が残る集落内を安全運転で走行。昭和生まれの45歳にとっては心落ち着く懐かしい光景でした。

  集落内を通り抜けたのは、シルミチャーというパワースポットにお参りするためです。付近の気配も神秘的です。 

 神のパワーなのか、木の根元も尋常ではありません。

  さらに進むと、沖縄とは思えない厳かな雰囲気を漂わせた鳥居が現れました。 

  記念にと愛息10郎お得意のジャンプをしてもらいました。

  しかし100段余ある階段を登り切ったあとは、多少つかれた様子。 

 パワースポットのメインである鍾乳洞に到着。車中泊の無事と夜釣りの釣果を願いました。

  しかし、お恥ずかしいことに写真を撮るだけで、さい銭を入れるのを忘れてしまった無粋な45歳です。そのあだが釣果に反映されることになるとは。。。

 集落内を引き返し、野営地に選んだ浜比嘉港に到着。向こうの防波堤には釣り人の姿がたくさん姿が見えましたが、駐車スペースには数人。おかげで一等地?に車を置くことができました。

 リアウインドウからすごそこは海。

 さて、社内をフルフラットにして、マットを敷くと、あっという間に男の隠れ家の完成です! 早速くつろぐ10郎。

 波の音を聞きながら、漫画の続きを読みます。こんなぜいたく、車でしかできません。

 今回は車中泊ということもあって、手がくさくなるのを嫌い、えさは魚肉ソーセージと缶詰めの貝だけにしました。目の前の岸壁から簡単垂らし釣りをセットしたところで、父8郎は早速料理。『テルさんTV 孤独の車中泊』の影響で購入したスノーピークのまな板セットを初めて使います。ペティナイフは軽くて短いのですが、切れ味はよかったです。 

 

 こういう調味料があったので100均で買っていました。

 オリーブオイルと混ぜて使います。おいしそう!

  野外料理で必須の水タンクも忘れません。

  サラダを作ったあとは炒め物に移ります。海風が強いのでイスを倒して防風対策。愛用しているスキレットをガスバーナーで熱します。

 ポテトとエリンギを炒めたのですが、ポテトは硬い仕上がりで失敗となりました。

 そのとき、垂らしていた竿がぐぐっとしなっていることに気づきました(今回鈴もつけていなかったので気づくのが遅れたのです)。あわてて10郎を呼び、引き上げます。10郎が「僕がやりたい」と言ったのですが、一匹目だけは何としても釣り上げたかった(笑)ので、父が釣り上げました。

 30㌢ほどのボラでした。外道ではありますが、釣れただけよかった。優しい心を持つ10郎が「海に返してあげようよ」というので、リリースすることに。チンやガーラだったら刺身にしていましたが。

 えさの魚肉ソーセージは3本用意していたのですが、まず1本をたいらげた10郎が、残り1本を惜しみなく撒き餌に使ってしまったので、釣りは夕方には終了しました。満潮の午後9時半ごろの夜釣りが最大の楽しみだったのに~。まぁ、風も強くなってきたので、どちらにしろ中断していたでしょう。

 野菜の補給と料理の彩りをつけるために、パプリカ、ピーマンも炒めます。

 料理合間の一人晩酌に久方ぶりのバドワイザー。さっぱりしてて飲みやすかったですね。ところで、えさとして買った缶詰の貝は、半分以上が8郎のつまみとなりました。夜釣りができなかった理由の一つです。息子より父の罪が重そうです。

 ついに主役の登場、牛ロースです。一枚約700円!

 今回の車中泊のために購入した数あるアイテムの一つ、スレートプレートランチョンマットで、おっさんなりのインスタ映え感を演出(インスタには上げていませんが)。いずれも100均です。

  車内は荷物もあって狭いので10郎だけの特等席にしました。チビ悪代官のおな~り~。

 父は続いてTボーンの焼きに取り掛かります。

 ジューッと、これまたおいしそう!

