沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

一年で一番青い海

2008年07月27日 | ダイビング

 ブログの更新が週一回ペースになっているような気がします。見捨てないで!(笑)

 下写真は国頭村の県道70号線。突然のスコールを灼熱アスファルトがあっというまに水蒸気化させたSCNENです(笑)。今年の水不足、心配ですね。

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  話を本題に…。

  一年で一番青く美しい海を体感してきました! 何とか七月中に一本はもぐろうと計画していたものが、業務上の理由で流れに流れ…。やっとこさ本日実行してきました。恩納村の万座毛沖で2DIVEしてきましたのでご報告を。下写真はキビナゴ(方言でスルル)の群れ。の世界で銀色に輝いていました。

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 次はハナビラクマノミ。6種類のクマノミの中でも一番希少種だとか。そして居候先はかならずこのシライトイソギンチャクだそうですね。自分と色が近い隠れ家にこだわっているんでしょうね。みんな一生懸命、頭を使って生きてるなぁ。 

※しかし、色補正には限界あり、がよく分かる写真ですね(笑)

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  海は、夏休み中の日曜日ということもあって、観光客がそれはもううじゃうじゃおりました。右写真はまさに「行列のできるダイビングポイント」です(笑)。小学生の子供をつれて体験Photo_4ダイビングに来た人もいました。ハチローらいわゆる最後の昭和世代は、紫外線、ハブクラゲなど一切気にせず(ていうか単なる情報過疎?)、海を満喫していましたがねぇ。ほんと、子供の遊びにお金をかける時代になりました。そしてダイビングは今や世代を超えたレクリエーションなんですね。

 ただ、どこを見てもダイバーがいるという状況は、海本来の姿ではなく、環境的にはあまりよろしくないことかと…。まぁ、観光立県のわがウチナー。大金を落とす観光客はともかく、地元のお前が遠慮しろ、といわれればそれまでですが(笑)。

 しかし、地元の海を県外の人だけが満喫する、という確かな事実。結局、ダイビングとはお金のある人限定のお遊びなのでしょうか。お金をかけないと、目の前にある海と親しむことができなくなってきているのでしょうか。そうであってほしくはないのですが…。いつもながら考えさせられます。

 下写真は海底に伸びる釣り糸(恐らく)。ハチローは釣りに詳しくないのですが、なかなか強そうな糸でした。こんなのがダイバーにからまったら危ない危ないっ。釣りファンの方、どんな理由があろうと、海に人工物を残してはいけませんよぉ。

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 次は、コース最後の目玉「プチ洞窟」を出てきたダイバー(左)と、それを心配そうに待つインストラクター。洞窟というにはあまりに短すぎて「え?もう終わり?」というハチローの気持ちを、次に出てきたこのダイバーが表現してくれたのでUPします(笑)。

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 念願の七月ダイブに満足のハチローですが、大物や景観に出会えなかったのが心残り。体験ダイバーがいたことと、台風の影響で無難なコースを選んだのが理由(泣)。

 一年で一番青い海の美しさが、少しでも伝わったでしょうか?

 さて、明日は一応休みなのですが、朝出勤して様子見の上でないと休めない、というかなり非常識な休みとなっています(笑)。今日は早めに寝ようっと。 


花火が彩るやんばるナイト

2008年07月20日 | どぅしぐわぁ

Photo_5  久々の2連休でまったりとしているハチローです。抱えている業務の懸念事項はまだ二、三ありますが、これまでの四ヶ月に比べたら多少落ち着いてきた感あり…。後半戦に向けてそろそろ気持ちを休めておかなければ…と、勝手に気持ちを切り替えております。右写真は国頭村辺戸名の「波止場食堂」カツ丼(600円)。辺戸岬ドームに行くダイバーらの間で「頭ほどのカツ丼がある」と都市伝説ならぬ村伝説となっている食堂です。噂どおりの巨大ぶり。ダイビング後ならともかく、とくに体も動かしていない今日このごろ、完食ならず!

