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沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

夏の頂点

2025年06月29日 | 体力維持・体調管理

 夏至を過ぎてそろそろ7月です。夏の頂点を通過中の沖縄です。

 気圧が不安定な日はバリエーションに富んだ雲が空を覆います。雲マニアのおっさんは見ていて飽きません。

 突き抜けるような青空。まさに夏の頂点の空です。海行きてえ~。飛行機でどっかに行きてぇ~。もちろんやーぐまい(方言でステイホーム)の夏になります。

 そんな悲しきやーぐまい状態のおじさんの耳に、往年の夏うたが聞こえてきました。

  伝説の夏うたアーティスト集団、渚のオールスターズの隠れた名曲『夏に有頂天』(1989年、作詞・亜蘭知子、作曲・春畑道哉)です。亜蘭智子さんと栗林誠一郎さんのセクシーかつ切ないボーカル、サンバチックなドラミング、夕焼けの波打ち際のように美しくフェードアウトするギターソロ、すべてが夏の頂点を美しく表現しきっています。バブル時代の音楽ってホント不世出ですね。

 

 ♪ 君にエクスタシー(有頂天) 

  だから I miss You

  素顔見せずに 逃げてく君は

  渚のイミテーション

  

 40年近く前の曲ですが、今も色あせません。美しい瞬間をいつまでもそのままで残してくれるのは、写真よりも絵画よりも動画よりも、音楽だと思っている52歳です。

 8郎の好きな輪郭の力強い入道雲が空の頂を突くのももうすぐですね。

 

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 さて6月末と言えば、、、ウチナンチュにとって1年で1番大事な日とも言える慰霊の日を迎えました。

 今年は戦後80年です。戦争経験者も年々激減しています。それに反比例するかのように戦争を肯定するかのようなきな臭い政治家もどんどん増えています。愛息10郎が大人になるころの世の中っていったいどうなっているのか予測もつきません。

 8郎家なりに10郎には平和教育をしてきたつもりですが、まだ足りません。義務教育が終わるまでにはできることはやろうと思っていたのですが、正直できませんでしたね。

 せめて宅シネマで反戦映画くらい観せようと選んだのが、沖縄戦の悲劇の象徴の一つであるひめゆり学徒隊の悲劇を描いた『ひめゆりの塔』(神山征二郎監督)です。1995年リメイク版です。当時、美貌が神がかっていた沢口靖子さんが主演。8郎と同じ年の後藤久美子さんも重要な役割で出演しています。どちらも戦死する悲劇のヒロインというのが悲しいです。『ひめゆりの塔』は戦争映画ではありますが、残酷な直接描写はないのでお子さんと一緒に観ることができます。アマプラなら無料です。未見の方はぜひ次世代の子供たちといっしょにご鑑賞ください。

 鑑賞しながら10郎には、日本軍は沖縄県民のためでなく天皇のために戦っていたこと、沖縄は時間稼ぎの「捨て石」にされていたこと、歴史の皮肉でこの国に民主主義がもたらされたのはアメリカに敗戦したから、などと教えました。ただしその後の米統治時代には県民をないがしろにする占領政治が行われ、ウチナンチュは祖国復帰運動を強いられたことなども教えました。

 映画では「国頭(くにがみ)へ逃げよう」というセリフが複数回出てきます。激戦区だった南部からの逃避ルートだったのです。8郎の父方の祖母で2008年に亡くなったテルおばぁも終戦間際に身重のまま那覇から歩いて国頭へ逃げ、そこの民家で医者の立ち合いもないまま、8郎の父を生みました。その時の凄惨な経験に比べたら、8郎が過去にした、そして今後に経験するであろう苦労なんて屁の河童であります。

 沖縄に投下された爆弾量は本土全体のそれより圧倒的に多かったとされます。まさに「鉄の暴風」だったのです。鉄の暴風が吹き荒れた80年前の沖縄の空もこんなに晴れていたのでしょうか。慰霊の日だけは鎮魂ブルーに写ってしまいます。

 ※「ひめゆり平和祈念資料館」のサイトもリンクしておきます。ぜひアクセスしみてください。8郎もまだ行ったことないので(記憶があいまい)、いつか10郎を連れて見学してきたいと思います。J党の右翼系国会議員の発言はまったく許せませんね。

 

