沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

遅れた年度末

2022年03月31日 | 学童野球

 あっという間に年度が変わります。

 2022年4月1日をもって18歳が成人になります。一気に200万人が成人になるようです。この「18歳成人」についてはあまりに支障が多すぎると考えていることから、いまだに納得できない昭和のおじさんがここにいます。20年間という長い時間をかけてきちんと大人に育てあげるということは悪いことでしょうか? 世界標準に比べて遅れ気味なのかもしれませんが、残すべき日本のいいところだったと思います。若い世代に政治や経済への参加機会を早めに与えることで国の活性化を図ることを建前としていますが、個人的にはやりたい放題やってきた高度成長期時代のおっさんたちが日本の将来に関する責任を丸投げしたようにしか見えません。1人でも多くの若者を、1日でも早く安い賃金で働かせ、年老いていく自分らの年金の足しにしたい、という社会的意図が透けて見えるような気がするからです。

 法律が施行されるときに、何を言っても遅いのですが。。。

 

 さて、今回のカテゴリーは少年野球。なのですが、長年、探し続けていたシングルCDをやっと見つけたので、その話からお伝えします。

 そのCDとは、バブル時代のリゾート系アーティスト集団「渚のオールスターズ」の傑作「シーズン・イン・ザ・サン」の英語バージョンです!(オールスターズと言ってもほぼ織田哲郎氏の世界観が構築されています)。7,8年前からネット検索サービスに登録し探していたのですが、入荷後即売れるという状態がずっと続いていました。今回はケースが半分壊れているという傷物だったおかげか売れ残っていたのです。迷わず購入。4,990円なんて安い、安い。競売に遅れ即売れの憂き目にあった「傷なし」は1万円をゆうに超えていました。パッケージのメーンタイトルは「Be My Venus」となっていますが、3曲目にこそ価値があるのです!

 「シーズン・イン・ザ・サン」は本家TUBEを初め、いろんなカバーがあるのですが、わびさび感とリゾート感がMAXとなる、作曲者・織田哲郎氏が歌う日本語バージョンがベストです(これはCDを所有していますし、ネットでも購入できます)。一方、ロングバージョン構成になっているこの英語版は、懐かしきユーロビート的要素を織り交ぜた遊び感が楽しめるつくりとなっています。日本語版、英語版ともにそろえることができました。 

 この曲は8郎の青春そのもの。いつまでも大事にしたいと思います。

 

 本題に入る前に閑話休題的なネタをもう2つ(早く入れ~)。

 コロナ禍も3年目を迎えます。県内感染者数はまた増加傾向を見せています。愛息10郎のチームメートが陽性者となったので、8郎家3人も遅ればせながら、初めてPCR検査を受けてきました。

 結果は3人とも陰性。よかった~。チームメートも全員陰性だったので、学童野球の春季大会に出場することができました。その結果(それが本題)については、後記に詳細あります!

 

 ヒマネタ最後は、8郎が作った肉じゃがです。焦げ目が付くくらいに炒めたら、かなりおいしく完成しました。10郎も「うまっ」と言ってくれましたよ(笑)。和食をあじくーたーにするコツは、みりんを多くすればいいということに遅ればせながら気づいてしまったおっさんです。また作ってみようっと。

 

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 では、遅ればせながら本題です。学童野球でもっとも権威ある春季大会(マクドナルド杯市区予選)に出場してきたので報告します。

 7月の全国大会に向けて地区予選は3月に始まるのです。高校野球の春の選抜から夏の大会までと期間を一緒にする、まさに〝学童野球の甲子園〟です。もちろんですが、高校野球と違って、学童のほうは負けたら3月で夏も終わります。

 当日の天気は最高! 絶対優勝するぞと保護者達でも盛り上がりました。

 初戦の相手はおととしのCクラス(4年生以下)大会の決勝戦でタイブレークの末、敗れてしまったMY。初戦ながら〝事実上の決勝戦〟として臨みました。監督は10郎を先発に指名! 

 しかし10郎。相変わらずコントロールが定まりません。キャッチャーがジャンプしても届かないようなボール球を3球も投げていました(驚)。5球に1球はすごいストレートがびしっと決まるのですが。。。初回にフォアボールで出したランナーを外野手のエラー? も絡んで1点先制されます。しかしバッティングに関しては無双状態の10郎🔥 直後の1回裏に、流し打ちで左中間を切り裂き、余裕で帰還する2ランランニングホーマーで逆転! 後日談ですが、その打球は2塁ランナーが「ミサイルのようなすごい音で飛んで行った」とびっくりするほど迫力があったようです。

 その後見方打線が2点を取り、10郎も何とか3回を2点失点で乗りきり、勝利投手の状態でマウンドを降りました。しかし、その後の選手交代などベンチの采配がことごとく裏目に出て(結果論なので責められません!)、時間制限ぎりぎり(あと30秒の世界)で相手に追い付かれる始末。結局、おととし同様、苦手なタイブレークに持ち込まれ、まさかまさかの逆転負け! 敗戦が決まった瞬間の保護者達にただよう怒りと喪失感、8郎も怖いほど感じました(笑)。分かりますよ。この日のために3、4年間サポートしてきて、この日も休みを取って早朝から応援、サポートしたのですから。そもそも子供たちはいい試合をしていました。

 負けてしまったものは仕方ない、と割り切りたいのですが、このチルダイ感、しばらく続きそうです。何といっても学童野球最高権威の大会が開始2時間で幕を閉じてしまったのですから。。。

