沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

虹のアーチ まだ短し

2016年09月25日 | スキルアップ

 久方ぶりにイオンモール沖縄ライカムに足を運びました。報道で、客足が減っているという情報を得たからです(笑)。行列より閑散を好むひねくれ者8郎家です(とーとーだけかな?)。しかし、朝一で行ったにもかかわらず、意外に客はいました。

 10郎は早速、ゲームコーナーへと。人気のドラゴンボールを独り占めだっ。メーンプレイスなどでは行列があるうえに、実際に自分の順番が来ても、周りを囲んだお兄ちゃん世代からの「早く終われ」というプレッシャーの中ゲームしなければなりませんからね。いつものごとく、名人のような姿勢の愛息です。

 館内をぶらぶら。ランドセルコーナーへ。来年はピカピカの1年生になります。早いなぁ~。名護のじいじばあばが買ってくれるんだって!

 8郎は小学生に上がるころ、家庭が崩壊しはじめたので、あまり記憶がありません。ランドセルを誰に買ってもらったのかも。

 お昼はフードコートですませました。8郎はビビンバを注文。まあまあのお味でしたが、米が堅かったですね。ビビンバとはそのようなものかもしれないですが、「ほっともっと」のビビンバ弁当のほうがおいしかったような・・・。店名は明かしません。(1店しからないから分かるか!?)。

 別日には会社の同僚たちと波の上でバーベキューもしてきました。お互いの子供たちの成長を確認することができ、とても楽しかったです。いつもお兄ちゃん世代に囲まれるちび助でしたが、今回は3歳の坊やも参加したので、多少のお兄さん気取りも堪能したようです(笑)。近い世代の男の子たちと走り回り、いっぱい汗を流しました。写真は食事前に、まるでロッキーのように砂浜をランニングする10郎です。

 帰宅後は、また一人っ子に戻り、寂しくなったのか、父の愛機スタイラスのミラー機能で自撮り。まるでホラー映画のような仕上がりです(怖!)。

 「まるで双子だね」と聞くと、「違うよ、弟だよ」というので、「どっちが弟なんだい?」と聞きなおすと、しばらく考えてから、右を指さしました。どっちも同じあらに~(笑)。「名前は?」と聞くと「きんた」と即答しました。父の物語に登場する空想上の弟に10郎がつけた名前です。仲良し兄弟、楽しそうだね!

 ここで、面白ショットを一枚。下の写真、いったい誰でしょうか。10郎かな? 似てるけどどことなく違う雰囲気もありで。もしかして弟の「きんた」が実在したのでしょうか。

 40年近く前の写真でした・・・。このころまでは、まだ普通の家庭でした。

 最後は、妻がパレットの北海道展で買ってきてくれた弁当。おいしゅうございました。

 

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 さて、背水の覚悟で挑んできた最終模試。解いている間にも「やべぇ。超難しいっ」と文字通り頭を抱えていたのですが、結果を見ると、な、な、なんと、20点!!! 昨年、本番をあきらめようかと思ったほどの出来だった最終模試の21点すら下回っていたのですよ! あれから1年、勉強時間は100時間を超えました(実際に勉強に費やしたのは4カ月ほどですが)。それが、全く力になっていないということではありませんか。久々に腰が砕けるほど落ち込みました。なんで努力が報われないんだという悔しさが募りました。あわよくばダイビングに行こうとたくらんでいた自分の頭をハリセンで叩いてやりたいくらいです。きっといい音が鳴るでしょう。

 しかし、残り一カ月を切ったここであきらめるわけにはいかないと、ネットで情報収集したところ(塾の先生に聞いても事実は明かさないからです)、ある意味8郎にやる気を取り戻させる事実がありました。それは「合格までの勉強時間」です。昨年はどのサイトを見ても「250~300時間」がほとんどで、中には「法律系国家資格では一番簡単なので200時間あれば十分」「400時間勉強しても受からないなんてありえない」などの情報もあり、8郎は勝手に目標を最低300時間と定めていました。そして300時間勉強し臨んだところ、25点と合格点に6点届かず惨敗でした。

