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沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

金武湾の夏、マンネン夫妻がやってきた

2009年08月16日 | ダイビング

 

 【おことわり】文字サイズを小さめに戻しました。読みにくいという方コメントください。

 先日、仕事で知り合ったウミンチュの案内で金武湾で潜ってきました。1ダイブだけでしたが、珍しい機会だったので楽しかったです。ご覧下さい、この青さ。往復30分程度の航路でしたが、ハチローの肩はヒリッヒリに焼けました(泣)。

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 大きなハマサンゴがありました(下写真)。潜り漁の漁場だということで、お魚さんもたくさん(写真はなし)。業務中のウミンチュも散見されました。海の男は、やっぱかっこいいなぁ。

 

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 目的が達成されると、安全停止など何のその、「わったーたいむ」で急浮上するウミンチュ(下写真)。待たんかいっ。潜水病が怖くないんかいっ。

 

 

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 初の金武湾ダイブの達成した自らにご褒美をと、帰路、久しぶりに恩納村の「なかむらそば」へ。ソーキそば&いなり、おいしゅうございました。

Nakamurasoba

 15日は、那覇からマンネンK美夫妻が遊びにやってまいりました。本部のCafeや市内のビーチを満喫してきた模様。夜のホスト役となったハチローは、名護市内の「するじな」を案内、3人で飲み明かしました。せっかくだからとやんばる名物「ヒートゥ(イルカ)の刺身」も注文。なぜか一番口に合わなかったハチローです(謝)。 ウチナーのヤマト化問題、やんばるにおける風葬の歴史、陶器組合の変遷の歴史などハードなネタから、われらがキャプテンてっつぁんの婚活あっせんまで…4時間超、話題はつきませんでした。楽しかったなぁ。久々に飲んだ菊の露ブラウンもおいしかったよ。下写真は店前での記念撮影。後の看板も消灯しています。

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 また遊びにおいで~。次はてっつぁんたっPも連れて(謎の1人も随行OK)。

 追記:モザイクの量が足りなければ早急にご連絡ください。

  ここ数日、名護湾の夕陽が美しいっす(下写真)。先日は虹がかかったと新聞にも載っていましたね。

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 8月もあっという間に半ばを過ぎました。世の中は日増しに、衆院選挙のクライマックスで騒がしくなりそうです。民主党が政権をとったら、どれだけのことが変わるのか、36歳サラリーマンも注目しています。

 熱中症はもちろん夏バテにかからないよう、お互い頑張りましょう。


渡名喜ブルーで1本残す

2009年07月06日 | ダイビング

 今回から文字サイズを大きめに設定しております。

 5日、入社同期のE原氏タカの3人で、初めての渡名喜島ダイブを敢行してきました!

 もともとは慶良間コースだったのですが、「海況のあまりのよさ」(byガイドさん)が理由で急遽、渡名喜まで足を伸ばすことに。往復時間が1時間、料金が2000円、それぞれUPすることに多少抵抗感はあったものの、「今日行かなかったら二度と行けないかも」というプラス志向でハチローらも賛成しました。

 渡名喜に近づくと多少、波が高まり、船のへりで吐き気を我慢するタカ(下写真)。ガイドさんの手が背中をさすってますなぁ。

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 1本目はアンジェーラ口(ぐち)というポイント。アンジェーラという水路が近くにあるということが名の由来で、ウミガメの遭遇率の高さで有名らしいっす。下写真は、エントリーの喜びをバレエダンサーのように表現するE原氏タカ。花吹雪(単なる浮遊物ともいう)も舞ってます!

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  早速、アオウミガメに遭遇!(下写真)。優しい目をして岩の上にじぃーっと横たわっていました。

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そして、光の射すほうへ、はばたくウミガメ君(下写真)。かっちょいいー(単に息をするため浮上しただけですが)。結局大小あわせて4匹確認できました。大きいのは「畳一畳くらいあった」(byタカ)。2割引きでご想像ください。確かに大きかった。

 ガイドさんいわく、「いいときは十数匹見られることもある」とか。

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 ところで、上写真左下のギャル2人。常にウミガメに先回りするハチローのおかげで、彼女たちのカメの写真は常に後姿だったかと…。申し訳ないが、写真の世界にルールはあっても情けは無用!(byハチロー)

