沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

うりずんの完歩

2019年04月21日 | 風物詩(やんばる)

  ハーフマラソン3度目の挑戦となる「古宇利島マジックアワーRUN in 今帰仁村」に夫婦で出場してきたので、ご報告いたします。

 午前9時に浦添の自宅を出発。曇り空とはいえ、涼しくて過ごしやすいうりずんの気候の下、いったん名護に向かいます。名護のじいじ、ばあばに10郎を預けて、8郎夫妻は主会場である今帰仁村運動公園へ。レース開始が午後3時半にも関わらず、早めに動いたのは、先入りして会場近くの駐車場を確保するためでした。

 途中、ランチの弁当を買うために、名護市宇茂佐の弁当屋「こころ」に数年ぶりに立ち寄りました。ここは8郎が名護勤務時代に夫妻でよく利用した店です。そもそも自宅アパートの隣に位置していました(笑)。写真左が「こころ」、右が8郎らが住んでいたアパートです。10郎が生まれ、家族3人での生活が始まった思い出の場所でもあります。妻と昔話で盛り上がりました。

 当店名物『豚肉のミルフィーユ弁当』(550円相当)を購入! いざ、会場へ。

 会場の今帰仁村運動公園に到着。きれいな芝生でした。

 1時間後にはこのように奥まで車がいっぱい。早めに来てよかった。

 スタートは4時間近く先なので、とりあえず車内をフルフラットにして、妻と二人休憩。早速『豚肉ミルフィーユ弁当』をいただきます。数年ぶりでしたが、相変わらずうまい! 4つのカツそれぞれの味付けが違うというこだわりです。県都那覇にだってこんなにおいしい弁当屋はないと思っております。

 天候はずっと小雨でした。愛車エクストレイルの中は快適でした。多くの方が車中待機でしたが、フルフラットはほとんどいませんでしたね。ありがとう、エクストレイル。

 体育館で、受付を済ませ、ゼッケンやTシャツなどを受け取りました。数人の知り合いに遭遇。沖縄は狭い。

 ゼッケンとともに、パンフレットなどが同封されていたのですが、地元出身の歌手さんらしきCDも入っておりました。一人一枚ということは、この日だけで3千枚余配布されたということ(驚)。大城バネサさん、村の一押しなんですね。 

  本やアイパッドなどで時間をつぶし、2時ごろにはおやつとして、高速の伊芸SAのパーラーで購入していた「伊芸バーガー」(ドリンクセット600円)をいただきます。写真では、荷物に挟まれ多少つぶれた形となっています(謝)。しっかりとしたハンバーグでトマト、玉ねぎの定番組み合わせ、多めのマスタードも最高でした。ただバンズが厚かったですね。バンズは残しました。

  午後3時、スタート地点への呼びかけアナウンスが始まりました。カロリーは十二分(過剰?)に補給したので、元気よく向かいます。妻もこの時まで元気いっぱいだったのです・・・。

 号砲を前に、わさわさするランナーたち。

 8郎がうしろを見るとこれだけしかいません(笑)。どんだけ最後尾だばー。

 午後3時半、ついに号砲! 沿道から村民の方々が声援を送ってくれました。

  運天港前を右折すると、一番きつい上り坂です。前半最大の難関です。

 坂の途中では、地元の子供たちがタッチで応援してくれます。みんなかわいいねー。満面の笑顔にエネルギーをもらいました。数年前の10郎を思い出しました。

 この坂を上り切れば、ワルミ大橋へと向かう交差点で10郎を連れたじいじ、ばあばが待っている予定です。ところが、妻は「みぞおち辺りが痛い」と言い出します(汗)。しばらく頑張りましたが、「やはりリタイアする」と、わずか3㌔地点で断念。練習不足だけでなく、レース前の暴食も原因か。参加費4500円なので、1㌔当たり1500円の高額イベントだったことになります。残念無念! 健康第一なので仕方ありません。

 交差点では10郎とじいじ、ばあばの姿が。10郎に「お母さんを車に乗せてあげてくれ」と伝言し、走行を続けます。息子の顔を見ると、「やっぱり完走しないとかっちょ悪いな」という思いが強まってきました(笑)

 道の駅リカリカワルミ前では地元の少年野球チームでしょうか、子供たちがトマトを配っていました。おっさんにもくれ~。

 ワルミ大橋からの絶景とトマトの酸味が体に効きました。妻から「じいじばあばの車に乗りました」とメールが届いて一安心。

  ワルミ大橋を渡り、名護市屋我地に入ると、過去2回と同じ光景を目にすることに。先頭集団とのすれ違いです(笑)。もう古宇利島から戻ってきたんですか!?