 しかし大人が次を見据えずに子供たちに方向性を示すことはできません。次の大会こそ頂点を目指すぞ! 子どもたちにはその力が十分にあると信じています。

 エースとしてまだまだ力不足の10郎。ピッチング練習の課題は、現在のゆったりとしたフォームをもっとリズムあるものにすること、またテイクバックを小さめにすること、と共通認識を持ちました(メジャーのダル、大谷投手を参考)。今回負けたことで、投げ込みの大切さを分かってくれるといいな~。

 と、ここまで書いてオチにしようと考えていたところ、BADニュースが飛び込んできました。10郎が練習中のベースランニングでまたも左足首をひねってしまい、2度目のじん帯損傷を患ってしまったのです!(泣)。すぐに妻が病院に連れて行ってくれたのですが、前回とほぼ同じ診断。「全治3週間。今後1週間は絶対安静」です。2週間後にミドルクラスの大会(県外派遣あり)が始まるというのに。大会にどう関わればいいのか、悩ましいところです。


外した3月

2022年03月09日 | 学童野球

 3月に入りました。徐々に寒さが遠のき、日中なら半そでで過ごせる日もあります。ある朝の美しいうろこ雲を撮影。もちろんベランダ・・・訂正、絶景テラスから撮影です。

 本題に入る前に、小さなキャンプギアを2点購入したので紹介します。2点とも家使いもできる優れものです。

 1つ目は数年前からキャンプギアとして人気のホットサンドメーカーです。無名ですがカクセ―という国産メーカーでアルミ製。2,580円でした。

 ホットサンドメーカーは有名メーカーのいろんなタイプがあるのですが、8郎家では①洗いやすい2枚板脱着式、②収納性を高めるハンドル脱着式、③取っ手を抑える金具が末端にある、④パンを2枚に分割するセパレートタイプの4点を重視しました。しかし、どれだけネットで探しても4つすべてを備えるものが見当たりません。唯一ロゴスのやつがそれに近かったのですが、金具の位置に不満がありました。よって、①③④を備え、ネットでニッチに評判がよかったこいつを選択!

 ロックが取っ手の末端にあるので外しやすく、閉じやすいいんですよ!

 いつまでも信頼の証であってほしい「MADE IN JAPAN」の刻印がかっちょいいっす。

 サイズも意外にコンパクトなので、②ハンドル脱着式でないこと、も今は気になりませんね。逆にいちいち外さなかったのではないかと考えると、②の機能は不要だったかもしれません。早速使ってみました。

 完成~。中央をハサミで切って分離します。左2つはピザソースを使ったやつ、右2つはフレンチトーストにしたものです。焦げ方の違いはまだまだ実験段階のためです。すぐに焼けるので、朝の忙しい時間でも重宝できます。中身を切って見せたかったのですが次の機会に。脱着式なので洗うのも意外に簡単です。

 お味も最高。8郎が苦手な食パンの耳も水分が抜き取られて薄くなり、サクサクと非常に食べやすくなっていました!

 もう1点は保温保冷の缶ホルダーです。こちらはステンレス製。1,650円でした。底はゴム製で滑り止めにもなっています。

 実際に使ってみると、ラガー350ml缶を10数分かけて飲み終えるまで、確かに注ぎ足す🍺は冷えたまま。これからの家のみに外せないアイテムとなりました!

 やっぱりビールはキンキンじゃなきゃ。

 

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 さて本題です。学童野球ネタです。

 話は2月に戻りますが、愛息10郎と妻がヤクルトスワローズの春季キャンプを見学してきました。ちょうど去年ブレ―クした奥川恭伸投手が投げていたそうです。昨年のセ・リーグCSで相手チームを100球以内で完封(マダックスと呼ばれます)したコントロール(10郎に見習ってほしい!)を間近で見られてよかったね。残念ながら奥川投手、この日は打ち込まれてKOだったようですが(笑)。外れの日だったかな?

 3月に入ると、10郎が所属するチームの現6年生最後の大会が開かれました。コロナの影響で2カ月遅れの実施です。チーム一丸となって、初戦で県大会出場の強豪Uを撃破し、その勢いで2回戦も突破。準決勝で残念ながら宿敵Mに1点差で惜敗しましたが、6年生4人というハンディにも負けず果敢に戦いました。みんな、おつかれさん! 3年前の今頃10郎に野球を勧めてくれたT先輩も卒団となります。学童野球も春は別れの季節。さみしいね~。

 10郎は足首のじん帯損傷からほぼ完治しているのですが、念のため今大会までサポート具を装着したまま臨みました。3試合すべてでヒットを放ち、9打数3安打1四球1打点。出塁率は4割4分で盗塁も1つ決めました。守備でも3試合でマスクをかぶり後逸もなく守りを固めました。十分合格点ですが、前大会での豪打ぶり(2試合で4HR)があまりにインパクトがあったので、周囲から「ちょっと不調ですか」と聞かれる始末。まるで3割3分を打っても不調と言われた全盛期のイチロー選手のようです(笑)。しかも相手投手はすべて卒業間近の6年生。父はよくやったと褒めてあげたいと思っています。確かに打点が1なのは物足りないけどね(準決勝の1,2塁、同点のチャンスで投ゴロはいただけない)。筋トレもいいけど、素振りとタオルピッチングをもっとして、プレーの切れ味を磨いていこうぜ! 

 来週には新代表チーム初の派遣がかかる大会にして、学童野球で最も権威あるとされるマクドナルド杯の市予選が近づいています。ホームベースが一般用になり、イニングも7回から6回に短くなるなど大幅なルール改定が初めて実施されます。10郎もついに足首サポート(下写真)を外しての完全復活で挑みます。10郎の二刀流、いや捕手を含めると三刀流の活躍を妻ともども応援していきたいと思います🔥 10郎のラストイヤー初戦の激闘はこちらで報告させていただきます!