 さて2本目は 、海底洞くつポイントブルーホールへ。「真っ暗な洞くつを抜けると右手にそれはそれは美しい渡名喜ブルーが現れます」というガイドさんの説明に、大勢のダイバーが期待に胸を膨らませます。いざ、出発(下写真)。

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 そんな中、わが盟友の2人は何をやっていたかというと…(下写真)

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 ホモ男性2人の海中変態プレーを見てしまった、と後悔されたあなた。ご心配を。単にタカのフィンが外れたため、E原氏が装着を手伝っているという、友情とお間抜け感にあふれる映像です。ていうか、何しとんじゃーいっ。急がんかーいっ。

 気を取り直して、洞くつへ。

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 洞くつの途中は確かに真っ暗で何も見えなかったのですが、ところどころ天井から青い光が差し込んできました。

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 そして、数分でゴールへ(下写真)。確かに幻想的な渡名喜ブルーが待っていました。

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 【追記】この洞くつは長澤まさみ主演の映画「群青」にも登場するようです。機会があれば映画館でも洞くつ体験してみたいものです。

 最後に出会ったのは、クマノミ(下写真)。クマノミの右下のオレンジ色のつぶつぶがそうです。恐らくメス親と思われるクマノミは、コワモテのハチローに対し(魚に通じる?)、勇猛果敢に威嚇してきました。親の愛は強い。

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 2DIVEを終え、船上へ。ほとんどダイバーが3DIVEに挑みましたが、ハチローは経済的理由から断念(悲)。まぁ体力もなかったのと、さらにもう一つの理由がありました。

 それはともかく…。

 船上で一人、まどろんでいると、雨雲がどんどん近づいてきました(下写真)。帰りの船は、強い日差しや雨に交互にうたれました。気圧は不安定だったようです。

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 下写真は夏休み中の不摂生な生活がたたり、疲労困憊のE原氏。手すりに右腕をかけているのは本人いわく「落下防止のため」とのこと…。Photo_18 

 心配性の彼に、ここで一句。

 腹回り 手すりのすきまを くぐらんわい

 おあとがよろしいようで。

 すきやき定食のご飯にバターを塗る食生活はやめましょう。

 2人とも、楽しい夏のひとときをありがとー! また潜ろうぜ。

【追記】2009年、7本目を終え、初心者ダイバーハチローもついに通算49本となりました。記念すべき50本目は、ヤスーンとの思い出がある崎本部か、真栄田岬を最有力候補に考えています。何らかの理由で変更する場合もありますが。万一、付き合いたいという方がいれば、いつでもご連絡ください。


真っ黒マクロ系

2009年06月02日 | ダイビング

 先日、本部町のダイビングショップを利用して、水納島&瀬底島をダイブしてきました。曇り空ながら、紫外線を思い切りあびたため、背中は真っ赤、顔は真っ黒な年男です。まずは水納島。ポイントはその名の通り「灯台下」です(下写真)

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 出迎えてくれたのは、小さくて可愛いハダカオコゼ。が、出だしからフラッシュが届かず、思い切り、青かぶりしてます(泣)。

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 お次はハナビラウツボに遭遇。全長は1メートルほどかと。

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 砂場ではチンアナゴ(通称ガーデンイール)が「扇の陣」をつくっていました。海流にのってやってくるプランクトンを待ち構えているのでしょうか。 面白いですね。

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 休憩は、水納島に上陸。ビーチには本土の高校生が修学旅行で上陸してにぎやかでした。人口わずか40人程度の島に、200人の修学旅行生って、どんだけの話しでしょうか。

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 遊泳ビーチとは反対側の浜。曇り空でなければ、もっといい色が出ていたかと(泣)

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 さて、2本目は「瀬底島ラビリンス」へ。ちょっとした洞くつがあるコースです。さまざまなマクロ生物に出会いました。まずは2種類のウミウシ。悲しいかな、それぞれ、ウミウシ図鑑で調べても名前が判明せず。知っている方、教えて下さい!

 1匹目は、背中のトゲトゲは一体何なんでしょうか、っていうやつです。

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 2匹目は宇宙から来たナマコみたいですなぁ。

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 そして、海底のチアリーダーと呼ばれるキンチャクガニ。本当に手にボンボンを持っているようですね(笑)。が、あまりに小さくて、ピントがあいませんでした(号泣)。

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 最後は洞くつ内の主ともいえるアカマツカサ。目が大きいですね~。暗闇でうごめく姿は光を当てるまで不気味っす!

