沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

ディープ・ブルーな展開に!

2007年08月30日 | 食事処&飲み屋

 OFFだった今日、ハチロー夫妻はシーサー美浜店に行ってきました。妻のラッシュガー ドを買うためです。今年の夏休みの西表・石垣旅行に向けての準備です。泳ぎのできない妻ですが、せめてバラス島シュノーケリングと、シーカヤック&トレッキングくらいは経験してもらおうと、まずは外見から固めに入りました。ヘリーハンセンのラッシュガードと、SEA PEOPLEのパンツ、軽9,000円相当の買い物でした。

 ランチは、かねてから妻が行きたがっていたCAFE&レストラン「グラン・ブルー」へと。Photo_329北中城村屋宜原(やぎばる)のEMホテル・コスタビスタの近くにありました。もともとは米軍人の住宅だったところを改装したところで、太平洋、東シナ海が(ギリギリですが)両方とも見渡せる素晴らしい場所でした。戦後の荒廃の中で、米軍人らが競って、オーシャンビューの土地を略奪、自分らの保養所を建てた名残ですねぇ・・・。ハチローは牛スジ肉の赤ワイン煮込みを、妻は海老ブロッコリーのパスタを注文(右写真。ともに1500円程)。品ごとが出てくるのが遅い、という不満はありましたが、は柔らかくて絶品でした! 

 手軽なフレンチ料理で、ゆっくりとした時間を過ごしたい方は⇒「グラン・ブルー」についてをご参考に。

 さてさて! 昨日、新バディモーリーを捕獲したハチローのダイビングライフをお伝えしましたが、業務の方が急な展開を見せました。以前から挑戦したかった辺戸岬ドームPhoto_330イブが実現することになったのです!!  しかも何と明日です! バディは同僚のシモG。辺戸岬ドームといえば、日本で最初に発見された海底鍾乳洞。しかも原始人が住んでいた跡もあり、新種のコオロギも発見されているまさにダイバー垂涎の神秘のポイントグラン・ブルーを超えるディープ・ブルーを体感できることは間違いありません!(真っ暗なだけ?) 業務のためプレッシャーも相当強いのですが、ルーティン作業をちまちまこなしているよりはずっとマシです(笑)。頑張ってこようと思います。その模様は、疲労の度合いによりますが、明日以降にお伝えできればと思うとります。

 左写真は夕立で現れた。ベランダから撮影。ハチローの明日を祝う栄光の懸け橋ということにしてください(古!)。


バディ候補第1号 かめーました

2007年08月29日 | その他

 昨日は皆既月食が見られたようですね。ハチローは興味がなかったのと、長時間労働 で1時間弱の睡眠だったのもあり、観察しようとはとても思えず、8時ごろには布団の中に入りました。NHKが北海道から生中継していましたが、全く面白くない映像でしたなぁYuuyake_tate(笑)。でも夕焼けがあまりにも赤かったので、寝る前に一応、ベランダからパチリ(右写真)。何だか、秋を感じる、というより不吉な前兆のような色でしたねぇ。何もなければいいですが・・・(笑)。

 さて、ハチローの以前からの課題である「バディ探し」なんですが、本日めでたく第1号候補をかめぇーました(方言=捕まえました)。師匠ヤスーン!の帰沖は年に2度。その間、一人でばっかり潜るのも寂しく、バディがいないことで回数が伸びなければ、ダイビングスキルも落ちてしまいます。また水中撮影のモデルをお願いするのもガイドさんではなかなか通じないものもあり、気心の知れたバディはどうしても必要でした。と言っても、周りのどぅしぐわぁたぁにはCカードを持っている人物はおらず・・・。うちなんちゅにとっては「びーちぱーりぃー(ビーチパーティー)をするところ」でしかないのです(汗)。

 しかし、そんな中、二人だけはいました。何度か当ブログにも登場しているKINKO(と言っても彼は島ナイチャー)。そして残念ながら、ダイビングよりはカジキ釣り、パチンコ、コンパに比重を置きたいとのこと、であきらめました。

 残された貴重な一人は、会社で見つけた男です。その名はモーリー。ハチローより一つ年下ながら入社が先なのでハチローの先輩になるという(業務中は“さん”付けで読んでいます)微妙な同僚です(笑)。3年前までは同じ部署仕事をしていた仲です。真面目でおっとりAkajimaタイプのモーリー。仕事は裏表なく、コツコツとやるタイプなんですが、天然的に物忘れが激しいのがたまにキズ(笑)。たまに大ボケをかまして、上司に怒られているのを、ハチローもすーみー(盗み見)しながら笑いをかみ殺していたのを覚えています(悪ハチ参上!)。

