沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

ふんばりどころの44歳

2017年05月27日 | お仕事

  先日、44回目の誕生日を迎えました。特に感慨もなく、何度も書いておりますように40代前半最後の年だという認識を忘れずに、気持ちを新たに頑張ろうと思った次第です! 空手帰りの10郎が陽気にクラッカーで祝ってくれました。

 ケーキは妻がマキシムでふんぱつ。おいしゅうございました。年を重ねるごとにロウソクの数に困りますが、こういうロウソクもあるんですね。分かりやすい。

  ロウソクを消すのは愛息の一大任務。当ブログでは自分の加齢より息子の成長を記録したいもので(笑)。

 自分のケツにムチを打って頑張ります!

 

 ここで愛息10郎の面白写真館です。久しぶりに出た! 妖怪カオナシです(またの名をジャミラ)。つるつるの頭になぜだかブラッシングをしています(笑)。こんな面白い妖怪なら毎日会いたいなぁ。

 そんな愛すべき息子は、最近父の背中をマッサージするバイトを始めました。7歳にして労働対価のありがたみを感じているようです。1分10円くらいを相場にこつこつ貯金しています。指の力が強くなっているのを感じますし、意外にうまいです。ご覧ください、この真剣な表情を。

 あと何年やってくれるかなぁ。

 

 先日、名護の人気レストラン「ふりっぱー」でランチを食べてきました。数年ぶりですね。駐車場からは梅雨の晴れ間に輝く名護湾が見えました。

 業務上の理由で豪華なランチとなりました。サーロインステーキ2200円です! で~じうまかったっす。

 ところで、最近、お肉やお菓子の食べ過ぎで体重は83㌔超になっています(泣)。6月に予定しているギンガメアジのトルネードツアーまでには70㌔台に戻すつもりでしたが、かなり厳しそう。先日、世界チャンピオンに輝いたウチナンチュ比嘉大吾の対戦相手のような減量失敗という無様な結末だけは迎えたくないものです。44歳、私生活も体重もふんばりどころです!


わが家のベストキッド

2017年05月14日 | 10郎

 沖縄地方、梅雨入りしました。例年にくらべ数日遅いようです。8郎の一年で一番苦手な季節がやってきました~。

 

 さて、GWの最終日に行われた全県空手大会の様子をご報告いたします。

 

 道場の練習試合で3試合全敗という息子に両親も不安になっていました(笑)。当の本人は女の子にも負けたというのに悔しそうな顔をしていないのです。仕事中に妻から送られてきたラインには、同じ黄色帯の男子(入門は10郎より後)に開始早々、7秒で一般負けをする悲しい動画が・・・。「大会で一回でも勝てなかったら空手はやめてもらう」。父の最後通告が全く心に響いていないようです。父8郎は、大会前日の最後の練習を前に「緊急トレーニング」することを決意したのです

 父が選んだ緊急トレーニングとは・・・。それは青春空手映画の金字塔「ベストキッド」(1984年公開)を見せ、10郎の闘志に火をつけることです! 闘争心があまりない息子に、映画とはいえヒーロー像を見せることで「俺もああなりたい」と思わせる安易かつ低コストな作戦です(笑)。

 早速妻に借りてきてもらい、家族3人でおかしを食べながら鑑賞しました(すでに緊張感なし)。映画は懐かしいシーンがいっぱい。米国の「古きよき時代」もところどころに見られましたね。日本の生活レベルも早くああなりたいっていう(今はああいう国にはなりたくないとしか思いませんが)。宮城先生ことノリユキ・パット・モリタの演技も最高でした。高級アメ車をプレゼントするシーンなど、息子以上に父が感情移入してしまったかもしれません。

  クライマックスの決勝戦で主人公ダニエルがいじめっ子と激戦を繰り広げるシーンをまじまじと見つめる愛息。口にも多少の力が入っています。作戦成功か! 足を痛めたダニエルが捨て身の作戦、通称「鶴の舞」でいじめっ子をノックアウトするシーンが相当気に入った様子。あまりにアニメチックなシーンが子ども心に受けいれられたのでしょう。父は「実際にあんなことやってたら負けるぞ」と現実の世界に引き戻しましたが。

 ご参考までに「鶴の舞」を(言わずもがな写真右)。当時から多くの子供たちが「まさかや~」と思っていたはずです(笑)。

 鑑賞後は、畳間で左右の突きのあとに必ず右回し蹴りを入れる、ワンツーキックを徹底的に練習しました。「明日は相手に攻められるより先に自分から攻めろ」と口酸っぱく言いました。練習を重ねるうちに10郎もリズムをつかんだ様子。体重をかける意味が分かってきたようです。父も手ごたえを感じました。

