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沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

群青の八人目

2025年08月17日 | スキルアップ

 8月も3連休が終わり後半戦に入りました。この夏も海に行かず、ほぼ試験だけで燃え尽きたなぁ。自分が選んだ道だから仕方ないのですが。。。下写真は、試験後に久しぶりの家族ドライブで撮影したうるま市の青空です(ドライブについては次回記事でご報告いたします)。海から空のてっぺんまで、いろんなが混ざっていました。飛行機雲にも旅情そそられる~。ちなみに、いろんなが混ざった状態を〝群青(ぐんじょう)〟と表現するようです。

 さて本題です。

 7回目の試験に惨敗した52歳おっさんは挑戦をあきらめるのか、はたまた継続か、8月の群青の空の下、報告させてください。

 

 継続します!!!

 

 はい、そうです。試験直後にはほぼ完全に撤退を覚悟したものの、時間が経つにつれ闘争心がメラメラと燃えたぎってきたのです。七人の落武者の怨念が八人目の侍を呼び寄せたのです! そうです、令和年に回目の試験となる人目の郎が見参したのです。洋数字の8は無限∞を意味し、漢数字の八は末広がりを意味します。こんな縁起のいい語呂合わせありますか!?(笑)。

 駆け参じた八人目の8郎はこう言いました。「あきらめるなんて馬鹿な事言ってんじゃねぇ。俺様が来たからには来年8月に絶対に勝ちどきを上げさせてやるぜ」と。八人目のくせに偉そうなやつです。 

 冗談はともかく、継続を決めた理由はもちろん、敗戦確定直後に愛息10郎からもらった「また受ければ?」という言葉があります。息子には、あきらめた背中ではなく挑戦し続ける背中を見せておきたいという気持ちに変わりはありませんので。同時に、息子と一緒に挑戦し続けたいのです。この試験は50代おじさんにとって夏の甲子園なのですから。

 さらに8郎が〝サラリーマン人生のターニングポイント〟と位置付けている55歳まで2年余り猶予があります。54歳になる2027年までの2回は挑戦したいと考え直したのです。あきらめの悪いおじさんをどうかお許し下さい。

 ということで、これからの8回目の挑戦を、いっぱい苦しみながら、いっぱい楽しみたいと思います。

 あ、継続を決めた理由についてはもう一つありました。8月3日、1次試験惨敗の傷心のまま帰宅したところ、ポストに2次試験のテキストが届いていたのです(もちろん自分で数カ月前に発注していました)。1次試験が終わった日に届くなんて、試験の神様からの挑戦状に思えました。試験の神様から「自分の努力不足でしかない不合格をわしのせいにして、ここであきらめるんじゃないだろうな!」と叱咤されたような気がしたものです。。。

 思い立ったが吉日ということで、8郎は今、上記テキストで2次試験の勉強に着手しています。今年は10月末の本番を受ける資格はありませんが、来年に向けた事前準備だというモチベを保ちながら頑張ります!

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 では8回目の挑戦に向けて自分の立ち位置を整理するために、恒例の分析」です。ほとんどの方が全く興味ないと思うので(笑)、サクっといきます。

 

S(強み)

①7年分の経験値がある。知識の蓄積があるので1からのスタートではない。そうです、まさに「八人の8郎」がいるのです!(もう呂布来ないで~)。

 

W(弱み)

①来年53歳。記憶力、思考力が衰えて来る。競争相手は30代も増えている。

 

O(機会)

①今年は4科目が難化していた。特に3年連続難化した「財務会計」と「情報システム」。それはつまり「来年は易化科目が多い」と想定される(こればかりは神のみぞ知る、ですが・・・)。。。

 

T(脅威)

①来年は暗記3兄弟との全面対決となる。特に「情報システム」「中小政策」の地獄の暗記👹が待っている。さらに暗記3兄弟はほぼ2次試験につながらない。さらにさらに「中小政策」は出題内容の半分が毎年変わるので経験値が生かせない(怖)。

②来春には部署異動がほぼ確実。異動先はこれまでのように定時退社の部署とは限らない。

 

 以上となります。結局、強みと弱み、どちらが大きいのか、分からない分析となりました。どちらにしろ、いい意味で捉えようと思います。

 勝利のために八人目の8郎「3本の矢」を準備してくれました(ここは8本じゃないんかい、と突っこまないでください。8本も書く気力などありません。笑)。

 

🏹1本目の矢

 WEB予備校を一定活用することにしました。独学という〝竹やり〟だけの根性論では戦えません(今さら気づくな!)。沖縄県内にも大手予備校の分校があるのでそこに通えばいいのでしょうが、なにせ数十万💴の大金が必要です。比較的良心的なWEB予備校で我慢したいと思います(できれば科目別受講が可能なシステム)。それでも数万円は出るはずです(泣)。

 

🏹2本目の矢

 2本目は科目戦略になります。具体的に言うと、今回合格した「企業経営理論」は免除せず来年も受けようと思います。もちろん得点源にするためです。勉強を継続すれば70点は行けますので。そして去年含め過去2回合格経験のある「経済」も同じく免除せず受けようと考えています。全体最適化を図るためです。7年間の戦いで「6割の壁」を痛感しています。苦手とする科目で6割を超えるのは至難の業なのです。高得点が期待できる科目は例え学習継続が難儀でも受けておこうということです。ということで来年は科目受験というハードな戦いになる予定です。大変だけど、夏の甲子園に8回も行けるなんて、落第生8郎は幸せ者かもしれません。

※ところで7年目にして初めて知ったのですが、科目合格に与えられる「免除2年間」という特典は、1年目で免除して不合格に終わっても翌2年目まで継続して適用されるようです。つまり来年のテストで6割取れなくても再来年まで科目合格(60点換算)という特典は生きているのだそう。それなら、免除しても損は一切ありません!(今回受けた「企業経営」だけに反映されます)。

 

🏹3本目の矢

 最後の矢として「加齢による経験値」を挙げます。この度の落第を受けて痛感したことがあります。それは自分の加齢時間の大切さです。加齢とは決して悪い意味だけではありません。落第が判明したとき「悔しさが例年ほどなかった」と前回書きました。いい意味で経験を重ねてきたことで自分の力量不足を冷静に分析できたのです。同時に「この年になって落ち込んでいる時間はない」という状況も把握もできました。落ちたとは言え、試験に挑戦した時間は無駄ではない。それよりも、落ちたことで気持ちまで落ち込み何も手に着かない、という負の状態こそ人生のロスであると理解できたのです。残り少ないサラリーマン人生。いつか振り返るときに絶対に後悔するのは、挑戦を辞めたことと、無駄な時間を過ごしたこと、になるはずです。それを加齢による経験値が自覚させてくれたのです。今後もいい意味で加齢を活用していきたいと思います。

 以上の3本の矢で8度、戦地に向かいます。遠い地からのご声援、よろしくお願いいたします。

 ここで、7回目の惨敗に心身疲弊しつつも8回目の挑戦に燃えたぎる52歳おじさんの胸に、今染みわたっている令和の名曲をリンクさせていただきます。日本を代表する男女ユニットYOASOBIさんの『群青』です。2022年春の甲子園の入場行進曲にも選ばれた、言わずと知れた名曲ですね。

 

何枚でも ほら何枚でも

自信がないから描いてきたんだよ

何回でも ほら何回でも

積み上げてきたことが武器になる

 

 『群青』が描くピュアな思春期とは違って、加齢臭漂うドロッドロの壮年期ではありますが、名曲からまっすぐなエネルギーをいただきました。おじさんは夜遊びせずに勉強頑張る所存です。

 

 以上です。これまでの挑戦に長年応援メッセージをいただいた方々に向けて、急ぎ報告とさせていただきました。申し訳ございませんが、八人目の8郎に「もうあきらめろ」などという諫言は聞こえませんので、あしからず。

 急ぎ書き上げたので誤字脱字ご勘弁ください。

 これからネット予備校を検索しますので、今日はこれにて。 

【追記】当ブログの今後の方向性については次回の最終回で書かせていただきます。8月半ばの予定でしたが、いろいろあって遅れています。でも8月内にはまとめます!


3千里の限界

2025年08月11日 | スキルアップ

 お久しぶりです。8月に入って最初のブログ更新となります。

 7回目の受験となった診断士1次試験の結果について8月4日に報告するとしておきながら、お待たせしてしまったことをお詫びいたします。公私いろいろあって更新が遅れてしまいました。

 では早速、その試験結果から報告いたします。

 

 不合格でした!!!!💀

 

 ・・・・はい、合格点に届かなかったのです。この不合格という衝撃ニュースは、7月の参院選でS政党が拡散したフェイクニュースなどではありません。悲しいことに完全リアルです。そうです、受験3科目すべて過去に合格経験があり絶対的優位な戦いと見据えていたにも関わらず、7度目の挑戦も叶わなかったのです! フェイクであってほしいっ。

 長年応援メッセージをくれたブログチェッカーの皆さんには会わす顔もございません(毎年恒例、会ってませんが)。恥ずかしい限りです、情けない限りです。「当ブログの今後の方向性」を書く前に、長年応援していただいた皆さんに1次合格🌸の喜びをお伝えしたかったのに本当に無念です。

 ということで、52歳おっさんの挑戦記でもある当ブログ、8月の決戦の模様を7年連続(泣)で、記録させていただきます。

 ん? 誰ですか、酒の肴🍶としてはそうこなくっちゃとのたまったのは!

 下写真は7年連続の会場となった産業支援センター。今年こそ合格桜にしようと意気込んだブーゲンビレアが日陰になっていたのは凶兆だったのかもしれません。

 では8郎の「夏の甲子園」である真夏の決戦2DAYS🔥を1科目ごとに振り返ります。前回の記事で例えに活用した「7人の8郎」のイメージを交えながらお伝えします。

(初日)

財務会計

 診断士試験の最重要科目にして今回のトップバッター。最初にして最大の難関ということで気持ちも昂りました。「過去問はやりつくした。これでだめならあきらめるしかない」と一種の開き直りさえありました。しかし、問題用紙に取り掛かって数分で冷や汗がにじみ出てきたのです。「何かこれ! 超、難しい」。武将の世界で言えば、いきなり三国志最強の武士呂布(りょふ)が登場してきたようなものです。呂布は世界最速の馬、赤兎馬(せきとば)🐎にまたがり、手には何千という敵を葬ってきた最強の武器方天画戟(ほうてんがげき)が握られています。独学という「竹やり」しか持たないガリガリの侍8郎は慌てて6人の仲間に助けを求めます。1人を残して5人が駆け付けてくれました。

※【ご参考】『三国志』の暴君、呂布とは?

 この科目は名の通り「財務」と「会計」の2本柱で構成されているのですが、診断士としては「財務」のほうが重要とされています。しかし今回はついに「会計」の問題数が「財務」を上回ったようです!(ネット界隈では難易度を高めるためと指摘されています)。となると会計士や税理士、その予備軍、簿記1級持ちらが断然有利になります。8郎の簿記2級ごときスキルでは立ち向かえません!)。全力を尽くそうにも、テキストや過去問で見たこともない、さらには何を問われているのかすらか分からない問題がたくさん並んでいるからです。まさに方天画戟を振りまわす呂布です。竹やりだけのヨーガリー8郎では6人集まっても全く歯が立ちません。あわれ、6人とも方天画戟の餌食となりました(悲)。終了のベルが鳴った瞬間、8郎は今年の負けを悟りました。「足切り(40点未満)の可能性すらある。終わった」と。憎き呂布は赤兎馬に6人の8郎の生首をぶら下げ(怖)、意気揚々と洛陽(らくよう)城に引き上げたのでした。

 仲間6人が死に、まさにラストサムライとなってしまった7人目の8郎、気持ちが萎えかかりましたが、愛息10郎が作ってくれたお守り「有言実行」を休憩時間に見て、「まだ終わっちゃいない。例え40点だったとしても残り2科目で140点を取れば合格ラインに乗るじゃないか」と闘争心を奮い立たせました。途中であきらめることだけは絶対にしたくなかったのです。傷だらけの体で竹やりを手に強敵2人が待ち構える2つのリングに向かいます。

 

■企業経営

 国語が得意な8郎にとって個人的に一番の得点源科目です。しかし昨年は油断から全体不合格のA級戦犯となりました。そのリベンジもかねて立ち向かいます。今年は過去問をバリバリやってきたので、問題を徹底的に読み込む力が復活していました。やる前から科目合格は確実という自信すらありました。いざ、戦って見ると敵は呂布ほどのすごみはありません。ここでプラスアルファを取りに行く!と竹やりをズバッ! 敵の心臓を突いた感触はありました。勝利です! 手ごたえとしては「トラップにかかってなければ80点は行けるかも」というものでした。 ここで80点が取れれば、次の科目は60点でもミラクル大逆転が見えてきます。初日の戦いはここで終了。ラストサムライは奇跡の勝利を神に願い、竹やりを抱いたまま疲れのため爆睡しました。