 古宇利大橋が見えてきました。いつもながらの絶景です。

  橋の上では「あわもり君」なる方と遭遇。その恰好でどうして8郎より早いの~。

 知り合いとの遭遇らしきSCENEも多く見られました。

 古宇利島ももうすぐだ。

  古宇利島に上陸すると、ほぼ中間地点です。最初の制限時間はクリアできそうです。 

 計時板にはこのような数字が。10㌔に1時間半かかるって、かなり遅いですよね(笑)。気持ちを切り替え、後半に挑みます。

  折り返しの古宇利大橋は風が強くなりました。右ひざの上の筋肉が引きつってきて焦りました。

  この上り坂もきつかった~。 

 最後の足切り地点である15㌔地点を超えました。右手はワルミ大橋です。でも両足は限界です。走ることが難しくなってきました。正直、完走をあきらめかけました。歩きながら「とりあえず一歩ずつ行こう」と心に言い聞かせました。

 頑張ってワルミ大橋を渡り切ったところ、沿道の方から今帰仁名物のスイカシークヮーサージュースをいただきました。甘みと酸味が最高でした。これが効きました! 

 しかりワルミ集落付近に来ると、左足のアキレス腱、右ふとももの裏側まで引きつり始めます。歩くだけでも痛いので、もう走るのは無理です。所持していた200円を使い自販機で最後のアイテムを購入することに。炭酸飲料です! しかもマニアックなチェリオのクリームソーダ。これが最後の最後のエネルギーを供給してくれました。冗談でなく本当です(笑) 炭酸のないわが人生など考えられません。

 謎のチェリオパワーで歩行を続け、応援する人の数が増えてくるゴール前100㍍ではラストスパート(笑) ほぼ最後尾でしたが、よたよた歩いてのゴールだけはさすがにかっちょ悪いなと自尊心が働いたのです。ゴール前で写真を写している間に5人くらいに抜かれましたが、でも順位など、もうどうでもいいっす。歩いて歩いて、たどり着いた、自分なりのゴールですから。

 人生で初めて22㌔を走破(完歩?)しました~! 

 感想としては、過去の金メダリストの名言をパクらせていただき(常習犯)、

 「自分で自分をほめてあげたい」

 「すごく楽しい22㌔でした」

 ということにしておきますね。

 

 車内で体をふいて着替え、妻にLINEで結果を報告。右はコースターにも使えるという完走メダルです。

 午後7時半ごろには車も大半が退場していました。特に渋滞になることもなくエクストレイルを出すことができました。会場内駐車場にしてよかった~。

  翌日の新聞を見ると、2967人が完走し、完走率は92.2%だったそうです。ほぼ全員あらに! 過去2回とも9割にも入れなかったのかと思うと、完走を喜ぶどころか、情けなくもなった45歳です(笑)

 さて、家族を迎えに行き、「焼き肉きんぐ」で打ち上げです。ところで、この店。店内の居酒屋的な客の盛り上がりはいいのですが、店員さんの大声にはかなり辟易しましたね。メンタル系オーナーがよくやる自己満足の発声法を研修で植え付けられたのでしょうか。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」はそんな大声で言うものではありません。ここは家族、友人が食事と会話を楽しむところであって、そもそもグラウンドではありません。悪いのはバイト生でなく、メンタル系オーナーでしょうが。

 肉をたらふくいただき、22㌔で破壊された筋肉にたんぱく質を補給します。おいしゅうございました。

 サイドメニューも豊富でした。

 その夜はもちろん爆睡。翌朝午前8時まで、一切の夢も見ませんでした。ハーフとはいえ、完走したという充実感に包まれたのでしょう。参加してよかったと思っています。

 以上、うりずんの季節の45歳ハーフマラソン完走(完歩?)報告でした。

 今度はフルマラソンに挑戦しよう!などという気持ちが全く起こらないのは、もともと短距離的体質だからと自己分析しています。

 

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 以下は余談です。 

 翌朝、筋肉痛と戦いながら庭に出てみると、オオゴマダラさなぎがあるではありませんか。ばあばが職場の方からもらってきて、庭の木につけたのだそう。10郎を喜ばせるためかな。10郎が「このさなぎはほかの虫に食べられないように毒を持っているんだって」と豆知識を披露してくれました。

