沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

往年のリゾートも満喫

2014年09月23日 | スキルアップ
 妻が職場の厚生施設、恩納村のムーンビーチホテルの一室を借りることができたので、急遽、宿泊して遊んで来ました。とはいえ、8郎は夜勤だったので、妻子だけ先に向かいました。夕方過ぎ、妻がスマホから送ってきた写メールです。いいね、10郎、アコークローの砂浜で、リゾートムードばっちりです。それにしても涼しげ~。
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 夜勤を終えた8郎は、午前1時すぎに浦添を出発。ムーンビーチには丑三つ時に到着しました。人っ子一人歩いていない南国情緒漂う廊下を歩きます。ムーンビーチホテルは海洋博覧会の年(1975年)に建てられた沖縄随一の老舗リゾート。老朽化も感じますが、古きよき(?)高度成長期、バブル時代のリゾート感に満ち溢れていて、なんだか懐かしさも感じました。
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 しか~し! 妻子が泊まっていた北棟の隅っこにある部屋は従業員用施設というか、南棟とは明らかに落差を感じました。室内も、いまどき民宿でもこういう設備はないというほどのものでした。とはいえ、ほとんど無料で借りているので文句をいわず、すぐ床に(ベッドなし)。10郎はすやすやと眠っていました。
 翌日、ついにビーチへ。写真の10郎はしかめっ面ですが、水遊びを大満喫していましたよ。
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 さすが、西海岸では珍しい自然のビーチです。60センチ級のタマンが足元を泳いでいくのも見えましたよ。なかなか上がろうとしない10郎を「ほら、お父さんの足を噛んだモンガラカワハギもいるよ。これ以上泳いだらお前も噛まれるよ」といって、水から上げました(笑)。その後、プールにも入りましたが、ちょっと冷たかったですね。
 帰り際、名残惜しいので南棟のバルコニーからビーチを撮影。きれいですねー。機会があればまた来ます。
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 帰りがてら真栄田岬近くのフレンチレストラン「仏琉家(ふるや)」に。3年ぶりくらいかと。背の高いオーナーシェフもお元気そうでした。1300円程度で本格的なコースメニューが楽しめますが、今回は10郎にも分けてあげるという前提なので、夫婦ともにプレートを注文。8郎は恒例のビーフストロガノフ。紫のやつは紅いもかと。相変わらずおいしゅうございました。
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 愛嬌をふりまく10郎はシェフからちんすこうをもらいました。やったね!
   
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 小型船舶1級の免許証の交付を受けてきました。沖縄総合事務局で待つことわずか10分程度で受け取った免許証は、かなりペラペラで感激も3割減でした。ちなみに妻の感想は一言「怖い顔で写っているね!(笑) 早く船に乗りたいっ。
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 【追記】潜水士の免許が紛失していることに気付きました。おそらく3年半前の引越し時だと思われます。潜水士免許証を今後実際に使用することはないとは思いますが、国家資格なので失くしたままではまずいかなと思うので、再発行をするかどうか迷っています。