 

(最終2日目)

■経営法務

 泣いても笑っても最後の科目です。昨年は1問(4点)足りない不合格でした。「ここで70点取れば奇跡は十分起こりうる」と最後の最後の気力を振り絞ります。しかし、昨日の戦いで折れかかった竹やりはなかなか敵にダメージを与えることができません。勝ったのか負けたのか、手ごたえを感じないまま、あっという間に60分時間切れとなりました。終了のゴングが鳴った時、竹やりはすでに折れていました。「奇跡は起こらないだろう」という思いが胸に広がりました。

 

 以上、7人の8郎の命を賭けた2DAYSでした。ほとんど1人しか戦っていないじゃないか(笑)、と言われればそれまでです。それだけ呂布(財務会計)がクソ強かったということです。それにしてもホント疲れました。

 

 得点結果は下記の通りです。

 

■財務会計 40点👹

 足切りは避けられたので一時的に奇跡を信じることはできたのですが、結局最大の敗因となりました。あまりの難しさにショックを通り越してあきらめの境地に至ったくらいです。この試験で6割取れるって会計士か税理士予備軍だけではないかと思いました。とにもかくにも初戦で勝敗は決していたのです(泣)。

 

■企業経営 67点🌸

 昨年のリベンジを果たし今回唯一の科目合格🌸。そして2回目の合格となります(2回も合格せんでええ)。しかし「財務会計」の大失点を取り返す80点どころか70点にも届きませんでした。試験実施主体がねちっこく仕掛けたトラップに数問ひっかかってしまったようです。この時点でミラクル大逆転は、はい消えた!(久しぶりに登場の愛川欽八)のです。

 

■経営法務 56点💀

 昨年に続き1問足りませんでした。7度目の挑戦も「6割の壁」の高さを痛感するばかりです。そういう試験なのです。

 

 ということで3科目合計で163点。合格ラインまで17点も足りない大惨敗でした。

※結果的に今年の爆弾科目は「財務会計」と、今年の8郎は免除だった「情報システム」の2科目だったようです。ともに大手予備校TACの分析では平均点が50点をちょっと超える程度の難易度だったようです。

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 今回の敗因は表面的にはっきりしています。書いてきた通り、最重要科目である「財務会計」歴史的難化!💀です!  ここ数年、難化傾向にあり「増えすぎた受験生を落とすためにもこの科目だけは易化はないだろう」とネット上でも憶測がなされていました(とあるYoutuberさんは今年の試験にトライした上で「激ムズ!今年の受験生が可愛そう!」と叫んでいたくらいです)。8郎も同感だったので易化に一切期待せず一番時間を割いて勉強してきました。過去問は10年分すべて8割前後取れるまでになっていました。「過去最強」の自分で立ち向かったのですが、まさかまさかの返り討ちに合ってしまったのです。残り2科目は合計123点で合格ライン「6割」を超えていたので、まさに「財務会計」にやられたということになります。

 そして、根本的な敗因もはっきりしています(こっちの方が大事)。「非効率な独学」に尽きますね。7年前に始めた勉強は通算で3500時間を超えました。実際に机に向かっていた時間を算出する「8郎的謎の係数0.7」をかけても2500時間には達していると思います。「独学は非効率」も自認していました。「財務会計」含め診断士1次試験は過去問10年分を8割得点すれば、数年前までは「当確の量」とされていたので、根性で何とかやりきろうと考えてきました。でも今回全く太刀打ちできなかったことで「独学の限界」を明確に痛感しました。予備校の授業を受けて得点能力を広範囲に修得しないと太刀打ちできなくなっているのです。「どうしてこの年に限って財務会計を超難化させるんだ」などと試験の神様を恨む気すら起こりませんでした。

 補足もしておきます。敗試験まで残り3日というころで業務上のトラブルが発生し、取得していた夏休みを返上して試験直前の深夜未明まで働くことになったことも、得点能力を削ぐ要素とはなりました。試験前日2DAYSも万難を排し深夜出勤する準備を整え午前4時に起床していました。でもそれを言い訳にはしません。未来に何の確約もしてくれない資格試験より、明日の生活を支えてくれる仕事の方が絶対大事というのは、サラリーマン8郎の鉄則信条なので。

※下写真は試験前夜に「眠れなかったらまずい」ということで飲んだ睡眠促進剤。結局仕事のことで両日とも午前4時に起きたので意味はなかったのですが。

 帰宅後、10郎には「父ちゃん、7回目の挑戦もダメだったよ。ホント悔しくて情けねぇよ」と率直に敗戦報告をしました。夏休み中でソファに寝ころびながらスマホを満喫していた10郎は「まじ?」と反応したものの特に驚いた様子はなし(笑)。「父ちゃん、どうしたらいいと思うか」と聞くと「また受ければ?」と軽いノリでリプライ。父が7回も落第していることを忘れてしまったのでしょうか。。。

 来週、高校受験を控える息子に成功事例を見せてあげることができなくて本当に情けない父です。

 下写真はホテルの窓から見た夕焼雲。合否について試験の神様が下した〝C〟判定のように見えました。やはり8郎の実力はB判定(合格ライン)に届いていなかったのかな。

 敗者にはムチが待っています。「今年こそ2次試験に挑む」という覚悟で予約していた福岡行のチケットとホテルも解約しなければなりません。。。

 この試験に関する、とある匿名サイトの書き込みを載せておきます。敗者8郎の気持ちを代弁してくれていました。。。

 みんな、心身削りながら頑張ってるんだなぁ。

 以上、7回目の落第報告でした。心からの応援メッセージをいただいた方々には、改めてお詫びと御礼を申し上げます。

 

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 さて、試験に関する今後についてですが、「撤退」「継続」かの2択しかありません。

 冷静に分析すると「撤退」しかあり得ません。理由はたくさんありますが次の3つに要約されるでしょう。

①来年は少なくとも4科目受験となる上に、記憶力が低下していく50代には鬼門の「暗記3兄弟」も含まれる。

②受験生8年目はさすがに長い! 愛息10郎も小学校2年生から中学3年生になっている。資格沼にどっぷりハマっている。

③定時退社が可能な現部署もラストイヤー3年目。来春の異動がほぼ確実。異動先が勉強時間を確保できない部署の可能性もある。

 です。

 ということで、環境分析としては要素のほとんどが「撤退」を促しています。もうあきらめろ、と。実際に試験終了直後の8郎は妻にLINEでそう伝えています。「ここまでが限界。俺には届かない世界だった」と。過去6年間の「疲れた」という気持ちより、己の限界を悟った「あきらめ」に近い感情でしたね。悔しいという気持ちが過去6年に比べて薄かったのも「撤退」を意識した理由ですね。悔しい、というエネルギーを保ち続けなければ厳しい勝負の世界で戦うことはできないのですから。息子に約束した『有言実行』を果たせないままの撤退となります。情けない限りです。

 

 あきらめない限り負けではないという言葉。

 同時に、

 あきらめが肝心、という言葉。

 

 2つの言葉の狭間で揺れる52歳敗残兵サラリーマンです。

 下写真は、昨年同様に試験のために借りたホテルのシングルルーム。1人ぼっちの戦いは7度目も報われませんでした。

 と、いろいろ悩める心情を書き連ねましたが、実は8郎はすでに1択に絞っています。次回のブログでサクっと報告させていただきます。さらには、その次の記事が「当ブログの今後の方向性」を表明する回となります。そして事前にお断りさせていただくと、その回が当ブログの最終回となる予定です。ご了承ください。

 さて、福岡行きのエアチケットとホテルの解約作業が待っているので、今日はこれにて(悲しっ)。


七人の自分

2025年07月07日 | スキルアップ

【冒頭報告】当ブログの今後の方向性について「近く報告する」としていましたが、8月初旬まで延期させてください。理由は、8郎が挑戦中の資格試験について当ブログでも長年書いてきており、多くのブログチェッカーの皆さんから応援メッセージをいただいてきたこともあって、合格までは報告させていただくのが「筋を通す」ことだと考えたからです(まさ8にーにーと呼んでくださって結構です)。8月4日に合格報告🌸した上で、その後に方向性も報告させてください。ご理解のほど宜しくお願いいたします。ということで今日の記事をもって8月4日まで更新を休みます。

 今日は7月7日、そう七夕です。もう何年も星空を眺めたことなんかないおじさんです。3年前、某プロ野球団のジュニアチーム選考会に挑戦した際に「受かりますように」と短冊に書いて祈った愛息10郎はもう15歳。クラスの女子の胸が膨らんできたことは気になったとしても、天の川の織姫さまに祈るなんてピュアなことはもうしません。子の成長は早い。。。代わりに52歳の更年期おじさんが「7回目の挑戦となる試験に受からせてください。織姫さまぁ」とすがりつく次第です(情けなっ)。下写真は、とある日の帰宅時、太陽光をバックに浮かぶ雲の姿が幻想的だったのでパチリ。ちなみに今年は七夕と小暑が同じ日だそうです。小暑とは暑さが本格的になっていく合図。夏はどんどん盛り上がっていきます。クーラー代が心配です。

 さて今回のカテゴリーは不人気スキルアップです。8月の試験に向けて最後の気持ちの整理をしていきます。興味のない方はページアウト願います。

 

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 本題に入る前に、愛息10郎に関する報告をさせてください。強豪硬式野球部を辞め県内有数の進学塾に再入学して盛り返しを図ってきたことはお伝えしてきました。その成果が2つの試験で出たのです。

 まず英検です。3級合格しました!🌸 一度落ちていただけにうれしかったです。息子の努力を褒め称えました。

  しかも得点表を見ると、準2級合格レベル1322㌽までもうちょいに迫る1288㌽の高得点ではないですか! また「英検バンド」という評価を見ると「G3+8」となっており、ネットで調べると「早い段階で準2級も合格可能性高い」とのこと! 息子とは「中学生のうちに準2級まで取るぞ!」と約束しました。

 下写真は泡瀬の県陸上競技場。10郎が中体連の男子3年生100㍍に学校代表で出場しました。12秒63で予選7人中4位でした。野球部を退部してから走りこんでないので仕方ないです。それでも陸上部員に交じって何とか12秒台を出したので褒めてあげました。優勝した選手は10秒68の県新記録を出したそうです(驚)。10郎いわく「俺より前に3人いたなんて人生初でショック」とのこと。いい経験になったね。

 もうひとつの試験は3年生になって初めての中間試験です。2年生の最後のテストでは席次が100番台にまで下がっていた10郎。このままでは第一志望高への合格はまず無理ということで、父8郎とは「3年生最初の試験では最低でも20番以内」を目標に掲げていました。2年間の内申点がオール3という状況なので、席次としては最低でも常に5番以内の得点力を持っておかないと、本番での大逆転は厳しいと感じているからです。

 10郎は塾の授業がある日以外にも自習室に通い勉強を重ねてきました。すでに国公立最難関の「K都大」を志望校と決めているクラスメートM君との勉強会です。ヤマトゥンチュの心優しきM君は10郎にもいろいろ教えてくれるそうです。努力している友達は君にいい影響をもたらしてくれる。大事にしろよ!