 よ! 昆虫博士ならぬネズミ博士(笑)

 さて、浦添に帰る前に、お世話になったじいじ、ばあばをお連れして、やんばるドライブです。母のサングラスをかけて、怪しげな目力を見せる10郎。何を隠そう、彼には計画があるのですよ。

 ランチの目的地である大宜見村への途上、ちょっと奇跡的な出会いがありました。前を走っているエクストレイルの車両ナンバー4桁が、8郎らのエクストレイルとまったく一緒だったのです! なかなかないですよね、こんなこと。8郎らもある意味を込めて選んだ番号だけに、このドライバーさんも同じ考えだったのか想像してしまいました。ラッキーな出来事に家族全員喜んでいました。

  ばあばのご推薦「和そば 江洲の花」に到着。 名護市からは30分で行けますね。

 和そば(並1000円)を注文。8郎だけが大盛(1500円)にしました。メインのそばが出てくる前に、かなりの天ぷらを出すということで、店主の男性から「そばは並で十分だよ。食べられないよ」と言われましたが、食いしん坊の意地を張り、強行。結果、「つくる人の言うことは聞くもんだ」と反省することしきりの結果に。写真では分かりませんが、そばはかなりのてんこ盛りです。すでに、たら、えりんぎ、ゴーヤーなど8種類の天ぷらを食べた(食べさせられた?)あとだったので、久しぶりに膨満感に苦しむことになりました。

 量には驚かされましたが、味的にはおすすめの店です。ただ、那覇から遠いのが難点ですね。

 その後、名護に戻ると、10郎が「サンエーに行きたい」というので、為又店に向かいました。昨日、父母がマラソンをしている間に、来週に迫った自分の誕生日プレゼントの下見を、じいじばあばとジャスコでしてきたらしいのですが、見当たらなかったそう。そこで今日をラストチャンスを見据え、なんとしても探し出すつもりだったのです。めでたくお目当てのブツが見つかり、じいじ、ばあばは初孫の希望に沿って、ベイブレードスタジアム(5000円相当)を買ってくれました。毎度、ありがとうございます。ご両人に別れを告げ、浦添に向かいます。

 いったん休憩しようと、道の駅許田の仮眠室(初使用)で3人横になりました。ぐったりする老夫婦を横目に、計画通り一週間前に誕生日プレゼントを手にすることができた8歳坊主は上機嫌。来週には9歳になります。父8郎は祖母にものを買ってもらった記憶などほとんどございません。じいじ、ばあばにはいつか必ず恩返しをしろよ!

 30分ほど体を休めた後、道の駅でソフトクリームを購入。相も変わらず食いしん坊一家です。

 やっぱり、おいしかった~。 

 さて、明日からは業務的に忙しい一週間となりそうです。起床後の足腰の状態が気になるので、今日はこれにて!


シーミーの試走

2019年04月14日 | 風物詩(やんばる)

 愛息10郎が入団予定の少年野球チームの公式試合を、家族3人で初めて観戦、応援してきました。8郎も監督やコーチにごあいさつを済ませ、10郎が正式に入団することを伝えました。監督、コーチらは10郎を大歓迎してくれました。とても雰囲気のよいチームだと感じましたね。

 試合は9対0のコールド勝ち! なかなかの強豪というのはうそではなかったようです。でも、8郎らが中座したあとの2回戦では、宜野湾の強豪に0対5の完封負けを喫したそうです。上には上がいるのですね。 

 公式戦を初めて間近に見て興奮する10郎。大きな声を出して応援していました。 

 試合後のミーティングにも堂々参加。チームで戦うんだということを学ぶ場ですね。早くユニフォームを着させてあげたいなぁ。

 さて、8郎家は2試合目を見ずに中座し名護に向かったのですが、2つ理由がありました。一つは翌日のシーミー(清明祭)の準備、もう一つは4月20日に迫ったハーフマラソン大会「マジックアワーRUN」に向けた現地での最後の試走です。

 途中、中城村の『プチ・スイート』で、墓前に供えるお菓子を購入。車中デザートもしっかり購入した食いしん坊一家です。おいしゅうございました。

 10郎は早速昼寝。眉をひそめる寝顔は、我ながら8郎にそっくりです(笑)。別に悪い夢を見ているのではなく、先天的な副鼻腔といいましょうか、簡単にいうと年中鼻の調子が悪いのです。低気圧もからむと眉の当たりに鈍痛が発生するので、自然と眉をひそめるような表情になってしまうのだと思います。毎朝、起きるのも本当につらいです。遺伝したくなかった体質ですが、現代医学でも治せないということで、どうしようもありません。早寝早起きで立ち向かうしかない!