※左写真は昨年7月、阿嘉島で撮影したヒズシビーチ

 そんなモーリーがCカードを持っている、という意外な事実を知ったのは1年ほど前。何でもR大学卒業時に「思い出作り」のために取得したそうです。法文学部が何の思い出?っていう(笑)。ただ、それ以来10年近く潜ったことがないという、筋金入りの「モグリ」です(再笑)。しかし、ハチローが誘うと「そうですね。誘われると、久々に潜ってみたくなりますね」との好感触!(しかし「久々に」って・・・笑)。早速、今週の日曜日、潜る計画を立てました。ほとんど体験ダイビング状態になると思うので、チービシ慶良間への初級者コースを考えています。楽しみです。

 でも考えてみると、自分よりヘタな人(失礼!)とダイブするのは初めての事。ガイド付きとは言え、心してかからねば・・・。その模様もまたお伝えします!


旧盆に思ったこと

2007年08月27日 | むぬかんげー

 今回は余談もあり、かなりの長文になりますので、あしからず。

 今日は旧盆の中日いわゆる「ナカヌヒー」。昨日、今日とOFFだったハチローは、昨日Photo_327 はハチローの実家へ、今日は妻の実家へと足を運んできました。つかれました。正直、仕事よりも・・・。沖縄は親戚の付き合いが濃密なことで有名。生きること自体が大変だった時代に、お互いの共生精神を高めることが最大の理由だったといわれています。正月、盆には親戚中が一同に集まり、「親睦」とやらを深めています。

※右写真は一昨日の青空。沖縄の空は、まだ入道雲が頑張っています。本文とは関係ありません。

 ところで、沖縄県民のヨコのつながりに関しては、美化されてばっかりですが、ハチロー個人的には相容れない部分が多いのです。そういう家庭環境に育っていない、というコンプレックスもあるのでしょう(盆、正月に親戚の家に集まった記憶がありません。疑心暗鬼につつまれた親戚でしたから)。でも、それゆえに、そういう美化されたおかしい部分ばかりが目に映るのですよ。どこが、というとこれまた話がかなり長くなるので、やめておきます(書きたいことはたくさんありますが)。ただ「理由なんかない。集まるのは当然」という人には「理由がなければ集まる必要もない」と言葉を返したい。親戚一同が大挙して集まることで、自分達の門中(血縁集団)の大きさを実感し安心する(例えその中に信頼できない人間がいても)、という時代に相容れない古い考えが、うさんくさくて仕方ないのです。

 なぜそこまでして、それだけの人数が集まる? 親戚の集まりなんて、「いとこ」もしくは、せめて「はたいとこ」まででいいんじゃないでしょうか?(笑)。それ以上の遠縁の親戚Photo_324にまで「大事な親戚。年に最低二度は絶対に集まる必要がある」っていう考えの根拠って、かなり疑わしいと思います。ハチローが、ひねくれモノといえばそれまででしょうが・・・。

 ハチローの信条は「遠くの親戚より近くの他人」。わずか34年の浅い人生ながら、それを痛感してきました。苦しいとき助けてくれたのは(というより元気付けてくれただけかもしれませんが)、会ったこともない親戚ではなく、どぅしぐわぁたぁです。そういう出会いを求める時間をつくるほうが大切だと、今でも思っています。 「それとこれとは関係ない」という人には「俺もそのしょぼい人間関係には、関係ねぇ!(by小島よしお=沖縄出身)」という言葉をお返ししたい! 左上写真はある娯楽施設内のシーサー。涼しげに鎮座してますが、本文とは「関係ねぇ」。

 ・・・とまぁ、いきなり地元の慣習批判をしてしまいましたが、別に現在のハチロー家がそうだというわけではありません。ただ、そういう付き合いに顔を出すようになってからのここ数年、毎回ストレスに感じるのです。これって本当に沖縄のいいところなのかと・・・。

 あっと・・・。これ以上、この話を続けるのもアクセスしていただいた方のご興味に添えないかと(笑)思いますので、別の話題に移らせていただきまーす。前置きが長くなりました(謝)。