 そして結果はと言うと、、、ジャスト30番だったそうです。目標の20番台には遠く及ばなかったものの、一気に70人を抜いたことになります。ただし目標を果たせなかったことで志望校がまた少し遠くなったような気がしたのも事実(そんなに甘い志望校ではないので)。。。目標まであと少しだったと叱咤激励するべきか、それとも70人抜きを褒めるべきか、父8郎は一瞬迷いました。

 結果、褒めてあげました。大好きな野球を絶ってまで勉強を頑張った本人をここで否定するとやる気を失います。それこそが最大の失点だと考えたのです。父8郎は「20番に入れなかったのは悔しいが、野球で失った2年間を考えると70人抜きはすごいじゃないか」と。そして「上にはもう30人しかない。そいつらはどうやっても抜けない相手か?」と聞き返しました。10郎は「いや」と即答。「よし、次の試験では20人抜いて10番以内に入るぞ」とさらにハードルを上げた父でした(爆)。

※ところでこの試験に関して学校側でトラブルがあったので記録しておきます。思い出すのも嫌なので詳細には触れません。ただ、8郎が常に10郎に諭している「どれだけ野球が好きでも、野球ごときに人生を狂わしてしまう行動をとる野球バカにだけはなるな」という悪例が校内で起こってしまったようです。硬式野球チームで見せられた保護者らの誤った育成方針が如実に出た事例です。情けない。10郎を2年で退部させてよかった、どころではなく、入団させたことを後悔しています。はい、以上です。

【後記】さらに漢字検定3級も合格しました🌸。これも一度落ちていたのでよく盛り返したと褒めてあげました。しか~し、肝心の3年生1学期の内申点は3.2。最低目標の4に遠く及ばず(泣)提出物や先生への反抗的な態度がマイナスポイントになっているようです。。。志望校が遠のいていく。。。

 

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 さて本題に入ると言いながら、サクっと映画紹介だけさせてください。日本映画の最高傑作として名を馳せる『七人の侍』(1954年、黒澤明監督)です。半年ほど前にBS録画していたのを10郎と2人で鑑賞しました。今では考えられない200分越えの長尺ですが(トイレタイム含む)、10郎もスマホを片手に最後まで付き合ってくれました。

   70年前の映画なのでセリフが聞き取りづらいことがマイナスポイントですが字幕版なら克服できます。戦後日本人のほとばしる執念が生んだ永遠不滅の傑作です。未見の方はぜひ。

 三船敏郎って野生の男の匂いがプンプンして男から見てもかっこいいですね。令和の芸能界には見当たりません。阿部寛ですら草食系シティーボーイに見えてきます。

 

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【後記】7月9日、ついに受験票が届きました。・・・いや、受験票とは呼ばないでおきましょう。8郎が〝勝手にライバル〟とさせていただいている女性Youtuberさんに見習って〝合格通知🌸〟と呼ばさせていただきます。受験番号を見て運も感じました。個人情報なので言えませんが、令和7年に7回目の受験となるおじさんにとってまさにラッキーナンバーとなる数字でした。

 改めて今年は3科目受験であることを再認識しました。会場も発表され、7年連続で沖縄産業支援センターとなりました。リベンジは6度涙を飲んだ場所でこそ果たしたかったので望むところだ🔥

 はい、本題に戻ります。

 『七人の侍』に習ったわけではありませんが、今年の試験は七人の自分で挑む所存です。〝七人の自分〟とは、今年の自分と過去6年の自分を例えています。当たり前ではありますが、過去の六人がいたからこそ、今の自分がいるという考えを改めて認識しておきたいからです。

 過去の六人を振り返ることは同時に過去6年の戦いの軌跡でもあります。ということで今回の記事は、残り4週間を切った決戦を前に気持ちの整理の意味で振り返るという内容です。前述の通り、全くもって個人的備忘録なので、興味のない方にはページアウトをお勧めします。

※「七人の8郎」を紹介する前におことわりです。実は平成30年(2018年)も受験しているのですが、宅建合格のあとの勢いで2科目だけの冷やかし受験だったのでこの年は省いています。

 

■一人目の自分(令和元年、2019年)

 「早くて3年、遅くても5年で合格」と目標を掲げ、初めて全7科目に挑戦しました。総勉強730時間しかできなかったからか299点で不合格。しかも「財務」が28点しか取れないなど3科目で足切り(40点未満)という大惨敗でした。 この試験を想定して取得していた簿記2級がほとんど役に立ちませんでしたね。あまりの難しさに内心「40代後半にしてヤバい試験に手を出してしまったかもしれない。国立最安易のR大卒が立てる土俵ではない。これからどれだけ勉強しなければならないのか。今ここで撤退するべきかも・・・」と不安になった自分がいました。モチベを保ってくれたのは、職場の雰囲気です。この会社の10年後を考えたとき、この程度の資格くらいは持っておかなければという不安を捨てることはできなかったのです。今後10年間、この会社の仕事だけをしていたら、市場で不要な人間とされるという確信があったからです。ということでここまで継続してこれたのは皮肉にも会社のおかげですね(笑)。

730里の大惨敗 - 沖縄 8 Scene

 

■二人目の自分(令和2年、2020年) 

 この年は世界史に残る特筆すべき事態が起こりました。「コロナ禍」です。それにより東京五輪が翌年に延期されるなど大きな影響が出て、試験日も7月に前倒しされるなど右往左往しました。一方で「コロナ休」や「ステイホーム」などで勉強時間の確保には最高の年でもありました。通算勉強時間1200時間を積み重ねて挑み、何とか「経済」「法務」「情シス」3科目で科目合格🌸できました。嬉しかったです。合計367と昨年より70点近くあげたものの、合格ラインまでの遠さに焦った自分もいました。しかし肝心要の「財務」がまたも28点の足切り💀。不安は募るばかり。。。あまりの壁の高さに不合格というショックはまだ軽いほうでした。

1300里のチルダイ - 沖縄 8 Scene

 

■三人目の自分(令和3年、2021年) 

 1880時間を費やして4科目に挑戦。「絶対に今年で受かる!」という強い決意で臨みました。念願の「財務」初め、「企業経営」の主要2科目で科目合格🌸したものの、7科目換算では415点。あと5点(2~3問)だけ足りない惜敗でした。採点中の精神的ショックが一番大きかったのがこの年でしたね。なぜなら4科目の自己採点中3科目を終えるまで合格ラインを保っていたからです。「よし行ける!」と思ったのもつかの間、最後の「中小」が爆弾科目で一気に合格ラインを割ったからです💀💀💀。そのときの精神的ショックと言ったら。。。机を叩きつけるくらいの悔しさでした。心の底から試験の神様を恨みましたよ。一生懸命平静を装いながら、合格ラインに届かなかったことを妻に伝えたときの妻の聞こえよがしの深く長いため息、今でも忘れません。精神的に立ち直るのに数週間かかりましたが、得点を冷静に分析し「これで5科目を科目合格したことになり、残りは暗記2科目。早くて3年という計画通り合格できなかったのは悔しいが来年こそは合格できる」と何とかモチベを保つことができました。

1880里の敗北宣言 - 沖縄 8 Scene

 

■四人目の自分(令和4年、2022年)

 さぁ、残り2科目の年です。うち1科目は暗記系です。ひたすら暗記すればいいのです。勉強時間も通算2千時間を超えました。さらには2科目受験が最も合格率が高いというデータもあるのでもう合格したようなもの、、、という油断が最大の敗因となりました(涙)。「何とかなるだろう」という油断から、愛息10郎の学童野球チームの保護者会長を務めることになったのです。ずっと断っていたのですがほかに適任者がなく、投打の二刀流で大活躍していた大谷10平選手の父に矛先が向いたのです。迷った挙句、小学生ラストイヤーということもあり引き受けました。しかし試験と同じ8月に佐賀県で予定されている九州大会への出場権を勝ち取るという嬉しい誤算(笑)。試験直前まで資金集めなど会長業務に追われる始末。試験以外のことを優先にして受かるほど簡単な試験ではありません。結果、2科目とも6割に届かず、7科目換算409点の惨敗でした。落ち込んだというより、心から反省した年でしたね。「油断大敵」。先人たちが口酸っぱく言ってきた心構えを全うすることができませんでしたから。しかし、会長を引き受けた判断を悔やむことはないでしょう。試験を優先していたら合格していたと思うのですが、一方で愛息が成し遂げた感動プレーの数々(8郎の母校で背番号1を背負っての勝利、MAX117㌔の剛速球、100㍍の大ホームラン、九州大会で優勝、プロ野球団ジュニア選考会への挑戦)を一番近くで見ることはなかったはずですから。息子と2人で〝人生で一番熱い夏〟を優先したことに一片の悔いもありません!  

2120里の油断 - 沖縄 8 Scene

 

■五人目の自分(令和5年、2023年)

 とかっこよく書いたものの、この年に2科目がゾンビ復活し、久々に4科目受験となりました。「遅くても5年」計画の最終年でもあります。もちろん「今年ダメなら撤退」の覚悟で臨みました。ところがこの年は8郎だけでなく診断士試験史上においても印象的な出来事が起きたのです(個人的にはコロナ禍以上の衝撃でした)。台風6号🌀による沖縄会場の中止です。「沖縄だけ中止はあまりにひどい」というSNSの反発から当時のN経産相が人気取りの算段からひっくり返し、沖縄は12月のクリスマスイブ🎄に再試験を実施することになったのです(この特例でウチナンチュは10月の2次試験を1次免除で受けることができ、8郎も福岡まで出向きいい経験をさせてもらいました)。8郎的には、7月にスクランブル人事異動に伴う単身赴任もあった年なので、何だかアドレナリンが出ないまま試験会場に向かった記憶があります。結果、5科目で265点(7科目換算385点)の大惨敗でした(泣)。また本試験より4カ月遅れというアドバンテージがあることから難易度が高く作られていたとも感じましたね。来年は5科目とさらに受験科目も増えるなど「もう撤退しかない」と判断する材料がそろっている現実に直面しました。しかし、8郎は公約である撤退を恥を忍んで撤回し、挑戦を続けることにしました。理由はいろいろありますが、一番大きいのは「有言実行」という息子との約束を果たすためです。あきらめた父ちゃんの背中を見せたくなかったのです。受かるまで受け続ける、と決意を新たにしました。

クリスマスの失意 - 沖縄 8 Scene

 

■六人目の自分(令和6年、2024年)

 久々の5科目勉強は大変でしたが「不得意を得意でカバーする」全体最適化作戦に期待しました。直前7月は142時間という過去最多の量をこなしました。しかしながら416点で惜敗。あと1問あれば・・という結果でした。しかし過去最高得点であったこと、唯一6年連続不合格だった「運営管理」で初合格🌸という結果を冷静に自己分析することができ「結果は不合格だが徐々に合格に近づいている」と確信した自分がいました。やっと土俵に立てた気分がしたものです。俺は6年間負け続けたのではなく(いや、負けただろ)、6年間という必要準備期間をようやく終えたのだ(そのプラス思考いいね)、と切り替えることができました。

6度目も6割の壁 - 沖縄 8 Scene

 

 という「六人」です。今年受かったとしても7年目の自分だけが頑張ったからではありません。悔しさで涙にあふれた過去の六人の自分がいたからこその七人目の自分が存在するのですから。六人分の悔しさと、自信をもった一人の計七人の自分で立ち向かいます。

 ここで映画『七人の侍』のセリフを引用させていただきます。野武士集団との決戦に向けて、三船敏郎演じる主役の菊池代が仲間入りをしたことを受け、脇役の平八がつぶやいたセリフです。最終決戦に向けての緊張感が一気にMAXになった瞬間です。

 

 『これで七人そろいましたな』

 

 8郎も七人そろいました。敵はわずか3科目。恐れず、侮らず、ぶった切ってきます。

 

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 はい、毎度おなじみ更年期おじさんの妄想はこの辺にしておきます。

 ん?誰ですか? ハゲが7人そろったら眩しくてレイバンのサングラスでも物足りないなどと言い放ったのは。ついでにぶった切ってやろうか!(怖)

 さて毎年この試験を「8郎の夏の甲子園☀」と位置付けてきたことは長年のブログチェッカーの皆さんはご存知かと思います(7年も付き合わせてしまい申し訳ございません)。今年も膝痛を気にする五十肩の自称エースピッチャーがよろよろとマウンドに上がりますので、灼熱のアルプススタンドからのエールよろしくお願いいたします。このおじさんは生粋のウチナンチュですから応援曲はもちろん喜納昌吉さんの『ハイサイおじさん』でゆたしくうにげーでお願いします。

 もちろん敵を侮ってしまっては負け戦の可能性が高くなります。侮ってならない敵は試験の難易度ではなく「油断」と「不測のトラブル(事故やコロナ等)」と考えています。そこに落ち入らないように危機管理もしっかりやっていきたいと思います。

 目標得点に関してはもうちゃちいことは言いません。3科目とも各70点で計210点とさせていただきます(7科目換算では450点となり合格ライン30点オーバー🌸)。 現在、3科目の過去問を回しまくっており、全年度で70点超えの状況です。たとえ爆弾科目があっても足切り(40点未満)なんてあり得ません。7月中旬に発表されるTACファイナル模試の結果を受けて、最終戦略を構築するとともに、ファイナルペーパーの作成に取り掛かります。

  下写真は恒例、自宅マンションからの夕焼けです。太陽がある限り希望もあり続ける、と52歳になった今も信じています。

 最後に昭和の懐メロを1曲ご紹介して終わります。夕焼けを見ると様々な名曲が胸をよぎりますが、年を取った証拠か、最近はこの曲ですね。『赤い狩人』です。映画『キタキツネ物語』(1978年)の主題歌で、近年も小糸製作所のCMソングとして使われていました。