 宜野座ICで降りて、東海岸線コースを選択。ここは車の通行量も少なく、景色もいいので定番コースです。トンネルを通過。

 妻の兄が仕事でこの日は来れないというので、8郎も墓掃除を手伝うことになりました。1時間ばかりはさみで雑草を刈りまくりました。おかげで両腕は腱鞘炎寸前。コップを持つ手がぶるぶる震えたので妻に笑われる始末(笑)。でもかなりきれいになりましたよ。

 掃除が済んだあとは、今帰仁村の古宇利島へ試走に向かいました。10郎はじいじばあばに預けました。

  走る前に、腹ごしらえということで、8郎の希望で『岸本食堂』へ。入店が15時ごろだったので、残念ながらジューシーは売り切れていました。注文したソーキそば(大)は、甘口のカツオダシとソーキ、そしてもっちり太麺の組み合わせが最高でした。出会って10数年の当店ですが、8郎にとって不動のナンバーワンそば屋です。

 古宇利島に移動。道の駅に車を止め、いざ試走! 前回同様、曇り空です。満腹のため、体が重い(当然)。

 曇り空にも関わらず、美しい海です。心地よい海風が背中を押してくれます。

 橋の中間あたりで、ちょっと気味の悪いものを発見。並べそろえられた子供の靴です。

 女の子用だと思います。。。欄干手前に置いてないだけ、飛び降り、一家心中などを疑いはしませんが、いたずらならかなりの悪趣味です。観光客家族が記念撮影のときに脱ぎ忘れた子供靴だと考えることにしました。大会に向けて、そのうち実行委員会が片付けるでしょう。

 さて、満腹だということもあって、試走は計6㌔程度にとどめました(短か!)。 復路では妻も限界をPR。

 8郎は少しでも筋肉をいじめようと、妻を置き去りに(酷)島まで走り続けました。このセコい努力が、本番でも生きるかな?

 道の駅で、前回同様にアイスクリームで疲労回復。一瞬にしてカロリーを過剰に取り戻すはめに。

 帰りがてら、以前から気になっていた今帰仁キャンプ場を視察。ここ数年人気が急上昇しています。管理人さんから話を聞くと、GWはすでに満席だそうです。車中泊の候補地だったのに~。いつか利用します。 でも正直、WEBで見るより、ちゃっちい感じがしました(謝)。集落が目の前なので、安心安全ではありますね。実際に女性二人だけでのキャンプ客もいました。

 帰宅後、たんぱく質補給にと肉と刺身をたらふく食べました。ばあばが料理してくれました。もちろん、その後は夫婦ともに爆睡です。

 翌日は、10郎とバッティングセンターへ。じいじが買ってくれたマイバットを持参します。 

 実は、昨日もじいじばあばとも来て、7回も打ち込んだという10郎。そしてこの日も結局7回挑戦! 1400円やで~。球速を80㌔から90㌔に格上げして打ち込んでいました。公式試合を見て、やる気に火がついたな! 父は見ていて頼もしかったです。バットのヘッドが下がらないように教えました。

 その後は、おなじみ21世紀の森公園でキャッチボール。芝が雨に濡れていましたが、ほぼ貸し切り状態。名護って本当に子育てにはいい街ですね。

 その後、妻の兄一家も合流。お墓の前でウートートーを済ませました。雨天のため、弁当は家で食べることに。10郎のいとこにあたるタカ坊とHANAちゃんも元気いっぱい。コワモテ8郎を悪役に仕立て、逃げ回ります。コワモテのおっさんに捕まると「地獄のこちょこちょ攻撃」を食らい悶絶してしまうからです。悶絶経験が豊富な10郎は父に『邪悪なおハゲさん』と新たに命名。年下二人の恐怖感をあおります。2、3年前につけられた「妖怪ハゲアブラ」(酷)は、どうやら卒業できたようですね(笑)

 みなと別れを惜しみあい、名護を発ちました。

 帰路の高速のPAでアイスクリームとアメリカンドッグを買った、食いしん坊父子で~す。ところで、PAってなんだか寄りたくなりませんか?

