沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

平成最後の三振デビュー

2019年04月30日 | 学童野球

 改元と10連休という話題豊富な2019年の大型連休の真っ只中。ちょっと時間を戻して、8郎家の話です。

 8郎家では毎年恒例ですが、大型連休の始まりに一年で最大のメモリアルデーを迎えます。妻と10郎の誕生日🍰です。10郎は9歳に、妻は●歳になりました。今年は8郎が仕事のため、もろもろの準備ができず、くら寿司でディナー(笑)。自宅でケーキを食べて、質素に祝いました・・・。いやいや、これだけでも十分すぎるほどのぜいたくです。家族3人、身を寄せ合った平成最後の誕生祝いとなりました。お二人さん、これからもよろしくね!

 おまけショットは、くら寿司で食べたビントロ(200円)。おいしかったぁ。

  さて、10郎への平成最後のプレゼントは、本人の希望通り3DSというゲーム機と人気ソフトらしい「爆釣りバ―ハンター」にしました。別売り器材を含めると何と2万8千円です! 9歳の誕生日にこんな高いプレゼントでいいのかと、ぎりぎりまで迷いましたが、ゲーム世代の今の子供たちは多くが3DSを持っているそう(10郎談)。少年時代、ファミコンすら買えなくて、とても寂しい思いをした8郎、自分と同じ思いを子供にさせたくはないという気持ちも働いたのかもしれません。プレゼントの中身を知ったときの愛息の喜びの表情をご覧ください! 顔に出る子だぁ。

 10郎、買ってあげるが、その代わり勉強、野球、生活スタイルでの指導、どんどん厳しくしていくぞ。覚悟しやがれ! 

 ちなみに妻への平成最後のプレゼントは、妻が最近ハマっている山歩き用のと考えています。親友と月一で実行しているのですが、とてもいい趣味だと思うので、応援したいと思っています。

 

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 さて、10郎が所属する野球チームは毎週土日、各地で練習試合を行っているのですが、早くも10郎の実戦デビューが実現しました!(ルールすらまともに覚えていないのに。と言っても3年生以下のCクラスですが)。8郎は仕事で見に行くことができなかったのですが、妻が写真や動画をLINEで送ってくれました。

 注目の初打席は空振り三振に終わったそうです。妻いわく「3球とも思い切り振っていた」と言っていましたが、本人はやはり悔しかったのでしょう。帰宅後の父にあまり話してくれませんでした。そこで、ザ・昭和世代🔥の父は、永遠のミスタープロ野球こと長嶋茂雄デビュー戦4三振の伝説(超古!)を持ち出し、「4三振しても長嶋のフルスイングは、大投手金田正一を『こいつにはそのうち打たれる』と震え上がらせたそうだ。長嶋のように、結果を気にせず絶対に打ってやるというフルスイングで相手をビビらせる男になれ」と伝えました。10郎は、まだまだあどけないねぼけまなこで聞いていました(笑)。

【後記】妻が兄に同じ動画を送ったところ、兄も長嶋の4三振の話を持ち出し、10郎を激励したそうです(笑) ミスターの生きざまは日本中の元野球少年たちの心の支えですね!

 妻が送ってくれた別の写真です。買ってあげたグローブで10郎が守備をしている~。それだけで父は感動MAXです。

 次の日の試合も妻がLINEを送ってくれました。第1打席は三振でしたが、次の打席ではボールを見極め、自分のフォームでスイングしていました(結果はファウルフライ)。かっちょよかったぜ。きっと次につながる! 週5回、同行サポートする妻の難儀にも感謝していますが、同時に息子の成長を間近で見られることがうらやましいでもあります。8郎も土日の出勤や資格講座などなければ、毎日同行して、10郎とともに青春をもう一度体験したいくらいです(笑)

 連休中に初めて8郎も参加。Cクラスの試合には間に合いませんでしたが、仲の良い先輩と記念撮影してあげました。

 仲間たちと白球を追いかけるグラウンドには大事なものがいっぱい詰まっているよ! ゲームの世界にそれがあるのかどうかは、君自信で確かめてほしい。

 

 30年前に、故・小渕元首相が国民に知らしめた平成も残り1日。日に日に成長し、令和の時代を生きていく息子の姿に、3元号目の父も負けないように頑張るぞ!