 

 ♪ 終わりのない旅さ

    太陽がある限り

  走り続ける俺の

     明日を照らすだろう


回転する夏至

2025年06月22日 | スキルアップ

 2025年6月21日、夏至を迎えました。沖縄の長い夏も前半戦のトップに来たということです。夏男8郎としてはうれしい限りですが、今年の夏も海に行けないことが分かっているのでフラストレーションがたまる夏至でもあります。

 とある日、電線にひっかかった長袖Tシャツが風にあおられぐるぐる回転していました。近隣のアパートのベランダから風で飛ばされたのでしょう。珍しい光景だったのでパチリ。どうやって取るのかなぁ。 

 沖縄は太陽光さんさんの夏空が続いています。

 夏至といえまだ6月なので、入道雲にはそこまで圧倒的な力を感じません。海が温かくなる7月に入ると、もっと力強くなってくるでしょうね(台風も発生しますが)。

 さて、人間ドックまで残り5日を切りました。筋トレの回転率を上げてカロリーを消費しているつもりですが、なかなか体重は落ちません。先週末、体重計に乗って見ると、、、

 なんとか83㌔を切ったのですが、計画通りに落ちていません。理由ははっきりしています。普通に食べているからです(こら。地獄はどうした)。

 商談でカフェやレストランを使うことがあるので、そこではどうしても食べてしまいます。ということでダイエット中のおじさんによる「おいしゅうございましたシリーズ」をしれっとお届けします。

 先日、人生初『星乃珈琲』さんにお邪魔してきました。北中城店です。黒を基調とした店内はいい感じでした。模合や読書などに使っている客層も多かったので、客の回転率は低そうです(つまり単価が高価格に設定されているということです)。

 ダイエット中なのでドリンクはもちろんブラックコーヒー一択です。はい。

 フードは『ビーフシチューハンバーグライス&パンケーキ(ドリンク込みで1,550円)。「ダイエット中とは言えタンパク質を補充するために仕方なかった」と自分にみっともない言い訳をしながら完食。。。おいしゅうございました。はい。

 はい。もう、はっきり言いましょう。写真左上のパンケーキシロップを全掛けし完食したおっさんです。甘くておいしゅうございました。はい。

 もう一回、地獄に落ちろ~🔥!

 残り5日であきらめずに81㌔台を目指します(多分無理)。

 

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 メタボおじさんとは違い、成長著しい愛息10郎が人生初のバック転に成功したようです。友達が撮っていたという動画をいただいたので勝手にリンクします。

 わが息子ながらすげぇ~。ブリッジすらできない父8郎はいたく感動しました。これはともに体操競技経験がある両方の祖父からの遺伝でしょうね。モザイク御免ですが、バック転から立ち上がったときのドヤ顔もたまりません(笑)。「次はバック宙だ」と意気込んでいます。野球はいったん休業中ですが、身体能力だけは鍛え続けてほしいものです。

 ちなみに10郎、爆足を先生に買われ、近く予定されている陸上大会で100㍍走に抜擢されたそうです。これまた期待しています。

 

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 さて本題の「資格カテゴリー」です。興味のない方はページアウト願います。

 診断士1次試験まで残り40日を切りました。クライマックスであり正念場です。

 ここで、8郎が勉強を始めた7年前からの継続の軌跡をお見せします。過去問に取り組んだ得点表です。

 「財務・会計」は過去10年分を平均10回転以上こなしてきました(過去に一度合格しているので免除期間をのぞくと勉強に費やしたのは3~4年間となります)。あくまでネットで情報収集する限りの話ですが、ここまで回転してきた受験生をあまり見たことがありません。つまりは8郎の努力の証であると同時に、独学という非効率さを痛感する軌跡でもあります。注目すべきは、過去10年間で最も難易度の高かった平成30年の試験です。14回回転し、やっと6割に乗せることができています。

 国家試験合格の哲学である「過去問に始まり過去問に終わる」を信じて、最後の最後まで回転率をあげていくぞ~。

 待ちに待った大手予備校TACのファイナル全国模試を受けました。自宅受験です。3科目の問題用紙を見たとき、「残り4科目はやらなくていいんだ」と改めて安堵。今年は8郎にとって「過去に合格経験のある得意科目だけの戦い」という過去最大の追い風が吹いているのです。

 自信を持ってトライ。本番同様に時間を決めてペンを置きました。感触としては「やっぱり、むずいあらに」です。 

 自己採点はこのような結果に(参考までに昨年模試の点数も併記します)。

 

 ■財務会計  36点💀(32点)

 ■企業経営  52点(54点)

 ■経営法務  44点(40点)

 

 厳しい結果となりました。特に「財務会計」は泣きそうです。これだけやってきても4割にも満たないなんて。もちろん模試は本試験以上に難解に作っているのは分かりますが、過去3~4年分の努力が40点にも満たないことを突きつけられると心底がっかりしますよ。悔しさのあまり直後に解説を読み込んだところ、2問は完全なミスでしたけど(本番で絶対にしないことを心がけます)。

 5割に乗せた「企業経営」も安心できません。去年は模試54点ながら本番でまさかの不合格となったからです。手ごたえが多少あった「経営法務」はもっと取りたかったです。不安だけが残る模試となりました。あ、一つだけ手ごたえがあるとすれば、3科目トータルで見ると昨年126点に比べ、今年132点6点上乗せしたということですね。のろまな亀🐢だけど少しづつ前進していると信じたいです。

 ま、ファイナル模試は得点というより、全国における自分の立ち位置の確認なので、それは7月中旬のTACさんの公式発表を待つしかありません(昨年は郵送返信を忘れたので総合判定は分からずじまい。今年はすぐ郵便局に行きます!)。合否判定は、当確ライン上とされるBを狙ったのですが、よくてライン付近のCでしょうね。ラインに届いていないDだって全然あり得ます(発表こわ)。

 とにもかくにも、本番まで40日を切った時点で、これから実力が伸びることはありません。期待してその手段を選択すると命取りになります。「本番で実力を出し切る」ための準備に全集中しなければならないのです(ファイナルペーパーや暗記物の作成など)。自分が積み重ねてきた努力を信じ、気持ちを切り替えて最後の仕上げに入ります。

 さらに過去問の回転率を上げていくので今日はこれにて。

【追記】夏至のカタブイの直後、自宅の絶景テラスから見える東の空には🌈がかかっていました。しかも端から端までの完全体。さらによ~く見ると二重です!(不慣れなパノラマ撮影)。回転率を高める決意を固めたおっさんのために試験の神様が虹を2回転してくれたのです。

 ん、誰ですか? 「お前にとって虹は凶兆だとここ何年間もこのブログで読まされている」とのたもうたのは? それは否定しませんが(笑)、完全体の二重は初めてです。きっと吉兆に違いありません! がんばるぞ~。


梅雨入りの〝C〟

2025年05月25日 | スキルアップ

 2025年の沖縄も5月22日にようやく梅雨入りしました。例年より12日遅かったそうです。梅雨入りした日は激しいスコールに見舞われましたが、その後カラッと晴れたり、気圧の不安定さを物語っています。

 入ったばかりで何ですが・・・早く明けてくれ!(湿気嫌いのおじさんより)。

 

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 本日のカテゴリーは不人気「スキルアップ」で内容は全く面白くないので(笑)、映画ネタとおいしゅうございましたシリーズを各1本ずつ挟まさせていただきます。

 宅シネマで鑑賞した『ゴールド・ボーイ』(2024年、金子修介監督)です。殺人現場を偶然撮影してしまった中学生3人が、犯人をゆすったことから犯罪に深く巻き込まれていくというストーリです。とにもかくにも子役3人の演技がうまい! 

 脚本に無理がありすぎるのでシニカル映画評論家水野8郎的には合格点とはいかないのですが、エンターテイメントしては十分に楽しめます。ロケ地がなぜ沖縄なのかはかなり疑問ですが(苗字が沖縄姓なのにムル標準語)、8郎の職場近辺も出てきてウチナンチュとして視覚的に楽しめました。アマプラなら現在無料のようです。梅雨で在宅の週末にぜひ。

 

 先日、人生2度目となるバーガーキングランチをしてきました。略してバーキンとしては沖縄唯一の屋冨祖店です。「ワッパーチーズJrセット」(650円)を注文。アボガド入りを注文したつもりが入っていませんでした(おじさん疲れてるのかな。ビタミンCが足りないかも)。ということで、ご覧ください。サイドメニューは〝悪魔の食べ物〟ことポテトフライではなく70円追加してまでのサラダです。ビタミンC摂取と低脂質の地道な努力続けています!

 バーガーキングはA&Wより肉質がアメリカンですね。価格も予想以上に良心的だったので、これからもたまには利用したいと思います。

 

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  本題です。

 4月に受けた大手予備校LECさんの「ステップアップ模試」の結果が発表されました。過去に合格経験済みの得意3科目なのでB判定は行けるっしょ、という自信を持って受けたのですが、総合判定は何と〝C〟。最低目標に掲げた合格ライン上に届かなかったのです(泣)。順位も886人中726位でした。総評コメントには「基本知識が不足しています。必達問題から復習しましょう。まだ間に合います」と書かれていました。繰り返しますが3科目とも過去に合格経験があるんですよ!それなのに「基本知識が不足」ってどういうことやねん! 52歳おっさんの汗と涙の7年間をぶった切らんといて。どんだけ難しくつくってるばー。

 診断士試験については、ここ数年1次試験の合格率が30%と高止まりしていることから「10年前より1次は受かりやすくなった」と言われますが、多年度受験生としては全くそう思いませんね。8郎のように多年度受験生が増えていること、資格の知名度が上がると同時に受験生のレベルが上がっていることから逆に〝ステルス難化〟が進んでいるとみています(実際10年前の過去問を解いてみると簡単ですから)。宅建士のときも痛感しました。

 というさもしい言い訳は置いといて、科目別に点数を見ると、、、。

 

■財務会計 48点(平均点53点)

■企業経営 47点(平均点55点)

■経営法務 40点(平均点42点)

 

 なんと1科目も50点を超えることができなかったのです(泣)。「経営法務」は自己採点では48点だったのですが。。。どちらにしろ最も時間を割いてきている財務だけは50点超えてほしかったなぁ。。。自信が打ち砕かれた模試でした。

 しか~し!

 今回の模試に救いが全くないかと聞かれれば、そうでもないのです。総合判定での〝C〟は、実は過去最高だったのですから! 過去のF→D→Dを経てのCなのです。のろまな亀🐢のように着実に階段を上ってきているのです(本当にのろまだけど)。

 個人的備忘録として昨年の記事をリンクしておきます。

 

梅雨入りの〝D〟 - 沖縄 8 Scene

2024年沖縄、5月21日にやっと梅雨入りしました。例年より10日ほど遅いそうです。梅雨入り初日は終日雨でしたね。さらに本日は過去7番目に遅いとされる台風1号🌀...