 10郎も骨をしゃぶるかのように味わいます。牛さんの命に感謝だね。食べ終わるころには外も暗くなってきました。

 とてもおいしくいただきました。

 さて、満腹になったところで車中泊の準備です。夜釣りを断念したこともあって、海に近い場所からトイレに近い場所へと移動しました。島民の方が清掃してくださっているのか、とてもきれいなトイレでしたよ。下写真は明るいうちに撮影したものです。 

 車内に収納できない荷物を車の脇に置いて、二人が寝るスペースを確保。寝る前の読書タイムです。8郎は直木賞の『宝島』1冊を持ってきました。しかーし! 40代後半男性にとって読書の一番大事なお供であるはずの老眼鏡👓を忘れたために、1ページ読んだところで断念! もう年ですね(泣)。完読するのはいつになるやら。

 海風は強く、車も少々揺れましたが、テントなどと違って、車の安定感は抜群。頼もしさを感じました。それでも外は真っ暗だけに多少の不安もあったのか、10郎はなかなか寝付けず、デザートのチーズケーキをいただくことに。

 

 真っ暗なはずが1時間もたつと月明りや街灯のせいで辺りを見渡せるくらいに目が慣れました。満月🌝が時折雲間から顔を出してくれたので、幻想的な天体ショーを拝むことができました。手持ち撮影の写真ではなかなか伝わらないのが残念です。10郎の記憶に残ってくれたかなぁ。君が幼い間に沖縄のいろいろな美しい景色を見せてあげたいと思っています。

 

 結果的に10郎は寝るまでに3回トイレに行ったので、近いところに駐車していて助かりました。 

 しばらくおしゃべりをしながら起きていましたが、マットと毛布にくるまれた温かさに、午後11時ごろには父子ともに眠りにつきました。

 ただ、遠くの漁港に来て車で肉を食っただけ、と言われればそれまでですが、エクストレイル1台あれば、こういう楽しみ方もあるんだと知った貴重な1日でもありました。

 続きは(後編)で! 


イチローから学んだ

2019年03月24日 | 10郎

 日本中の野球ファンが昨年から心の準備をしていましたが、3月21日、ついにその時が訪れました。

 イチロー選手、引退表明です。翌日の地元紙でも一面トップの扱いでした。

 8郎にとって同じ年のイチロー選手は、少年時代のヒーローというわけではありません。ただ、8郎も野球選手にあこがれていただけに、常にその存在、活躍を意識してきました。年間210安打の当時の日本記録、7年連続首位打者などの実績を重ね、史上初の4割打者誕生かと思っていたところ、突然のメジャーリーグ挑戦。細い体ながらメジャーでも年間安打262安打、ギネス認定の日米通算4367安打など世界記録を次々を打ち立て、世界を代表する野球選手となりました。時代が違うとはいえ、プロ野球選手が積み上げた実績としてONを超えた、と思うとります(王さんの868本のHR記録以上に価値があるのではないでしょうか)。まさに8郎ら第2次ベビーブーム世代👶の誇りであります。第2回WBC決勝での韓国戦は、大事な仕事中にも関わらず、一人車の中でラジオで実況を聞き、センター前の決勝タイムリーヒットに興奮したものです。

 それだけに、引退表明は一ファンとして寂しい限りです。

 しかし、体を酷使するプロスポーツの世界で45歳まで現役を続けたというのは、安打数の記録とは別に、これまた大きく評価されることでしょう。サラリーマン社会でいうと、70歳でも現役バリバリだったというところでしょうか。ジリー(方言で同い年)の8郎も、イチロー選手の向上心を見習い、まだまだ自分を鍛えていこうと思います。

 イチロー選手、28年間、本当におつかれさまでした。ジリーの背中からいろんなことを学ばせていただきました。 

 

 そんな国民的英雄イチロー選手が引退した2019年。浦添市の「市技」ともいえるハンドボールに心が移りかけていたジューロー(10郎)という少年も野球への関心がぶり返してきたようです。

 ある休日も公園でキャッチボールがしたい、というので付き合うことに。キャッチボールをしてみると、ボールが速くなり、なんといってもキャッチングの成長が見られました。キャッチボールの経験を重ね、向かってくるボールが怖くなくなってきたようです。

 いつもながら、ほっぺに力が入っているところだけは、いっちょ前です(笑)

 フェンスを利用しトスバッティング。打つ方はまだまだかな。フルスイングでも、頭を動かさず、最後までボールを見切るんだ。そもそも、素振りを繰り返さなきゃ、自分の形を作れないぞ! と、スパルタおやじ参上。

