沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

エリア51

2024年05月20日 | むぬかんげー

 エリア51とは、アメリカのネバダ州にある米空軍の機密性の高い施設の通称です。2013年に米CIAが初めて公式に存在を認めた、秘密兵器製造施設やら宇宙人隔離施設やらと陰謀論の舞台でもあります。また、万一侵入でもしたら間違いなく捕まるという絶対的なセキュリティ性になぞらえて、元メジャーリーガーで背番号51だったイチロー選手の守備範囲の広さを称えるキーワードとしても使われていました。

 なぜ、いきなりエリア51の話を持ち出したかと言うと、わたくし8郎、先日51歳の誕生日を迎えたからです🍰。ということで、見通しが不透明な右肩下がりの会社に勤めるわが身の不安な立ち位置をエリア51になぞらえてみました。8郎がサラリーマン人生の集大成、クライマックスと位置付けるアフター55の世界に向けた警報級ゾーンに足を踏み入れた、という危機感を持ちたいと思います。

 そんなエリア51に突入する前日に、自宅ベランダ、いや絶景テラスから短めのを拝むことができました。神様が「これから厳しい戦いが待っている。油断するな。でもとりあえず、おめでとう!」と祝ってくれたかのようです(笑)

 さて、沖縄はまだ梅雨入りしません(驚)。おかげさまで会社からの帰路は相変わらずの美しいオレンジの世界

 くたびれた五十路サラリーマン、力強い太陽光からエネルギーをいただきました。もう家路ですが。。。

 帰宅後も月が出ていたのでYEBISUビールで乾杯。その後はもちろん勉強しています。

 

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 本題に入る前に、来月に人間ドックを控え、これまでにない減量生活を覚悟した(はずの)51歳おじさんの〝おいしゅうございましたシリーズ〟です。北谷町の『魁力屋(かいりきや)さんに行ってきました。京都ラーメンのようです。

 味変用の調味料が豊富でした。8郎はチャーハンにラーメンコショーを、ラーメンに豆板醤を使いました。

 「濃旨味玉ラーメンとチャーハンのセット」です。1300円くらいでした。おいしゅうございました。これでも背脂「普通」を選択しています。

 写真左上のチャーハンに厚切りたくあんがあります。トッピング用に置かれていたので添えてみました。たくあんなんて久しぶりに食べたなぁ。食べながら、幼いころたくあんが大好きだったというイチロー選手が食べ過ぎて体中が真っ黄色になった、という有名な話を思い出しました(どんだけ好きだったばー。笑)。そう言えばイチローさんも8郎とおない年なのでエリア51突入ですね。お互い頑張りましょう!(お会いしたことないけどじりー目線です)。

 はい。ラーメン食べてからの胃もたれ💀に後悔したのはいつものことです。メリットはゆで卵1個を摂取したことくらいですかね。帰りがてら、筋トレの参考にしているYoutuberさんの言葉を思い出しました。

 「体のことを考えたら、炭水化物と砂糖と油の権化であるラーメンなんて俺は絶対食わねぇ」。ひぃ~。

 それはさておき『魁力屋』さん、メニューも豊富です。駐車場も店内も広いので興味のある方はぜひ行ってみてください。

 

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 本題です。前述の通り51歳になりました。もちろんめでたいことなので、51年も歩いてこれたわが身をまずは褒めてあげますが、これからのことを冷静に分析すると大地震の前兆である余震が始まったという危機感を持ちたいと思います。右肩下がりの会社、サラリーマンとしての立ち位置だけでなく、世の中の経済状況、自身の健康状態(今は健康です)、親戚関係など、いろんな意味でです。アフター55の世界までもう4年しかありません。どんどん時間がなくなっているのです。

 誕生日当日は家族3人、自宅で祝いました。ケーキは久しぶりに妻御用達の那覇新都心の『ジョーギ』さん。おいしゅうございました。ディナーはスシローのテイクアウト。庶民的ですが、これだけでも十分幸せです。

 家族3人、大病にもかからず、また経済的に困窮するということも特段なく、自分のやりたいことをやっています。ヒンスー育ちだった自らの半生51年を振り返ってもこんなに平穏な生活が続いたことはありません。今を幸せと思わなければ罰が当たります。とは言え、幸せに甘んじることなく、いろんなことができるうちにやれることをやっておかなければ、と決意を新たにした次第です。人生、幸せばかりが続くわけではありませんから。

 そんな51歳おじさんの目下最大の悩みは、6回目の受験となる診断士1次試験、ではありません。愛息10郎のことです。前回も書いた通り、10郎が「塾を辞めて野球に集中したい」と。勉強から野球へのシフトを強調しているのです。父8郎は「一番大事なのは勉強。野球は二の次」と伝えていますが、まだ14歳なので地味な勉強より楽しい野球に意識が行くのは当然のことで、伝わっていません(笑)。野球に集中したいというのは嘘ではないと思いますが、塾をやめるのは単純に勉強から逃げたいだけなのでは?という疑念もあります。「勉強は誰だって苦しいから多くの人は頑張れない。でもだからこそやる価値があり、やった分だけ将来君を助ける」と伝え続けていますが、最近では聞かないふりをします(笑)。

 どちらにしろ、最後に決めるのは息子自身だという気持ちは変わりません。例えそれがプロ野球選手であっても。息子が人生をかけて決めた決断なら父として全身全霊で応援するしかありません。そうしなければ8郎の父と同じことをすることになります。そういう父にだけはなりたくありません。いつか死ぬときに間違いなく後悔するでしょう。

 ただし、息子が人生を懸けた決断をするのは、早くても高校生になってからでいいと思うのです。まずは高校進学を目指して必死に勉強に励んでほしいのです。

 今はとりあえず息子の考えに耳を傾けながら、社会の厳しさ、親としての意見を伝えていこうと思います。

 子どもって親の思っている通りにはならない、と言いますが、まさにその通りですね。言って育つのではない、親がやってみせなければ、という本来の子育て方(まさに野生動物がそうです)に立ち返り、まずはエリア51の世界で自分自身が頑張ろうと思います。

 下写真は素振りだけで鍛え上げた息子の背中です。どんどん逞しくなっています! 息子の努力のたまものですね。

 エリア51、とかっこよく書いてきましたが、その内実は息子の針路に悩むただのおっさんです(笑)。でも悩んでいることを不幸せだなんて全く思いません。逆に次から次へと悩みを与えてくれる息子に感謝しかありません。息子との激突は生きる喜びであり、親として不幸せであるはずがありません(イチロー引退時会見風)。

 さて、練習で疲れた息子の全身マッサージをする時間帯エリア23(つまり23時)が近づいているので、今日はこれにて。


祝50歳 5年計画

2023年05月23日 | むぬかんげー

 8郎、このたび50歳になりました。妻と愛息10郎がケーキで祝ってくれました。

 50歳の誕生日はごくごく普通の日でした。片頭痛とともに置き、片頭痛とともに就寝しました。愛息10郎は高熱で野球を休みました。てな具合に、特段ハッピーなこともありませんでした。それどころか梅雨入りもする始末。灰色のアフター50を占っているとでもいうのでしょうか。。。って、そんなのカンケーねぇ!

