沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

さよなら2022年

2022年12月31日 | 年末年始

 毎年枕詞として使う「激動の」ですが、2022年ほどふさわしい年はなかったように思います。それほど後世に残るニュースが続きました。皆さんにとってはどのような一年でしたか。

 下写真はわが家の絶景テラスから見た日の出です。元旦の天気予報が曇りなので、保険でアップしておきます(意味ある?笑)。

 なんといってもロシアによるウクライナ侵攻です。いくら2国間にしか分からない歴史があるとはいえ、いきなり隣国に武力をもって侵攻するという暴挙にでたプーチンロシアを許せるはずがありません。現地でロシア兵が行っている残虐非道な行為は報道で読むだけでも怒りを覚えます。しかし、それを止めることもできない国連の姿など、現実の虚無感を知らしめてくれました。平和ボケでは世界を歩けません。もちろんそれは武力を増強しろという意味ではありません。

 ロシアの暴挙はここ沖縄にも影響がありました。国内で防衛力強化なる動きが加速しているのです。もちろん、近く台湾を占領下に置くことを水面下で計画し、ここ沖縄を本来の領土と教科書でも教えているT国を念頭に置いています。だからと言って日本の、とくに沖縄の自衛隊を強化することが対策になるなんて全く思っていません。どんな武力を持ったところで戦争したらすべてが終わり、なんですから。外交で解決を図るべきです。後世にこれからの生きがいを見せるためにも、これ以上軍事費を増やすより、子ども予算に充てるべきです。

 安倍元首相が宗教2世による銃撃で亡くなられました。右傾化、格差社会、沖縄排除を押し進めた政治家なのでリスペクトできない方でしたが、あまりに悲しい最期です。ご冥福をお祈りいたします。銃撃犯を許せるはずもありませんが、同時に背景にあるブラックな宗教搾取にも目を向けなければなりません。この国はよく見れば見るほど、終わりに近づいているような気がします。

 円安、インフレと国内経済は弱まる一方。でもなぜか一部の大企業だけ利益回復。日本の未来が見えません。濃くなるだけのきな臭さに不安が募るばかりです。

 スポーツでは冬季オリンピック(北京)とサッカーワールド杯(カタール)が開催されました。ワールド杯は日本代表がドイツ、スペインを破る歴史的勝利。しかしベスト16の壁は破れませんでした。メジャーリーグでは大谷翔平選手が「二けた本塁打、二けた勝利」というベーブ・ルース以来104年ぶりの快挙! MVPはジャッジに譲ったものの(早く「大谷賞」を創設せよ)、昨年に劣らぬ大活躍。まさに日本人の誇りです。来年はホームラン増産に力を入れるとの報道もあります。やはりホームランこそ野球の華。絶対にヒットエンドランや送りバントの妙などではありません。大谷選手の特大ホームランを楽しみにしています。

 

 8郎個人の2022年を総括すると「油断」「学童野球」という見た目上全くリンクしないように見え実は深く関係していた2つのキーワードに要約されます。

 「油断」とはもちろん、40代での絶対合格を誓った中小企業診断士1次試験に4度目の不合格となったことです。ここ2年でほぼ合格ラインにいたのに、最後の最後の追い込みで学童野球の派遣作業に追われたことから、自滅。来年50歳で5度目の挑戦となります。しかし、あきらめずに挑戦継続を決めた49歳自分を褒めてあげようと思います。「油断」を「英断」に変えて見せます。来年の流行語大賞にご推薦願います(打倒ブラボー!)。

 「学童野球」はまさにワードそのままです(笑)。家庭崩壊のために8郎が涙を飲んであきらめた学童野球でしたが、愛息10郎が父の無念を払いのける大活躍を見せてくれました。背番号1を背負い、公式戦通算11号のホームランを放ってくれました。さらに九州・山口大会で優勝という偉業を成し遂げてくれました。息子と野球には感謝しかありません。8郎家にとって野球はただのスポーツではありません、人生の一部であり、大切な教材でもあります。夫婦ともに来年3月ごろに襲ってくるであろう「学童野球ロス」が怖くてなりません(笑)。週末最大の楽しみだったグラウンドでの子供たちの歓声! それがもう聞けないなんて。。。その負のエネルギーを診断士試験にぶつけたいと思います。