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 以上のように、最近はマクロ系ダイバーになりつつあるハチローです。ミューのワイコンが光をあまりいれてくれないという事情が主因ですが、小さくとも一生懸命生きている海中生物に会える楽しさを実感しつつあるのです。

 そして、目標の50本まであと3本と迫っています。その前に、もうひとつの目標「サンゴの産卵」にも挑戦するぞぅ!

 仕事はともかく、ダイビング事情は順調な36歳サラリーマンでーす。


7人の初心者@慶良間

2009年05月06日 | ダイビング

 GW最終日の6日、ハチローは会社の同僚6人とともに慶良間ダイビングをしてきました。いやぁ、社内にCカード保有者がこんなにもいたとは驚きです。メンバーは、久々登場のバディ第1号&2号のタカモーリーと、モーリー夫人、それに後輩のキョン2マズサマサゴンです。みんな本数10本以下の初心者ダイバーです。

 いざ、エントリー! おお、みんな初心者のくせに元気いっぱいだぜっ(笑)

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 さて、潜るのはCカードを取得して以来5年ぶりというモーリー夫人。耳抜きがなかなかできなかったため、全員5分ほど海底(5㍍程度)で待機するというハプニングに。しかし水中で無理は禁物。ガイドさんの迅速丁寧な対応は正解でした。その後、モーリー夫人は女性ガイドの付き添われ、海底散歩を満喫できました。

 初心者向けの穏やかなポイントで流れもほとんどなかったものの見事なイソバナが迎えてくれました(下写真)。

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 ここからは生物マクロ3連発をどうぞ。

 最初は、岩に擬態して小魚を狙うオニダマルオコゼ。見分けがつきますでしょうか?

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 お次はおなじみカクレクマノミ。あちらこちらにいました。

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 ライトブルーデバスズメダイ。いつ見ても癒やされるお魚クンです。

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 最後は、ウルトラマンホヤという愛称があるホヤです。一つ一つよく見ると、確かにウルトラマンらしき模様をしたものがいるような、いないような…。 

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 さて、初心者軍団。海底から浮上するさい、いっせいに白砂を巻き上げます。ご覧下さい、まるで雪が降っているようです!(下写真)。けして合成画像ではありません(泣)。悲しいかな、ある意味、美しい…。

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 そんな初心者軍団を落ち着かせようとしたのか、男性ガイドさんがバブルリングを披露!(下写真) 女性ガイドさんに手をつながれたままのモーリー夫人も大喜び。

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 今回利用したのはアー〇ダイブという宜野湾市のショップ。男女ともガイドさんは盛り上げ上手で最高でした。ところで、上の写真、よく見ると、右端でしりもちをついている人がいますね(笑)。誰でしょうか?

 満足の2DIVEを終え、7人の初心者は船上へ。

 船長のマタキチさん(ウチナンチュ)が「珍しいウチナンチュのお客さんに、渡嘉敷1週ツアーをサービスです」と船を走らせました。何のことはない、3DIVEする他の客のために移動しているだけでした(笑)。いくつになっても言葉の遊びは必要です。

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 停泊して10分、若い血が騒いだのか最年少のマサゴンが、船の2階から慶良間の青い海へダイブ!(下写真)。すっげー度胸です。しかし「で~じ(とても)気持ちいいっす」と笑顔全開で船に上がってきたマサゴンを待っていたのは、賞賛などではなく、「太ったシャチが飛んだかと思った」という先輩方のがんまり(からかい)でした…。

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 かっこいいぜー、マサゴン。今回、イチオシのショットです。

 あぁ、楽しかった。やっぱり一人で潜るより、大勢で潜ったほうが楽しいっす。金は間違いなくかかりますが、「今年中にまた潜ろうぜ」と約束して7人の初心者は解散しました。

 明日から仕事。気合を入れなおそう!


初いーじまで潜り初め

2009年04月13日 | ダイビング

 先日、念願の伊江島ダイブを果たしてきました! 時間制限ある中での敢行だったので、1DIVEしかできませんでしたが。ほかにお客さんもいず、ボートは貸切状態でした(下写真)。

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 向かったのは島の南側、港から10分のパッチリーフというポイント。砂地で浅瀬でベタ凪という初心者向けです。伊江島特有の地形ポイント(カナン崎ドーム、オーロラなど)を勧められたのですが、多少のブランクを感じていたのと、何といっても前日深夜2時まで先輩、同僚らと爆飲して、かなりの二日酔いだったことを重く見ました。地形スポットよ、また来るぜ!