 

 以上、シーミーの試走でした。

 3度目の挑戦となる大会本番は、22㌔の完走を目指します!(過去2回とも12㌔程度でリタイア)。45歳おっさんと妻の挑戦、応援よろしくお願いいたします。

 ところで、8月頭に本番を迎える資格試験の勉強は全然進んでおりません。やばいっす~。

 今日はこれにて。勉強もせずに眠ります! 疲れたっ。


北風と太陽@今帰仁

2017年01月28日 | 風物詩(やんばる)

 先日、今帰仁村を回る機会があったので、その場その場で撮影した写真をUPいたします。北風は寒くて強かったのですが、太陽がさんさんと照り付け、ジャンパーがなくても過ごせるいい気候でした。

 まずは、カンヒザクラ。沖縄の青いを空とのコンビネーションという定番ショットです。村によるとまだ二分咲きだそうです。

  最大目的地の古宇利島に向かう前に、橋の駅リカリカワルミで休憩。相変わらずの絶景です。 

  伊是名か伊平屋へ向かうフェリーが白波をたてて走っていました。

  絶景を背に、琉装で記念撮影する観光客。きっといい絵がとれたことでしょう。でもあまりに明るいので露出に気を付けフラッシュ使わないと真っ黒人間になりますよ~。 

  久々にワックス洗車をかけた愛車エクストレイルも記念撮影してあげました。かっこいいぜ。そろそろ2回目の車検です。10数万円が吹っ飛びますが、同時に5年ローンが終わる時期なので、うれしいです。これでやっと本当の家族になれるのかな。すくなくともあと5年は8郎家の最高の相棒として走りまくってくれよ。

  いざ、古宇利島へ。全長2㌔の古宇利大橋も爽快でした。

 運転席からも絶景が流れます。BGMはもちろんTUBE&渚のオールスターズです♪

 助手席側の車窓には女子旅らしき4人組みが歩いていました。とても楽しそうですね! おっさんにはまぶしく見えました。青春っていいね。二度と戻れない瞬間だから思い切り楽しんで。

  お目当てのハートロックに到着。過去にもきたことがあるのですが、そのときは悪天候で写真もいまいち。今回はいい感じで取れました。 観光客も多かったです。

 せっかく古宇利島まで来たついでにと、あまり有名ではないですが、絶景が眺める展望台があるとマニアに人気らしいアフジャマバル農村公園へと。農道を走り続け島の頂上まで上がると、寂し気な公園に到着しました。

 あまりにも寂しいと思っていたら、8郎のあとからワンボックスカーに乗ったこれまた女子旅であろう女性7~8人衆がやってきました。まるで「少女時代」のようにみなさんきれいな女性でした。こんな場所に違和感ばりばりっす(笑)。8郎の勝手な想像ですが、本土で夜の世界で働くお姉さんたちではないかと思います。なぜそう思ったかというと、海風にのってものすごく高級そうな香水の匂いが流れてきたからです(笑)。そういう職場はボーナス代わりに豪遊する職場旅行的なものがあると聞きます。お姉さんたちは絶景に「やばい、やばい」と絶叫しつつ、一人立ちつくす怪しいはげ坊主をチラ見(警戒)しながら、足早に去っていきました。

 でもナビがあると、女性だけでもここまで来るんですね。あと数年で観光沖縄から「穴場スポット」はなくなりそうな気がします。

 これが展望台です。遠くに伊是名・伊平屋島が拝めますが、草ぼうぼうなのと、何といっても空き缶などのポイ捨てごみが散見されるのは残念。せっかくきれいな景色を見たその場でごみを捨てる精神だけは理解不能です。そういう人たちは、景色をきれいだと思わないのでしょうね。

 デッキの回廊もあります。風が超気持ちいいっす。

 

 この公園の向いにはおしゃれな建物がぽつんと。調べてみると、一棟貸し『ワンスイートホテル&リゾート古宇利島』のパノラマスイートだそうです。テレビで見たことはありますが、お金持ちが泊まるんでしょうね。もう一度いいますが、一棟貸しですよ! 屋上には露天ジャグジーもあるようです。

  古宇利島って本当にいい島でした~。


 本部半島まで来たついでにと、長浜ビーチにも足を運びました。うわさどおりにきれいな浜でした。ただ、茂みにはごみも散乱。無人ビーチなのでトイレもかなり古くて汚いです。キャンプなどでは来たくないですね。ウチナンチュこそ沖縄の海を大事にしていないという指摘は事実ですよ。 

