沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

80㌔超の梅雨明け

2017年06月22日 | 食事処&飲み屋

 2017年の梅雨が明けました! ちょうど40日間で、平年より1日早く明けたそうです。人間ドックへ向かう早朝の朝日もきれいでした。昨日時点で週間天気予報も晴一色だったので8郎のみならず、ほとんどの県民が夏本番を確信していたでしょうね。 

 さて人間ドックですが「糖分の取りすぎで成人病予備軍という以外は比較的健康」という例年どおりの診断結果でした。ただ、体重は81.5㌔と前年より2㌔増。悔しいっす。あきらめずに落とすぞ~。

 帰路の高速で、夏空になんだか薄茶色の絵の具を塗ったような模様があったので、運転しながら撮影。とても珍しい空模様でした。でも帰宅してPCで見てみると、目視とは全然違う絵になっていましたね。

  念のため別カットも。う~ん、それでもわかりにくい。車窓越しの撮影だったというのもあるかな。もっと茶色が濃かったのですが。ご覧になった方もいるかと思います。

 

 さて、あと1週間に迫ったITパスポート試験。前回お伝えした通り、初の過去問模試で39点と惨敗を喫した44歳。慌ててテキストを読み直して、別年度で再挑戦したところ、なんとか5割を越えることができました。これでも半分しか当たっていないというのが現実ですが(悲)。ちなみに合格ラインは6割です。

 さらに読み込んで臨んだ3回目は55点。やればやるほど上がるんだという感触はつかみました。やはり学習範囲は「広くて浅い」ようです。でも宅建のように過去問の焼きまわしというわけでもなさそうなので、過去問ベースでは7割くらいとっていないと、何がでるかわからない本番を想定すると、まだまだ不安だというのが正直なところですね。最新のIT用語が身近な若者なら簡単に得点できるんだろうな~。社会人に有利な問題もそれなりにありますがね。

  残り1週間頑張るぞー! 

 

 さて、なぜ70㌔台に戻れなかったかという理由ははっきりしています。妻には言っていませんが、お昼時に、カロリーを蓄えていたからです。内勤が続いていたので、気分転換に外食していたのが、あだとなりました。ここ2,3年ずっと避けていた禁じ手についに手を染めてしまったのです。

 ということで、那覇市久茂地・松山のおいしいお店を2件ご紹介します。

 まずは老舗喫茶店の「くりすたる」です。数年ぶりに訪れました。大好きだったカツカレーオムライス(830円)です! その名の通り、カツとカレーの下にオムライスが隠れているんです。コーヒーなど飲み物もついてきます。正直、これを食ったら午後は仕事になりませんが。味もいいので、かなりハングリーなときに足をはこんでみてください。

 お次は那覇商業近くの豚骨系ラーメン屋「康竜(こうりゅう)」。好きな具材を数点から選べるシステムです(880円)。おいしゅうございました。全体的に平均以上だと思います。まあ、これくらいのクオリティーを保っておかないと、沖縄最大の食の激戦区である久茂地・松山では生き残れないでしょうが! 年をとったのか、最近豚骨スープがからんだきくらげがおいしくてたまりません。20代のころは、なんでこんな気持ち悪いもの入れるんだとばかり思っていましたが。

 こんだけ食ってりゃ、そりゃ太るわな。

 ということで、悲しき80㌔台おじさんから「今年も梅雨が明けた」という季節のお便りでした。

 今日はこれにて。


8郎の酒場放浪記

2017年06月17日 | どぅしぐわぁ

 梅雨の後半選真っ只中の沖縄です。豊見城市で予定されていた沖縄初開催のAKB総選挙イベントが荒天を理由に中止が発表されましたね(選挙自体は屋内実施するそう。どうでもいいですが・・・)。その判断は結果的に正解です。雷こそ鳴っていませんが、ごらんのような空模様となっています。観光業界には影響が大きいでしょうね。

 秋元康大先生の企画戦略に、おニャン子時代からまったく波長が合わない8郎(多くの作曲を手掛けた後藤次利大先生の才能は認めざるを得ませんが)。ということで、選挙結果などに触れず、遅ればせながら本題に入らせていただきます。

 

 前々から書いておこうと思っていたお話です。それは8郎の中学校時代の友人ツカピンと、そのご家族で切り盛りする居酒屋についてです。

 

