沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

光と風の島旅

2008年11月30日 | 離島物語

  29日、またしても伊是名島に行ってきました(何回行くねん)。今回は業務ではなく、ほぼプライベートです。妻も伊是名初体験してきました。下写真はフェリーいぜなから見た太陽。神々しい七色の光を降らせていました。Photo_4

 目的は「しまあかり」。島の地域活性化グループが立ち上げた今年で二回目のイベントです。島に千個のロウソク行灯(あんどん)を設置し、柔らかい光が幻想的にライトアップ。中心となる国指定重要文化財の銘苅(めかる)家住宅(下写真)ではライブも行われました。もちろんライブは撮影禁止どえす。

Photo

 県内のアコースティックデュオがライブし盛り上げました。が、昨年のJimama(ハチローは見ていませんが)の方がよかったかもしれません。彼女の「でいご」は伊是名の夕暮れ時にぴったりですからねー。

 夜風を浴びて体が冷えたので、夕飯は「福寿し」へ。業務出張のさいは必ず打ち上げの場となる海鮮居酒屋です。鍋焼きうどんなどを注文しました(下写真左)。おいしかったすぅ。

Photo_5

 しかしこの店、看板にはレストランと表記してあります。島の七不思議の一つかもしれません…。 

 翌日はレンタカーを借りて、島めぐり。ハチローも初体験の展望台に登りました(下写真)。前日の船酔いに苦しんだ妻は多少おつかれモードですなぁ(笑)。ちょっぴり冷たい、でも心地よい風が吹いていました。思わずテーブルの上でうたた寝をしたハチローです。 Photo_2

 伊是名はまさしく風の島でした。

 下写真は島唯一の給油所から港へ向かう途中に見かけた秋冬の渡り鳥ミサゴ。電柱から飛び立つSCENEです。かっちょいいっすねぇー。

Photo_3

 おそらく、今年最後の伊是名島。一泊二日の短い旅でしたが、楽しめました。離島はやはりいいものですなぁ。

 さて、今日で十一月も終わり。師走を前に、相変わらず細々とした業務をかかえるハチロー。明日は一応休みですが、家の机でちまちまとやることになりそうでーす(泣)。


ド根性物語

2008年11月24日 | その他

  業務が多少落ち着き、そこそこの時間が出来たハチローです。

 この一週間のやんばる自然フォトライブラリー(全3枚)をどうぞ!

 東村の高江を走行中、道路を横切る動物に遭遇。降りて近づいてみるとイモリでした(下写真)。

Photo

 県指定の天然記念物のイボイモリだと思いますが、それにしてはオレンジ色の部分が多すぎるような気もします。えっちらおっちらと可愛げに歩いていましたが、そのスローさが交通事故被害とマングースによる食害にあう理由。一番悪いのは人間ですがね。

 次は金武町の田んぼで見かけたコチドリ(恐らく)。水浴びを楽しんでいました。特徴である黄色いアイリングがかわいいですね。全体的にもまんまるとして愛嬌のある鳥でした。

Photo_3

 そして三年連続の撮影となった絶滅危急種のオキナワギク。夕日と波風を浴びながら、力強く咲いていました。

Photo_2

 さて先日、TSUTAYAで久方ぶりに本を買いました。以下のとおりの一貫性のない品ぞろいです(笑)

Photo_4

 『カラマーゾフの兄弟(中)』は、未だに上巻を数十ページしか読んでいないにも関わらずです(笑)。理由は帯に書いてある金原ひとみ(『蛇にピアス』で芥川賞)の「上巻読むのに四ヶ月。一気に三日で中下巻」という衝撃的なキャッチコピーにあおられたからです。確かに上巻は予想を上回る退屈さなのですが、ひとみ嬢がそこまで言うならと…。中下巻の大転回を期待して気長に頑張ります。 

 『影踏み』はご存知横山秀夫作。これで四冊目でしょうか。粒ぞろいの短編に期待大です。

 そして右の二冊。80年代に少年時代をすごした男なら誰もが一度は涙した永遠不滅の友情物語『キン肉マン』です! 単行本サイズになっていたので買いました。小さいころはお金がなくて、友達のを借り読みしていた記憶がありますなぁ。7、8巻はちょうど悪魔超人と正義超人の死闘を描いたころ。ブレイクするきっかけとなった部分です。