 なんだかんだ言っても生まれてから50周年です。今や人生100年時代です。半分の50年というのが大きな節目であることに異論はありません。ということで、人生の記録という意味でブログを更新いたします。

 50歳の思いのたけは後ほどにして、誕生日当日のつれづれを。

 50歳の誕生日に合わせて15回目の人間ドックに行ってきました。その結果から。

 

身長 179.6㌢(50歳を境に「夢の180㌢倶楽部」はもうあきらめました。あとは軟骨がすり減るだけですから。息子に託したいと思います!)。

体重 82.7㌔(昨年より1㌔増。「50代は70㌔台で迎える」という目標を果たせませんでした。この馬鹿チンが! by 金8先生)。

体脂肪率 27.7%(筋トレは頑張っているつもりでしたが去年より2%も上昇! 加齢はもちろん息子の野球から離れたことも大きいですね~)。

腹囲 92㌢(醜い洋ナシ体形です。涙)。

 

 簡易検診は例年通り「70㌔台まで落とせば健康」というものでした(何年連続言われてるばー)。血圧が最高136、最低が94と上昇傾向にあるのは、体の維持機能が衰えてきていることを意味するので注意したいと思います。肝機能はすべてA評価なのでホッとしました。飲み会控えていますので。

 加齢と衰えを感じる検診結果ではありましたが、入院するなどの大病の気配は今のところほぼないということで安心しました。

 病気さえなければ、どこでだって戦える! 

 本題に入る前に、10年前の記事もアップしておきます。40歳になった当時の8郎の思いがコンパクトに記されています。

 

不惑の入り口で思うこと - 沖縄 8 Scene

先日、ついに40歳になった8郎です。思ったほどの感慨はありませんでしたね。これまでの40年を振り返ると、我ながら波乱万丈でした。地獄のようだった少年時代に夢見た...

goo blog

 

 

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 さて、50年を振り返ると、言い尽くされた言葉でしょうが、あっという間でしたね。『8郎50年史』については長くなるのでここには書きません。サラリーマンというライフスタイルで見ると、50歳を過ぎても部長どころか平社員のままです。昭和世代から見ると「部長になれなかった〝負け組〟」と言われるカテゴリーにいます。

 しかし、自分では負け組だとは全く思っていません。まず仕事で負けてなんかいないからです。また、説明責任から逃げ続けるクサレ社長が2代続き、ともに自己保身を理由に決めてきた、いわゆるイエスマン人事の延長線上の戦いにいるからです。今の立ち位置がそんなクサレに好かれる努力なんて一切しなかった見返りであるとすれば、それはもう大歓迎なのです。8郎の勝利とは言えないでしょうが、負けでもありません。最後は勝ちます。

 出世とは無縁でも今のところ収入は安定しており(5年くらい先まではぎりぎり何とか見通せるかな。。。多分)、沖縄の貧困事情に比べると現時点の生活水準に不満はありません。毎日出社できる会社があることに感謝でいっぱいです。

【後記】この記事をアップしたあとに、わが社の前期の「経常損失」が約4億円と発表されました。もちろん営業利益も赤字です。数年来、役員に居座るこの面々が経営陣として全くの無能であることの何よりの証左です。一番先に責任を取るべき人たちです。辞任してその莫大な人件費を若手にまわすべきです。しかし責任なんて取らないでしょう。株主総会で高齢社員株主どもが我先にと拍手で承認してあげるからです。悲しい会社です。もう終わっているのかもしれません。

 話を戻します。。。現在のサラリーマンとしての立ち位置に不満はありますが、不満を言うだけの人間にならないため、地道に努力を続けて、人生を少しずつ自分のものにしているつもりです。

 そんな庶民的おじさん、50歳として目標を5つ掲げました。5年スパンとしました。タイムイズマネーなので本音は3年にしたかったのですが、思わず語呂を合わせてしまいました。

 

 ①5回目の挑戦となる中小企業診断士1次試験に合格すること。

 ② 業務においても常に5年後を見据え取り組むこと。

 ③ 今まで控えていた外との付き合いも活発化する。

 ④ 終の棲家としたはずの自宅マンションについてもあり方を再考する。

 ⑤ 今後5年間は愛息10郎が人生の土台を作る正念場です。勉強を中心に親として最大限サポートする。

 

 以上です。

 ⑤まで掲げましたが、はっきり言ってに尽きます。を達成できなければ②以降のステップに取り組めないためです。「今年でFINAL」と決めた資格試験合格にまず全力注入したいと思います。それを前提に見ていきます。

 ②についてです。会社は右肩下がりです。取り組む業務も5年後に必要とされているか分からないものがたくさんあります。本当に必要な努力だけに注力したいと思います。無駄なことをやればやるだけ余命が短くなるのです。それを分かってないパフォーマンス社員が多すぎます。クサレ人事権者のケツの穴なめなめ合戦に参加するのは人生の無駄にしかすぎません。

 ③はいわゆる人脈づくりですね。この10年間はスキルアップを優先し、ほぼやっていないので。「人生最後の資格」はまだ取得していませんが、時間が立ち過ぎたので、そろそろアフター50の横のつながりを広げておきたいのです。飲み会、交流会など足を運びたいのです。と言っても、もちろんを達成すれば、ですが。

 ④については、今のマンションはほぼ完ぺきな住環境ですが、10郎が大学生になるころには、その意義が変わる可能性があります。また売り時というのがあります。住環境の評価が高いわがマンション。5年以内なら購入時より高く売れそうです。ただ、また買う余力が残っているのかという問題もあります。

 最後の⑤はある意味以上に大事です。8郎の残り少ない人生より、これから無限の可能性を秘める10郎の成長に労力を使ったほうがいいのは自明の理です。勉強を中心にサポートできることはやり尽くしたいと思います。今は8郎が勉強し続ける姿を見せることが最大の教育だと思っています。

 

 以上、目標を掲げてみたところ、はっきりしたことがあります。

 

 それは、時間はいくらあっても足りない、ということです。

 

 同時に憂う、または悩んでいるひまなんかないということでもあります。50歳を過ぎようが60歳を過ぎようが、目標を掲げた瞬間、人は歩き出さなければなりません。人生は常にチャレンジ。そのマインドを忘れずに、アフター50の人生を歩んでいきたいと思います。

 もちろん、この会社でサラリーマンを全うし定年退職できるなら素晴らしいことでしょう(23年前にひねくれ者8郎を拾ってくれた上に、普通のサラリーマンには体験できないことをたくさん体験させてくれたこの会社には感謝しかありません)。しかし円満退職は現実を見ると難しそうです。外的要因としては、うちの商品がデジタル化に伴い社会的需要がいずれなくなるのは目に見えている、ということです(マネタイズが厳しいという意味で)。内的要因はさらに悲しく、前述の通りのイエスマン人事が幅を利かすのは間違いないので、今後も8郎の登用はまず考えられません(もちろん目の前の業務はクサらずに全うしますが)。