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 ま、今回のステップアップはあくまでモチベ維持が目的です。合否判定ではありません。実際に、昨年のこの模試で35点判定💀とやらかした「運営管理」が、その後の頑張りで、本番では64点🌸で初めての合格を果たしたくらいですから。残り70日を過ぎた本番に向けてエンジン着火します。

 6月末のTACファイナル模試(受験者2千人超)では絶対にB判定以上を取るぞ~🔥 とにもかくにも、今回のステップアップ模試が油断していた自分のケツを叩いてくれたと感謝しながら、これから勉強するので、今日はこれにて。


僕だけの185日間戦争

2025年04月26日 | スキルアップ

 ぶっそうなタイトルとまるで暗闇の閃光弾のような青白い光線を写した下写真から、沖縄で戦争でも起きたのか? などと想像されてしまった方、大変申し訳ございません。もちろんそんなことはありません。下写真は、8郎宅のベランダ・・・訂正、絶景テラスから眺めた首里城方面の夜空です。この青白い光線の正体については正確には不明ですが、先日の新聞で首里城をライトアップする照明装置が20年ぶりに刷新されたと報じられていたので、その影響かと思います。

 束の間の天体ショーを楽しませていただきました。

 さて、うりずんクライマックスの沖縄ですが、天候の変化は激しいものがあります。とある日は濃霧が発生。視界不良で一部の空の便にも影響が出たそうです。下写真は絶景テラスから妻が撮影したものです。いつもならU市役所まで一望できるのですが、この日は200㍍先からは何も見えませんでした。

 別日の出勤時の太陽です。日に日に高度を上げています。

 最後の1枚は絶景テラスからの雲ひとつない青空。もう、夏が来る~ きっと夏は来る~♪(by大黒摩季)、ですね

 その前に梅雨が来る~♪(by初登場の大黒八季)。

 

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 ナカユクイでおいしゅうございましたシリーズです。サンエー系列の『珈琲待夢』さんで初めてランチしてきました。『梅だれチキンのかふぇ丼』(1,350円)です。おいしゅうございました~。

 サクっと揚げられたチキンはもちろん、豆腐揚げ、アボガドなど、タンパク質も豊富。ちょっと値段が張りますが、筋肉強化月間中のおっさんにとってお金を払う価値のあるメニューなのは、まちがいないっ(一発屋芸人・長井秀8まで初登場。S学会員ではありません)。梅だれソースもとてもおいしかったです。機会があればまた行ってみたいですね。値段が張ると書きましたがワンドリンク込みなので良心的かもしれません。

 

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 本題です。

 今年で7度目の挑戦となる診断士1次試験に先日申し込みました。今回からWEBのみの受付となったので時の流れを感じましたね。7年前当初は実施機関の事務所まで申し込み用紙を取りに行っていたものですから。。。

 ちなみに1次試験の受付開始は試験日からちょうど100日前というのが慣例となっています。なので当ブログでも、毎年この時期になると決戦100日前の意気込みを示す記事を書いてきました。「今年で最後だ!」という決意から『FINAL』と銘打って挑んだ一昨年2023年は5度目の落第。背水の覚悟かつReally the Last」(本当に最後)』という強引な自製英語タイトルまで用いた昨年2024年は、1問足らずに6度目の落第。記事で謳った勝利宣言を実現できておらず、まさに有言不実行が続いているのです。受験生の愛息10郎に顔向けできません。

※ 個人的な備忘録として過去記事を載せておきます(読まなくて結構!)。 昨年2024年のものです。

 

僕だけの百日間戦争 RTL - 沖縄 8 Scene

2024年の大型連休がスタートしました。右肩下がりの会社に勤める50歳11カ月にレクの予定など一切ありません。すべて勉強に充てます!(唯一の息抜きである宅シネマ...

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 続いて一昨年2023年のものです(この記事にはさらに過去2年分の記事もリンクされています)。 

 

僕だけの百日間戦争 FINAL - 沖縄 8 Scene

ついに届きました。今年で5回目(2018年のなんちゃって受験を含めると6回目)の挑戦となる中小企業診断士1次試験の申込用紙です。ということで今回のカテゴリーは不...

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 ということもあり、今年は「100日間戦争」の前にどんな無理くりな冠を持ってくるのか? と楽しみに待っていたという長年のブログチェッカーの皆さんもいらっしゃると思います(こら)。期待に応えられず申し訳ありませんが、新しい冠はなく(そりゃねーだろ)、期間を「100日間」から「185日間」と一気に増やした形で落ち着きました。 

 期間を「85日間」増やしたのは、10月末の2次試験までの期間も含めたからです。そうです、今年は本気で2次試験までの突破を目指すのです。「1次試験の突破は当然。一気に2次試験まで完全合格する🔥」という意気込みです。

 ところで毎年変動する科目別難易度については世論的に次のように予想されています。

■財務会計 例年並み

■企業経営 難化💀

■経営法務 易化👼

 3科目で並、難、易とバランスが取れています。「難」は昨年こけてしまった得意科目「企業経営」です。試験勘さえ取り戻せば十分立ち向かえるはず。なので難易度の変動を気にすることなく(そもそもたまに大はずれします)、自分を信じて地道に勉強するのみです。配分としては、財務会計を中心にしてきたこれまでから、試験勘が復活の鍵を握る「企業経営」と〝暗記3兄弟最後の砦〟である「経営法務」に大幅シフトしていきたいと思います。結局は試験勉強の王道である「過去問の繰り返し」ですね。

 ということで、来月52歳になるおじさんの185日間の熱き孤独な闘いに熱いエールをお願いいたします。あ、気づけばもう183日に減りました(汗)。ちょっとでも勉強したいので今日はこれにて。

【追記】先日、大手予備校LECさんのステップアップ模試を受けてみました。何と受験3科目とも48点! この時期の模試なので「5割取れればいいほう」という難易度のようですが、個人的には得意3科目でありもっと取れると思っていたので、不安が増しています。これをいい緊張感に変えて頑張るしかありません。合否判定、偏差値などの重要データは5月20日に明らかになるので、それを参考に最終戦略を立て6月末のTACファイナル模試に挑みます。やってやるぜ~。

 夏が来る~、きっと🌸も来る~♪(by大黒八季、アンコールに応えて再登場)。

ん模試はかなり難しく作られているので現時点で点数を気にすることはありませんが、緊張感を引き締めるきっかけになったと思います 


捨てるべきは過去

2025年03月16日 | スキルアップ

 本日2回目の記事更新となります。不人気カテゴリー「スキルアップ」です。備忘録的にまったくもって自分のために書いてますので、読まなくて結構、結構、こけこっこー🐔でございます。サクっといきます。

 今年7度目の挑戦となる中小企業診断士試験の日程が決まりました。とっくに公式サイトで発表されていたのですが、気づくのが遅れていました。しかも今回から受験申込はネット限定になるのだとか! あぶねー(こういう情報過疎が独学最大のデメリット)。

 日程は下記の通りです。

 

■1次試験(那覇会場)

 8月2日(土) 2科目

 8月3日(日) 1科目

■2次試験(福岡会場)

 10月26日(日) 全4科目

 

 ま、想定どおりの日程っだので、特にスケジュールが狂うというわけではありません。確定したことで気合が入った次第でございます。2次試験は早々と福岡のチケットを抑えようと思います。

 合格への戦略、スケジュールについて簡単に書いておきます。

 1次は当然、2次も今年で合格する!という心意気で頑張っております。1次試験3科目は順調なので、当面の目標は1次試験の模試(5月LEC、6月TAC)で初のB判定を取ることとします(Aじゃないんかい)。ま、Bを取れれば合格圏内です。

 過去問で手ごたえがありました。一番の安定科目でありながら、昨年令和6年度の試験でまさかまさかの52点という不合格💀で、全体不合格のきっかけとなってしまった『企業経営理論』。約半年でTACの練習問題を2回転した上で再挑戦してみたところ65点🌸取れました(当時のTAC平均点とほぼ同じ)。なんとか得意科目であるという自信と〝得点の勘〟を取り戻しつつあります。

 『財務会計』も順調です。10年分の過去問はすべて70点取れるようになってきました(厳しく見積もっても)。正直、この科目に関しては今受けたいくらいです(笑)。今でも少なくとも合格点6割は取れるはず。という状況なので今は2次試験の「経営指標」の計算練習も入れるようにしています。

 今回唯一の暗記科目である『経営法務』はTAC練習問題を2回転しております。こればかりは最後の追い込みでぐんと変わるので、今は地道に練習問題を回していくしかないですね。不安なのは難易度の乱高下に大きく影響されることです(難易度の高い年に9回転しても60点取れなかった記憶が蘇ります)。

 どちらにしろ1次は順調に来ています(と信じています)。大手予備校の模試が楽しみです。

 

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 最後に余談で締めさせていただきます。愛息10郎との部屋交代に伴う整理整頓、そして断捨離を進めていることは何度もお伝えしてきました。今回はついに長年愛用したダイビングのウェットスーツも売りに出すことにしました。2007年に生まれて初めて買ったウェットスーツです。ワールドダイブ社製オーダーメードの5㍉で4万円弱でした。ブルーとホワイトのツートーンデザインがお気に入りでした。船上で「イルカみたいですね」と言われようと(笑)、8郎にとってはお気に入りでした。売値は1万5千円です。

 88本中7割はこれで潜っているので思い出の品でもあります(与那国のハンマーのときもこれでした)。しかし徐々に増えていく息子の衣装、野球用具に対して我が家の収納が狭く、泣く泣く父のブツを廃棄することにしたのです。そうです、息子の未来を優先し、父の過去を廃棄するのです。

 ご心配なく。ダイビングスーツはブラックの3㍉が残っているので今後はそれで行きます(ラストダイブになるかも・・・)。

※たまに考えます。来年、診断士試験に合格した暁には自分へのご褒美としてダイビングの旅を考えてみようかと。。。合格発表が1月末なのでちょうど与那国のハンマーの時期なんですよ。もう一度行ってみたくなるかもなぁ。でも非現実的ですね。3㍉では寒いし、5年も潜ってないのでダイビングスキルも落ちてるでしょうし。。。まずは受かれ~!

 

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 さて週末は2次試験の勉強日にしているので、これから分厚いテキストを読み込もうと思います。1次試験6度の不合格という忌まわしい過去は捨て、7回もチャレンジができることを幸せに感じながら、チャレンジャーとしての初心を忘れずにぶつかっていきます。下写真は独学者必須の2次試験対策テキストを2冊追加しました。これでほぼ10年分はそろえたことになります。

 今日1日もあと3時間で過去となります。今日あった嫌なことも今日で捨てていきましょう。テキストを読み込んだあとは、明日に向かって早めに寝ますので、今日はこれにて。

 あ、今日という過去を捨てる前にやるべきことがありました。未来ある10郎の全身マッサージをしてから、ですね。


サクっと心機一転

2025年03月02日 | スキルアップ

 気づけば、2025年もあっというまに3月になっていました。もう年度末ですね~。下写真は久々の早朝出勤時に撮影した朝日。きれいでした。

 春を告げる暖かい朝日にエネルギーをもらいました。夜型人間の8郎が朝日にエネルギーをもらえる生活スタイルになるのはいつの日か。。。挑戦中の資格試験に合格するまでは夜型生活で行こうと思っています。

 

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 8郎家のつれづれから。

 購入から約9年が経った我が家のパソコン。Windows10なのですが、先日、マイクロソフトが今年の10月にサポートを終了すると告知していましたね。調べてみると我がPCのCPUは第6世代なのでグレードアップできないようです。つまり年内に買い替える必要性があるということです。また出費がぁ(笑)。ちなみにブログの更新や、Youtube視聴で資格勉強などの理由から8郎は生粋のデスクトップ派です。

 ところでこのPCですが、近年、動作の遅さにストレスが溜まっていました。理由は旧式であることはもちろん、動画編集ソフトのインストールや、部屋の移動に伴いWifi基地と距離ができたことなどがあると思います。しかし調べてみると、動作が遅い最も大きな理由はメモリー容量の不足であることに遅まきながら気づきました。なんと4GBしかないのです! 4GBではネット閲覧や汎用アプリの最低限の作業しかできないようです。動画編集まで考えると16GBは必要だそうです。よく9年間も4GBでやってこれたなと我ながら感心(たくさんの動画を編集してきたので)。

 調べるとPC内部にはメモリー用のスロットが2つあるので、現在の1枚にプラスして2枚でデュアルシステム(診断士試験で習ったなぁ)対応という手もあるそうです。どうせならと、8GBを2枚買って2枚稼働で16GBにすることにしました。 我がPCのメモリーはとっくに製造中止となっているのですが、ネット検索すると売れ残りがありました。8GB2枚で2,480円(税込)と思ったより安値です。

 自分で交換してやろうじゃないか! アナログおじさんだってやるときはやりますよ!

 一応、製造元のマウスコンピューターと近くのPC修理屋に交換作業の不可を確認したのですが、「型番が古すぎて対応は困難」とやんわり拒否されました。要は古すぎて商売にならないということですね。

 いざ、交換・増設作業へ!

