沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

子連れの車中泊 FINAL @南城市

2022年02月11日 | キャンプ、車中泊

 愛息10郎と3度目の車中泊キャンプをしてきたので、報告いたします! ほぼ2年ぶりです。下写真は過今回のポイントを車窓越しに写したものです。過去最高のポイントでした。場所は後ほどお伝えします。

 と言っても今回は写真があまりありません。というのも父子の思い出づくりとして動画撮影に注力したからです。時間があるときに編集してYoutubeにUPしてみようかなと思っています。詳細はそちらをご覧ください(未完成に終わる可能性もありますが。笑)。

 

【後記】 動画が完成しました! 末尾にアップしていますので興味のある方はご覧ください。使おうと思っていたドラレコ映像が不調など、製作に苦労しましたが、モザイクを動かせる「モーショントラッカー機能」を初めて使うなど技術的にちょっと進歩しました(笑)。中身は不出来ですが、父子旅のいい思い出になりました。

 

 さて、コロナ禍の時期に、子連れの車中泊をしようと思った理由は3つあります。

 1つは、コロナ禍で土日も野球部の練習がない、ということです。つまり、一泊のキャンプをするには不幸中の幸いでタイミングがいいのです。キャッチボールすらできないストレスを発散するチャンスでもあります。

 2つ目は、愛車エクストレイルが今年2月で、購入から10年目を迎えるということです。180㌢以内の人なら足を伸ばして横になれるフルフラット装備など、まさに〝車中泊のために生まれたRV〟とまで形容されるわがT-31型。中古車業界でも人気があるようです。何度か書いてますが、車中泊Youtuberで有名なTERUさんらが使っている現行のT-32型はフルフラット機能をなくしているため、実は車内に寝る空間の確保がしにくいそうです。そんなオンリーワンの存在ともいえるわがT-31型の機能を最大限に生かし切れていないという反省もありました。今まで大きな故障なく走ってくれていますが、さすがに頑張ってもあと数年でしょう。

【参考サイト】エクストレイルT31で車中泊! 愛用歴1年の筆者が感じたおすすめの理由を一挙紹介(お役立ちキャンプ情報 2021年03月15日) - tenki.jp

 

 3つ目は、8郎が今年49歳になるということです。もちろん50歳までのラストイヤーです。オーバー50の世界では、サラリーマンとしてかなり厳しい状況に置かれていると想定しています。そして、そのころには10郎も中学生になっています。今年2022年が親子で遊べるラストイヤーとなるでしょう。思い立ったが吉日、で何事も取り組まなければ、後悔しそうだと考えました。

 以上3つの理由が、48歳のおっさんを後押しした次第です。

 

 荷物は最小限にしました。すでに後部座席をフルフラットにしているので見た目よりは多く積んでいます。車中泊はテントがいらないので容量を抑えることができます(そもそもテント持ってないけど)。

 いざ、出発。すでに午後2時です。安全運転で急げ~。

 車中もずっとスマホでYoutubeやTiktokを見る10郎。景色がいいポイントを通過するときにはビデオ撮影をお願いしました。南城市の高台です。目的地までもうすぐです。

 ススキ越しの佐敷の街並み。そして青い空と青い海。沖縄に生まれてよかった~。と10郎にも思ってほしいな。

 往路で買い物。キャンプアイテムを一つ追加しました。笛吹ケトルです。1580円。アウトドアメーカーの小さいやつをと考えていましたが、やはり大は小にマッサルマッサル(古)ということで生活用品コーナーで購入。小さいのに妥協しなくてよかった~。

 今回の目的地であるユインチホテル南城に到着。ホテル施設なのですが、キャンプ場も併設しているのです。事前にホテルに問い合わせたところ、最近の車中泊ブームで車中泊向けのスペースも確保しているとのこと。利用料はテントサイトと同様に3000円でした。キャンプ場にはテントも10組くらいいてにぎやかでしたが、車中泊用スペースは8郎父子のみ。貸し切り状態です!

 最高の場所ですね! ここを独り占めできるって、なんて幸運。コロナ禍でもいいことってあるんですね。

 10郎も動画撮影を手伝ってくれました。

 絶景を横目にエクストレイルもうれしそう! 敷地が完全なフラットではないのですが、許容範囲です。本来なら風が強そうな場所ですが、この2日間はとても穏やかでした。

 アウトドア雑誌の撮影に使えそう?

 写真があまりないのでおつまみも載せておきます(笑)。右が愛息10郎用。左が8郎用です。

 近くに赤瓦屋根のトイレもあります。施設内なのでとてもきれいです。8郎らがタープを設営中にもスタッフさんがバギーで来てトイレットペーパーを補充していきました。

 設営後は、広い芝生を活用して父子でピッチング練習をしました。でも、10郎が3つしか持ってきていないボールをすべて暴投で失くしてしまったので、20分ほどで終了となりました(悲)。やはり練習不足ですね~。でもどんどんフォームはよくなってきています。その後、温泉「猿人の湯」に浸かってきました。キャンプ場利用者は半額で大人800円、小学生500円でした。海水の薫りがするいい湯でしたね。二人ともサウナも利用し、いい汗を流しました。銭湯?の定番、牛乳とミルクコーヒーを買いました。

 夕飯はスーパーで買った牛サーロインステーキ鉄スキレットで焼き上げました。あとはお手軽にカップ味噌汁とカット野菜サラダだけです。おいしゅうございました。写真はほとんど撮ってないので、いつか動画でご紹介できばれと思います。

 夜はエクストレイルの中でまったり過ごします。電池式のランタンが役に立ちました。未明から早朝は寒かったですね。カイロを忘れたと思ったら、ケースの中にあったのが帰宅後に判明(泣)。出発前の備品チェックは大事ですね。

 午前7時に起床。美しいニラカナイからの朝日も拝めました。

 10郎は朝一の素振り。今年は小学生ラストイヤー。コロナが明けたら、君が大あばれするシーズンの到来を意味するんだ。その日のために振って振って振りまくろうぜ! めざせ沖縄一のホームランバッター!🔥 君ならできる、やればできる!(今年もうざそう、ハチモンディ)。

 ユインチを出ます。お世話になりました。ありがとうございました。また来ます。

 帰路の途中にある八重瀬公園に立ち寄りました。桜祭りが目当てです。満開の時期を過ぎていたのか、5分咲きくらいでしたね。でも目の保養になりました。10郎は「桜以外何もなかった」と不満げでしたが(笑)。確かにコロナの影響で屋台の出店もなかったからね。

 照れて不満げながらも被写体になってくれる心優しきボーイです。成長したなぁ~。来年は「もう中学生」です。ひげも濃くなっているだろうなぁ~(笑)。

 帰りに温かい沖縄そばを食べる予定だったのですが、まだ午前9時。どこも開いてないので直帰することにしました。

 さて、父子男旅の帰路、恒例の質問の時間がやってきました。「今回の車中泊はどうだった?」と振りました。すると10郎から帰ってきた言葉は「これからは一人で行ってくれよな」という悲しいものでした! 「面白くなかったのか?」と聞くと、「だって車の中、もう俺たちには狭いからね」とのこと(笑)。確かに、二人並ぶと肩がぶつかり合っていました。今回のタイトル「FINAL」を裏付けするような回答です。寂しいですが、これも息子の成長と喜ぶしかありませんね~。行ってよかった。

 

 以上、息子の成長と同時に一抹の寂しさも感じた子連れの車中泊@南城市でした。写真が少なくてすいません。最後にアップするのは、今年もやってくれました、10郎ジャンプです。痛めた左足首も完治寸前です。そして、毎日開脚ストレッチをしている成果が表れていましたね(笑)。父もほっこりしました。

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 機会があれば、初めての「ぼっち車中泊」にトライしてみたいと思います。もちろん40代のうちに。ぼっちなので、動画撮影くらいしか楽しみがないでしょう。その際はまた動画にしてYoutubeにアップしたいと思います。できるかな~。

【後記】完成動画はこちらです!

沖縄 子連れの車中泊@南城市

ウチナンチュ父子の車中泊の記録です。思い出づくりのために編集しました。つたない動画ですがレクの参考になれば。

youtube#video

 

 


第2波の家キャン

2020年08月09日 | キャンプ、車中泊

 新型コロナウイルスの第2波襲来で、沖縄県も1日当たりの感染者数が100人を超えました。人口比率でいうと全国最悪の状況です。しばらくは続きそうな感じがします。みなさんも感染対策を徹底しましょう。

 さて、学校が夏休み中で3連休を迎えました。とはいえ、外出自粛ということで安易に外には出れません。ということで、第1波のときに続く、今年2度目となる“家キャン”にトライしました! 

 天気は晴天。最高のアウトドア日和なのですが、仕方ありません。ちなみに翌日からは急に発生した台風5号のおかげで悪天候になりました。

 あ~、昼から飲むビールのうまいこと。男の料理にとりかかるときに必須ですね。

 妻がリウボウで買って切れくれた牛肉を焼きます。せっかくなのでフライパンではなく炭火で焼きます。

 マンション住まいで広い庭などないため、もちろんテラスBBQです。近隣住宅への影響を避けるために、数年前に購入した煙の出ない「ロータスグリル」を使用しました。独特の構造のため火力はちょっと弱いのですが、マンションでは必須です。匂いは発生しますが、これは室内で焼いても換気扇から外に出るので、同じだと考えています。数回使っていますが、お隣近所からクレームが来たことは一度もありません。買ってよかった一品です。

 まずは底板に液体の着火剤を塗り、点火します。この日が炭を燃やすのです。

 炭はロータスグリル専用。燃えやすいように割られた小ぶりサイズなので、火力が弱い一因です。

 下部には小さな扇風機が付いているので、つまみで風力、火力を調整できます。

 ジュワ~。おいしそう!