 早速、ヨスジフエダイの群れ。本当はハチローを取り巻くくらいに泳いでいましたが。写真で伝えれきれず…(泣)

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 お次はハマクマノミのカップル。色が出ていませんね。こんなに近いのに、なぜ光が届かぬっ。2匹を1枚に入れようと何枚も撮ったため、ストロボの充電が間に合わなかったのかと…。クマノミは難しい。

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 お次はハチロー、初のマクロショットともいえるハゼ。具体的な種類までは分かりません。知っている方、教えて下さい。これまた光が弱いなぁ。

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 仕方ないので、相変わらず息の荒いわが身から放出されるバブルを撮影。…意外にきれいですね!

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 気付けば、今年の初DIVE。ひとりぼっちの潜り初めでした。

 島は、マラソン大会で盛り上がっていました。

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 熱い島、そんなに走ってどこに行く…。大会では、間違いなく禁句の一句を、ふと詠んでしまった短距離系サラリーマン・ハチローです。

 あると思いますっ。

 恒例の筋肉痛なので、今日はこれにて。


風車と海亀@伊是名島

2008年11月03日 | ダイビング

 業務で伊是名島に行ってきました。ちょうど、いぜな88トライアスロンが行われていました(昨年の出張時も同様、縁があるのかなぁ)。日頃静かな島は、人の数が約二倍になり(驚)、熱く燃えていました。港では、島の人たちがプラスチック容器で作ったという風車がたくさん飾られており、アスリートたちを歓迎していました(下写真)。リサイクルをPRしているのだとか。

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 宿はきくや旅館。これも昨年同様(笑)。今回はシングルを割り当てられました。ベッドの部屋があるとは意外。廊下を走り回る宿のちびっ子たちの騒音(笑)以外、落ち着ける部屋でした。ちびっ子たちは、みんな目の大きくて愛らしい「島の子」たちでしたよ。

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 さて、業務が終わった3日。伊是名ダイブを果たしてきました! 前回のチャレンジでは、休日にもかかわらず会社の先輩の電話一本業務命令によりドタキャンしてしまった経緯があり(泣)、ついに念願達成です。 ビッグポイントではありませんでしたが、伊是名ブルーを堪能してまいりました。

 下写真は群れる熱帯魚たち。青かぶりもはなはだしいですが、愛機ミュー渾身の一枚です!

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 お世話になったショップは「ライトスタッフ」。オーナーさんは、島起こし事業で村の中心となっている方です。ヤマトンチュにしては(と言っては失礼ですが)ほんとに気さくで楽しい方でした。ショップの本棚に「三丁目の夕日」のコミックが並んでいたのにも親近感が湧きました(笑)。

 お客さんにはハチローの他にカップルが一組。聞くと2日のトライアスPhoto_4 ロンの出場者で、見事完走を果たしたとのこと。しかし、すごいのはレースの前日と翌日に潜っていることです。スイム、バイク、ランで計88キロを走るだけでなく、その前後にダイビングとは。その体力どんだけぇぇぇ。

 2ダイブで、ポイントは「田老(たろう)」と「タートルウェイ(亀の道)」。右写真は、田老付近にある通称「サンゴタワー」。オーナーいわく「ロープにサンゴが付着してできた」とのこと。面白いですねぇ。だから何?と聞かれれば、それまでの一枚です…。

 大物には出会えなかった今回ですが、ハチローのダイブログ的には記念となる出会いが。それはウミガメさんです(下写真)。那覇の肥えた亀には三ヶ月に一度は会っていますが、ホンモノには会えそうで会えなかったので嬉しいです。恐らくタイマイの子供だと思いますが、かわいい目をしていました。

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 これで、やんばる異動後、水納島、伊平屋島、伊是名島をダイブ。残すは伊江島のみとなりました。でも、それはもう来年かなぁ。