 周囲の友達がハンドボールで盛り上がっているのでそこに加わりたいが、野球も捨てがたい。そんな迷える8歳の心境を父は分かっているつもりです。でも「迷う自由」って、とても恵まれているということを忘れないでほしいな。迷うことすら許されない子供たちは世の中にいっぱいいるからね。

 あと数日は日々流れるであろうイチロー選手の全盛期時代の映像から何かを受け取ってくれたら、永遠の野球小僧の父としてはうれしい限りです。まぁ、最終決断は本人の選択にまかせますが。ただ、人生の先輩として、息子の最終決断の前に父から言えること(何度も言ってますが)、それは、野球ほど素晴らしいスポーツはない、ということだけです。

 

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 さて、80㌔台の世界を卒業したはず(恥)の男から、恥ずかしげもなく、おいしゅうございましたシリーズです。

  浦添市の大平インター近くのとんこつ系ラーメン屋『昇家(しょうや)です。深みのある豚骨スープとチャーシューがおいしゅうございました。たただ、とんこつの臭いが強すぎて、妻は帰宅後も髪の毛に臭いがついていたそうです。8郎にそんなことはありませんでしたが・・・。笑うとこ、笑うとこ。がっつり男性向けの店ですね。

 お次は、遅れたホワイトデーということで、妻をおしゃれなレストランか焼き肉にでもと考えていたところ、市内教育機関の卒業式、修了式とドンがぶりし、どこの飲食店も満席だったためにやむを得ず入った(謝)、浦添市内間のラーメン屋『一光』です。以前もご紹介しましたが、メタボ系なれど味はしっかりしています。妻チェックによると「厨房がきれいだった」とのこと。この日は「焼き肉とオムライスのコンボ。ラーメン付き」(850円)で満腹に。卒業したはずの80㌔の世界に再入学です(情けない!)

 なにがあっても、イチロー選手のように70㌔台に戻るぞ!(笑)

 

 イチロー選手の現役生活だけでなく、万人共通で今年度もそろそろ終わります。愛息10郎も小学校3年生に進級し、妻も新しい試験をどんどん受けていくと気合を入れています。8郎も46歳になる今年、新しい部署で新しい力を得るために、毎日を生きていきたいと思っています。

 朝日が美しい! 3月の絶景テラスで、新たなスタートを誓った8郎家です。


男の隠れ家

2019年03月20日 | 食事処&飲み屋

 3月は天気の変化が激しく、副鼻腔、頭痛に悩まされる日が続いています。みなさんはどうお過ごしですか?

 さて、今日のテーマは「男の隠れ家」です。

 業務上のお付き合いもあって、2週間に1度のペースで通っているバーがあります。ここは8郎にとってのしーぐゎ(隠れ家)の一つなので店名は言えません。お酒を2杯、オーナーに1杯おごって、ひとときを過ごすのが帰宅前の癒しです。

 この日はビールの銘柄を間違って注文してしまいました(悲)。外資ファンドにM&Aされることになった地元企業。一県民として寂しい限りですが、膨大な補助金に相当する減税措置を何十年も受けていたので至極当然の結果だと、冷めた目で見ている自分もいます。外資に買われても「地元のビール」をうたうのでしょうか。2杯目はサッポロ黒ラベルにチェンジしました。

 ところで、この店では那覇市内の有名カフェの公認ハンバーグ(800円)が食べられます。このコラボはオーナー同士が友達だから実現できたそうです。男子で嫌いな人はいないハンバーグ、まさに男の隠れ家に必須のメニューです。

 この店では関連業界に勤める女性や、建設業界を引退された仙人のような雰囲気を持つ白髪白髭の男性ともお友達になりました。白髪白髭の男性からは葉巻を一本いただきました。大人の男の隠れ家には、新しい出会いもあるのです。みなさんもぜひ…と言いながら店名を明かさないのは何なので、まさに「隠れ家」的な意味合いを持つ店名、とだけ記させていただきます。

 

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 おそまきながら本題です。

 最近YOUTUBEで非常に面白い動画シリーズを見つけたので、ご紹介します。その名も『孤独の車中泊』。その世界ではかなり有名なシリーズだそうです。まずはご覧ください。 