 この2つのワードで40代最後の年が終わることになります(仕事は?)。後悔と感動が同居していますが、感動が大きく打ち勝った1年でした。

 

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 はい、あとは8郎家の年の瀬つれづれ日記となります。下写真はイベントで買った信濃(長野県)産のリンゴワイン奏音(カノン)白 ナイアガラ」です。2000円くらいだったかな。上品な香りで飲みやすくとてもおいしゅうございました。どれだけ上品だったかというと、飲んだ翌朝の💩からリンゴのいい香りがしたほどです(これホント)。機会あれば今度はネット通販で買ってみます。

 ご参考までに。といっても💩の話を出された上で購入を検討する人がいるかは分かりません(笑)。ワイン業者の方、売上落ちたらすみません!

信濃ワイン 奏音 紅白辛口2本セット

 

 クリスマスは家族3人で穏やかに過ごしました。下写真は8郎家御用達の「パティシエ モロミ」さんのケーキです。2日分を想定して購入しましたが、食いしん坊父ちゃんの主導でイブに完食と相成りました。10郎のクリスマスプレゼントは後日買うことにしています。硬式野球のアイテムにしたいそうです。

 おいしゅうございましたシリーズも駆け足で。那覇市内のとあるそば屋で頼んだ「牛筋とんかつカレー」。店員さんの接客態度がよくなかったので店名は伏せます。ルーにパンチがなかったですが、まぁまぁおいしかったです。『池中8郎83㌔』、ロングラン放映中! ってやせろ!

 ヤスーン会の忘年会も開きました。2年前の13年忌を機に幹事引退したはずの8郎ですが、12月半ばになっても誰も声掛けしないので(泣)、ちょっと寂しくなり結局LINEで呼び掛けてみました。4人が参加してくれました。場所は恒例となったツカピンのお店。ツカピンもカウンターにおり、久々に交流することができました。会にはN高の同級生なーぶーが初参加し盛り上がりました。計5人みんな元気そうでなによりでした(不参加だった砂吉、生きてるか~!)。でも加齢の話がメーンだったのは泣けてきました(笑)。残尿感のネタで15分ほど費やした記憶があります。2次会もなく平穏に解散しました。永遠の35歳ヤスーンも喜んでいたことでしょう。この夜をもって8郎は幹事を本当に引退します! (メッシのように撤回はいたしません)。天国のヤスーンも「長い間よくやってくれた」と許してくれるかな。集まる頻度は減ってもアオハルをともに過ごした友情は永遠です。みんな、病気にだけは気を付けてください。また会おう。

 10郎のチームが出場できなかった学童野球最後の県大会である冬季大会を見学してきました。先日のやんばる合宿でお世話になった4チームの応援の意味もありました。うち2チームが初戦で激突したためすぐ3チームになりましたが、3チームのうち2チームがベスト8に、1チームはベスト4まで進出しました! うちのチームとの対戦がレベルアップにつながっていれば幸いです。でも、試合を悔しそうに羨ましそうに見つめる10郎の横顔に親コーチとしても申し訳なさを感じましたね(なんたって10郎投手は練習試合では合宿4チームだけでなく、この大会で圧倒的に優勝したCEさんすら抑えたからね)。年明けの思い出大会と選抜大会でうっぷんを晴らそうぜ! 会場は瀬長島野球場でした。4球場が隣接しているので盛り上がりも最高でした。毎年ここでやればいいのに!と思いつつ、10郎はもう出れないことに気づき改めて悔しさがこみ上げてきた次第です(笑)。

 寒空にはミサゴがホバリングしていました。

 10郎の野球チームのクリスマス忘年会も無事行われました。新キャプテンや選抜メンバー2人(もちろん1人は10郎)の発表やゲームなどで、盛り上がりました。会長あいさつでは思いのたけの3分の1くらいしか話せませんでしたが、4年間を振り返ってとても充実感があり生ジョッキ🍺を15杯くらい飲んでしまった8郎です。10郎たち6年生の成長を痛感しましたね。楽しかった最後の忘年会は、愛息との楽しかった学童野球シーズンの終わりが近づいていることも意味します。時の流れは早い。

 新代表のみんな、先輩たちが残してくれたファイティングスピリットを継承して、先輩たちが果たせなかった県大会出場を勝ち取ってください。前会長の8郎コーチも応援しているよ!