9月を楽しむ

2014年09月16日 | 食事処&飲み屋

 長年愛用したアディダスの偏光サングラスが壊れたので(犯人は4歳児)、さんざんめがね屋を回ったあげく、豊崎のあしびなー内にあるPUZZLEという店で、やっと気に入ったものを見つけたので購入しました。今回はニューバランス製。色、形、大きさなど希望に沿ったものを買おうとするとたいてい2万円を超える品揃えの中で、9千円台で買えたのはかなりのお徳感でした。もちろん偏光レンズ採用です。ナイキやオークリーは高い上にこれといったものがありませんでした。
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 9月も半ばとなり、夕方になると涼しげな風が吹くようになりました。とはいえ、夏の終りというにはまだまだ熱いわした島うちなー。まだまだ泳げるし、青い海と空はビューリホーです。本当にこの島に生まれてよかった(クーラーさえあれば)ということで、9月を楽しむべく3連休の最終日に家族3人で、恒例の南部ドライブをしてきました。まずは、ひと泳ぎしようと大渡海岸へ。
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 しかし、上写真でお分かりのように台風の影響で波が強く、満潮も重なり、愛息10郎には多少危険と判断。波打ち際でビーチコーミングをすることに。10郎のヘリーハンセンのラッシュガードが泣いているぜ。
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 20分ほど遊んで暑さのあまり退散。ランチは当ブログでも何度も紹介しているCafeやぶさちへ。相変わらずの絶景でした。
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 看板前で時代劇のようなポーズをとる10郎です。おひけーなすって。お客の9割は観光客でした。ていうか、ウチナンチュの姿を見なかったなー。
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 かーかーは20食限定という定食を。8郎はいつものオムライスです。
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 お味は格別においしいというわけではありませんが絶景というかくし味がそれはもう効いているんですね。ケーキもひとつ500円ですが、妻は迷わず2つ注文しました。写真はフルーツのほう。
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 満足したのか、おはこのゴモラの顔マネを見せる10郎です。ガオー。鼻の上のしわが最高っす。やりすぎたあとは一本筋が残ります(笑)。たまに本当に怒っているときもこの表情になるので、面白くてたまりません。子供ってかわいいですね。
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 泳げなかったのは残念ですが、楽しいドライブとなりました。8郎は夕方から出勤しました(泣)。
  
 下写真は、ドライブ前日の夕焼けです。
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 あまりにきれいだったので、なぜか急に花火がしたくなり、10郎を連れて近くのコンビニで花火を買ってきました。下の駐車場で家族3人楽しみました。写真が爆発しているように見えますが(笑)、安全に終了しましたよ。
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 ついでに買っていた日本酒(なんと炭酸入り!)とエイヒレのあぶりで一人晩酌。これも9月の楽しみということで。このブログも呑みながら書きました。
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 今日はこれにて。


41歳、船長に

2014年09月13日 | スキルアップ
 運命の日がやってきました。小型船舶1級免許の合格発表です。指定されたHPを開くと…。
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 ありました! 8郎の受験番号が。合格だー(写真はサイトを紙印刷したもの)。正直、落ちる可能性も高いと思っていたのでうれしいっす。41歳にして念願の船長となりました。船を持つ予定はおそらく一生ありませんが(悲)、一応国家資格なのでライセンスだけでもうれしいです。
 特殊(ジェットスキー)とあわせて8人が受験していましたが、掲示板をみると3人が不合格となっていました。8郎と同じ船だったU君は見事合格。これで、着岸でぶつけても必ずしも不合格ではないということが証明されました(笑)。別れ際の教官の笑みも、うそではなかったのですね。
 一方、8郎の隣の席で特殊(水上バイク)を受験していた茶髪の青年は見事落第。しょうがないっす。会話もしたので性根が悪い子ではなさそうでしたが、言葉遣いも悪いし、ペーパー試験なんて机に半身を寝かせるようにして解いていましたからね。実技試験を見たわけではありませんが、落ちたのはあの態度だったと思います。青年よ、世の中に自分を合わせることも必要だぞ。
 とにもかくにも、これで、8郎の海に関するライセンス(資格)は、①潜水士(2006年4月取得)②ダイビングアドバンス(14年8月取得)③小型船舶1級(14年9月取得)の三つとなりました。海に囲まれた沖縄で生まれ育った男として、万国津梁のDNAを受け継ぐウチナンチュとして、最低限の肩書きが揃ったと自負しております(大げさか)。法律的には20トン以下の船に乗って海外にまで船旅することが出来るのです!(やりませんが)。もう那覇育ちのシティボーイとは言わせないぞー(誰が言った?)
 最後に8郎なりの絶対合格のこつをまとめておきます。
(1)学科試験は海図だけ勉強すればよい(そのほかは常識でも7割はいけます。8郎はテキストを一読しただけ、練習問題は一切手をつけていません)。
(2)実技試験は一発勝負でも合格可能(ただ、①DVDを何度も見てイメージを頭に叩き込む②ロープワークを完璧にする③安全確認は大声でばかみたいに真面目にやる、の3点を守ることが前提です)
 ちなみに、かかった費用はテキスト代(コンパスやデバイダー等含む)約7千円、受験代約3万円、その他諸経費を合わせると、4万円ほどの出費となりました。ただ、どこかの講習を受けると4日間も通学させられた上に、13~14万円も取られるとか(その代わり試験免除という、国家資格にはあるまじき超恩典がついてきますが)。8郎はちょっとした努力で安くすませることができました(沖縄総合事務局に申請手続きであと2~3千円使うようです)。
 興味のある方は、ぜひ小型船舶を受けてみてください。2級は海図もないのでもっと簡単です。以上、キャプテン8郎(妻が命名)からの合格報告でした。
     