 そんな大嫌いな「うわべだけの親戚付き合い」の象徴である旧盆(ハチロー的には、ですよ)。ウンケーである昨日は、先述のとおりハチローの実家に行ってまいりました。いろいろあったハチロー家ですが、兄妹全員が結婚してから次第にこういう場が設けられるようになりました(ただし、ハチローおじさんは、血縁関係なら全員集まれ!という家系にはしませんので、姪っ子、甥っ子たちよ、安心せい)。退院し家で静かに療養生活を続けているテルおばぁも元気そうでひと安心。また以前ご紹介した、ハチロー妹の長男NAOTAがめでたく一歳を迎えるということで、誕生日祝いも兼ねていました。Photo_325

 さて、沖縄の一歳祝いでは、赤ちゃんの前にいくつかのアイテム(お金、そろばん、カ マ、辞典など。地域・家庭によって差がある)を置き、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんが何を選ぶか見て、その子の将来性を予測する、という一種の占い遊びがあります(そろばんを選べば計算上手、辞典を選べば文学者など)。実際にやってみたところ、何とNAOTAは野球のバットを選びました(右写真)。写真では見えませんが一万円札も置いていたのに! さすがハチローの甥っ子だ。えらいぞー。将来はプロ野球選手だぁー(笑)。NAOTAのたっての望みで(彼は一万円札を取って欲しかったよう)、もう一度やりましたが、結果は同じ(笑)。二度目も迷わずバットを握り締めたNAOTA。うぅ~ん、素晴らしい! 20年後、1億ドルの男になってくれ。ほっぺがぷくぷくの可愛い甥っ子の元気な成長ぶりに、心温まったハチロー家の旧盆でした。

 ナカヌヒーである今日は、ランチに北谷のとあるステーキ屋に行きました。別にステーPhoto_326キが食べたかったというわけでなく、北谷に迷い込み、行くあてがなかったので、目についた店に入っただけです(笑)。入ったらビックリ。客はハチロー夫妻だけでした。「失敗したなぁ」と内心思いましたが、出るわけにも行かず、一番安い「テンダーロインステーキ」(1,600円)を注文。おいしゅうございました。若いコックさんもコショー缶でのパフォーマンスを見せてくれました(左写真)。実はハチローも大学一浪時代、父の反対を押し切り、ステーキ屋でバイトをしていたことがあります。彼のように缶をマジシャンのように投げていました(笑)。夢も希望もなく、死んだ目で働いていた当時(19歳)を思い出しましたよ・・・。でも生まれた初めて、人前で頭を下げながら職責を果たすという内容、とても勉強になりました! 当時ガンマリ(からかい)を兼ねてランチを食べに来てくれたメタボなどぅしぐわぁ二人に今でも感謝です。

 と、かなり高めのランチをすませたあと、「普天間エアーフェスタ」(?正式名称は不明)なるものに、足を運んできました。これは米海兵隊の普天間基地が、米軍人と沖縄県民との交流促進をその大義名分に2,3年に一度行っているもので、その日は一般人もフリーパスで基地内に入れるイベント。世界最強の戦闘機であるF-15などの軍用機も展示されていました。日頃は、フェンスの外から写真を撮っていても「Get out of here!」と怒鳴る米軍人らが(何の権利があるんだ!)、作り笑顔で駐車場を案内していたのには爆笑でした。彼らも炎天下で大変だったとは思います。

 Kc130_3

 上写真は、空中給油輸送機KC-130のコックピット体験登場に群がる人々。ハチローも入りたかったのですが、妻を連れていたのと、時間がなかったのでやめときました。しかし、近くで見る軍用機は迫力がありましたねー。あれだけのハイテク重金属を使って作っているモノはというと、人を殺す道具。軍隊という存在の悲しさを感じました。「戦争を起こすのは政治家でも軍隊でもない。軍需産業界だ」ともいいますが、それも分かるような気がしました。 ところで、あえて旧盆に催したこのフェスタ。何かの意図でもあるのでしょうか? 心辺りの方、教えて下さい。

 いろいろあった旧盆。明日のウークイを残すのみとなりました。幸いにも(?)ハチローは出勤。祖先の写真なども見たことがないし、話すら聞いたことがないので、感謝のしようもありませんが(笑)、平和な島でありつづけること、独立心の低いウチナーンチュが無意味に群れる機会が減ることを願って、一人ウートートーしたいと思います。


夏の盛りは過ぎたのでしょうか?

