沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

「初めての伊是名」報告 前編

2007年10月30日 | お仕事

 昨日、伊是名島から帰ってまいりました。未だに喉がかゆく、咳が不定期に出てくるのですが、そうきついという状態でもないので、更新しようと思います。お付き合いください。

 今帰仁町の運天港からフェリーにて出港。ちょうど翌日に伊是名島最大のイベント「いぜIzenajosui_3 88トライアスロン」を控えていたのもあり、フェリー内は出場選手らで満席! 50分の船旅、風邪気味のハチローはずっとデッキ上にウンコ座りして過ごしました。ハチローの行くところ、なぜこうも人が集まるのでしょう(泣)。おかげで、被写体が自然発生するのですが・・・(笑)。

  ハチロー初上陸の伊是名島。琉球国王ゆかりの地であるら しく、島民の方もそれに誇りを持っているようです(第二尚氏の尚円王はこの島の出身)。右写真は初代琉球国王・尚巴志の祖父鮫川大主が築城した伊是名城址。まるでピラミッドのような形ですね。まさに景観でした。

 宿は「きくや旅館」(左写真)。ご覧の通り、玄関前に白バイが停まっていた(!)ので、何事かと思いきや、翌日のトライアスロンの先導バイクだったようです。あぁ、ビッKikuya_2クリした。不審者顔のハチローを追ってきたのかと思いました・・・(笑)。

 ハチローら出張組、計10名(男8名、女2名)のご一行は、3部屋を確保し、男は4人ずつ2部屋に分かれることに。ご一行のトップであらせられるN支社長が「いびきかく人は僕の部屋来ちゃだめぇ」と早速、けん制球を投げました。ハチローは「僕は風邪気味なので、別の部屋にいたしますぅ」と避難。ウイルスも使いようです(笑)。結局、その場にいなかったハチローの同期オカタなどが、N支社長と同室となることに。誰だって、お偉いさんが隣で寝るのはいやなものです。ましてや、いびきなどで迷惑をかけた日などは、業務にも支障が出るわけで・・・。

 翌日、オカタから大爆笑のオチを聞くことになるとは・・・・。目を真っ赤にしたオカタは叫びました。「え~ひゃ~ハチロー!。N支社長いびきが凄くて俺一睡もしてないばぁよぉ!」。

 N支社長の「いびきかく人は僕の部屋きちゃだめえ」発言が、ただの身の程知らず失言だったのか、それとも被害者の憎悪を和らげる愛嬌たっぷりの自己弁護ギャグだったのかは、今となっては知る由もありません・・・。

 とはいえ、その時ハチローの目も真っ赤でした。というのも深夜にちょっと外出していたからです。けっしていぜな美人に逢いに行っていたわけではありません。イサリ(漁り)を見学していたのです。イサリとは今では色々な捉え方があるようですが(竹製のモリを使った漁、漁り火を灯した漁、など)、簡単に言えば文字通り「魚や貝を採る」ことです。その日がちょうど大潮だったので、人を頼り同行させていただくこと。※下写真はD200を岩の上に置いて撮影。撮り方によっては、まるで昼間のように見えますね!午前零時ごろの撮影です。Izena

 同行させていただいたのは島人のKさん一家。月に数回夜の海に来るそうです。いいですねぇ、島に生まれたものの贅沢ですなぁ。ハチローはカメラをもったまま、Kさんの後から着いて行きました。金魚のフンのように尾行すること30分、ついにKさんがタコを見つけました。しかし、瞬時には撮り損ねたらしく、タコは穴の中へ。Kさんはの親戚の男性と二人で、モリを使って穴をほじくりまわすこと、20分ほど・・・。やっと一匹のタコを確保しました。その時の写真がこちらです。

Tako

 「採ったどぉぉぉ!」と、叫びはしませんでしたが(当たり前じゃ)、お二人ともホッとしたようでした。やはりカメラを持った人間が付いてくるのに多少プレッシャーを感じていたのでしょう(笑)。その後は「ん、まだ付いてくるの?もう勘弁して」というような雰囲気が漂っていた(笑)のでハチローもお礼を述べて退散。ありがとうございやした! いい体験になりました。時計を見ると午前1時半午前5時には起きないといけないので(!)、5分でシャワーを浴びて、布団に飛び込みました。壁越しにいびきが聞こえてきましたが(笑)、疲れと風邪のため、爆睡でした!