改元連休もお勉強

2019年04月29日 | スキルアップ

 史上まれにみる「10連休」かつ「平成最後」となる大型連休に突入しました。みなさんは、楽しい計画を立てているでしょうか。それにしても天候がすぐれないですね。まさか、連休中に梅雨入りしてしまうとか!?

 8郎は業務上、もちろん10連休とはなりませんが、なんとか2連休と3連休が取れそうなので、それはすべて勉強に充てたいと思います。人事異動による引継ぎなどのバタバタで、3、4月と勉強時間が目標にまったく届いていないからです。今年に入って4月末までの総勉強時間は100時間をこえた程度(泣)。通算時間も600時間を超えたばかりです。8月の本番まで800時間を目標に頑張ります! 自宅に引きこもり、問題集やPCと向き合わなければなりません。

 完全なる暗記科目の「中小企業経営・政策」も、ようやくWEB講座が始まったので、スパートをかけていきます! アマゾンで問題集も買いました。

 「今年で5科目合格」という計画はすでに実現困難という窮状ではありますが、少ない時間ながらも地道に取り組んでいたところ、うれしい出来事もありました。WEB講座の視聴を終え単語帳を作成したばかりの「経営法務」。試しに5年前の過去問に挑んだところ、なんと62点! いきなりの合格ライン突破です。もちろん、まぐれもありますでしょうし、実「経済学・経済政策」など当初12点しか取れませんでしたから(驚)。前にも書きましたが、この科目は昨年爆弾科目だっただけに今年は易化が想定されるので、うれしい手ごたえとなりました。この科目はいいイメージを維持したまま、早めに当確ラインに乗せるぞ!

 

 堅い話だけでは何なので、おいしゅうございましたシリーズです。那覇市久茂地の「す~る」でランチを食べてきました。ソーキそばセット(950円)です。残念ながらジューシーが売り切れだったため、白米と油みそでした。透き通ったかつおだしとソーキ肉が最高でした。オフィス街だけにお上品な沖縄そばでしたね。

 おいしかったけど、70㌔台に戻すためにも、なるべくランチは食べないぞ~。

 

 平成から令和に改元する時代の節目を、そして時を同じく訪れた奇跡の10連休を、自宅学習に充てる・・・こんなイケてない45歳ですが、自分で選んだ道なので、一歩一歩進めてまいります! ぎりぎりまで車中泊やキャンプの可能性を探りたいですが、厳しいだろうなぁ~。


うりずんの完歩

2019年04月21日 | 風物詩(やんばる)

  ハーフマラソン3度目の挑戦となる「古宇利島マジックアワーRUN in 今帰仁村」に夫婦で出場してきたので、ご報告いたします。

 午前9時に浦添の自宅を出発。曇り空とはいえ、涼しくて過ごしやすいうりずんの気候の下、いったん名護に向かいます。名護のじいじ、ばあばに10郎を預けて、8郎夫妻は主会場である今帰仁村運動公園へ。レース開始が午後3時半にも関わらず、早めに動いたのは、先入りして会場近くの駐車場を確保するためでした。

 途中、ランチの弁当を買うために、名護市宇茂佐の弁当屋「こころ」に数年ぶりに立ち寄りました。ここは8郎が名護勤務時代に夫妻でよく利用した店です。そもそも自宅アパートの隣に位置していました(笑)。写真左が「こころ」、右が8郎らが住んでいたアパートです。10郎が生まれ、家族3人での生活が始まった思い出の場所でもあります。妻と昔話で盛り上がりました。

 当店名物『豚肉のミルフィーユ弁当』(550円相当)を購入! いざ、会場へ。

 会場の今帰仁村運動公園に到着。きれいな芝生でした。

 1時間後にはこのように奥まで車がいっぱい。早めに来てよかった。

 スタートは4時間近く先なので、とりあえず車内をフルフラットにして、妻と二人休憩。早速『豚肉ミルフィーユ弁当』をいただきます。数年ぶりでしたが、相変わらずうまい! 4つのカツそれぞれの味付けが違うというこだわりです。県都那覇にだってこんなにおいしい弁当屋はないと思っております。