 海水はごらんのように透明です。泳ぎたくなります。

 人っ子一人いなかったので、せめてもの足跡を残そうと、文字通り自分の足跡を映してみました。特に意味はありません(笑)。ウミガメの赤ちゃんの進路を妨害するな、などといわないでくださいっ。 

  本部半島ではそろそろ桜まつりも始まります。今度は家族で行きたいですね。


   ◆    ◆    ◆    ◆    ◆


 自宅でオスプレイの騒音が鳴り響いていました。爆音とまではいいませんが明らかに騒音です。そして、あきらかに住宅地上空を飛んでいます。 おいこら、あめりか~、協定違反だぜ!約束を守るつもりなんか毛頭ないんだろっ(怒)

 スタイラスTG-2の望遠でも写せるほどの高度でした。お前らはこんな横柄な態度だから、県民から出ていけと言われるんだぞ。ここではオキナワファーストを貫かんかいっ。

  お口直しに、最後は恒例の朝焼けショットです。曇り空に負けじと輝く朝日。空はいつでもきれいであってほしいものです。 

 さきほど虹も出ていました。愛機D300の広角18㍉でも収めきれないほどの弧を描いていました。

 

 今日はこれにて。


2012夏休み(前編)

2012年08月21日 | 風物詩(やんばる)

 8郎家の夏休みが始まりました! 8郎は今年は異例の1週間を取得 初日は妻方の両親を連れて久々にカヌチャに宿泊しました。すばらしい絶景ですねー。向こうに見えるは名護市辺野古のキャンプ・シュワブ。普天間飛行場の代替施設の建設予定地です。

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 8郎は愛息10郎を連れてかねてから熱望していたビーチサイドプールに入りました。宿泊者は無料。じいじばあも来てみんなでコテージでアイスクリームも食べました。

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 翌朝も懲りずにチェックアウト前にガーデンプールに。慣れてきたのか10郎も笑顔。かーかー譲りの白い肌も焼けてきたね。

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 上機嫌の父子は水中から撮影(笑) とーとーの顔こわいねー。もとから怖いけど。

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 2日目は名護の妻方の実家に泊まることに。10郎らは夜地域の盆踊りに参加したようです。8郎は夕方を前に一人愛車エクストレイルで国頭に向け出発。海岸線も絶景でした。

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 一人ドライブの目的は国頭村安田区の祭り「シヌグ」を見ることでした。名護勤務時代に叶わなかったからです。今年は「小シヌグ」といって小さめの催しですが、写真に収めることができました。

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 安田区によったついでに釣りもしたかったー。

 3日目は恒例の美ら海水族館へ。土曜日とあって観光客でごった返していました。沖縄にいるならすいている日に行くべきっす。

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 ただ、ジンベエザメは大張り切りで何度もターンを繰り返していました。10郎も目を大きくしていたね。

 帰路に嵐山展望台に。地味で目立たない展望台ですが、見晴らしは素晴らしいっす。やんばるにお立ち寄りのさいはぜひご見学をば!

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 じいじばあばとお別れのさいには爆睡していた10郎。じいじばあばはとても悲しげだったよ

 4日目は、沖縄市の倉敷ダムへ。コールマンのシェードがまたも活躍。蚊取り線香と下敷きタイプのテーブルも必須だと学習しました。

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 川原はとくに生き物もおらず。10郎は水をすくうことしかできませんでした。団体さんがあとからあとからどどっーっと。やっぱり広い海がいいね!

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 那覇への帰路、嘉手納飛行場近くの嘉手納道の駅で、米空軍のステルス戦闘機F22の離陸訓練を見てきました。あまりのうるささに10郎も嫌気がさしたようです。10郎よ、これが沖縄の現状なり。

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 天候にも恵まれ、最高の夏休み前半でした。

 後半は久々の漁港釣りにトライしてみたいと思います。またご報告します。ただ、台風14、15号の行方が気になるなー 


やんばるドライブ

2012年04月15日 | 風物詩(やんばる)

 一年で一番過ごしやすい季節、うりずんがやってきました。8郎も大好きな季節です。

 先日、家族3人で妻方の両親が住む、名護市などやんばるをドライブしてきました。新しく開通した名護東道路を通りました。エクストレイルは視点が高いので気持ちよかったっす。

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 名護勤務時代は何度も通った道ですが、久々に来ると、名護市がとてもきれいな街だったことを改めて痛感します。

 

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 両親と、妻の兄家族と大宜味村まで足を伸ばし、満開状態のオクラレルカを見て来ました。