 本島最北端の村まで足を運んだ際の思い出として(笑)、オススメです。

 さて、やんばるに異動して早四ヶ月半。これまでUPできなかっったハチローのやんばるナイト(@名護市みどり街)をご紹介します。

 金曜の深夜1時半、ネットサーフィンをしていたハチローの携帯が鳴りました。同年代のTS氏からでした。「飲みにこない?」とのこと。先ほど仕事が終わり、一人飲みぐさぁしているとのこと。もう一度言います。深夜1時半ですよ! 二十代の花金時代ならありえた話ですが…。まぁ、いつもお世話になっている人なので、ハチローも向かいましたよ。さすがに妻も呆れ顔です(当然でしょう)。それから店を二件変え、結局朝の九時まで…。もう一度言います、朝の九時ですよ! ショットバーのドアの隙間から夏の日差しが入り込んできていましたよ(泣)。このTS氏、驚いたことに「よし、P君も呼ぼう」と言い出しました。P君とは、TS氏の相方といえる存在です。TS氏いわく「今日は本土から知り合いのきれいどころが遊びに来ているので名護を案内しています」と返答があったきり、電話を取らなくなっているのだとか(そりゃ当然だ)。「案内はもう終わっているだろう」とTS氏(そりゃそうだが!まだ呼ぶ?)。もう寝てるからやめとこう、といいかけたハチローの胸に悪ハチが現れました。「やつが来たら、わしは帰れるばい」…。あえて止めはしませんでした。数回かけたあげくやっと携帯を取ったP君。「今から来る」との返事(来るんかい!)。そして20分後に現れました! その時の写真です。

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 まるでゴシップ週刊誌のスクープ写真ですね。我ながら、その瞬間をよく押さえたものだ(笑)と思う一枚です。引きつった笑顔のP君(左)に、「遅いよぉ~」とつかみかかるTS氏。そして、そのTS氏の左腕を押さえる店の女性の腕(まぁまぁ落ち着いて、と言わんばかり)。いろんなことが詰まっていますなぁ…。それにしても怪しげな雑誌を持っていますね(笑)。

 飲んでいるとき、話題のつきないとっても楽しい二人ではありますが…。

 ひとのよいP君をいけにえにしてハチローは店を脱出! アルコールで充血した目に、夏の太陽が飛び込んできました(笑)。そして、その店が妻の実家に非常に近いという衝撃的事実に気がつき、見送る女性の手を振り切り、タクシーに飛び乗ったハチローです(汗)。帰宅後、午後1時半まで爆睡したのは言うまでもありません…。そしてあの二人が何時まで飲んだのか、まだ聞いていません。

 こんな生活、やめよう! (笑)

 話を健全な方向に…。

 下写真は19日に妻と見に行った「恩納(うんな)祭り」花火です。ちょうど満月も出ていて、最高のロケーションでした。場所は秘密。ただ会社から無断で借りた三脚の首の部分が不調で、タテの構図に転換することができず(ヨコで撮ったものをタテにトリミングしただけです。泣)。海面に写った花火を入れることができませんでした。同じ構図ですいません。でも本島にきれいな花火でした。時間が短かったけども。妻もミューで一生懸命撮影に挑戦していましたよ。

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 レリーズもデビュー戦合格です。買ったかいがあったなぁ(でも、なくても撮れたような気もしないでもない…)

 さて今日までのんびりし、明日からまた頑張るぞう! 


大自然の摂理

2008年07月16日 | 風物詩(やんばる)

 買いました。前から買おうと思っていたのに、なかなかふんぎりがつかずで。それはレリーズです(下写真)。正式品名はリモートコードといいます。6000円弱でした。今年こそを撮影したいと思っていたのですが、忙しさのあまり機会をのがしてしまい…(悔)。これで、当面欲しいものはPLフィルターだけとなりました。そいつは少なくとも1万円はします。買えるかなぁ。

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 はあきらめ、まずは花火を被写体にしようかと思っていた矢先…。19日(土)に迫っていた「海洋博花火大会」が、台風7号の影響を受けそうです。中止の可能性大(泣)。やんばる移住を機に、今年こそ撮って見たいと思っていたのですが…。まぁ、小さな花火大会ならいくつでもありますがね。

 ※ところで、NIKONのネットショップを検索中に知ったのですが、「D700」なるものが発売されるようですね! 何でも最高機種D3の弟分的存在だとか、ISO感度6400まであるとか、すごいらしいっす。わがD300にとっては、NIKON家の次男と思っていたら「実はお前の上にもう一人お兄ちゃんがいたんだ…」という衝撃ニュースを聞かされたような気持ちです(笑)。カメラの発展は恐ろしいほど早いっすね。

 安心せい、D300。わしは浮気なんかせずお前と心中するつもりじゃい。ていうか第一、お前に大金をつぎ込んでもう貯金がないわい。

 さて、下写真はふ化したばかりのアカウミガメの赤ちゃんです。北部地域のある海岸で撮影(真っ暗でピントもなかなか合わず、いい写真ではありませんなぁ)。50匹ぐらいいました。光の方向に向かって進む習性があるようで、ライトを持っている人の足元に寄ってきて可愛かったです!