 以上の内外要因を分析した上で、例え何があっても、会社にしがみつくだけの50歳でなく、世の中から求められる50歳でいたいと思っているのです。そしてアフター60でも挑戦している自分であるために。そのための努力を50歳前半も続けたいと思います。後半に入るころ、大きな賭けに出ざるを得ないときが来ると警戒しています。年頭に掲げた、これまでの経験を活かし未来に向けて変化する「8郎2.0」(笑)を意識し、挑戦していきます。そのほうが絶対に楽しいし、努力する意味があると考えるからです。

 

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 ということで、ナカユクイです。50歳初のおいしゅうございましたシリーズです。

 人間ドックが終わった日、早速浦添市の「高江洲そば」さんに足を向けました。開店時間の午前10時前に着いたのですが、すでに10人ほど並んでいました(驚)。「ソーキそば」とジューシーおにぎりを注文。50歳初めてのランチ(ブランチ?)が沖縄そばであることをうれしく思いました。50年前にこの島に生まれた喜びに偽りなんてありません。ウチナンチュ最高のソウルフード、大変おいしゅうございました。

 別の日には妻と二人で熊本ラーメン「育元(いくげん)さんに。焦がしニンニクの豚骨スープ、チャーシュー、角煮がおいしゅうございました。

 ただ、8郎個人的には麺が合いませんでしたね~。ソーメン系の淡泊な麺でした。あと、乗せられたキャベツは事前にスープで煮込んだものがいいかなと感じました。そして、いい具材を使っているはずなのでしょうがないのですが、ちょっとだけお高いですね。とはいえ総合的に友人・知人に紹介しても間違いのない店だと思います。店内もきれいで落ち着けます。 

 ご参考に公式サイトをリンクしておきます。

 

熊本ラーメン 育元 経塚店

秘伝ダレで仕上げた角煮と特製マー油の本格豚骨スープが決めて『熊本ラーメン 育元 経塚店』1番人気の「ターローメン」をぜひご賞味ください

熊本ラーメン 育元 経塚店

 

 この50歳は70㌔に戻るつもりがあるのでしょうか。

 

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 愛息10郎が硬式野球チームの体験入団期間を終え、正式に入団しました! 「10郎甲子園  第二章」の開幕です! 妻ともども人生最大の楽しみが再び始まりました。新入部員は30人超。1軍入りを目指して激しい競争の始まりでもあります。入団式には妻が同行しました。

 「入団祝弁当」まであったようです! 県内中学硬式クラブでは〝最強〟をうたっているようですから、相当気合入っていますな~。

 参加した妻によると、180㌢弱の8郎より大きくてごっつい、野球部経験者お父さんがたくさんいたようです。「自分の息子をプロ野球選手に!少なくとも甲子園球児に!」という野球オヤジたちなのでしょう。レギュラーの競争は厳しいでしょう。でも、10郎、君の父ちゃんは極貧家庭の事情で少年野球を1年で断念せざるを得なかった男だが、その悔しさと野球愛を君に全身全霊(多分)で伝えたはずだ。ひるまずにエースで3番を堂々と狙ってこい! 君ならできる!🔥

※大谷翔平選手の活躍もあって、令和の時代は最強打者は4番でなく3番だと考えています。

 

 そんな10郎ですが塾でも頑張っています。成績次第でクラスを入れ替える「Vテスト」なるものがあるのですが、なんと前回より順位を上げたようです! 8郎は「今回はクラスに残るだけでも難しい」と見ていたのですが、それを覆す成果でした。8郎は10郎に「あの時いやいやしがならでも問題を解いていた君の努力がこの結果をもたらしたんだよ」と褒めてあげました。

 そんな愛息ですが、塾の先生にもかなり期待されているようで「(大谷選手のように)目標を紙に書いておくともっと伸びるよ」と言われたとのこと。父の勉強部屋からA4用紙を持ち出し何やら書いていたので、受け取って中身を確認してみると。。。

 全部、野球あらに!(爆)。塾の先生も想定外でしょうね。高校3年生となる5年後の2028年まで書かれていました。

 いろいろ面白いのですが「身長183㌢」とトーンダウンしたのは笑ってしまいました。小学生のころは「柳田選手くらいの189㌢までは絶対に行く」と言っていたのですが、両親の身長を足して2で割るどうたらこうたらの「公式」なるものがあるようで(妻が153㌢なので公式にあてはめると10郎は174㌢どまりです)、中学生なりに現実と向き合ったのでしょうね。。。それでも目標として掲げた数字は「180㌢倶楽部」入会可能だぜ。父ちゃんの果たせなかった夢(笑)をぜひ果たしてほしい。

※ブログ更新の日に、中学生初の身体測定があったらしく、166.5㌢だったそうです(以外と伸びてない!やばっ)。どんどん食べて、いっぱい寝よーぜ! 柳田クラスは無理でも、清宮クラス(184㌢)はあきらめるな!

 

 さぁ、人生節目の50歳からすでに数日が過ぎました。人生100年を全うするまでどんどん残り時間がなくなっていきます。5年後の目標まで掲げた息子に負けじと、気持ちを新たに、50歳のおっさん、しっかりとしたたかに歩いていきます。


残暑のリエンジニアリング

2021年09月01日 | むぬかんげー

 2021年もあっという間に9月になりました。猛暑日が全国的に続いていますが、さすがにここ沖縄でも朝と夕は太陽の勢いが弱まっているのを感じます。

 3回目の惨敗に終わった中小企業診断士1次試験から10日が経ちました。未だに心の傷は癒えませんが、前を向けるようになってはいます。

 ということで、診断士試験の勉強で学んだ理論を自らに生かしてみようと、生活をリエンジニアリング(再設計)することにしました。いきなり、かみそうな長い外来語を使ってすいません(用語の詳細については下記※参照)。目的はもちろん来年の2次試験合格です。1日1日を限りなく効率的に使う、という思想がベースにあります。これまでもやってきたつもりですが、今回の敗戦を受け、全然足りなかったと反省しています。己への厳しさが足りなかったのです。

※「リエンジニアリング」とは(ネット辞書から引用)

 業務・組織・戦略をゼロから根本的に再構築すること。時代遅れになったルールを破棄し、企業競争力の回復を図ること。1980年代のアメリカ産業界における「行き過ぎた分業」への反省から生まれた。業績の悪い部分を削って業績の良い部門に経営資材を集中させる「リストラ」に対して、「リエンジニアリング」は、既存の業務の流れを根本的に見直し、必要な機能だけに絞って業務を徹底的に再設計する極めて劇的で大胆な経営改善手法。従来の部分的な改革では実現できなかった大きな飛躍ができるほか、無駄の徹底的な排除をもたらす。

 だそうです! 