 しかし、今回改めて検索すると、ほとんどのサイトが「350~500時間」に増えているのです! 大手予備校によると「500時間といっても本校講座を省いた自習時間です。つまり合計800時間は必要」とまで言い切っているではありませんか。昨年の本番がかなり難化していたことを受けて予備校の目安も引き上げられていたのです。8郎は気づくのが遅かったのですが(笑)、一方、安心もしました。というのも、これまで400時間費やしても合格圏内に届かないのは、43歳にもなり記憶力が衰えてきたのではないかという不安が強まっていたからです。学習能力の低下は多少あるでしょうが、やはりまだまだ勉強の量が足りないのだ、という事実に直面することで、「まだ終わっていない」という気持ちに切り替えることができました。

 そして、惨敗模試を帰宅後、復習してみると、理解しているもののミスなどにより失点したものが少なくとも6点あると判明(これを得点するのが実力というのはわかっていますが)。ということで、まったく歯が立たなかったわけではないと言い聞かせました。何より本講座を受けているクラスの平均点も21.5点と低かったです。

 ということで、10月16日の本番まで、少なくとも100時間費やし、500時間の大台に乗せることを最低目標に頑張ります。さらなる上積みも図りますが、仕事も忙しくなるのでなかなか難しいかと。今は宅建業法と法令制限に全力を挙げています。民法なんか、やってもあがらねーよっ(それは全受験生が知っています)。

 43歳、あきらめないぞー!


虹のアーチ

2016年09月17日 | 読書

 台風16号(名をマラカスという)が沖縄本島に近づいています。夕暮れの東の空も空模様がかなり怪しくなっていました。短いながらも虹が出ていたので撮影。意外とスペクタクルな絵になっていますな。

 よく見るとうっすらともう一本。縁起がいいのだと思っておきます。

 さて、シルバウイーク中に幼稚園で最初で最後の運動会を迎える愛息10郎。台風の影響を憂い、手作りのてるててる坊主を下げていました。そのおかげか運動会は早々と雨天決行が決まりました! 今年も「かけっこで1位になる」とのたまっています(笑)。プラス思考の6歳です。

 そんな愛息には最近奇妙な習癖が現れました。なぜか、足の裏をこちょこちょされるのにはまってしまい、すきあらば「こちょこちょして」と迫ってくるのです。くすぐったいのをこらえるのが苦痛かつ快感らしいです。わが子ながら不思議な6歳だなぁ。先日も勉強中の父の部屋に入るなり、「はい、こちょこちょして」と足裏を見せる始末(爆笑)。

 「今は勉強中だからあとでな」と断り、30分後にリビングにいくと、待ってましたとばかりに、背を、いや、足裏を向けて寝ます。仕方なくこちょこちょしてやりました。眠るときの物語のさいも、「物語しながらこちょこちょして」と要求してきます(笑)。すぐにあきるだろうと思い、やってあげていますが、そうするとよく寝るのです! しばらくは付き合ってあげるか~。おい、足ちゃんと洗えよ。

 話は変わり、かなり久々に読書ネタです。

 宅建試験を始めてから、読書量が落ちていたのですが、気分転換にとネットで買った以下の2冊は面白かったです。『ヤクザになる理由』は「人がヤクザになるのは家庭環境、社会支援の不足が原因であり、個人責任ではない」というテーマ。非常に考えさせられました。データやインタビューからの分析で、「父親の不在が子供に与える心理的影響は大きい」などとという主張にも個人的に納得しました。「頑張るシングルマザー」を美化するのはよくないという指摘にも同感です。シングルマザーは絶対的に不利ですからね。そして、生まれたときから愛情のかけらもない非常な暴力の世界を生き抜いてきた人間に、一般道徳を求めても無理だということに、気づかなければならない時代に来ているということでしょう。しかし、この国は総中流という概念を捨て、格差社会を拡大中です。悲しい限りですね。

 もう一冊の『真実~新聞が警察に跪いた日』は10年くらい前、日本中を騒がせた北海道警察の裏金問題をスクープした北海道新聞が警察のいやがらせともいえる逆襲によって崩れ落ちるさまを描いたノンフィクションです。メディアが権力に屈する様子がありありと描かれていました。あまりに面白くて夜中の3時間で読破しました。社会正義を訴えるマスコミが、敵はうちにあり、というのではもはや機能しないのでしょうね。