 友人といってもツカピンとは中学校時代に1年だけクラスが一緒になったというだけで、卒業以来20数年間で2回くらいしか会ったことがない程度の付き合いでした。しかし、2年ほど前に別の友人から、ツカピンが8郎が勤める会社の近くに居酒屋を出して8年くらいたつ、という話を聞いて、去年の仕事始めの日、初めて一人顔を出したのです。それは同時に、8郎にとっても人生で初めて一人で居酒屋に足を踏み入れた瞬間でもありました(笑)。出張時にも一人で居酒屋に入ったことのない「行かず嫌い男」です。そんな男をツカピンは「お~8郎、なんで俺よりはげてるば~」と中学校時代と変わらない笑顔で迎えてくれました。奥さんとお母さんもいつも笑顔で、常連さんの多い店だということは数分でわかりました。成人した長女から中学生の長男まで4人のお子さんに恵まれたとも知ってびっくり。それからは友人・同僚を誘い、よく通いました。ツカピンの万人を受け入れる懐の深さと修行を積んだ料理の腕前は、みなに好評で、8郎も自慢でした。

 下写真は店の正面。先日けんぱぁからラインで送られてきた写真を無断で転載しています(謝)。

 そんなツカピンですが、4カ月ほど前に急に脳卒中で倒れてしまったのです。店の後片付けの最中に倒れ、救急車で運ばれたあと、集中治療室に運ばれたようです。奥さんは生きた心地もしなかったようです。8郎も友人から聞いてびっくり。その3日前まで店で一緒に酒を酌み交わしていたからです。その後、一番のどぅしぐわぁであるススムが入院やら支援策の手続きやらいろいろ駆けずり回ってくれたそう。8郎ら草野球チームダン〇ンズでもお見舞いを集め届けました。同時に8郎たちも40代半ば、同級生の突然の病に我が身を戒めました。ツカピンは今も入院中です。リハビリに励んでいるそうです。

 それ以後、店は奥さんとお母さんの二人で切り盛りしています。8郎も当初は、少しでも店にお金を入れてあげられたらと、もっと友人らを連れて行こうと思ったのですが、行ってみると常連さんたちが定期的に来てくれているのと、逆にあまり客が入ると、お二人がパンクしてしまいかねないという現実に直面しました。常連客の女性がヘルプに入るときもありますが、それにも限界がありで。それからは無理せず一人で通うようにしています。8郎もコワモテを顧みず配膳を手伝うときもあります。

 そうやって「一人通い」を続けていると、思わぬ楽しみに気づきました。カウンターの常連さんとの交流です。カウンター席では重鎮といわれるNさん(職場も自宅も近いということでほぼ毎日いらっしゃいます)、ツカピンと同じく同級生のOさん(すでに社長です)、営業トークとギャグが一流の銀行員Tさん、同業他社で移住組の女性Uちゃん、近くでカラオケスナックを経営する剣道の達人、などなど個性的な方ばかりです。他にも県外のリピーターもたまにきて、話が尽きません。直近では福岡から来た歯科医とその彼女と盛り上がってしまい午前1時まで飲んでしまいました。

 AV女優数人とその撮影クルーが来たこともありました。お母さんによると、沖縄ロケの際は必ず寄るとのこと(驚)。撮影隊はどこにでもいるふつうの兄さんたちで、ばか騒ぎするでもなく、本当に打ち上げ的な感じで1時間半ほど楽しんでいました。ほっそりとした女優さんが帰り際にきちんと「ごちそうさまでした」と言ったのにはちょっと感動しましたよ。44歳にして居酒屋での社会勉強をさせてもらっているような感じです。この店で隣に座らなければ、夜が明けた世界では単に通り過ぎていただろうと思われる方々と飲み友達になれたのは、すべてツカピンと奥さん、お母さん、この店のおかげですね。

 料理人ツカピンが不在となって、刺身のほか人気の創作メニューも休止となりました。でも、お母さんや奥さんが作ってくれる「タケノコ天ぷら」=下写真=はとてもビールに合います。あとはエイひれもよく頼みますね。

 先週通ったときにはお母さんがスマホで動画を見せてくれたのですが、そこには病院のベッドであぐらをかいて笑顔を見せるツカピンの姿がありました。かなりやせていたけど変わらない笑顔でした。お母さんも「自分で座れるようになってうれしい」と喜んでいました。まだまだ先は長そうですが、大きな一歩です。