 さて翌日、睡眠不足&風邪と闘い、早朝から業務をこなしたハチローですが、目に飛び込んでくるのは、トライアスロンの風景ばかり 当然です。島挙げてのイベントであり、そもそもコース自体が島全域に渡っているのですから・・・。その模様は次回UPします。ご期待ください。

 今日、念願の本棚を購入しました。これから組み立てに入りたいと思いますので、今日はこれにて・・・。


風邪に病む鼻、風に舞う花

2007年10月26日 | その他

 を感じる今日この頃であることは、何度もお伝えしていますが・・・。

 ウィルスにめっぽう弱いハチロー。この季節の変わり目に、また風邪を引いたようです(泣)。感染元は、業務上よく車中で隣になる職場の後輩 かと・・・。「ズー、ズー(鼻を吸う音)、グビッ、グビッ(痰を飲む音)、ハチロー先輩の症状を聞くと、僕と一緒ですねー。あはは」とのたまう後輩がそうです。絶対、そうです。

 の痛み意外、特にきついというわけではないのですが、明日から2泊3日で伊是名島(沖縄本島北部の離島)に出張であるため、体力面が心配なのですよ。

 ということで、今晩は早めに寝ることにします。次回の更新は29日以降になる見込みです。また遊びにきてくださーい!

 右写真は、秋空の下、県内各地で満開の時期を迎えているタイワン○○という花です(名Photo前を忘れました)。9月ごろ咲き始め、最初は黄色ようですが、10月にかけてピンク色になるという不思議な花です。ただ、残念なことに木の上の方でしか咲かないようで・・・。撮りにくいったらありゃしませんなぁ~。さらに、どこに行っても電線が視角に入り込んでくるのです。電線地中化、大賛成! 

 花のアップでの勝負を避け、構図の対角線に置く、という変化球で撮影しましたが、イマイチ・・・(泣)。でも、通りすがりのおばぁ(十何年もこの道を歩いているそうです!)からいいことを聞きましたよ。このタイワンナントカは、そろそろ枯れ始めるようですが、その際花びらが風に舞って落ちるさまが、とても美しいらしいです。

 リベンジは、その際に果たしたいと思います。撮れるかどうかは別にして・・・。

 では、今日はこの辺で・・・。ズー、グビッ!


読書のオータム

2007年10月23日 | 読書

 ルー語のようなタイトルですいません(笑)。

 最近、仕事が少々ヒマなのもあり「読書の秋」真っ盛りなハチローです。昨日から喉がガラ ガラしていて風邪気味なのと、久々の2連休なのがそれを加速させています。「読書っていい!」と優等生よろしく、久々に実感している「わし肥ゆる秋」です。

 昨日は午前3時ごろまで読み続け、今日もほとんどの時間を費やしました。まるで浪人時代(毎日3冊読んでいました)に戻ったようですなぁ(笑)。右写真が今回のお相手です。まったく違うジャンルの本ですが、それぞれが面白かったので、簡単にご紹介を。

 「天国で君に逢えたら」(飯島夏樹:著)は、ご存知ガンで逝ったプロサーファー原作の感Photo_4 動作です。映画化されて現在上映中ですから、ご存知の方も多いかと・・・。ガン病棟で「手紙代筆業」を営む青年を通して、ガンに侵され死を目前に控えながらも愛する者(家族)へと大切なメッセージを伝えようとする人々を描いています。小説自体の完成度が高いというわけではなさそうですが、飯島さんの闘病しながら書いている姿が目に浮かぶと、冷めた人間ハチローですら、ジンとくるものがあります。これはまさしく飯島さんが自分の家族に残したメッセージなんだろうと・・・。そして巻末にある飯島さんの奥さんによる「寄稿」が、さらに素晴らしいです。誰にも分からない悲しみを一人で乗り越えてきたのでしょうが、弱いところなど微塵も感じさせず、ガンと闘った日々をまっすぐに語っています。本当に美しい女性とは、強い女性なんでしょうね。お二人は、馴れ合いの安っぽい恋愛感情などでなく、お互いを人生唯一のパートナーと認めていたのでしょう。最後の文「夏樹は最後に大きい仕事をして天国へ行った」という箇所には、ハチロー、仕事の片手間に読んでいたにもかかわらず(悪!)、目頭が熱くなりました。「寄稿」で涙するって初体験です・・・。

 「死刑のすべて」(坂本敏夫:著)は、文字通り現在の死刑制度について、元刑務官が記した衝撃の内容です。「死刑は国家による殺人」「死刑は犯罪の予防にはならない」「死刑を執行する刑務官の精神的ダメージを知らずに死刑を語るべきでない」などなど、世界的な死刑廃止論、または現場発の意見を交えながらも、彼なりの終着点「死刑制度は存続させるべきだ」に行き着く過程にハチロー、圧倒されながらも強く同感しました。普通に生きていれば、死刑がどうのこうのなんて「そんなの関係ねぇー!」はず。でも、そうも言ってられません。一般人にも「陪審員制度」が刻一刻と近づいているのですから・・・。いろいろ考えさせられました。※この著者がアドバイザーを務めた邦画「13階段」(反町隆史主演)は激オモでしたよ!