 みなさんも機会があればぜひ読んでみてください。 

 さて、明日は宅建の最終模試です。本番まで残り1カ月。ここでそれなりの成果を出さないとほぼだめです。模試とはいえ本番の感覚で受けてこようと思います。午前中は10郎の運動会に参加し、午後からの挑戦です(ブログ更新してる場合かっ)。最低でも30点を目指して。(去年は21点の惨敗。本番も25点と涙をのみました)。

 もし、それなりに満足できる得点だったら、自分へのご褒美として月内にダイビングを検討しようかと、妻に内緒で考えております・・・。そうなってないような気がして怖いっ。得点源にしないといけない宅建業法がなかなか伸びてこず、焦っています。本番合格へ虹のアーチをかける模試になればと願う次第です。

 そんな邪念はともかく、とにかく、頑張るぞ! もう寝ます。


息子の他流試合

2016年09月14日 | 10郎

  気圧の変動が著しく、天候もあっというまに激変する9月の半ばです。ある朝も美しい朝日、と思っていたら急なカタブイ。手すりについた雨滴を芸術チックに撮ってみました。

  神々しい!・・・かな。

 自己満足の写真はともかく・・・。

 愛息10郎が人生初の他流試合に挑んだので、その報告をいたします。

 その種目とは沖縄の伝統格闘技である沖縄角力です。とまりんフェスタで開かれていたので、飛び入り参加してきました。会場で申し込んだ妻によると、「出場資格は原則小学生以上」との説明を受け、一応身長体重を聞かれ保留されたあとに、出場が決定したようです。

 土俵すら設営されていない会場前で、キン肉マンのキャラクター、ネプチューンマンのポーズを決める愛息です。相手はみな年上ということを知ってか知らずか。

 事前のネット情報で知っていたのですが、沖縄角力に参加するのはほとんどが柔道教室の子供たちのようです。沖縄の伝統とはいえ沖縄角力オンリーで活動する少年チームがあるほど、文化として根付いていないのが現実なんですね。だからこそ普及のためにこういうイベントするのでしょうね。土俵の材料となる、砂とおが屑を混ぜたものを眺める10郎。外に出るといろいろ社会勉強になります。 

  メダルも発見。史上最多の金メダルを獲得したリオ五輪にかなり感化されているので、「おれも金メダル取りたい」と即反応(笑)。そんなに甘くないぞ~。

 さあ、ちびっこ力士たちの入場です。柔道を習う小学生たちに交じり小さく見える愛息です(笑)。

 開会式が終わり、ついに決戦。3番目くらいに名前を呼ばれ、いざ出陣です!  土俵に向かう息子の小さな背中に父も緊張しました(笑)

 しかし、対戦相手を見ると、なんと、ピンクのTシャツを着た女の子ではありませんか! しかもアナウンスでは6歳になったばかりと紹介されていました。10郎と同じく幼稚園生ということですね。10郎が飛び入り参加の幼稚園生ということで主催者側があえて同年齢の女の子を当てたのかもしれません。女の子にはくれぐれもけがをさせないようにと父は祈りました。

 しかしこの子、本当に6歳? 10郎より大きいっす~。

  父の心配もむなしく、なんと開始10秒もたたずに、後ろに倒されたのです! あえなく1本目をとられました。この女の子はほかの子同様に柔道を習っているのかもしれません。道着も着ておらず足技もかけてきませんが、どっしりと落ち着いた雰囲気があり、足腰がしっかりしていました。

  2本目は男の意地を見せてくれるでしょう! さぁ、いけ! がっぷり四つで、ほっぺたに力が入っている愛息です。チバリヨー、わが息子! 父が教えた小内刈りを繰り出せ~。

 しかし、女の子の圧力に押され、ずるずる後退し、最終的に女の子に上に乗られる始末です。背中に砂をつけられての完敗や~。

  でも会場は大盛り上がり。そりゃみんな女の子を応援するわな。

 そんな中でも10郎は立ち上がって、しっかりと礼をしました。 とーとーはちゃんと見てたぞー。そして写したぞー。

  試合後の10郎は負けた悔しさよりも、初挑戦の大舞台の喧騒に戸惑っていた感がありました。当然だね。

 汗びっしょりの愛息の労をねぎらおうと、かりゆしホテルのカフェで甘いものを食べることに。阿嘉島の旅でも利用した場所です。静かで落ち着きますよ。

 10郎は汗だく砂まみれだったのでトイレで着替えさせたのですが、泣くのを我慢しているのがありありと伝わってきました。多くの観客が見守る中で女の子に負けたのですから、6歳ながらにもやはり悔しかったのでしょう、恥ずかしかったのでしょう。.会場全体が女の子の勝利を喜んでたしね。父も痛いほどその心がわかりました(お前が出したんじゃないのかっ。笑)。でもとてもいい経験になったと思います。

