沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

杞憂の年度末

2024年03月30日 | 読書

 2023年度もそろそろ終わります。

 冒頭に、前回の記事で書いた〝不安〟が杞憂に終わったことをご報告します。

 今年6回目の挑戦となる診断士1次試験の会場について、実施団体が「那覇含む全国10カ所」と発表しました! 沖縄切り捨てはなかったのです。よかったぁ~。試験直前の無駄な移動時間と旅費負担の懸念がなくなりました。でも、なぜ日程と一緒に発表しない!? ま、とにもかくにもよかったです。お騒がせしました。

 

 さて、今回は上記のご報告以外大したネタもないので、カテゴリーは久しぶり(数年ぶり?)に「読書」といたします。まだ読んでいないので書評は後日になるのですが、紹介だけさせてください。診断士試験に受かるまではテキスト以外はなるべく読まないと決めているのですが、勢いで買っちゃいました。人気Yotutuberでありホラー作家という雨穴(うけつ)さん原作の『変な家』です。最新の2まで買いました。

 雨穴さんは3年?前くらいからバズりはじめたようですね。流行に鈍感なアナログおじさんは最近知りました(Youtubeは観ましたが面白かったです)。。間取り図を起点に始まるミステリーという構成です。映画化もされているようで、それも見たい! 勉強の合間を見つけて読んでいきたいと考えていたら、春休み中の10郎が先に手に取り、しおりまで挟んでいるので、今8郎は手を付けられません(笑)。しばらく読めないかも!

 

 先日、痰(たん)と一緒にこのような金属がのどから出てきました。ホッチキスの針のような感じで太さは倍くらい、全体サイズはちょっと小さめ。

 こんなものを飲み込んだ記憶はないのと、たんと一緒に出てきたことを考えると、おそらく昨年10月のアレルギー性鼻炎手術のさいにガーゼなどを止めていたものではないかと想像します。そうでなければ全く思い当たる節がありません。手術ミスでなければいいのですが。。。

 

 お次はおいしゅうございましたシリーズです。沖縄市の喫茶店「LOOP」さんです。業務でドタキャンが発生し、時間つぶしのために初入店。駐車場が完備されていたからです。ランチのハヤシライスを頼みました。ご覧のようにニンジンシリシリ―クリームなどがトッピングされており、不思議なお味でした。

 おいしゅうございましたが、昭和のメタボおやじにはお上品すぎましたね。雰囲気的にも近隣のマダムたちの井戸端会議的な空間のようにも見えました。ネクタイ締めた50のおじさんが一人で入る店ではなかったかもですね~。浮いてたかもしれません。

 

 最後は、これまた久しぶりの〝10郎画伯〟シリーズです。画伯の作品はこれまでは5割増し増しの自画像ばっかりだったのですが、今回は初めて女性でした。アニメのキャラクターかな。胸の谷間をきっりち描いているところに息子が思春期に入ったことを感じましたね(笑)。

 あえて肌を褐色に塗っているところを見ると、ん、もしかして近場にいる日焼けした体育会系の女子なのかな?と思ったりもしました。まさか、新しい彼女? 父8郎は「彼女は高校になってからでいい」と常に言っているのですが。。。

 それはともかく、画伯の次回作が楽しみです。

 

 さぁ、新しい年度が始まります。自分で設定した目標を見据え、1日1日頑張っていきましょう。不安要素はすべて杞憂に終わった、と振り返るために。今日はこれにて。


不安煽る春一番

2024年03月23日 | スキルアップ

 2024年の沖縄も春分の日が過ぎ、日の入りが徐々に遅くなってきています。会社から帰宅時の夕日もまだ高いです。まぶしっ。

 天気も快晴が続いています。歴史的な低貯水率はそう改善されてないはずなので、梅雨前の大型連休に向けた水事情はちょっと不安が残りますね。

 でも、やっぱ沖縄には青い空が一番似合う。

 風の強い日も多いです。沖縄ではあまり使いませんが〝春一番〟というやつでしょうか。風は心地いいのですが、あまりに強いので洗濯ものが飛んでいかないか、不安にもなります。おじさんのパンツなぞが飛んでしまったらご近所迷惑です。

 本題の前に、おいしゅうございましたシリーズです。先日、妻と一緒に国際通り沿いという一等地にあるホテルでランチをしてまいりました。妻が職場で割引券をもらったためです。向かった先は数年前に本土資本に買収されたホテルです(身売り?)。当時、TOBのためのMBOという流れは新聞報道で読みました。会社再編も学ぶ「企業経営理論」科目合格(経験)者である8郎には、お家騒動している間に外資に乗っ取られたという仕組みにも見えます(あくまで私見)。久々の国際通りだったのでパチリ。通りを吹き抜ける風も心地よかったです。

 ホテル駐車場は宿泊客のみということで近隣の有料駐車場に停めます。久しぶりに乗った愛車ハリアーは美白成分であるホワイトパールクリスタルシャインのおかげで相変わらず輝いていました。左奥の白い建物が目的地です。

 このホテルです。宿泊フロントに行ったのですが、「レストランは隣です」と案内されました。対応したフロントの3人は外国人含めすべてウチナンチュではありませんでした。

 レストランに入ると、買収された地元企業のプレートがレンガ柱に飾られていました。買収した側は地元との縁、ブランドを強調したいのでしょうか。でも生粋のウチナンチュ8郎には、往年の西部開拓史ハリウッド映画などでよく観る〝ヨーロッパから移住してきた白人がリビングに飾るハンティングした鹿の頭部〟にしか見えませんでした。。。言い過ぎでしょうか。。。

 事前の電話で「今日はほぼ満席です」と説明されたましたが、入店が早かったのもあってか、テーブルの稼働率は6割もなかったですね。おそらくホテル業界に顕著とされる人手不足の影響でしょうね。それにしてもホテルのサラダはおいしい。野菜の鮮度と一から作るドレッシングは一般家庭にはまねできませんね~。

