沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

ミジュンと友が呼んだ秋

2009年10月31日 | どぅしぐわぁ

 早速ですが、下写真はお尋ねものではございません。遠く那覇から会社の3ナンバーに乗ってハチローを訪ねてきたいちどぅしのTら~です。けっしてハチローから金をせびりに来たわけではなく、旧交を温めに来ただけです。川岸で一服しました。世知辛い世の中、楽しいひとときでした。Tら~、また来いよ! 

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 彼のジャケットに秋の訪れを感じました。

 さて当ブログは釣り専門ではありませんが、3回連続で釣りネタを紹介することをお詫びいたします

 先日の飲み会で、関連会社の大先輩Jさんと釣りの話しで盛り上がり、「今ミジュン(ニシンの仲間)の季節だから一緒に行くか」と誘われました。もちろんOKしたものの、まさか二日酔いでダウンしていた翌朝に誘いの電話がかかってくるとは! 釣りキチ恐るべしです。

 早速、名護湾の北海岸に向かいました。ご覧下さい、一目して分かるミジュンの魚影を!(下写真)。まるでさんご礁のようですね。Photo_2

 Jさんが仕掛けまで用意してくれたので、早速ハチローも参戦。しかし、防波堤釣り3度の経験しかないハチローには、キャスティングすらビギナー。何度か目の前3㍍にぶっこんでしまいました。打ちっぱなしでダフったときのような恥ずかしさです(涙)。Jさんも「ちみは最初から教える必要があるな」とあきれた表情でした(謝)。しかし、Jさんの教えとハチローの努力(自分で言います)のかいあって、しばらくすると徐々に成果が。ミジュン釣りはえさをつけずに針を身体に引っ掛けるやり方なので運がよければ、一度に複数かかることも。ハチローはMAX2匹でしたが(下写真) 

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 下写真はJさんが釣った、というか引っ掛けたダツ(方言名シジャー)。ミジュンを襲うので釣り人には嫌われています。くちばしが超危険ですなぁ。Jさんの鮮やかなナイフさばきであっという間に解体されました。

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 1時間ほどで約20匹の釣果。帰り際にはJさんから30匹以上のお土産が(自分の収穫以上にもらうなんてどういうことぉ?) さらに見知らぬおじさんから頂戴したのもあわせて合計64匹がクーラーボックスに。もちろん首なしダツも入っています。

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 夫婦2人で食べることはまず不可能なので、妻の両親に20匹ほど差し上げました。残りはフライにしようかと。釣ったその日に食べたかったのですが、那覇から遊びに来ていたハチロー父と飲む約束をしていたので明日以降に持ち越しました。

 ミジュンの季節の到来は夏の終りを意味します。毎年のことながら寂しい気持ちでいっぱいですなぁ…。明日から11月。早いっす。

 やんばるの海の恵みに感謝して、今宵はもう寝ます。


一投二魚でアジくぅたぁ

2009年10月26日 | 釣り、素潜り漁

 平日の休みがもらえたので、またしても名護漁港に。台風明けでしたが晴れ間ものぞき、満潮時間前に到着。早速、やんばる生活3度目の投竿!

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 開始20分で強いひきが! 引き上げてみると、何と2匹かかっていました。まさに一石二鳥ならぬ一投二魚。左がガーラ(アジ)で、右が前回に続いてのトカジャー(クロハギ)。前回よりはちょっと大きめでした。

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 台風後で満潮時間前だったためか、なかなかハイペースに釣果が上がりました。しかしカワハギ(下写真)や(スズメダイ)などは赤ちゃんクラスだっため、計3匹をリリース! 3戦目にして心の広さを見せ付けた36歳です。大きくなって帰ってこーい。

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 結局、収穫は下写真の5匹。ガーラ3匹、トカジャー1匹、アイスズメダイ1匹です。 デビュー3戦目で撒き餌も使わないことを考えると上出来かと。サイズは相変わらず小さいのですが…。

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 ま、刺身、煮物、塩焼き、フライ、どう料理してもおいしいといわれるガーラが釣れたことでよしとする36歳です。小さいので塩焼き(下写真)&フライにしました。黄金色が美しいっす。アイスズメダイは魚汁に。

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 しかし、ガーラの口は「熱い!」という断末魔の叫びのようで、輪廻転生を訴えかけるものがありますなぁ。塩焼きは手軽でおいしいですね。

 下写真は、たそがれの漁港に戻るウミンチュ。ハチローとは比べ物にならない魚を釣ってきたんだろうなぁ。※別の日に別の漁港で撮影した写真です。

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 4度目はいつになるか分かりませんが、名護漁港を出て、本部漁港屋我地方面に遠征したいと思います。もっと大きめのやつと出会うために。