ひめゆり平和祈念資料館

 

 

 

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 さて、本題です。先日受診した人間ドックの速報値を記します。結果から言うと、わがドック史上頂点だったと言っても過言ではない昨年よりは悪化しました。でも、ここ数年の取り組みに多少の手ごたえを感じた結果ともなりました。主な数値から列挙します。

 

■身長   179.8㌢

■体重   82.3㌔

■待脂肪率 26.4% 

■血圧   高130mmhg 低86mmhg

■LDL  159mg/dl

■血糖値  113

尿酸値  6.4

 

 まず驚いたのは身長ですね。52歳にして過去最高になっていました(笑)。そうです、52歳にして頂点に立ったのです。あきらめかけていた「夢の180㌢倶楽部」、まだ可能性はありそうです(もういいだろ!)。おそらくですが、エセ懸垂などで背中の筋肉が鍛えられ姿勢がよくなったことが原因だと思われます。帰宅後すぐに、170㌢から伸び悩んでいる愛息10郎にも伝えました。「姿勢は常にまっすぐに!」と(笑)。ま、日本人は遺伝子的に元来猫背なので意識しないとまっすぐにならないので本人が悪いわけではありません。

 ところで身長を測定する時って、可動式バーが一瞬、頭の頂点を軽くたたくように測定しますよね。その際、パチンとかすかな音がなるのは8郎だけでしょうか? 毛髪が豊かだという方、ご自身の測定時に音が鳴ったか教えてください。。。

 そんなハゲおじさんの体重は昨年より2㌔増えていました。一昨年よりは微減だったことが救いです。一方でうれしい数値もありました。今回最も注目していた「体脂肪率」です。体重が近い一昨年と比較してみると改善具合が具体的に分かります。

(一昨年) 体重82.7㌔ 体脂肪率27.7%  

(今年)  体重82.3㌔ 体脂肪率26.4%

 我流の計算方にはなりますが 「1ー体脂肪率」を筋骨量だと考え計算してみると、(一昨年)59.8㌔なのに対し(今年)60.6㌔と増えています。わずか800㌘ではありますが、ほぼ筋肉だと想定されます(骨が増えるはずがないので)。まさに筋トレ効果。40代までほとんど鍛えていなかった背筋の成長だと思います。

 体脂肪率と同様に注目していた血圧は、昨年に続き改善傾向です。まだ高血圧のカテゴリーにいるのですが、(低)の値が90を切ったのがうれしいです。健康サイト情報によると(低)が改善するのは筋トレ効果が大きいようです。

 血液や肝臓に関する評価はすべてでした。今年に入ってほとんどアルコールを飲んでないですから!(週末に家でビール1本飲むか飲まないか程度です)。ドック支援士?の方から「理想論で言えばまだまだ要改善の状態ではありますが、現実論として見るとここ数年の維持傾向はこの年齢で見ると努力の証です。すばらしいです」と褒められました。50代に入ると若い頃のように成果が出にくくなるので努力をあきらめる人が多いようです。

 もちろん過去十何年指摘されている「甘いモノと脂を減らすように」との注意はありましたが。そしてそのご指摘どおり、昨年大幅に改善したはずのコレステロールは再び悪化していました。 

 以上、52歳おじさんの18回目?のドックの報告でした。要改善おじさんではありますが、ほかの50代に比べ努力の成果は現れているということで、よしとしましょう。

 あきらめずに糖と脂を控えて70㌔台を目指していきます。70㌔台まで体重が下がれば、圧迫されていた背骨、膝の軟骨が緩んで、あと2㍉くらいならまだ上に伸びるかもしれません。

 50代にしてあきらめるどころか、自己最高、つまり頂点を目指して頑張っていきます🔥 メジャーリーグの大谷翔平選手が昨年唯一入会した「50-50」クラブではなく、180㌢かつ70㌔台の「180ー70」倶楽部への入会を目指すのです(笑)。

 はい、高血圧おじさんの妄想はここまでにしておきます。身長、体重より、血圧が(高)120、(低)80の「120-80」倶楽部入りを目指した方がいいでしょうね。

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 最後になります。ここ数年書いてますが、8郎の夏の頂点は7月ではなく8月です!🔥 8月頭の頂上決戦での勝利を目指して、これから過去問に向かいますので、今日はこれにて。


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