 

 「テルさん」という神奈川県在住の既婚サラリーマンが製作しているようです。本人は料理をするときだけの手しか出てきません。年齢不詳ですが、推測すると少なくと40~50代だと思います。画面に映る手にしわがなく、意外に若いとも想像できるのですが、読んでいる本や音楽の時代考証を踏まえると、8郎よりずっと先輩感があります。

 内容は、仕事につかれたサラリーマンが週末、愛車とともに辺鄙な場所へ一泊一人車中泊旅🚘に出る、というストーリー仕立て。プロが撮ったかのような、しっかりとした構図と高画質。そこに流れる誌的なテロップと、乾いたアコギのBGM。そういう素材を見事にまとめる編集力。完成度の高いユーチューバーさんです。さらに、車内で作る一人飯のシーンが楽しそうで、美味しそうで。現代社会でストレスを抱えるサラリーマン層を癒し、週明けからの元気を与えてくれる、そんな番組です。コメント欄を見ると就寝前に見るファンが多いようです。

  8郎がこの動画に引き付けられた一番の理由は、車中泊にエクストレイルを使っていることでした。8郎が7年前に購入したときも、車中泊して沖縄のあちこちに釣りに出かけることが夢でした。しかし、現実的にそんな余裕はなく、これまでに車中に泊まったのは一昨年の大晦日の一度切り。いつか、と思い続けているうちに、この動画に出会ったのです。テルさんの動画が、とは男にとって最高の隠れ家であり、そのまま、ちょっとした現実逃避行に連れて行ってくれる最高の相棒だということを教えてくれました。  

 できうるちに、できることをやっておきたい。最近、よくそう思うので、車中泊にも挑戦してみたいと思いました。 

 ということで、感化されたおっさんは、早速、テルさんが使っているスノーピーク製まな板ナイフセット(5000円程度)など3点セットを、得意のアマゾンで買ってしまいました。スノーピークとは、新潟県燕三条市で金物問屋として1958年に創業したジャパンブランド。今や世界的なアウトドア用品メーカーです。

 木製のケースは裏返すと立派なまな板に変身!かっちょいい~。 ペティナイフも元金物屋さんが作っただけあってか、切れ味抜群です。

 まな板の裏にはゴムがついており、固定感もばっちり。 

 また、ペティナイフをはめるくぼみには磁石があり、ナイフの落下を防いでくれます。

 あとは、8郎がどれだけの料理を作れるのか、だけですね(笑)

 アルミ製の折り畳みテーブルはたたたむとこのように袋に収納でき、保管場所もとらなくてすみます。

  コーヒーカップはこれまたスノーピークで材質はチタンです。ビンボー育ちなので、チタン製のアイテムは人生初かもしれません(笑)。軽い上に、強度は鉄の2倍、アルミの3倍です。もうカップを買うことはないでしょう。

  そして車中泊に欠かせない寝具マット(コールマン製7500円程度)も購入。折りたたんで袋に収納できるので便利です。幅は130㌢程度で、大人と子供なら十分な広さです。二つに折れるので、一人寝だとなおフカフカになります。 

 このバルブを開けると自然に空気が入り膨らむのだとか。しかし、そんなに膨らんだ感じはしませんでした。厚みは2㌢程度。

 早速、今回の車中泊の相棒を務めてもらう愛息10郎に寝転がってもらいました。8郎も隣で寝てみましたが、意外に広々。あと2年くらいは父子2人で寝れそうです! 旧型T31エクストレイルのフルフラット機能が最大に発揮されるシーンです。着脱式の後部座席を外すと190㌢超の奥行ができるので、8郎でも十分眠れます。買ってよかったぁ~。テルさんが乗っている新型T32にはこの機能はありません(斜面ができてしまいます)。旧型T31、最高!

 

 本当は全窓のサンシェードも買いたかったのですが、3万円近くするので、いったんペンディング。今回までは新聞紙やタオルなどで対応しようと思います。

 「息子と隠れ家、車中泊で」。いつか実行できたら、またご報告させていただきます!