 

 以上、例年になく駆け足で書きなぐった今年最後の記事でした。時間がないため力が入っておらずすみません。年末年始、名護に泊まってくるため、その準備があるのです。久方ぶりの名護1泊ツアーの模様も年明けに報告させていただきます。

 ではみなさん、今年も大変お世話になりました。ブラボー!な年越しをお過ごしください!


廃校跡地で夢合宿@やんばる

2022年12月25日 | 学童野球

 愛息10郎の学童野球のエンディングが近づく中、チーム保護者会長を務める8郎が企画したのは「やんばる強化合宿」。そもそもは県大会出場した場合という縛りがあったのですが、夢が叶わなかった現状を踏まえつつも、子供たちにそれでも最後まで夢をあきらめてほしくない、という思いから実行に移しました。夢というのは子供たちがそれぞれが持っているはずです。それを「(県大会という)夢が叶わなかったから」という理由で大人があきらめさせていいのだろうかという感情が沸き起こったからです。2日間の日程を無事終えてきたので報告いたします。

 準備作業は受け入れ側との調整などなかなか大変でしたが、「これで最後だ」と思うと不思議とエネルギーが湧いてきたものです。いつかのヤスーン会男旅の動画編集作業と似ていました。そんな49歳おっさんの努力を称えてくれるかのように往路の名護市国道では虹が掛かっていました。

 浦添から1時間半かけて到着したのはM町の小学校。小雨降る気温14℃の上、海風が入ってくるので体感温度は10度以下でしたね。けがさせないようにと子供たちはゲームがてらアップさせます。みんな、めったに来れない学校にきた高揚感もあってか元気いっぱいでした。

 この小学校は数年前に建て替えたらしく、グラウンドも広くてじょーとー(うらやましぃ~)。初戦の相手はK町からこの練習試合に参加してくれた中部の雄KL。もちろん県大会出場を決めています。スタメン3人がけがで欠場ということでしたが、県大会1週間前ということで本気モード。10郎と左腕N君のリレーで見事完封勝利しました。

 10郎は力を抜いて投げるストレートにも切れが出てきました。記録のためスマホ動画もアップします。特に見なくて結構です(笑)。

 残念ながらホームチームのKMDさんとは雨天のため1回中止となりました。残念ですが翌週に県大会が待っている子供たちに無理はさせられません。県大会、うちの分まで頑張ってください🔥

 写真・動画にも写っている球審を務めている男性、実は8郎の同僚Yモリさんです。今回、球審だけでなく地元チームKMDとの仲介まで務めてくれた上、試合球と名護の名物エビスまんじゅうまで差し入れてくれました! Yモリ、ありがとう! 今合宿の成功の大部分はあなたのおかげです。子供たちもみんな感謝していますよ。

 初日のランチは地元の弁当屋さん。見た目以上においしかったです! 弁当に入っているニンジンシリシリーっておいしいですよね。部員、保護者全員で風雨をしのぎ校舎下でおいしくいただきました。こんな経験ができるのも学童野球ならではですね。

 結局、初日は雨天のため代表とBチームで各1試合しかできませんでしたが、日ごろ対戦することのないエリアの強豪チームと試合ができたのは合宿のおかげですね。

 地元チームさんにお礼を告げて宿に向かいます。

 今回使った宿はこちら。10数年前に廃校となった元分校を地元の民間業者が宿泊施設として活用しているようです。これもYモリから紹介してもらいました(感謝)。

 まさに小学校の雰囲気がそのまま残っていました。分校だけあってすべてがミニサイズでかわいかったですね。食堂も寝るところも、もとは教室です。

 サバニも置かれていました。

 夕飯は母ちゃんたち仕込みの豚汁、ではなくデリバリーの豚汁です(さすがに母ちゃんたちもそこまでの余裕はありません)。豚肉と焼き鳥、ミートボールまで、まさにタンパク質祭りです! 豚肉のビタミンBで疲労と癒し、筋肉も付くね!

