沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

700里で最終戦略

2019年06月26日 | スキルアップ

 慰霊の日を過ぎても梅雨が明けないどころか、爆弾低気圧から台風にまで発達するという、異常な2019年の6月となっています。8郎家が住む浦添市も朝から避難警報が出されるなど大騒ぎでした。

  長梅雨だけに野球の練習も休みが多くなるので、自宅で久しぶりにものづくりにいそしむ10郎。この日は紙でキャッチャーミットを作っていました。よく見ると、幼児時代には集中したときに表れていた「への字口」が薄まってきている! さみしぃ~。

 時間があれば、寝たままの姿勢でボールを投げる、コントロールがよくなる練習にもいそしみます。リリースポイントが高くて早い、という、コーチから指摘された欠点を直すためです。地味だけど頑張れ~。

  息子の成長がちょっと寂しくとも、何よりの生きがいです。

 

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 さて、8月の資格試験へ向け、これまでの総学習時間は700時間目前に来ています。とはいえ、当初の計画通りならとっくに1,000時間を超えていなければならない時期です。大幅なペースダウンに冷や汗が出てきます。今年も正直、やばいっす。

 ということで、学習計画を大幅に見直し、最終戦略を決めました。努力不足が原因で情けない限りですが、現状と冷静に向き合わなければなりません。WEB講座のガイダンスでも講師が「やることとやらないことを決めなければならない」「インプットよりアウトプット」だと言っていました。まさにその通りだと思います。これまでに作り上げた13冊の単語帳と過去問を繰り返すだけの1カ月にしたいと思います。高望みせず、目の前のものを確実に拾うことに全力を注ぎます。

 修正学習計画の要旨は簡単に言うと、3科目に全力投球する、です。3科目とは2次試験には出てこない、いわゆる“非”重要科目である「経営情報システム」「経営法務」「中小企業政策」の3つです。ほぼ暗記科目なので、ぎりぎりまで得点アップが期待できるのです。3科目に加えて、これまた2次試験には出ないけれども、暗記でなく理解力が問われる難易度の高い「経済学・経済政策」も、あわよくば科目合格ラインの6割を狙っていきたいです(今年の爆弾科目💣の最有力候補らしいですが。。。)。つまりは「4科目合格」を最大目標に掲げることになります。当初の「最低でも5科目合格」は絶望的となりました(泣)。一番重要な「財務・会計」は、ほかの2重要科目「企業経営理論」「運営管理」と同様に、今年は捨てる決意です。もちろん本番試験こそ受けますが、残り1カ月で勉強に時間をかけない、という意味です。来年7割近く取り得点源にする、という考えにシフトします。でも来年の1次試験の負担を大きく残すことになるので、かなり反省しています。自分の努力が足りなかったので仕方ありませんが。メーンの2次試験に向き合うのはいつになるやら。。。

 

 本番までの総学習時間は750時間と掲げました。ペースを上げれば届きそうなラインです。そしてこれは、合格まで3年もかけてしまった宅建試験の総学習量と同じ。今回の中小企業診断士試験では1年8カ月で積み重ねてきているので、自分なりにペースを上げてきたと自己評価は下しているのですが、いかんせん、難関国家資格🔥。一般人でも可能な努力しかできない人は当然受かりません。一般人より苦しい思いをしなければ認められないのです。

 

 分散しすぎたこれまでの学習内容では、1科目も受からない、という最悪の状況も想定されるだけに(怖)、本番まで危機感をもって一日を過ごしていきます(もちろん今回だめでも積み重ねてきた学習は必ず来年に生きますが)。飲み会も極力控えます。そして、本番までの1カ月は当ブログの更新も“原則”中断いたします。よろしくお願いいたします。


へこむ梅雨

2019年06月22日 | 10郎

 慰霊の日を明日に控え、沖縄の梅雨も最終期に入っています。最近は毎日降っていますね。10郎の野球の練習が中止になることもしばしば。

  さて、そんな梅雨に、46歳の庶民派サラリーマンをとてもへこますできことがありました。

 7年超の付き合いとなる日産エクストレイル。性能も見た目も、自慢の愛車です。見た目でいうと、特に後姿(流線形がブームの中、あえてのボックス型)がかっちょいいのです。そんな愛車を、なんと、妻がぶつけてきたのです! 10郎のチームメートを送り届けたマンションの地下駐車場で、バックしているときに柱にぶつけたのだそうです。美しいヒップラインがへこんだ無残な姿に超ショック!  