 8郎は千円追加して肉のプレートを注文。豚さんと鶏さんでした。命に感謝しておいしくいただきました。

 妻はハンバーガーを注文。かなり大きかったので、スタッフさんが切り分けてくれました。8郎もおこぼれをいただきました。

 割引券のおかげで2人で4千円ちょいですみました・・・とは言え、庶民のランチとしては高いっす! 8郎家の薄い財布には春一番ならぬ隙間風が駆け抜けていきました。

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 さて本題です。昨年から恐れていた不安が、この春になって現実味を増してきています。なんのことかと言うと、6回目の挑戦となる診断士1次試験の〝会場〟のことです。例年、沖縄を含む全国10会場で実施されており、毎年この時期に日程を併せて発表されるのですが、会場だけ発表されなかったのです。

 昨年8月は台風6号の影響で那覇会場だけ試験が延期となりました(当初中止と発表されたのですがN元大臣の英断で12月に再試験実施)。それ以降「台風銀座の沖縄で8月に試験をやる必要があるのか? 250人しか受けてないし合格率は全国一低いぞ。そんな沖縄の再試験にかかる費用のために受験料また上げんなよ!」という〝沖縄会場不要論〟が盛り上がっています(悲)。

 そんな中で先日、ほぼ例年通りの日程で令和6年の試験概要が発表されたのですが、前述の通り、試験会場に関する表記がなかったのです。え? 日程だけ発表して会場はどこなの? しかも「予定」であることを強調しているようにも見える。8郎だけでなく県内受験生も不安になっているでしょう。

※協会のサイトを実際にご覧になったほうが分かりやすいと思うので、去年と今年のやつを下に転載します。まずは昨年令和5年の発表です。従来通り「実施地区」として沖縄の那覇市をはじめ全国10地区が記載されています。

 ところが今回の令和6年版を見ると・・・。

 上記のように、実施地区について一言も触れてないのです!!! そして「予定」であることをなんだか強調しています。

 これが何を意味するか言うと、実施団体内部で「台風シーズンの8月に沖縄でやる必要があるのか」という論点でもめていることは間違いありません。

 まさか、本当に那覇会場が消えるのか! 

 昨年来、8郎の胸にくすぶる不安を、春一番が煽っているかのようです。

 仮に那覇会場での実施がなくなるとすると、沖縄受験生は2次試験と同様に県外での受験となります(制度上は申込さえすればどの会場でも受験可能)。そうなると旅費が発生する上に、試験直前に飛行機等の移動が発生し、さらにホテルなどに外泊しなければならなくなります。旅費負担は当然ながら、試験勉強対策上も大きなハンディとなるのです。と言うのも、1次試験は2次試験と違い、試験前の1週間は総復習という意味でとても大事だからです。ある程度の勉強量の蓄積があれば、正直「試験半年前の50時間」より「試験前日の5時間」のほうが勝敗を左右する意味で重要だと思っています。過去にわずか3点(問題にすると1~2問)足りず落第した経験のある50歳が言うから本当です。あの時、洗濯ものなんか干さずに1問でも多く暗記作業に時間を費やしていたら・・・という自責の念は受かるまで消えないでしょう。

 4月には詳細が発表されますので、会場がどうなるかが判明するのにそう時間はかからないでしょう。でも、それまで針のむしろのようなメンタルで過ごすことになります。診断士試験に挑戦している過去5年はいろいろありましたが、6年目も何かしらのトラブルが発生するのでしょうか。もはや総理レースからも完全脱落したN元大臣の神通力に期待することもできません。

 協会の発表を注視するしかないですね。

 最後に、何度でも言わせてください。

 沖縄切り捨てはやめろ~。

 

 春一番が吹くということは気圧の変化が大きいということです。同時にそれは8郎の頭痛が悪化することも意味します(泣)。それまでの間、少しでも勉強しますので今日はこれにて。


見つけたライバル

2024年03月17日 | スキルアップ

 突然ですが、みなさんにライバルはいますか? 今回のテーマなので質問させていただきました。

 下写真は野球部の練習を終え塾に向かうために車内で着替える愛息10郎。この送迎はいつもは妻の役割ですが、この日は会社の会議(5年後を見据えない無駄な予算編成のオンパレードだったなぁ)が、ありがたいことに早めに終わったので8郎が緊急代理しました。今、最大のライバルと言えば、息子ですね。ライバルとしてこんなに楽しくやりがいのある相手は世界中探してもいませんからね。

※ ライバルとは広辞苑によると「競争相手、好敵手」だそうです。ただの敵ではなく、いい意味での勝負相手、ということになります。歴史で言えば武田信玄と上杉謙信、スポーツ界で言えば野茂英雄と清原和博でしょうか(古)。砕けて言えば「塩を送りたくなる勝負相手」ということですね。

 塾や部活も無縁だった8郎の人生50年史において、ライバルと言える人はほとんどいなかったのですが、勉強という意味であえて思い出すと、同年生2人だけが記憶の彼方から蘇ってきます。

 

 1人は幼馴染のS君です。小学校2年のころテストで競っていたからです。当時から8郎はスパルタ父に勉強を強制されていましたのでテストはいつも100点でした。100点以外許されなかったのです。一方ですでに塾に通っていたS君も毎回100点でした。父が8郎の友達で名前を憶えているのはS君だけです。8郎とS君はテストが始まると開始10分以内で解答し先生に提出するのを1秒でも早くと競っていました。女性の先生が微笑みながら「あんたたち2人はこれからも競争してお互いを高めていきなさいよ」と諭された記憶が蘇ります。とはいえ、8郎の家庭はこの年に親が離婚。転校となり地獄の生活が始まることになります。数年後に父のもとに戻されたときには、父が無職になっており、変わらず家計は困窮だったことから、中学、高校と進学も部活動の道もあきらめざるを得ませんでした。