 49歳8郎はさすがに胃もたれ気味でした。成長真っ盛りのみんな、たらふく食べろよ!

 夕飯のあとは、これまたかわいいミニ体育館でイベント。競争形式のゲームが複数用意されていて、こどもたちも学年問わず盛り上がっていました。企画してくれた母ちゃんたちに感謝です。

 夜はかつての教室でみんなで雑魚寝(もちろん男女に分かれました)。人生で二度と経験することがないだろう、とても貴重な体験となりました。この宿、合宿には超おススメですね。公式サイトを貼っておきます。

http://kenken-motobu389.com/

 2日目にして合宿最終日は朝6時に起床。まだまだかわいい寝坊助息子をパチリ!(親ばか御免)。

 チェックアウト前に校門前で記念撮影。あまりの寒さにみんなブルブル震えていました(笑)。みんなと過ごした2日間をいつまでも忘れないでほしいな。会長8郎からの願いです。

 さぁ、2日目の強化試合に向かいます。会場はN市の21世紀の森少年野球場です。この日の相手は、これまた県大会出場を決めているN市の強豪USさんと、お隣G村選抜チームです。8郎家は特にUSさんとの対決を楽しみにしていました。なぜならこのチームには8月の某プロ野球団ジュニアチーム選考会でともに2次審査まで行ったうちの1人、H君がいるからです。豪打強肩のキャッチャーです。2次選考会でも会場を沸かすほど規格外の打球を飛ばしていました。復路の新幹線のホームで10郎に人懐こく声掛けしてきたのがH君だったのです。

 結果から言うと試合には勝利しました(とはいえ後半メンバー入れ替えての結果)。なので試合以上に8郎がうれしかったのは、10郎が初めて試合でスローボールで空振りを奪ったからです! しかもやんばる1の強打者H君からです。中学生を前に緩急の大切を教えるために、そして新しいことに10郎が楽しく挑戦してほしいという願いから「大リーグボール10号」🔥と名付け、父子で練習をしてきました(本当は冬季大会で投げる予定だったのですが・・・)。その秘密兵器をついに解禁した世紀の瞬間(笑)をご覧ください。

 どうです、ただのスローボールなんて言わないでください。スローボールは学童野球で唯一認められた変化球?なんですから。ま、どう見てもただのスローボールなんですけどね(笑)。

 投手だけでなく〝沖縄学童一の二刀流〟を目指す10郎、豪快なホームランも打ちました。狭い球場ではありましたが、センターのフェンスはもちろん木立、道路を超えた芝生スペースまで届く大ホームランでした! ちょっと流し気味の方向だったのにあそこまで飛ばすとは8郎もびっくりです。8郎は二塁審をしていたので一番の目撃者です(笑)。グーグルマップで測定すると最低でも85㍍は飛んでます。今年数万円はたいて購入した高反発バットレガシー(一般用)のお陰もありますね。その瞬間もどうぞ(画角の問題で最後が切れてます)。

 一方のH君も、10郎からバトンを受けた左腕N君からセンターに豪快なライナー弾を放ちました! 両主砲の意地がぶつかる白熱した勝負でした。合宿の目的の一つ「高いレベルでやっている子との競争」を果たすことができました。

 H君との対戦は2打数1安打1打点。2打席とも10郎のストレートを芯で捉えられることはありませんでしたが、普通の子ならどん詰まりの内野ゴロをパワーでライト前に持っていかれ、得点されました。しっかり4番の仕事をされたので引き分けということにしましょうか! 

 試合後はH君とツーショット記念撮影。思春期の入口にいる2人、お互い遠慮気味ですが、いつかのステージで出会ったときにこの写真をネタにきっと話が合うことでしょう(まずは来年2月末の選抜大会だね)。H君、うちの合宿を盛り上げてくれてありがとう! 強肩強打者であるとともにナイスキャラでした。目指せ、甲子園!