 バッファローマンはじめ、阿修羅マン、サンシャインなど、にくい敵ながら「かっちょいいー」とPhoto_5うなったキャラクターが惜しげもなく登場。しかし何といってもかっこいいのは、あのジェロニモです! 人間でありながら超人にマジって大活躍。何度も窮地に陥りながら「ウーララー」の雄叫びとともに地獄の底から復活する、その根性は主役キン肉マンの「火事場のくそ力」を上回るものがあります。最後のせりふ「だって、おらは人間だから」は四半世紀ぶりに読んでも泣かせますっ。

 闘うことにつかれたプチおじさんたちにオススメです。次回は「北斗の拳」にも挑戦しようかと。

 右写真は、ジェロニモにも負けず劣らずのド根性パパイヤ。ブロック塀を突き破って(?)伸びています(驚)。屋我地島で見たまさに「やんばるナニコレ珍百景」です。

 ハチローもここぞというとき、ド根性を見せるサラリーマンになりたいものですなぁ。

 でも、今日はつかれたので寝ます。zzz…。


島は秋色

2008年11月16日 | 離島物語

 暑さが続く沖縄ですが、目の前に広がる風景は次第にの気配。ススキも目立ってきました。本部町瀬底島での風景です。

Photo

 瀬底島に寄った際に、妻と二人、人気の「fuu cafe」に立ち寄りました。ネパールカレーやんばる島豚のとんとろ丼(ともに1300円)を注文(下写真)。非常に、非常においしゅうございました。カレーは3種類のルーが味わえ、とんとろ丼のお肉は「柔」の一言につきました。

Photo_2

 

 

 水瓶のへりには、メジロが三羽集まり、タイミングを見計らっては、水浴びを繰り返す光景が。のどかですなぁ。

Photo_3

 

 のどかな雰囲気にいやされ、おいしい料理を食べてみたい方は、こちらをご参考に。

「fuu cafe」について

 さて先日、またしても(笑)伊平屋島への離島出張に行ってまいりました。ちょうど「伊平屋ムーンライトマラソン」なるもが開催中。

Photo_4

 月明かりの下、フルマラソン、ハーフマラソンを走るという全国でも珍しいイベンPhoto_6トだとか。島民あげての応援の中、ほぼ満月に照らされた薄明かりのコースをひた走るランナーを見て、うらやましくもあったハチローです。完走するのは大変でしょうが、みなさん楽しそうでした。

 ゴール後は、ふれあいパーティーなるもので深夜まで盛り上がったらしく、ハチローらの民宿までコピーバンドの大音響が聞こえてきました。午前零時を過ぎたあたりによようやく止みました。42キロを走ったあとに、どんだけの体力が残っているのでしょう。

 ハチローも同僚らと深夜3時まで、居酒屋で飲み明かしました。それにしても離島で飲む酒はうまいなぁ。

 下写真は、明け方、民宿の窓から見た光景。なかなかハワイアンです。正しくはイヘヤンというべきか…。どうでもいいですが(笑)、心洗われる思いがしました。Photo_7

 

 気付けば、11月も後半に。年末に向けて体調を整え、ラストスパートの準備です。皆さんも風邪、インフルエンザに気をつけましょう。 


名護が彩られました

2008年11月10日 | 風物詩(やんばる)

 先日、名護市のカヌチャベイホテル&ヴィラズに行ってまいりました。目的はもちろん冬の風物詩「カヌチャスターダストファンタジア」を見るためです。下写真は夕食をとったカヌチャ内の居酒屋「くすくす」です。もちろん他のレストラン、料亭は高くて入れません(泣)。一度くらいは、お坊ちゃま総理と赤坂の高級BARに行ってみたいものです。

Photo

 しかし、やはりというか、居酒屋メニューも高額でしたなぁ。ビールジョッキが700円。ほとんどの料理も700円が最低値。庶民派夫婦、四品しか頼みませんでした。味はさすがによくて、県魚グルクンのから揚げもお上品でした。個人的にはもっとカリカリでもいいのですが。 