2007年08月23日 | その他

 表題の通り、夏の盛りは過ぎたのでしょうか? 8月も終盤に入り、例年ながらどことなく空模様が寂しくなった沖縄です。もちろん10月までは全然暑いのですが、太陽の元気さがTOPを超えた感が強いのです。ヤスーン!とのグラン・ブルー体験がもう遠い昔のように感じられ、炎天下の下、仕事に駆けずり回っているハチローです。また黒くなりました。

 下写真は仕事で寄った空港から見えた慶良間諸島です。今年の年末、ヤスーン!と潜る約束をした慶良間諸島です(二度言います)・・・。望遠レンズで撮るとこんなにも近くに感じるんですねー。熱帯魚たち、待ってろよぅ!

Photo_320

 そんな愁傷的な話は置いといて・・・。

 ここ数日の間に、ハチローの耳には、ビッグニュースが二つ飛び込んできました。一つは、何といっても、那覇空港での中華航空機炎上事故! ハチローの住む浦添市の上空まで黒煙が流れてきました。びっくりしましたねー。国道58号戦はパトカーや救急車、護送車などで大混乱! 黒煙漂う上空にはヘリコプターが数機、爆音を鳴らしていました。あんな那覇市内、生まれて初めて見ましたよ。野次馬根性よろしく現場まで行って、炎上した飛行機も見ましたが、凄かったす。死亡者がいなかったのはまさに奇跡です。

 ※ところで。その日、OFFだったハチロー、どぅしぐわぁTら~からの電話により、その事実を知りました。Tら~とはまさに隠密のごとくハチローに速報を届けてくれる不思議な男なのだ(笑)。あ~りがとないっ!

 もう一つは、佐賀北高校、甲子園制覇!です。2週間ほど前までサガっていたハチロ ーにとって、嬉しいニュースでした。劇的な延長再試合を見て、そのミラクルぶりは感じていましたが、まさが、いやまさか優勝するなんて! しかも逆転満塁ホームラン。 野球をやっているものにとって満塁ホームランほど憧れるものはありませんからね(ハチローも職場の野球大会で打ったことはありますが、恥ずかしながら感動した記憶があります。笑)。しかも、私立の特待生問題で揺れる高校野球界において、県立高校野球部が達成した快挙! これは万来の拍手を贈ってやらねばなりませぬ! おめでとう、S.A.G.A 佐賀!(まだ言う?)Photo_321

 右写真はテルおばぁからもらったスイカ。ハチロー妻に切ってもらい、頂きました。少々味が薄いのですが(それって致命的?)、残暑厳しい夏の夜、おしいく頂きました。 

 話しは変って、ハチロー夫妻。夏休みの計画を練っているのですが(9月後半予定)、今年は久米島に行ったこともあり、財布に余裕がありません。でも、旅行はしたい!というわがままぶりで、またまた「県内離島」という安全パイを選びました(笑)。行く先はズバリ!石垣西表です! 3泊を予定しています。太陽に弱いインドアなハチローに、東洋のガラパゴスを無理やり満喫してもらおうと思うとります。の本音は、涼しい北海道、日本アルプス、四国あたりだったらしいのですが・・・(顔に書いてありました)。旦那の財布を考慮したのでしょう(泣)。

 夏の盛りはこれからだ! そう心に言い聞かせる自称夏男のハチローです。


師匠と、しばしの別れ

2007年08月17日 | どぅしぐわぁ

 ダイブ師匠ヤスーン!との2年ぶりの真栄田岬ダイブを満喫した昨日。夜はいつものメPhoto_316 ンバーが集まり、飲み会を開きました(前日もやりましたが・・・)。場所は昨年末も使用した「うちなーたいむ」(那覇市牧志)。隠れメニューのモツ鍋が絶品の居酒屋です。ヤスーン!に味わってもらおうと、大将に注文しておきました。相変わらず美味かったっす! 「今マジのダイエットしている」(※毎年言ってます)という亀さんも「やっぱり美味しいやっさ~」とメタボ解禁で爆食。昨年は参加できなかった自称食通Tら~に至っては翌日、「あの店の電話番号教えて~」と問い合わせてくるほど。右写真は具をすべて食べたあと、ラーメンを入れて食すポン先生。麺の長さ、どんだけぇ~って感じです(笑) ※亀さんのハンセンポーズに目を奪われ、左のTら~が切れています(謝)。 