 このロータスグリル、コロナによる在宅時間の増加もあって、再び人気が再燃しているようです。興味のある方は、公式サイトをご覧ください。

無煙炭火BBQグリル【ロータスグリル公式サイト】

 

ロータスグリル

 

 

 もう一品にも挑戦。メスティンを使った簡単パエリアです。

 パエリアに必須のサフランを適量入れます。このサフラン、いつ見ても蚊の幼虫に見えるのは8郎だけでしょうか(料理するときに言うな!笑)。

 3色のパプリカとイカ、エビを投入。味付けのオリーブオイル、塩コショウを入れて30分寝かせます。

 ガスバーナーで20分ほど熱すると・・・。

 完成~! 色鮮やかです。おいしそ~。

 でも正直いうと、かなりの薄味で失敗でしたね。レシピを守らず、よくばって米を1号半入れた食いしん坊おじさんの悪い癖です。

 家族3人、腹いっぱい食べたあとは、恒例の宅シネマ「シネマス10」の開館です。今回上映されたのは『屍人荘の殺人』(2019年、木村ひさし監督)です。ミステリー小説部門で主要賞4冠を獲得した原作は途中で投げ出していますが、絶賛されたトリックとどんでん返しの結末が気になっていたのです。

 結果からいうと、とても楽しめる映画でした。テンポもいいですし、ところどころにギャグもちりばめられており、子供も楽しめます。賞4冠で絶賛された、ゾンビの習性を利用した超絶トリックには、あまり納得できませんでしたが、謎解きの展開も論理的で面白く、エンターテイメントとしては90点以上と言えます。ただし、エンディングは超あっけなく、非常に物足りないです。家族3人で「え、これで終わり?」と口を合わせたくらいですから(笑)。真夏の夜のワイワイガヤガヤ鑑賞にはおすすめです。

 主役たちが大勢のゾンビに襲われるシーンで、毛布にくるまって表情をこわばらせる10郎。まだまだかわいいもんです。感想については「とっても面白かった」と満足気でした。

 下写真は妻が百均で買ってきてくれた、かわいらしいソーラータイプの照明です。今回はあまり活躍しませんでしたが、今後のアウトドアで出番がありそうです。

 以上、とてもまったりとした2回目の家キャンプ報告でした。今回は、お手軽をテーマにサンシェードやマットも使わなかったので、片付けも楽でしたね(家キャンといえない? 笑)。

 さて、怠惰な生活はこの日で終わりにして、3連休の最終日は勉強します! 腹が出てきているので筋トレも、ですね(汗)。

 今日はこれにて。


ステイホームで家キャン

2020年05月09日 | キャンプ、車中泊

 新型コロナウイルスによる外出自粛ムードで迎えた2020年の大型連休も終わりました。みなさんは楽しめましたか? 生活が不安でそれどころではない、という方も多かったでしょうね。子供の虐待など悲しいニュースもさらに増えてきた感があります。

 8郎家では、外出自粛を逆手に初めての家キャンプ(家キャン)」に挑戦してみました。仕事から帰ってくると、妻と10郎がコールマン製のサンシェードを建ててくれていました。もちろんテント気分です。

  サンシェードは家族3人でもぎりぎり眠れる広さですが、あえて8郎は車中泊用のコールマン製のマットを敷きました。アウトドアグッズをより多く使うことで、キャンプの雰囲気を少しでもプラスするためです。マットは広げて2人分にもなりますが、折り畳んで1枚にすると、当然厚さが増すので寝心地のよさが倍増します。本当は窓を開けて過ごそうと思ったのですが、梅雨入りが近いのか、雨がぱらつく上に蒸し暑かったので、クーラーをつける始末(思い切りインドアあらに!)。

 妻と10郎が掲げた「ステイホーム期間中にやりたいこと十か条」の一つ、クレープをつくってくれました。チョコバナナ味で、おいしゅうございました。

 本当は、この日のためにAMAZONに発注していたあるブツでキャンプ飯をつくるはずだったのですが、コロナによる休業の影響もあってブツが間に合いませんでした。

 夜になるとLEDランタンなど間接照明が雰囲気をグレードアップしてくれます。

 メーンイベントである宅シネマの始まりです。コロナの影響で那覇新都心の映画館シネマスQは休館中ですが、宅シネマ専門のシネマス10は、今開いてます状態です。テントの中から見る映画ってなかなかいいものですよ。

 この日、上映されたのは妻が借りてきた『サマータイムマシン・ブルース』(2005年公開、本広克行監督)です。大学のSF研究会に所属する学生たちの時空を超えた青春映画です。ギャグあり恋愛あり、どんでん返しありのてんこ盛り映画です。妻と10郎はとても大満足でした。

 一方、超シニカル映画評論家8郎からすると、大きな失点が終始気になりました。瑛太上野樹里などの集客力のある若いタレントのほかは、監督御用達であろう劇団員をそろえたのが見え見えだったことです。どう見ても30歳近い役者が、ただでさえハイテンションの男子大学生を演じることに、かなりの違和感を感じました。青春映画なら、たとえ素人でも二十歳前後を使うべきでしょ! 劇団員だけに多少芝居がうまいのが逆効果となっています。加齢臭はちょっと醸し出しただけでも、一気に青春ストーリーの切なさ、初々しさを消してしまうんですよ~。キャスティングこそ最大の失点だと思いました。

 蛇足ですが、県出身の俳優、与座よしあきさんも重要な役割で出演(こちらも終始つかれるほどハイテンション)していたのですが、与座さんといえば、最近コロナに感染し入院したと報道されていましたね。あれ以来の続報がないのですが・・・。ご無事をお祈りしております。

 この映画のシニカル総評としては辛口の60点、というところでしょうか。ただ、ストーリーはとてもよく細かく練られており、最後は何がどうなったのか分からないほど、ひねられています(どんだけ~。笑)。そういう、てんやわんや系も楽しめるという方にはいい映画だと思います。毎回素人のくせにシニカルすぎる批評ですいませんね~。もっともっといい映画に出会いたいだけです(笑)。

 

  宅シネマの営業時間も終わり夜が更けるころ、サンシェードのメッシュごしに現れた呪怨ボーイいや、10怨ボーイです(ややこしい)。メッシュごしなのでモザイクなしでお届けします(笑)。自分の息子でなければ十分怖い! と言っても、一番の怖がりは、まだ一人で眠れないこの10怨ボーイ君なんですが・・・。

 妻がつくったウインナーコーヒ―。基本インドアの妻も初めての家キャンプを楽しんでくれたようです。

 本物のアウトドアには勝てませんが、なかなか経験できない楽しい一夜でした。外出自粛モードがもたらした「家キャン」。またやるかと聞かれたら微妙ですが(笑)、ソファを動かすことによって、4年前に引っ越してきてから一度も裏返したことのないじゅうたんを日干しにする機会を得るなど、別の効果ももたらしました。やってみてよかったです。

 

 さて、AMAZON経由の例のブツはなんとか大型連休の最終日に届きました。メスティンです。飯ごうのようなものですが、ちょっと違うらしく、ネットからの転載で説明すると「キャンプや登山・ツーリングなど野外調理の際に使用するクッカー」となっています。「炊く・煮る・蒸す・焼く、など様々な調理法が楽しめる、最強のギア」とも紹介されています。ここ数年のキャンプブームでその機能に注目が集まり、ヒット作となっているようです。中でもノルウェーの「トランギア」というメーカーが有名ですが、8郎はネット検索した上で、国産を選びました。メモリと収納袋が付いているのが魅力でした。1980円でした。ちなみに同時に注文していた別会社の固形燃料用のミニストーブは、履歴によると、4月18日と先に発送されたはずなのに連休が終わった現在もまだ届いていません(いくら何でも遅すぎだろ!怒)。

 お米を炊く際の水の目盛りです。これぞメイド・イン・ジャパンのていねいさ! 逆にないほうがいいという方もいるでしょうが。

 さらに、コロナによる遅延を詫び、返品も可能だとする手紙まで同封されていました。いやいや、コロナ渦の混乱の中、5月4日に発送して、3日目に届くなんて! メーカーさんの執念を感じました。あらゆるコネクションを使って連休中に届けたのでしょう。それに比べて固形燃料のストーブ!(笑)。付属物のくせに遅れるなんて。発送日もうそだったのではないかと疑ってしまいます。

 ということで、国内メーカーのプライドを見せてくれたメーカーさんのロゴをUPしておきますね。Neelac(二―ラック)さんです。

 さて、メスティンは使う前にシーズニング(慣らし)をします。米のとぎ汁で煮ると、アルミに皮膜ができ、焦げやにおいが付くのを抑えるのだそう。以前買ったスキレットのシーズニングには油を使いました。こういう作業も楽しいものです。15分ほど煮ました。

 さて、メスティンによる初のメニューは、「牡蠣めし」です! 昨年の「結婚15周年記念アルプスの旅」で長野駅までのあずさ5号で食べた駅弁「牡蠣めし」を忘れられなかったからです。献立は以下の通り。

【材料】

 ・牡蠣(缶詰550円)

 ・シイタケ

 ・ゴボウ

 ・ニンジン(使っている例をあまり見ませんが、彩りのために)

 ・大葉

【調味料】

 ・しょうゆ 大さじ 2杯

 ・みりん  大さじ 1杯

 ・和風だし 大さじ 1杯

 ・泡盛   大さじ 1杯

 ・しょうが チューブからひと搾り

 ・缶詰の汁 全投入

 お気付きの方もいらっしゃると思いますが、調理するときにはあえて、スノーピーク製の小型ナイフ&折り畳み式まな板を使いました。すぐそこには使いやすい家庭用の大きな包丁とまな板があるにも関わらず。雰囲気大事ですから!