 そして、翌日の道場での最後の練習では、初めて一本勝ちをしたのだそうです。しかも、先日わずか7秒で一本負けを喫した男子にです。帰ってきた息子もなんだかいつもと違った表情。勝つという体験が何かを変えたようです。

 そしてついに大会本番。会場は沖縄武道の聖地、県立武道館です。トーナメント表をみると、10郎はシード扱い、2回戦から登場です。事務局のスタッフ~、うちの息子が練習試合で1勝3敗って分かってますか~。妻と爆笑。妻によるとシードの意味が分かった10郎いわく「よかった。相手は俺より疲れている」とのたまったようです(笑)。何様だば~。まぁ、彼に足りなかった戦略的思考だともいえます。

 緊張の初戦は白帯の子でした。とはいえ一回戦を勝ち抜いてきた子です。体は10郎より一回り小さめ。さ、スタート。いけ~、10郎。父直伝のワンツーキックも徹底しました。攻め続けました。

 めでたく勝利! とりあえず「空手をやめる」という選択肢を自らの力で消しました。

 黄色帯君との2回戦です。さすがに一回戦の白帯君よりアグレッシブに攻めてきます。練習したと見られる突きを出してきます。でも10郎も負けずに届かなくても蹴りを入れていきます。短い足に闘志がこもっていたぜ!

 1分間の試合が終わりました。終わったあとはしっかりと礼。これこそ、空手の精神です。なぜ、闘った相手に、勝っても負けても礼をするのか。相手と闘っているのではない、自分と戦っているんだ、という精神がそこにはあるからです。闘った相手はその空間を共有した相手、仲間でもあるのです。相手を侮辱、挑発などすることでモチベーションを高める格闘技イベントなどの低レベルの“催し物”とは意義が違います。まあ、空手大会でもそれをわかっていない親が結構いたように見受けられたのは残念でしたが。 武道というより競技になっているのですね。

 さて、結果はというと、「もしかしたら」との思いもむなしく、判定負け~。勝っててもおかしくない内容でした。一回戦を勝ち抜いた安ど感と二回戦で同じ黄色帯に負けた悔しさが同居する表情で戻ってきた10郎。「お父さん、あの鶴の舞、出せばよかったかなぁ」とぽつり(笑)。一応、選択肢にいれてたばー!? 出していたら、ポイントではなく笑いを取っていたぞ・・・。

 大会になると朝7時から午後5時すぎまで会場に拘束されるので正直ストレスなのですが、妻は「それでも10郎を応援するのが楽しかった」と満足気でした。息子にとって母はいつの時代も最強のチアリーダーなのですね。大会後は組手の練習にも違った姿を見せつつあるようです。緊張のなか、体と体をぶつけあい闘った成果でしょう。

 あとでわかったのですが、この試合に勝つとベスト4となり、九州大会派遣が決まっていたようです(驚)。「そんなに早く県代表になってどうする! しかもなんちゃってシードだし」と妻と二人、また爆笑。まだまだそんなに成長してませんと正直思います。でも、次からは本気で目指してみようか、ちび助!

 空手を極めてもらいたいとまでは思ってませんが、やるからには負けてもいいと思わず、常に自分の成長を自分で積み上げていってもらいたいものです。

 以上、うりずんの終わりを熱くした、わが家のベストキッドの闘いでした。


計画なきGW(後半)

2017年05月10日 | 家族、親戚

  8郎家の計画なきGWの後半戦をお伝えします。

 8郎は2日間出勤したあと、5連休へ突入。とりあえず毎年恒例のやんばるツアーへ出発しました。天候は曇り空。今回、週間天気予報はあてになりませんでしたね。ずっと天気という予報だったはずが、やんばる地方では水災害も発生しました。梅雨入りも近いかな。

 じいじばあばと待ち合わせたのは宜野座ドーム。こども祭りがやっていたからです。ドーム内には巨大なアトラクションが。よく見ると、豪華客船タイタニックが折れて沈没しかかったという設定のアトラクションです。そこで滑って遊ぶという、100年以上前の事故とはいえ、かなり不謹慎な内容ですね(笑)。セウォル号の記憶が新しいお隣韓国ではできないでしょうね~。

 しかし、子供にとって過去は関係ありません! 5分という制限時間のため、10郎もすべりまくります。

  降りるとすぐスタート地点へとダッシュ。

 レオさまのごとく、また冷たい海へと。

 そしてまたダッシュ! 