 おいしゅうございました。ヤスーン!の渋い一言「うまい」にホッとしたハチローです。

 Photo_317 そのまま近くのカラオケで2次会(前日も行きましたが)。新曲・・・ではなく往年のヒット曲(笑)で盛り上がりました。しかし、真栄田岬地獄2DIVEをこなしたハチロー&ヤスーン!は、さすがにグロッキー気味。ハチローも歌っている最中にふくらはぎがつりそうになりましたよ。左写真は、ハチローがおすすめした肩こり対策ストレッチを敢行するヤスーン!。背中で手を合わせる、というものですが、これが効き目抜群! 数年、肩こりに悩まされていたハチローですが、これを定期的にやることによって、かなり改善したものです。しかしヤスーン!はじめ、みんな出来ないんですね!自分が一番体が硬いと思っていたハチロー。どぅしぐわぁたちの老化ぶりが心配です・・・。

 さて本日は激励コンペを行いました。参加者はヤスーPhoto_318 ン!ポン先生、ハチローの三人。場所は恒例の浦添パブリック。炎天下ですが、強風のため意外と涼しく感じましたね。9ホール回って、スコアは全員20オーバーという初心者モード全開(恥)。ハチローも1番ホール(パー3)で11をたたき(!)、やる気喪失。しかし最終ホールでは7番のティーがまっすぐきれいに飛び1ON。人生初のパーでしめることが出来ました。終わりよければ・・・てことで(笑)。右写真は最終ホールでナイスショットを放つヤスーン!(手前)と、ほぼ優勝を確信していたのか余裕の表情で見つめるポン先生。意外に珍しいツーショットを押さえました。押さえました!(再びベストハウス風)。

 盆と正月だけ帰ってくるヤスーン!作業潜水士という業務はかなりハードなようです。酒を飲みながら聞いた話では、ビックリすることが多々あり。出張先の宿泊はシングルでなく大部屋!そこで10連泊などもあるそうです。精神的にもつらそう。また青森の原発での工事では地元反対住民に脅されたこともあるそう。しかし、一番驚いたのは、青森や山口などの遠隔地へのアクセスがすべて車だということです! 山口までは1000㌔を超えるようですが、10何時間かけてユニック車で移動するとのこと。その間、2時間交代で運転しているとのこと。ハードですねー。

 ウチナーンチュは、本土でのきつい仕事に負け、すぐに帰省するといいます。そういう中、冷たい荒波にも負けず頑張っているどぅしぐわぁに、新たなエネルギーをもらったハチローです。ヤスーン! がんばれよー! いつか沖縄で自分の店をもてるよう、ここ沖縄でみんな待ってるぞー。下写真は真栄田岬でのヤスーン!Photo_319

 次の帰省は年末年始。次回はもっと楽なボートダイビングにしようと決めました(笑)。ダイブ終了後すぐにビールが飲めるような・・・。そうなるとやはり慶良間が一番かな。ハチローもその時までには、ウェイトも確定して肺呼吸のうまいダイバーになっていようと思います。

 さらば、ヤスーン!。しばしの別れだ。


ダイブ師匠とグラン・ブルー

2007年08月17日 | ダイビング

 わがダイブ師匠ヤスーン!が14日に夏休みで帰ってきました。短い首を長くして待ってPhoto_306いたハチローは、早速会社の後輩ににらみをきかせ・・・訂正・・・事情を理解してもらい、休みを交換、ヤスーン!との2年越しの真栄田岬ダイブをセッティングしました。愛車カペラワゴンに機材をつめこみ、入道雲広がる青空の下、真栄田岬へと走らせました。

 半年振りに会うヤスーン!は相変わらずの色黒! しかしアフロヘアーだった頭は短めにさっぱりしており、EXILE系のイケ面になっていました。寡黙で心優しい生粋ウチナーンチュヤスーン!。まだ独身で~す。興味のある方はご一報を!(注:異性に限ります)。

 さて、真栄田岬ですが・・・。

 込んでいましたねぇ~(泣)。平日だと思って油断していたのが間違いでした。6月に案内してもらったガイドのマスダさん(佐賀出身がここにも)に偶然会いましたが、彼いわく「一年で一番忙しいですね。夏休みで盆ですから」と。そうなんです! 今世間様はお盆休みなんです。沖縄は旧盆(25日~27日)なので、その感覚がつかめていなかったのです。ということで、あの死の階段で、ダイバー、シュノーケラーが列をつくって並ぶSCENEに遭遇しました・・・。まぁ、5分程度で水に入れましたけどね。

Photo_307  ところでウェイトですが、5㌔をつけましたが、例によってなかなか沈まず・・・。タンクが8㍑だったのもあるでしょうが、難しいものです。会社から借りたD200(ハウジング使用で2㌔くらい?)を持ってやっと沈み始めましたよ(汗)。肺の使い方も課題ですねぇ・・・。「苦しくなるくらい息を吐いてみるのも必要だよ」とヤスーン!。勉強になります!