 同僚らとの楽しい酒が連夜で飲めた3泊4日の伊是名出張。疲れがピークに来ています。35歳、もう若くはありませんなぁ。早めに寝まーす。


ツバメウオが終わらせた夏

2008年10月12日 | ダイビング

 昨日(11日)、バディ第2号タカと慶良間の渡嘉敷(とかしき)島DIVEをしてきましPhoto_3た。そのご報告をしたいと。

 とその前に…。前日の10日、社用もあって那覇のビジネスホテルに泊り込んだハチロー。当初は、同僚らと飲む予定でしたが、那覇に来てまで会社の面々と顔を合わすのも何だばーかんだばーということで、いつものどぅしぐゎたぁに声かけ。緊急ながらTら~が付き合ってくれました。外周り営業でおつかれモードながら、2時間程度、楽しく、そしておいしいビールが飲めました。美人さんを同伴していましたが、Tら~の顔に「今日はあまり深く聞くな」という色が濃かったもので、そこは35歳のハチロー、許容範囲内にとどめました。

 Tら~、ありがとよ! また次回な。

 そして宿泊したホテル「アバンティ」のシングルが下写真。先日、妻が利用したさいにも事前情報を得ていたのですが、入ってみてあまりの狭さにビツクリ。シャワー室の上にベッドがあるというアクロバティックなつくりとなっています。基本、寝るためだけと考えたほうがよいかと。カプセルを限りなくビジネスホテルに近づけた、という感じです。新しいだけあって、清潔でした。

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 最大のマイナスポイントは、駐車場が遠いこと。フロントで地図を渡されます(泣)。 

 さて、本題のダイビングへと!

 下写真は今回のポイントとなる渡嘉敷島前に着いたころ。初心者グループ向けのポイントを探していたのでしょう、何度か場所を移動したために、30分以上も時間をロス(泣)。

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  結局一本目は、ラビリンスというポイントを選択。Cカード講習時にも潜ったというタカ。前回のけっしてスムーズでなかった潜行実績もなんのその、「えぇ、早く潜りたいやっさぁ」と相変わらずのプラス志向。しっかりと6㌔のウェイトで万全を期していました。下写真は無事着底したときのタカ。まるで、アポロ13号の月面着陸なみの歴史的重みを感じる一枚です。降りただけやーん(笑)。

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 しかしラビリンス(迷宮)とはいえ、初心者向けに安全安心なコースを選んだと見え、淡々と進みました。「ダイナミックな地形が見もの」とガイドさんは言っていたのですが…。まぁ、初心者ながらも海底遺跡辺戸岬ドーム経験のあるハチローには、すべてが普通の岩に見えました(かっちょいいー)。しかし、クマノミに関してはこれまでに最大数の数を確認。いたるとことに巣がありましたなぁ(これほんと)。

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 上は定番のハナクマノミですが、全6種のうち2番目に希少価値といわれるセジロクマノミを初確認!(下写真)。

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 ブルーの世界でイエローがまぶかったっす。制覇に向けて、残すはトウアカクマノミだけです!

 次は逃げもせず、近寄ってきたチャ。けっしてファではありません。非常に目立つ魚でしたが、皮膚からも毒を出すようで、さわっちゃいけないんだそうです。それにしても面白い顔をしていますねー。

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  下写真は新婚さんなのか、水中でもお手手をつなぐカップルさん? お熱い

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 しかし、このお二人。クマノミなどの被写体の存在を知ると、手をぱっと離し、ハチローらの前にでしゃばりパチリパチリ。怒りを通り越してあきれましたなぁ。海の中にもルールはあるのですよー。まぁ、船上では横着な二人ではなかったので、気づいていないだけだと。れっきとした初心者ダイバータカも「これだから初心者は困るばーよ」とご機嫌ななめ。気分は中級以上(笑) いいことです。

 さて二本目は別のポイントへ。ツバメウオがいる、とガイドさん。期待して入りました。言葉どおり、数は少ないけれど確かにいました(下写真)。ピントが合ってません。なんとこの一枚を境に、愛機ミュー770wsに異常事態が発生したのです!

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 モニターに「このカードは使えません」との表示が出たきり、動かなくなってしまったのです。「うそつけぇ。今現在まで使ってきただろうが」と動揺するハチローを尻目にうんともすんとも言わなくなってしまったミュー(もともとしゃべりませんが)。おかげで残念ながら、ツバメウオの横に泳いでいき「ツーショット撮って」と合図するタカに応えきれず。すまん!