 アマゾンで静電気防止用の手袋を買ったのですが、小さすぎました(笑)。

 PC本体はネジ3本を外すとカバーが取れ、初めてPCの中身を見ることができました。アマゾンで購入したエアスプレーでホコリを吹き飛ばしました。

 内側に貼ってあったフィルターに至ってはご覧のように9年分の塊が! 洗面台で水洗いして乾燥機で乾かしました。

 ファンのそばにメモリースロットを発見。スロットは2つあり、1つはもちろん空いていました。

 4GBの古いメモリー(緑)を取り出し、新しい8GBのメモリー2つを準備。いざセッティング。

 配線が多少邪魔だったのですが、スロットへの装着自体はサクっとできました。これで一気に性能アップです。

 再起動し、いろんなソフトを使ってみると、予想以上に作業はサクサクッ! さすが16GB! 超うれしいです。もっと早くやっておけばよかった。

 ネットにはメモリーの交換・増設について「初心者はやらない方がいい」「静電気でPC自体が破損するので危険」などと書かれていましたが、思っていた以上にサクっとできましたね。同世代のアナログおじさんたちもぜひ。 

 機能性向上を機に、全く手を付けていない昨年の家族3人広島旅行の動画もサクっと編集してみようかな。

 

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 おいしゅうございましたシリーズもサクっといきます。

 沖縄市の『きずな三丁目食堂』さんにお邪魔しました。就労支援系の食堂みたいです。

 2023年にオープンしたとあってきれいな店内。午後2時過ぎだったためかガラガラでした。ラッキー。

 迷わずトンカツ定食(そば付)を注文(ちょっとは迷いな)。8郎史上もっともやさしいトンカツ定食で、おいしゅうございました。でも減量中の身にポテトはいらないなぁ(完食したけど)。

 当店について詳しくはこちらを。

 

大衆食堂 きずな三丁目食堂|グルメ|沖縄市観光ポータルKozaWeb

沖縄市与儀に2023年6月にオープンした就労支援型の大衆食堂

大衆食堂 きずな三丁目食堂|グルメ|沖縄市観光ポータルコザウェブ-Kozaweb-

 

 

 はい、8郎は逃げも隠れもしません。「3月最初のブログなのに、なんで体重報告がないばー!?」などと重箱の隅を突いてこられるご常連ブログチェッカーさんたち(笑)との誓いを果たすために、体重計に乗ってみます。

 

 はい、84㌔でした(増えてるあらに!しかも結構!)

 

 70㌔台復活宣言したものの、この2カ月、筋トレ効果による食欲増進か、減量どころではありませんでしたね(言い訳おじさん登場!)。。。お恥ずかしい限りです。お蔵入りしたはずの超ロングラン迷作ドラマ『池中8郎80㌔』が25回目の再放送となってしまいました(あ、本当に25回目かどうか数えないでください。適当ですから)。

 新しい年度に向けて新規一転、懲りずに70㌔の世界を目指します。

 

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 さて本題です。不人気カテゴリー「スキルアップ」です。最近書いてなかったので、自らの勉強計画のメルクマールとしても書いておこうと思います。

 まずは診断士試験に挑戦中である8郎が「勝手にライバル」とさせていただいている女性が運営するYoutubeチャンネルの2月の動画をリンクしておきます。2次試験は残念ながら不合格だったようです。

 合否発表から動画配信の期間までかなり空いていたことから、この方もかなりの精神的ショックを受けていたのだろうと推察します。動画内でもメンタルの話がちらっと出てきますので。。。そのくらい全力投入したということでしょうね。

 メンタルと言えば、8郎が昨年かなり愛聴した別の資格系男性Youtuberさんも、2次試験に最初に落ちたときについて「あまりのショックでメンタルをやられ、仕事を1カ月休んでしまった」と動画内で語っています。資格試験が仕事に悪影響を及ぼすなんて本末転倒では・・・と思いはしますが、合格するみなさんはそのくらいの覚悟で挑戦しているのです。8郎自身も過去6回、粉骨砕身で頑張っているつもりですが、資格試験は家族と仕事の次という位置づけです。それではまだまだ覚悟が足りないのでしょうね(もちろんその優先順位を変えることはできませんけど)。 

 「勝手にライバル」さんに話を戻すと、得点は237点と合格まであと3点という大善戦だったようです。さすがです。8郎が300時間程度の勉強量で初挑戦した2023年は219点(ほぼ平均点)に終わっているので、この方の努力がうかがい知れます。

 ところで、この方ですら「診断士試験のラスボス」と言われる「財務会計」は49点だったということに衝撃を受けました。プロの簿記講師でさえ5割取れなかったのです! 鬼門👹の財務会計で5割を超えなければ2次突破はできない、と自らに言い聞かせようと思います。 

 今年の計画として、まず1次の合格を前提に置きます。そして2次についても「来年までチャンスがある」と考えずに「今年で絶対合格する!」 と気合を入れて自分を追い込んでいこうと思います。2023年沖縄再試験の余波で経験することができた2次試験@福岡の経験を活かさなければなりません。矢吹ジョーのように燃え尽きたあの1カ月間を無駄にはさせませんっ🔥

 計画実行の先には目標実現が待っていると信じて、よ~し、心機一転、頑張るぞ~。

 ブログを更新している今は日曜の夜。明日は月曜日で新しい1週間が始まります。今宵はサクっと寝たいので今日はこれてに。

【後記】愛息10郎が本日の対外練習試合で左中間を深々と破る見事なランニングホームランを打ったので家族3人、自宅でお祝いディナーを食しました。週末からミドルクラスの大会が始まりますが、大会後には愛息の野球に関しても心機一転、大きな判断をせざるを得ないかもしれません。どちらにしろ、小さなホームランバッターへのご声援も引き続きよろしくお願いいたします!⚾ 


7度目の有言実行へ

2024年09月08日 | スキルアップ

 先日、中小企業診断士1次試験の合格発表がなされ、51歳8郎は見事に6年連続の不合格💀と公式に決定しました。自己採点であと4点足りなかったため、わずかに残っていた没問や得点調整の可能性を信じていたのですが叶いませんでした。まぁ、不合格だと思ってはいましたが、わずかの可能性を信じる日々はホント精神的にきつかったです。「2次試験の勉強をする」とかっこよく書いても「やっても無駄ではないか」という疑念との戦いなので。それがなくなった今、1カ月に及んだストレスから解放されました。ということで、今回は敗戦の分析と今後の計画についてまとめるため、カテゴリーは不人気のスキルアップになります。興味のない方はページアウトお願いいたします。

 下写真は残暑の青空。沖縄の太陽は11月まで全然元気です。

 合否とともに発表された統計資料から令和6年の1次試験を振り返ります。

 まず合格率ですが27.5%でした。ここ数年の平均と比較すると下がっていますが、大手予備校の予測よりは高止まっていました。「運営管理」と「情報システム」で各1問没問があったことが影響していると思います(「運営管理」の没問はもともと正解していた8郎には影響なし)。沖縄地区は187人中30人が合格で合格率は16%と例年より多少上昇していました。本土との学力格差が縮まっていると思いたいですね。8郎はその30人にまたしても入ることができなかったのです。合格された方々、つまり8郎より執念を持って机に向かった方々、本当におめでとうございます。

 注目の爆弾科目💀は「中小政策」でした。科目合格率はなんと5%。しかも得点調整もありませんでした(8郎は昨年合格していたので影響なし。ほっ)。8郎が56点と1問で涙を飲んだ「経営法務」も昨年比半減の13%と難化していました(来年は易化するよね!)。絶対的得意科目のはずが52点と最低得点で不合格に終わった「企業経営」は合格率39%と超ラッキー科目だったではありませんか! なぜ8郎が落ちる?(泣)。簡単すぎて8郎が裏をかきすぎたのか。。。それとも寝不足が原因だったのか。。。今さら嘆いても仕方ありません。このアンバランスをうまく乗り越え6割を取るのが診断士1次試験突破のために絶対条件なのですから。

 50代がどれだけ合格しているのか気になっていたので調べると約20%。5人に1人です。思っていたより多い感じです。一番高いのは31.9%の30代。フレッシュすぎて来年52歳のおじさんの敵として手ごわすぎる! さらに未成年者も全国で見ると13人受かっているようです(驚)。どんだけ天才やねん。加齢臭おじさんの6年間返せ!(子どもに言うな。笑)。

 独学8郎が試験勉強の情報収集の一つにしている某チャンネルに、このような書き込みがありました。この試験の難しさを端的に物語っていると思います。

 3年間講座に100万円使っても全7科目落ちてしまう方もいるのです。独学8郎は受験料、直前講座代、テキスト代、旅費等合わせて6年で約30万円弱は使っていると思いますが、予備校組の1年分です。その分息子に回せたと考えています。 

 こんな書き込みも。

 ・・・悪かったな!!!

 

 多すぎたというハゲ軍団のうち沖縄在住の1人は「経済学」「運営管理」の2科目は自己採点通り合格🌸していました。唯一、過去一度も受かったことのなかった「運営管理」は、今回一番時間をかけていた思い入れもあり素直にうれしかったです。敗戦の中にも6年分の意地と来年への礎という2つの足跡を残せた、と自らをねぎらっています。なにせ独学なので慰めてくれる人はいませんから。

 努力が実にならなかったと無常観に包まれる落第生8郎を癒してくれている曲をご紹介させていただきます。久保田利伸さんの『ポリリズム』です。2000年シドニーオリンピックのフジテレビ系列のテーマ曲でした。聴く者すべてを夏の終わりのわびさびに包みながら、挑戦する者すべてを讃える名曲です。よろしければお聴きください。

 

♪  散る花は 美しく

  咲く花は 勇ましく

  誰のため 闘うの

  答えは  涙の中

 

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 本題はまたまだ続きますが、ナカユクイでおいしゅうございましたシリーズです。

 沖縄市登川の『ブライトキッチン』さんです。カツ丼定食のそばセット(1,200円程度)です。マカロニサラダ含めてすべてがおいしかったです。カツ丼はちょっと汁が少な目でしたが、そばは本格的。

 チョコが1個、しーぶん(方言でおまけの意)として置かれていました。こういう気遣い、いいですよね。

 とてもいいお店でした。おススメです。次行く機会があれば同店の「自称沖縄イチ」という「ゴーヤーチャンプルー」か、めっちゃおいしそうだった「カツやきめし」を食べたいと思います(減量せぇ)。

 お次は浦添市の『なび家』さんです。頼んだのは「とんかつ定食沖縄そばセット」です。しょっちゅう同じようなもの食べてんな!と思われてもしょうがないですね。こちらは千円以内とリーズナブルでした。トンカツと沖縄そば、この組み合わせはウチナンチュ8郎にとって永遠のゴールデンコンビです。かつメタボにとっては禁断の組み合わせとも言います。

 ということで、超ロングラン迷作ドラマ『池中8郎80㌔』が驚異の13回目のリバイバル放映となっています。プロデューサーが相当優秀なんでしょうねぇ。あ、本当に13回目かどうか、過去記事を検索しないでください。テーゲーで書いてますから。

 

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 本題に戻ります。惨敗ショックで寝付けない夜が続きましたが、数日をかけて結果を冷静に分析したおかげで、気持ちを切り替えることはできています。切り替えられた理由は4つあります。

①過去最高の得点だった。やりつくした充足感がある。

 今回の416点(没問抜いた7科目換算)は過去最高得点です。6度目の落第という残念な結果ではありましたが、8郎は年々合格に近づいているのです。努力が無に帰したのではなく、あと一歩のところまで自分を連れてきたんだという充足感がありました。6年の月日を重ね、ついに強敵エリートたちと同じ土俵に立つことができたんだと。敗戦の中で己の成長を実感することができたのです。

②初めて「運営管理」で科目合格できた。

 そうです。得意の「企業経営」を捨ててでも時間を費やした鬼門👹「運営管理」ですが、64点で初めて科目合格🌸できたのです。超うれしかったです(2年間免除されます)。落としてしまった「企業経営」は来年間違いなく合格点を取れますので、そう考えるとイチかバチかのペース配分は悪くない結果をもたらしたとも言えます。

③たとえ奇跡でギリギリ合格したとしても2次で惨敗💀必至だった!

 診断士試験の最重要科目である「財務会計」は1次試験で70~80点を取れる実力がないと、2次で合格ラインの60点を超えることは厳しいとされています。8郎は3年前に科目合格した経験はあるものの、今回56点と涙の不合格に終わりました(あんだけやったのに! 年々難化しています)。この程度の実力では、例え没問などの奇跡で10月末の2次に進んでいたとしても、昨年同様に40点台の惨敗は目に見えています。そうなると2次の挑戦権は来年2025年までの期限付きとなります。それよりは、1次を仕切り直し(7度目になりますが・・・)来年合格して、2次の挑戦権を2026年までに延ばしておいたほうが、最終合格までの道のりとしては現実的なのです。53歳までに絶対に受かるスケジュールです。2次を見据えて、いや、自分の財務分析力を高めるためにも「財務会計」、とことんやってやりましょうやぁー(後述あり)。

④来年は得意3科目の戦いとなる。はい、合格🌸確定!

