沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

さよなら2017年

2017年12月31日 | 年末年始

 2017年も今日で終わりです。皆さんにとってどういう年だったのでしょうか。毎年強く感じるようになっていますが、早いものです。当ブログも今年最後のアップとなります。

 

 2017年も激動の年でした。いろいろありましたが、8郎が個人的にトップニュースを挙げるなら、AI(人工知能)に尽きると思っています。数年前から驚異的な能力は注目されていましたが、人類の未来にどう影響するのか、ほとんどの人が現実問題として受け入れられていなかったと思います。人生曲がり角を超えた8郎世代ならともかく、こらからの時代を生きる10郎らにとってどのような存在になるのか想像もつきません。AIはまかり間違えば、人類にとって「神」となる可能性だってあります。もともと「神」なんて人間の心が創り出したものですから、それと進化したAIが同じではないと、誰が言い切れるでしょうか、と44歳おじさん、考えています。それが世界的な共通課題として浮き彫りとなった一年だったのではないでしょうか。ちなみに池上彰さんの番組で「AI登場により近く無くなってしまう職業」に8郎と妻の両職場が含まれていました(笑)。っていうか笑えねー。

 インターネットの登場以上に人類に大きな影響を与えそうです。コンピューターという存在を抜きに、思考すること、遊ぶこと、働くこと、そもそも生きること自体ができなくなっていくのでしょうか。

 

 一方で、8郎個人にとっての最大ニュースはというと、宅建合格・・・といいたいところですが、3年もかかったという反省点を踏まえて、あえて外します。それよりも宅建合格の余韻を生かしながら、休む間もなく本命である中小企業診断士の勉強に着手した、ということに尽きますね。年末は仕事も忙しくなって、勉強する時間も減りましたが、地道に積み重ねています。サラリーマンとして来春の人事も気になりますが、どこへ行こうと、この会社で8郎にできない仕事なぞありません(きったねー人事権者の目の前で腹踊りすること以外はね。ひゅーひゅー)。勉強も並行しながら40代後半を全うしたいと思っています(勉強できないほど長時間勤務の部署にだけは戻りたくありませんが!)。

 2018年、縁起のいい年になりそうです。いや、みんなの力でさせましょう!

 

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 さて、今年のクリスマスも家族3人で仲良く過ごしました。親戚の肉屋さんで購入した牛肉を元ステーキ屋コック、8郎が焼き上げます! 

 冷蔵庫にあった野菜等も添えて完成!

 おいしゅうございました。牛さんにも感謝です。

 食べたあとは父のアイパッドで動画を見る10郎。最近、10郎の靴がくっさいんです。お風呂ではタオルで洗えといっても、楽な手洗いを選び、聞かないのですよ(怒)友達のお家に遊びに行くときが気になります(笑)

 クリスマスケーキは妻絶賛の2年連続オハコルテのもの。おいしゅうございました。 

  でもやはりイブは白いケーキがいいねというのが3人の感想でした。来年はそうしよう。

 さて、サンタの存在について半信半疑になりつつある10郎ですが、プレゼントをもらえる一年に一度の聖なる日であることは、全く疑っていません。毎年恒例の妻の小細工です。お供えしたものをサンタが食っていったという。

 翌朝、希望の品が枕元にありました。カード集です。

 曇り空に向かって、サンタさんに感謝の言葉を述べる10郎です(笑)

 おい、10郎。毎年言うが、お父さんはクリスマスプレゼントなんて一度ももらったことはないぞ。そういう子は世の中にたくさんいる。そしてもらえることがどれだけ恵まれて育っているか分かる男になれ。そうすれば自分がどう生きればいいか、自分で決めることができるだろう、とお父さんは思っています。これからもお前の耳にたこができるくらいに言い続けてやるからな! 