 ご参考までに缶詰をアップで。「沖縄の塩シママース」とあります。

 牡蠣以外の材料はすべて短冊切りにし、30分水に漬けていたお米2号の上に投入。缶詰の汁ももちろん全投入。米と具がちょっと多いかなと少々不安のまま。

 固形燃料用ミニストーブが間に合わなかったので、自前のコールマン製ガスバーナーで熱します(間に合わない、買わなきゃよかった、ミニストーブ。戦国時代風にまだ言う~)。ベランダ、いやテラスを使用。テラスは火気厳禁ではないか、などといわないでください。牡蠣現金で買った、ということで許していただけませんか(我ながらおそろしいほどのオヤジギャグに猛省)。ところで新品のメスティンの表面に白いものが付いていますが、これが米ぬかによる皮膜効果なんでしょうね。

 10分ほどで汁があふれてきて、焦げだします(この焦げはシーズニングのおかげか、洗うときれいに落ちました)。食欲をそそる牡蠣の匂いが当たりに漂います。やはり固形燃料より仕上がりが早そうです。

 20分とありましたが、15分で加熱を終了しました。火を消すと、あっつあつのメスティンごとタオルにくるみ、保温袋に入れます(牡蠣の汁がこぼれる可能性もあるのでビニール袋に入れています)。

 メスティンの天地が逆さになるようにして、密封。あと30分蒸らせば完了です。この作業が大切なようです。

 完成です。手袋を装着しメスティンの蓋を開けると・・・牡蠣がつぶれてしまっている! やはり多かったか~。1.5号以下にしておけばよかったなぁ。味に変わりはないでしょうが、見た目が~。

 お椀によそいます。乱雑に切った大葉を添えて。

 SNS映えがイマイチなので、もうちょっと見栄えのいい皿に移し替えて撮影(笑)。それでも、しなだれた大葉がイマイチ!

 さて、肝心のお味はというと、超うす味でした! ネットの献立どおりに調味料も入れたつもりですが、あとから動画で確認すると震える手でのスプーン軽量のせいか(笑)、少なめになっていましたね。次に作るときはプラス1杯足さなければなりませんね。ところで、なぜ手が震えたかといと、アル中ではなく、カメラの三脚の両脇からの作業なので、非常にやりにくいのです(今回も動画撮影に挑戦してみました。片手間ですが)。世間の料理系ユーチューバーさんはどうやって撮影しているのでしょうか。

 動画を編集できたら後日アップしますね(そんな暇あったら勉強しろ!笑)。

【追記】動画がやっと完成しました。お暇な方はごらんください! 前回より音響効果を高めています(笑)。

 コロナ下で実現した「家キャン」。不幸中のちょっとしたいい経験となりました。みなさんも試してみてはいかがでしょうか。もしかすると一人暮らしの方のほうが、いろいろもっと楽しめるかもしれませんよ。

 今日はこれにて。


子連れの車中泊@糸満(おまけ)

2020年03月15日 | キャンプ、車中泊

 子連れの車中泊@糸満の「おまけ」です。

 車中泊の帰りがてら、瀬長島へドライブすることにしました。助手席でムービーカメラマンを務める愛息9歳です。彼の努力の結晶を最後にお見せいたします。

 リゾートホテルができてから風景が激変した瀬長島は、西側の浜もきれいに整備されていました。新型コロナウイルスの影響で外国人観光客の姿がほとんど見えませんでしたが、日本人観光客らが散歩していました。那覇空港第二滑走路の誘導灯も見えますね。人頭税石を彷彿とさせる石の横にたたずむわが息子。140㌢近くになっているので、世が世なら、間違いなく税を取られることでしょうね。

 瀬長島唯一のレジャー施設、「瀬長島スポーツパーク」に到着。お得意のジャ~ンプ。

 このジャンプ撮影、スマホで撮ったのでタイミングが難しく、何回か失敗したのですが、その一枚がこれです。

 10郎の後ろに背後霊らしき人影が! まさか、かの有名な瀬長島の霊か!?と思いきや(思いませんが)、もちろんシャッターのタイミングによるブレた10郎でした。

 ところで、この施設、この日の翌週までの営業で、その後は隣地への移設に向け、営業を停止するのだとか。本当に移設だけならいいのですが・・・。本土の資本家に高値で買われるのではないかと勘繰ったりもしました。もしそうなったら、瀬長島もウチナンチュのものでなくなる。

 お待ちかねのバッティングセンターに入ります。左手の指のひびもほぼ直り、思い切りスイングできます。流し打ちも披露してくれました。

 隣にはピッチングコーナーもあり、スピードガン付きでした。まだまだ、体重が後ろに残ったままですね。

 持っている紙には時速69㌔と記されていますが、その後最高74㌔を出しました(本人は80㌔出せると公言していたのでちょっと落ち込んでいましたが)。タオルピッチングと階段上り、そして効果的な体重移動を習得して、早く80㌔投げようぜ。

 ちなみに、父8郎も「90㌔くらい出してオヤジの威厳見せとこうか」と、1球だけ挑戦してみたのですが、なんと、71㌔!(9歳児に惨敗です)。五十肩が近づいているのを痛感しましたね。

 コロナのお陰で、野球部は休部のままですが、3月後半に予定している復帰が楽しみです。

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

【追記】やっと「子連れの車中泊@糸満」動画が完成しました! ほぼ初めてさわる旧型編集ソフト(パワーディレクター12)の不慣れな操作に加え、YOU TUBEにアップロードした途端、画像が反転したりと、理解不能な現象に悩まされたため、調整にほぼ一日かかりました(汗)。8郎のつぶやき(笑)やトリミングできなかった一部画像(まるでサブリミナル広告のように散見します)など、消せなかったパーツも一部残ったままですが、ご勘弁ください。では、父と息子の車中泊ロードムービー(2分ちょっと)をどうぞ!


子連れの車中泊@糸満

2020年03月11日 | キャンプ、車中泊

 今年、いや令和初となる車中泊をしてきました。もちろん、愛息10郎が相棒の「子連れの車中泊」です。ご報告いたします。

 今回のテーマは、安・近・短。いつもそうだと言われれば、それまでですが(笑)。前日に仕込んだ素材も簡単ぐゎ~です。三食野菜とプチトマトにレタス、そして卵1個です。

 昨年の反省を生かし、荷物はなるべく少なめにと考えましたが、結局はこんな感じ。心配性だけに、現場にいって不便を感じるよりは・・・となってしまいますね。

 さて、目的地ですが、先日下見をした場所に決めました。でも、あえて名前は書かないでおこうと思います。理由は、今回利用したスポットは無人ビーチであるにも関わらず、ネットで名前が出たために、現在は毎週末混雑しているようで、地元民からの苦情もあるのだとか。まぁ、このブログを見ていくと、ウチナンチュの多くはどこか分かると思うのですが、ネット上であえて撒き餌をまきたくない、という46歳ウチナンチュの心情をお察ししていただければと思います。

 ということで、本島南部の無人ビーチ、とだけにしておきますね。朝9時半に自宅を出発。国道58号を南下します。キャンプ、車中泊はもちろん、行楽でも南部方面に向かうことはほとんどない上に、会社への道のりと一緒だったので、レジャーに向かう解放感はなぜかありません(汗)。今回の天候は残念ながら終始曇りときどき雨でした。

 出発から30数分で到着。やっぱり近い! 夕方から雨の予報にも関わらず、すでにキャンパーたちでいっぱい。新型コロナウイルスによる外出自粛モード真っ最中ですよ!(人に言えるか)。場所確保できるかなぁ~。

 希望の海側はほとんど占拠されていました。あきれめきれずにうろうろしていると、30代くらいのにーせー(青年)2人が片付けらしき動きをしています。しかも、先週下見に来た時に駐車し気にいっていた場所です。「ここが空いてくれたら・・・」。8郎はダメ元でにーせーたー(青年たち)に聞いてみました。すると、にーせーたーは「昨日泊まったので、もう帰りますよ」というではありませんか。ということで、場所を確保するために、にーせーたーが片付けをしている間にも、周辺に荷物を置かせてもらうことになりました。にーせーたーは出るときにも、移動して待機している8郎らに「僕ら出ますよ。どうぞ」と声かけしてくれる心優しき方々でした。キャンパーの鏡ですね! 助かりました。ありがとう。

 場所を確保できたので、早速、買ったばかりのコールマン製タープを組み立てます。とても簡単でした! 5分もかかりません。10郎もペグ打ちを積極的に手伝ってくれました(ここは砂地なので軽く入ります。強風が吹かなくてよかった~)。

 完成~。

 お昼はコンビニで買った沖縄そば一杯を二人で分けました。アウトドア効果って本当にありますね。先日の与那原そばに劣らずおいしく感じました(これホント)。

 今回最も活躍が期待される、エクストレイル専用設計の全車窓用サンシェードを装着します。高価だけに、つけやすく、はがしやすい。もちろん窓との隙間も生じず、断熱効果がありました。最高です!(いつかの怪しい宗教団体風)。

 そして、エクストレイルをフルフラット(何度でもいいましょう! この機能は現行モデルにはありません)にし、コールマン製のマットを敷いて寝床を作ります。

 寝ころんで見ると、後方の景色はまさにプライベートリゾート! 無人ビーチなのでもちろん無料!