 さて、合宿最終戦となるG村選抜チーム戦。10郎は打ってはツーベース、投げては1イニング3者凡退(味方の好プレーにも助けられました)無失点でした。そして久々についたセンター守備では、相手のタッチアップを止めさせるBIGBOSSの現役時代(懐!)をほうふつとさせるの剛腕バックホームを見せてくれました。試合も勝ちました。

 あまりに寒かったのでお楽しみのランチ弁当は車中となりました。この日は名護市内の「魚鉄」さんにオーダー。母ちゃんたちによると大量注文だったので単価約500円にしてくれたそうです。下写真をご覧ください。このボリュームと質なら那覇のオフィス街で買えば軽く1,000円行きますよ。あまりの美味しさに8郎は2個食べてしまい(お前が食うな!)、また83㌔台に戻ってしまいました。

 代表チームは2勝1分け。強化合宿を無敗で終えることができました。低学年チームは苦戦したようですが、これをバネに更に練習にはげんでほしいです。

 保護者会長としての最後の任務も無事終わりました。強豪、ライバルとの連戦で10郎もモチベを保てたようなので、いち親としても目的を果たし大満足です(でも超疲れた~。もう年ですね)。振り返ると10郎3年生当時の入部から丸4年、家族3人、学童野球を満喫しましたよ! こんなに楽しいとは思いませんでした。ありがとう、息子よ、そして野球。

 49歳おっさんの心がピュアになったのを写すかのように、自宅テラスからの冬空も雲一つなく透き通っていました。猛暑の反動か、今年の12月超寒いですね!

 さて、激動の2022年もあとわずか。当ブログもあと1回更新できるかどうか、という感じです。お暇な方は大晦日あたりにでものぞきに来てください。更新してなかったらすいません。


選ばれし野球人たち

2022年12月21日 | 学童野球

  先日、プロ野球名球会のイベント(野球教室と試合)が那覇市のセルラーパークで開かれました。200勝または2千本安打を達成した往年の名球会会員による野球教室が試合前に開かれ、愛息10郎が所属するチームも招待されました。8郎も引率責任者として参加!(もちろん無料)。往年の選ばれし名選手たちの指導を目の前で体験してきたので報告いたします。

 まずは8郎撮影の短い動画をご覧ください。これを見るだけでもいかに多くのレジェンドたちが目の前にいたか分かると思います(配布パンフレットには著作権の制限が一切表記されていなかったので拡散でしょうね)。

 まずはメジャーリーグのドジャース、ヤンキースでも活躍した〝世界の黒田〟です。野球少年たちの目もキラキラしていましたよ。黒田さんは背中がめっちゃごつかったっす!

 10郎も大魔神こと佐々木主浩さんが直接指導してくれました! 10郎いわく大魔神からは「踏み出した足の位置を修正された」とのこと。それにしても下写真から大魔神(現役当時189㌢)の大きさがよく分かりますね。10郎も「お父さんよりずっとデカかった」と話していました。ちなみに10郎はこのたび164㌢を超えたようです! おかげさまですくすく成長しています。

 そしてメーンの投球練習です。付近に名球会理事長にして元ミスター赤ヘルこと山本浩二御大がいました。年齢を重ねたためか、身長は8郎とほぼ変わらない感じでしたね。目であいさつすると返してくれましたよ。

 いざ、10郎の登板です。多くのレジェンドを前に「緊張して手が震えた」という10郎、いきなりの暴投。隣のバッテリーを指導していた東尾修さんにあやうく当てるところでした(午後の先発だばーて!)。かつて打者の内角を遠慮なく突く〝ケンカ投法〟で鳴らした東尾さんが「ひぃっ!」とよけるほどの暴投剛速球でした(笑) 