 天候はずっと小雨でした。愛車エクストレイルの中は快適でした。多くの方が車中待機でしたが、フルフラットはほとんどいませんでしたね。ありがとう、エクストレイル。

 体育館で、受付を済ませ、ゼッケンやTシャツなどを受け取りました。数人の知り合いに遭遇。沖縄は狭い。

 ゼッケンとともに、パンフレットなどが同封されていたのですが、地元出身の歌手さんらしきCDも入っておりました。一人一枚ということは、この日だけで3千枚余配布されたということ(驚)。大城バネサさん、村の一押しなんですね。 

  本やアイパッドなどで時間をつぶし、2時ごろにはおやつとして、高速の伊芸SAのパーラーで購入していた「伊芸バーガー」(ドリンクセット600円)をいただきます。写真では、荷物に挟まれ多少つぶれた形となっています(謝)。しっかりとしたハンバーグでトマト、玉ねぎの定番組み合わせ、多めのマスタードも最高でした。ただバンズが厚かったですね。バンズは残しました。

  午後3時、スタート地点への呼びかけアナウンスが始まりました。カロリーは十二分(過剰?)に補給したので、元気よく向かいます。妻もこの時まで元気いっぱいだったのです・・・。

 号砲を前に、わさわさするランナーたち。

 8郎がうしろを見るとこれだけしかいません(笑)。どんだけ最後尾だばー。

 午後3時半、ついに号砲! 沿道から村民の方々が声援を送ってくれました。

  運天港前を右折すると、一番きつい上り坂です。前半最大の難関です。

 坂の途中では、地元の子供たちがタッチで応援してくれます。みんなかわいいねー。満面の笑顔にエネルギーをもらいました。数年前の10郎を思い出しました。

 この坂を上り切れば、ワルミ大橋へと向かう交差点で10郎を連れたじいじ、ばあばが待っている予定です。ところが、妻は「みぞおち辺りが痛い」と言い出します(汗)。しばらく頑張りましたが、「やはりリタイアする」と、わずか3㌔地点で断念。練習不足だけでなく、レース前の暴食も原因か。参加費4500円なので、1㌔当たり1500円の高額イベントだったことになります。残念無念! 健康第一なので仕方ありません。

 交差点では10郎とじいじ、ばあばの姿が。10郎に「お母さんを車に乗せてあげてくれ」と伝言し、走行を続けます。息子の顔を見ると、「やっぱり完走しないとかっちょ悪いな」という思いが強まってきました(笑)

 道の駅リカリカワルミ前では地元の少年野球チームでしょうか、子供たちがトマトを配っていました。おっさんにもくれ~。

 ワルミ大橋からの絶景とトマトの酸味が体に効きました。妻から「じいじばあばの車に乗りました」とメールが届いて一安心。

  ワルミ大橋を渡り、名護市屋我地に入ると、過去2回と同じ光景を目にすることに。先頭集団とのすれ違いです(笑)。もう古宇利島から戻ってきたんですか!?

 古宇利大橋が見えてきました。いつもながらの絶景です。

  橋の上では「あわもり君」なる方と遭遇。その恰好でどうして8郎より早いの~。

 知り合いとの遭遇らしきSCENEも多く見られました。

 古宇利島ももうすぐだ。

  古宇利島に上陸すると、ほぼ中間地点です。最初の制限時間はクリアできそうです。 

 計時板にはこのような数字が。10㌔に1時間半かかるって、かなり遅いですよね(笑)。気持ちを切り替え、後半に挑みます。

  折り返しの古宇利大橋は風が強くなりました。右ひざの上の筋肉が引きつってきて焦りました。

  この上り坂もきつかった~。 

 最後の足切り地点である15㌔地点を超えました。右手はワルミ大橋です。でも両足は限界です。走ることが難しくなってきました。正直、完走をあきらめかけました。歩きながら「とりあえず一歩ずつ行こう」と心に言い聞かせました。

 頑張ってワルミ大橋を渡り切ったところ、沿道の方から今帰仁名物のスイカシークヮーサージュースをいただきました。甘みと酸味が最高でした。これが効きました! 