 ベースの設営が完了したので、辺り一帯にグンバイヒルガオが咲いている浜を、10郎と散歩することにしました。

 このビーチの人気の理由の一つは、目の前に御嶽や釣りスポットがある離れ小島(仮にE島としておきますね)に徒歩で行けることです(干潮時限定ですが)。近くまで行ってみることにしました。

 途中、干潮で潮が引いた砂浜に、文字の跡を発見。

 近づいて見ると、リアルな “砂に書いたラブレター” でした。カップルで書いたのか、だれかを想って一人で書いたのか。。。

 センチメンタル8郎は、沖縄出身の女性デュオ「Kiroro」の夏の名曲『最後のKiss』を思い出しました。

 

 ♪ 砂に書いたLOVE LETTER 風に誘われて

   波とともにとけてくよ 足跡だけ残して 

 

 リリースが1999年というので、もう20年も前なんですね。あっという間の20年でした。

 感化されたのか、砂地に何やら書く10郎。いったい何を書くつもりだ?

 丸大!(爆)

 E島手前では学生らしき数人がドローンを飛ばして空撮していました。いつか、Youtubeにアップするのでしょうか。そうなれば、8郎、10郎親子は丸写りです。俺たちの肖像権はどうなる!

 下写真左がE島で、右奥の浅瀬を渡っていくそうです。でも9歳児を連れているので、無理はしませんでした。

 島を背に帰路につきます。8郎らのベース地点を海側から見ることができました。

 夜の散歩で10郎と数えたところ、テントは14張りありました。ソロキャンパーも目立ちましたね。TERUさんの影響ではやっているのでしょうか。

 ベースに戻り、とりあえずの乾杯です。KIRINの「本麒麟」を飲んで以来、ここ数年の発泡酒のグレードアップに感動している8郎。直近では、SAPPOROの「ホワイトベルグ」に一番ハマっています。フルーティーで超おいし~。そして沖縄の海辺に合う! これからは100円プラスしてビールを買わなくてもいいかも。ところで、新しい味に出会った、と思いきや、この「ホワイトベルグ」は数年前から発売されていたんですね。しかも、同社HPには「国内初!本場ベルギーで6年連続3つ星賞を受賞」というPRまでありました。

 キャンプ必須のお楽しみ、釣りにもトライします。遊泳者やマリンスポーツをする人もいなかったので、目の前に竿を設営することができました。父が投げた仕掛け地点に向かって、飛び石の練習をするKYな愛息。魚が逃げるあらに!

 ただし、今回は場所取り優先で急いできたために、釣り具店による時間がありませんでした。1年ほど使っていないタックルケースに残っていた錆びついた針に、魚肉ソーセージと缶詰のつぶ貝をさしただけの簡単仕掛けで挑むことになりました。

 50㍍ほど奥では本格的な投げ釣りをする家族も。タマンを狙っているのでしょうね。

 しかし、結果から言うと、てーげー仕掛けの8郎家はもちろん坊主(頭のことではありません)。50㍍離れた長竿も見ている限り、夕朝ともに無反応でした。ネットの噂通り、E島周辺以外、魚のいない海浜なのかもしれませんね。

 今回のキャンプの目的の一つである「まったり読書」にも挑戦。一昨年、ミステリー小説界に“初!無名新人による4冠達成”という一大旋風を巻きおこした『屍人荘の殺人』(今村昌弘原作)を持ってきました。昨年映画化もされたようですね。4分の1くらいまで読みましたが、ゾンビが大量に出てきて、これから面白くなっていく(のだろう)というところで、目が疲れて挫折(笑)。完全なるおっさんですね。でも、海風に当たりながら読書したのは初めてかも。

 本を置いて、ディナーの準備です。まずは前菜。家で仕込んできた三色野菜をスキレットに移し、強火でカリカリになるまで炒めます。メーンのステーキを待ちきれなかった10郎も「でーじ、おいしい」と言ってくれました。

 「ステーキには白飯」というザ・和風親子なので、コンビニで買った即席白飯「パパっとライス」を用意していました。これが意外においしかった! レンジでチンすると、なんとなくプラスチックの匂いを感じ、好きになれなかったのですが、今回は10数分間茹でたことで高圧がかかったのか、芯まで柔らかく甘みのあるご飯になっていました(茹でたあと密封のまま時間をかけて冷ましたことも一因?)。わざわざ、はんごうを使う必要もありません。次回も試そう。

 今回、新たな挑戦として、香草を買いました。ローズマリーです。肉や魚などの臭みを消し、香ばしい風味を与えてくれるのだとか。『TERUさんTV 孤独の車中泊』のメニューを参考にしてみました。

 いつもなら肉屋でちょっと高めのやつを買うのですが、今回は時間もなかったので、スーパーでアメリカ産牛肩ロース(2枚で900円弱)を購入していました。ガーリックオリーブオイルをひいて強火で炒めます。

 おいしゅうございました! さて、注目のローズマリーの感想はというと、塩、コショー、ニンニクが演出する野生の荒々しさを、ローズマリーが女性的かつ上品に仕上げてくれた、という感じでしょうか。この日のステーキは、8郎の短いキャンプ人生の中で最もおいしかったといっても過言ではありません。ローズマリー、自宅でも使ってみたいと思います。

 10郎が「夕焼けは見れないけど、オレンジの光があるよ」と教えてくれました。まさに太陽のカーテン。スペクタクルな光景は、パソコンやスマホなど30㌢目の前ばかり見ている生活では出会えません。まさにアウトドアの醍醐味ですね。

 日が沈みました。新調した小型ランランを点灯。サブ光源としての光量は十分。ちなみに前回のブログで紹介した写真では大きく見えたようですが、実際は野球のボールくらいのサイズです。

 光源と言えば、8郎家のエースの登場です。7年前に購入したコールマン製ガスランタン「ノーススター」です。いつも点灯するときのポンっという爆発音にビビるのですが(笑)、今回もパワフルな光量でベース一帯を明るく照らしてくれました。この無人ビーチは夜、真っ暗になるので、こいつの存在感は頼もしいものがあります。

 ガスランタンを背に、世界で最も飲まれているといわれるメキシカンビール「コロナ」を堪能します。もちろん新型コロナウイルスに引っ掛けて買ったのではありません(笑)。もともとBARで頼むほど好きな銘柄なのです。メキシコ生まれだけに沖縄の夜風にも合う!(勝手に解釈)。

 20時には車の中でベッドタイムです。車外がまっ暗になるにつけ、9歳児は母とゲーム機が恋しくなったのか、「家のほうが楽しい」とキャンプにおける最大の禁句をつぶやきます(笑)。「ゲームセンターに行きたい」、とも。息子には悪いのですが、父はそんな時間すら楽しかったです。

 しとしと降る雨は止む気配がありません。雨雲レーダーで確認すると、深夜には止む予想でしたが、エクストレイルの屋根に打ち付ける雨音が心地よくて、このままでもいいなと思ったりもしました。そのまま父子ともに爆睡。

 無人ビーチということで、車外に置いたキャンプ用品を盗まれる可能性も覚悟していたのですが、朝起きて確認してみると、すべて残っていました。おきっぱにしていた釣り竿もそのまんま寂しく突っ立ていました(盗人だけでなく魚にも見向きされなかったいうことにもなります。悲)。午前6時撮影のあまりの寒々しい光景に、放置プレイしたことを釣り竿に詫びたくなりました。。。

 気を取り直し、スノーピーク製のシングルマグカップでインスタントコーヒーを沸かします。チタン製なので直火OK!

 朝食はソーセージサンド。作った自分で言うのもなんですが・・・まずそぅ~(笑)。

 食べ終わり、片付けを進めるころには、晴れ模様になってきました。帰るときになって~?

 ビーチを出る前に、ちび助と二人で、タイマーによる記念撮影。

 ベタな記念写真が、息子の身長が肩に届こうとしていることを教えてくれました。チビ助と呼べるのもあと2年くらいかな。もうしばらく、お父さんとエクストレイルに付き合ってくれよ!

 以上、安・近・短がテーマの令和2年3月「子連れの車中泊@糸満」でした。


増えるアイテム

2020年03月05日 | キャンプ、車中泊

 突然ですが、ゲーム文化の普及とともに市民権を得てきた外来語「アイテム」。しかし、実際にその意味はかなり広義であいまいだそうですね。てーげーをモットーとする当ブログでも「道具」「品目」という広い意味で使わせていただきます。

 さて、車中泊のアイテムが増えてきたのでご紹介いたします(ということで、前回ご紹介したタープの紹介記事も今回に引っ張ってきました。既読の方、ご了承ください)。

 浦添のホームセンター「さくもと」で、コールマン製の簡単組立式タープ(正式名はバイザーシェード)を購入しました。1万5000円ほど。車中泊キャンプやビーチパーティーだけでなく運動会や行楽にも使えると考えたのです(数年前に買っておけばよかった)。ナチュラルカモフラージュの柄が可愛かった上にフルフラップ(横幕)が1枚付いていたので、妻も気に入ってくれました。

 袋にすっぽり収納できます。重量は13㌔ありますが、持てない重さではありません。

 さすがに部屋の中で立てるわけにもいかないので、コールマン公式サイトもご紹介しておきます。

OGPイメージ

インスタントバイザーシェード/Mフルフラップツキ(ナチュラルカモ)

 

 

 

 組み立て方の動画も、妻がYOU TUBEから探してくれたので、載せておきますね。

OGPイメージ

Coleman(コールマン)インスタントバイザーシェード 組み立て設置はめっちゃ楽!!

