沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

しばらく沖縄を離れます・・・

2007年07月26日 | その他

 何だか寂しげなタイトルですが、何のことはありません、ハチローは明日から二週間ばかりの長期出張に旅立つのです。場所はS.A.G.A佐賀! 松雪泰子の佐賀! です。「何もない」といわれている土地柄だけに(失礼)、特に楽しみにもしていないのですが(これまた失礼!)、仕事の内容が初モノなので頑張ってこようかと・・・。なので、当ブログの更新も来月後半まで出来なくなりそうです。見捨てずに、コメントを入れてやってくださいねー。 Photo_298  

 さて、夫婦二人暮らしのハチロー家。二週間以上も家を空けるということで、その罪滅ぼしにと(軽!)、を久々に南部ドライブに連れて行きました。目的地は「Cafe やぶさち」。数年前、見晴らしのいい高台に続々とCAFEが立ち並び、一時期ブームとなっていた南部CAFE戦争・・・。ハチロー夫妻もそれに乗じ、いろいろ回っていた時期もあります。「くるくま」「楽水」「うるま」などなど。行き過ぎて(笑)、南部に飽きていたのですが、久々に口コミ、ネット情報などで好評価のCAFEなので、確かめてこようかと・・・。上写真がそうです。場所は南城市百名。331号線を走っていると右手に見えます。ご覧の通り、ロケーションが最高でした!

 妻はガーリックチキンパスタ、ハチローはオムライスを注文(右写真)。お子様のようなPhoto_299メニューで恐縮ですが、メインがすでに売り切れていたもので(泣)。ご覧のように、自家製デミグラスソースたっぷりのオムライス。ガラス越しにを眺めながらいただきましたが、まずますのお味でした。ただ、ここはCAFEというだけあって、FOODよりもCAKE&DRINKがメインのようで、最後に出てきたケーキがメチャうまでした! 訪れた際はランチだけでなく、ケーキも頼んだほうがいいっす! 観光客の方も多かったですね。かなり有名になってきているのでしょうか? 興味がおありの方はこちらを⇒「Cafeやぶさち」さんのブログ

  話は変って、ハチローのいちどぅしであり、ダイブ師匠でもあるヤスーン!が、このも里帰りできそうです! メールがありました。ただ、ハチローらサラリーマンと違って、希望がそう叶うわけでもなく、まだまだ日程の確定はできないとのこと(昨年も「明後日から夏休みとっていいよ、って言われたよ」と緊急帰沖した経緯もあり。笑)。ハチローのこの長期出張とかぶらないことを祈るばかりですなぁ・・・。できれば旧盆あたりに、と勝手な希望を伝えましたが、その時期って便も取りにくいだろうしねぇ。ヤスーン!が帰ってきたら、どこに潜りに行こうかと、調査中だぞ~!待ってるぞぉ~! 

 ところで、ダイビング雑誌って、見ているだけで潜ったような気になるのが、本当に不思議です・・・。

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 さて、これから出張の準備をしようかと・・・。と、その前に一仕事もあるので、それから先に・・・。と、いう感じでかなりうちなぁ~タイムのうちなぁ~サラリーマンハチローです(笑)。

 当ブログを見捨てずにぃ~。 では、行ってきやす!

 


猛暑たけなわ

2007年07月23日 | その他

 他県同様、参議院選挙がクライマックスに近づきつつあるここ沖縄です。選挙自体はそれほど盛り上がっているようには見えませんが、気温の方は上昇中のようです。昨日はMAXでしたねー! 今日が、二十四節季の中で一番暑いとされる「大暑」なので当然といえば当然ですが・・・。那覇市でも33.2度を記録したようです。ハチローも朝から走り回る仕事、夕方には自分の体が汗くささを通り越して水臭さを放つほどになっていました(笑)。ちかれましたぁ。下写真は最後の仕事で寄った北谷町美浜の光景。外国人の姿が多く異国情緒あふれる街。名物・観覧車とアメリカンヴィレッジのネオン夕暮れ時を彩っていました。