 

 今年は姪っ子ひまりんと甥っ子たいちんには、クリスマスプレゼントをあげることができませんでした。そのお詫びにと、後日、二人を南風原町の「バル・ステーキ」に招待しました。ひまりんは来年受験する高校が決まり、推薦合格の発表をどきどきしながら待っているのだそう。弟のたいちんは身長もぐっと伸び、学内で席次6番に挙げてきたのだとか。おじさんは二人の努力が心の底からうれしかったです。

 8郎はTボーンステーキ(2000円程度)を注文! 400㌘ですから安いといえるでしょう。

 5人でいただきました。

 メタボ8郎、もちろん完食。微妙なTボーンだけが残りました。

 クリスマスプレゼントが間に合わなかったので、例年より高めのお年玉を二人に上げました。二人のすこやかな成長を心から願いました。10郎も、二人のお母さん(つまり8郎の姉)からお年玉をいただきました。

 このバル・ステーキさんはとてもお勧めですね。まず肉がおいしいのと鉄板の熱さが食事後半まで続くので、肉も野菜も最後まであっつあつです。家庭的な雰囲気もよいですね。みなさんもぜひ。

 

 今年の年末はどうやって過ごそうか、妻と相談。安室奈美恵のラスト紅白を見たい気持ちもありましたが、10郎が小さいうちにできることをしようと考え直しました。 

  8郎家の年越しの様子は年明けにご報告いたします。

 では皆さん、よいお年を!


つれづれなる師走

2017年12月17日 | 読書

 12月の半ばに入り、急に寒くなってきましたね。久々のブログ更新です。 

 大したネタも特にないので、カテゴリーは久々に「読書」にしました。ということで、最近読んだ本の紹介をはじめ、つれづれなるままです。

 宅建試験後に、束の間の休息をしようと、本を3冊、AMAZONで購入しました。すべてミステリーです。「どんでん返し すごい」で検索したところ出てきた評判の高い3作品です。

 以下、8郎の書評です。

 まず『葉桜の季節に君を想うということ』(歌野晶午著)は、「絶対に騙される衝撃のトリック」というキャッチフレーズに以前から気になっていた作品です。しかし、感想としては、「すべてトリックのために無理やり作られたストーリーというのが見え見え」というネットでのある辛辣な書評に、8郎もほぼ同感。確かに奇想天外なオチがあるのですが、それまでの事件と何の関係があるんだという違和感が読後もぬぐえませんでした。一人称である主人公のキャラも好きになれないタイプで感情移入も無理。奇策を考えすぎたあまり策に溺れた、というのは酷でしょうか。前評判が高かっただけに、点数は辛口50点というところです。 

 『仮面山荘殺人事件』(東野圭吾著)のオチも、全く想定外というものではありませんでした。それどころか、多少ひきょうではないか、とまで思いましたね(笑)。単行本250ページ程度なので読みやすいですし、懐かしの赤川次郎氏のようなライトノベルズって感じですね。当代切ってのベストセラー作家である東野氏ですが、8郎は波長が合わないのか、完読したのはこの作品が初めてです。直木賞作家のわりには人間描写が浅いというか(素人のお前が言うか)、ストーリー構築最優先の非現実な人格描写が多いような気がします。だから、多くの国民が面白いというベストセラーを次々と出せるのでしょうが。別作品も読んでみたいと思わせる完成度ではなかったですね~。これまた辛口55点。ただ、気軽に読めて、気軽に楽しめます。出張時に飛行機の中で読むにはいいかもです。

 最後の『十角館殺人事件』(綾辻行人著)は、まだ途中です。四半世紀前に書かれたものですが、本格推理小説としていまだに名作と語り継がれているので、ついに手に取りました。松本清張氏らの社会派推理小説ブームが終焉したことに現れた「新本格」という位置づけのようです。本書にも書いてあるように「靴の汚れた刑事が不倫現場を追うのではなく、孤島の連続殺人事件を高級なゲームとして楽しむ」(長!)として読んでみるつもりです。意外にも読みやすくて入りやすい内容です。年内にこれを読んで、80点を超えなければ、本格推理小説は卒業しようと思います。