 

【追記。長くなりますので飛ばしてもらって構いません】

 リエンジニアリングが必要な巷のとある会社もそうすべきですが、一切やりません(切り捨て分社化と人件費削減だけが目的の組織改編ばかりチマチマ繰り返しています。とはいえ、それに正面切って反対はできません。もはや金がないという事実には誰も勝てませんし、数年前から覚悟していたので)。それはともかく、昭和に置いてきたはずの売上信奉主義をこの期に及んで高らかに主張しはじめ、最後の貴重な資金をドバドバ大量投入する方針に驚きです。大金を使えば売り上げは一時的に上がるってことは小学生でも分かります。その売り上げは自分たちの財布に残っていたお金が移動しただけだからです。それが運よく戻ってきたら「成功だ」と喜びますか? コロナショックの前年度と比べて「最後の投資が成功して売上が伸びたぞ!これからも伸びるぞ!」と本気で言えますか? もう財布には一銭も残ってないので、結果、戻ってきたお金をまた出さざるを得ないのですよ。そして、間違いなく売上は落ちていきます。売上が下降しているのは売るポジションにある社員が悪いのでもなく〝時代の要請〟です。売上を下げてやろうと考えて働く人などいません。時代が〝不要〟としつつある商品を、中身をほとんど改善することなく、大金と現場の根性だけで売れるはずがありません。人口も減り(沖縄は微増)、所得格差が広がり(沖縄はひどい)、政府の保護政策、世の中のキャッシュフローも減っていく時代です。その厳しい競争の中で生き残るために必要なのは根性主義ではありません。〝わが身を分析し将来を考える力〟です。いっときの大金と現場の根性でどうにかしろと言いきる昭和の経営者では乗り切れません。

 残り銭を使い果たす覚悟なら、これからの厳しい時代に備えた己の体質改善に使うべきでした。それこそがリエンジニアリング(かみそう)の趣旨です。商品の大胆なリニューアル、それに伴う大胆な組織改編、そして早期退職制度等です(今年で〝2021年度中小企業支援科目合格者<企業経営理論>)〟という、あまり意味のない国家資格を得ることになる48歳に断言させてください(笑)。ちなみにこの資格、3年限定です(泣)。

 あくまで例えですが。巷の会社は、体格的にミドル級以下だと自己申告したベテランボクサーが、ヘビー級並みに筋肉を太くして重いパンチを打つ練習をし始めたようなものです(映画『ロッキー THE FINAL』か!)。「俺様たちもそうやってでかく強くなってきた。お前らも俺様のように頑張ればまだまだでっかくなれるぞ。チャンスは向こうからどんどんやってくる! おい!水は一滴も飲むんじゃねー、バカ野郎!」という昭和の熱血トレーナー(言い過ぎでしょうか)より、「あなたが向かうリングにその太い筋肉はほとんど意味を持ちません。そもそもあなたの体格にはアンバランスです。優位性を考えて階級を下げるために、まずは体を細く強靭にするための投資をしましょう。ラストチャンス、大切に使いましょう」と当たり前のことを冷静に分析する令和のトレーナーを8郎は信じます。

 でも、なぜ身の丈知らずで一過性でしかない売上信奉主義を掲げたのか、その真意は2,3年後に必ず正体を見せますが、それすらに気づいていない、巷のとある会社の社員たちに強い危機感を覚えます(その真意にいち早く気づいて忠犬を装ったごく少数の無責任ズルは出世します。彼らにも悲しくも哀れな犬レースが待っていますが)。これからがある若い世代を見て8郎世代以上に大変だな思います(若さは金以上の価値がありますけど!)。でも、昭和バブル世代と同じ価値観を持って働く若い人には共感はできませんね。根っこが同じなので。上を批判する能力も権利もない、ただ若い、だけの人です。残念ですが、いっぱいいますね。

 もう使い道は決まったそうなので、いまさら何を言っても駄目ですが。これで、あと2、3年は自らの財布から出した最後のお金がもたらす一過性の変化を巡り、さも自分の手柄だと主張するちょうちんダメ社員たちのパフォーマンス笑劇を見せられることになるでしょう。そして間違いなく売上は落ちていき、給料も待遇も下がっていきます。一方で、一過性の売上増が実現した場合、その笑劇の終幕として〝真意〟が本性を現すでしょう。オチがバレバレのくだらないエンディングだと考えています。

 さて、終わりが約10年前から始まっている巷の会社に関する庶民派サラリーマンのものかんげーは以上になります。それでも8郎は頑張ります!

【追記終】

 

 話を戻します! 

 8郎的リエンジニアリング(かみそう)のターゲットは、

 ①生活スタイル②勉強方法の2つになります。

 まずは①生活スタイルです。早寝早起き! と言いたいところですが、こればかりは断念しています。数年前に当ブログで「5時から男宣言」と題し、早起き生活への転換を高らかに謳いましたが、2週間ほどで元に戻しました(恥)。理由は自分に合わなかったからです。早起きは三文の得を信じたいのですが、リアルに言うと、早起きすると逆に仕事への悪影響が出るのですよ。説明が難しいのですが、仕事前に仕事以外のことをすると仕事への集中力が高まらない、また業務時間を必要以上に長く感じる(眠気につながる)、などのマイナス点です。体質的に朝が弱いこともあり、そういう意味で無理な努力はやめようと判断しました。なので、平日の勉強は夜に行います(あとは出退勤時間)。

 生活リエンジニアリングにおいて最も意識したいのは効率化です。生活のすべての部分で、無駄な時間を最大限に省くつもりです。朝の新聞も見出しチェックにとどめます(そう大したこと載ってないので)、通勤バスでは居眠りをせずに参考書を読みます。帰宅後の家事も手早く片付け、テレビはほとんど見ないようにします。筋トレは逆に増やします(疲れが取れ、脳に酸素が行くので)。メシとシャワー以外、寝るまでの時間をすべて勉強に費やそうと思います(小説も読みません。Youtubeも・・・あんまり見ません!)。もちろん、これまでもそうやってきつもりでしたが、その密度を高めるのです。将来への不安をエネルギーに、頑張ります!