 さて左写真は、ヤスーン!撮影のツバメウオ。ハチローのミューμ使用。さすが、元インストラクターだけあってログ付けで使えるインパクトのある撮り方を知っていますねー(笑)。

 以下の2枚もヤスーン!撮影です。

 

 1枚目はグルクンの群れ。美味しそー。 グルクンはから揚げにして、骨まで食べるに限ります! ポン酢でね。

Photo_310

 2枚目は、人懐っこい南国アザラシです。人間が捨てたロープがからまって可愛そうですね。

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 冗談はさておき、ミューをヤスーン!に貸し、会社のD200で撮影に挑んだハチロー。結果は最悪!でした。1DIVEでは外付けフラッシュがシンクロせず!。イメージを描いて挑んだ青の洞窟では全く働かなかったのです!(前日会社では順調だったのに!)。休憩の間、調べてみると、接触不良だったことが判明(わしの責任じゃい)。「よし今度こそ」と気合を入れて臨んだ2DIVEでは、何とD200自体が固まってしまったのです!モニター表示では何の以上もないのに、シャッターを切ろうとしても無反応。いったん電源を切っても今度はモニター表示が消えないのです。浸水したかと思いましたが、そうでもなく。中性浮力を保ちながら、あれやこれやといじってみましたが、D200はコミュニケーション拒否。参りました。何もいじってないのに・・・(泣)。陸にあがり、ハウジングから出しても、同様の状態が続きましたが、帰宅後、バッテリーを外してしばらくすると正常に戻りました。原因不明です。よりによって、あんなときに動かなくなるなんて・・・。ハチローの準備不届きを叱咤する神のお告げか、それともモデルをこなしたのにエサを用意してなかったことに対するツバメウオの怨念か・・・。

 結局、1DIVEの自然光で撮ったものだけがデータとして残りました。2枚ご紹介します。1枚目は、鋭い視線で被写体を探すヤスーン!。決して、水着の女性を下から拝んでいるわけではありません。

Photo_312

 そして2枚目は・・・。

 フラッシュがシンクロしないという逆境(わしの責任じゃい)に、さらに洞窟という光の乏しい環境、まさに追い詰められたハチローです。しかし「逆境にこそ何かを残せ」という格言Photo_315 を信じ、 撮った渾身の一枚がこれだ!(ザ・ベストハウス風)。

 『ライト片手に青の洞窟を満喫するヤスーン! その光に吸い寄せられるように近づいたヘラヤガラ1匹。青の光を背に作り出された美しい人間と魚のコラボレーション・・・』

 って、そこまで芸術品ではありませんが(笑)、ヤスーン!との2DIVEを記念する一枚にはなりました。映画「グラン・ブルー」のジャックのように、青い海が似合う男でいてもらいたいものです。紙焼きにして明日プレゼントしたいと思います。

 明日と言って思い出しましたが、ショートゴルフを予定しています。ヤスーン!との最後の遊びになりそうです。真栄田岬の階段のせいでふくらはぎ、太もも、お尻がパンパンですが、楽しんでこようかと・・・。時計を見ると午前3時・・・え!さ、さ、3時!? やっべぇー。もう寝なきゃ!

 今日はこれにて。


がばい国から帰ってきました

2007年08月09日 | お仕事

 長旅、いや長期出張を終え、S.A.G.Aから昨日帰沖したハチローです。

 残念ながら松雪泰子はともかくはなわ、そして今一番有名な佐賀人「がばい婆ちゃん」の孫こと島田洋七の姿も見当たりませんでした(当たり前か!洋七本人は広島出身)。あ、がばい婆ちゃんは田んぼを見回せば、いたるところにいましたよ(笑)。