 「死」と正面から向き合う本が続きます。不肖・宮島で有名な報道カメラマン宮島茂樹の「死んでもカメラを離しません」。これも激オモ! 誰も撮れないといわれた拘置所内でのオウム麻原を激シャするまでの過程、ズボン内に脱糞しながらも激シャした韓国デモ隊の投石、「現場の真実」を伝えるために空爆真っ只中の戦場へと決死の潜入取材などなど、まさに「一枚」に命を賭ける報道カメラマンのド根性を、関西人らしくオモシロおかしく書いています。多少、自己尊大、防衛戦争承認、女性蔑視の感がありますが、それすらも自分の魅力にしてしまう特異なキャラクターでもあります。カメラに興味のない方でも面白く読めると思いますよ。なかなかの著作量です。

 話は変るのですが、現在ハチローもカメラを相棒にする部署にいます。なので不肖・宮島について熱く語る同僚もいます。が、どうしても冷めた目でしか見れません。職歴数年程度のペーペーに限って、宮島氏のような有名カメラマンを勝手に自分と同一化し「こうであるべきだ」とかアホなことをほざいたりします。会社におんぶにダッコされた上でヘタな写真を撮っていながら、悪びれもせず定期昇給、ボーナスを受け取って貯金しているヤツ(わしもそうじゃい)が、全て自己責任の準備で撮った一枚一枚の評価で食っているフリーカメラマンをえらそうに語るな! サラリーマンにはサラリーマンなりのやり方があるはず。それすらも出来てないペーペーが、カメラマンを偉そうに語る・・・。これこそが本当の「緊張感のなさ」なんですがね。緊張感のない言動が黙認される職場は、間違いなくダメな職場です。

  おっとっと。最近また噴出してきた職場への不満はおいといて・・・(笑)。左写真はお口直しに、高速PAに咲いていたハイビスカスです。秋空の下、まだ元気でした。

Photo_3 最後の一冊「経済マフィア」については特に・・・。理由はまだ全部読んでいないからです(笑)。総会屋といわれる人々の生き方を通して、日本独特の株式会社について描かれています。まさに「こんな奴らに食い込まれたら会社は終わりだぁ!」っていうヤカラがたくさん出てきますなぁ(怖)。現実は、勘違いしたアマちゃんなど生きていけないシビアな世界なんです。と言っても、総会屋が暗躍したのは昔の話・・・。第一、ハチローの会社は未公開株なので、総会屋より勘違いペーペーがそのまま役員になったときの方が一番怖いっす(笑)

 さて、長々と書きすぎました(謝)。いつものことですが・・・。

 の終わりを悲しんでいたハチローに、の楽しみがやってきた、という感じです。明日は何を読もうかなぁ。皆さん、たまにはオタクもいいものですよ! 不肖・宮島も書いていました。「本当のピンチには頼れるのは自分だけだ」、だから「孤独は自分を強くする」とね(注:別の本です)。

追記:昨日UPした記事へのコメントが少なく、寂しい思いをしています(笑)。「去り行く夏」への郷愁は日本人共通のものと思っていたら、ハチローだけだったのですね!(笑)。カキコは現在も受付中・・・。


夏の終わりのるーちぃむにぃ

2007年10月21日 | その他

 最近、風が涼しくなってきたと思っていたら、先日ついに沖縄地方に「新北風(ミーニシ)Photoが吹きました。ミーニシとは、10月上旬に吹く冷たい風で、暑い時期の終わりを告げる意味合いを持ちます。確かにも日ごとに傾いています。右写真は、仕事で行ったゴルフ場で撮影。ハチローの短い足が、まるで怪物君(藤子不二雄:作)のように伸びていますね(笑)。

 そして・・・今更ながら、大変なことに気付きました!

 ミーニシが吹いた・・・それが意味するもの・・・。

 そうです、が終わったのです!!!(遅!)