 ツカピンが店に復帰したあかつきには店名を公開したいと思います!(写真見ればわかるか)。その時には皆さんも遠慮なく押しかけてください。8郎もまた先輩同僚を誘って散財してもらおうと考えています。ツカピン、リハビリ頑張れよ! 慌てる必要はないけど、年明けにはカウンター越しにツカピンの笑顔が見れたらいいな。それまでは楽しさを覚えた「一人通い」を続けることでしか、復帰を支えることができない飲んべえ8郎です。

 来週も顔出そうと思います。

 

 ◆    ◆    ◆    ◆    ◆

 

 さて、家族3人でもマンション近くの酒場を放浪してきました。まさに放浪家族です(笑)。浦添市の「銀兆」という店です。ネット情報では釣り好きの大将だけに新鮮な刺身が売りのようです。昭和チックな看板、ちょうちんなど引っ越してきたときから気になっていたのです。

 まずは、刺し身盛り合わせ(1000円)=下写真。一番格下グレードの「潮(うしお)」でもこれだけのバリエーション。左下のピンクのやつは、固めでしたが、脂がのっていて超まーさん。優しそうな女性の店員さんがコワモテの大将に聞いてくれて「ハラゴー(トロのように脂が乗っていておいしいが筋が多くて少々固い部分)です」と教えてくれました。魚名は忘れました。マグロかハマチだったかと。貝殻の下になぜか千切り大根(つま)が隠されていたのには、見つけた10郎も驚いていました。

 天ぷら盛り合わせ(800円)も。エビも2匹入っており豪華です。ただ、衣は古き良きウチナー天ぷらで、少々厚め。好みは分かれるでしょうね。これだけでお腹いっぱいになります。妻はあまり合わなかった感じ。焼き鳥はまあまあでした。基本、海鮮系の店なんでしょうね。

 そんな中、おすすめは「ナス揚げだし」。大変おいしゅうございました。お上品なわりには価格も380円とお手頃。次からは刺身とこれだけでも十分かも。

 「クレヨンしんちゃん」のDVDが見たくて早く帰宅したい10郎(笑)。刺身は完食しました。飲んでいるのはホッピーではなくもちろん水で~す。10郎によると「水じゃなくてお冷」とのこと。どっちでもいいあらに~。大人ぶりたい年頃かなぁ(笑)。

 満腹で帰宅。自宅に遊びに来た友人を連れて行ってもいいかなと思う店でした。

 ここで元祖酒場放浪記の吉田類大先生に習って一句。

 

 飲まなけりゃ 去年咲いてた 宅建桜・・・(字余り)

  

 座布団とらんけよー。 

 冗談はともかく。10月の宅建どころか、完全になめていたITパスポート試験(7月)もやばいっす(ネット上の模試で4割弱しかとれませんでした)。

 誰だ~、簡単だって言ったのはっ(自分です)。あと2週間でどんなして2割も上げれっちゅーねん。絶対FP3級より難しいぜ。ん~、勉強、勉強! 

 

 とにもかくにも、当たり前に酒場を放浪できる、そんな平和な世の中がいつまでも続くことを願っています。自由であるべき心の中にまで権力が土足で上がり込んでくる「共謀罪」が強行採決されたこの国の未来を、酒を飲みながらも憂う44歳です。冗談も言えなくなるのかな。

 今日はこれにて。


日帰りギンガメツアー(下)

2017年06月11日 | ダイビング

 日帰りギンガメアジツアー@粟国島近海の後編です。

 ガイドさんの「島船が上がりました。彼らは昼ご飯に入るので、今が勝負です」との号令の下(そんな受け身の理由~?)、ほっともっと弁当を消化しきれていないのを承知で、粟国ブルーに再びダイブです。

 事前のレクでは、ギンガメはダイバーの気泡を怖がるので絶対に近寄らないこと、万一ギンガメアジの下に入ろうものなら、ダイバー、ショップともに立ち入り禁止になるなどの注意事項を受けました。

 強い激流に向かいながらまたバタ足です。本当にひとかき5㌢くらいの感覚ですよ。ここでは初級者の方は絶対についていけないでしょう。レジャーどころか危険です。8郎も少なくとも女性ダイバーには負けないようにと先頭集団を維持。Mさんの動きが止まったので、ポイントはもうすぐだと直感。Mさんに追いつき、開けた場所では、多くのダイバーがバブルを吹き上げていました。約10年前のマンタスクランブルを思い出しました。

 ダイバーの泡の向こうにギンガメのスポットがあるのです。早くいかなければ。

 ダイバーらと並ぶような位置に来ると確かにそこにはギンガメアジがトルネードを巻いていました!