 一方のS君は先生の期待通りに県内私立進学高から東京のW大学(いわゆる「私大の雄」)に現役進学し、その後沖縄の高学歴層が集う行政機関に働いています。出世コースに乗ったり、政変で左遷?されたりとエリート公務員らしく激変の人生を送っているようです。たまに草野球で会います(先日1年ぶりに会ったら頭髪が真っ白になっていました。それくらい厳しい権力闘争にもまれているのだと8郎は理解しました)。飲み会では野球の話にしかなりませんが、今度またゆっくり話したいですね。8郎もS君から「お前がライバルでよかった」と言われるような人生を歩いていきたいと思います(全く思ってなかった、というオチもあるかもしれませんが。笑)。

 

 もう1人は、名前すら憶えていないですが(そんなライバルいる?)、中学1年のときに別のクラスにいた女の子です。顔もほとんど覚えていません。記憶の断片をかき集めると色白メガネのぽっちゃりした子で、本土からの転勤族の娘さんでした。中学に入るとスパルタ親父に勉強のみの人生を強要されていた8郎。当時1学年に600人近くいたマンモス校のN中で席次は悪いときで5番で、あとは2番か3番でした。スパルタ父から「なんでお前は1番が取れない。アホタレ」と言われ、「こいつ殺してやろうかな」と言う思いを逆に押し殺し、「1番を取ってから殴り殺してやる」と気を切り替えフルスロットルで勉強しました。参考書を買ったり塾に通う金はなく、教科書だけの孤独な闘いでした。

 教科書に載っているところはすべて理解、暗記し(そのつもりでした)、「分からないところがあるはずがない。俺以外に1番は考えられない」と自信満々で試験に臨みました。「分かっていたのに単純ミスしてしまった」という失点はあったものの500点満点中497点。後日、廊下に貼られる席次表の1番目に自分が載っているのを確認したら学校を早退し、アホオヤジを殴り殺すつもりでした(それが姉妹のためだとも思っていたので)。

 しかし、発表当日、廊下の席次表を見上げると8郎の前に1人女の子の名前が載っているではありませんか。8郎は2番だったのです。診断士試験で何度も苦渋を味わってきた8郎ですが、あのときの衝撃は今も忘れることができません。「8郎、お前また2番か!でーじすごい」とうらやむ友人の声など上の空でした。「また1番になれなかったのか」という衝撃より、「497点以上に得点したやつがいたのか!」という衝撃の方が大きかったです。立ちすくむという体験も人生初でした。その時はじめてその子の存在を知り、友達つてに「ナイチャーでガリ勉。根暗どー」(超失礼)という情報が入ってきたのです。

 その子はもちろん県内でもトップレベルの進学塾に通っており、独学8郎とは明らかなハンディキャップがありました。転勤族なので親も高学歴だったのでしょう。

 でもハンディどうのこうのではなく、8郎はこの子のことを心底「すごい」と思いました(ガリ勉、根暗カンケーねぇ!)。たとえ予備校通いで8郎よりアドバンテージがあったとしても、8郎がたどりつけなかった498点以上を得点したのです。それを取るだけの努力をしてきたのです。1番になると信じ切っていたのに2番だった男の純粋なリスペクトなのですから、失礼ですが3番以下に分かるはずもありません。席次表から生まれ交錯する感情世界には、まさに8郎とその女の子2人だけの世界線が引かれていたのです(あえてヒゲダン風に言います)。

 ま、その転勤族の女の子からすれば「沖縄ってホント学力が低い」としか思ってなかったかもですけど。1番になれなかった8郎的には、生まれて初めて心に芽生えた〝他者に対するリスペクト〟という感情のおかげで、帰宅後にアホオヤジを殴り殺すことはありませんでした。 

 女の子は今どうしているのかな。もちろん同じ50歳。りっぱなおばちゃんです(おばちゃんは差別語では決してない!と思います。麻生氏の言い方は悪いけど)。勉学を活かしてエリート職で頑張っているのか、意外にも専業主婦になっているのか、どちらにしろ健康でいい人生を歩んでいてくれたらいいな、と考えたりもします。

 

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 前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

 中小企業診断士1次試験に6度目の挑戦をしているおじさん8郎。なんだかんだ言ってもモチベの中だるみはしょっちゅうやってきます。理由を考えたところ、要因はいろいろあるのですが、やはり〝ライバル不在〟が大きいと確信しました(強敵13歳の存在はここでは考えません)。競う相手がいないのでさぼってしまうのです。ただでさえ独学の身。目に見えるライバルなんて周りを見渡しても見つかるはずがありません。

 しかし、偶然にも見つけたのです! 

 どこにいたかって? はい、ネット越しに見つけました(爆)。昨年に始めて診断士試験を受けて全体不合格ではあったものの4科目合格している50代女性の勉強記録チャンネルです。

 この方です。

 動画をすべて閲覧したわけではないので、この女性がどういう方なのか正確に把握していませんが、大まかにいうと①年齢は50代(おそらく8郎よりは年上)、②職業は簿記の講師、③高卒ながら、「税理士簿記論」「簿記1級」「FP1級」「行政書士」などの難関国家資格を取得している(高卒を馬鹿にしているわけではありません。資格試験においては絶対的に不利なので逆にリスペクトしているのです)、④子どももいて仕事・家事と並行して勉強している、という方です。

 性別は違えど、50代、仕事・家事との三刀流、独学という3点で似たような境遇にいると考えました。所有資格ではこの女性が圧倒的に上ですが、診断士試験に関しては8郎が5回経験のアドバンテージがあるので、そこはイーブンだと捉えます(5回の経験があるのに向こうが優位と言うのはさすがにかっちょ悪いですし)。