 8郎は非現実なエンターテイメント(ほぼ推理小説ですが)も好きですが、中途半端にリアリティーを持ち込んだ作品は苦手です。そんな作品を読むと、これなら故・横溝正史大先生が70年前に書いた『八つ墓村』の虚構の世界のほうが全然リアリティーがあるわい!と思ってしまうのです(当時お化け屋敷とバカにされた『八つ墓村』ですが、横溝先生の「誰よりも面白い小説を書くぞ」という人生をかけた執念が一行一行に詰まっています)。小説だけでなく映画の世界でもそう感じますから、8郎がもう「旧世代」のカテゴリーに含まれているということでしょうね(気づくの遅!)。どちらにしろ、人間を浅くしか描けていない作品は、やっぱり面白くないですね。最近の作家は、恵まれた環境に育ち読書量が多い天才たちなのでしょうが、一方で人生経験が非常に浅いのではないかとも思います。面白い脚本を頭の中で組み立てるのは天才だが、実体験が伴っていないから一番大事な人間が描ききれていないという感じがしてならないのです(これは仕事でたまに会うIT企業家たちにほぼ共通して感じる空虚感に似ています)。ゲーム世代のある意味弊害もあるでしょうし、文学自体が飽和状態という実情もあるでしょうがね。

 評判の高い2冊を読んで、あらためて横山秀夫氏の未読の作品を探してみようかと思った、師走この頃です。どなたか、激オモの小説があるという方、ぜひ教えてください!

 

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 さて、最近の愛息10郎です。クラスのいじめっ子と折り合いが合わず「学校が面白くない」と不満を漏らすようになっていました。問題児のA君がしょっちゅう暴力的にけんかをふっかけてくるようです。A君は10郎だけでなくほかの子に対してもそうで、PTAでも問題化しているようです。

 父8郎は、いざというときは相手をぶっ飛ばしてもいいんだと教えました。自分から手を出すのは「空手に先手なし」の崇高な精神にも反し、道徳上もよろしくありません。しかし、もし相手がどうしても攻撃をやめなかったら、公衆の面前で、顔面に全体重をかけた鉄拳を打ち込んでやれと教えました(怖!)。顔面を殴られて、立ち上がって反撃してくるやつはまずいないと。そして「公衆」の面前なら、先手ではなかったという証人もいるからだと。もちろんあくまで最終手段としてですが。それさえも想定せずに、いじめられたと嘆くだけの男にはなるなと。どんな場面でも頭と体をフル回転に使って危機を乗り切るんだと教えました(ダイハードか!)。先生やお母さんに怒られても、父さんはお前の味方だということも

 とはいえ、まず親には何でも話せということと、先生にも相談すること、友達と連携すること、など、周りを味方につけるなど基本的な対策を最優先に教えましたがね(笑)。

 下写真は、石ころを使って石やりを作った10郎。勉強中の父に完成度を披露しにやってきたのでパチリ。石以外の原料はすべて真っ白なA4用紙です。妻いわく20枚くらい豪快に丸めていたとのことです(汗) おい、これでいじめっ子に反撃するなよ!

 10郎よ、どうして、いじめっ子、不良がいるのか、と考えることはとても必要だぞ。スラム街育ちだった8郎父さんも小学校2年生のときに近所の札付きのワルと遊んでいたが、彼らはみな家庭に問題ありだったよ。彼らの素行が悪いのは彼らのせいでなく、彼らをそういうふうに育てる家庭環境と、その家庭環境を育てた世の中が悪いんだと、当時8歳の8郎父さんは痛感しました。そんな不条理な世の中で、どうやって生きていくのか、自分で考え、実行できる大人になってほしいんだ。とても難しいことだが、それも人生だよ。

 そういう意味では「いじめっ子登場」は、いろんな意味で何よりの人生経験だと思っています。もちろん、いじめられている子が自殺を考えるくらいの状況で親が出なければならないほどの悪質なケースもあるでしょうが、今回は巷によくある範囲だということと、8郎家は、愛息がいつか8郎と妻がいなくなっときにも自分ひとりで生き抜いていけるように育てることが最大の教育理念なので、できる限り自分の力で解決してほしいと思っています。

 そんな父の思いとはうらはらに、学童でもらってきた超長のグミをもくもくと食べる10郎。服の毛玉などがくっついているので「食べるのをやめろ」と言っても聞く耳を持たず、すべて食い切りました。その意地があれば大丈夫だ! でも、学童には、こんな気味悪い(失礼)お菓子を配らないでほしいな~。

 その後、学級懇談会に行ってきた妻によると、その後、いじめっ子とも何とかうまくやっているのだとか。それだけでなく10郎の交友範囲の広さに妻も多少感動した様子。いじめ子からクラス1の秀才まで話が通じていると先生が言っていたそうです。名前に十字路の「」を入れたのは、けっして偏らず(強いものに媚びず、弱いものをいじめず)、多くの友達と交わってほしいという父の願いがあるからです。10郎、その通りに学校生活頑張っているようだね!