 涼しげに見えますが、この時間帯でも汗が止まりませんでしたよ・・・。

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 仕事をほぼ終えたハチロー、すぐ近くの北谷公園陸上競技場に足を向けました。夏の風物詩「青年ふるさとエイサー祭り(全国エイサーフェスティバルも併催)」がやっていたからです。入場プログラムはほぼ終わりに近く、あっという間にシメのカチャーシーへ・・・。下写真です。一緒にいた先輩も言ってましたが「これはカチャーシーじゃないな」。写真で分かるかどうか・・・手をあげてバンザイポーズの人はたくさんいますが、手首をくねくねさせるカチャーシー独特の動きを見せてくれる人があまり見えず。「ウチナーンチュもカチャーシーができなくなってきているんじゃないか」とは別の同僚。時代の流れを感じました。ハチローも踊る機会は披露宴くらいですが、我ながら「ロボットみたいに踊ってないだろうか」といつも不安です。変化してゆくのか、消えてゆくのか・・・。それはともかく、ビールを飲む時間がなかったのが残念です・・・(笑) それかい!!

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 祭りはやはりビール! プライベートで行きたいものですねぇ。一年で一番暑い今日この頃、皆さんはどうお過ごしでしょうか?


幼馴染の晴れ舞台

2007年07月16日 | どぅしぐわぁ

 今日16日は「海の日」だそうで・・・。しかし、ここ沖縄はPhoto_292ほど、雷がとどろき、スコールが降りました。マリンスポーツを楽しむ光景はあまりみられないでしょうねぇ。今日、決勝戦の夏の甲子園沖縄地方大会にも影響しているようです(明後日に再試合となりました)。

 ハチローはまたOFF! 休んでばっかりのようですが、そういうシフトになっているのでしかたありません(笑)。昨日の話を・・・。

 小学校からのどぅしうぐわぁしけた結婚披露宴に出席してきました。しけたとは小学校時代のひまな時間(笑)を一緒に過ごした仲間です。お互いに決して裕福とは言えない家庭環境・・・。しけたの家でファミコンしたり、下の駐車場でプーカーボール野球をしたり、ゲーセンのカップ焼きそば(80円)で腹を満たしたりと、とても美しいとは言えない(笑)思い出ですが、ハチローの少年時代の欠かせないパーツです。

 しけたは性格は優しいのですが、ギャグがつまらんのと、かなりのオオボケ君なので、周りからはPhoto_293た時期もあり(本人いわく「みんなと違う高校だったし、本土の専門学校行ってたから仕方ないやっしぃ~」)、そのため、二十歳から三十歳ごろまでの貴重な10年間、その存在感は無きに等しいものでした(笑)。ほぼ10年ぶりに再会し、ホテルマンとして頑張っていると聞いたのが数年前、そして結婚して子供もいると聞いたのが、昨年でした。会うたびに、大人の、そして父親の顔も見せ始めるしけたに、驚きながらも(笑)、時の流れを感じ、感動しました。

 「頼りない男」のイメージばかりが強かったしけたが(失礼)、奥さんのために、遅ればせながらもセッティングした披露宴。ハチローも仕事を適当に・・・・訂正、さっさとすませ、会場へと。遅刻でしたが、何枚か写真を撮ることができました。左写真は、花束贈呈での入場シーン。無数のシャボン玉に包まれた二人は幸せいっぱいでしたねー。お幸せに!

 下写真は、沖縄披露宴名物カチャーシーのあとの定番新郎胴上げです。回りのどぅしぐわぁたぁもさすがに三十代、「面白くないから、このまま落とそうぜ」というヤツもいなく、しけたは無事に(笑)宙を舞っていました。

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 奥さん、坊ちゃんを大事にして幸せな家庭を築けよぉー!