卒業 80㌔の世界

2019年03月16日 | その他

 県内の学校で卒業式が相次ぎました。期待と不安に包まれた若者たちの新たな旅立ちを応援したいものです。

 さて、いきなりですが、個人的にうれしいニュースから。 

 少なくとも十数年ぶりとなる世界に戻ることができました。体重です(笑)。

 78㌔台に突入したのです! 振り返れば、入社3年後当たりに、特別プロジェクトチームに配属され、会社一厳しいと言われた先輩と二人きりでハードな仕事をさせられたプレッシャーから76㌔まで落ちて以来となります。その後ほぼ80数㌔で歩んできた人生。名護勤務時代は人生MAX87㌔もありました。79㌔台までは何度か踏み込みましたが、直後にリバウンド。体質的に一生80㌔台の世界の住人なのだろうかと、減量を何度もあきらめかけました。

 幸運にも今回減量できた原因は、年度末の仕事が忙しく昼飯を食う時間がないだけでなく、2,3日風邪をこじらせ、体調を崩していたことも挙げられるでしょう。残念ながら努力だけではありませんね。でも体が軽いのは、やはりうれしいものです。なんといってもお腹周りがスムーズ! 業務中はそれだけでかなりのストレスフリーです。

 この勢いで75㌔台を目指して、体調管理を続けます!

 

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 富士山巡りツアーから帰ってきた妻方のじいじばあばが、10郎にイチゴをプレゼントしてくれました。その巨大さにびっくり。この写真では分かりづらいですが、2枚あとの10郎との比較でご想像ください。大き目のギョーザサイズはありますね。大きすぎて気持ち悪かったのですが、味は通常のよりおいしいという更なる衝撃! 通常イチゴの存在価値を一気に消してしまうかのようなインパクトでした。

 愛息10郎もこの驚き! 驚きの顔が幼児から少年に移行(笑)してきて楽しい限りです。肩車、おんぶをしなくなって、どれくらい立つかなぁ。8郎が親ばかを卒業できる日は来るのかなぁ。

 永久歯が生えそろうまでの期間限定ねずみ小僧も一枚押さえたのでUPします。来年あたりにはハーモー(方言で歯がない人)を卒業しているかな。それにしてもすごい目だな! 主役はイチゴのはずだぜ。

 そんな愛息ですが、年度内で、数年来続けてきた空手と水泳を卒業いたします。新しい団体競技への挑戦と学業にもっと力を入れてもらうためです。でも、幼少期に空手と水泳で得たものは大きいと感じております。少年時代に何一つ好きなことができなかった父の思いを受け止めてくれたかな。

 

 さて、現役世代をほぼ卒業し、シニアライフを楽しんでいるじいじばあばの生き方にリスペクトしながら、8郎も巨大イチゴを美味しくいただきました・・・。おっと。どんなにおいしいものが目の前にあっても、二度と80㌔台には戻らないぞ、二度とな! 今日で80㌔の世界を卒業したのだから。

 今日はこれにて。


絞り込む3月

2019年03月03日 | スキルアップ

  もう3月です。早いっす。

 久しぶりに妖怪カオナシに扮した愛息10郎も、日が経つ速さに驚いたのか、あんぐりと口を開けたまま(笑) おい、君も3年生になるまで、あと1カ月もないぞ。野球かサッカーか、それともハンドボールのどれか決めたのか!? 空手はどうするんだ? そろそろ絞っていかないと、間に合わないぞ。

 おっとりした性格の10郎にも喝を入れていきます!

 

 さて先日、名護市で業務を終えたあと、いつもエネルギッシュな同僚と初めてメキシカン料理店『ジャンバルターコー』に足を運びました。この店は10数年前からあるそうですが、3年間の名護市勤務もある8郎、全然気が付きませんでした。この通りも何度も通ったのになぁ~。相当仕事に集中していた、ということにさせてください。

 同僚の勧めで「チーズタコライス」Mサイズ、ドリンクセット(930円)注文。野菜が一切入っていません(トッピング可のようです)。タコライスは通常ひき肉ですが、この店は看板にあるようにもともとローストチキンが専門らしく、鶏肉でした。たんぱく質補給にはいいでしょう。サルサソースもおいしく、十分満腹になりました。 同僚はLサイズを8郎よりも早く完食。成人病に気ぃつけなはれや!