 ごごごー。 

 ちょっと遠いですが、確かに迫力の絵でした。

 ただ、近寄れなかったのでいい絵は取れませんでした。ネットなどでは、素人の方もかなり近寄っているものがたくさんありますがね。ルールを破ったということでしょうか(笑)。もしかしたら島在住ショップを利用すれば近寄れたのではないか、などど考えてしまいましたね。そのうえ、サーモクライン現象やプランクトンの影響か、ピントがなかなか合わず。アップした2枚は比較的いいやつです。目視ではイソマグロみたいな大きい魚がトルネードの周りを回遊していた記憶があるのですが、写真には写っていませんでした。トルネードとしては、アジたちもそこまで切羽詰まっていない感じもしたし(笑)。浮上後、ガイドさんも「玉としては小ぶりのほうですね」と言っていました。

 とはいえ、長年見たいと思っていたSCENEだけに、8郎的にはそれなりの感動もありましたよ! こればかりは写真でお伝えすることはできませんが。ちなみにダイバーたちが離れているので比較対象がないのですが、ギンガメアジは一匹当たり体長50㌢~1㍍あるそうです。

 梅雨の晴れ間と決済を出してくれた妻に感謝です。そして8郎の海の神ことヤスーンにもね。

 【追記】さて、開設11年目を迎える当ブログで、史上初の動画(8郎撮影)もアップいたします。お暇な方はご覧ください。まったく大した動画ではないですが、水中という雰囲気だけは伝わってくるかと思います!「異音がうるさい」「トルネードはまーやが」などという苦情は一切受け付けませんのでよろしくお願いいたします(笑)

 【2017 粟国島筆ん崎のギンガメアジ】

 その後は潮の流れが比較的穏やかなところで、マクロ撮影にいそしみます。まずは、黄色い体に青い唇が印象的なシテンヤッコ(方言名カーサー)。

 ほっともっと弁当並みに、どこにでもいるツノダシヤッコ(失礼)。

 サンゴに体半分をかくすカニ。もちろん名前は不詳。

 チョウチョウウオが群れていました。繁殖のシーズンなのでしょうか。

 合わせて73分の2ダイブを終えました。現役続行を誓ったモスキートによると最深は1本目の16.7㍍でした。

  念願のギンガメアジが見れたということで、今ダイブはこれにて終了とあいなりました。

 

 船の2階には具合が悪いのかダイバーが一人寝ていたので、8郎は1階で一人優雅にフリータイムです。ウチナンチュの船長さんSさんに記念写真を撮ってもらいました。今時ダブルピースのはじける44歳です! 加齢により胸の肉が垂れ下がり、おじさんおっぱいが出てきているのが超ショック! 鍛えなおさなければと決意を新たにした次第です。もちろんおなかはかなりひっこめていますが。

 家から持ち込んだマイビール登場! こっちこちに冷凍してきたのですが、6時間の間にほぼ常温に戻っていました(驚)。でも海から上がったあとのビールは最高です。

 缶ビールのタンブルを開ける音が、誰の姿も見えない海に響きました。

 ごくごくごく。ぷは~。

 30分ほどで3ダイブを終えたダイバーらが戻ってきました。みな疲れ切った様子。8郎が聞いた範囲では、トルネードというフレーズは耳に入ってきませんでした。2ダイブであきらめてよかったかも!

 さらば粟国島、さらばギンガメアジ、そしてヒロサー・・・。

 帰路の船上では、みんなぐったりしていました。

 1時間半ほどで本島が見えてきました。飛行機と一緒にパチリ。座りっぱなしは腰に悪いっす。足と背中はかなり日焼けしてしまいました(泣)

 始めてから11年がたつダイビングですが、まだまだ飽きません。一番の魅力はやはり、海中という非日常の究極のような場所に、少年に戻ったころのように冒険気分でいられる、ということです。それ以外にも今回特に痛感したのが、ダイビングを目的に体力を維持するということです。若いころはそんなこと思いもしませんでしたが、その意義を年々感じるようになっています(笑)。

 港まで妻と迎えに来てくれた愛息10郎で~す。父が海に潜っている間、校内合唱大会と水泳教室、頑張ったそうで~す。それにしてもこのダブルピース、どこかで見た気が・・・。