 しかりワルミ集落付近に来ると、左足のアキレス腱、右ふとももの裏側まで引きつり始めます。歩くだけでも痛いので、もう走るのは無理です。所持していた200円を使い自販機で最後のアイテムを購入することに。炭酸飲料です! しかもマニアックなチェリオのクリームソーダ。これが最後の最後のエネルギーを供給してくれました。冗談でなく本当です(笑) 炭酸のないわが人生など考えられません。

 謎のチェリオパワーで歩行を続け、応援する人の数が増えてくるゴール前100㍍ではラストスパート(笑) ほぼ最後尾でしたが、よたよた歩いてのゴールだけはさすがにかっちょ悪いなと自尊心が働いたのです。ゴール前で写真を写している間に5人くらいに抜かれましたが、でも順位など、もうどうでもいいっす。歩いて歩いて、たどり着いた、自分なりのゴールですから。

 人生で初めて22㌔を走破(完歩?)しました~! 

 感想としては、過去の金メダリストの名言をパクらせていただき(常習犯)、

 「自分で自分をほめてあげたい」

 「すごく楽しい22㌔でした」

 ということにしておきますね。

 

 車内で体をふいて着替え、妻にLINEで結果を報告。右はコースターにも使えるという完走メダルです。

 午後7時半ごろには車も大半が退場していました。特に渋滞になることもなくエクストレイルを出すことができました。会場内駐車場にしてよかった~。

  翌日の新聞を見ると、2967人が完走し、完走率は92.2%だったそうです。ほぼ全員あらに! 過去2回とも9割にも入れなかったのかと思うと、完走を喜ぶどころか、情けなくもなった45歳です(笑)

 さて、家族を迎えに行き、「焼き肉きんぐ」で打ち上げです。ところで、この店。店内の居酒屋的な客の盛り上がりはいいのですが、店員さんの大声にはかなり辟易しましたね。メンタル系オーナーがよくやる自己満足の発声法を研修で植え付けられたのでしょうか。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」はそんな大声で言うものではありません。ここは家族、友人が食事と会話を楽しむところであって、そもそもグラウンドではありません。悪いのはバイト生でなく、メンタル系オーナーでしょうが。

 肉をたらふくいただき、22㌔で破壊された筋肉にたんぱく質を補給します。おいしゅうございました。

 サイドメニューも豊富でした。

 その夜はもちろん爆睡。翌朝午前8時まで、一切の夢も見ませんでした。ハーフとはいえ、完走したという充実感に包まれたのでしょう。参加してよかったと思っています。

 以上、うりずんの季節の45歳ハーフマラソン完走(完歩?)報告でした。

 今度はフルマラソンに挑戦しよう!などという気持ちが全く起こらないのは、もともと短距離的体質だからと自己分析しています。

 

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 以下は余談です。 

 翌朝、筋肉痛と戦いながら庭に出てみると、オオゴマダラさなぎがあるではありませんか。ばあばが職場の方からもらってきて、庭の木につけたのだそう。10郎を喜ばせるためかな。10郎が「このさなぎはほかの虫に食べられないように毒を持っているんだって」と豆知識を披露してくれました。

 よ! 昆虫博士ならぬネズミ博士(笑)

 さて、浦添に帰る前に、お世話になったじいじ、ばあばをお連れして、やんばるドライブです。母のサングラスをかけて、怪しげな目力を見せる10郎。何を隠そう、彼には計画があるのですよ。

 ランチの目的地である大宜見村への途上、ちょっと奇跡的な出会いがありました。前を走っているエクストレイルの車両ナンバー4桁が、8郎らのエクストレイルとまったく一緒だったのです! なかなかないですよね、こんなこと。8郎らもある意味を込めて選んだ番号だけに、このドライバーさんも同じ考えだったのか想像してしまいました。ラッキーな出来事に家族全員喜んでいました。

  ばあばのご推薦「和そば 江洲の花」に到着。 名護市からは30分で行けますね。

 和そば(並1000円)を注文。8郎だけが大盛(1500円)にしました。メインのそばが出てくる前に、かなりの天ぷらを出すということで、店主の男性から「そばは並で十分だよ。食べられないよ」と言われましたが、食いしん坊の意地を張り、強行。結果、「つくる人の言うことは聞くもんだ」と反省することしきりの結果に。写真では分かりませんが、そばはかなりのてんこ盛りです。すでに、たら、えりんぎ、ゴーヤーなど8種類の天ぷらを食べた(食べさせられた?)あとだったので、久しぶりに膨満感に苦しむことになりました。