 さて、今日はどのニュース番組も新潟・長野地震を報道していました。現在死亡者4名だとか・・・。被災地の復興を願うと同時に、サンゴ礁に囲まれ地震の影響をあまり受けない生まれ島に感謝する小市民ハチローです。

 


台風4号が上陸しました

2007年07月13日 | その他

 現在、沖縄本島は台風4号の猛威にさらされています。ですが、偶然ハチローはOFF!  嬉しいような悲しいような・・・。というのも、台風のときの職場って何だか好きなんですよ。出退時こそ大変ですが、異常なほどの強い風に、チムワサワサー(心臓ドキドキ)してくるのです。世の中の動きが止まっているなか働くって、とても得した(?)ような気分になるのです。変でしょうか?(笑)。下写真は、昨日の午後、沖縄本島の南端喜屋武(きゃん)岬で撮影。台風接近で荒れた空模様がうっすらと出ていました。

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 3年ぶりの上陸(前回記事では「2年ぶり」としていましたが訂正しまーす)となった今回の台風。今日の夜まで暴風域となるようです。ハチロー宅の窓もミシミシいっています。万一、風圧で割れたりした時を考え、窓も締め切っています。

 右写真も昨日の午後、南城市奥武島で撮影。リーフにぶつかった白波がすごい迫力でPhoto_286すね。小さな島を飲み込んでしまいそうな勢いを感じましたが、島の方は慣れっこなんでしょうか、上半身裸で犬を散歩させているオトー(オヤジ)もいました(笑)。小さな子供をコンクリート塀に乗せ、記念撮影している親子もいましたが、あれはどうでしょう。まだ大丈夫と思っていることが一番危険だと思うんですが・・・。ところで奥武島は本来ならこの時期、スク(アイゴの稚魚)の大群がやってくることで有名なんですが、この天候ではその風物詩も延期でしょうね。

 久々に感じる台風のパワー。自然の偉大さを実感しますが、災害は最小限にとどまることを祈るしかありません。

 台風4号についての情報はこちらを⇒沖縄気象台HP「台風情報」

 

 


TOP OF THE SUMMER

2007年07月11日 | その他

 表題の通り沖縄は今、夏真っ盛りという感じです。日々、過去最高気温を更新していPhoto_279るような毎日が続いています。県内の消費電気量も7月の過去最高を記録したようですね。皆さん、クーラーをガンガンかけているのでしょう。そうでもしなきゃ、やってられませんからね(笑)。右写真は10日の国際通り。澄み切った青空の下、大勢の観光客が歩いていました。今、来ている方々は、ザ・沖縄を満喫していることでしょうねぇ。

 そんな好天気の下、ハチローは、昨日今日と久々の連休!。しかし、特に外出もせず、アパートでゴロゴロ過ごしました・・・(もったいない!)。連休は久々なので、何だかすでに休みボケしたような気分です(笑)。特に予定も立ててなかったのは、急に決まった休みであったことと、少々夏バテ気味で体調を崩していたからです。

 暑さによる直接の体力消耗に加え、肉体労働的業務が続いていたのがおもな要因ですが、それとは別に、ここ数日思い当たる理由があるのです。それは水分の取り過ぎ・・・。汗っかきのハチロー、常に冷たい飲み物を手にしていないと、落ち着かないのです(笑)。しかも炭酸系これをPhoto_280一日3~4本も飲んでいると、さすがに胃腸をやられますよねぇ・・・。それが便秘・下痢をもたらし、さらにそれが肩こり・偏頭痛を引き起こすという悪循環・・・。なかなか、きつうございました。まぁ、ありがたい2連休で回復しましたが(笑)。

 「暑さに負けた」という前に、自己管理をきちんとすべきだった、と猛省中の34歳サラリーマンです。

 左写真は先日、テルおばぁを連れて行ったホテルサンライズ知念から見た景色(in南城市)。パシフィックブルーが素晴らしいですね。南部ドライブの休憩に、オススメの場所です。お手軽なケーキセットが楽しめますよ(特に美味しいというわけではありませんが・・・)。

 さて、夏バテ対策の一つにスタミナメニューが挙げられますが、ハチローはゴーヤーチャンプルーこそが一番だとPhoto_283思っています。ゴーヤーのビタミンC、豚肉のビタミンB、島豆腐の植物性タンパク質が、熱で破壊された体細胞の再合成を促進する・・・という気がするのです(大げさか!)。でも正直、食べててそれを実感する食べ物というのは他にないですね(これ本当)。沖縄の夏を代表する普遍の定番メニューだと思います。※出来上がった直後にかつおぶしを振り掛けるとさらにあじくぅたぁになります。ところで、ゴーヤーってゴジラのしっぽに似てると思うのはハチローだけでしょうか・・・。