  何という事でしょう。まだダイビングもシュノーケリングもしたりないというのに! もともと年末年始ですら愛車のスピーカーからは夏うた(TUBE、サザン、山達、D-51、etc)が流れている夏男ハチローです。夏の終わりはそれこそ一年の終わりを意味するのです(決して大げさではない)。

 さらば、一年で一番愛しい季節よ・・・(泣)。

 左写真は今日、仕事で恩納村へ行ったので通りすがりのかりゆしビーチで撮影。絵的にはまだまだなんですが(水着Mannzaのエビちゃんが5名くらい走ってきそうではありませんか)、多少空の青さが弱くなっていますねー。※ランチは「なかむらそば」ですませました。まだまだ恩名村のキングですね。おいしゅうございました!写真はありませーん。

 夏と別れるこの寂しさ。いつも曲を聴いてまぎらわせているセンチメンタル・ハチローです(まだ34だぁからぁ~♪)。この季節の何ともいえない(該当する言葉がない)感情を、見事に表現するのは音楽以外にない、と常々思うとります。ダントツはやはりサザンですね(みんなのうた、波乗りジョニー、BAN×3などなど数知れず)、TUBEもいいっす(Storiesなど)。最近ものではケツメイシ(夏の思い出、また君に会える、などなど)が抜群かな、と思っています(おじさんだってケツメイシくらい聴くんです。それくらいやつらはすごいんです)。

 ハチローの傷心(毎年です)を癒やす夏の終わりを彩る名曲があれば教えて下さい。できれば「和の心」を重んじるものを! この感情は日本人にしか分からないと思うんですよ。このせつなさ、肉食文化ではない。あえての洋楽では、EWFの「セプテンバー」くらいではないでしょうか・・・。

 夏の終わりのコメント、お待ちしています。

 


母校の匂い

2007年10月19日 | お仕事

 36名の後輩たちの前での講演。無事終了しました。精神安定作業(深呼吸して寝ること)が効を奏したのでしょうか(笑)。思ったより緊張はしませんでしたねぇ。下写真は怪しげな資料を片手に講演するハチロー。担任の女性教師に撮ってもらいました。うぅ~ん、作業用ベストがダサいですねー! 行く前に女性の同僚から「シャツと合ってないっす」と釘をさされていたので、控え室で脱いでおく予定だったのですが・・・やはり緊張していたのですね(笑)

Photo_4

 ところで、集まったOB講師陣(ほとんど40~60代)らの肩書きを見ると、弁護士、医者、社長、銀行支店長、etc・・・わがN高、一応「名門」とよばれていただけはありますなぁ、と実感。「俺がここにいていいのか」と不安になりました。案内されたのは○年8組。という数字に縁起のよさを感じましたが(笑)。

 「自分史」というテーマでは、もうフランクにイケテナイ高校生活について語りましたよ。決して具体的な夢をもって生活していたわけではないこと、部活もせずにビリヤードばかりしていたこと、クラス45人中席次が44位だったこと、最大のコンプレックスが貧乏だったこと、大学合格のための勉強は浪人中バイトの片手間にやったこと、など。女性教師の顔が多少歪むのが分かりました(笑)。さらに「高校時代の学問なんて実社会では何の役にもたたん」とのハチロー発言には、女性教師、ついに顔を横に背けちゃいました。「今が大事なこの子たちに何てこと言うのよぉ!」って感じで(笑)。しかし、ハチローは伝えたかったのです。勉強なんて「手段」であり「目的」ではないと・・・。弁護士や医者の先輩が聞いたら、返り討ちに遭いそうですが(笑)。後輩たちは意外に居眠りもせず、真剣な顔で聞いてくれましたよ。

 しかし、話慣れしていないハチロー。言いたいことが、口からなかなか出てこないんです 1_2語りました。プロレスの話しかしなかった入社試験のこと(この会社どんだけぇ~)、下積み時代と呼ぶにふさわしいショムニ時代のこと(平成生まれの後輩たちは江角マキコの「ショムニも知りませんでした)、数十年に一度の一大社業にパシリとして参加したこと、イベント部署時代の数え切れないほどの貴重な体験、そしてカメラという相棒とともに走り回る現在。資料を出しての説明に、後輩たちはさらに身を乗り出しました(最初からこの話をすればよかった。笑)。

※右写真は以前もUPしたハチローの卒業写真(爽やかですね)。A3サイズに拡大して「若いうちなんてあっという間」というメッセージとともに後輩たちにお披露目しました(笑)。狙い通りの「爆笑」をいただきましたよ。ひっひっひ・・・。しかし、悲しくもある・・・(笑)。

 質疑応答を経て(10名程の質問を受けました)、最後は生徒代表のお礼の言葉へと・・・。可愛い女子高生が花束でも持ってくるのかと思いきや、ベルトの位置が超低い今どき(?)の男子生徒が出てきました(笑)。「ぷー太郎でも頑張れば何とかなるんだと教えていただきました」(?)という旨を案外長々と述べてくれました。気持ちは伝わりましたよ。拍手を浴びながら、アテンド役の男子生徒二人(また男子かよ)に誘導され、懐かしき「教室」を退室しました。

 後輩に教えるという形の講演でしたが、実は勉強させてもらったのはハチローではないかと今は思います。自分を語る上で、自分というものを客観的に見れたような気がしますから。いい経験でした。「来年も」といわれたら即座に拒否しますが(笑)。やはり慣れてないことは胃に悪いっす!