 来年2025年は「財務会計」「企業経理理論」「経営法務」の得意3科目での受験となります。7度目にして最高のアドバンテージを持って挑む戦いになるのです。この3科目だけやればいいというのであれば、もはや合格したようなものです! この3科目で180点取れないわけがないと思います。今年合格点取れなかったのによく言うわ、と思われるかもですが、合格点が取れなかったのは、それだけ「運営管理」に熱量を割いた結果だとも言えるからです。さらにこの3科目は個人的にももうちょっと深く学びたいと思っていた科目(経営分析、市場分析、M&A実務のスキル)なので楽しみながら頑張れます!🔥 2次も並行して進めたいと思います。油断だけはしないようにモチベを保ちながら、ですね。

※以前に8郎の〝勝手にライバル〟として紹介させていただいた50代の女性Youtuberさんは、没問2つがダイレクトにヒットし一気に7点アップ! 奇跡の繰り上げ合格🌸を果たしたそうです。うらやましい限りです。動画を通してこの方の努力を見てきたので、心からお祝いを申し上げたいと思います。行政書士、FP1級、宅建士、簿記1級持ちという資格持ちにして簿記の予備校教師というスキルはだてではなかったですね。宅建士、簿記2級、FP3級、ITパスポート程度のサラリーマン8郎とはバックボーンが違っていたのです。

  この方の毎朝5時に起きて勉強しているというその姿勢をリスペクトします(8郎は朝に弱いのと仕事前の勉強は仕事に悪影響という理屈で断念しています)。試験翌日の公式回答発表時にも5時に起きてしまうというその生活習慣の徹底ぶり。すばらしいですね。さらに所有資格のすごさ、8郎がこれだけを取得するのに10年かかるかもしれません。10月末の2次試験をどうやって攻略していくかも引き続き動画を拝見させていただきます。楽しみです。そして来年こそ8郎も1次2次を連続合格して追いつきますからね!

 そんな〝勝手にライバル〟の逆転合格までの動画が、6度目の落第者8郎に強く問いかけています(もちろん本人が問うているわけではありません。8郎が感じているだけです)。

 

 あなたは、わたしほど努力しましたか?

 

 と。8郎は「自分なりに頑張ったけれど、あなたほどはしてません」と答えるでしょう。悔しいけれど事実ですから。この動画は本当にありがたい、生きた教訓です。悔しさと感謝を胸に7度目の挑戦をスタートします🔥 ネットで見つけたお会いしたこともないあなたを〝勝手にライバル〟にして本当によかったです。

 試験前1カ月は夏休みをフル投入し8郎史上最多の「1カ月142時間」勉強したと書きましたが、一発合格したある現役診断士Youtuebrさんは「残り3カ月は毎月150時間」と書いていました。そうです、8郎はまだまだ甘いのです。この難関試験でストレート合格できるのは東大、京大、早慶クラスくらいで、ほとんどがMARCHクラスのハイスペック社会人たちが2,3年かけて6割越えを争うレッドオーシャンの戦場なのです。偏差値55程度の国立最安易R大卒でバイトのためほとんど授業に出なかった田舎サラリーマンこと8郎が、偏差値67程度(大学受験で言うと早稲田大商学部クラスとされています)の戦場で勝利をもぎとるためには、大学4年間を取り戻すくらい頑張らないといけないのです。6年かけてやっと合格ライン一歩手前まで来たんだと、己を褒めてあげるとともに今一度気を引き締めようと思います。

 

 さて、今後についてです。

 まずは試験勉強の計画です。①、②の2本柱で行きます。

①目標は2次含む完全突破!

 6回失敗した男が痛感しています。診断士試験はやはり2次がメーンなのです。1次も難しいだけに、どうしても「とりあえず1次に受かってから考えよう」となってしまいがちです(2次を免除して養成学校を予定している金融機関の職員さんらはそれでも可)。8郎もそうでした。2次のことまで考える余裕なんてとてもないと。でも、やはり違うのです。2次に受かるほどの実力(特に財務会計)を1次合格の時点で備えていないと3カ月では間に合わないのです。先述の女性youtuberさんは最初からしっかりと2次も並行しています。そのためにも得点源である「経済」は来年も受けようかと考えましたが、やはり免除します。その時間を2次対策に充てようと思います。

②「財務会計」80点を目指す!

 診断士試験の肝である「財務会計」。この科目を中心に勉強していきます。1次2次とも「財務会計」を苦手としては突破できないからです。多くの診断士さんが「受験生時代にもっと勉強しておけばよかった科目」として一番に挙げるのが「財務」だそうです。実務でも一番使うそうです(その次が「法務」らしいです)。目標は高く80点とします。簿記1級持ちでもなかなか届かない目標ですが、目指してみようと思います。そうすれば70点台はおのずと見えてくるでしょう。

 

 私生活の面では以下のように考えています。

 愛息10郎の硬式野球への参加度合ですが、試験の結果を受け泣く泣く「大会応援のみ」にすることに決めました。本当は今年で1次、2次を突破して、ラストイヤーは学童時代なみに毎週末のように付き合おうと思っていたのですが、もう無理ですね(そんな生活では7度目も落第確定です)。ただしこの判断についてはそれで良しと思っています。なぜなら息子には遅くとも来年6月以降は高校受験に全集中してほしいからです。何度も書いてますが、8郎家のアオハル家訓は1に勉強、2に野球、3,4がなくて5に恋愛(?)です。この1年は順番がおかしくなっていました。息子の将来にとってよくないと考えています。グラウンドに父がいない、そのことがメッセージとなって息子に伝わることを祈るしかありません。

 勉強部屋については、約束通り10郎に引き継ごうと思います。息子の将来が最優先なので当然です。8郎は狭い部屋に移って、また一人きりの闘いに臨むつもりです。チバリヨー🔥 俺! 

 仕事関係では、数年ぶりに異動希望を検討せざるを得ないかもしれません。なぜなら試験期間中の夏休みに伴う代行作業などの負担を、同僚にすでに2年連続でお願いしているからです(謝)。来年のカレンダーを見ると試験日程と重要作業が過去MAXにドン被り💀しているのですよ!(怖)。3年目となると、さすがに迷惑な先輩ですよね。仕事の在り方としてもどうかと思いますし。また、この資格を取って新規事業を立案し会社に貢献したいという計画も持ってますので(当初の予定ならとっくに取り掛かっている時期なのですが・・・ホント情けない)。ま、8郎の希望と言っても、過去にも書いているようにわが社で2代続く証拠隠滅クサレ人事権者が8郎ら特定の人事を最後の最後で握りつぶし、それに常識と正義感を持って反論する人を〝俺様にとって抵抗勢力〟リストに記入するのが楽しみな人間らしいので、8郎の希望はほぼ叶わないと分かっているのですが、現部署の同僚に対するけじめの意もありますね。現部署は居心地もいいですし来年も在籍で全然構わないのですが、同僚たちには本当にお世話になっているので、これ以上の迷惑をかけたくないのです。もちろん希望先は定時退社可能な部署のみとなります。これについてはまだ時間があるので、検討し続けます。

 

 以上、6回目も6割の壁を超えられなかった51歳おじさんの挑戦記と今後の展望でした。長文駄文を読んでいただきありがとうございました。

 いろいろ書きましたが、1年間、いや6年間の努力が実に結び付かなかったのは、かなりメンタルをやられました。体調までおかしくなりました。ただし、これだけは言えます。落第続きの6年間は、右肩下がりの会社に勤める50代サラリーマンにとって、熱い熱い夏の甲子園だったと!🔥 会社の仕事だけで1日を終えているんじゃないんだと。目に見えた成果を挙げられずもがき苦しみ続けているけれど、自分の中で目に見えないものが成長しているのを感じます。この試験に挑戦したことに一片の悔いなし、です(ハオウ👊初登場)。

 10月の2次試験を受ける権利がなくなったので、当面1週間程度は勉強を休みます(不合格と悟った瞬間に来年に向けてテキストを開いた女性Youtuberさんを見習え!)。テキストの硬い文章だけで頭も硬くなっているので(まさか更年期障害?)、名著の世界に浸ることで人間的情緒を取り戻したいと思います。先日購入した『アルジャーノンに花束を』をめくりますので今日はこれにて。

 

【おまけ】残暑の空に〝8〟と〝八〟の洋漢数字が浮かんでいました。試験の神様が「お前の頑張り見てたぞ。合格掲示板に受験番号はなかったかもしれないが、わたしが来年の合格をもう掲示してあげよう」と8郎の努力を誉め讃えてくれたのだと勝手に受け止めています(落第生の夢想お許しください)。。。誰ですか!? 8も八もどこにも見えないと言ったのは! はっきり見えるでしょ(笑)。

 最後は車両ナンバーとのコラボまで! 財務80点まで啓示しているではありませんか・・・。何が何でも来年へのモチベ維持にしてしまうおじさんをお許しください。7度目の挑戦は楽しみながら、かつしたたかに実行し、息子との約束を必ずや果たして見せます!


6度目も6割の壁

2024年08月05日 | スキルアップ

 8月3,4日の2DAYS、6回目の挑戦となる中小企業診断士1次試験を受けてきました。結果から言うと、今回も合格点を勝ち取ることはできませんでした(ただし没問等、得点調整の可能性がわずかながらあるので不合格が正式に決まったわけではありません)。6年連続で予告通りの勝利の報告ができなくて情けない限りです。夏休みをフル投入しホテルに缶詰めになってまで挑んだ試験ですが現時点では花を咲かせることはできませんでした。6年も応援していただいているブログチェッカーの皆さんには会わす顔がありません(そもそも会ってないですけど、と毎年書いてますね)。今回の記事はその報告になります。

 ん? 誰ですか? この時期恒例の落第報告を「いい酒の肴だ」と楽しみに待っていたのは!?(笑) 

 下写真は6年連続の試験会場となった那覇市の沖縄産業支援センターです。メイフラワー(ブーゲンかな)の花はいつになったら8郎にとっての合格桜🌸となってくれるのでしょうか。。。

 得点結果はと言うと、科目合格済みの2科目120点を加算しての416点。合格ラインの420点に4点足りませんでした。4点とは経済学や財務でいうと1問です。あと1問取っていれば・・・という内容でした。2点に泣いた3年前に次ぐ惜敗です。6割を超えるというのがいかに大変か、分かり切っていることをさらに突き付けられた感じです。その壁を今回も乗り越えられなかったのは悔しくてなりません。「財務」も「法務」も56点と科目合格にあと4点(1問)足りませんでした。まさに6割の壁です。

 というみじめな敗戦(一応暫定)ではありますが、挑戦記として熱く燃え尽きた2DAYSを一応記録しておきます。お暇な方だけお付き合いください。

 

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 7月は後半に夏休みをフル投入したこともあって142時間勉強することができました。8郎史上最多です(試験の神様ぁ、ここまで頑張ってもだめなのですか!?)。その勢いで試験前は試験会場近くのホテルで缶詰めしました。絶対合格だという覚悟です。

 下写真は利用したホテル。

 無人化されておりチェックインもタブレット越しでした。カード支払い等のややこしさもあり手続き終了に約20分かかりました(汗)。

 新しいホテルだけあって室内も清潔でした。去年の単身赴任のアパートを思い出しました。

 ベランダから試験会場が見渡せるほど最高のロケーションです。徒歩3分。信号を使わず目の前の国道を突っ切れば多分1分半で着けます。

 電子レンジ、ミニ炊事場もあり、連泊でも支障ありません。

 ベッドはダブルサイズ。気持ちよく眠れました。隣にいたのは愛人ではありません。古びた過去問とテキストです。

 炊飯器があることも事前に確認していたので、お米3合も持参。

 勉強机に使ったテーブルは小さいだけに逆に集中できましたね。「こんだけ頑張ってもまた落ちるんじゃないか」という毎年恒例の極度の不安と1人きりで戦った空間でもあります。

 決戦前夜の夕暮れ。きれいだったなぁ。

 5科目の過去問ファイルです。まさに8郎の分身です。資格試験は「過去問に始まり過去問に終わる」と言います。それを信じて「財務」に至っては12年分を10回転以上こなしました。しかし「過去問+アルファ」が求められる難易度となってしまった昨今。これだけやってもまだ合格点には届かなかったのです。とにもかくにも過去問に詰め込んだ8郎の思いを文章にするのはちょっと困難ですね。

 2日分の栄養飲料。ふだんは飲みませんが、追い込まれたおじさんは何にでも頼ってしますのです。

 決戦前夜は午後10時には就寝。初めて睡眠誘導飲料にも頼りました(笑)。ここ1週間は深夜型勉強が続いていたので「眠れなかったらまずい」と考えたからです。おかげさまで23時までには就寝できました。

 試験初日の朝は午前4時過ぎに起床。シャワーを浴びる前に、この日受ける4科目をフル回転で復習しました。※でもこの早起きをのちに反省。午後イチの3科目目で強烈な睡魔に襲われたからです。「本番でいつもと違うことをしてはいけない」という格言を思い出してちょっとウチアタイ。

 自分で握った勝負おにぎりです。握ったこの時間が敗因では?と言わないでください(笑)。

 いざ、ホテルを出ます。天気は快晴。昨年の台風がうそのようです。天も俺に味方している、これはもう言い訳はできない、と気合を入れ直しました。

 案内板の「令和6年度」という文字を見て「そうか俺は令和元年から受け続けているのか」と今さらながら感慨に浸った次第です(笑)。もはやライフワーク化しています(それじゃいけませんが)。でも目標に向かって努力することはとても楽しいです。6年も続けてこられたのは、苦しくも楽しかったからです。

 決戦の舞台には、もちろん息子がつくってくれたお守りを持っていきました。

 この受験は「51歳おじさんの1人きりの夏の甲子園🔥」でもあるので、個人日記として机上の闘いも記録しておきます。前回イメージとして活用したドジャース打線をリユース(再利用)させていただきます。相手は今永昇太投手鈴木誠也外野手を要するシカゴカブスです。シチュエーションは1点ビハインド、9回裏の攻撃とさせていただきます。いざ、プレイボール!