  コーヒーもおいしいお店でした。

  ところで、高カロリーメニューを見せたあとではありますが、8郎は最近、暴飲暴食を控えていることもあり、なんとか70㌔台が目前に見えている状態です。新年度からは、長年夢破れ続けてきた70㌔台の生活を実現したいと思っています。70㌔台になると本当にベルト周りが楽で体も軽くなります。食事も運動も効果的に行い、絞っていきます!

 

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 さて、絞るといえば、資格試験の科目です。ここから先は不人気カテゴリーなので、興味のない方はページアウトください。 

 8月の試験までもう5カ月しかありません。今年2か月の勉強量が80時間とすでに計画倒れ(恥)。1次試験の目標の通算1000時間は絶望的です。ぎりぎりまで逃げずに全7科目合格を狙って頑張ろうと思ってきましたが、戦略に根性論は危険です。ということで、今年合格を狙う科目を絞ることにしました。戦略立て直しです。

 下写真は活用中のテキスト。7科目って大変ですよ~。いつかも書きましたが、大学受験より多い科目を40代後半で働きながら勉強しなければならないのですから・・・(自分で選んだ道なので言い訳無用!)

 まず、絶対合格を狙う科目は5つ「経済学・経済政策」「財務・会計」「経営システム」「経営法務」「中小企業経営・政策」です。

 特に2回目の受験となる「経営システム」、そして昨年地雷科目💣となった「経営法務」は、絶対に落とせません。同じ科目を2回も落ちたくありませんし、今年の「経営法務」はほぼ間違いなく地雷から外れるので難易度が例年並みに戻るはずだからです。この2科目は、一番の暗記科目とされる「中小企業経営・政策」とともに、残り5カ月暗記に力を入れます。7科目のうち2大難関科目とされる「経済学・経済政策」と「財務・会計」は時間をかけてきた科目でもあり、過去問だけでなく他書籍も読むことで、理解度が高まってきています。順調にいけば6割はいけそうです。ただ、得点源にしたいので6割取ればいいということにはなりませんが。 

 写真にはありませんが、8郎の努力の結晶と言える「単語帳」は全7科目で計10冊書き上げています。最終的には20冊近くなるのではないでしょうか。それらも活用していきます。

 ところで、地雷科目💣のことを忘れてはいけません。今年の地雷科目が上記の3科目のどれかに含まれる可能性もあるわけです(「中小企業経営・政策」は唯一地雷を仕込まれない科目のようです)。そうなると、どう頑張っても1科目は落とす可能性が高くなります。こればかりはどうしようもないので考えてもしょうがありませんが。

(注)地雷科目の恐ろしさとは、例えば昨年の「経営法務」でいうと、法律マスターである弁護士が受けても6割取れるかどうか、というレベルのようです。つまり合格率の調整のために、誰がどう頑張っても合格点にはほとんど届かないくらい意図的に難化させている科目が毎年1科目は設置される、というわけなのです。

 そして、恥ずかしながら今年捨てざるを得ない科目は「企業経営理論」「運営管理」2つです。主要3科目のうちの2科目となります。2科目ともWEB講座をすべて視聴し、暗記カードもつくってきたので、今更捨てるのは惜しいのが本音です。ただ、暗記量が膨大なのと、2次試験との関連が深いので、2次試験を99%受けないであろう今年は捨てることにしました。今年の試験後に再開します。これまでに積み重ねてきた努力は後からきっと役に立つ、と信じて。ということで、ほかの受験生には申し訳ありませんが、今年の地雷科目がこの2科目であることを願います(笑)

 最大の山場である2次試験は来年一発合格を狙います。メーンの2次試験をストレートで受かる人は中々いないようですが、論文試験は苦手ではない自分の長所を踏まえ1発合格を目指します。万一だめでもその翌年につながるでしょう。そのころ48歳になる8郎が閑職にい続けているとは限りませんので、そのためにも2020年で1次試験7科目を絶対合格しなければならないのです。

 戦略を立てることで、やることも明確になってきました。微修正する可能性はありますが、大きな羅針盤にしたいと思います。

 絞って、絞って、絞り込みます。体重も勉強科目も。今日はこれにて。