 

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 いい気分転換になりました! 休める限り、エクストレイルとともに時間を過ごしたいと思う今日このごろです。


金のタマンと銀のアジ

2011年09月10日 | 風物詩(やんばる)

 先日、N高校時代の同級生、TARA、ジーコ、べっ亀さんの4人で飲んできました。串焼き居酒屋から、「じぇんこ」という穴場的なBARをはしご。楽しかったぜ。また飲もうJennko

 妻と二人、浦添市内の中華そば屋「ふくすけ」へ。会社の上司のオススメです。薄切りチャーシューとスープがおいしかったっす。おすすめで~す。 

 

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 さて、本題へ。

 前回同様、N港へ釣りに。9月の晴天です。まだ入道雲は元気です。灯台の影に隠れて快適でした。

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 釣果はなんと初タマンです! 黄金のうろことコバルトブルーアイシャドーは、まさに釣りの王様に恥じない美しさです。何と5分間で2匹つれましたが、一匹はあまりに小さかったのでリリース。また会おうぜ。

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 お次はガーラ(アジ)。まさに銀メッキのように輝いています。

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 とはいえ、写真にだまされていはいけません。実は、二匹と20㌢にも満たない小魚(恥)。刺身にしました。刺身はガーラがおいしかったなぁ。

 また行きます!


桜の街の王子たち

2011年01月31日 | 風物詩(やんばる)

 名護さくら祭りに足を運んできました。3~4分咲きですが、鮮やかなピンク色の花が灰色の曇り空に映えていました。

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 頂上付近から桜ごしに見た名護市です。海も近くにあり、緑も豊か、いい街です。中南部の生活に無理して追いつこうとしなくてもいいと思いますがねぇ。この街にハチロー一家がいるのもあと一ヶ月かなぁ。

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 祭り会場では歩行者天国となった大通りで大道芸人さんによるパフォーマンスが(下写真)。左端のあんちゃん、火が髪の毛に燃え移りそうなほどの迫真の演技です。

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 名護には春季キャンプでハンカチ王子も来ました。どれだけの騒ぎになるか注目しています。ミーハーではないですが、一度くらいは生王子を見てみたいものです。なんでも「がじゅまる王子」なるものも決まったとか、しかも3人も…。世の中に王子はこんなにもいっぱいいるのですね。

 食いものの話題に。

 最近流行り?の移動カフェで注文したベーグルバーガーとスパゲティです(下写真)。それぞれ違う店ですが、どちらもおいしかったぁ。飽食の時代、いまでは美味しくない店を探すのが困難なほどですね。え? それってメタボの証ですか。店名は忘れました(謝)。

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 【追記】ベーグルを犬の種類だと思っていたハチロー。まずまずの食感に感激も上乗せでした。

 お次は、家族3人で行った割烹「ゆかわ」。下写真はハチローが注文したマグロ丼(1000円)です。づけマグロがおいしゅうございました。ちりばめられた黄色いプチプチ(なんていう食材か知りません)がマッチしていました。夜は高そうな店でした。

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 さて、ハンカチならぬ、我が家のガーゼ王子こと愛息ジュウロウ。最近は目に見える成長が著しくて怖いくらいです。下写真はお茶を自分で飲むジュウロウ。

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 つかまり立ちも猛特訓中(下写真)。朝、目を開けたら即座に寝返りし、立とうとします(驚)。本能でしょうが、学ぶことに貪欲ですなぁ。見習おうっと。

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 自分の足で歩くのもそう遠いことではないでしょう。やんばるから出るのとどっちが早いかなぁ。


食い渋りたい年末

2010年12月15日 | 風物詩(やんばる)

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 防波堤ヘチ釣り専門の初心者ハチロー。サギに負けじと釣りのステージをちょっとだけ上げてみようと、先日えさをグレードアップさせてみました。差しえに「ぜっ鯛くわせ」、まきえにチン専用の「アケミパワー」を購入しました。

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 いつものY港へ。しかし結果は何と完全ボーズ! 小魚、ハリセンボンもかかりませんでした 約5時間かけての夜釣りボーズに疲労困憊。食い渋りには勝てないと分かりました。絵的に寂しいので、別の日にM町のS港で釣ったカマス(27㌢)をUPします。塩焼きにしました。

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 先日、妻方の両親とハチロー祖父らで金武町の「ガラマンジャク」に。イナムドゥチ定食(1500円)を。健康的でおいしゅうございましたが、ハチロー的には物足りなかったのはいうまでもございません。年配の方を案内するときにいいかと。Photo_2