 バッテリー教室ではキャッチャー指導役に谷繁さん登場。10郎と日ごろバッテリーを組むT君が元気いっぱいに「10郎、力抜け!ここに投げろ」と言ってくれたおかげで、谷繁さんに「10郎」という名前を覚えてもらいました。谷繁さんはコントロールの定まらない10郎を見て「10郎、コントロール悪いな!」と苦笑。でも最後には「めっちゃ球速いな。球が速ければオーケー」と言ってくれたではありませんか(笑) いつもプラス思考で十郎を支えてくれるT君にも感謝です。このたび名球会の理事長になられた古田敦也さんが近くまで来ていたのですが、10郎の手前でタイムアップとなったことだけが悔やまれます。平成の最強捕手・古田に10郎のストレートを受けてほしかったな~。

 8郎がピッチャー側に移動すると、ちょうど元中日の左の大エース・山本昌さんが10郎を直接指導していました。10郎の初球に山本昌さんは「お前、球速いな!」と驚いていました。最後に10郎がまた暴投を投げたのですが(何球投げる?)、山本昌さんはそこでも「速っ!」と驚いていました。

 締めの挨拶で山本昌さんは「プロ投手でも必ずストライクが入るとは限らない。いいボールをいかに多く投げられるか、ということ」と投球も確率、効率の勝負だと教えてくれました。「練習では10球中7球くらいは入るように」と具体的な指導もいただきました。通算219勝のレジェンドの教えは10郎の頭に残ってくれたことでしょう。そして自分の一番の売りであるスピードをプロ野球界のレジェンドたちから褒めてもらったことで自信になったと思います。

 最後はレジェンドたちと記念撮影。

 49歳8郎も野球少年に戻って楽しめました。子供たちの引率責任者であるにも関わらずビールを3杯飲んでしまいました。このようなイベントを実施してくださった関係機関に心から感謝申し上げます。沖縄がいつまでも野球王国であってほしいと思います。個人的には清原、イチロー、野茂を見たかったのですが、そこまで求めるのは欲張りというもの。大・大満足のイベントでした。

 【後日談】野球教室の様子は某公共放送のニュースでも紹介されていました。愛息10郎も一瞬だけ写っていますよ!(某公共放送のネット配信は期間限定だと思うので、お暇な方はUPされている間にお探しください。まず見つけられないと思います)。

往年の名選手 「名球会」のメンバーが子どもたちに野球教室|NHK 沖縄県のニュース

往年の名選手 「名球会」のメンバーが子どもたちに野球教室|NHK 沖縄県のニュース

【NHK】日米通算、200勝以上をあげた投手などで作る「名球会」のメンバーが那覇市に集まり、試合を行いましたが、それを前に野球教室が開かれ、小学生1…

NHK NEWS WEB

 

 

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 レジェンドたちとの交流から間もなく、8郎家にうれしいニュースが飛び込んできました。

 

 学童野球U市選抜チームに10郎が選ばれたのです!

 

 学童野球3大目標のうち、すでに「県大会出場」と「某プロ野球ジュニアチームに選抜」の2つが消えました。しかし、最後の1つが年の瀬に叶ったのです(喜びの度合は一番低いのですが...)。チームの監督、コーチの教えはもちろん、親としてはひとえに10郎の努力をほめたたえたいと思います。足の裏の皮がむけるほど素振りをしてきた息子を親ばか御免で褒めてあげました。市内の10数チームから計20名ほど選ばれたようです。その中でもダントツの期待感があると信じています。

 市選抜チームの大会は2月末に予定されています。県大会には出れなかったものの、そこで県大会レベル(いや、各地区の選抜なのでレベルはもっと上ですね)を体験できます。学童野球最後の大舞台で10郎がどんな活躍をするのか、今から楽しみです。

 選抜祝いということで家族3人、那覇市内の焼肉チェーン店で食事してきました。背番号1を拝命した時以来です。 

 食べ放題メニューを選択。じゅうじゅう、いい音がします。

 めっちゃおいしいメニューがあったので紹介します。「王様ハラミ」なる一品です(単品なら税込825円)。王様の名にふさわしい肉厚かつジューシーぶりでした。3人で6皿頼みましたよ。おすすめです。写真は火がすごくて肉が見えませんね。

 おいしかったぁ~。年明けの思い出大会で10郎がチームを優勝に導くホームランを打ったら、また来たいと思います。

 

 以上、学童野球の話を2本お伝えしましたが、野球チームの保護者会会長である8郎、任期満了前にあるイベントを仕掛けました。そして無事成功に終わりました。企画・実行したのは会長としての責務もありますが、それ以上に愛息10郎に学童野球のエンディングまでモチベーションを保ってほしい、というのが一番大きな理由でした。準備等でとても疲れましたが、充実したイベントなったので次回記事で報告させていただきます。ニッチな学童野球ファンの方(笑)、お楽しみに!