Coleman(コールマン)インスタントバイザーシェードの組み立て、設置方法を紹介します 簡単に組み立て、撤収できるので子連れにおススメなタ...

YouTube

 

 小型ランタンを必殺AMAZONで購入しました。FOGEEKというメーカーで2380円です。外観のデザインはエクストレイルに合わせたつもりです。うれしい生活防水です。

 フックがあるので当然吊るすことも可能。200ルーメンの光量も十分。3段階調節もできるので、車中なら一番弱いレベルでも十分かと思います。蛍光色と暖色の2パターンがありますが、蛍光色を使うことはまずないでしょうね。

 ひっくり返すと間接照明的な雰囲気に。オフシーズンは部屋置きでも活躍するでしょう。

 さらにマグネット機能も備わっており、金属にくっつくのです。車のトランクなど、いろいろな場所で光源としての役目を果たすことができるのです。使える~。

 さらに、満電にしておけば、モバイルバッテリーとしても使えるそうで、買ってよかった一品です。

 さぁ、主役の登場です。車中泊を思いついた数年前からずっとほしかった全車窓用サンシェードです。しかも愛車エクストレイル(T31型)専用設計です! 1万8700円と高価でした。専用設計なので8つすべての窓にぴったり装着することができ、光の漏れを許しません。外からも見えません。これまた必殺AMAZON購入で、吸盤のおまけもついていました。

 車中泊をした方なら分かると思いますが、中途半端なシェードやカーテンだと、着替えるときや寝るときに、辺りが暗ければ暗いほど外から丸見えなのです。ということで専用のサンシェードは必須アイテムなのですが、専用設計はおのずと高価になります。8郎もずっと迷っていたのですが、10郎の成長の早さに「今買わなければ間に合わない」と決断しました。8郎家の財布には今モドリビーサが吹き荒れています。

 メーカーはこちら。BMSだそうです。知ってます?(笑)

 8枚もあるので、どの窓のものか、ていねいな説明書きもありました。良心的~。

 ただし、愛車エクストレイルが現在定期点検中でディーラーに外泊しているため、フィット感を確認することができず。ネット購入なので、実際に装着するまで、ちょっと不安ですね。

 フロントとリアに分けて収納もできます。

 早速、試着して性能を確認。ごらんのように車内は真っ暗です。完璧!

 頼もしいアイテムがそろったところで、あとは実行するのみです。場所はほぼ決めました。9歳の相棒と愛車エクストレイルとの2度目の車中泊が今から楽しみです!

 

 ・ ・ ・ ・ ・

 

 最後は、おいしゅうございましたシリーズで締めたいと思います。

 同僚とランチを食べにいった与那原そば「野菜天ぷらそば」です。沖縄そばに野菜天ぷら(かきあげ)が乗っているスタイルが珍しかったので思わず注文。2枚の天ぷらがまるで合掌のように組み合わさり、富士山のようにそびえたっていました。カリカリでおいしかったのですが、それ以上にこの人気店はスープが抜群ですね。これで580円は安い。

 ほかにも「煮つけそば」や「チキンそば」など、沖縄そばとしては珍しいアイテムが多数ありました! とは言え、同僚が食べている普通の沖縄そばを見て、やはり沖縄そばの最強アイテムはソーキ三枚肉という豚肉だと痛感したウチナンチュです。

 でも、食いしん坊おじさんは野菜天ぷらが食べたい、とうことで、別の日、家族3人で丸亀そばに行ってきました。ぶっかけ冷やに名物の特大かきあげを付けます。おいしゅうございました(エビ天も付けたな!)。アイテムの組み合わせって大事ですね。

 まーさむん(沖縄方言で「おいしいもの」)ばかり食べて、なかなか70㌔に戻れない46歳です。寝る前に、8㌔鉄アレイをアイテムに、罪滅ぼしのプチ筋トレをしますので、今日はこれにて。


子連れの車中泊@浜比嘉島(後)

2019年03月30日 | キャンプ、車中泊

 車中泊の朝を迎えました。前夜からの強風はおさまり、心地よい波風に変わっていました。港とはいえ、海辺で迎える朝は爽快そのもの。

  父に似て、ねぼすけの10郎はまだ夢の中。

 顔を洗いにトイレへ。無人車両が点在する駐車場でぽつんとわれらがエクストレイル。 周辺に置いていた荷物は何一つなくなっていませんでした。シルミチャーに参拝したおかげでしょうか。

  10郎もやっと目を覚ましました。「一応眠れた」そうです。

   同じ場所で朝飯を食うのも何なので。浜漁港緑地公園に移動。バターを塗ってチーズを置いた食パンを焼きます。公園も名の通り浜漁港に隣接しているので、ルアー釣りの方々がちらほらと入ってきました。

  昨日のアボガドサラダを挟んだだけのサンドイッチです。ベーコンを買うのを忘れたために手抜き朝食となりました。

  当然ですが、10郎からは不評! 「アボガドはいらない」とまで(泣)。

 幸運だったのは隣の野球場を貸し切り状態で使えたことです。キャッチボール、トスバッティングで汗を流しました。きちんと整備されていたので、本来なら事前申請制なのかもしれません。でも楽しかったです。父はふくらはぎと太ももが激しい筋肉痛です(悲)

 うるま市も米軍基地を抱えているからか、米軍ヘリ3機が爆音を立てて通過していきました。

 浜比嘉島を出発します。シルミチャーの神に守られ、無事に車中泊を楽しむことができました。お世話になりました! もちろん、ごみ一つ残していません(魚肉のかけらは落ちてるかもしれませんが・・・)。

 平安座島の名物、壁画ロードを通ります。

 数年ぶりの伊計大橋が見えてきました。海の青に映える橋の赤色が薄まってきているような気が。観光税の一部を当てて塗りなおしていただきたいですね~。

 開放的な伊計大橋もいいのですが、個人的にはその後にくる特長的なトンネル「伊計島洞門」が好きです。コンクリートの打ちっぱなしで無機質でありながら、なんだか古臭い、人間的な芸術性も感じます。西日が入るときはもっと美しいそうです。 

  さて、実は今回の車中泊の旅でビデオカメラも持参しました。「テルさんTV」のような動画が撮れればと思っていたのですが、8郎にそんなスキルはなく、そもそもそんな時間的余裕もありませんでした。しかし、10郎が撮影した動画がいい味を出していたのでアップします。ほとんど知識のない8郎が編集。初めてネットから無料BGMをダウンロードし、活用しました。それだけで雰囲気が全然変わる~。動画と音楽の力ってすばらしいですね。8歳の手ぶれ御免、臨場感だけ味わってもらえれば。 

 こちらです!

【伊計大橋ドライブ】

 手振れを押さえようと頑張る8歳カメラマンでした。

 

 島に入ると、次回(いつになるか分かりませんが)の車中泊候補地でもある伊計漁港を視察。島に囲まれた穏やかな雰囲気の島でした。 

 島の北に向かうと、ヒマワリ畑に遭遇。

 かつてビッグタイムリゾート伊計島だった施設はリゾートアイランド伊計島に変わっていました。いつか利用してみたいと思っている施設です。

 名残を惜しみつつ、伊計大橋を渡ります。さようなら~。

 前編でも書きましたが、沖縄はもう、春というより初夏です。うりずんです!

 あまりの気持ちよさに、10郎が「お母さんにも見せてあげたい」と父のアイパッドで激写。デパートでは必ず新しいおもちゃがほしいとぐずるようですが、母を思う優しい心を持った息子です。

 こんな自撮りも。出た!ネズミ小僧! ところで君の両サイドの歯はいつ生えてくるんだ?(笑)

 せっかくだからと「道の駅あやはし館」に寄り道することに。海中道路反対側の駐車場にエクストレイルを止めました。絵葉書のような光景がありました。太陽さえ出ていればワイキキクラスの景色となるでしょう。


 台風の影響か、アーティスティックな植栽も。

  SUP(スタンダップパドルボード)を楽しんでいる人もいました。気持ちいいでしょうね!

 高架橋の上で愛息を撮影。どんどんお兄ちゃんになっていく君がまぶしいなぁ。 

 そうそう、この高架橋の上であった、父と子のやりとりを、親ばか御免で記させてください。

 10郎に「今回はお父さんの提案に付き合ってくれてありがとうな」と言うと、「付き合ってあげたんじゃないよ。俺も楽しかったんだよ」と言ってくれたのです! 父は涙がちょちょ切れそうになりました。ついでに「エクストレイルにも感謝だな」と振ると、「エクストレイルも俺たちと一緒で楽しかったはずよ」という切り返し!