 さて、懐かしき母校の匂いをかいだハチロー。職場も比較的近いN高同窓生であるおなじみTら~亀さんに飲みの誘いをかけました。すると、もともと二人で飲む予定で場所を移動中とのこと。こらぁ、最初からわしも誘わんかいぃ! てことで、居酒屋で2時間ほど飲んだあと、亀さんが最近でっぷり、いやどっぷりハマっているというBARに移動することに。名は「エロス」。けして風俗ではありません。ディープな街・桜坂にある昭和レトロ漂う穴場的BARです。下写真はほろ酔い加減のTら~と亀さん。カメラ目線で乾杯、という「やらせ」写真です(笑)。

Photo_3

 母校での思い出、母校OBの同窓会、仕事のこと、そして亀田親子の謝罪会見まで(!)いろんな話をしましたなぁ。やはり酒席の一番のつまみは、どぅしぐわぁたぁとのたわいもないおしゃべりですな。気付いたら、1、2次会ともお金を払ってないハチロー。確信犯ではありません! 「また飲もう」という彼らなりのメッセージだと、勝手に考えています(笑)。

 N高生よ、永遠なれぃ! 


そばじょうぐぅの日

2007年10月17日 | 食事処&飲み屋

 今日は「沖縄そばの日」でしたね。最寄のそば屋に足を運んだ方も多かったかと。ハチローにとっては「そばじゃない日」の方が希少なんですが・・・(笑)。それはともかく、北部での仕事Photo_4だったこともあり、同僚らと名護の「前田食堂」 に行ってきました。そばじょうぐぅ(そば好き)のハチローが現在、ソーキなら沖縄一だと思う名店です。今日も注文しましたが、相変わらずのあじくぅたぁでしたねぇ。

 しかし、今日の話題はこの前田食堂ではなく、昨日行った(昨日も行ったんかい)そば屋です。その名は「すーる」。那覇市久茂地にある、赤瓦がお洒落な古民家風のお店です。同じくそばじょうぐぅの先輩に連れられていきました。

 結果からいうと、大変おいしゅうございました。なので、いきなり「勝手に番付」に行かせて頂くと・・・

 「技術、体格ともにすでに横綱級に達した上り調子の実力派大関」(!)

 Photo_2頼んだのは必殺「ソーキそば」(右上写真)。薄味ながらしっかりとしたカツオ豚骨のスープ。完成度の高いソーキに甘口の薄切りかまぼこ。そして王道ともいえるベーシックな麺。最高でした。そして写真上に写っているおにぎり。塩おにぎりなんですが、横にアンダンスー(沖縄風油味噌)が付いていて、それがまた絶品! サイドメニューが充実しているのは嬉しいっすね。

 しかもそれだけでなくサーターアンダギーコーヒーが何と無料!(左写真)。こちらもサービスにするのがもったいないくらいのお味でしたよ。久々にヒットしたそば屋です。皆さんもぜひ! 

 詳しくはこのサイトを⇒「すーる」について

  さて、明日の講演に向けて精神安定作業(深呼吸して寝ること)に入りたいので(笑)、今日はこの辺で・・・。

 


開けない革の表紙

2007年10月16日 | どぅしぐわぁ

 かなぁしぃ ことぉがぁ あるぅとぉ~♪ ひらぁくぅ かわぁのぉ ひょおうしぃ~♪

 ユーミン不滅の名曲とともに、ハチローのN高校時代の淡い思い出話を一つ・・・。右下写真はN高校章です。

 あれは2年生のころ、残暑厳しかった季節。ハチローは、いつものようにどぅしぐわぁたぁ数名Koushou と授業をサボり、近くのJ公園の階段でゆんたく(方言で会話、暇つぶしなどの意)をしていました。リーダー格のタラゾールと怖いもの知らずの砂吉がいつものようにタバコを吸い出しました。善良で心優しいハチローは学校が目の前だということもあり「おいおい君たちぃ、体に悪いことはやめなよぅ」と注意しましたが、反抗期真っ盛りで長渕剛尾崎豊に陶酔していた彼らは聞く耳を持たず、当時流行っていたウンコ座りでスパスパ。当時大学進学が一番濃厚といわれていたジャジャーンと、親が吸わなきゃ子も吸わんを実践するキトー、そして何度もいいますが善良で心優しいハチローの3人は、100円のミルクコーヒー(473ml)で喉を潤していました。

 そこへ、何と生徒指導の先生らが、いきなり現れたのです! 