 これで、沖縄の有名ダイビングスポットの大半は行ったような気がします。ということで、次の目標は本部沖の沈没船か、粟国を超える激流スポット西表の御願崎(ウガンザキ)、もしくは島自体、潜ったことのない宮古島かな。考えるだけでも楽しいものです。探せばまだまだあるでしょう。何年後になるかわかりませんが、節目の100本目は海外で・・・ともひそかに考えています(わが家の財務大臣である妻にはまだ言ってません)。

 さ、明日からまた日常に戻ります(当然)。仕事も勉強もがんばるぞー。


日帰りギンガメツアー(上)

2017年06月11日 | ダイビング

 11年になるダイビング人生初の「ギンガメアジルネードツアー@粟国島近海」に参加してきました! 写真が多いので上下2回に分けてアップいたします。

 

 船で2時間かかる粟国島近海に日帰りツアーということで、集合は午前5時40分。タクシーで着いた静かな三重城漁港にはまだ「ストロベリームーン」が輝いていました。ストロベリームーンとは、夏至の時期だけに見られる満月がイチゴのように赤くなる現象です。縁結びの効果があるともいわれているのだとか。既婚者となって12年がたつ8郎、女性ではなくギンガメアジとの縁を願いました。これほんと。

 暁の景色にまどろんでいると、バンに乗った男性に「8郎さんですか?」と声をかけられました。今回お願いしたショップのオーナーガイドのМさんでした。船の場所はもっと向こうだとのこと。荷物を載せて移動することに。ついた船は、ショップがWEBサイトで自慢するほどの、さすがの船でした。いいな~。8郎も、故・松方弘樹さんばりにこんな船で海に出かけたいものです!

 船の二階から美しい朝焼けに。早起きは三文の得ですね。ダイバー客は20数人でしたか。もちろん客のウチナーンチュは8郎一人ですけどね。スタッフは船長さんだけがウチナンチュだそうです。

 出港するころには立派な朝日が登場。

 太陽が上がると、梅雨とは思えないオキナワンブルーの世界が! 梅雨の晴れ間に決断してよかった。

 2時間かけて到着した粟国島は、逆光のせいもあって、神々しいたたずまい。まるで金田一耕助が向かった獄門島のようです(島のみなさん冗談です)。渡名喜島ともども、いつか上陸してみたいものです。

 ところで、早速潜れるのかと思いきや、ガイドさんたちは「島船(しまぶね)が先に来ている」と動揺。なにやら、筆ん崎(ふでんざき)という超一級ポイントは、粟国島のショップが優先という業界ルールがあり、彼らが終わったあとに本島組の争奪戦が始まるのだとか。初めて聞いたぜっ。WEBサイトにも書いとけ~。ということで、「すいません、40分待機となります。ウェットスーツは上だけ脱いでおいてください」と指示に従うことになりました。

 ひまなので、ダイバーさんたちの機材を撮影。いいカメラが並んでいます。8郎のスタイラスTG-2とフラッシュUFL-1は、初級者というよりもはや前世代レベルですね(笑)。ほかにも動画専用小型カメラや、なんとプロテクター不要のデジカメなどを持っているダイバーもいました。時代についていけない~。お金も~。

 40分が経ち、やっと「準備してください」の掛け声でみながスーツを着始めると、今度は「気を付けて!波が来ます!」と大声が響き渡ります。同時に船がど~んと大きく揺れました。緊張感を走らせるガイドと常連客の会話を聞くと、ポイントとアンカーを下す位置をめぐってショップ同士でも闘いがあり、それに伴う他ショップからのいやがらせ行為があるのだとか! 向こうの船がわざと回転するなどしてこちらに波を送ってきたのだそうです。しかも客がスーツを着るために片足立ちになるなどの危険な時間帯を狙って。おそろし~。客の安全よりショップ間のいざこざにエネルギーを注ぐやり方に怒り心頭です。どこの世界でも人間は利己主義で争うものでしょうが、厳格なルールで規制しなければいけませんね。こういう人間がいるからルールが必要となってくるのですよ。

 最初のポイント名はSAKURAだとか。いざダイブ! 