 あ~釣りって楽しいなぁ~


初釣果@名護漁港

2009年10月19日 | 釣り、素潜り漁

 

 ついにやんばる釣りデビューしてまいりました! しかし散々な結果に(泣)。

 妻と二人、国頭のとある漁港まで出向いたのですが、仕掛けセットの予備すら持たない「パッとやって終わろう」的な安易な考えがバチをもたらしました。開始わずか30秒でテトラポットに根がかり(泣)。妻の目前で醜態をさらした36歳です。

 汚名挽回にと再び仕掛けを購入し地元名護湾へと(最初からそうせい)。美しいが目の前に広がる周りに誰もいない防波堤で、オキアミを3尾つけた仕掛けを投入!(下写真)。Photo

 魚肉ソーセージを撒き餌に待つこと30分。ぐいっと引きがありました。しばらく泳がせてから引き上げると、肌つやのいいプリッとしたの黄色系の魚が。記念すべきやんばる第1号は、図鑑で調べるとクロハギ(方言名トカジャー)でした。名前の由来はあとから分かりました。おちょぼ口がかわいいですね。そこに残酷な釣り針が(酷!)。

 

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 2匹目はその5分後。ひげを2本たくわえたその名もオジサン(方言名カタカシ)をゲット。活きのいいやつでした。

 

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 そのあとも一度だけ強い引きがあり、水面近くまでの肌模様まで見えたのですが、海面近くで逃げられました。恐らくガーラの幼魚だったかと。あまりの天気のよさに足の甲がひりひりしてきたので撤収。たった2匹の釣果となりました。

 ちなみにこの2匹、実はこんなに小さいのです(下写真、爪楊枝参考)。常識ならリリースものかと(謝)。数時間を経て、クロハギ(下)がまるで別の魚のようになっているのにビックリしました。命名もこの状況でされたのでしょうね。

 

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 オジサンは何とか3枚おろしにできましたが、クロハギはきれいに皮がはがせず、すり身のような感じに(泣)。肉の量を考慮して、から揚げにしました(下写真)。

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 意外に、本当に意外においしかったです。塩コショウを強めにしたのもありますが、淡白な白身は新鮮そのものでした。妻も好評価。小さきながらも海の幸に感謝です。

 次はもっと大きいのを釣るぞー。

 明日も早いのでもう寝ます。


潮騒が呼んでいます

2009年10月12日 | 釣り、素潜り漁

 妻が1年以上も通っていた糸満市の病院を無事卒業することになり、ハチローも同行しました。経過は良好ということで一安心。帰りがてら「せっかくだから」と三越那覇店で開催中の「北海道展」に足を伸ばしました。4月の北海道旅行を思い起こさせる弁当に遭遇。「潮騒の宴」(1500円程度)を購入。二人で懐かしみながらちまちまいただきました。ビールもかの北海道限定発売「SAPPORO CLASSIC」。まさに地元のビールより断然うまい! 悲しいっ。

 

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 先週、とある豊年祭を見学。そこで初めて「地バーリー」なるものを見ました(下写真)。地バーリーとは、読んで字のごとく「地上でのハーリー(龍船)」。那覇市大嶺の地バーリーが有名らしいっす。五穀豊穣の願いを込めて実施されるとか。元気よくこぎまわる子供達の下で必死に台車を押すお父さんたちが大変そう(笑)

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 しかし、ハーリーは波をかき分ける姿が一番かっちょいいすね。

 さて、やんばる生活の後半戦を迎えたハチロー。異動前から「やんばるに行ったらやらなければならないこと」ベスト5に入っていた「釣り」に挑戦しようかと(遅!)。人生で3回ほどしかた釣りをしたことがないシティボーイ。後悔はしたくないのです。「手軽な釣りのはじめ方」(980円)を購入。

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 ただし生粋の那覇シティボーイ。愛車カペラワゴンオキアミ臭くするのには抵抗あり。とりあえず「ルアー釣り」から入ろうかと。ルアー釣りのことを今では「エギング」というそうですね。自分で釣ったシルイチャー(白いか)を刺身や薫製にして食べる日が来ることを祈って…。次の休みにタックル(道具一式のことをこう呼ぶらしい)を買いに行きます! 予算は1万円以内。釣り好きな方、ご助言をお願いいたします。

 仕事の疲れがなかなか抜け切れず、横になったら10秒で寝息を立ててしまう今日このごろ。休日は潮騒に包まれながら海遊びでリフレッシュしたいものです。

【追記】シーサー商店から残念なメールが届きました。「大人気のフィン『ミュー』。3割引!」とのこと。ハチローが先日勇気を振り絞って購入した10500円のミューが今7000円弱だとか…。こらぁ!タイミング悪すぎじゃい。割引分と名護⇔の北谷のガソリン代返せぇっ(泣)。