 先生らはものすごい剣幕で走り寄ってくると、真っ先に砂吉をビンタしました! 彼はあまりにも堂々とし過ぎていました。二枚目で通していた顔が、瞬間的に恐ろしいほどゆがんだのを今でも覚えています。と、同時にタラゾールがそのスキをぬって、さっと階段の手すりの下からタバコを投げ捨てるのも見ました。それはまさに神業と呼ぶにふさわしいテクニックでした。

 先生は怒鳴りました。「てめーら、他にタバコ吸っていたのはいないのか!」。ハチローとジャジャーンキトーは首を振りました。タラゾールも頬を引きつらせ首を振りました。砂吉はもちろん余計なことはいいませんでした。男らしいヤツです。とにかく、全員職員室に連行されることに・・・。

 「一人だけ吸っていたなんておかしい。確かめてやる」。極悪ツラをした先生はそういうと、付箋紙のような紙を差し出し「これを舐めろ」といいました。ニコチンに反応する試験紙だったのです! ハチローはタラゾールの横顔を見ました。彼が一瞬にして青ざめるのが分かりました。これでおしまいだ・・・ハチローは悲しみと同時に、腹の底からこみ上げてくる笑いをこらえるのに必死でした。しかし彼の結果は陰性、まさに強運の持ち主です。「口に含んでも唾液つけなければいいばーよぉ。それがテクニックどぉ」(タラゾール後日談)。ところが、何と吸っていないはずのジャジャーン陽性反応!!! ハチローは笑いをこらえるのに必死でした。親が高校教師、推薦入学も視野に入れていたはずのジャジャーンは、ブチ切れました。「俺は吸ってない。この試験紙おかしい。さっき食べてたチョコレートの色だはずぅ。ファック・ユー」と叫びまくりました。その勢いに先生らも腰が引けていました。

 結局、ジャジャーンの疑いは見事に晴れ、砂吉だけが懲罰を受けることに・・・。とは言え、ハチローもそれまで積み重ねてきた遅刻、欠席の数が親に報告されました。呼び出されたハチロー父と、久しぶりに並んで歩いたとき感じた父の小ささ・・・今でも脳裏から離れません。

 とにもかくにも、高校時代のつまらない・・・いや大切な思い出です。下写真は、さまざまな思い出が詰まったN高校舎です。あの渡り廊下では、あわや殺人事件に発展しかねない出来事もありましたなぁ・・・。

人に向かってダーツ投げたのはだーれだー。

Photo

 ところで、ところで! 急にそんな高校時代を思い出したのには訳あって・・・。

 実はハチロー、母校N高で、何の因果か「講演」なるものをやるはめに! N高OBらが作る同窓会から依頼があったのです。本来は先輩あてに委嘱状が来ていたのですが、うまく逃げられ、ハチローのもとへと・・・。ハチローも慌ててN高の後輩を探そうとしましたが、時すでに遅し・・・。18日にその運命が待っています(泣)。講演といっても、1クラス1OBということで、35名の教室で延々50分しゃべることになります。「高校時代を含めあなたの自分史を語ってください」とのこと・・・。頭がパニックになり、あれやこれやと記憶の引き出しを開けていたら、上記のように、笑い話しか出てこないのですよ! 困ったことになりました。一応、業務というのがせめてもの救いです。こうなったら、今どきの高校生の夢を奪うほどのダメ出し(もうこの国に未来なんてないんだよぉ)を食らわせてやろうかと思いますが、それも大人げなしで(当たり前じゃ)。

 もう正直に語ってくるしかありませんな。「人間は一人では生きていけないのじゃ」と(10秒で終わります)。どなたか、よきアイデアがあれば、教えてくださーい。

※上記の思い出話はすでに17年ほど前のこと・・・。ハチローの記憶違いがあれば訂正の方を。


大度でガーラ・インパクト

2007年10月11日 | 海遊び (ダイビング外)

 オフだった今日、大潮という月ごよみもあり、またまた大度海岸に遊びに行きました。これまでになく満喫したのでご報告を!Photo_2

 干潮が午後1時だったのでアパートを11時に出発、正午前に着きました。海岸の駐車場は平日というのに、車がいっぱい! 素もぐり目当てのジモティや、ダイバーたちが次々と海に下りていきました。ハチローも相棒ミューを片手に、いざ出陣! 右写真はミューで初挑戦した半水面。直径1㌢程度のレンズなので、かなりの難易度でした。お魚さんは構図に入れることまではできず・・・(泣)。ところで、円形のサンゴは、石器時代の巨大なお金のようですねぇ。

 さて、海の中ですが、熱帯魚が相変わらず元気におよいでいました。一大派閥のスズメダイ一家、チョウチョウウオ一族をはじめムラサメモンガラミツボシキュウセンなどおなじみの顔ぶれが。残念ながら前回遭遇したイッセンタカサゴの幼魚の群れはいませんでしたね。しかし、しかーし!!今回はその代わりに、オニヒラアジ(方言名=ガーラ)の幼魚の群れに遭遇することができたのです!!!(下写真)。