 しかし数分後、元通りに! 何でやね~ん。その数分間に大きなハマサンゴや、スズメダイの群れなどダイブ中最も多くの被写体が登場してきたのは気のせいでしょうか(泣)。原因不明でコミュニケーション不通となるのは、まさにデジタルの怖さ。まさかもう耐用年数が切れたわけじゃ…。

追記】ふと思い出しました。昨年の夏、ヤスーンと青の洞くつで撮影した際も、D200が急に動かなくなりました。そのときもツバメウオを撮った直後だったかと…。ハチローにとってツバメウオは鬼門なのでしょうか!

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 とにもかくにも、初の渡嘉敷ダイブは終わりました。満足度的には物足りないものの、それはハチローが経験を積んできた証でもあるかと。この二本でめでたく40本到達です。

 あとはせっかく身に着けているダイコンをもっと有効利用するのが課題かな。

 どぅしぐゎとのビール慶良間ブルーで癒やされた二日間の休日も終わり、明日から仕事。

 ハチローの夏ももう終わりかな。


一年で一番青い海

2008年07月27日 | ダイビング

 ブログの更新が週一回ペースになっているような気がします。見捨てないで!(笑)

 下写真は国頭村の県道70号線。突然のスコールを灼熱アスファルトがあっというまに水蒸気化させたSCNENです(笑)。今年の水不足、心配ですね。

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  話を本題に…。

  一年で一番青く美しい海を体感してきました! 何とか七月中に一本はもぐろうと計画していたものが、業務上の理由で流れに流れ…。やっとこさ本日実行してきました。恩納村の万座毛沖で2DIVEしてきましたのでご報告を。下写真はキビナゴ(方言でスルル)の群れ。の世界で銀色に輝いていました。

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 次はハナビラクマノミ。6種類のクマノミの中でも一番希少種だとか。そして居候先はかならずこのシライトイソギンチャクだそうですね。自分と色が近い隠れ家にこだわっているんでしょうね。みんな一生懸命、頭を使って生きてるなぁ。 

※しかし、色補正には限界あり、がよく分かる写真ですね(笑)

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  海は、夏休み中の日曜日ということもあって、観光客がそれはもううじゃうじゃおりました。右写真はまさに「行列のできるダイビングポイント」です(笑)。小学生の子供をつれて体験Photo_4ダイビングに来た人もいました。ハチローらいわゆる最後の昭和世代は、紫外線、ハブクラゲなど一切気にせず(ていうか単なる情報過疎?)、海を満喫していましたがねぇ。ほんと、子供の遊びにお金をかける時代になりました。そしてダイビングは今や世代を超えたレクリエーションなんですね。

 ただ、どこを見てもダイバーがいるという状況は、海本来の姿ではなく、環境的にはあまりよろしくないことかと…。まぁ、観光立県のわがウチナー。大金を落とす観光客はともかく、地元のお前が遠慮しろ、といわれればそれまでですが(笑)。

 しかし、地元の海を県外の人だけが満喫する、という確かな事実。結局、ダイビングとはお金のある人限定のお遊びなのでしょうか。お金をかけないと、目の前にある海と親しむことができなくなってきているのでしょうか。そうであってほしくはないのですが…。いつもながら考えさせられます。

 下写真は海底に伸びる釣り糸(恐らく)。ハチローは釣りに詳しくないのですが、なかなか強そうな糸でした。こんなのがダイバーにからまったら危ない危ないっ。釣りファンの方、どんな理由があろうと、海に人工物を残してはいけませんよぉ。

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 次は、コース最後の目玉「プチ洞窟」を出てきたダイバー(左)と、それを心配そうに待つインストラクター。洞窟というにはあまりに短すぎて「え?もう終わり?」というハチローの気持ちを、次に出てきたこのダイバーが表現してくれたのでUPします(笑)。

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 念願の七月ダイブに満足のハチローですが、大物や景観に出会えなかったのが心残り。体験ダイバーがいたことと、台風の影響で無難なコースを選んだのが理由(泣)。

 一年で一番青い海の美しさが、少しでも伝わったでしょうか?

 さて、明日は一応休みなのですが、朝出勤して様子見の上でないと休めない、というかなり非常識な休みとなっています(笑)。今日は早めに寝ようっと。 


35歳。後半戦スタート!

2008年05月22日 | ダイビング

 伊平屋島での出張&ダイビングで疲労困ぱい爆睡中のハチローを、早朝6時、メール音が起こしました。T部長からでした。文面は「ハチローよ、商品開発で他社に遅れを取っているぞ」との内容。  

 ひ、ひぇ~!