 動画を拝聴すると、毎朝5時に起きて勉強したり、休日に11時間勉強したりと合格に向けた努力を感じることができます(5時起きは一度試みたものの断念しました。8郎の体質に合いません)。

 そういう意味で、環境はほぼ互角、と言う設定で勝負したいと思います。動画を拝聴し、自分をもっと焦らせたいと思います。

 昨年8月の試験から半年間の努力の成果を確認する動画も面白かったのでリンクしておきます。

半年の勉強の成果がこうなりました。50代の資格取得朝勉ルーティン

 この女性が昨年の1次試験を受けた結果も大変参考になるので、個人的な備忘録として動画から転記させていただきます。★が科目合格。

◆経済 60点★

◆財務 64点★(簿記講師なので当確)

◆経営 57点

◆運営 41点

◆法務 64点★(行政書士と宅建士保有なので民法で優位)

◆情報 36点

◆中小 70点★(単純な暗記科目。日経新聞愛読者なら有利)

   計392点

 なぜ、全くの赤の他人であるこの方の得点結果を載せたかというと、独学8郎的に大変参考になったからです。まず「財務会計」が合格ラインは超えているものの70点に届いていないということです。そうです、税理士の簿記論、簿記1級など資格的には簿記をほぼマスターした肩書の方さえ、64点がやっとなのです(怖)。「財務」も年々難しくなっているのを改めて痛感しました。過去に合格しているとはいえ、ゾンビ復活科目として受験する今年、得意科目だと過信せずに気を引き締めなければなりません。

 また「運営管理」が41点と足切りギリギリということ。予備校講師とは言え、工場の生産工程とは無縁の職場の人間にとってこの科目が鬼門👹だということを教えてくれました。俺だけが苦しんでいるんじゃないんだ!と。

 以上書いてくると、なんだかこの方に親しみがわいてきた次第です。リスペクトを込めた上で、勝手ながらライバルとさせていただき、遠い沖縄の地で勝手ながら切磋琢磨させていただこうと思います。

 

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 さて、ライバルというキーワードでネット検索していたら、ライバルに関する名言集サイトに寄り道してしまいました。昭和のスポーツ選手の名言を3つご紹介して、今回の記事を終わらせていただきます。

 

100回バットを振ったヤツに勝ちたければ、101回バットを振る以外に道はない(落合博満)

 

どうやったらライバルとの競争に勝てるか、1日24時間の使い方の問題だ(野村克也)

 

自分が苦しい時は、ライバルもまた苦しいのです(瀬古利彦)

 

 以上、忘れかけていた闘争心を思い起こさせてくれる昭和のスポ根名言でした。いずれもリスペクトに値するライバルの存在感があってからこそ生まれた言葉ですね。

 お会いしたこともない、またこれからも対面する機会はほぼゼロ%だろうというこの女性Youtuberさんに負けじと、1日1時間を大切に過ごしたいと思います。ライバルは今この時間も無駄にはしていない、という緊張感を持ちたいので、今日はこれにて。


宅シネマに花束を

2024年03月16日 | 映画

 3月も半ばとなり、卒業シーズン🌸もピークか、ほぼ終えたようです。ヒンスー(貧乏)苦学生だった8郎は卒業式にいい思い出は一つもありません(友達に恵まれ、まだ無邪気だった小学校だけは唯一例外かな)。そんなことを思い出してしまう旅立ちの春です。今日のネタはまんちゃー(混在)ですが、カテゴリーは宅シネマにしておきます(すべてアマプラ)。サクっと4本紹介します。下写真は営業中に車窓越しに撮影した力強い夕日。そろそろ温かくなっていくかな。

 まずは韓国映画の新感覚ゾンビ映画『感染家族』(2019年、イ・ミンジェ監督)です。崖っぷちに立たされた一家がゾンビを使って金儲けを始めたことから、田舎町でパンデミックが巻き起こるさまを描いた新感覚のサバイバルパニック、だそうです(映画co●より転載)。B級感はあるものの、俳優陣は豪華キャストのようです。最後は家族愛も感じて、見ても損はない作品ですね。

 お次はほかにあてがなくパッと選んだ国産ホラー『きさらぎ駅』(2022年、永江二朗監督)。電車によって異世界に連れ去られた人たちをめぐる都市伝説的ストーリーです。エログロは一切ありませんので家族でも鑑賞可。80分程度なのでサクっと観れます。

 正直言うと全体の8割を過ぎるまでB級感満載で低評価です(笑)。でもオチだけはしっかりとされているので、70分辺りまでの長い退屈な時間を終えたあとの満足感は多少あります(エンドロール後もちょっと続きます)。アイススケート出身の女優さん以外、ほとんどが初見の俳優陣でした。

 3本目はハイスペック音響映画館で観なかったことを後悔していた『トップガン マーベリック』(2022年、ジョセフ・コジンスキー監督)。やっと観ることができました。ハイスペック映画館でなくとも、我が家には今、シャープ製55型有機ELディスプレイとSONY製ミニホームシアター(スピーカー)があるから大丈夫! 