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 11月20日にセルラースタジアムで予定されている日米野球の内野指定席を確保することが出来ました。ローソンのネット販売を活用。野球好きの8郎ですが、意外にも人生で一度もプロ野球公式試合を見たことがないのです。それなのに、初観戦が日米野球だなんて! 親善試合とはいえ、メジャー最強打者のプホルスや、ヤンキースで4番を打っていたカノなど超1流のプレーヤーが出場。楽しみです。10数年後にはN高で4番を打ってもらう10郎には、侍JAPAN戦士を間近で見てもらいます。3人で1万7千円と高値でしたが、もう一生沖縄で見ることはないかもと考えると安いもの。所属する草野球チームダンキンズのユニフォームを着用していくつもりです。


祝10年の高級ランチ 海は高波

2014年09月08日 | スキルアップ
  結婚10年目の記念日(8郎家は入籍日ではなく挙式日としています)、家族3人で高級ランチを食べてきました。場所は那覇市の高級ホテル、リーガロイヤルグラン。那覇港が一望できるレストランです。エレベーターから見える景色も爽快です。11月に日米野球が行われるセルラースタジアムも見えました。チケット取りたいっ。
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 ロビーでは絶景を背に写真を撮ろうとする妻。その執念に押されたのか直立不動の息子です。
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 案内された席は窓際ではなかったので、うらめしげに隣席越しに撮影。慶良間が晴天だ~。
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 定番ランチのなかから、8郎はエビフライ(10年前なら絶対肉だったでしょう)、妻はスズキのムニエルを選択。ソースが多すぎて鈴木さんが見えねー。
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 それぞれ2300円。おいしゅうございました。ハーフブッフェの前菜もよかったです。ただ、スイーツがいまいちだったのと、ドリンクがホットコーヒーだけというのは残念でした。費用対効果からいうと、近くのnahanaホテルの1600円ランチのほうが断然お得です。ま、記念日だからいいか。
 両親の記念日を祝ってくれたのか、頼みもしないのに10郎が撮影してくれました。うまくとれているじゃないか!
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 10年前のこの日、多くの友人達に祝ってもらいました。今も感謝の気持ちでいっぱいです、これからの10年も家族仲良く過ごしていきたいです。
   