 

  思えば、先代カペラワゴンに決定的な致命傷(追突事故でボンネットとエンジンルーム破壊)を与えたのも、妻。。。そのうち人さまをひかないか、心配です(怖)。ちゃんと周りを見て運転してくれよ~。

 まぁ、エクストレイルの使命は、家族を運ぶだけでなく、家族を守ることにあります。チームメート含め、誰もけがしていないので、エクストレイルにとって名誉の勲章としておきましょう。妻も送り迎えまでしてくれてますからね。責めるわけにもいきません。

  でも。。。修理、部品交換にいくらかかるのかな~

 

 さて、週末は愛息10郎にとってお金を稼ぐチャンスです。父のマッサージをすることで100円もらえるからです。骨と骨の間のへこんだ部分に指圧をかけるのもうまくなっています。この日もやってもらいました。どんな表情でマッサージをしているのかと興味があり、背中にカメラを向けてみると、そこには、すでに老練さ(笑)も醸し出す小さなマッサージ師がいました。

 

 おかで父8郎の疲れも吹き飛びました

 さて、父8郎は8月初旬の資格試験へ向け過去問をやっていますが、なかなか点数が上がりません。合格ラインに程遠い点数に向き合うたびに、へこむ46歳です。(すべて自分の努力不足が原因です。そろそろ最終戦略を立てなければなりません)。気を奮い立たせて机に向かいます!

 梅雨の晴れ間には、美しい夕焼けにも出会えました。

 早く梅雨空けないかなぁ~ (おい、今年の夏は遊ぶ時間などないぞ)

 今日はこれにて。 


息子にピント

2019年06月09日 | 学童野球

  愛息10郎の少年野球大会公式戦デビューを応援してきましたのでご報告いたします。

 3年生の10郎はCクラス(4年生以下。いわゆる3軍)で出場です。この大会は地元の新聞社が地域貢献の一環で開催しているようです。

 少子化と同時に野球離れも進んでいるため、10郎たちチームのCクラス世代もなかなか9人集まらないことから、今回は市内他校との合同チームとしての出場となりました。孫の初舞台を見ようと、名護からじいじ、ばあばも駆けつけてくれました。梅雨だけに降水確率80%でしたが、天が味方してくれたのか、小雨程度となりました。

 愛息のデビュー戦に向けて8郎は、今春の人事異動に伴って事実上の引退をさせていた愛機NIKON D300の力を借りることにしました。10郎が生まれる前から8郎の右腕として活躍し、10郎の誕生後は成長にピントに合わせてきた愛機です。レンズは18~200㍉のズームタイプ。最近は手軽なSTYLUS TG-2ばかり使用していましたが、スポーツ撮影となると荷が重すぎます。老体ながらも、ハイアマチュア一眼レフの出番です!

 10郎はなんと、念願のキャッチャーでデビューとなりました。Bクラスの先輩や同期たちがプロテクターの装着を手伝ってくれます。これぞ、チームプレー。

 ちびっ子ながら、かっちょいいぜ~。

 とはいえ、まだ試合展開やルールも完全に理解していないので、内野陣に指示ができない上に、緩慢プレーなどで監督に怒られました。パスボールも多く、プロテクターを使ってショートバウンドのボールを止めることもできずじまい。でも初めてにしては上出来だったと父は思いました。

 そして注目の第1打席です。打順は5番くらいだったでしょうか。これまで見逃し三振を繰り返し、監督に怒られていた10郎。父も「ツーストライクまで追い込まれたら、どんな球でも振れ」と伝言。それくらい言わないと、また見逃しそうだったからです。初球は空振り。でもいいスイングでした。

 2球目はなんとかファウルチップ。その瞬間を写した一枚には、日ごろおっとり性格の10郎の表情に意地が表れていたのです。D300がしっかりピントを合わせていました! すきっ歯の歯を食いしばってバットを振り抜いた愛息。帰宅後、写真を見ながら感動した親ばか夫婦です。

 最後は高めのボール球を空振りで三振。でも、「絶対にやるな」と言われていた「見逃し三振」だけは避けました。本来ならボールなので振るべきではありませんが、Cクラスはかなり広めに取るので要注意なのです。迷ったあげく、フルスイングを選んだ息子の決断に拍手を送りたいと思います。でも、高っけぇ~(笑)。

 試合の流れから打席はこの1打席のみ。「スイングの型がよくなっている。あと1打席あったら絶対に打ててたぞ」と褒めてあげました。素振りの数だけ、いいバッターになる。がんばろうぜ。

 最近、視力が落ち、ボールもはっきり見えていないのではないかと思います。8郎も小学校3年から急激に落ちましたので、遺伝子的にあり得るのです。父同様、小学校のうちにメガネかなぁ。

 