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 砂まみれになりながら、必死で海を目指して歩く姿に、何だか涙腺が熱くなったプチおじさんです。この子たちは産まれた(ふ化した)瞬間から、一人ぼっちで生きていくのです。産んでくれた母親と肌も触れることなく、兄弟と思い出を作る時間もないまま…(こんだけ多けりゃ無理か)。「生きろ」という大自然の摂理の下、すでに生存競争にさらされているのですね。偉いっす。神秘的というより、現実的なたくましさを感じました。チバリヨー!

 そういえば、カメは亀でも、あのべっ亀はどうしているかなぁ…。大自然の摂理「食べて動かなければ太る」を、相変わらず実践中かなぁ…。


もう幻ではない?

2008年07月10日 | 風物詩(やんばる)

 ふぅ~。今日の午後はほとんど社内で過ごしたので、たまりにたまっていた雑務をある程度Photo処理できました(汗)。この先いったいどうなることやらと、と多少不安の毎日でした。現場だけが仕事ではない! 常々そう思う小心サラリーマン・ハチローです。「現場が全てだ」「イスに座ってるやつは仕事のできないやつだ」などというかっちょいいセリフをはくような自称・仕事のできる男、にはなりたくありませんなぁ。

 さて、右写真ですが、こう見えても天の川です(笑)。7日未明に、一人寂しく塩屋湾で撮影し ました。かなりうっすらとしていて、川、という感じがしませんなぁ。織姫&ひこ星、まぁかいがぁ~って感じっす。左の一番輝いている星が何なのかすらPhoto_2知らない天文音痴のハチローでは、しょうがないことなのかもしれません。でも、真っ暗な中、一人でいるといろんなことを考えてしまうものです。そして、はっと気付いたら満天の星が見えるようになっているのです。やっぱり、ヤンバルいいとこ一度はおいで、ですな。※仕事で来るのは除外します。

 そのまま寝ずに東村に向かうと、午前5時半ごろには、太陽が顔を出してきました(左写真)。太平洋に、黄金の道を作っていますね。やはり夕日に比べて力強さがあります。ものの数分では直視できないほどの明るさになりました。

 自然はやっぱりいいですね。ただ見ようと思うとかなりの早起きをしなければならないのが、条件ですが(笑)。

 さて、最後はサガリバナです。知人宅の庭で満開となっていました。夏のこの時期、夕方から深夜にかけて咲き、朝には散ってしまう幻の花です。甘い芳香が、これまた神秘的です。

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 しかし近年、栽培が比較的簡単だということがわかり、県内各地で植樹されているようですね。神秘性が年々薄らいできているようです。でも、美しいことに変わりはないっすね。本土ではみられないようです。

 おヒマな方は、昨年の記事を! 西表島でサガってきました。

「西表島報告 その二」 07年7月4日記事

 今更ながら、夏の西表島って素晴らしいっ。

 仕事を忘れて、早くダイビングしたいっ。

 今日は、これにて…。


逃したくはない

2008年07月06日 | その他

 久々のOFF。しかも日曜日。本来なら恩納村でダイビングをしているはずが…。業務が煩雑で計画を立てる時間もなかったっす。残念です。下写真は東村から見る太平洋。仕事でたまに通る場所です。沖縄の海が一番青く美しく見える七月。こんな海を見てたら仕事のストレスもぶっ飛んでしまいますなぁ。アクセルを思いきり踏んで、車ごと海にダイブしたくなります(笑)。この高さではボンドカーでも無理っす!

※ちなみにかつて、この付近の海に米軍ヘリが墜落しています。そのうち本当に住宅地に落ちますよ。

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 そしてまたまた会いました。絶滅が心配されるオキナワキノボリトカゲです。写したのは林に逃げ込む瞬間でしたが、その直前には灼熱のアスファルト上で名物の「腕立て伏せ」をしてくれました。相手を威嚇するときに見せるのだとか。かわいかったですねー。野鳥さんたちの繁殖期なので、捕まらないように!

