昨日、どぅしぐわぁ森ドゥ率いる4edgeのクリスマスライブに行ってきました。同行したのは毎度毎度のTら~、亀さんとの2人。昨年の模様はこちら↓。
「ちゅらサックス奏者と沖縄のジミヘン」(06/12/23記事)
1年って早いっすねぇ・・・。来ると言っていたミズエは直前キャンセル。下写真は、ステージ上で華やかなスポットライトを浴びる森ドゥを、客席から見つめるオシャレ眼鏡のTら~。この1年を振り返りながらどぅしぐわぁの演奏を聴く彼は、一体何を思う? ![Photo_2 Photo_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f5/c9aa437e2a6e1dececc4178601b79ccb.jpg)
しかし久々に聴く森ドゥ率いる4edgeの演奏は、それはそれは良かったです! 今回はボーカルを置かない完全インストゥルメンタル(ボーカルがいない分、絵的にかなり寂しいというハンディ もありましたが)。古典的名曲をカバーしつつも、完全に自分たちのものにしたパフ
ォーマンスは最高でした。プロレスラーのロックに似ているとは言え、決してロックに詳しい訳ではないハチロー(この表現ややこしい)ですら、胸にくるものがありました。
天から地までの幅広い音域を辿るようなツインギターの音色と、サラリーマン生活につかれきったハチローらの潜在意識にズシン、ズシンと響くベースとドラムの複合性! 男4名の無骨なロックを堪能させていただきました。左右の写真は早弾きで昇天寸前の森ドゥ。どうです、もうPRIDEの大巨人なんて言いません(誰が言った?)。まさに沖縄のジミヘンドリックスです! かっちょいいぜ。※ついでにハチローの腕がいいといってください!
でも森ドゥ・・・。汗ばんだシャツは着替えたほうがいいかと・・・。もう「ほとばしる汗」ではなく、「にじみ出る脂汗」という年代に差し掛かっているのだから(泣)。少なくともビーチクが透けて見えるいでたちは避けたほうが無難かと・・・。どぅしぐわぁだからこそいえる提言です(笑)。ま、それもありかもしれないけどね!(どっちやねーん)
さて、一番嬉しかったのは、最後の曲です。「オリジナル」という前触れはありましたが、カバーした古典に負けず劣らずのスピード感、そして何といってもメロディーラインの完成度が高く、F1グランプリやプロ野球ニュースのBGMに使っても遜色ないのでは、と思うほど。我らが森ドゥ、すでにB’Zの松本大先生の域に達しているのかもしれません。
しかし、さすがは我らが森ドゥ・・・。最後に立派なオチをつけてくれました。それはステージが終わり、4edgeメンバーが出口でお客さんを見送るという場面で起こりました。もう一人のギタリストであるJ君?が「30枚限定なんですが、僕らの曲が入ったCD-Rを差し上げます」とマイクパフォーマンスをし、その通りに配布し始めたのです。ハチローらもJ君と握手を交わしながら笑顔で受け取りました。「これに森ドゥのオリジナルが入っているのか。よしキャバクラなどに行かず直帰して聴いてみよう!」と友情厚く心に誓ったものです。と・こ・ろ・が・です! そのJ君の隣で待機していた森ドゥ自身が「他のお客さんの分、足りないかもしれないから、ちみたち返してちょんまげ」とハチローらから強制徴収したのです(酷!)。何ちゅ~やっちゃねん! わしらも一応お客でっせ~。金払うてまっせ~(泣)
「終わりよければすべてよし」という日本人独特の妥協精神に、真っ向から反論するような森ドゥの行動。さすが社会常識に反旗を翻すロックンローラーです。3人は寂しい思いをしながら店を出ましたよ・・・。記録的な豪雨がハチローを濡らしましたよ。
気を取り直して向かったのは、若狭大通りにあるライブスポット「APACHE(あぱっち)」。生バンドの演奏が聴けて踊れる店です。男3人、カウンターの端っこで飲みましたよ。下写真はTら~撮影。ブレ加減がいい味出してます。 忘年会真っ盛りで、踊りまくるネクタイ集団に多少うんざりしながら、菊の露ブラウンをたしなみました。正直、こういう店は集団で来たほうがいいかと実感しました、気付くの遅いっす(笑)。
ご参考に⇒「ライブスポット APACHE(アパッチ)」
ところで写真左の亀さん、最近「○○に似ている」といわれるそうです。○○の顔が思い出せなかったハチロー、ネットで検索しました。こちらもご参考までに↓
「うぅ~ん、確かにそっくりだ。これはやばいぜはっぴーいぇい」
午前1時ごろ、分かれて帰宅しました。その後の情報では二人はそのまま「エイリー」に行ったとか・・・。恐るべし夜遊び根性です。
お互い年末の仕事疲れとストレスが飽和状態だっため、「楽しすぎるっ」ていう飲み会ではありまえせんでしたが、考える時間を頂きました。ありがとう! 二人にもそういう時間だったことを願っています。
そして、ハチローも決めました。
「そうだ、異動願いを出そう!」(笑)
いきなり職場の話になりましたが・・・もう今の職場どうでもいいっす。業務内容的にやりたいことはまだまだありますが、もうどうでもいいっす。とっくに形骸化している「聖域」なるものを死守するために、仕事をしない部下のために時期外れの「尻拭い会議」まで設定してあげる(と言って能力のない部下が可愛いからではありません。「聖域に同居する部下」への批判イコール「聖域の喪失」だからです)、更には、人の企画を2年前にダメだし(「こんなの俺様たちがやるような企画じゃねぇんだよ」)しておきながら、今それをこっそりと、これまた企画能力のなかった別の部下に実行させている・・・。もう笑い話です。これこそ、まさにセクショナリズムの最悪の形です。でも、それって「聖域」じゃなくただの「保護区」じゃねぇの? そんな部署に未来はありません。それにしても、よくこんな汚ないことができるな、と感心しますよ、本当に。
07年の終盤にあたり、庶民派サラリーマンハチロー、泣けてきました。
しかし、それはそれで勉強になりましたよ。貴重な人間観察でしたから。かつて尊敬するある先輩に聞かれました。「なぜ人事異動をするか分かるか?」と。豆鳩系の顔で答え切れなかったハチローに、先輩は大きな目をぎろりと光らせて答えました。「人間は水と一緒。同じところに留まっていたらいつかは腐る。腐りたくなかったら回り続けろ、流れ続けろ」と・・・。かなりクサ~い言葉ですね。水を石に代えれば、そのままローリングストーンズですよ(笑)。
しかし、エリート道から大きく外れた荒れた未開地を、未だに手探りで悩みながらとぼとぼ歩く(だって前例がないんだもぉ~ん)後輩の心に、焼きついて離れない言葉なんです。
(注)同じことをずっと真面目にやっている「職人肌」の人の存在を否定するわけではありませんよー。「組織活性化の問題」とそれとは全く別の話です。お馬鹿はすぐ一緒にしようとしますが。
サラリーマン人生にとって、一番大事な30代半ば。どうせ倒れるまで働くのなら、もっと厳しく、そしてエキサイティングな場所にいたいものです。まぁ、ハチローも事務職出身、人事に希望が反映されるかどうかは別なのは分かっています。でも会社という生き物にとってガンであるセクショナリズムの増殖に手を貸したくはありません。
「よし、異動願いを出そう!」