 その後の守備では、慣れないファーストにコンバート。ここではエラーを連発。高い球を捕れなかっただけでなく、そもそもベースに足が届いていません(笑)。

 続く満塁のピンチに内野ゴロの送球をポロリしてしまいます。監督、コーチ陣から怒号が飛びました🔥。父8郎も試合後には「あのプレーだけは怠慢そのものだ」と厳しく指導しました。相手がきちんと投げてくれた球をポロリするなんて、仲間の信頼を失うぞ、と。

  そして、ふらふらと上がったフライでは、落下地点に先回りできす、後ろ歩きのまま後退し、当然のように落球! 2点くらい献上してしまいました。監督、コーチ陣から再び怒号が飛びます🔥🔥。

 さらに続く満塁のピンチ、狙われたかのようにファーストへゴロが向かいます。「トンネルするなよ」と願う父母の願いが届いたのか捕球はしたものの、なんと一塁を踏まずに、ホームへ送球! 点を取られたくないと思ったのでしょうが、もちろんダブルセーフ。監督、コーチ陣、そしてA代表の先輩たちからこの日一番の怒号が飛びました。「なんで一塁ベースを踏まない!踏めば終わりだろ~が!!」🔥🔥🔥🔥🔥(笑)。妻は生きた心地がしなかったそうです(笑)。試合後の10郎も「ファーストが一番難しかった。何していいか分からんかった」と嘆いていました。

 ファーストとしては、ひっちゃかめっちゃかのデビューとなりました。体がでかくて動けないやつがやるものと思っていたファースト(失礼)でさえ、こんなにもカウントごとの位置が違うんだということが分かったかな。いい経験になったね。試合数をこなせば、今何をするべきか、しておくべきか、分かるようになるさ!

  結局、試合は点数すら覚えてないくらいの大敗。10郎だけでなく、全体的にエラーが連発しました。1学年上の中心選手も不調。また、相手は低学年のCクラスとはいえ、A代表は今大会の地区優勝チーム。完成度が高かったですね。今時の少年野球は3年生から始めても遅い、と言われるくらいクオリティが上がっています。だからこそ、かつては数えるほどしかいなかった県出身プロ野球選手が、山川選手や東浜投手をはじめ、いまや日本球界に“沖縄ブランド”を築くほどの数になったのでしょう。とはいえ、野球から得てほしいのは、うまい、へたというスキル以上に、人生訓だと思っている、古臭い昭和世代の46歳です。

 

 荷物を集め、車へと向かう際、同じ年の熱血コーチが微笑みながら「息子さん、泣いてますよ」と教えてくれました。見ると10郎は顔をくしゃくしゃにして泣いていました。終わってから悔しさがふつふつとこみ上げてきたのでしょう。相撲大会、空手大会で惨敗を喫して以来です(笑)。じいじ、ばあばにいいところを見せることができなかったこともあるだろうし。8郎はあえて声をかけませんでした。ダラダラ平穏に生きるより、挑戦して負けるほうが絶対にいい。悔しさこそ、エネルギーを生むんだ(またしても昭和世代の登場です)。練習して、結果を出すしかない。

 

 夜は居酒屋での「お父さん会」に初めて参加。50代手前の監督が「最近の若いお父さんは飲みませんから」と嘆くように、5人しかいませんでしたが、第二次ベビーブーム世代同士、野球・教育談議で盛り上がりました。かつては強豪ながら、現在は選手数の減少で優勝から遠のいているわがチーム。監督と低学年のお父さんらで「(10郎ら)3年生以下の仲間を増やし、彼らが6年生になるころには再び県大会に出場できるチームに育てよう」と意気投合しました。お酒も進み、とても楽しかったです。8郎は息子だけにピントを合わせず、出場した全員の写真を撮影していたので、妻を通してグループLINEで提供したところ、喜んでもらえました。しかし、「次回はA代表もBもお願いします!」と頼まれる始末。勉強する時間がなくなる~(笑)。でも、子供の1年はあっという間。8郎にも出来ることはやってみたいと思います。

 

 10郎が野球を始めて2カ月余り。勝ちにこだわる姿勢に変わりはありません。でも、勝とうが負けようが、息子が挑戦し、くじけ、また挑戦する姿を見ているだけで、親の人生も充実することを実感しています。言うだけじゃ絶対子供は育たない、親である自分がやってみせなければ、と痛感します。逆に子供に感謝ですね。

 そして、D300。引退したのはユーザーのマインドだけであって、君はまだまだ現役バリバリだね! 愛息10郎の一投一打にピントを合わせるために、これからもよろしく。

 