 はい。12月は全然勉強していません(怖) 世の中から「選ばれるおじさん」になるために年明けから頑張りま~す。


5年分の保険

2022年12月04日 | スキルアップ

 2022年の沖縄も12月に入りようやく最高気温が25度を下回って秋感MAXです。我が家のベランダ、いや絶景テラスでの美しい夕暮れ時の一杯をパチリ。

 澄み切った秋の月夜も美しいですね。

 ここ2週間は雨天が多いです。副鼻腔も最悪な状況で頭痛薬漬けの49歳です(泣)。

 

 さて先日、2018年3月に取得した不動産系国家資格「宅建士」の5年ごとの更新手続きとなる講座を受けてきました。過去5年間この資格で金を稼いだことはありませんし、更新は必須ではないのですが、8郎なりの考えがあったので受講してきました。会社は堂々の有休! 場所は8月の診断士試験と同じ産業支援センターです。部屋も同じだったので苦い思い出がよみがえりましたね(笑)。受講者は比較的年配の方が多かったです。「え?こんなおばちゃんが不動産業やってるの?」(失礼)と感じてしまう方も数名いらっしゃいました。

 教材は分厚いテキスト3冊と関連資料と盛りだくさん。そりゃ1万2千円払ってますから。コロナを経て今年からDVD講座の視聴となりました。弁護士、不動産鑑定士、税理士の講座です。副鼻腔による眠気もあって内容はほとんど覚えていません(笑)。

 昼は弁当が支給されました。なかなか贅沢な弁当でしたね。そりゃ1万2千円払ってますから。おいしかったです。でもど真ん中のパインはいらん!(弁当屋さん、すいません)。

 4科目の講座がやっと終了すると同時に、宅建士証も更新配布されました。あと5年間(令和10年3月まで)有効です。その時8郎は55歳になっています。今と同じ年収、待遇だとは全く思っていません。この更新料1万2千円は少ないながらも、今後5年間の生活に対する8郎なりの保険かつ投資だと考えています(これだけでは足りないと思っているので診断士にも挑戦中なのですが・・・)。

 やることはいっぱいあります。今日はそれができたかと常に自分に問いかけ、一日一日を大切に過ごしたいです。

 

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 さて、我が家の話題になります。反抗期の入口にいる愛息10郎。父と母の小言も完全スルーします(笑) 時間があればスマホでTiktokやYoutubeを眺めているので、少しでも活字に慣れさせようと、スポーツ新聞をたまに読ませています。長野選手と松田選手の巨人入りのニュースを真剣に読んでいました。スマホには無限大の情報が入っているかもしれませんが、受動型の動画より能動型の読書の方が考える力がつくと思っています。どんな分野でもいいから、どんどん読めよ!

 今年も、姪っ子甥っ子を招いた8郎家忘年会を開くことができました。NN高に進学したNAOTAは体調不良で参加できなかったものの、大学2年生のひまりん、大学入試を間近に控えるたいちん、そして小学4年生のYUNAちゃんが来てくれました。恒例の背比べ写真です。177㌢のたいちんに164㌢の10郎が迫ります! YUNAちゃんも思い切りつま先立ちをして頑張っていますよ(笑) みんな元気でなにより!

 子供たちの成長、それはすなわち自分の老いをも意味します。まさに一年一年、世代交代を感じるようになっています。とはいえ人生100年時代。還暦で隠居、などという昭和の考えで生きていたら時代に置いて行かれます。少なくとも70歳までは自分で稼ぐつもりで、日々生きていかなくてはなりません。老いを受け入れるのは70歳、つまり20年後まで取っておきましょう! まだまだ頑張るぞ~。

 今日はこれにて。