 ストーリーは大体予想が付くもので特に感情移入はなかったのですが、戦闘機バトルは臨場感があって楽しめました。8郎より11歳も年上のトム・クルーズの肉体美を堪能し、己の出っ腹にため息が出ましたね(笑)。これからも筋トレは地道に続けていきたいものです。前回の挿入歌で世界的大ヒットだったベルリンの名曲『愛は吐息のように』が流れてなかったようでそれだけは残念。たまに寝落ちしていた8郎が聴いていないだけかもしれませんが。

 最後が今回のイチオシ『野球部に花束を』(2022年、飯塚健監督)です。基本無料のアマプラでレンタル料金を支払ってまでの鑑賞。いい映画でした! まさに、野球がテーマの映画に駄作はない、ですね(8郎格言)。これにはさすがのスマホ小僧も「面白かった」と高評価でした。

 野球部に代表される昭和のスポコン文化を笑いに変えた青春コメディー。昭和の部活あるあるが満載で笑えました。普通の野球映画にある試合を通しての成長や緊迫感は一切ありませんが、学園コメディーとして十分楽しめます。部員に明らかなおっさん俳優が1人キャスティングされているのですが最後までなんのツッコミがないのも逆に面白いです。ご家族で楽しめますので超おススメです。

 そして何より、強面8郎が童顔にすら見えてくる?元祖「顔面凶器」こと小沢仁志さんと、忖度能力を持ち合わせていない8郎より忖度なしのコメントを連発する元ロッテの現野球解説者里崎智也氏の使い方もサイコーでした。

 ちなみに、これまでに何度か書いてますが、8郎は「丸刈り強制」には断固反対です。この国が野球にまで軍国主義を導入していたという負の歴史を認めない無知な指導者がこだわる無用なルールだと思うからです。でも野球をやるなら丸刈りを「おススメ」します、という立場です。だって涼しいから! ※けっして自分の仲間を増殖させようと不毛なキャンペーンをはっているのではありません。

 さて、週末宅シネマの癒しの時間に欠かせない1杯。最近はYEBISUばっかですね。間違いない味です。値段は高目ですが8郎は宅飲みなら缶ビール1本で十分なので、価格重視で発泡酒を買おうという気には全くならないですね。

 いい映画があれば教えてください。 

 

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 ナカユクイでおいしゅうございましたシリーズを1つ。通勤途中の車窓から気になっていた、看板のインパクトが強いラーメン屋ののれんをくぐってきました。店名はどうぞ下写真でご確認ください。

 午後3時を過ぎていたので店内は閑散。8郎は『マグロ節そば』を注文。煮卵トッピングです。

 ダシは確かにうまかったです(下品ではありません)。スープに乗る柑橘系の皮やタマネギなどさっぱり感も加味されています。チャーシューもおいしかったです。一点だけ、個人的には「小麦の風味を堪能してください」とあった麺のインパクトが弱かったかなぁ。トータルとしては、おいしゅうございました。

 閑散時だからかスタッフの女性が1人で切り盛りしていたのですが、かつての美人お●鹿タレントスザンヌ(古)さんのようなきれいな方でした。アクの強い店だけに、いい意味での違和感を感じました。スザンヌさんが気になった方はぜひ。いつかの〝門脇麦〟さんのように「見てきたけどまーがよ!」という苦情は一切受け付けません。スザンヌに見えるかどうかはあなた次第です。

 

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 最後になります。愛息10郎の中学生ライフをそれを伝える写真とともに報告いたします。10郎が強豪硬式野球クラブ、県内でも有名な進学塾、の二刀流で頑張っていることはこれまでにもお伝えしてきました(成績はイマイチなのですが・・・)。しかし、実はこの2つだけでなく生徒会活動も入れた三刀流🔥で頑張っているのです!(総務担当らしいです)。はい、俗にいう「忙しすぎる中学1年生」なんです。先日の卒業式も生徒会主催で企画・進行したそう。無事に3年先輩を送り出せたということで、生徒会メンバーで記念撮影(下写真。10郎提供)。翌日にはメンバーで打ち上げと称したカラオケで4時間歌いまくってきたとか(しかも1年生は2人だけ。あとは先輩たち。父ちゃんと違って先輩受けがいいようです!笑)。青春満喫してるね~。

 好きなことが何ひとつできなかった中学生8郎だったのですが、今は息子の三刀流の活動を見るだけで「あの時俺ができなかったこと、いやそれ以上にやってくれている」と勝手にヒデキ感激の毎日です。息子が新たなことに挑戦するたびに親として感謝しかありません。

 10郎たち生徒会が花束🌸とともに卒業生に送った「諦めない限り夢は叶う」という素晴らしい言葉に、50歳のおっさんも元気をもらったところで、また宅シネマを1本と思うので(勉強せい)、今日はこれにて。


3度目の父子競演

2024年03月09日 | 草野球

 貯水率が50%を切り、過去10年で最低となっている沖縄。久しぶりに恵の雨☔が降りました。1週間ほど続きそうです。

 もっと降れ~。断水なんていやだぁ~。

 さて13歳10か月の愛息10郎に2つの変化がありました。1つは、首にかかるくらいまで伸ばしていた髪をばっさり切ったということです。中学校でもロン毛(校則可能な範囲で)が流行っているそうで、意地を張ってなかなか切らなかった息子でしたが、親から見ても全然似合っていませんでした(笑)。そこで、髪の毛とは無縁の父8郎、数年ぶりにロン毛から短髪に戻したソフトバンクのスーパースター✨柳田悠岐選手を引き合いに出し、「本当に勝負したい男が髪なんかに気を使わない。WBCにも出れなかった柳田も残り少ない選手生命最後の時間を懸けてかけて短髪に戻したではないか」と直言(出ました。星8徹🔥)。散髪屋から帰ってきた息子を妻ともども「絶対今がいい!」と褒めてあげました。息子の照れ笑いがまぶしかったです。

 もう一つはコンタクトを購入したということです。硬式ボール対策の一つでもあります。本人的には年ごろのおしゃれ感もあるようです。ワンデイタイプから始めています。ところで、息子がメガネを外すと1、2年幼くなったような気がして笑っちゃいましたね~。そしてつぶらな瞳は妻にそっくりだと気づかされました(まったく8郎の分身だと思っていたので驚きの発見でした。笑)。遺伝子って面白いですね。それにしても13歳ってまだまだかわいいもんです(親馬鹿御免)。勉強するときはメガネを着用しこれも二刀流でいきます。

 

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 8郎が所属する結成39年目(1985年結成なのですでに40年目かもしれません!)の草野球チームダン●ンズの今年2戦目に父子ともに参加してきました。10郎は小学校6年生の秋以来2年ぶり3度目の出場となりました。メンバーも10郎の成長にびっくりしていました。新旧ユニフォームで父子記念撮影(妻撮影)。大人サイズの旧ユニフォームがしっくりくる息子に成長を感じました。現在169㌢。伸びは鈍化気味ですが、まだまだ第2次成長期真っ盛りです。父ちゃんよりも大きくなれ!