 ところで生活改善には、個人的に最大の阻害要因があります。それはズバリ「頭痛」です。これまでにも何度か書いていますが、8郎は生来の副鼻腔が原因と思われる頭痛が、ここ数年ひどさを増しているのです。年齢による血管の硬化などが要因ではないかと考えています。これが更年期障害?と思ったりもします。朝弱いのもそれが原因でしょう。これをどう改善するかもリアルな課題です。克服はともかく少なくとも改善しなければ、リエンジニアリングもうまく行かないでしょう。

 とはいえ、医者でも改善できないことを一体どうするか・・・。

 とりあえず健康体になるよう努力します(笑)。食事は野菜を多く炭水化物を控えめに、を意識します。血液が少しでもサラサラに流れれば、今よりは多少なにかが改善するのではないかと期待して。体重も70㌔台半ばを目指して余計なものを口に入れないようにします。1次試験勉強時はストレス緩和のために甘いもの食べまくっていましたが(おかげで数年ぶりの84㌔台に)、これも再び制限をかけます。週に2回としていた自宅マンション8階までの階段上りも、なるべく毎日行います。エレベーターに乗っている時間は自分になんのベネフィット(利益)ももたらさないのだ! といい聞かせて・・・(来週、普通に毎日乗っていそう。このおっさん)。

  ブログの更新だけは、頻度は下がりますが続けようと思います。庶民派サラリーマン8郎の凡人伝でもありますので。

 

 ところで最近よく思うことがあります。20代のころは(独身ということもあって)、もっと時間を大切にし、ハングリーに一瞬一瞬を大切に生きていたなぁ。だのに、いつの間にこう緊張感のない生き方になってしまっているんだろう、と。反省しきりです。時とともに自分の思考も経年劣化しつつあるのだと危機感が募ります。緊張感のなさがもたらす悪影響は自分の人生だけではありません。子に伝染させるのが一番の罪だと思っています。このままじゃいかん! それがリエンジニアリングの理由です。 

 

 ②勉強方法については、2次試験を中心としたスタイルにシフトします。今年3回目の不合格となった1次試験については(5科目は科目合格しているので)、残り2科目となる来年はまず突破できるだろうと考えています。今年に目を戻すと11月の2次試験の受験資格は8郎にはないですが、受けるつもりで勉強を始めます。試験終了後にネットで問題用紙を入手し、自宅で挑戦してみようという計画です。全く通用せず、ショックを受けるでしょうが、それがあえての目的です。

 その2次試験が終われば、1次科目も復活させて並行します。もちろん今年科目合格できなかった、主要3科目の一つ「運営管理」が軸です。今年不合格の最大原因であり暗記科目である「中小政策」は年度内は触りません。予備校のデータからすると来年は易化するはず(笑)なので、来年の大型連休当たりから着手する予定としました。

 ところで、今年合格した「財務会計」は来年も受けようかなと考えています(制度上可能です)。理由は、来年こそ70点以上を取って得点源にしたいと考えているのです。また、時間とプライドを一番賭けてきた科目なので、いくら合格したとはいえギリギリ60点では悔しいという個人的な感情もあります(笑)。となると、一番得意な「企業経営」も受けちゃおうか・・・などと計画が膨らんでいます(笑)。どうせ同じ1万3千円払うんだし! もうちょっと考えます。

 

 1次試験の不合格がほぼ判明した翌日、2次試験用の参考書をアマゾンで購入しました(左2冊は昨年購入)。どれも分厚いですが、中でも『全知識』というテキストに注目しています。youtuber講師がおススメしていたからです。時間が空いてるときは常に開き、頭にインプットするつもりです。バス通勤にも必携するようにします。重いけど「重いからこそ持っていく意味があるんだ」と言い聞かせ、頑張ります(星8徹登場)。

 下写真は5色の蛍光ペンです。と言っても、8郎が蛍光ペン画家になったわけではありません(そんな画家いる?)。2次試験で多くの受験生が使っているアイテムなので、8郎もそろえました。限りある試験時間で難解な長文を効率的に読み込むために、重要なカ所に色付け・色分けするためのマストアイテムのようです。 

 記録を見ると、3月にスタートした2次試験勉強については5月までに約90時間(5カ年分1回転)費やしています。その時間を1次に当てていれば1次には合格したかも、と考えると時間配分をミスったようにも見えます(結果論ですが)。しかし、2次合格がゴールだという長い目で見ると一緒なんです。2次試験に関してすでに現時点で90時間しているというのは非常に心強いからです。 

 広範囲で膨大な知識の詰め込みである1次試験に比べ、読解力と書く力を求められる2次試験(難易度はこっちが高し)のほうが自分に向いていると信じ、プラス志向で頑張ります。試験としては人生初の4度目の挑戦(泣)となりますが、ブログチェッカーの皆さんには長い目で応援してもらえると嬉しいです。

 

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 さて、試験前になかなか報告できなかった8郎家の報告を最後に。

 コロナによるステイホームの夏休みを独りぼっちで頑張っている愛息10郎。感想文の宿題が待っていました。テーマは漫画でもいいということで横山光輝大先生の傑作『三国志』を選択! 絵は得意だが作文は苦手だと主張する愛息に、父から基本を伝授しました。いきなり作文用紙に書き始めるのではなく、まずは本を読んで感動した要素をメモに取るように教えました。最初の頭づくり、全体のイメージづくりがとても大事だからです。10郎は不満げに聞いていましたが、あとから見てみると、一応メモっていました。あまりにも紋切り型なので笑ってしまいましたが(笑)。完成作が楽しみです。

 9月に入り、学校も再開かなと期待していたら、今日の発表でリモート授業が1週間延びました(泣)。まぁ、コロナの現況では仕方ないですよね。10郎、一人切りのステイホーム、あと少しだけ頑張ろうぜ。

 

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 さて、48歳にして挑む生活のリエンジニアリング。功を奏するかどうかは自分次第です。視界不良の50代の世界を前に、やれることはすべてやっておかなくてはなりません。一日一日を緊張感をもって過ごしたいと思います。

 リエンジニアリングとリストラクチャーの違いをもう一回確認するので、今日はこれにて(一回で覚えろ)。


5月4日の出来事

2010年05月07日 | むぬかんげー

 4日に来沖した鳩山首相は残念ながら約束を破りました。一ウチナンチュとして非常に残念ですが、どうしてこうも日本はアメリカに弱いのか、不思議でなりません。敗戦国という弱みが根底にあることは間違いないですが、ほかにも理由があるのでしょう。「対等な日米関係」という観念など頭の片隅にもなく、膨大な利益を被ろうとすることに人生かけている「知識層」が、日米両国にいるということでしょうね。

 ま、小市民ハチローには想像することしかできませんが。

 6日、梅雨入りした沖縄。早速豪雨に見舞われ、日頃美しい本部の海も赤土が流失して無残な姿に。

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 名護市東江(あがりえ)の「ひがし食堂」に行ってまいりました。カキ氷で有名らしいのですが、ハチローは普通にカツカレー(650円)を注文。家庭的なお味でした。でも、やっぱカレーなら300円プラスしても「たんぽぽ」がいいと痛感した37歳子持ちのプチ親父です。今度はそばか定食に挑戦します。

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 わがジュウロウは、4日にめでたく退院。ハチローは仕事で立ち会えませんでしたが(泣)。ジュウロウは産後で体調不良の妻とともに妻の実家にいます。なのでハチローは仕事でつかれて帰宅しても、愛らしい寝顔にあうことができません(泣)。3時間に一回のウンチの後処理すら楽しみにしているハチローにとって、ジュウロウのいない日々は、逆に疲れも取れず、ストレスのたまる日々です。

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 ジュウロウよ、端正な顔立ちの君はイケメンになるだろう。ハゲ坊主で二重アゴの父はイクメンを目指すぞ

 何度見てもかわいいのぅ。疲れが抜けない親バカはもう寝ます。


年の瀬ピンク@辺野古

2009年12月12日 | むぬかんげー

 【題名注意】 風俗に染まった年末を過ごしているわけではありません。ご拝読を!