 

 話は別世界のように変わりますが、おいしゅうございましたシリーズです。那覇市松山にあるミカド食堂すき焼きです。牛肉と豆腐と白滝がおいしゅうございました。体が温まりました。そんなこんなで体重82㌔超が続く師走です。【追記】ところで、ほっともっと弁当のすき焼きって超おいしいと思いませんか? ミカドもおいしいですが、ほっともっとのそれは弁当界最強だと思っています。  

  当ブログにどんでん返しはないので、おなじみテラスの朝焼けショットで、お別れです(笑)。月も出ていたので、パチリ。冷たく乾燥した風が心地よいので洗濯物を干すのも苦ではありません。沖縄に生まれて、よかったぁ~。

 あ、備忘録として追記です。先日、毎年恒例のヤスーン忘年会を行いました。亀さんがシフト上の都合、Tら~が体調不良による欠席となり、寂しいものでしたが、代わりにゲストとして、草野球チームで一緒の山さんが参加してくれて盛り上がりました。砂吉も遅れて登場し、なんだかホッとした忘年会となりました。ポン先生、森ドゥ、いつもありがとねー。場所はツカピンの店。リハビリが続くツカピンですが会えてよかったです。ヤスーンもどぅしぐわぁたちとの年の瀬を楽しんだことでしょう。

 

 2017年も残り2週間。仕事も忙しくなってきのたで、もしかすると、次回更新は毎年恒例の大晦日になるかもしれません。みなさんも寒さに気を付けて(インフルも大流行のようですね)、乗り切りましょう。

 今日はこれにて。


師走の合格通知

2017年12月06日 | スキルアップ

 待ちに待った宅建士試験合格証書が届きました。

 挑戦から3度目にして、初めて、うれしいニュースを受け止めた師走となりました。

 妻が文具屋で買ってきてくれた「日本レコード大賞」級(!)の額縁に入れて飾っておきます。

 あとは実務講習を受けて県に登録をし、念願の宅建士証を受領するまでです。それは来年の話なので、今年はもう宅建に関してすることはありません。ということで、妻が合格祝いのケーキを買ってきてくれました。おいしゅうございました。

【後記】年内にすることはない、と書いたら、下写真のテキスト等が郵送で届きました。来年の講習に向けて、最後の勉強があるようです。もうちょい頑張ります。

 

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 家族でたま~に行く豚骨系ラーメン屋。台湾に進出すると新聞で読みました。少子高齢化が加速する中、外貨を獲得しないと生きていけない世の中になっていくのでしょうね。振り返って、右肩下がりの8郎の会社はどうすればいいのか。それはけっして外貨を狙うことではないでしょう。IT、WEBなんて単なる手段にすぎません。生まれ島で愛される企業であってほしいと思う8郎は、どれだけ市場が縮小しても地域に寄りそうことでしか、生き抜く道はないと思っていますがね。地域の人から完全にそっぽを向かれていることに気づいていない状態で、県外、国外に販路に目を向けても本末転倒でしょう。一杯の「黒焦がしにんにくラーメン」を食べながら、おじさん考えました。胃がもたれました(笑) 話を戻すと、このラーメン屋はウチナ―ンチュが創業社長のようですね。海外でもウチナンチュ魂を見せてほしいものです。

  朝焼けが美しい師走です。

 洗濯物を干すためにでたベランダ、いやテラスからは、オレンジ色というか、ピンクというか、幻想的な雲と、グラデーション豊かな青空の競演を眺めることができました。

 新生太陽の登場をいまや遅しと待つ瞬間です。

 生まれました~。

 わずか5分の間に起きたショーでした。

 最後はこれまた恒例の10郎なりきりショットです。妻のカールを使って、サザエさんになりました。なんでか~。

  今日はこれにて。