 水は思ったよりも冷たかったです。8カ月ぶりのダイブに、耳抜きがうまくできません。最近症状がひどくなりつつある副鼻腔のせいもあるのでしょう。しばらく耳が痛い時間が続きました。しばらくすると改善しましたが。この数年悩まされる副鼻腔、今後のダイビングにも影響してきそうな気がしてきました。

 さて、海中ですが、サンゴ礁はとても豊かでした。絶海の孤島だけにダイバー以外の人的被害が少ないのでしょうか。潮の流れに常にさらされているので温暖化の影響も少ないのかもしれません。

 潜って2分でいきなり大物が登場! ナポレオンフィッシュ(和名メガネモチノウオ)です。目の前を横切ったのですが、ワイコンをつけていたために、フラッシュの光が届かず。くっそ~。青被りです。

 そのまま、通り去っていきました。海中でみるのは2度目ですが、写真に残したのはおそらく初めて。いい絵はとれなかったけど、うれしかったぜ。あばよ~。ナポレオン。貫禄十分の名前ですが、方言名では「ヒロサー」だそうです。なんだか、かんたんぐわぁ~(笑)。

 その後、な~んにも現れず。青い海中を散歩。でも久々の8郎にとっては快適でした。 

 とはいえ、流れは強かったです。正直、体力勝負という面もありました。自宅マンション8階まで階段を2段上がりで上ることにしている8郎、なんとか追いつきました。鍛えておかなければ厳しい海中散歩だったかと思います。

 電池交換したダイバーズコンピューター、モスキートもしっかりと安全停止(減圧症予防のため浮上する前に水深3~6m間で3分間浮上を停止すること)を教えてくれました。あと、2年は持ってくれるかな!

 ドリフトなので、全員が海面で一列に並び、船のお迎えを待ちます。 船はダイバーを踏みつけそうな勢いで寄ってくるのでビビりますが、それくらい近寄らないと、ダイバーがロープをつかめないためです。

 昼飯は島弁当ではなく、あきらかに、ほっともっと弁当! 全国どこででも食えます(笑)。朝食抜きだった8郎はとてもおいしくいただきました。

  同じく一人旅という男性ダイバーと話したのですが、やはり「2時間かけて粟国まで来たのに、ギンガメアジ以外見せられても・・・」と苦笑していました。2本目以降に期待です。8郎は耳の調子が悪いこともあり、2本目でギンガメを見ることができたらそれで終わりにしようと決めました。 

 あまり役に立たなかったワイコン(笑)を外す前に青空を一枚撮影。びゅーりほー。

  さて、2ダイブ目は島船軍団が終わった時間を見計らい、決行します。8郎念願のギンガメアジのトルネードに出会うことはできたのでしょうか!? 早めにアップしま~す。 


梅雨の晴れ間の決断

2017年06月07日 | 食事処&飲み屋

 梅雨が中休みに入っています。といいつ最初の写真はヤンバルの雨に濡れた山道から。ヤマガメを発見! 車から降りてみましたが、甲羅に身をかくし出てきません。仕事で急いでいたので、ヤマガメを茂みに移動させ、その場を立ち去りました。天然記念物?

  ここ数日はまさに梅雨の中休み。ご覧の通り、青空です。湿気はあるので梅雨明けではないでしょうが、週間予報でもほぼ晴れ。先週から体調をわずかばかり崩していた8郎ですが、決断いたしました。そうです。長年の夢、ギンガメアジのトルネードツアー(日帰り)に参加してきます! 

 去年の10月以来ということでブランクは8カ月になります。機材の準備も慎重を期します。

 愛息10郎も試着。父に似て顔が大きいので、ジャストフィット!

 10郎は荒い息を吐きながら「ダースベイダーみたいだね」とのたまっていました。いつか君とも潜れるかな。

 

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 さて、減量中にもかからず、ブログチェッカーのみなさんから好評?の「おいしゅうございましたシリーズ」です。

 浦添市の本格派豚骨ラーメン屋「風雲」です。さすが本場福岡出身者だけあって、おいしゅうございました。なんでカレーもあんねん。

 久茂地の国道58号沿いにある「食堂みかど」です。「豚肉のしょうが焼き」です。肉に甘い味噌の下味がしみ込んでおり、とてもまーさんです。みなさんもぜひ! 健康のためにも夜行かずに昼行きましょう。

 そして、大トリは、数年ぶりに行った、8郎が沖縄一おいしいと思う名護市のカレー屋「たんぽぽ」です。ピクルス使用のルーは最高でした。新しい薬味のきゅうりの酢漬けもおいしゅうございました!

 ということで、体重は結局81㌔台までしか戻りませんでした・・・(泣)。

 梅雨の中休みは夕日も美しかったです。

 44歳81㌔のギンガメアジツアーの模様は後日ご報告いたします!