 先日、ハイイロガンという渡り鳥が市内の田んぼに飛来したという新聞記事を読んだので、早速行ってみました。いましたいました(下写真中央)。くちばしがピンク色ですね。しかも数羽のマガンも一緒に! 遠くて画像が荒いですが、貴重な一枚となりました。

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 お次は金武町の田んぼでみかけた、「水辺のバレリーナ」ことセイタカシギ。細い足が濃いピンク色。

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 温かい沖縄でのんびりと越冬してほしいものです。

 さて、先日、辺野古で飲んできました。辺野古とは、米軍普天間飛行場の移設先として日米合意されている人口2000人ほどの小さな集落です。毎日テレビ、新聞のトップニュースになっているので、今や日本一有名な区といっても過言ではないかと。

 県内で最初に米軍基地を受け入れた集落としても有名。隣接する米軍キャンプ・シュワブとは50年余のつきあいで、今でも地域交流がさかんです。

 まずは合鴨料理が有名な辺野古で一、二を争うBARの老舗に。アイビーカットの若い海兵隊3人がビリヤードにいそしんでいました。ハチローの超つたない英語にも笑顔で応えてくれて、撮影もOK。いい奴らでした。JAPANのハゲ坊主に親近感を抱いたのでしょうか…。

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 続いて、これまた辺野古で一、二の歴史を誇るスナックに入店。かつてはピンク色の装飾だったため米兵からは「ピンクダイアモンド」と呼ばれているようです。間違いなく後期高齢者の枠に入るであろうホステスさんがおっしゃるには「シュワブが来ると聞いて50年前に浦添からやってきた。電気も水道もなかったが、生きるために店を始めた」と。すごい根性ですね。電気も水もないのに飲食店を立ち上げるんですよ! もう「浦添からどうやって来たの」とは聞きませんでした。「荷物かついで歩いてきた」と言いそうでしたから(汗) Photo_3

 沖縄のおばぁ(失礼)ほどすごい世代はないと思います。おばぁたぁには、極限の苦しさを乗り越えてきた本当の笑顔があります。その笑顔を見ていると、ハチローの悩みなんてへのカッパだとつくづく反省させられるのです。

 そんなおばぁたぁが生活に困ることなく過ごせる社会を作るのが僕らの役目かと思いますなぁ。

 そのあと2件回りました。飲みやすい街でした。もっと海兵隊が暴れているのかと想像していたのですが…。出会ったのはみんな陽気で礼儀正しい奴らでした。食堂の老夫婦が口を揃えた言葉が心に残っています。「米軍のほとんどは真面目でレディファースト。よそから来た日本人の方が怖い」と。また意外にも、海兵隊はクリスマス前には辺野古から姿を消すそうです。理由は「アメリカ本国の家族がクリスマスを過ごせるだけのお金を送るため、自分が遊ぶのを控える」から。海兵隊の下っ端は貧困層なんです。

 日頃、米軍批判ばかりを繰り返す我らが沖縄県民(歴史的背景はあります。個人的にも尊大なアメリカーにはむかつきます)ですが、一方でわが身を振り返ると、故郷の家族のために命をかけて働き、生活資金を送るという若きウチナンチュがどれだけいるでしょうか。年末の居酒屋で見かけるのは、親のすねで豪遊し、あげくに「仕事がない(でも飲み会はある)。(投票も就職活動もやらないが)すべて世の中が悪い」とのたまう甘えん坊ばかり。

 これも、道徳を捨て経済的豊かさだけを求めてきた日本が、後世で被る代償です。

 堅苦しい話になり恐縮です…。

 今、沖縄はトックリキワタが満開の時期を迎えています。いたるところに、まるで桜が咲いているかのような美しいピンクが各地を彩っています。もともと外来種ですが、その繁殖力の強さから、県内でも存在価値を認められつつあるような気がしますね。

 何かとせわしい年の瀬ですが、季節の美しい花を美しいと思う余裕は持ち続けたいものです。U-35時代のハチローには出来ませんでしたがね。

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 さて、休みをとるのもままならない年末ですが、2009年の釣り納めとして、北部3大人気漁港の一つをターゲットに早朝釣りを計画しています。ついでに年賀状用の日の出も撮影しようというもくろみです。業務上許されるかどうか分かりませんが、敢行します!


月のない夜釣り

2009年12月01日 | むぬかんげー

 師走に入り、いきなり暗い話で申し訳ないのですが。

 先日、非常に近い親戚が、自ら命を絶ちました。遺書も残していないので原因不明ですが、うつ病をわずらっている家族の看病に苦しんだのが最大の要因かと。親戚一同かなりショックでした。幼い子供も2人残しているんです…。ハチローらにできる事は残された家族を支えることですが、どこまでできるか、先行き不安でいっぱいです。

 うつ病って本当に怖いですね。患者本人だけでなく周囲の人も苦しませる。ハチローも心の底から痛感しています。

   ◆    ◆    ◆    ◆    ◆

 さて! 久々の更新なので、気持ちを切り替えさせてください。これまでの出来事を。

 先日、アナログテレビが壊れたため、ついにデジタル対応に買い換えました。団塊世代永遠のアイドル吉永小百合様が薦めるAQUOSです。32型の安いやつで十分と思っていたハチローでしたが、結果的に40型を買うはめに! 32型、37型?は時代にそぐわないという営業マンの説得(妻も加勢)に、まんまとはめられたからです(泣)。減額間違いなしの冬のボーナスで一括払いします 年末が怖いっ。

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 でも、大きい画面ってやっぱりいいですねぇ。大画面に見合うDVDがあれば教えて下さい。

 先日、会社のクニ先輩と二人、念願の夜釣りに行ってきました。雨も降る中、名護漁港で6時間も粘った二人の成果はというと、クニ先輩が釣った名も知らぬ小魚1匹でした(下写真)。そんな馬鹿なぁぁぁ。夜釣りっていっぱい釣れるんちゃうんかいっ。ハチローの竿はハリセンボン以外まったく無反応でした。一体、何が悪かったのでしょうか? 二人が出した結論は「今日はツキがなかった」でした…。曇り空だったことは言うまでもありません。ちゃんちゃん。

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 それでも二人、暗い海を前に、缶ビールを飲みながらいろいろ話したのも楽しかったなぁ。これもまた釣りの楽しみの一つかと。一人よりは二人の方がいいっすね。

 それでも消化不良のハチロー。日をおいて一人で再挑戦しました(もちろん日中)。しかし本部漁港で3時間粘ったもののハリセンボン1匹。名護漁港に移動して、また3時間粘りましたが、竿がしなることはなく時間だけが過ぎていきました。「これがスランプというものかっ」。あせる36歳です。しかし、満潮時間を前に釣りの神様が微笑んでくれたのか、立て続けに強い引きが! トカジャー(上)と、スクガラスでおなじみのアミアイゴ(方言名ハラブッカーエー)の成魚でした。 勝手にスランプ脱出宣言します!