Photo_3

 

 

 

 

 

 

 いやぁ、びっくりしました。何度も言うようにハチローがシュノーケルしているところは大度海岸のインリーフもインリーフ、水深2㍍弱ほどの浅瀬です(波打ち際と言っても過言ではない)、さらに天然のプールといわれるほど見事にリーフに囲まれているんです。イッセンタカサゴといい、ガーラといい、こんなところまで入り込んでくるもんなんですねぇ。総勢30匹ほどの群れでしたが、人懐っこくハチローの目の前を行ったり来たりして、そのままどこかへ消えていきました。慌ててムービー機能に切り替え撮影しましたが、その迫力をお伝えできないことが、返す返すも残念です! 当ブログが高機能なHPにリニューアルするのはいつの日か・・・。

Photo_5習も兼ね、サンゴの下部分にいる魚を狙いました。アカマツカサウケグチイットウダイがいるのにはこれまたビックリ。しかし逃げ足の速い彼ら。きれいに撮ることはできませんでした。

 そんな体力消耗気味のハチローの前に、何と、まるで寝ているかのように、水中をダラ~っと漂うトゲチョウチョウウオを発見!(左写真の中央)。どうしたんだろうと、よ~く見ると、掃除魚として有名なホンソメワケベラ(写真右下)がそばにいるではありませんか。そうです、トゲチョウチョウウオは自分の体の寄生虫をホンソメワケベラに食べてもらう、いわゆるクリーニングをしていたのです。道理で気持ちよさげに漂っていたわけですね~。見ていると「今度は私も」といわんばかりに、他のチョウチョウウオがやってきました(笑)。驚いたことに、ホンソメワケベラはちゃんと交代交代でクリーニングをやっていましたよ。魚の世界にも「順番」というルールがあるんですね。

 しか~し! いざ陸に上がろうと、浅瀬まで来たとき、「シュノーケラーの敵」ことムラサメモンガラに攻撃されました! 横っ腹と右太ももをかまれました(痛)。太ももは今でも半径1センチほど赤みが残っています(怒)。彼らに縄張り意識があるのは分かりますが、そこまで攻撃してこなくても・・・。対策法をご存知の方、教えて下さい。

ムラサメモンガラなるものを知らない方はこちらをご参照に⇒「ムラサメモンガラ」

 さて、大度海岸を満喫したハチローは、車中で1時間も待っていた(何やらアンティーク風Photo_6の小物を作り、そして完成させていました。笑)とともに、南城市の人気CAFE「やぶさち」へと。以前もご紹介した、オーシャンビューでケーキのおいしい二階建てのCAFEです。今回は一階にあるそば屋で飯をとることに。名物といわれる「牛スジそば」(700円)を注文しました。いやぁ、おいしくなかったです(笑)。沖縄そばにを求めたのが間違いでした。妻が頼んだソーキそば(500円)が薄味ながらも美味しかったのがさらにショック!! お口直しにと、二階のCAFEへと(やはり)。前回も注文した「季節のフルーツタルト」(右写真)は期待を裏切らず、おいしゅうございました。

 しかし、この店も平日というのに満席でしたねぇー(驚)。10分待ちでした。ウチナーンチュの勤務体系もフレックス制度へと移行しているのでしょうか、それとも非正規社員制度という格差社会構築の温床に侵されつつあるのでしょうか・・・。美しい海から一気に現実社会に戻されたハチローです・・・。

 って、ただ単にヒマ人が多いだけかもしれませんね(笑)。

 しばらくは、大度海岸にハマりそうなヒマ人ハチローです・・・。


たわいもないメタボ話

2007年10月05日 | その他

   今日は大したネタがないので、たわいもない話を・・・。 いつもか!?

 今日もそばを食ってきました(笑)。これまたアパートから車で10分の距離にある「田(DE PhotoN)」。以前もご紹介しましたが、かつおしょう油ベースで、お肉の美味しいお店です。一番人気の「三枚肉そば(大)」を注文(右写真)。どうです、このボリューム! 石垣島の「島胡椒ピパーツ」、恩納村の「中山そば」など、三枚肉を文字通り三枚トッピングした沖縄そばは何度か経験していましたが、ここのそれはまず厚みが違いますね。入店したのは午前11時20分ごろだったのですが、その時間帯でさえ「まだ残っているか厨房に確認してきます」と言われました(!)。さすが有名店の一番人気です。さらに「量があるものは質がない」といいますが、ここの三枚肉は一枚一枚が美味しい! 大満足でした。