Photo_2

 そして肝心のイルミネーション。右側がシンボルのマザーツリー。すでにクリスマスモードですなぁ。まだ早いんちゃうかなぁ(急に関西弁)。冬を認めない夏男ハチローです。

Photo_7

 イルミネーションの別カットは「 Photo Album」にUPしています。ご覧下さい。

 さて、8、9日とやんばるでは一大イベントが開かれました。自転車の祭典「ツール・ド・おきなわ」です。国内最大規模だとか。20周年を記念し、名護の中心地を交通規制にして行う「クリテリウム」という周回レースが注目されました。下写真は名物ひんぷんガジュマルの周りを駆け抜けるチャンピオンレース出場のサイクリストたち。時速50㌔近くになるとか。はやかったっすぅ。

Photo_6

 名護出身のハチロー妻が幼い頃、ローラースケートで駆け回ったという庶民感覚あふれるアーケード通り。郊外への大型スーパー進出のあおりを受け、今や「シャッター通り」とまで呼ばれるまでに閑古鳥が鳴いています。その日ばかりは、国内トップクラスの自転車レースを間近で観戦しようと、沿道には多くの住民らが出揃いました。サイクリストらのなユニフォームと、住民らの声援が、さびれた商店街を彩りました。

Photo_5

 やっぱり、通りはにぎやかなほうがいいですね。


風車と海亀@伊是名島

2008年11月03日 | ダイビング

 業務で伊是名島に行ってきました。ちょうど、いぜな88トライアスロンが行われていました(昨年の出張時も同様、縁があるのかなぁ)。日頃静かな島は、人の数が約二倍になり(驚)、熱く燃えていました。港では、島の人たちがプラスチック容器で作ったという風車がたくさん飾られており、アスリートたちを歓迎していました(下写真)。リサイクルをPRしているのだとか。

Photo

 宿はきくや旅館。これも昨年同様(笑)。今回はシングルを割り当てられました。ベッドの部屋があるとは意外。廊下を走り回る宿のちびっ子たちの騒音(笑)以外、落ち着ける部屋でした。ちびっ子たちは、みんな目の大きくて愛らしい「島の子」たちでしたよ。

Photo_2

 さて、業務が終わった3日。伊是名ダイブを果たしてきました! 前回のチャレンジでは、休日にもかかわらず会社の先輩の電話一本業務命令によりドタキャンしてしまった経緯があり(泣)、ついに念願達成です。 ビッグポイントではありませんでしたが、伊是名ブルーを堪能してまいりました。

 下写真は群れる熱帯魚たち。青かぶりもはなはだしいですが、愛機ミュー渾身の一枚です!

Photo_3

 お世話になったショップは「ライトスタッフ」。オーナーさんは、島起こし事業で村の中心となっている方です。ヤマトンチュにしては(と言っては失礼ですが)ほんとに気さくで楽しい方でした。ショップの本棚に「三丁目の夕日」のコミックが並んでいたのにも親近感が湧きました(笑)。

 お客さんにはハチローの他にカップルが一組。聞くと2日のトライアスPhoto_4 ロンの出場者で、見事完走を果たしたとのこと。しかし、すごいのはレースの前日と翌日に潜っていることです。スイム、バイク、ランで計88キロを走るだけでなく、その前後にダイビングとは。その体力どんだけぇぇぇ。

 2ダイブで、ポイントは「田老(たろう)」と「タートルウェイ(亀の道)」。右写真は、田老付近にある通称「サンゴタワー」。オーナーいわく「ロープにサンゴが付着してできた」とのこと。面白いですねぇ。だから何?と聞かれれば、それまでの一枚です…。

 大物には出会えなかった今回ですが、ハチローのダイブログ的には記念となる出会いが。それはウミガメさんです(下写真)。那覇の肥えた亀には三ヶ月に一度は会っていますが、ホンモノには会えそうで会えなかったので嬉しいです。恐らくタイマイの子供だと思いますが、かわいい目をしていました。

Photo_5

 これで、やんばる異動後、水納島、伊平屋島、伊是名島をダイブ。残すは伊江島のみとなりました。でも、それはもう来年かなぁ。

 同僚らとの楽しい酒が連夜で飲めた3泊4日の伊是名出張。疲れがピークに来ています。35歳、もう若くはありませんなぁ。早めに寝まーす。