 最後になりますが、夏本番の沖縄に、もうひとつの定番が近づいています。それは台風! 明後日13日、沖縄本島をほぼ直撃しそうな感じです。本島に上陸すれば、ほぼ2年ぶりだとか・・・。確かに何だか懐かしい感じがしますなぁ(笑)。災害には十分気をつけなければなりませんね。

※沖縄は大丈夫でしょうが、大雨災害の九州に上陸すると大変なことになりますね。進路変更を願うばかりです。

 

 


ある島の光と影

2007年07月07日 | むぬかんげー

 昨日、業務で座間味島に行きました。行きは高速艇、帰りはフェリーの日帰りでした Photo_273 が、いろいろ思うことがありましたので、ご報告を・・・。右写真は、座間味島随一の景勝といわれる、高月展望台からの景色。下に見える集落は座間味村です。

 座間味島はご存知の通り、世界一美しいとも言われる古座間味ビーチなど、海の美しさで有名な島。サンゴ礁群はラムサール条約にも登録されました。島民1,000名に対し、年間観光客は8万人という、まさに観光で成り立つ島です。もともとは漁師だった人々もほとんどが、民宿やダイビングショップに鞍替えし(というか二足をはいて)、生計を立てているようです。ハチローも昨年2度足を運んだ、大好きな島のひとつ。行きの高速艇も観光客でごった返していました。

 昨年の座間味報告はこちらを!↓

『日本一の海で泳いできました!』(06/06/19記事)

 しかし、この座間味島、とても悲しい歴史を背負った島だということは、あまり知られていません。ウチナーンチュで も、若年層は知らないでしょう。その歴史を知るには、まずこの島が約60年前の沖縄戦アメリカ軍が最初に上陸した島だという事実を把握する必要があります。敵軍に最初に上陸された島、ということが何を意味するかというと、「最も情報がない状態で敵軍と対面した」ということです。島民にとってものすごい恐怖だったことでしょう。島中がパニックに陥ったのは容易に想像できます。(※下写真は阿真ビーチ。大勢の観光客でにぎわっていました)。

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 そういう状態で、あの歴史的な惨事「集団自決(強制集団死)」が起きてしまうのです。沖縄戦での集団自決は、親が子を殺し、子が親を殺すなど、あまりにも悲しく凄惨なものだったようです。なぜそれが起きたかと言うと、最大の理由は、米軍に対する恐怖心であることは、間違いないと思います。「米軍に捕まったら男は即座に殺され、女は強姦されたあと股をさかれる」などという情報が日本軍によってたたきこまれていたからです。「天皇のために死ね」という皇民化教育も大きいでしょう。何とも悲しい歴史的事件です。

Photo_275 左写真は戦で無くなった御霊への慰霊と、恒久平和を願って建立された「平和の塔」。民宿街からも比較的近い場所にありますが、立ち寄る観光客はほとんどいないでしょうね。ウチナーンチュとしての自戒の念もこめて、ハチローも合掌しました。

 最近、集団自決をめぐって、マスコミ報道の量が多くなっています。その最大の焦点は「軍命の有無」です。日本軍が集団自決を命じた、という生存者の証言に対して、国は「集団自決は島民が自主的に行った」とし、教科書からもその部分を削除してしまったのです。ウチナーンチュとしては怒り心頭です。日本軍がすべてを支配していた状況で起こった事件は、すべて「軍命ありき」じゃ!当たり前じゃ、こんなの。・・・

 まぁ、その辺の政治的な話は置いといて・・・(謝)。

 エメラルドビーチに囲まれた美しい観光の島。でも一歩雑木林の中に入れば、集団自決跡地という未だ癒えぬ傷跡をかかえた島。「沖縄を見れば日本が見える」という古い言葉があります。ハチローも、座間味島のを目の当たりにし、灼熱の太陽の下、改めて生まり島について考えた一日でした。

 七夕というロマンティックな日に、暗めの話ですみません(謝)。ただ、たまに振り返らないと、ウチナーンチュかつ日本人としての、いやいや、大げさですが、一人間としての大事な部分を忘れてしまいそうなもので・・・。戦争は絶対に反対です