 8郎は今回の車中泊を実行して本当によかったと思いました。

 

【閑話休題】以前ご紹介したYOUTUBE『孤独の車中泊』で驚きのニュースです。最新号でなんと、日本を代表する大企業(最近変な意味で代表してますが・・・)日産が協賛しているのです! エクストレイル愛が伝わってきます。リンクしておきますね。

【テルさんTV特別編】日産エクストレイルでついに九州へ!【拝啓、大人になった少年達へ!】  

 

 ところで、当ブログ『沖縄 8 Scene』にも協賛してくれる企業さんはいませんか~。ジェフ・ベゾスさん、似ているつながりで、よろしくお願いいたします(笑)。

 

 さて、ブロガー8郎家に話を戻します。高架橋を降りて、あやはし館に到着しました。

 かつて沖縄本島中南部と北部を結んだ交易船「マーラン船(または山原船)」などが展示されている「海の文化資料館」(無料)に入りました。出迎えたガイコツの案内人と記念撮影。

 大きな舵に10郎もびっくり。

 マーラン船の中も観察。昔の船乗りにとって船とは、命と生活を預けた最強の相棒だったことでしょう。

 操縦室もありました。

 2003年開館というこの資料館は無料というには、かなり中身のある施設です。みなさんもぜひ。 

 アボガドサラダサンドイッチを完食しなかった10郎の小腹を満たそうと、施設1階のパーラーでモズク入りたこ焼き(550円)を食べることに。10郎が「モズクが入っていないやつがいい」とKYなことを言うので、一応店員さんに聞いてみましたが、悲しそうな顔をした(当然)ので、「入っているやつでいいですよ」と注文。食べてみると、タコも大きくて、衣にカリカリ感もあるグレードの高い一品でした。550円が安く感じます。10郎もかぶりつきます。猫舌父子は中身の熱さに涙を流しながら、完食しました。

 もっと地産地消に貢献しようと、モズク天ぷらも買ったので、景色のいいベンチでいただきました。 

 帰り道で、昨日に続きキンタコさんへ。妻へのお土産を買うためです。すでに行列ができており、20分ほど待たされました。人手不足でお店も大変でしょうね。  

 帰りの道中、爆睡する10郎です。2日間、付き合ってくれてありがとう! 

 帰宅して、距離メーターを確認すると、110㌔。思っていたより走っていませんが、沖縄にはこんな近くに、いろいろな場所があるということです。

 今回の車中泊を通して、息子の成長、愛車の大切さ、そして父子で過ごす時間がいかに充実しているかを実感しました。これから夏場に向け気温も急上昇するので車中泊は難しくなりますが、タイミングが合えば機会を増やしていきたいものです。息子の成長があまりにも速すぎるもので。 

 チビ助、君がチビ助でいる間に、また行こうな!

 以上、「子連れの車中泊」でした。


子連れの車中泊@浜比嘉島(前)

2019年03月28日 | キャンプ、車中泊

 念願の車中泊を愛息10郎と二人で楽しんできたので、前・後編の2回に分けてお届けいたします。従来のカテゴリー「キャンプ」を、これから増えていくカテゴリーであることを願って「キャンプ、車中泊」に拡大し、今回の記事もそこに含めています。

 今回の車中泊に備え、備品を買いましたが、中でも100円ショップを活用しました。サンシェードやランチョンマットなどのほかに、実際にはあまり役に立たなかったのですが、LEDミニランタンも1個100円です。

 購入から7年目を迎える愛車エクストレイルT-31。海中道路の高架橋から撮影。わが車ながらかっちょいいっす~。今回の旅はまさに君がいなければ成立しなかった。これからも我が家にとって最高の相棒でいてくれ。

 さて本題です。

 自宅を出発したのは、午前11時前。愛息10郎は初めて助手席に乗りました。早速、漫画本を手にします(笑)。おい、アウトドアを楽しむんじゃないのか。

  荷物は最小限にしたつもりだったので、こんな感じに収まりました。しかし、車中泊旅を終えての反省点ですが、これでも過剰搭載でした。父子が車中に寝るスペースを確保するためには、ほとんどの荷物を運転席か助手席に収納し、それでも入らないものは車外に置くことになるからです。今回は集落近の場所だったので盗難等の心配はありませんでしたが、次回からは意識しなければなりませんね。イスは不要かな。

 自宅マンションを出発し、まず向かったのは、昨年のグラキャンでも利用した浦添市屋冨祖の「中央ミート」さんです。

  ガラスケースにはいろんなお肉が陳列されていました。その中から、ロース肉Tボーンを購入しました。ともに200㌘で計1400円程度。

 店主さんから飴玉をもらった10郎です。やったね。

 この店の人気商品メンチカツ(70円)です。お肉たっぷりでおいしゅうございました。衣と肉の分離感ががちょっと安っぽいのですが、70円なら安いものです。しかし、愛息は「おいしいともおいしくないとも言えない」とのこと。どんだけグルメだばー。

  そんな8歳坊やは、泡瀬付近まで来る頃には、ご覧のように爆睡。まだまだ、かわいいもんですね。 

 数年前に夜釣りの経験があることから野営地の候補の一つだった南原漁港も見学。駐車場が広いのと静かで落ち着いた感じがいいのですが、この日は、近くの養鶏場か養豚場からと思われる臭いが漂っていて、早々に撤退を決めました。

 第一候補の浜比嘉島へ向けて再出発です。海中道路に入る手前にあるキングタコス与勝店でランチを買いました。 

 店のドアにはこの表示。どこも人手不足なんですね。客は来るのに従業員が採用できず店を閉めてしまうケースが実際にあるようです。早く新しいスタッフさんが見つかるといいですね。

 海中道路に入ると、色とりどりのカイトサーフィンの景色がありました。みなさん、初夏の海を楽しんでいました。

 ランチを食べるため、まずは平安座漁港で休憩。浜比嘉大橋を背に記念撮影です。10郎も完全に目が覚めました。

 島を眺めながら父子で1つのタコライスを食べました。10郎が7割食べた(驚)のですが、予想以上においしゅうございました。サルサソースも合いましたね。野菜が一切入っていないことだけが気になりました。。。

  浜比嘉大橋を渡り、浜比嘉島へ向かいます。あいにくの曇り空ですが、高さのある橋なので海風が流れ込み、気分爽快です。

 島に到着。古き沖縄の風情が残る集落内を安全運転で走行。昭和生まれの45歳にとっては心落ち着く懐かしい光景でした。

  集落内を通り抜けたのは、シルミチャーというパワースポットにお参りするためです。付近の気配も神秘的です。 

 神のパワーなのか、木の根元も尋常ではありません。

  さらに進むと、沖縄とは思えない厳かな雰囲気を漂わせた鳥居が現れました。 

  記念にと愛息10郎お得意のジャンプをしてもらいました。

  しかし100段余ある階段を登り切ったあとは、多少つかれた様子。 

 パワースポットのメインである鍾乳洞に到着。車中泊の無事と夜釣りの釣果を願いました。

  しかし、お恥ずかしいことに写真を撮るだけで、さい銭を入れるのを忘れてしまった無粋な45歳です。そのあだが釣果に反映されることになるとは。。。

 集落内を引き返し、野営地に選んだ浜比嘉港に到着。向こうの防波堤には釣り人の姿がたくさん姿が見えましたが、駐車スペースには数人。おかげで一等地?に車を置くことができました。

 リアウインドウからすごそこは海。

 さて、社内をフルフラットにして、マットを敷くと、あっという間に男の隠れ家の完成です! 早速くつろぐ10郎。

 波の音を聞きながら、漫画の続きを読みます。こんなぜいたく、車でしかできません。

 今回は車中泊ということもあって、手がくさくなるのを嫌い、えさは魚肉ソーセージと缶詰めの貝だけにしました。目の前の岸壁から簡単垂らし釣りをセットしたところで、父8郎は早速料理。『テルさんTV 孤独の車中泊』の影響で購入したスノーピークのまな板セットを初めて使います。ペティナイフは軽くて短いのですが、切れ味はよかったです。 

 

 こういう調味料があったので100均で買っていました。

 オリーブオイルと混ぜて使います。おいしそう!

  野外料理で必須の水タンクも忘れません。

  サラダを作ったあとは炒め物に移ります。海風が強いのでイスを倒して防風対策。愛用しているスキレットをガスバーナーで熱します。

 ポテトとエリンギを炒めたのですが、ポテトは硬い仕上がりで失敗となりました。

 そのとき、垂らしていた竿がぐぐっとしなっていることに気づきました(今回鈴もつけていなかったので気づくのが遅れたのです)。あわてて10郎を呼び、引き上げます。10郎が「僕がやりたい」と言ったのですが、一匹目だけは何としても釣り上げたかった(笑)ので、父が釣り上げました。

 30㌢ほどのボラでした。外道ではありますが、釣れただけよかった。優しい心を持つ10郎が「海に返してあげようよ」というので、リリースすることに。チンやガーラだったら刺身にしていましたが。

 えさの魚肉ソーセージは3本用意していたのですが、まず1本をたいらげた10郎が、残り1本を惜しみなく撒き餌に使ってしまったので、釣りは夕方には終了しました。満潮の午後9時半ごろの夜釣りが最大の楽しみだったのに~。まぁ、風も強くなってきたので、どちらにしろ中断していたでしょう。

 野菜の補給と料理の彩りをつけるために、パプリカ、ピーマンも炒めます。

 料理合間の一人晩酌に久方ぶりのバドワイザー。さっぱりしてて飲みやすかったですね。ところで、えさとして買った缶詰の貝は、半分以上が8郎のつまみとなりました。夜釣りができなかった理由の一つです。息子より父の罪が重そうです。

 ついに主役の登場、牛ロースです。一枚約700円!