 試合では10郎が鮮やかな3塁打⚾を放ったので動画として残します。初球にタイミングが合わなかったスラーブ(速いカーブ)を2球目で見事にしとめました! 強豪の硬式野球チームでもまれている成果が出ましたね。遅い球にも体が開かないところは自分のスイングスピードに自信を持っている証拠。チームも大喜びで大歓声。父も誇り高かったです(草野球ですけど。笑)。10郎は「俺の時だけ速い球を投げてこなかった。大人の速い球を打ちたかった」と物足りなさげでした。

 守備でも、助っ人参加の大学生(何と所属する硬式野球チームの9年先輩でした)と二遊間コンビを組み、ダブルプレーを2つ完成させていました。下写真はこの日のために購入したミズノ製アップシューズ。27㌢なので父子2人で使えると思ったら、10郎はもう28㌢だそうです。

 8郎もアップシューズを履いて数年ぶりにプレーヤーとして出場! カーブにタイミングを合わせ奇跡の2打数2安打! グリフィー父子のような体験が三たびでき、ほんと参加してよかったです。機会があればまた父子出場を果たしたいですね。8郎は試合後の飲み会にも参加。メンバーから「なんで10郎連れてこないばー」と言われました(笑)。宴では、同じ小学校出ながら初めて顔と名前が一致したKKと会話することもできて楽しかったです。

 

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 シメにおいしゅうございましたシリーズです。2度目の訪店となった沖縄市のそば屋「みなみ」さんです。透き通ったかつおだしが胃に染みわたり、体を温めてくれました。前回見当たらなかった紅ショウガは小鉢でありました。

 じゅーしーを我慢できたことを評価します。

 

 難関国家資格を受けている身としては週末の過ごし方は重要です。でも草野球を通して40年近い友情の確認と息子の成長を感じる時間を作ることも、人生において何ものにも代えがたい貴重な時間だと痛感しました。

 これから宅シネマを1、2本鑑賞する予定なので、今日はこれてに(勉強せい)。


決めたいラスト

2024年03月02日 | 食事処&飲み屋

 気が付けば2024年も3月に入っていました。おそろしいことです。何が恐ろしいかというと、ブログチェッカーの皆さんはお気づきの方もいるかと思いますが、そうです、診断士1次試験まで残り5カ月となったのです! 早すぎるっ(焦)。下写真は職場近くに割いていたカンヒザクラ。沖縄はモドリビーサが到来し、ちょっと寒くなっています。

 ということで今回はカテゴリーこそ「食べ処」ですが、内容はほぼ「スキルアップ」となっています。過去記事とカブる部分も多々ありますので興味のない方はページアウトください。人気の(?)おいしゅうございましたシリーズから入ります(ちょっと思い入れも書くので長くなります)。同シリーズのおかげで、再放送15回目というフェイクな日本記録を誇るあの超駄作ロングランドラマが3月から16回目の再放送となりました。。。週末はフルグラとブロッコリーで乗り切って今回こそ再放送をラストにしてやります(常連の方にしか通じないボケですみません)。

 

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 おいしゅうございましたシリーズです。

 まずは日本人みんな大好きケンタッキーフライドチキン。8郎にとっても、かつて姉妹がバイトしていたところだけあって、今でも一番馴染みがあるファーストフード店です。よくCMで聞く「今日ケンタッキーにしない?」というフレーズは消費者心理をうまくつかんでいると思いませんか。ひねりもないフレーズですが、販促コピーとしてはとても優れていると思っています。

 ちなみに8郎がケンタッキーで必ず注文するのは上写真の「和風チキンカツサンド」です。もちろん味が好みだからなのですが、ほかにも個人的理由があります。30数年前、大学受験勉強をしていた8郎に、バイト帰りの姉がよく差し入れてくれたからです。和風チキンカツサンドはどちらかというとニッチなメニューです。注文してから出てくるのが遅いことからも分かります。なので大量に作り置きなどしていない品のはずです。それを高校生バイトが簡単に持ち帰れたはずがありません。でも一度味をしめ「これが一番おいしい」とのたまった弟のために、いろいろ店内で難儀して(くすねた?)持ち帰ってきてくれたのだと思います。そんな姉を「帰りが遅い。お前は本当に母親そっくりでだめな女だな」と父がよくビンタをし怒鳴りつけていました。洗顔にお湯を使っただけで「本当にダメな母親そっくりだな」と水で洗うことを強要していました。確かに姉には夜遊び癖があり、父に怒られないように団地の廊下側だった8郎の部屋の窓から帰宅することがありましたが、その時でも和風チキンカツを手にしていました。つまりは夜遊びしている間も弟への差し入れを肌身離さず持っていたということです。そんな弟思いの優しい心を持った姉を病気に追い込み、それを自分のせいではないと信じたまま一人年老いていく父を8郎はまだ許すことができません。

 いきなりの個人的な話ですみません。当ブログはいろいろ急にぶっこんでくるので要注意です。ご了承ください。

 お次は業務中に寄ってしまった中城村の老舗そば屋『伊●家』さんです(当ブログでも過去に数回紹介している名店ですが今回は事情によりぼかします)。朝飯抜きの午後2時過ぎだったので誘惑に負けて入店してしまいました。はい、言い訳おじさん登場♪です。なぜ横にミニカレーが付いているのかは聞かないでください。8郎も記憶にございません(ゆくしっ)。