ということで飛び起きて、35回目の誕生日が始まったのです(笑)。

※下写真は伊平屋島でみたハコフグちゃん。君と過ごした至福のひとときがすでに懐かしいよ。

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 その日、一日は悔しさと、不信感とに包まれる中、業務を敢行。ホテルに帰宅したときは、何ともいいようのない疲労感に襲われました。一人、缶ビールを空けたところで、「あ、俺、今日誕生日だった」と思い出しました(笑)。片手に持つ缶ビールがなぜかとてもむなしく…。

 個人的に、人生の折り返しコースと位置づける35歳。もっとレベルの高いSCENEを勝手に想像していましたが(笑)、まさか、こんなわびしい絵になるとは…。忘れられない誕生日となりそうです。

 とここまで書きましたが…。実はハチロー、そこまで悔しくも、そして反省もしていないのです(悪!)。あれから日々、一連の経緯について考えましたが、どうにも納得いかない点があります。業務上のことなので詳しくは詳しくは書けませんが、簡単に言うと「見込み発車で作り上げた商品を消費者に提供していいのか」という疑問です。小さなプライドを競うあまり、商品開発のスピード競争だけを、日々繰り返す。そこに肝心の消費者は不在です。そんな会社が作る商品がはたしていい商品でしょうか。ハチローはそう思うのです。同業他社が即席で作り上げた商品は、やはり不備な面がありました。

 確かにハチローにも反省材料はあります。商品開発の準備はしていましたが、他者がそういう手に出るかもしれないという予測に対してのそれはできていなかったと。今回はともかく別のケースだったら、かなり遅れを取る展開になった可能性もありで。その点は確かに猛省すべきで…。

 ※下写真は、浮上前の安全停止時に撮影。このとき「ああ、もうちょっと水中にいたい」と思うのは、全ダイバーに共通する心理でしょうね。

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 でも、こういう「何が正しいのか分からない」というケースにぶつかったとき、分かることがあります。それは、本当に仕事のできる上司と、そうでない上司の見極めです。今回も感じました。いい上司というのは本当に少ないものですね。部下を責めるだけ責めて「じゃあどうすべきか」という問いからは、あの手この手を使って逃げる。かつて自分が上司からされてきたことを今、部下にすることによって、これまでのストレスを発散させているのでしょう。ちんけなサラリーマンです。

 いい勉強になりました。二十代のころなら、もっと落ち込み、もっと怒っていたはずですが、ハチローももうサーリーファイブ(英語で言います)。もはやにーせー(青年)ではありません。失敗も成功も、そして失望も歓喜も、大人としてCOOLに受け止めていく年齢ではないかと…。※下写真は、伊平屋島の畑でよくみかけたアマサギ。害虫を食べるので、農家と共生する野鳥のようです。

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 とにもかくにも、期待していたばら色の35歳バースデーではありませんでしたが(何を期待していた?)、考えてみると、それはそれで一サラリーマンにとって、本当はありがたいことではないかと。サラリーマンである以上、悩み続け、それでも一歩前に踏み出す勇気が必要です(くさっ)。それを人生後半のスタート時点で教えてもらったということです。「油断するなと」。逆に感謝しなければなりませんね。

 さ、相変わらず下痢で便秘のハチローですが(何を食ってんじゃ)、明日から人生後半戦。気合を入れなおし、前半戦で得た熱い心と、それなりのCOOLさを持ちつつ、明日からまた業務です。

追記:先ほど、本日4歳の誕生日を迎えた甥っ子のたいちんから電話がありました(もちろん姉がかけさせているのですが)。多少甘えん坊なところがあり、まだはっきりしゃべらないのですが、電話口で何か叫んでいます。姉に通訳させると「誕生日プレゼント持ってるか?」とのことでした(笑)。タメ口かよ!