 今回の車中泊のために購入した数あるアイテムの一つ、スレートプレートランチョンマットで、おっさんなりのインスタ映え感を演出(インスタには上げていませんが)。いずれも100均です。

  車内は荷物もあって狭いので10郎だけの特等席にしました。チビ悪代官のおな~り~。

 父は続いてTボーンの焼きに取り掛かります。

 ジューッと、これまたおいしそう!

 10郎も骨をしゃぶるかのように味わいます。牛さんの命に感謝だね。食べ終わるころには外も暗くなってきました。

 とてもおいしくいただきました。

 さて、満腹になったところで車中泊の準備です。夜釣りを断念したこともあって、海に近い場所からトイレに近い場所へと移動しました。島民の方が清掃してくださっているのか、とてもきれいなトイレでしたよ。下写真は明るいうちに撮影したものです。 

 車内に収納できない荷物を車の脇に置いて、二人が寝るスペースを確保。寝る前の読書タイムです。8郎は直木賞の『宝島』1冊を持ってきました。しかーし! 40代後半男性にとって読書の一番大事なお供であるはずの老眼鏡👓を忘れたために、1ページ読んだところで断念! もう年ですね(泣)。完読するのはいつになるやら。

 海風は強く、車も少々揺れましたが、テントなどと違って、車の安定感は抜群。頼もしさを感じました。それでも外は真っ暗だけに多少の不安もあったのか、10郎はなかなか寝付けず、デザートのチーズケーキをいただくことに。

 

 真っ暗なはずが1時間もたつと月明りや街灯のせいで辺りを見渡せるくらいに目が慣れました。満月🌝が時折雲間から顔を出してくれたので、幻想的な天体ショーを拝むことができました。手持ち撮影の写真ではなかなか伝わらないのが残念です。10郎の記憶に残ってくれたかなぁ。君が幼い間に沖縄のいろいろな美しい景色を見せてあげたいと思っています。

 

 結果的に10郎は寝るまでに3回トイレに行ったので、近いところに駐車していて助かりました。 

 しばらくおしゃべりをしながら起きていましたが、マットと毛布にくるまれた温かさに、午後11時ごろには父子ともに眠りにつきました。

 ただ、遠くの漁港に来て車で肉を食っただけ、と言われればそれまでですが、エクストレイル1台あれば、こういう楽しみ方もあるんだと知った貴重な1日でもありました。

 続きは(後編)で! 


やんばるでGW2018

2018年04月30日 | キャンプ、車中泊

 2018年の大型連休の前半、8郎家は恒例のやんばるで1泊グラキャンをしてまいりました。早速、ご報告いたします。

 いつもの通り、高速道路を宜野座ICで降りるコースです。キャンプ・シュワブのゲート前では、辺野古移設工事の反対集会が開かれていました。この日は沖縄が日本から切り離されたサンフランシスコ講和条約締結日(いわゆる『屈辱の日』)から66年目の節目集会だったとか・・・お疲れ様です。

 今回の国頭ツアーには、残念ながらじいじは所用で参加できませんでしたが、ばあばが同行してくれました。食材の買い出しに名護のイオンに向かうと、駐車場にはごらんのような個性的な改造車が停まっていました(無許可で撮影しUPするのはどうかと思いますが、ほかにもたくさんの人が映撮影していました。謝)。所有者の方はこれで旅を続けているのでしょうか。楽しそうですね。

 名護からまた1時間使くのドライブを経て、国頭村のレストラン「浜風」に到着。8郎が北部に勤務時代によく通っていたお店です。肉料理を中心になんでもおいしいです。

 8郎はカツカレー。まあまあおいしゅうございました。高校生らしきホールスタッフのお姉さんは一人にも関わらず、てきぱきと働いていました。お姉さんの頑張りがお店のポイントをさらに上げていることでしょう(時給も上げてやってください!)。妻と10郎は白身魚のバター焼きという渋いメニューを選択。10郎は「バターにレモンかけるとおいしい」と中尾彬のようなグルメコメントを発していました。

 さらに北上。茅打ちバンタが見えてきました。沖縄本島の最北端に近づいてきたということです。いつ見ても滑り台のような台地ですね。

 目的地「奥ヤンバルの里」に行くまでに、近くの共同売店で足りない備品などを購入。ただ、残念なことに釣り針の種類が少なかったです。希望外のタイプを買うことに。

 不要物の処理をめぐって、ゆいまーるとリサイクルの精神が融合したようです。ご自由にどうぞ!

 宿に到着。昨年秋のどぅしぐゎーツアーと同様、ウニシ(3~5人タイプ)という一棟貸し。

 妻とばあばは宿に残ってバーベキューの準備。男二人は海の食材を捕りに港へ移動。かっちょい~。どぅしぐゎツアーでは小さな魚2匹だけしか釣れなかったので、父子二人で気合を入れます。

 しかし、数分後に10郎はこのありさま。

 なんと一匹も釣れませんでした! 大潮でしたが、タイミングが悪かったのでしょう。釣り針も・・・。満潮時間まで2時間を残して、あえなく納竿。「大きなマグロを釣ったけどかわいそうだから逃がしてやったよ」という言い訳を口裏合わせして、宿に戻りました。

 「奥やんばるの里」は翌日から、千匹単位で鯉のぼりがつるされるということで、この日までは静かな雰囲気。でも宿自体は満室でした。口裏合わせた言い訳を言う前に、ばあばに「魚は逃がしてきたんでしょ」と先手を打たれました!

  名護の我那覇焼き肉店で購入したTボーンステーキ(1450円)。4人で仲良く分けて食べました。

 骨の周りがおいしいことを知った愛息10郎。むしゃぶりつきます。ちょっとは野性的になったかな。

 すきっ歯でも完食!

 日が暮れ、曇り空の中、満月が力強く発光。にぎやかなお隣さんに負けじと、8郎家も花火をすることに。

 安い花火でしたが、楽しいものでした。

 風呂に入ると疲れがどっと押し寄せます。畳間で4人並んで就寝。毛布は、ばあばが日中に日干ししてくれていたので、気持ちよく寝床に入れました。

 電気を消しても、ふすまの向こうには赤い光がぼんやりと輝いているので、10郎が不安げ。確認すると消火設備の灯りでした。試しに写真に撮ってみるとかなりホラーな写り。国産ホラー映画の傑作「黒い家」を彷彿とさせます(怖)。

 さて、朝が明け、父子最大の楽しみキャッチボールです。30球程度やりました。今のところ、父は野球についてプラス思考全開で教えているので、愛息も自分にはなかなかの才能があると信じ切っている様子(笑)。やんばるの緑を背に、自信満々の決めポーズです。この後「肩が痛い」というので、氷で冷やしてあげると、数十秒で「治った」と言っていました(驚)。

 10郎のもう一つの楽しみが。それはココナッツ。イオン名護店で皮をむいたやつが400円ほどで売っていたので、興味半分で購入。8郎も幼いころからアニメなどで、漂流者がごくごくと飲むシーンを思い出し、懐かしく感じていました。

 包丁で割るにはあまりに硬いので、宿に備え付けのアイスピックで穴を二つあけ、天然のジュースを出します。思い切りこぼれているあらに。

 ココナッツジュースは細微な果肉や繊維のようなものが混入していますが、ほぼ透明。お味は想像通り。市販のジュースにはかないませんが、漂流した島で見つけたら「なんておいしいんだ」と思ってしまうであろうレベルです(8郎想像)。味覚的には、まさに、ココナッツケーキのあの不思議な風味です。コップ1・5杯分くらいの量がありました。

 鯉のぼりの設営作業がピークを迎える中、チェックアウト時間が迫っていたので宿を出発。エクストレイルが通りやすいように、地元の方々がロープを下げてくれるなどしてくれました。ありがとうございました。来年は祭りの最中に訪れますね。

 帰路は東海岸を選択。「チル橋」という橋から太平洋の壮大な絶景を拝みます。残念ながら空がかすんで水平線がわかりづらいですね。10郎はまるでジュノンボーイのような爽やかポーズを決めています。10年後、好きな女の子をドライブに誘って、この絶景を背にその笑顔で告ったらどうだい?