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 小型船舶試験を受けてきました。合格発表は11日なんですが、手ごたえとしては「かなりきつい」です。というのも大きな(?)ミスを二つ犯してしまったからです。一応精一杯の人事を尽くしたので11日の天命を待つばかりですが、とりあえず、試験の流れをご報告いたします。
 6日は朝から豪雨。風も強くて不安に。もしかして中止かとは思いましたが、連絡もないので、会場となる沖縄市泡瀬の沖縄マリーナに愛車エクストレイルを走らせました。
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 ステーキ屋のサムズバイザシーと同じ建物にある試験会場に着いても風雨は収まらず。不安も強まります。学科試験は8郎と同じ小型船舶1級に4人。特殊に4人(家族連れでした)が受験していました。学科は2時間20分。8郎は最後まで席に残り頑張りました。最大の難関「海図」3問も、ラスト2日間での猛勉強(?)が実り、全問正解でした!(終了後に回答が張られます)。合計でも84%は獲得。合格ライン70%を超えたのでほぼ大丈夫かと思います。各分野ごとに60%以上という隠れた制限もあるのですが、それもクリアしていると信じることにします。
 ということで、本命の実技試験へ。教官が「これだけ雨が降っているのでカッパはもってきますよね。持っていない人はいますか」。8郎が手を上げると教官は「え?」とわざとらしく驚いた表情。これも試験のうちだといわんばかりです。そんなのテキストには書いてなかったよな~。受験者は4人のうち8郎含む2人(ほかの二人は免除かほかの理由があるようです)。実技会場へ移動する間に、念のため車のトランクを探すと、古いカッパがちゃんと置いてありました。よかったよかった。
 試験船はDVDで見た船とほぼ同じタイプだったのでひと安心。これがツークラッチだったら十分なイメトレができてないっす。しかし、依然風は強く波も高かったので不安は募る一方。さらに、8郎ら受験生二人と教官のほかに、なにやら怪しげなおじさんがついてきます。教官いわく「こちらは国交省の方でわたしを試験しにきているので気にしないで下さい」。そうか、8郎たちとは関係ないのか、よかったよかった…って。これは教官の採点が日頃よりいっそう厳しくなることを意味するのではないですかー!?
 最初の「ロープ結び」はもう一人の受験者U君がもやい結びで、8郎は一番簡単な巻き結びでした(ホッ)。仕事を終えた深夜の帰宅後、一人きりの練習が実り完璧でした。いざ、船に。U君はおそらく20~30代。聞くと漁業関係者で海事代理士(海事手続専門の国家資格者)や大型の免許?は持っているとのこと。ほぼプロじゃないですかー。運よくU君が先でした。試験は二人交代制なので、彼の技を盗み見ることができるぞ。
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 U君は慣れた様子で船を操ります。8郎はスピードを上げるレシーバーで手間取ります。かなり固いのでエンジン回転数を維持するのが難しかったです。久々にのどが渇くほど緊張しました!一人あたり約40分ほどで終了。8郎が自分でも明らかに分かる失敗は、向かってくる船を右によけて進路を戻さなかったことです。戻そうとしたら右遠くに大型船がやってくるのが見えたので判断に迷い、右に旋回を続けたのです。教官が「ストーップ。非常に危ないですよ」。一応説明すると、8郎が正しいやり方を知識として走っていたことは理解してもらったのですが…。
 もうひとつは着岸でぶつけてしまったことです。教官がこわい顔で「くれぐれもぶつけないでください。ぶつけるくらいなら離れてください」と叫びます。「しまった。これで合格はかなりきつい」と無念に包まれた下船となりました。実技受験代約2万円を海に落としてきたような心境です。帰りの車がとても運転しやすく思えました。 
 
 以下が不合格ではないかと思われる減点ポイントです。
①船の避け方を間違った(知識としては知っていたのにあの大型船がっ) 
②着岸でぶつけた(高波が大きく起因しています。U君だってぶつけていました)
③人名救助でフックを使った(教官が「人名救助なのでフックを立てておいてください」と言ってたので使っていいものだと判断。どうなんでしょう)
④安全確認をところどころ忘れた(万全を尽くしたつもりですが今となって思い出すと…)
⑤国交省のお方が同席していた(も重要な要素だと思われます)  
 ネットでみると、これだけミスった人でも受かっているようなことも書いていますが、何で完璧だったのに落ちたんだという嘆きのレポートもあります。
 帰り際、乗車する際に教官と近かったので、「やはり船をぶつけたのは大きな減点ですか」と聞くと、教官は「大きいという事はないが満点ではないですなー。ははは」と笑顔で答えてくれました。あの笑顔がうそでないことを祈ります!(笑)