【追記】後日大手予備校TACさんが集計発表した平均点と8郎との差も追記しています。TAC平均は本気度の高い受験生の申請によるものなので実際の全体平均点よりかなり高くなっています。

 

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 1番(経済)のムーキー・ベッツは見事期待に応え、68点というクリーンヒット! 今永投手が空振りを狙って投げた高めのストレートを力強くはじき返しました。でも得点源として期待していた2塁打70点台には届きませんでした~。2塁打だったら結果的にサヨナラ勝ちのホームを踏めていたはずです。しかし一番頑張ったベッツを責めるわけにはいきません! 

【TAC平均】56点(+13点)

 

 2番(財務)は〝世界の二刀流〟こと大谷翔平の登場です。特大ホームランが出れば一気に逆転サヨナラです。しか~し! 今永の初球チェンジアップを打ち損ね、まさかの内野ゴロ! 快速と長い足でセーフを狙いましたが審判の微妙なジャッジでアウトの宣告(没問という再ジャッジが下されることを願っていますが厳しいです)。 56点と科目合格に1歩、1問届きませんでした。オワタ! 予備校講評によると、この科目が今回の爆弾科目💀の候補となりそうです(でも例年に比べ破壊力は低めのよう)。変化球は想定していましたが、今永投手の緩急に世界の大谷も翻弄されてしまいました。ワンアウトになりましたが、快速ベッツは2塁に進塁。3番に託します。

【TAC平均】55点(+1点)

 

 今回一番の衝撃だったのが3番(企業経営)フリーマンの絶不調です。絶対的安定感に期待していたのに何と低めのスライダーに手を出し空振り三振! まさかや~!(寝不足が原因?)。14シーズンで通算3割やないんかい。突然発生した家族問題かなぁ(だったら責められない)。70点取る予定が自己採点で算出したまさかの52点に目を疑ったくらいです。これでベッツも進塁できずツーアウト2塁となりました。迷将デブ・ロハーチ監督、正直、ここで「もうだめだ」と観念したのです。。。

【TAC平均】65点(-13点)。この科目だけがかなり易化していたにもかかわらず、TAC平均点よりまさかの13点マイナス。。。絶対的安定科目と期待していたのにです。思い当たる敗因としては「得意と油断し労力を不得意科目にシフトし過ぎた」だと思われます。ま、結果論に意味はありません

 

 2大スターが凡退しスタンドも静まり返ります。しかし4番(運営)ウィル・スミスが、見事センター前にヒット(64点)を放ったのです! 過去5回で一度も合格したことのない科目だけにこれは素直にうれしい一打となりました。苦手な計算問題に時間をかけた成果です。月142時間の素振りが奏功し、4番としての最低限の仕事を果たしてくれました。さぁ、快速ベッツ、一気に本塁を狙うんだ! しか~し、快速ベッツが3塁ベースを踏み忘れていたという塁審の指示で3塁止まりになるという不運! 何ということでしょう!(これもリクエストによる再ジャッジを期待します)。ツーアウトと絶対絶命に追い込まれましたが、同時に5番打者がヒットを打てばサヨナラ勝ちという大チャンスの場面でもあります。内心あきらめかけていたロハーチ監督は一転「ユーたち、野球は9回ツーアウトからだ!」と人が変わったかのようにベンチに激を飛ばします。

【TAC平均】58点(+6点)

 

 5番(法務)テオスカー・ヘルナンデスに期待が集まります。ロハーチ監督はまさにこんな場面を想定して5番に置いたのです。初球そう難しくない球が来たので陽気なドミニカンは迷わず強振! 快音とともにボールは外野へ! ベンチもスタンドも沸きます。しかし突風に押されたのか、なぜかボールはフェンス手前で急に失速、したり顔の鈴木誠也外野手のグラブに収まったのです(取らんけ!)。財務同様、あと1問という56点でまさかの凡退と相成りました。。。手ごたえはあったのに何でか~(泣)。TAC平均は超えたようですがアウトでは意味がありません。ひまわりの種シャワー、見せてほしかった。スリーアウトで試合終了、です。

【TAC平均】55点(+1点)

 

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 以上、面白おかしく書いてみましたが、51歳のおじさんが自己採点中に受けた強烈なボディブロー👊の痛みは、受験生にしか分からないでしょうね(5科目で約150問なので150発です)。毎年そうですが、本当に疲れました。仕事の10倍つかれましたよ。これは夏休みなんてものではありません、夏の地獄👹です(笑)。

 2日間で1年分、いや6年分のエネルギーを全放出し頭も体も疲弊してまくっているのですが、夏休みは本日までいただいているので、職場にも感謝しながらブログを更新しております。明日からの仕事に持ち越したくないので。

 さて、今後についてです。とりあえずは奇跡が起こることを信じて9月の正式発表を待ちますが、99%不合格だと想定すれば、来年も7度目の挑戦をするつもりです。昨年の「撤退を撤回」したときに決めた「受かるまで受け続ける」という気持ちは消えていません。いや、それ以上に一番の理由は愛息との約束を果たせていないから、という気持ちが強いですね。ま、でも来年までかな、という気も正直しています。

 今回科目合格できたのは「経済」🌸(2回目です)と「運営」🌸(初めてで超うれしい)。なので来年は3科目受験となります。1科目当たりの負担は過去2番目に低くなります。そしてこの3科目ともに(今回こそ科目不合格とはなりましたが)、すべて科目合格経験があり、決して苦手科目ではありません。大谷、フリーマン、テオスカーという強打の3人で勝負できることになり、今年より有利と言えます。いや、過去最高に優位に戦えるかもしれません(2年前の2科目は運営と中小政策という実は苦手科目だけの戦いでした)。さらに今回の7科目換算416点というのは過去最高の得点となります(これまで過去最高だった3年前の418点は没問がなければ415点なので)。そう考えると、徐々に徐々に、まさにのろまなのように8郎は合格に近づいているのです。6回落ちてもまだプラス思考でいられる51歳をどなたか褒めてやってくれませんか。TAC平均と比べても「まさかの企業経営」以外はすべて平均点越えしています。これは6年間で初めてです。

 収穫があったとすれば、先述の通り、これまで唯一科目合格できなかった「運営管理」を合格できたことです。事前の努力が結びつきうれしかったです。それは同時に、診断士1次試験の7科目すべてに科目合格したことも意味するからです。つまり完全制覇です!(それでも全体合格できないという現実こそ、この試験の複雑さ、難しさ、かつ独学8郎のバランスの悪さを物語っているのですが・・・)。とは言え、やはり全7科目で合格🌸経験あり、というのはいろんな意味で自信にはなりますね。俺は受かるべき男なんだと。

 ま、手に入れたのはその自信くらいでしょうか。。。

 

 予備校速報による自己採点で「厳しい」と分かったとき、ちょうど野球の練習から帰宅した10郎に最初に報告しました。「お父さん、今回も厳しいな。お前との約束を果たせそうになくて悔しいよ」と伝えました。10郎は「えー。そうか」と反応薄く。「お父さん、まだあきらめたくないんだがどうだい?」と振ってみると、愛息は一瞬立ち止まりかけましたが、無言のままスマホを右手にリビングに消えました。これから行く夜祭りの情報を早く友達とLINEで交換したかったようです(笑)。父の挑戦にあまり興味がないようですね(おい)。ちなみに妻は不合格(一応暫定)の知らせを受けた直後に高熱を出し寝込んでしまいました。精神的ショックかと思いきや、病院でコロナと診断されたようです。精神的肉体的ショックが抜けきれないまま8郎が家事をすることになりました。。。

 

【追記】TACのアンケート集計によると、今回の試験は令和に入って一番難易度が高かったことが判明しました。合格率も30%を大きく割り20%前半になる可能性も指摘されています。そういう意味では得点結果としては8郎は頑張ったと思います。また、爆弾科目は「財務」ではなく「情報」「中小」の2科目だったようです。8郎が昨年科目合格したやつらです。その2科目を受けずに済んだ今年の8郎には幸運の風も吹いていたのです。でも、それをものにできそうにありません。今宵も眠れそうにありません。ホント「企業経営」の52点はまじで信じられませんねー(なんでかー。泣)。

 

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 繰り返しになりますが「受かるまで受ける」と勇んだものの、心のどこかでは「52歳になる来年が最後だろうな」と感じています。視界不良のアフター55を見据えてもです。

 最大の理由はもちろん、時間をかけすぎている、に尽きます。いかに難関国家資格とは言え、さすがに6年を費やしても受からないというのは恥ずかしい限りです。8郎50年史でも同じ試験を7回も受けたという人を聞いたことがありません(ネットでは多年度受験生を散見します。12回目でまだ受かっていないという強者もいるようです)。

 司法試験のような生涯価値のある超難関資格ならともかく、取ったところで特段の見返りがない(個人的には十分あると思っているのですが)診断士に7回目も挑戦する、しかも52歳が、というのは常識としては費用対効果が悪すぎます。振り返れば受験代だけでもう10万円💴使っています(ゴルフや飲み会に使うより全然いい投資だと思っていますが)。受かっていない現状であれば、いわゆる〝資格沼〟にハマっていると揶揄されても言い返せません。今回の試験会場でも8郎より年長さんと見られる受験生はごくわずかとなっていました。

 冒頭に書いた通り、この試験は得点調整というのがほぼ毎年あり、数点加算されるケースもよくあります。なので万一「経済」(ベッツの3塁踏み忘れ)、「財務」(大谷の1塁アウト)など4点問題が1問でも没問となれば、4点加算となり合格ラインにギリギリ乗るという可能性もわずかながら残っています(特に経済の第11問説問2はわずかながら可能性がありそうです)。万一そうなったときに「よっしゃ、今から2次勉強する」では10月末の本番に到底間に合いません。自らのモチベを維持するためにも、わずかの可能性をあきらめずに9月までは2次の財務をやっておこうと考えています。たとえ1次不合格でも来年につながるはずなので。この1カ月やりきった1次は当面向き合う気になれません。

 

 以上、6度目となる敗戦(一応暫定)の報告でした。「えーひゃー、いつになったら受かるばー」という声が聞こえてきたようなが気がしましたが、メンタル的にきついので今はスルーさせてください(笑)。

 

※ 独学8郎にとって唯一ともいえるライバル(勝手にそう呼ばさせていただいております)として以前ご紹介させていただいた女性Youtuberさんはどうだったのでしょうか? 公式回答が出された日の夜(つまり8郎がブログを書いている時)、結果報告の動画がアップされていました。残念なことに2度目の受験となるこの方も受験3科目で合格点に届かなかったようです。そして何と、8郎と同じく1問(3点)足りなかったそうです。6割の壁恐るべしです。

 動画をご覧になった方はお分かりと思いますが、この方のすごいところは、落第に落ち込んだ直後に参考書を取り出して勉強を再開しているところですね。もう視線は来年の8月に向けられているのです。その負けん気、8郎も見習います。でも動画づくり大変だろうにこの日にアップするということは、この方もこの日で気持ちを清算したかったのでしょう。8郎も同じ気持ちでブログを更新しました。お名前も知らないライバルさん、来年こそ、1次、2次一緒に突破しましょう!

 

 試験不合格(一応暫定)に精神的にも肉体的にも疲労困憊の51歳ですが、明日職場に戻れば「夏休み明けの人間」です。「十分休んだだろう。その分働けよ」的なムードで迎えられます。当然ですよね(泣)。6割のエネルギーで働いていいですか?(笑) 寝込んだ妻の代わりに皿洗いや洗濯をしなければならないので、今日はこれにて。

※急いで書き上げたので誤字脱字ご勘弁ください。