 県道2号に入り、普久川(フンガワ)ダムで休憩。きれいな鳴き声を発する茶色い野鳥が一羽、地面でえさを探していたので、近づいてみると、なんとホントウアカヒゲではありませんか。ヤンバルクイナノグチゲラという双璧と並ぶ、やんばる野鳥の3大固有種の一種です! 警戒心が強く、近づこうとすると、背中を向けたまま遠ざかります。愛機D300と望遠レンズがあれば、と後悔。しかし、ロボットダンスをしながら近づいた10郎(なぜ?)はアカヒゲさんの目を見るところまで行けたそうです。やはり純粋な子供のほうが野鳥も警戒心を抱かないのでしょうね。

 アカヒゲさんとの遭遇の余韻に浸りながら、おやつのチョコパイをほおばる10郎。いい経験になったね。

  大宜味村の塩屋湾沿いには、立派なデイゴの花が咲き誇っていました。今年は大きな台風が来るかな、と沖縄県民共通のてっぱんネタを共有しました。冒頭の写真もここで撮影。

 8郎らも車を降りて鑑賞。塩屋湾から回遊してくる海風に吹かれ、心地よい時間でした。

 ほんでもって記念撮影。10郎にとって背面のデイゴだけでなく、両手にも花、というところでしょうか。

 その後は名護で、じいじと合流し、くら寿司でランチ。21世紀運動公園で、じいじとキャッチボールもしました。

 たった1泊のやんばるツアーでしたが、とても充実したものでした。ちょっとお金をかければ、この島にはいろんな楽しみがあることを再認識しました。沖縄に生まれてよかった~。な、10郎。 

  10郎も来年は小学校3年生。身長も伸び、体重も増え、歯もかなり生え変わっているでしょう。両親に素直についてきてくれるのはあとわずかだなと考えるととても寂しいものです。

 まだまだ、一緒にいっぱい遊ぼうぜ!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【後記】名護のじいじが10郎の誕生日プレゼントとして金属バットを買ってくれました。いろいろ試し振りした中から10郎自ら究極の一本を選びました。小学校3~4年生用です。右打者である父8郎が、左バッターに仕向けました。右のほうが渋くてかっこいいと思うのですが、少しでも一塁に近い打席をという親心が働いてしまいました(笑)。あと、テレビで見る大谷に親近感を抱いてほしいという気持ちが大きいですね。父所属の草野球チーム「ダン〇ンズ」のユニフォームを借用して記念撮影。いつだってフルスイングする野球選手になれ! 


急いだキャンプ@金武

2017年11月12日 | キャンプ、車中泊

  秋晴れが続く沖縄です。このような神々しい朝日が起こしてくれます。この光景に、2017年の家族キャンプ決行を決意した8郎です。

 しかし、急いで計画しキャンプ場を予約したものの、当日の天気は下り気味。さらに10郎が37度を超える微熱を起こしました。中止も考えましたが、10郎が「行きたい」というのと、この日を外したらもう今年は予定が組めないだろうという思いもあったので、強行することに。結果的に10郎の熱もそれ以上あがらず楽しく過ごせました。

 場所は急ぎ決めたため、安・近・短を重視して、4回連続4度目となる金武町のネイチャー未来館にしました。いざ、出発。

 国道ではサイクリストの姿がちらほと。名護市を主会場に行われるツールドおきなわという大会と重なっていました。

 1時間弱で到着したネイチャー未来館にもサイクリストの姿がたくさんありました。ツールドの休憩場になっていたようです。15時を過ぎるころにはほとんどいなくなりましたね。ファミリーコースとはいえ、レース。急いでいたのでしょうね。

 テントサイトは9番。本当は河口に最も近い1~6番辺りを狙っていたのですが、団体客に先を越されていました(泣)。でも、目の前から垂らし釣りができる、炊事場も近い、と気持ちを切り替えることに。一番懸念していた風もそう強くは吹きませんでした。いざ、テント設営です! 

 しかし、過去4回で使ったことのないタイプのテントとサンシェードが支給されたので、妻と二人、しばし茫然。設営方法に関するトリセツもなく、困りました。しかし、アイパッドでネット検索すると、設営方法をていねいに説明するYOUTUBEを発見。活用させていただきました! 急がばネット検索、ですね。

 ところで、ここ(9番)の地盤の硬いこと、硬いこと! ほとんどの場所で、数㌢下にかなりの石が埋まっており、ペグを完全には打ち込めません(支給されたペグもほとんどが曲がっていたこともあり)。妻と二人、大苦戦。柔らかい場所を探しながら、なんとか整えましたが、設営後、しばらく手にしびれが残っていました。

 そんな中、10郎は自撮りを満喫。ちょっとは、手伝えっつーの! 写真の左端に偶然移ったわが頭の毛のなさに驚いた44歳のおっさんです。写真は真実を写すとはよく言ったもの・・・って、こら~。

 結局、サンシェードと合わせて2時間近くかかりました。いつもながら疲れた~。

 前日の仕事帰りに、急ぎメイクマンに駆け寄って、10郎のチェアを新調していました。980円です。

 早速、夕飯の準備です。牛フィレステーキを焼きます。今回は急遽決めたキャンプだったので、いつも以上にお手軽に済ませようと、恒例の煙の出ないロータスグリルではなく、先日のグラキャンでデビューしたスキレットを持ってきました。鉄鍋なので余熱効果にも期待。 焼き始めると、香ばしいニンニクの匂いが広がります。ところで、肉とニンニクって、刺身と醤油以上の黄金コンビだと思いませんか。

  今回材料を調達したのは浦添市屋富祖の中央ミートという店。T字形の骨の左右にサーロインとフィレが並ぶTボーンステーキもあったので購入していました。どこがTなのかよく分からず、大きなカルビのような気もしましたが(笑)、お味は想像通りにおいしゅうございました。エリンギもおいしかったっす。

  冬至を過ぎ、ここ沖縄でも急ぐかのように18時になると暗くなります。ランタンなどの照明が幻想的な雰囲気をつくります。

 お菓子などを食べたあとは、妻子はテントの中へ。風が冷たくなったこともあります。8郎ジャンパーを羽織り、一人垂らし釣りでウイスキーです。「知多」をロックでいただきました。

  さて、釣りですが、えさが取られる感触はあるのですが、手ごたえと呼べるほどの反応は全くありませんでした。20時を過ぎたあたりで8郎も寝ることに。

 テントの中での3人横になっての記念撮影です。 まだまだあどけない10郎。いつまで親に付き合ってくれるかなぁ~。

 妻は地面の角度や石が気になって眠れなかったそう。8郎は過去に比べると一番快適でしたね。とはいえ、午前3時半に目が覚めてからは眠れませんでした。

 起床後、釣り竿を確認してみると、一匹も釣れていませんでした。たたずむ竿が悲し気です(笑)。やはりもっと河口付近の場所でないと厳しいですね。そこにテントを張っていた団体客の方に聞くと「大きなガサミが数匹釣れました」とのことでした。よし、次からはそこだ!(笑) 

  さて、朝食の準備です。先日のどぅしぐわぁグラキャン同様に、妻子にもペペロンチーノを食べさせてあげようと張りきります。今回の具はシーフードです。エビやイカ、アサリなどが混じっている冷凍パックを購入していました。妻が好きなマイタケも入れ、オリーブオイルで炒めます。

 炒めると、具はいったん脇へ。火元が一つしかないからです。スキレットに砂などが入らないよう段ボール箱をふた代わりにして地面へ。次はパスタをゆでる番です。急げ!

  鍋も小さいものしか持ってきていないので、パスタもサンエーでこのようなものを購入しておきました。

  入りました! 感激。

  茹で上がったパスタと具をからめます。 唐辛子も投入。

  バジルをかけて出来上がり! 

 オリーブオイルとニンニクの食欲をそそる匂いにつられ起床した10郎。寝ぐせ全開です。

 家族3人でおいしくいただきました。短いパスタも全く違和感ありませんでした。

 さ、あっという間に片付けの時間です。なぜか、ランタンの袋を頭にかぶり、イギリスの近衛兵(このえへい)になる10郎です。

 設営では遊んでばかりだった10郎ですが、片付けでは、テントの骨組みの解体など積極的に手伝ってくれました。日ごろの工作が生きているのか、ポールを折りたたみ、収納するのも慣れた様子。父ちゃん母ちゃんはうれしかったぞう! おかげで片付けは1時間もかかりませんでした。

 

 愛車エクストレイルへの詰め込みまで手伝ってくれました。

 3人で力を合わせたために撤収はどのサイトよりも早かったようです。9時過ぎにはチェックアウト。

 帰りがてらどこかでお茶でもしようと、妻が検索したうるま市石川のカフェへ車を走らせます。急がばネット検索、ですよ。名古屋から移住してきたオーナーが外人住宅を再利用して開業した「イル・デ・パン」というカフェです。名古屋名物の味噌カツやきしめんが食べられるのだとか。

 到着。確かに、昔懐かしの外人住宅でした。

 しかし、個人的に、外人住宅より驚いたのは、道隣りに墓地が広がっているということでした。サーフボードと墓地という組み合わせはなかなかの違和感です。

  年齢不詳の男性が応対。開店2分前でしたが、おしっこがしたいという10郎のために急いで開けてくれました。出されたメニューを見ると、やはりザ・名古屋。そんなに高くもないですね。

  妻が注文したきしめん。透き通ったかつおだしでした。湯気に煽られるかつおぶしを見て10郎が「たまねぎが動いている」とびっくりしていました(笑)。確かに玉ねぎの皮みたいでもあるね。

  8郎は味噌カツカレー。おいしゅうございました。でもカレールーと味噌のコンビネーションは黄金とは言えませんでした。思い切りぶつかり、相手の長所を消す感じがしましたね。悪く言うわけではなく、もったいないような気がしたまでです。

  一番人気という味噌カツ定食を頼んだ10郎。「おいしい」とかぶりついていました。食いしん坊父ちゃんに奪われてなるものかと、珍しく急いで食べていました。

  シュークリーム(200円くらい)も注文。大変コスパのよいお店でした。外観はサーファーをイメージしたような作りで客層は固定化されていそうですが、大衆向けだと思います。みなさんもぜひ。

 急ぎ決断した2017年のワンデイキャンプ。帰宅後はとても疲れましたが、妻と「行ってよかった」と共感。10郎の熱も上がらずに助かりました。急ぎ成長する子供に待ったはありませんから、これからも挑戦しようと思ったときは迷わずに実行したいと思います。

 日付が変わるまでに寝床に就こうと、急いで書き上げました。誤字脱字、ご勘弁を。

 今日はこれにて。