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 いつものことながら写真で見ると大きく見えますが、実際はかなり小さいっす(笑) トカジャーは過去最大だったので、重さを量ってみるとたったの約200㌘。2匹ともさばいて刺身にして食いました。

 さ、明日から年末はかなり忙しいっす。気合を入れなして頑張るぞぅ。みなさんも体調には気をつけ、最後の山を乗り越えましょう。


半分でもすごい

2009年08月27日 | むぬかんげー

 結果が見えているせいか、のりP報道(やりすぎちゃう)に押され気味の2009衆院選です。ここ沖縄は素晴らしい青空。8月いっぱいは続くそうです。

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 やんばる異動して初めて、沖縄そばの隠れた名店「大城食堂」に行ってきました。そば(600円)とじゅぅしぃ(80円)を注文(下写真)。妻は半そば(500円)でしたが、 一人前に引けをとらないボリュームでした。かつおだしのスープレタスがいいっす。やんばるのお立ち寄りの際はぜひ! スーパー丸大の近くです。Photo

 さて、久々に読書ネタを。最近のオススメは、『反転 ~闇社会の守護神と呼ばれて~』(田中森一:著)です。分厚い文庫本ですが、激オモです。貧しい少年時代のコンプレックスから司法試験に合格、特捜検察のエースと呼ばれるまでになった男が、一転、弁護士に鞍替え、山口組幹部やアングラマネーに群がるバブル紳士たちの法廷守護神となり、最後は詐欺の共犯で逮捕されるまでの、ドラマでも描けないような生き様を本人が書ききっています。弁護士という資格の強大さとともに、男社会のねたみの凄さ、どんな人間に共通する弱さも描ききっていて、大いに考えさせられる一冊です。バブル崩壊や格差社会。日本人が戦後追い求めてきたものは一体何だったのか。今、私たちが立ち止まって考えるべき大事なテーマが根っこにあるような気がします(ちょっとくさい)。

 そして、『官僚たちの夏』(城山三郎:著)を読み始めています。ちょっと古い作品ですが、ドラマを見る時間がないため、原作に挑戦中です。いやぁ、どの世界も競争にさらされる男たちの生き様には緊張感がほとばしっていますなぁ。

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 夜空には半月(下写真)。美しい黄金色で存在感は十分でした。

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 さ、明日からのウィークエンドは皆出勤のハチロー。気合を入れなおして頑張ります。


最後のお祝い

2009年01月16日 | むぬかんげー

 成人式でしたねー。皆さんの地元でも、着飾った新成人らの門出を祝う光景が見られたかと。ハチロー夫妻の住む名護市でも、恒例の光文字が始まりました(下写真)。銭ケ森(ジンガムイ)という小高い丘で、市内のある中学校の卒業生らが毎年行っている企画のようです。電球百四十個使っているとか。「縁」という文字にどういう思いがこめられているのでしょうねぇ。

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 ハチロー自身、16年前の成人式には行けませんでした。けして臭い飯を食っていたわけではありません(外見で判断してはいけません)。16年前のあの日は、二浪で受けた大学入試センター試験当日だったのですよ! 晴れ着姿の新成人らがハチローの軽自動車の横を通り過ぎる中、一人過去問をめくりながら、弁当食っていたのです…。これでも個人的には笑えるいい思い出ですがね(笑)。人の数ほど成人の日があっていいかと。

 ところで、成人式の夜、名護の市街地ではこれでもかというほどの警察官と地元の防犯員が並んで目を光らせていました。寒い中ご苦労様です。明らかに新成人の迷惑行為(暴走、ケンカなど)を事前に防ごうというもの。沖縄の成人式の荒れようは、全国ニュースでよく取り上げられましたからねー。地元の「恥」をなんとしてでも隠そうという…。

 でもハチローは思うのです。

 彼らは“立派”な成人です。

 自治体、教育機関が主催する成人式なら、絶対に祝うべき人間です。

 彼らがどんなに荒れようと、式に来るのを拒んではいけません。

 彼らの迷惑行動は、20年間の悲しみの声なんです。

 迷惑行為は「未成年」として最後のメッセージなんです。

 彼らは、この日を境に「正式」に不平等社会へ放りだされるのです。 

 彼らの中には今後犯罪者となる者もいるでしょう。

 

 でも、だからこそ祝うのです。

 

 それを理解する度量のない自治体こそ「さもしい」。

 格差を是正する力はないくせに、弱者を排除する力は行使する。

 行政、教育機関とはそんなに「さもしい」ものなのでしょうか。

 何不自由なく育てられ、晴れ着をまとった人間だけが、祝福される。

 こんな「さもしい式典」なら、それこそやめるべきです。

 その自治体で生まれ育った人間の成人は、自治体が責任をもって祝うべきです。

 成人式は「最後のお祝い」なんです。

「未成年なら何をやっても許される」とか「犯罪者には理由があるのだから許せ」などと安っぽい擁護論を言っているのではありません。迷惑行為は間違いなく迷惑行為です。個人的にはぶん殴りたくなる輩成人も見掛けます。でもそういう問題じゃないんです。分からない人には分からないんでしょうね。そして、そういう人が行政、教育機関の採用試験に通っていくのでしょうね。

 「この国の未来はあまりいい未来ではない」と、つくづく感じたこの日々でした。

 暗い話題ですいません(笑)。

 着飾ったな新成人らの晴れの門出を見るたびに「新成人はお前らだけじゃねーんだよ」と思うまだまだ反抗期の年男です(悲)。

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 出勤前にアパートから見えたです。雨滴がレンズについていますが…。かさが見えますね。

 全ての新成人に見えていたらと思います。

 次回からは、明るい話題にしま~す!