 明日からは楽しい記事をUPしていきまーす。


西表島報告 その二

2007年07月04日 | 離島物語

 引き続き東洋のガラパゴス物語を・・・。

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 上写真のバラス島。前回お話したとおり、真っ白いバラス(サンゴの死骸)でできた、白くて小さい美しい島なんですが、その周りの海中も素晴らしいものでした。ダイビングも盛んですが、今回のハチローはいろいろ撮りたかったので、身軽なシュノーケリングを選Photo_260択。 それで十分でした! 浜からわずか10㍍ほど泳ぐと、そこはサンゴ熱帯魚の楽園!(その模様は当ブログの写真館『8 Photo Album』をご覧下さい)。また、ガイドのにぃにぃが、こんなこともやってくれました(右写真)。あるマリンフォト系の雑誌には「写真のためにハリセンボンをふくらますなんてもってのほか」と書かれていたのですが・・(笑)。悪気のないガイドさん、責めないであげましょう。それにしてもハリセンボン、絵に描いたように「ふくれっつら」ですねぇ。小さいころ「お前はすぐふくれっつらをする!本当にそんな顔になるよ」と父親に怒られていたハチロー妹を思い出しました(笑)。もちろん妹は今でも普通の顔です(当然!)。

 さて、神秘のを体験したハチロー。翌日の早朝(午前3時半!)には、神秘のを見に行くことに。それはサガリバナ。夜に咲き、朝には散る、という幻想的な一面を持った花です。西表島にある幾本もの川で見られ、落ちた花が川面を漂う姿が美しいということで、本土からのリピーターも年々増えているようです。ハチローもツアーに混じって、カヌーをこぎこぎ、上流を目指しました。結果から言うと、開花・落花ぶりは期待していたほどではありませんでした(泣)。ガイドさんも少々困り顔、同行した横浜在のご夫婦は「前来たときよりかなり寂しい」と残念そう。何とか写した絵が下です(汗)。

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 まあ、花にはがっかりしましたが、満月の下、真っ暗なマングローブをカヌーで進む、というプチアドベンチャーを体験しただけでも楽しかったと言えますね。10日あたりが本命らしいっす。

 ところで、今回で3回目となる西表島。ぜひ撮影に挑戦したい場所がありました。それPhoto_264汽水域です。汽水とは、海水と淡水が交わる場所のことで、独特の生物が育つ環境です。代表的なのがマングローブ植物(ヒルギなど)。カヌーで川面を滑っただけでは分からない、水中の世界をのぞいて見ようかと。ちょうど、満ち潮によって海水が入り江に入り込んでくる時間帯に向かいました。柔らかいに 足をとられそうになりましたが(汗)、深さ50㌢ほどのところでシュノーケル状態で撮影(左写真)。右下にが泳いでいます(とは昨年の旅でも出会い、ブログ上でまぁちゃんさんに名前を教えてもらった魚です)。干潮時にも足を運びましたが、ミナミトビハゼ(方言でトントンミー)、ミナミコメツキガニシオマネキなどなど、干潟の生物がこれでもかと見られて、自称・都会っ子のハチロー、野生の世界を満喫させていただきました。

 さて、昨年に引続き今回も宿泊した西表アイランドホテ ル(三泊とも満月が照らしていました=右写真)。そこのPhoto_266物おかみも昨年同様で、キャラを発揮してくれました。ハチローが飯を食っているときに、いきなり(本当に何の前触れもなく)、「あたし、やせたように見えるねぇ」と聞いてきました(笑)。瞬時にハチローの頭には、昨年びっこをひいていたおかみの姿が思い出され、「なるほど、怪我が完治し動き回ってるから“やせた”と自覚しているのだ」と思い当たりましたが、おかみの姿を見るとどうも変化したように見えず・・・。正直モノのハチロー、「やせてないとは言えないっす。あはは」と言ってしまいました(!)。するとおかみ、不思議な笑みを浮かべながら、「はっつぁん(いつからかこう呼ばれたハチロー)よぉー、あんた真面目さぁ」とポツリ。???。「あんた、面白いさぁ」と言い返したかったものです・・・。そんな西表アイランドホテル、一泊夕食付きで一人10,000円。民宿としては高く、ホテルとしては安い、そんなところじゃないでしょうか。でも清潔だし、前述のように料理はめちゃうまいし、でハチロー的にはかなりオススメ。次の機会があれば、また予約してもいいほどです。この夏、西表島に行きたいという方に⇒西表アイランドホテルHP