 さて愛息ジュウロウ。足のデカ親指にハマっていることは前回お伝えしましたが、実はもう一つあって、それは横になって寝ているときの背中です(下写真)。横になっている姿はオヤジくさくて大爆笑ですが、その小さな背中がかわいくてたまりません。頭部と肩幅がほぼ一緒なので枕いらずです(笑)

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 これがいつかは父ちゃんよりごっつい背中になるんだろうなぁ。反抗期にそなえて、腕立て伏せを再開しようと思う今日この頃です。思っただけになりそう…。

 あっというまに師走もほぼ半分が過ぎました。ハチローは暴飲暴食で相変わらずの85㌔台をキープ。食い渋りたいものです。


どんどんな夏

2010年07月27日 | 風物詩(やんばる)

 夏真っ盛りの沖縄 先日、東海岸でシュノーケルダイビングをする機会に恵まれたハチローです。前日、本土から来た同業他社の方と2時ごろまで飲んだ二日酔いの体にムチをうって出撃です。

 吐き気に負けず、ビューリホー!

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 波に体揺らされるのもいいものです。

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 海中に潜ると、豊かな藻場が。小魚の群れが泳いでいました。ロクセンスズメダイか、オヤビッチャでしょうか。

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 クマノミの巣も。ダイビングポイントではないので、人間慣れしていないようです。

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 この透明度。同行者も気持ちよさそうにジャブジャブ。

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 キビナゴ(方言名スルルー)の群れも。5~8月が産卵期のようです。天ぷらにしたらおいしそう。

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 食いものといえば先日、市内の新しいそば屋に行ってきました。「 ま る 」です。店内は昭和レトロな雰囲気が味わえます。

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 オススメのまるそば(600円)。甘口のスープが印象的でした。小結!

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 24、25日には名護夏祭りも開催。職場の窓から花火がきれいに見えたので、撮影。満月とのツーショットが撮れました。 ハチロー好きな季節の一つ7月が、どんどん過ぎていきます。

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 さて、愛息ジュウロウもどんどん成長中(下写真)。先日、身内の結納に出席するため、妻が新調した6カ月児サイズの服のボタンが閉まらなかった愛称デブジュウです。写真右上の青いチェックの服がそれです(泣)。 新品なのにバザー行きかなぁ。

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 ジュウロウの成長を喜びつつ、クリーニングに出していたスーツを約半年振りに着用しようとして、ズボンのチャックが全く閉まらなかった父ハチローです(泣)。結納にはカジュアルな服装で出席しました(笑)。親子そろってメタボ街道ばく進中でーす。


線香花火に照らされたい

2010年07月18日 | 風物詩(やんばる)

 海洋博公園の1万発花火大会に行ってきました。やんばる生活ラストイヤーの今年、妻と「最後に見ておこう」と大渋滞を覚悟で出発。愛息ジュウロウは実家に預けました(酷)。

 観賞場所となったオキちゃん劇場跡からは、伊江島が一望でき、そこに美しい夕陽が沈んでいきました。多くの観光客が競うように写真を撮っていました。その美しい島が65年前は多くの死者を出した激戦地だったと、どれほどの人が知っているのでしょうか。

 

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  花火を見ようと海上にも、多くの船が出撃。ほとんどダイビング船のような気がします。

 

 

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 陽もくれ、空は美しい紺碧に。アコークロー(方言で夕と夜の間)の美しさ。7月だけに透き通っていますね。

 

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 花火大会が始まりました。全長350㍍というナイアガラが火蓋をきりました(下写真)。あまりに遠かったので迫力はいまいち(笑)。

 

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 その後は連発でした。

 

 

 

 

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 寂しげな花火も…(下写真)。花火は夏のはかなさを教えてくれますなぁ。

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 ハチロー夫妻は1部で終了。駐車場に向かうときに、2部の大きな花火を背中で感じました。

 でも、やはり花火は家族や友人など、身内で楽しんだほうが一番楽しいかと。線香花火でもいいっす、仲間たちの楽しげな顔が花火の光に照らされて暗闇に浮かぶ。それこそ花火の一番の楽しみだと思うのですが…。あまりにも昭和レトロに偏っていますでしょうか。海洋博に一日4万人が集まる年最大のイベントといいますが、ハチローは最初で最後でいいっす(笑)

 1万発に食傷気味の夏の夜でした。