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 先日16回目となる人間ドックを受けてきました。身長は179.6㌢と180㌢に届かず(まだあきらめてない!?)。体重は再び70㌔台に別れを告げ、81.6㌔に(泣)。70㌔台の世界いずこ~、と何度書いてきたか分かりませんね(笑)。総論的には「体重さえ落とせば健康」という例年通りの指摘でした。あきらめずに減量を続ける決意です。

 朝何も食べていない胃を満たしてあげようと、久方ぶりに浦添市内の「ふく家」へ。豚肉生姜焼き定食です。おいしゅうございました。ちなみに味噌汁もうまいっす。ガッツリ食べたいときには食べる、それが、8郎なりの減量を続けるこつだと思っています(何年言ってる?)。

 息子の野球に気を取られ過ぎている間に、気が付けば自分の“人生最後”と位置付ける資格試験まで2カ月を切りました。息子に偉そうに「素振りを繰り返せ」と言ってるくせに、父の勉強ははかどっていません。8月3、4の決戦2日間にピントを合わせなおし、一問一問、地道に問題を解かなければなりません。今日はこれにて。


マルガリータ Jr

2019年06月01日 | 学童野球

 かつて米大リーグに、ケン・グリフィー・Jr(ジュニア)という走攻守そろった名選手がいました。本塁打王4回(通算本数歴代5位)、10年連続ゴールドクラブ賞などの輝かしい実績だけでなく、父であるケン・グリフィー・シニアと同時出場を果たし連続ホームランを打つなど、メジャー随一の父子鷹ストーリーでも有名です。今年引退したイチロー選手もリスペクトしていたようですね。パワー野球の象徴マグワイアやソーサ、そしてボンズなどの薬物に頼った選手とは一線を画すクリーンさも、今も米球界で生きる伝説たりえる理由です。

 なぜ、急に過去のメジャーリーガーの名前を持ち出したのかというと、ほとんど筋トレをしなかったというケン・グリフィーJrのスイングは、今YOUTUBE等で見ても、力みがなく、美しく、同じく左バッターの10郎にも真似してほしいスイングだと思っているからです。

ケン グリフィーJR.のスイング

 野球に興味のない方には冒頭からつまらない話ですみません(笑)。

 

 ということで、本題です。

 

 我が家のジュニアこと愛息10郎は、シニアこと8郎から低血圧を受け継いだのか、同じく朝に弱いです。

 毎朝目が覚めて布団から出ても、立つことができず、ゴロゴロしています。シニアこと8郎が部屋から出てよく見る光景です(笑)

  そんなジュニアに大きな変化が訪れました。丸刈りにしたのです! シニアこと8郎の強制ではありません。ジュニア自ら母に直訴したそうです。それまで丸刈りというキーワードを聞かせるだけで「絶対いやだ!」とのたまっていたジュニアの変わりように、父母は大喜び。やはり、野球のうまい先輩たちを見て、かっこいいと思ったのと、初の公式大会を前に、自分でも気合を入れる必要性を感じたのだと思います。

 床屋が休みだったようで、シニアこと8郎が会社から帰宅後、バリカンで刈ってあげました。ビフォー、アフターでお見せいたします。

 まずはビフォー。人生初の丸刈りに挑む、多少緊張感に満ちたジュニア。

  そしてバリカンで約20分後のアフター。マルガリータJrの誕生です! 

(注)シニアこと8郎の髪型が純粋に丸刈りと言えるかどうかの「不毛」な議論は置いといてください。

 ご機嫌のジュニアは、お得意の「ネズミ小僧」も披露してくれました。丸刈りして、幼くなった感がさらにたまりません(妻も共感)。親ばか御免で、まだまだかわいいっす~。

 そんなマルガリータJrは、来週、少年野球大会で小学校4年生以下のCクラスに出場します。前述の通り初の公式戦です。名護からじいじ、ばあばも観戦にやってきます。シニアこと8郎はグリフィー・シニアのように同時出場は果たせませんが、専属カメラマンとして応援するつもりです。楽しみです!⚾

 

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 話は変わって。先日、いちどぅしの亀さんと久しぶりに飲んできました。場所は那覇市内にある8郎の隠れ家的BARです。じめっとした梅雨の夜だったのでテキーラベースのマルガリータではなく、酸味の強いコロナビールでのどを潤しました。2次会は亀さん一押しの栄町のBAR「STEREO」で、おっさん二人、人生観や邦楽談義で楽しい時間を過ごしました。亀さん、楽しかったぜ。また行こう。Tら~とも早く飲みたいね。

 さて、そろそろ、練習を終えた汗くさいマルガリータJrが帰宅するのを前に、シニアこと8郎は風呂を沸かさなければならないので、今日はこれにて。