 最後になりますが、今回の西表の旅(正式名を出張という)、唯一残念だったのが、昨年感動の出会いを果たした、もうひとつの幻の花ウミショウブは、みられなかったことです。予想開花時間の2時間前から待機し、予想時間をすぎてもさらに2時間粘ったにも関わらず、ダメでした。昨年の感動が大きかったこともあり、何だか恋人に冷たくふられた気分です(笑)。「自然とは、そう女心」(byハチロー)。

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 上写真はレンタカーの窓から撮影。「西表の車窓から」と命題したいと思います。本来ならウミショウブで白く染まっているはずの海がきれいなのままですね(泣)。でも、待ってる間も美しい風景に心癒やされ、退屈ではありませんでした。

 東洋のガラパゴスは、本当に素晴らしい島でした。次回こそは、ダイビングにも挑戦したいと思います! 結局、シュノーケリングに終始し、苦労して持って行ったマイウェイト(5㌔)も、ずっとカバンの中で寝てましたよ(泣)。

(注) 「西表島報告 その三」はありません。あしからずー(笑)

 


西表島報告 その一

2007年07月01日 | 離島物語

 いきなりですが、疲れましたぁ・・・。「日本最後の秘境」西表島出張から帰ってきたハチ Photo_254ローです。早く布団に入りたい心境なのですが、とりあえず簡単なご報告まで。ただ、書きたいことがたくさんあることと、今日はもう「体力の限界!」(by千代の富士)ということで、表題のとおり「その一」にとどめたいかと・・・。右写真は、宿泊したホテル近くの祖納という集落の風景。向こうに見える海は、ウミショウブが見られる浜辺(今年のハチローはハズれました)。美しい風景です。写真中央下で羽ばたく鳥が天然記念物のカンムリワシならよかったのですが、縁起でもないただのカラスです(泣)。このカラスが今回の出張を象徴しているのかも知れません・・・。

Photo_255  バラス島に行ってきました(左写真)。「バラス」とはサンゴの死骸のこと。つまり島自体がサンゴの死骸で出来たものなのです。死骸といったら聞こえが悪いですが、結局は白砂と同じ。久米島のハテの浜を小さくしたような美しい島でした。毎日形を変えるというこの島。シュノーケリングも満喫しました。素晴らしいサンゴ群でしたね!熱帯魚の数もすごかったです。その模様は明日、もしくは明日以降(笑)にお伝えします。

 業務の合間をぬって(悪!)、有名な由布島の水牛も見てきました(下写真)。「目がかわいい」という噂は聞いていましたが、実物を見てみると、ウソではありませんでした。動物の目は大体可愛らしいものですが、彼らは別格ですね(笑)。牛舎に「水牛の角は危険。近寄らないで」と書いてあるのが信じられないくらい、優しいつぶらな目でしたよ。写真では伝わりにくいのですが・・・。たくさんの人を乗せて頑張ってますね! ハチローも「疲れた」ばかり言わずに見習わなくては・・・。

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 この話のあとで、何ですが・・・。宿泊した西表アイランドホテルは、飯がうまかった!  朝食、夕食(メインが最高)ともに大満足でした。おかげで、「疲れたぁ」というわりには、出Kare張前より太ったハチローです・・・。職場では誰もいたわってくれないことでしょう(泣)。ランチもこれまた最高で「石垣牛カレー」(右写真、800円)は絶品! コクのあるルーの中に入っているのはただの牛肉でなく、牛ロースステーキ(?)なんです。ちゃんと焼き目もあります。柔らかくて柔らかくて・・・。初日と最終日ともに注文しちゃいました。可愛い目をした牛さんには、どうやって恩返しをしたらいいのでしょう。

 このホテル、実は昨年の西表出張でも利用していて、お気に入りなんです。昨年の模様は過去記事を⇒『幻の花は咲いていました』(07/09/09記事)

  と、流れるように書いてしまった今日の記事・・・。デブ症、いや筆不精をお許し下さい。いい加減、シャワーを浴びて寝ます。