 量には驚かされましたが、味的にはおすすめの店です。ただ、那覇から遠いのが難点ですね。

 その後、名護に戻ると、10郎が「サンエーに行きたい」というので、為又店に向かいました。昨日、父母がマラソンをしている間に、来週に迫った自分の誕生日プレゼントの下見を、じいじばあばとジャスコでしてきたらしいのですが、見当たらなかったそう。そこで今日をラストチャンスを見据え、なんとしても探し出すつもりだったのです。めでたくお目当てのブツが見つかり、じいじ、ばあばは初孫の希望に沿って、ベイブレードスタジアム(5000円相当)を買ってくれました。毎度、ありがとうございます。ご両人に別れを告げ、浦添に向かいます。

 いったん休憩しようと、道の駅許田の仮眠室(初使用)で3人横になりました。ぐったりする老夫婦を横目に、計画通り一週間前に誕生日プレゼントを手にすることができた8歳坊主は上機嫌。来週には9歳になります。父8郎は祖母にものを買ってもらった記憶などほとんどございません。じいじ、ばあばにはいつか必ず恩返しをしろよ!

 30分ほど体を休めた後、道の駅でソフトクリームを購入。相も変わらず食いしん坊一家です。

 やっぱり、おいしかった~。 

 さて、明日からは業務的に忙しい一週間となりそうです。起床後の足腰の状態が気になるので、今日はこれにて!


シーミーの試走

2019年04月14日 | 風物詩(やんばる)

 愛息10郎が入団予定の少年野球チームの公式試合を、家族3人で初めて観戦、応援してきました。8郎も監督やコーチにごあいさつを済ませ、10郎が正式に入団することを伝えました。監督、コーチらは10郎を大歓迎してくれました。とても雰囲気のよいチームだと感じましたね。

 試合は9対0のコールド勝ち! なかなかの強豪というのはうそではなかったようです。でも、8郎らが中座したあとの2回戦では、宜野湾の強豪に0対5の完封負けを喫したそうです。上には上がいるのですね。 

 公式戦を初めて間近に見て興奮する10郎。大きな声を出して応援していました。 

 試合後のミーティングにも堂々参加。チームで戦うんだということを学ぶ場ですね。早くユニフォームを着させてあげたいなぁ。

 さて、8郎家は2試合目を見ずに中座し名護に向かったのですが、2つ理由がありました。一つは翌日のシーミー(清明祭)の準備、もう一つは4月20日に迫ったハーフマラソン大会「マジックアワーRUN」に向けた現地での最後の試走です。

 途中、中城村の『プチ・スイート』で、墓前に供えるお菓子を購入。車中デザートもしっかり購入した食いしん坊一家です。おいしゅうございました。

 10郎は早速昼寝。眉をひそめる寝顔は、我ながら8郎にそっくりです(笑)。別に悪い夢を見ているのではなく、先天的な副鼻腔といいましょうか、簡単にいうと年中鼻の調子が悪いのです。低気圧もからむと眉の当たりに鈍痛が発生するので、自然と眉をひそめるような表情になってしまうのだと思います。毎朝、起きるのも本当につらいです。遺伝したくなかった体質ですが、現代医学でも治せないということで、どうしようもありません。早寝早起きで立ち向かうしかない!

 宜野座ICで降りて、東海岸線コースを選択。ここは車の通行量も少なく、景色もいいので定番コースです。トンネルを通過。

 妻の兄が仕事でこの日は来れないというので、8郎も墓掃除を手伝うことになりました。1時間ばかりはさみで雑草を刈りまくりました。おかげで両腕は腱鞘炎寸前。コップを持つ手がぶるぶる震えたので妻に笑われる始末(笑)。でもかなりきれいになりましたよ。

 掃除が済んだあとは、今帰仁村の古宇利島へ試走に向かいました。10郎はじいじばあばに預けました。

  走る前に、腹ごしらえということで、8郎の希望で『岸本食堂』へ。入店が15時ごろだったので、残念ながらジューシーは売り切れていました。注文したソーキそば(大)は、甘口のカツオダシとソーキ、そしてもっちり太麺の組み合わせが最高でした。出会って10数年の当店ですが、8郎にとって不動のナンバーワンそば屋です。

 古宇利島に移動。道の駅に車を止め、いざ試走! 前回同様、曇り空です。満腹のため、体が重い(当然)。

 曇り空にも関わらず、美しい海です。心地よい海風が背中を押してくれます。

 橋の中間あたりで、ちょっと気味の悪いものを発見。並べそろえられた子供の靴です。

 女の子用だと思います。。。欄干手前に置いてないだけ、飛び降り、一家心中などを疑いはしませんが、いたずらならかなりの悪趣味です。観光客家族が記念撮影のときに脱ぎ忘れた子供靴だと考えることにしました。大会に向けて、そのうち実行委員会が片付けるでしょう。

 さて、満腹だということもあって、試走は計6㌔程度にとどめました(短か!)。 復路では妻も限界をPR。

 8郎は少しでも筋肉をいじめようと、妻を置き去りに(酷)島まで走り続けました。このセコい努力が、本番でも生きるかな?