 いい汗かきました。

  一番人気の、ロープをつけ、高く上がるアトラクションにも参加。ばあばが並んで順番を確保してくれました。高く飛び上がる10郎に「バック転しろ~」と声掛けしましたが、結局できずじまい。父に似て高所恐怖症かな(笑)。 

  屋台で売られていた宜野座名物いちごを使ったポップコーンをおやつに購入。いちご好きの10郎から「お父さん、おいしいの買ってきたね」と誉められるほどのいちごフレーバーでした。包装を見ると作っているのは宜野座ならぬ宜野湾の業者でしたが。 

 最後に消火体験も。表情的にはあまり面白くなさそうだね(笑)。親切な隊員たちでした。

  じいじばあばと食事をしたあとは、妻の兄ミッキー家族も合流。みんなで羽地ダムのこいのぼり祭りへ向かいました。あいにくの空模様にたくさんの鯉が舞っていました。10郎のいとこタカボウ(今年5歳)とハナちゃん(1歳3カ月)と久々の体面。 二人ともすくすく育っていました。

 水量がかなり減った羽地ダム。2日後に大雨が降るとはいえ、今年の水不足、多少心配です。観光客も増加中ですから。

  笑顔でダッシュする愛息を激写。先日、レンズを修理に出したので、愛機D300のピントの合い方が半端なく改善していました(喜)。

 もうすぐ古希を迎えるばあばとの競争を制し、ボルトのポーズを決めました。同級生に勝たんかいっ。

 その後は名護城址公園へと。夕日がきれいでしたね~。タカボウ、ハナちゃんも遊具で遊びます。若干1歳のハナちゃんの鉄棒ぶら下がりの術も見ることができました。1~2歳ごろがむちむちしてて一番かわいいですね。育てるのは大変ですが。

 タカボウ、俺についてこい!

 得意の懸垂でお兄ちゃんぶりを発揮しました。

 夕飯はサンエーの和風亭へと。じいじばあばが「子供たちの休みだから、ステーキを食べよう」とおごってくれました。ありがとうございます! ぜいたくかつ家族親戚のだんらんができた夕飯となりました。

 実家に帰宅後も10郎とタカボウは広い屋敷内を走り回り、なかなか寝ません。10郎に「進撃の巨人」の役割を命じられた8郎が二人を追いかけまわした背景もありますが。8郎おじさんはタカボウに「妖怪ネナイー」と命名いたしました。10郎はハナちゃんに「妖怪ハナサカセ」とかわいい名前を付けていましたよ。

 寝たのは午後11時半ごろでしたでしょうか。もちろん朝はなかなか起きません。フラッシュを当てても。

 さあ、やんばるツアー2日目です。後方に見えるは、じいじばあばが孫たちのために飾ってくれたこいのぼりです。今日も遊びまくります。愛息10郎は、8郎方のいとこ連中では5人中下から2番目ですが、妻方の場合4人中上から2番目になるので、先輩風を吹かせることができるのです。かつ、まとめ役の責任重大です。やーっ! 

 今帰仁村のあいあいあファームへと。イベントを催していないからか行楽客の姿はまばら。広い草地がありました。じゃれあう二人。並んでみると息子の成長ぶりに改めて驚きます。父の頭の中ではいつまでも、となりのタカボウくらいの大きさなのですが(笑)。

 絶景を背にそれぞれの決めポーズを披露するちびっこたち。男たるもの、景色がよかろうが悪かろうが、常にそこは闘いの場なのですよ! シャキーン!

 本部町備瀬の田空の駅に。ここも特にイベントはやっていなかったのですが、比較的新しい施設だからか、人はたくさんいました。ヤギにおそるおそるの二人。

 かわいい子ヤギとふれあいました。

 お昼は、沖縄そばの有名どころやんばるで最もおいしいという評価(8郎の知人で沖縄そば通)がある「よしこそば」に。8郎も岸本そばに次いで好きですね。ソーキそば(大)を注文。スープの出汁が最高っす。肉の味付けも絶品。那覇ではこのおいしさは味わえないっす。

 遊び疲れ、移動の間はシートベルトにうまくほおを乗せて爆睡するタカボウ。子供の知恵ですね! 10郎もぐったり。

 よしこそばの駐車場でじいじばあばと別れを告げ、那覇に戻りました。毎年のことですが、じいじばあば、本当にありがとうございました。孫たちを心の底から愛してくれているのを感じます。

 GWはまだ続きますが、8郎家のレジャー的にはこれにて終了です。来年はもっと計画的に貴重に使いたいものです。

 

  ◆    ◆    ◆    ◆    ◆ 

 

 さて、連休最終日は10郎の空手大会(全県規模)があります。形の代表から外れ、組手でやり直そうという中、練習試合でも女子含め一回も勝てていないというどん底状態の10郎。あまり悔しがっていないのが親として気がかり。「負けたらやめてもらう」という父からの厳しい条件にどうこたえるか、見ものです! 大会の結果は後日お伝えいたします!