勝手に清原論

2008年10月05日 | むぬかんげー

 姉妹に清原和博そっくりといわれているハチローです。姉妹以外にはいわれたことがなく、妻にいたってはTKOの鶴べえの物まねをするほうに似ているといわれる今日このごろです…。

 そんなことはともかく…(笑)。22年間におよぶ選手生活に幕を下ろし、清原和博が引退しました。引退試合、すぽるとで見ながら目頭が熱くなってきた35歳サラリーマンです。

 ハチロー世代にとっては、高校野球、プロ野球ともに、まさに清原和博と歩んできたといっても過言ではありません。高校野球でも凄かった。プロの1年目も凄かったなぁ。プロ野球選手に憧れていたハチロー。スポーツ新聞で毎日のように、清原がHRをうったかどうか、打率、打点は増えているかどうか、チェックしていたのが懐かしい思い出です。西武ライオンズが勝とうが負けようが、正直、どうでもよかった(笑)。

 ところで清原和博、残した成績を見てみると、一流選手であることは間違いないのですが、決して「一時代をなした」といえるほどの選手ではありません。代名詞でもある本塁打は、525本で歴代5位。1シーズンの最高は37本です(一度も40本超えならず)。それでもすごいじゃないか、というのは逆に本当の清原ファンではないかと。王さんのもつ世界記録を簡単に塗り替えてくれる、メジャーに行ってもガイジンが度肝をぬかすほどのHRを打つ、と思わせるほどの男が清原和博だったのです。そういう意味では、600本も打てなかったし、メジャーに挑戦すらしなかった。 結果的に、期待倒れの選手といえなくもありません(超失礼)。

 それでも好きなのは、清原和博という男が、一打席一打席、ロマンを背中に背負ってバッターボックスに入ったからだと…。たとえ、結果的に外角スライダーで無様な三振に終わろうとも、一振り一振りに、ロマンを感じさせたのは彼だけだったのです。 

 数々の名勝負を見せてくれた清原ですが、その数だけライバルがいました。KKコンビの桑田、日本人最速158㌔で勝負した伊良部、自慢のフォークを捨てストレートで勝負した大魔神佐々木、そし新世代の松坂藤川あたりまで。みんなストレートで勝負を挑みました(桑田だけはここぞいうときはカーブを投げましたが)。清原にはピッチャーをその気にさせる何かがあったのですね。その中でも、個人的には平成の名勝負といわれた野茂英雄との対決にしびれました。この二人が対峙するSCENEは、もう試合の勝ち負けを超えていましたね。侍VS侍という迫力を感じました。今のプロ野球では見られないっす(イチローVS松坂はそれに近いものがあるが、もはや外国)。

 しかし清原和博。人間臭いところが、選手生活の後半戦ではマイナスにも。

 巨人にFAで移ったときから、何かがおかしくなってきました。背番号がからに変わったことで、ツキも落ちたかのように見えました。同時に過剰なウェートトレーニングを始めたのもそのころ。もともと下半身に比べて上半身が弱いとは言われてましたが、あれはやりすぎです(泣)。ナントカ山崎(?)に感化をされたのが間違いのもとかと(しかも好きなアスリートに「ジェロム・レ・バンナ」を挙げていました。どうして格闘家なんだよう)。TV番組では「技術は一朝一夕には身につかないが、パワーアップは短期間でできると思った」と理由を話していましたがね。過剰な筋肉が天性、芸術とまで呼ばれたバットコントロールをさびさせたのは素人のハチローにも分かります。

 当時三冠王の落合博満も「来年からはキヨがライバルだ」と言っていたのに、巨人でチームメートになったころには「あいつは間違った方向に行っている」と距離を保ったとか。引退試合で、同じく「なぜマッチョ」になっていた長渕剛と並んでいるところも何故か悲しかった。曲が好きなのはいいのですが。戦争容認発言など、思想的にどこかで偏っていったのかもしれません。日焼けサロンやピアスなど、個人の勝手ではありますが「そんなことに時間を浪費しなくても」と…。後半の清原には一ファンとして非常に残念な気持ちが残ります。

 なぜってイチローや、松井、そして最大のライバル野茂英雄にはそんなところはなかったから。

 しか~し! それでもなお清原和博が永遠のスーパースターであることに変わりはありません。20年に一人という天性の才能を持ちながら、満開とさせることはできなかった清原和博。でも、それが、日本中の男たちを感情移入させる理由なんでしょうね。イチローや松坂のためには泣けないが、清原和博のためには泣ける、っていう。

 ちなみに、現在西武ライオンズの主砲おかわり君がすでにHR46本でタイトル確実だと。つまり成績的には、清原和博、ついでに秋山の全盛期(最高43本)を超えたことになります。でも、おかわり君は本当に清原和博よりすごいでのしょうか? 数字でいえばそうでしょうが。でも、その答えは世代によって異なるのでしょうね。 

 さらば、清原和博。血わき肉踊る(古)男と男の勝負、そしてドキドキするプロ野球を見せてくれて、本当にありがとうございました。

 最後に、清原和博が残した記憶に残る記録です。

 通算サヨナラ本塁打12、通算サヨナラ安打20、通算最多三振1950(いずれも日本記録)。

 サヨナラは、ここぞというときに打ってくれた証。三振は、夢を追ってバットを振った証です。

 

 追記:明日は休み、でも、出勤(泣)。もう寝ます。

 


女性が教えてくれます

2008年06月01日 | むぬかんげー

 今日は大したネタもないのですが、久々に早く帰宅できたので(と言っても九時)、サクッと更新いたします。下写真は本日仕事で寄ったヤンバルの奥深く。午後五時過ぎでしたが、霧がかかっていて、今にもジェイソンが現れそうな雰囲気をかもし出していました(考えすぎじゃ)

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 冗談はさておき、驚くなかれ。こんな霧深き林道の奥には、朝から晩まで、一人で働く女性がいるのです(職業はご想像におまかせします)。信念をもった方なのですが、何といっても女性。携 帯電話の電波すら不安定な山奥で、何かあったらどうするのかと心配になったおせっかいな35歳庶民派サラリーマンです。※傍から見て一番怪しいのは、ごっついハゲ坊主ハチローでしょうが…。

 どちらにしろ、何かを信じて行動する女性の「強さ」を感じた一日でした。

 さて、女性といえば…。ハチローが勤務する大ヤンバルの小さな支社にも、二人女性がいPhoto_4ることは以前UPしました。二人ともチラカーギー(美人)の働き者。彼氏がいない(らしい)のが本当に不思議な二人です(理想のハードルをかなり高めに設定していると見ています)。そんな二人から、ハチロー、35歳のバースデープレゼントを頂戴いたしました! 右写真です。1500円分のチケットです。コンボが2回買えますなぁ(嬉)。

 何でも「ハチローさんがあまりにも悲しい誕生日を過ごしたようなので可愛そうになって」とのこと…。顔は笑っていましたが。

 やはり女性は見るところは、ちゃんと見ているのですね。早朝6時のバッドニュースで起こされた35歳庶民派サラリーマンのB・BLUEな表情を、ちゃんと見ていたのですね!

 プレゼントは嬉しいのですが、反省すべき点は反省します。何があろうと、男たるもの、ドンと構えていなくてはなりませぬ。それを年下の女性同僚二人に察知されてしまったのですから(恥)。妻にもよく言われます。「顔に出ている」と…。

 35歳を肥えると、訂正、超えると、内心を顔に出さない練習も積む必要があるようです。

 それが大人なんでしょうね。

 …と、まあ、こんな感じ(どうでもいい感じ)で、本日は終了します。大した話でなくてすみませんでしたっ(笑)