 道の駅で、前回同様にアイスクリームで疲労回復。一瞬にしてカロリーを過剰に取り戻すはめに。

 帰りがてら、以前から気になっていた今帰仁キャンプ場を視察。ここ数年人気が急上昇しています。管理人さんから話を聞くと、GWはすでに満席だそうです。車中泊の候補地だったのに~。いつか利用します。 でも正直、WEBで見るより、ちゃっちい感じがしました(謝)。集落が目の前なので、安心安全ではありますね。実際に女性二人だけでのキャンプ客もいました。

 帰宅後、たんぱく質補給にと肉と刺身をたらふく食べました。ばあばが料理してくれました。もちろん、その後は夫婦ともに爆睡です。

 翌日は、10郎とバッティングセンターへ。じいじが買ってくれたマイバットを持参します。 

 実は、昨日もじいじばあばとも来て、7回も打ち込んだという10郎。そしてこの日も結局7回挑戦! 1400円やで~。球速を80㌔から90㌔に格上げして打ち込んでいました。公式試合を見て、やる気に火がついたな! 父は見ていて頼もしかったです。バットのヘッドが下がらないように教えました。

 その後は、おなじみ21世紀の森公園でキャッチボール。芝が雨に濡れていましたが、ほぼ貸し切り状態。名護って本当に子育てにはいい街ですね。

 その後、妻の兄一家も合流。お墓の前でウートートーを済ませました。雨天のため、弁当は家で食べることに。10郎のいとこにあたるタカ坊とHANAちゃんも元気いっぱい。コワモテ8郎を悪役に仕立て、逃げ回ります。コワモテのおっさんに捕まると「地獄のこちょこちょ攻撃」を食らい悶絶してしまうからです。悶絶経験が豊富な10郎は父に『邪悪なおハゲさん』と新たに命名。年下二人の恐怖感をあおります。2、3年前につけられた「妖怪ハゲアブラ」(酷)は、どうやら卒業できたようですね(笑)

 みなと別れを惜しみあい、名護を発ちました。

 帰路の高速のPAでアイスクリームとアメリカンドッグを買った、食いしん坊父子で~す。ところで、PAってなんだか寄りたくなりませんか?

 

 以上、シーミーの試走でした。

 3度目の挑戦となる大会本番は、22㌔の完走を目指します!(過去2回とも12㌔程度でリタイア)。45歳おっさんと妻の挑戦、応援よろしくお願いいたします。

 ところで、8月頭に本番を迎える資格試験の勉強は全然進んでおりません。やばいっす~。

 今日はこれにて。勉強もせずに眠ります! 疲れたっ。


息子のグローブ

2019年04月07日 | 学童野球

 新しい部署での引継ぎ作業のため残業中だった8郎に妻からLINEが届きました。LINEには愛息10郎のこのようなりりしい姿が添付されていました。

 10郎、ついに地元の少年野球チームへの入団を決意したのです! 

 正式な入団手続きはこれからですが、8郎にとって今年一番のニュースとなりました。ついでに体験入団までしてきたとのこと。人手不足に悩まされるチームから温かな歓迎を受け、帽子や練習着まで貸してくれたそうです。よかったね!

 キャッチャー姿もかっこいいぜ☺ 出るか、ジュウキャノン!