※追記:地元情報から女性ラップデュオBenny.Kも佐賀人だということが判明。左右どちらの方かまでは解明できず・・・。

 ところで、佐賀。前評判どおり、何もないところでした・・・。特に観光もできず、花火大会もあったのに仕事が遅くまでかかり、見ることすらできず・・・って当たり前ですね。業務出張ですから(笑)。そんな「ネタもない佐賀」ですが、当ブログはハチローの日記的側面もあるため、簡単なS.A.G.A報告を・・・。

 下写真は電車からの風景。どこまで行ってものどかな田んぼ風景が続きました・・・。

Photo_301

 

 がばい婆ちゃんがいる武雄市から20分ほどのところにある嬉野温泉方面での仕事の帰 り。タクシーの運転手さんにメシが食えるところを聞いたところ、温泉豆腐発祥の店に案内されました。入ってみると、夫婦二入でやっている店で、造りがすし屋のような感じ、何となく魚臭さがただようのが気になりました(意外と臭いに敏感なハチロー)。早速、同僚Photo_305(女性)はヘルシー温泉豆腐セットを、ハチローは海鮮丼を注文(地元の名物を食えっつーの)。右写真です。店内の臭いはどこへやら、おいしゅうございました。旦那は修行をちゃんと積んでいたに違いありません。上の温泉玉子も(冷たいとは予想ガイでしたが)、だし汁をかけて食べるとイケます。同僚も小鍋ででてきた温泉豆腐に大満足の様子。

 腹を満たして、さぁ帰ろうかというところに、旦那がいそいそと近づいてきました。会計か、と思って財布をだしたところ、「こっちの温泉水です。どうぞもらってください」と同僚にペットボトルを差しだしました(俺にはねぇーのかよ、って一瞬思いましたが・・・)。するとそこから旦那の神がかった話が始まったのです! 「この温泉水は独特の抽出法で生み出したもので、お肌にいいのはもちろん、視力の低下に効果的で、最近ではガンも直したとかという体験例、感謝状が届いており、○▽#☆☆%>・・・・・」とノンストップに。最後の○▽#☆☆%>は決して大げさではなく、本当に早口で方言も混ざり何を言っているのか分からなかったのです! まるで二人に暗示をかけようとする呪文のように聞こえたのですよ! 何とか切り抜けてタクシーに逃げ込みましたが「急に人が変って怖かったなー。最後はやばかったよなー」とと感想を述べあいました(笑)。

 温泉街の硫黄の香りと魚の臭いが残る、料理のおいしい、そして不思議な旦那のいる店でした・・・。ちゃんちゃん。

 と、これくらいしか、土産話のないS.A.G.A佐賀! でも、本当に何もなかったのですPhoto_303が、がばい婆ちゃんに代表されるように、日本の古きよき風景が、未だに残っているところでした。兵庫や名古屋ではあまり感じなかった地元の人たちの人情もそうです。そして田園風景青空下、シーワッ、シーワッとが鳴く風情は、沖縄のカンカン照りとは違い、何だか情緒的で「あ、これが日本の夏なんだ」と同僚と同感するものがありました。(蚊取り線香が似合いそう!ていう)。それを伝える写真はありませんが(笑)。

 左写真は佐賀駅で買った駅弁です。最後の業務前に、田んぼ風景を眺めながら頂きました。おいしゅうございました。食べながら、今回の出張を振り返りましたが、結果は芳しいとは言えないものの、自分が挑戦したかったことには挑戦できた、といえる内容でした。とても充実感のある旅・・・訂正・・・出張となりました。まだ残っている同僚3人には最後まで頑張ってもらいたいものです。そしてハチローの分まで呼子のイカを食らってきてほしいっすぅ~!チバリヨー!

 最後に右写真。帰りの福岡空港で買った「西通りプリン」です。ハチローの希望でしPhoto_304 た。おいしゅうございました。ただ、あまりに濃厚で一カップを一人で食べるのは大変なくらいです。福岡による機会のある方はぜひ一度お食べ下さい。

 以上、S.A.G.A報告でした。写真がほとんど食べ物というところに、佐賀には本当に何もないということが伝わったかもしれません(笑)。でも、静かでのどかでいいところでした。定年後、のんびりと行って見ようかと(何年後じゃい!)。

 最後に、「がばい」は佐賀方言で「すごい」という意味らしいですね。沖縄の「で~じ」に当たるようです。沖縄にも「で~じなおばぁ」はたくさんいますよ(笑)

追記:この長期出張のため、沖縄で一番のダイビングシーズンを逃しつつあります! 早く次の日程を立てなきゃ。