計画なきGW(前半)

2017年05月05日 | 家族、親戚

  2017年のゴールデンウイークが始まりました。今年は連休が少ない上に、8郎家はほとんど計画をたてないまま迎えることになりました。

 とはいえ、毎年書いていうように8郎家にとっては連休スタートと同時に一年で一番大切な日がやってくるのです。妻と10郎の誕生日です。計画性がなくともこれだけは絶対的行事です! ということでバースデーディナーも、毎年恒例となりつつある浦添市内にあるイタリアンレストラン「コンタディーナ」でいただいてきました。

 前菜です。さすが本場イタリアで修行を積んできただけはありますね! 色合いもきれいです。

  パスタもおいしゅうございました。

 サイドメニューしてメインでもある牛肉のトマト煮込み。860円とは思えない絶品です。

 

 あまりのおいしさにうちなーグルメ小僧も完食。

 誕生日プレゼントはベイブレード。よく知りませんが、現代版のけんかごま。友達と勝負するのだそう。それほど高くもないのでほっとしました(笑)。

 保育園時代の親友R君ともとも1年ぶりに再会。やったね!

  自宅マンションで2回目の誕生祝です。ろうそくは二人足すと4?本になるので適当に4本差しました。

 10郎は7歳、妻は4?歳になりました。二人でふーっ。

 これからもよろしくね。

 

 さて、7歳となり身長121.5センチとなった愛息。それはつまり、これまで「120㌢以上」という壁に阻まれ断念してきた、念願のウオータースライダーに乗ることができることを意味するのです。一人息子の夢をかなえてあげようと、親ばか両親はユインチホテル南城まで車を走らせました。開業10時ジャストについたので、ほぼ貸し切り状態。客よりスタッフのほうが多いという状態でした。レンタル(500円と高い!)の浮き輪(しかも家にあるのとまったく同じ)を抱え、やる気まんまんの10郎です。

 ウオータースライダーに乗った10郎は、あっという間に水流の中に消え、十数秒後に水深80㌢のプールに波びしぶきとともに突入しました。あまりの衝撃に8郎も慌てて駆け寄ったところ、青ざめた顔で突っ立ていた10郎は「水が冷たいからもう乗らない」としり込み。父も試しに乗ってみたところ、かなりのスピードです! このままコースから外れるのではないかというほどの恐怖感がありました。10郎はとてもびっくりしたのだと思います(笑)。「でもせっかくきたんだからもう一度乗ってみろよ」と再度上まで上がらせましたが、悩んだそぶりで結局滑らずに階段を降りてきました。ということで、流れるプールで記念撮影。こちらも水がまだまだ冷たく、10郎の唇が紫になってきました(焦)。

 「寒いし頭が痛くなってきた」と繰り返すので、わずか30分で退出することに。父1000円、息子700円、浮き輪500円の計2200円がで~じ高値(たかあたい)しました! 別に施設が悪いわけではありませんがね。

 かーかーは「猿人の湯」に入っていたので、父子は広場に車で移動し、日光浴をすることに。体が温まり元気になった10郎、中城湾を背にじゃ~んぷ!

 帰りがてら、南城市の老舗チャーリーレストランに初めて足を踏み入れました。8郎はビーフシチューを注文。懐かしい甘口の風味でしたね。ただ、シチューの上にポテトを置くのだけはやめてほしいっす~。

 夕日を見に、浦添市内の坂道に車を走らせました。

 ついでに三日月とのツーショット。見えますかー。

 いい空気をいっぱい吸いました。家族3人で仲良く過ごせるGWもあと何年続くかなーとなんだか寂しい気持ちにもなりながら。小学校3年ごろにもなると、親より友達と遊びたがるでしょうからね。夕焼けはいろんなことに思いを馳せさせてくれます。

 4月末の2連休は、こんな感じで家族3人のんびりと暮らしました。

  さて後半は妻と10郎の生まれた、8郎家にとっては聖地ともいえる名護に行ってきます。でも、これまた予定が全くないんですよ(汗)。どうなることやら。

 とにもかくにも10郎が2歳年下のいとこ、タカボウと会うのを楽しみにしているので行ってきます! 8郎もコワモテ8郎を見るや否や逃げ出していたタカボウの成長ぶりを見るのが楽しみです。