  サッカーやハンドボールに心が移りかけていた10郎を、野球に導いたのは一体なんだったのか。PL世代の父母やON世代の名護のじいじの思いも伝わっていたのは間違いありません。さらに、テレビから流れる、メジャーで二刀流の大活躍をする大谷翔平選手、そして3月に引退を表明したイチロー選手の雄姿の影響もあったことでしょう。しかし、本人いわく、決断の理由は、野球チームに所属する学童の1年先輩から「お前、コントロールいいな。野球やれよ」と声をかけられことだそうです! いつの時代もパイセンの力は大きい! 10郎は「今まで〇〇兄ちゃんと呼んでいたけど、明日から〇〇先輩と呼ばないといけないんだって」と言っていました(笑)

 学童の先生によると、その直後、学童内でありとあらゆる友達に「一緒に野球やろうぜ」と声をかけまくっていたとのこと。自分が迷っていた割に、勧誘は早いな!(笑)

 ということで、今回から新たなカテゴリー「少年野球」を設けました。今後増えていくことは間違いありません。完全な親ばかカテゴリーですが、よろしくお願いいたします。

 

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【閑話休題】そんな10郎が奇病を経験したので記録として残しておきます。両ほほがまるで化粧をしたかのように赤くなり、全身にも湿疹が出たのです。しかし、熱もないし体調も普通とのこと。ネットで検索すると「リンゴ病」のようです。8郎も初めて聞きました。このような病気があるのですね。妻情報によると学校でも感染者がいたと通知があったそうです。妊婦さん以外は特に心配することはないようなので一安心。一度かかったら二度とかからないそうです。キャッチボールをするころにはほとんど目立たなくなっていましたよ。

 

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 ということで、家族3人で早速、沖縄野球少年のメッカ、奥武山スポーツ店にグローブを買いに行きました。10郎は体験入団で、先輩たちから「これはおもちゃのグローブだ」と言われ、悔しい思いをしたそうです。実は父はその思いを君に味わってほしかったんだ。なにくそ、と思えばいい。道具は違えど、うまいのは俺だ、と言えるくらい練習すればいいのさ。「お前は東大に行って弁護士か医者になるんだ」としか言わなかった父ちゃんの父ちゃんは、それでもグローブを買ってくれなかったが、父ちゃんは君に買ってあげたいんだ。

 マンションの窓から仰ぐ空はすっかり夏模様です。野球日和です。

 奥武山スポーツ店では、本人が選んだ黒のローリングス社製を購入。1万3500円の2割引で1万円ちょいでした。父がこれまで買ったやつより高いのは言うまでもありません。店主さんが早速たたいて柔らかくしてくれました。

 キャッチボールをしようと、久しぶりに豊崎のにじ公園へ。多くの家族連れでにぎわっていました。いつまでもこんな平和な日本でいてほしいっす。とはいえ、この公園で遊んでいるのは沖縄でいう富裕層のような気がしました。

 新しいグローブを手に、ポーズを決める10郎。決まってるぜ! ゴロやフライもどんどん捕れるようになってきています。

 新しい駐車場は1時間以内なら無料ということで、父子練習は30分程度で終了! 青空の下で、有意義な時間を過ごせました。

 帰りがてら小禄のそば屋『とらや』でランチ。ソーキそば(中)とキンプラゴボウ乗せごはんを注文しました。妻も絶賛していましたが、ここのスープはカツオが濃くてうまい!(昭和世代のおっさんにとっては、ちょっとこぎれいすぎる味ではありますが・・・)。ソーキもおいしいっす。人に紹介してもハズレのない店ですね。

 

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【10年後の10郎へ】今日、君に贈ったのは、ただのグローブですが、父ちゃんから万感の思いを込めた贈り物です。今の君は、その思いを理解できないと思うが、いつか分かってくれる日がくるかな。とにかく大事に使ってほしい。試合に負けても投げたりするなよ! 野球は人生で大切なことを教えてくれる、単なる競技スポーツを超えた“人間教育の場”です。野球での経験は、父ちゃんがどんな言葉でも君に教えてあげることはできないものを君に与えてくれるだろう。苦しい練習でも、簡単にあきらめるなよ。チームワークを学び、一球入魂、フルスイング、全力プレーを全うしてほしい。君がユニフォームを着て、グラウンドに立つことを想像するだけで、父ちゃんは自分ができなかった夢を果たしてくれるような気がして、今から興奮しています。この選択までの道のりは、結局、父ちゃんの身勝手だったのかな。そうであるなら反省します。でも、野球道という選択を、いつか大人になった君が後悔することは絶対にない、と信じています。

 とにもかくにも、父ちゃんと母ちゃんは、世界中のどんなスタープレーヤーより君を応援するぜ! 

 チバリヨ―! 10郎。