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   ということで、今日は一日、家でごろごろ。妻が借りてきたDVDを鑑賞することに。「ALLYuna DAYS 二丁目の朝日」です。その名の通り「ALWAYS 三丁目の夕日」のパロディーです(笑)。舞台は同じ昭和33年の東京。しかも新宿二丁目。 戦後の赤線(公認売春地帯)から現在のいわゆる「オカマさん」たちの街に移り行く時代の人間模様を、案外真面目に描いています。パロディーではありますが、それほど本家を意識しておらず、また本家が描けなかった裏町の昭和がそこにはあります(売春宿で暮らす少年など、本家が焦点を当てなかった世界です)。なかなかよかったです。レンタル的にはまだ新作だとか。お暇な時にオススメです! 主役の俳優は本当に「オカマさん」のようで、非常にいい味出してました。ご参考に↓

 ⇒「ALLDAYS 二丁目の朝日」

 右写真は前日お伝えした塩屋湾のユーナ。ハチローがいる五分間の間にも落花するのを二度見ました。その瞬間は逃してしまいましたが…(汗)。さすが一日花ですね。その短い一生の間に、やりたいことはやれたのでしょうか?

 さて明日はまた早朝出勤(泣)。たまっている代休を今週中には一日分だけでも処理できるかなぁ。可能ならパッと潜ってきます! この青い海を逃したくはありませんからね!


寂しい理由

2008年07月02日 | 風物詩(やんばる)

  かなり久々の更新です。

 もちろん仕事が忙しいのが理由(泣)。休みも奪われた上に、午前5時に出勤し、帰宅は深夜という日々が続いています。あぁ、そろそろやりたい企画を練っていこうと思っていたのに…悔しいですなぁ。

 どちらにしろ、簡単に更新いたします(笑)。仕事のネタをかいてもしょうがないので、必殺・絵モノシリーズを。

 下写真は、初めて夜に通った県道2号。昼間でも携帯・ラジオの電波が届かないところなのですが、このときは霧までかかっており、不気味度200%でした。金切り音とともにジェイソンが、ガードレールを飛び越えてきそうではありませんか。こんなところでガス欠でもしたら、恐怖の一夜を過ごすことになります! (でもヤンバルクイナの決定的瞬間に出会えるかもしれません)

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 次は国頭村の国道から見た入道雲。このもくもく感がたまりません! 夏が来た、というのがこれほど分かるSCENEはないと、勝手な自信をもっています。青空にエネルギーたっぷりに膨らんでいく入道雲を見るたびに、35歳のプチおじさん、心だけは夏休み前の少年に戻ってしまうのです。

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 と思っていたら、急にスコールがやってくる、08年はそんな夏です。史上3番目に短かった梅雨の影響か、最近は毎日のようにカタブイ(局地的雨)に遭遇します。まぁ、暑さをしのげるからいいのですが…。まるでカーテンのようですね。

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 最後は大宜味の塩屋湾沿いで見かけたハイビスカス。逆光に透けた赤色が意外にきれいPhoto_5ですね。沖縄の夏の定番です。塩屋湾の周辺には、これまた沖縄の夏を代表する花ユーナも満開。朝咲いて夕暮れ時に枯れ落ちる一日花ですが、落ちてる量がハンパでなく、なかなかの景観です。今年はいい写真が撮れませんでしたが、来年もう一度チャレンジしてみようかと。

 さて、今週の日曜日、恩納村でのダイビングを計画していたハチローですが(狙っている被写体があるのです)、仕事上の理由で消えつつあります(泣)。少しの可能性を信じ、明日も早朝からのお仕事、頑張ってきま~す。

 そうじゃなきゃ、この仕事やってられねーぜ! 

 おっと、本音が…。

 ところで、UPした四枚の写真を振り返ると、きれいな自然を写したにもかかわらず、やたら寂しげ…。理由は、そう、人が写ってないからです。「人間にとってもっとも興味があるのは人間」といいます。

 写真を撮っていて、たまに強く感じるときがありますなぁ。

 そんなことより、もう寝なきゃ!