 午後2時過ぎに入ったのですが貸し切り状態でした(だから本来なら2時までのランチセットの対象に含めてもらいミニカレーを付けてくれたのです)。8郎をこの日ラストの客と見たのか店員さんは片付けを始めました。かつては常に満席状態だったこの店。味も落ちてないし、なんでかな~と考えましたが、時代の流れでしょうね。周りの飲食店のレベルがどんどん上がってきている、同時に常連顧客が高齢化し客層に変化が出始めている、ということかなと思います。うちの右肩下がりの商品と一緒です(あくまで通りすがりのおじさん分析です)。ということで以前より席が空いているというなら、またのれんをくぐりたいと思います。みなさんもぜひ。

 今回のおいしゅうございましたシリーズのラストを飾るのは、近年のラーメン屋行脚で最も高得点を付けたいお店「麺屋 しゅんたく」さんです(沖縄市松本)。食通の同僚から教えてもらいました。8郎は2回の訪店とも「とんこつ」しか頼んでないのですが、豚骨の臭みどころか上品なクリーミー仕上げとなっており、とてもおいしかったです。B級グルメフェイク評論家を自認する8郎から90点の高得点を差し上げましょう! しかもランチで訪ねたこの日はなんと「炊き込みご飯」がサービスでした!(お味も250円くらい払う価値あり)。

 驚くことに、スープの底に厚切りチャーシューがもう1枚入っていました(2枚重ねに気づかなかっただけなのですが)。これで千円弱だなんて安いような気がします。

 とてもおいしゅうございました。今度、家族で行ってみます。

 

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 食べ物関連で話をちょっと変えます。

 巷でよく「人生最後の食事は何がいいか」という、いわゆる「最後の晩餐」に関する質問があります。ネットではラストの飯(略して「ラス飯」)というワードでアンケートを取っているサイトもあるようで、ランキング結果が公表されてます。サイトによって1位には「寿司」「卵掛けご飯」など結果が異なっています。どのサイトでも上位にランクされるのが「母がつくってくれた●●」のようです。

 8郎にとっての母の味と言えば、唯一カレー🍛しかありません。というか小学5年生のときに生き別れた母の作った料理で記憶にあるのがカレーだけなのです(これホント)。貧困ネグレクト母子家庭だった8郎姉弟(母方の実家に寄生していました。無職に近い母の兄2人も同居するいびつな家庭でした)。夕飯は毎日母方の祖母が作っていました(毎日チャンプルーでしたけど孫3人のために大変だっただろうと今も感謝しています。父方のテルおばぁ以上に優しいおばぁちゃんでした。でもいつも悲しそうな顔をしていました)。遊んでくれた友達らと夕暮れ時に別れるとき、どの家庭も夕飯のにおいが漂っていてうらやましく思っていました。スナック勤めだった8郎の母はたまに家にいても二日酔いで寝ているだけ。借金取りから逃れるためにほとんどの日をチンピラ宅に避難していました。でも、とある1日だけ、帰宅時に家からカレーのにおいが漂っており、友達から「お前の家の夕飯、カレーか!いいな!」とうらやましがられたことがあります。その瞬間の誇らしい気持ちは40年たった今でも鮮やかに蘇ります。珍しく家にいた母親が作っていたのです。なぜその日だけ家にいてカレーを作ったのかは覚えていません。

 堅物夫に子ども3人を押し付けられた上に離婚され、チンピラの女となり、借金取りに追われ続ける生活をしていた母。母としては完全に失格ですが、息子として恨む気持ちはもうありません。8郎姉弟3人を命をかけて生んでくれたことに変わりはないからです。

 

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 またしても話題が飛んでしまいましたが、結論はと言うと、ラス飯について8郎はまだ答えがありません。カレーでも沖縄そばでもないと思います。和風チキンカツかと聞かれれば、それでもないと思います。まぁ、まだ死ぬつもりはないのでカンケーないですけどね。そもそも、現実問題として死ぬ前に食欲がわくのだろうかと疑問すら感じているくらいです。という結論ですいません(だったらラス飯のネタやめいっ)。

 

 以上のように、ラス飯はともかく、姉や母のことなど、最近、昔のことをよく思い出しますね。50歳を過ぎ人生が後半戦に入ったからでしょうか。いや、息子の成長を見るにつけ、当時の自分と重ねてしまうのかもしれないと思ったりもします。突然の個人的昔話にヒマな思いをされた方には申し訳ありまません。

 

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 遅まきながら本題です。あと5カ月となった診断士1次試験に向けて、現況確認、戦略を改めて整理します。

 昨年12月の激難沖縄再試験で見事落第したので、2年前に合格していた2科目がゾンビ復活しました(泣)。一方で、なんとか別の2科目だけは科目合格🌸したので、プラスマイナスゼロとなり、今年受けるのは2023年同様、5科目となります。5科目勉強はなかなかハードです。なぜなら前述の通り、もう1科目当たり1カ月しか割けないからです。そんな状況ですが、よく考えると「6回目にして今回が一番自分にとって有利な追い風が吹くだろう」という分析結果に至っています。2年前、3年前のあと一歩に迫ったとき以上の優位な位置にいると考えています。

 理由は3つあります。

 まず1つ目にして最大理由は、5科目のうち4科目は合格経験がある、ということです。そうです、文字通りになりますが、今回受ける5科目には過去に合格した経験がある4科目が含まれるからです。「財務会計」と「企業経営」は2年間勉強してませんが(2次の財務はやっています)、地道に復習を続ければ6割は間違いないと思います。いや、ともに7割を狙える科目です。ほか2科目「経済学」「経営法務」も極端に難易度が高まらなければ60点ラインは十分に可能です。いや「経済」も平年並みの難易度なら70点は狙えます。