 しかし、正直な感想を言うと「ちょっと多いかな・・・」(笑)。贅沢な悩みですが、二枚でも十分客を満足させる量だと思うのです・・・。ご主人、一枚減らしてもお客さんは減りませんぜ! 満足した舌とは別に、胃袋がパンパンでした。

  夜は久々に家ビール! 妻の実家から頂いたオリオン麦職人です(左写真)。ご承知のPhoto_2ように「地元のビールが断然まずい」をモットーとするハチロー(超失礼!)。郷土愛は強いほうですが、それとこれとは別問題なんです。早く「沖縄はビールもうまい」といわれるようになってほしいものですね。しかし、妻のご両親からの気持ちと、急に炭酸が飲みたくなったのもあり、ついつい100円タンブラーに注いでしまいました。写真はミューのマクロ撮影ですが、こうやって見ると美味しそうですね!(写真は真実を写しませんから)。「きゅうり、とまっとぉ~♪」とBGMが流れてきそうな感じですね。

 いつもどおり、完飲はできませんでした・・・。

 本当にたわいもない話ですみません(笑)。これからレンタルDVD「どろろ」に挑戦しようと思っていますので、今宵はこれにて・・・。最後まで見れるかなぁ~。

台風15号(最大瞬間風速75㍍)が石垣直撃らしいっすね。愛する西表は災難の年になりましたねぇ。被害が最小限であることを祈ります。


まったり休日

2007年10月02日 | 食事処&飲み屋

 まったりと過ごしたOFFの一日をご報告します。

 妻と買い物に行きました。目当てはハードディスク。靴なんですが、現在の部署に配Photo_3属されてからというもの、半年でだめになります(泣)。その原因はいろいろ考えられますが、一番の原因は「片ヒザつく」ことが多いことかと・・・。実際、二つ続けて靴底に切れ目が入りましたから。消耗品と考えなるべく低価のものをと思いますが、でーやしー(安物)では、雨天時に滑ったりすることもあるため、信頼できません。で、結局いつもディダス・スタンスミスを購入するはめに(笑)。価格もまずまずで、第一、高校時代から履きなれてて(笑)。

 そしてハードディスクはアイ・オー・データ社の250GBを選びました(右写真)。会社で使っているのと同じです。以前から欲しい欲しいと思っていたのですが、やっと購入へと。11,000円でした。これで、画像がたくさん保管できまーす!

 Photo_6 さてランチは久々に「一方通行」へと。相変わらず込んでいましたが、カウンター席に座れました。必殺「ソーキそば」と名物「じゅうしぃ」を注文(左写真)。おいしゅうございました。しかし、創作沖縄そば系で名を売ったこの店。おいしいのですが、生粋ウチナーンチュのハチローにとっては、いつも何となく物足りなさを感じるのも事実です。おそらくしょう油をベースにしたダシなんですが、それに古きよき「沖縄そばの命」がこもっていないような・・・。大変失礼ですが、個人的感想は正直そうなのです。新しい味を追求した形かもしれませんが、食後に「安堵感」が湧いてこないのですよ。ハチローが好きなそば屋は必ず「食後の安堵感」がついて来るところなんですが・・・。

 もちろん行くくらいですから、好きな店であることに変りはない(フォローします!)のですが、すべての沖縄そばがこういう方向に向かっていくのは寂しいかな・・と思ったお昼時でした。「じゃぁ、行くな」とは言わないでください。一番近いそば屋なんです!(笑)

 帰りにTSUTAYAでDVDをレンタル。借りたのは、何と20年近くまえのダイビング映画(右Photo_8 写真!)。新作・話題作に裏切られる日々が続くこのごろ、「温故知新」モードへと(何じゃそりゃ)。舞台設定は湘南ですが、海中ロケは座間味のようですね。初々しい原田知世(スーツは肩パッド入りでした)と織田裕二(キチキチの白い短パンが衝撃!)がさわやかな演技を見せています。バブル世代の能天気な「イケイケドンドン」ぶりには失笑しました(あのダイビングのやり方は今じゃ環境破壊です)が、サザンのBGMは時代を超えて素晴らしかったです。音楽は世代を超えますねー。本当は「マリリンに会いたい」を借りたかったのですが(笑)、ビデオしかなく・・・。

 皆さんもお暇なときに(笑)、どうぞ! 軽いノリで楽しめます。

 さて、もう一本ホラー系を借りていますが、今から見るかどうか悩んでいます(笑)。明日は午後から出勤なので、頑張るかな。寝苦しい夜になったりして・・・。

台風15号が発生しましたね。10月の台風にしては珍しく沖縄本島を直撃するようです。注意しましょう。