 帰りのバスで、会場前を通るときに「あ、さっき俺が負けたところだ」と堂々と指さしていました(笑)。

 帰宅後、いつもは嫌がる昼寝をし爆睡。 わずか3分程度の戦いでしたが、心身ともにつかれたのでしょう。

 不利を承知で他流試合に挑戦したこと、そして負けたあとにしっかり礼をして、今習っている沖縄空手のスピリッツを見せつけたこと、それだけで、とーとーは十分に感動しました。よくやったと思います。おつかれさんっ。たっぷり眠りな!

 息子の夏の日の挑戦に心温まった親ばか夫妻でした。

 さて、台風16号が発生し、シルバーウイークの頭に沖縄に接近する見込みです。会社帰りの空も、赤く染まっていました。

 8郎はシルバーウイークに合わせて夏休みに入りました。といっても遊びの予定は全くいれておらず、すべて宅建の勉強にあてる所存です。18日に最後の模試があるのでそれに合わせたのですよ(台風で中止になるかもですが)。

 他流試合に果敢に挑んだ息子の魂に負けじと43歳、四半世紀前の受験生の気持ちに戻って頑張ります!


すくすくチビ画伯

2016年09月06日 | 10郎

 今年初めて沖縄本島に上陸した台風13号が一晩で通過していきました。暴風域も発生せず、ほとんど影響がなかったようです。ただ、大雨で地盤が崩れたところがあったようですね。雨上がりの出勤時に虹が出ていました。 

  先日、8郎夫妻の11回目の結婚記念日(結婚満12年)だったので、妻の希望に沿って初めて北谷ヒ〇トンホテルのランチブッフェに行ってまいりました。お客さんはいっぱいで20分ほど待たされましたね。さすがにくそ暑い外には人影なく。

 マグロ祭りなるものをやっていたので、刺身もいただきました。

  しかし、全体的にめぼしいメニューが特になく。さみしい感じでした。もちろんホテルなので、すべてがおいしかったのですが、ステーキはじめ肉らしいメニューがなく、残念!。8郎的には沖縄そばが一番おいしかったですね。2回お代わりしました。ホテルでそばかいっ、て心の中で叫びながら・・・。

  チョコレートフォンデュのマシュマロをほおばり、口の周りをチョコだらけにした息子です。

 さて、このホテルの総括はというと…。妻と「もう来ることはないね」でした(笑)。やはり肉がなかったのはかなりの減点ですね。パリス・ヒルトンが散財しすぎたのでしょうか。

 10郎と遊んであげる時間を持てなかった反省から、本人の希望に沿ってそのまま本部公園へ移動。公園に入るやいなや、両親をおいて走りだし、うんてい棒にぶらさがる愛息です。ついこの前までゴールまで到達できなかったのに今回は見事完遂です。子供の成長ってすごいですね。8郎は昨日学習した宅建の用語をほとんど忘れているというのに…。愛息は表情にも力が入っていました。このまますくすく育ってほしいものです。

 その後も30分ばかり遊具を満喫。穴を出るときに後頭部をごっつんこ。

 帰宅後は、一緒に絵を描いて遊びました。父が約35年ぶりに書いたキン肉バスター(左)をまねただけでなく、さらにスタジアムまで描き切りました! どうです、この臨場感。キン肉マンのストーリー設定に欠かせないオーロラビジョンだけでなく、マニア垂涎のアナウンサー中野さんまで書いているのです。親ばかながら、天才チビ画伯です!

 永遠のライバル、ウオーズマンとバッファローマンまで仕上げて、この表情。未就学児童にして将来の夢は「漫画家!」と言い切る6歳児です。不安定な職業ですが当たれば一気にミリオネアだから、いいかな!? 

 父は仕事のあとも予備校で勉強してつかれたので、そろそろ寝ま~す。