 ということで戦略を描くために予想得点を試算してみます。「これくらいだったら取れるだろう」という控えめの試算にするため、「運営管理」が2年連続で難化し、得意の財務までもが激難だったという最悪パターン(本番そうなったら心折られますね)を想定します。※5科目受験なので300点取れば合格です。

 

経済 65点

■財務 55点

■企業 70点

■運営 50点

■法務 60点

   計300点

 

 はい、合格です(笑)。心折られるような最悪の想定でも合格ラインに乗っているのです。「今年はマジ行ける🔥」という自信が湧いてきました。

 過去5回の臨戦マインドは「取りに行く姿勢を失ったらそこで負けだ」という合格ライン手前の強がり感は否めなかったのですが、6回目の今回は「ここまで来たら受からなきゃおかしいだろう」という合格ラインを超えた位置からのスタートだと感じています。

 なので唯一合格経験がないラスト1科目「運営管理」とどう向き合うかが今年の最重要テーマになります。上の試算でも50点換算とするなど、自分に最も向いていない科目であることは疑う余地もありません(こいつは過去問10年分を10回転するなど、7科目で1番時間をかけています! それでも昨年12月の沖縄再試験で44点という惨敗💀)。なので今回の勝利の方程式としては、「どうせ勝てないんだから、この科目は50点前半でよしとして、ほか4科目で上積みしよう」というのが「解」だと思います。しかし8郎はあえてこの「運営管理」も科目合格する、と決めました。もちろん負け犬で終わりたくないという意地もあります。しかし意地だけでなく、とあるちょっとした算段から全7科目で合格👑したいと考えています。算段とは大したことないのですが、いつかの兼業候補として予備校講師なども想定した場合、「全科目合格者」というバックグラウンドは多少の助けになるのでは?と思っているからです。ま、その程度なので、正直、意地のほうが理由としては強いですけどね。このおっさん、負けず嫌いですから。

 ということで「運営管理」に関してはTBCさんのYoutube無料ビデオ講義を一から見直しています(テキストは購入済み)。〝未合格ラスト1科目〟も6割超えて、7科目完全合格を達成してやる所存です! TBCテキストは念のため「経営法務」も買いました。

 2つ目の理由は〝暗記3兄弟〟のうち受けるのは「経営法務」だけ、ということです。試験2日目は最初の1科目だけでいいということになります(意外になかなかの負担軽減になると思います)。今年免除となる「情報システム」「中小政策」の2科目はドが付く暗記科目なので、試験直前に集中してやるべき科目です。ゆえに試験直前にほかの重要科目に充てる時間を大幅減してしまうというデメリットがありました。これが意外に自分の首を絞めていました。さらに「情報システム」は難易度の乱高下がハンパありません。今回はそれらがないということで、2次試験対策までを想定するとかなり勉強の効率性はかなりアップします。※「経営法務」は当然暗記の要素も強いですが、理解力も同程度に必要とされます。

 

 3つ目は6回目の試験ということで経験値がパネぇということです(笑)。診断士試験はストレートで受かる人は司法試験なみの5%程度(怖)なので95%は多年度受験生となります。しかし、さすがに6回目となるとかなり少ないのでは?という気がします(3回受けてダメな場合、ほとんどが撤退を考えると思います)。50歳を過ぎて6回目というのは恥ずかしいばかりですが、裏を返せば、時間をかけなければ得られない経験値を自分は持っているのだと、考えることもできますので。勉強量はもちろん、知識の幅の広さ、勉強スタイル、試験当日の過ごし方などです。

 

 以上、6回目の今回こそ最も有利な風が吹く、という3つの根拠でした。自信をもって勉強を進めたいと思います。

 2次試験に関しては一応週に1日は勉強日を設けるようにしていますが、1次絶対合格を念頭にリスケしていきたいと考えています。1次に受かれば2次のチケットは来年52歳になる自分に手配できるからです。

 最大の敵がいるとすれば、そう、油断です。「勝てるだろう」と油断してしまった2年前の屈辱を決して忘れないようにします。油断大敵をモットーに「だろう」ではなく、ラストのラストまで「まだ勝ってないんだ」という緊張感で戦い続けます。

 ほかにも気を付けなければならない点としては、試験直前の不測のトラブルです。サラリーマンである以上、トラブル対応出勤というものがあります。これに関しては少なくとも試験本番2日間だけは同僚に代行を頼むよう手配します(何があっても試験優先です!)。また、コロナ、インフルなどの病気や交通事故などは8郎だけでなく家族にだって想定されます。可能な限り万全のリスク対策をして置こうと思います。ということで、今年も仕事以外ではほとんど外に出ない「ホントつまらない男」をブッ通します。ご理解ください。 

※ラストもう一つ気になるのが、昨年試験日とついにぶつかった台風🌀の影響です。ネット上では「沖縄再試験の費用負担が過剰だったので、2024年から那覇会場は福岡会場に吸収されるだろう」という噂もまことしやかにささやかれています。沖縄への配慮(と言う名の選挙対策)を見せていたN大臣も更迭された今となっては可能性は低いですが、ないこともないでしょう。ま、その時は福岡に行けばいいだけの話ですが(でも金かかる~)。※この日程・会場に関しては3月半ばに発表されますので注視しています。沖縄切り捨てはやめろ~。

 ということで、50歳の懲りない6回目の挑戦に応援のほど、よろしくお願いいたします。「50歳までの挑戦」という宣言を撤回し「受かるまで受けてやる」とリスタートしたものの、秘めたる思いは常に今回こそラストであることに変わりはありません。息子との約束を果たすため、30数年前にバイト帰りの姉が深夜に届けてくれた和風チキンカツサンド🍔の味を思い出しながら頑張ります🔥 今日はこれにて。