34歳ラストダイブ@沖縄最北端

2008年05月18日 | ダイビング

 先ほど、沖縄最北端伊平屋島から帰ってきました。台風4号の影響でフェリーの欠航が心配されましたが、意外に穏やかな波でした。なんとか、ダイビングを敢行してまいりましたので、ご報告を。下写真は宿泊したホテル松金。リーズナブルで料理のおいしい宿です。しかもツインでした。得した気分だなぁ。

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 さて、利用したショップは「海ほたる」さん。本当は別のショップ(前回、時間変更を連絡しなかった店)で予約していたのですが、朝になって「やっぱり波が高いからできんさぁ。どのポイントも無理だねぇ」などとのたまうのです(怒)。前回の例もあったので、こちらから「もういいです」と電話を切りました。しかし二回続けて、重量20キロ以上もある器材を使わないまま島を離れるのは、どうにも我慢ならなかったので、賭ける思いで「海ほたる」さんへ。イナさんという女性のガイドさんが「波のないポイントなら大丈夫ですよ」と快く回答。「時間がないので、これから一本だけ」というハチローの急な願いを聞いてくれました(嬉)。

 早速向かったのは、野甫島のポイント「学校下」。その名の通り、野甫小中学校が目前にある浅瀬です。なかなかの晴天の下、ダイブしました。 Photo_2

 透明度30㍍とも言われる伊平屋の海。まさにクリスタルブルーですね。何だか水中にいる気分すらしなかったものです(!) 今にも島の子供達が、笑い声とともに駆け抜けていきそうではありませんか! (まぁ、本当に走ってきたら恐怖のあまり急浮上しちゃいますが)。

 さて、伊平屋島はモズクの生産地で、現在は収穫時期のクライマックスだとか。「海ほたPhoto_6る」のオーナーさんもモズク漁師を兼業しているらしいです。本土からのお客さんには収穫体験もさせているとか。船上でイナさんとおいしいモズクの調理法について論争させていただきました(笑)。イナさんは、普通に食べる(酢漬けで)が一番ということ。ハチローはからっと上げた天ぷらですかね(メタボ万歳)。

 まぁ、正味の話、モズクが特に好きだというわけではありません(笑)

 潜行すること約10分、目の前を流れる浮遊物を発見。よく見るとモズクではありませんか!(笑)。白い砂の上を優雅に流れていきました。もちろん、取って食べたりはしませんでしたよ。

Photo_8  さて、ガーデンイール、ハナクマノミ、シャコ貝、千年貝などの海中生物を観察したあと、イナさんが案内してくれたのは、スカシテンジクダイが群れるサンゴの根でした。スカシテンジクダイ自体は何度か見たことがありますが、今回の数は凄かったですねー。小さな魚なので景観というほどではありませんが、何だか銀色のカーテンが風にひるがえっているような錯覚を起こさせました(左写真)。イナさんいわく「よく見るとキンメモドキも混じっている」ようです。

 ミューのワイコンがあってこそ取れた絵です! ぜひクリック拡大してご覧下さい。ちなみに横写真を8 PHOTO ALBUMにもUPしていまーす。

 今回のダイブで最大のインパクトでした。

 下写真はオニダマルオコゼ。といっても、どこにいるのか判別できない方もいるかと(笑)。ちょうど写真中央に口があって、体は写真左側です。このように周りに擬態しているのですが、その背びれには猛毒があり、海外では死亡例もあるとか。教えてもらわなければ気付かなかったハチローです。あぶないあぶないっ。

Okoze_3

※でも調理すると非常においしいらしいですね。まだ食したことがないので、美味しい店を知っている方教えて下さい。

 最後はエダサンゴの周りをうろつくベラ。餌付けしやすい魚なんですかね。どこの海でも目の前をさっと横切っていきます。

Photo_5

 今回は天気がよく、浅瀬だったこともあり、ミューの発光力不足はあまり気になりませんでした。楽しいダイビングでした。伊平屋には、イソマグロギンガメアジの群れを高確率で見られるスーカブヤーというダイバー垂涎のポイントをはじめ、見所満載のようです。気軽に慶良間、チービシに行けなくなったヤンバラーには、それなりの楽しみ方があるんですな。何といっても、人が少ないのがいい(笑)

 よし、次は伊是名じゃ!

 さて、明日は台風が接近し、荒れた天候になりそうですが、ハチローには重要任務が待っております。それは、後輩GOちゃんの結婚披露宴の余興の準備なのです。沖縄独特のビデオレター的なもの(同僚総出演!)を作るのですが、T部長より「ハチローにはぜひ、リゾートホテルで、ズラをかぶって踊ってもらいたい」といわれています(何ちゅう職場じゃ)。気付けば(本当に今気付きました!)明日はめでたく35歳の誕生日のハチロー。一人前の社会人として、出切ることと出来ないことがありますよ! でも今回までは後輩のために、ひと肌ぬいでズラをかぶりたいと思っています…。

 何ちゅう誕生日じゃ!