昨日、社内バディ第1号モーリーと第2号タカの3人でダイビングをしてまいりまし た! 同期入社のタカとは初バディ。前々から「一緒に潜ろうぜ」という話はしていたので念願がかなった形。ただ、社内でも有数の超プラス志向のタカ。どちらかといえば猪突猛進型でもあります。以前、本部崎ではタンクが外れパニくったという話を聞いていただけに少々不安でもありました・・・。対して前回、北谷の宮城海岸で10年ぶりのダイブを無難にこなしたモーリー。「僕は船が苦手で・・・」と言ってはいましたが、北谷でのスムーズなダイブに安心していました。右写真は乗船して5分後のモーリー。「いやぁ、もう気分が悪くなってきました・・・帰りたいっす」。おいおい!
天気はあいにくの曇り空。利用したのは那覇市内の「BLUE ナントカ」というショップ。那覇の三重城港から30分程度でチービシの一角ナガンヌ島南に到着しました(左)。※この二人はガイドさんです。アンカーを下ろす準備中。
水温は24度。経験数10本以下、ブランク1年ちょっとぶりという明らかに初心者ダイバーのタカが先頭を切って飛び込みました。その勇ましい姿にハチローも安心して続きました。モーリーもガイドさんに突き落とされるように海へ(酷)。ついに三十男三人のチービシ・デビューです!
なかなか沈まないモーリーをガイドさんが首根っこを押さえるような感じで沈めていきました(再酷)。慎重を期してウェイト4㌔にしたハチローも息を吐きつつ潜行。アンカーに到着。熱帯魚が出迎える中、周りを見渡すと先陣を切ったタカがいません! 上を見るとまだ浮いたままでした。何かあったのかと浮上すると「ガイドさん! ウェイト足りないや! もうちょっとちょうだい!」と叫ぶタカの姿が・・・(笑)。デブのハチローと同じウェイトなので沈まないはずはないと思うのですが。案外緊張して肺がパンパンになっていたのでしょう(笑)。ハチローも最初のころを思い出しましたよ。笑えませんねぇ。
さて何とか出発したものの(タカのおかげで5分ほどロス)、ハチローの新バディ1号&2号は、まさに珍道中!。まるでヒトデのように大の字になったままぐんぐん上昇していくモーリー(ハチローがとめました)、ウェイトが重すぎたのか、サンゴ礁の上でバランスが取れなくなり、ジタバタしたあげくインリン様のごとくM字開脚を披露するタカ・・・。そして下写真は、モーリーがタカの頭をフィンで蹴ってしまった瞬間です。頼む!危険な水中で笑わさないでくれ!
さて海の中は、絶景やら希少価値的なお魚などは特にいないものの、熱帯魚の数、サンゴ礁もまずまずな感じ。ガイドさんが「クマノミとキスをします」とノートに書いたので注目していると、下写真のようなシーンが・・・。うぅ~ん、キスというより攻撃されているような・・・。
ところで、このガイドさん。海の生き物を触りまくりなんですなー。客に楽しんでもらいたい、いいものを見せてあげたい、という思いは伝わるのですが、クマノミのいるイソギンチャクを 指示棒でいじくりまわるのはどうかと・・・。クマノミ三世帯は大パニックでした。そしてしまいにはその辺をプヨプヨと漂っていたコクテンフグをつかまえてこんな感じ(右写真)。コクテンフグが「苦しぃ!出してくれぇ!」と言わんばかりにプーっとふくらんでいます。確かに面白い絵ですが(笑)、ダイビングはあくまで観察目的、海の生物には触らないというのは基本だと思うんですがねぇ・・・。海にとってダイバーはあくまで外来者、と各ダイビング雑誌でも教えているではないですか。バディ1号2号は大喜びでしたが・・・。
左写真は熱帯魚に囲まれるモーリー。美しい絵ですが、彼は浮かび上がるのを防ぐため岩をつかむのに必死でした(笑)。
さて、こんな感じの1号&2号との初ダイブでした。楽しかったですねぇ。ちなみになぜ、チービシを選んだかというと、北風が強まりつつあるここ沖縄、西海岸はほとんどその影響を受けダイビングどころではないそうです(知りませんでした)。よって北風の影響を受けない島の南側(本島で言えば大度か本部崎くらい)を選択するそうです。チービシも基本的には×ですが、島の南側なら大丈夫とのこと。
最後は久々に現れた南洋アザラシの写真です。寒い冬に向けてさらに脂肪を蓄えたようですね。しかし頭頂部は寒々としていますなぁ・・・。東京湾に浮上したゴジラのような貫禄です。
お寒い冗談はさておき・・・。陸にあがった三人は空っぽになった胃袋を満たすべく、「嶺吉食堂」へと。港湾労働者、サラリーマンに大人気の食堂です。名物あしてぃびち(煮込んだ豚足)は、容器を持ってそれだけを買いに来る客もいるほどの絶品。ハチローらは「につけ」(700円)を注文。どうです、この迫力! 中央のあしてぃびちはもちろんいしゅうございました! あじくぅたぁとゼラチン部分の柔らかさ。他の店では味わえません。食後「また潜ろう」と約束し、海の珍道中は終わりました。
さて、大満足の3人ダイブを終えたハチロー、自宅で一眠りしたあと、大学時代の友人ミヤシュンの結婚披露宴へと行ってきます。3時までコースとなった(泣)その模様は次回お伝えします。
潜った後よく食べるでしょうね・・
南洋アザラシ、喜んでいただけたようでありがとございます(笑)。ゴマちゃんなど似てもにつかぬ凶暴生物でございます。
潜ったあとは確かに食欲はありますね。でも意外と疲労感もたっぷりですよ!