沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

1880里の敗北宣言

2021年08月28日 | スキルアップ

 3度目の挑戦にして絶対合格を誓った中小企業診断士1次試験を先週末の土日に受けてきました。結果から言うと、またしても合格点を取ることはできませんでした! 悔しい限りです、恥ずかしい限りです。昨年の1300里のチルダイから、さらに580里積み重ねてもリベンジはなりませんでした。重ねチルダイでいっぱいの48歳です。今年も夏休みのすべてを勉強に充て頑張りましたが、報われませんでした。年頭に「取りに行く」と掲げた今年最優先の絶対的任務も完遂することができませんでした。下写真は自宅マンションから見た8月の落日です。まさに自分の心情を映し出していました。

 応援していただいたブログチェッカーのみなさんにもかっこよく合格のご報告をすることができず、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。あれだけ勇ましいことを書いてきながら(自分のモチベを上げるためでしたが・・・)、この結果ですからね。自分の実力不足に自分が一番気づいていなかったということですね。

 では、48歳が落日のごとく無残に散った激闘の2日間を記録に残しておきます。

 下写真は3年半の努力が詰まった主要3科目8年分の過去問です。それぞれ5回転以上回しました。できることはやり遂げました。手垢でにじんだ過去問から執念をもらい全力を尽くしましたが、合格を勝ち取ることはできませんでした。

(注)この主要3科目は合格ラインに達したのですが、残り暗記系1科目のおかげで落ちることになります(後ほど詳細)。

 会場は例年同様、沖縄産業支援センターでした。

 コロナで緊急事態宣言下。無事に実施されたことに実施団体の方々に感謝です。そして、感染せずに本番まで体調管理を全うできた自分をまず褒めてあげました。

 この試験は7科目700点中6割が合格ラインのため、合格点は420点です。8郎は昨年3科目合格しており今回その3科目はパス(各60点換算)したので、残り4科目で240点取れば420点に乗せることになり合格という計算でした。

 会場は意外にも空席が目立ちました。コロナで受験をキャンセルした方もいるでしょうが、それ以上に今年新設された「新名称」の影響で、自分の得意科目だけに絞った受験生が増えたためと考えています。有効期限のあるあまり意味のない「新名称」ですが、職場の支援を受けている受験生からすれば、1科目でもいいから国家資格として持ち帰りたいという戦略もあったのかと思います。職場の支援など一切受けていない48歳8郎にはそんな余裕はありません。

 いざ、試験開始! 2日間を4科目ごとに振り返ります。

 

①財務・会計 トップバッターだけにここで勢いをつけなければと気負いました。しかし繰り返し練習してきた計算の出題が減っているではありませんか。手ごたえを感じないまま終了。

 

②企業経営 一番の得意科目。たとえ難化していても得意の国語力と執念で合格ラインは勝ち取れると考え、勉強時間を減らしてきました。手ごたえはなかったものの、6割には届いているはずだと信じることにしました。

 

③運営管理 一番の苦手科目。例年通り、やっている最中も全く手ごたえがありません。「今年もだめかぁ」と冷や汗が出ました。足切り(40点未満)だけはならないようにと神に祈りました。

 1日目終了。主要3科目で手ごたえを感じなかったのでかなり不安になりました。「明日逆転ホームランを打てばいい」と気持ちを切り替えました。最終日の試験は午後からでした。

 

④中小政策 3年半の長い闘いをここで終わらせるんだ!と意気込んで机に向かいました。前日から睡眠を惜しんで暗記に全力投入したため、起床後体調がすこぶる悪かったのですが、「あと数時間で終わりだ」と言い聞かせ、全知能体力をフルスロットルにして問題に向き合いました。ところが、ほぼ完ぺきに暗記した事例が、ちょろっと(笑)しか出てこないではありませんか! あの努力、何だったば~とまたもや脂汗。勢いで解答したものの、かなり不安が残りました。「逆転打にはなりそうにない」と。

 

 2日間の激闘を終え自宅に戻り、震える手で自己採点してみました。予備校の解答速報なので完全に信用はできませんが、かなり微妙なライン。「これはやばい」と焦りました。翌日の公式解答発表をもとに覚悟をもって自己採点してみると415(7科目換算)。5点足りませんでした!💀 指先だけでもゴールラインに届かせようと全力を出したつもりだったのですが、努力及ばず、でした。得点率は99.3%だけに、本当にあと一歩でした。

 

 合否の結果は以上です。残念、無念の一言です。ここではギャグを交えながら書いてますが、自己採点の間は動悸がおかしくなり、脂汗がにじみ出て、腹の底から気分が悪くなりました。そして、ほぼ不合格と理解したときには、言葉では表現しにくいドーンとした重みが腹の底にたまり、体中から一気にエネルギーが失せましたよ。翌日まで夏休みを入れていたのですが、2日後に起きて出社できるだろうかと不安になったものです。体重も2日間で2㌔落ちました。受けた人にしか分からない極度の心労ですね。

 もちろん、2日後にはフツーに出社したのでご心配なく(笑)。

 

※9月末の公式発表を待つまで、不合格と決まったわけでは、もちろんありません。というのも、平均点が異常に低い科目は全員に加点する「得点調整」という制度があるからです。それが5点あれば8郎も合格となる可能性が残っています。しかし、大手予備校TACの解答速報を見ると、TAC生の全体平均点は昨年を上回っています。講師たちも得点調整の可能性は非常に低いと分析しています。さらに8郎が苦戦した「中小政策」では出題ミスの可能性が指摘されており、全員に加点される可能性すら指摘されていますが、それが奇跡的に実現してもよくて3点。ということで、8郎の逆転合格の可能性はミラクルでも起きない限り、事実上消えたと考えています。

 

 ということで、48歳8郎、9月末の正式発表を待たずに3度目の敗北宣言をいたします。〝3度目の正直男〟を全うすることもできませんでした。大手予備校から突き付けられた屈辱の〝D〟判定を覆すこともできませんでした。わずか5点と悔しがっても仕方ありません。あと1点で落ちる人もいるわけですし。5点は8郎の努力不足の象徴でしかありません。情けない!

 

 結果を科目別に振り返っておきます(あくまで自己採点)。

 

【1日目】

①財務会計 60点🌸(最も力を入れた長男坊。70点目標でしたが計算問題が減り理論問題が増えるという変化球に翻弄されました。分かる問題を2問ミスしました。でも何とかバットに当て、合格ラインというぎりぎりのセンター前ヒットを打てました。長男の意地を見せました)。

 

②企業経営 70点🌸(さすが長年一番の親孝行の次男坊!あまりかまってあげられなかったのに、親の苦労を忖度してよくぞここまで届いてくれました)。

 

③運営管理 58点💀(一番の問題児の三男坊。一番の勝負どころと踏んで一番時間を手間をかけましたがあと2点~。 でも頑張ったかなぁ)

 

【2日目】

④中小政策 47点💀(まさかまさかの40点台! TACのテキスト、練習問題をほぼ完ぺきに暗記して自信をもって臨んだのにこの結果・・・言葉がありません。「僕だけ一年間ほぼ相手してくれなかったのに直前で過剰な期待されてもねぇ」とすねた4男坊でしょうか・・・)。

 

 直接的な最大の敗因は④中小政策(中小企業経営・政策)です。主要3科目では合格ラインに乗せたのに、この科目がラインから引きずり落としてくれました。ほぼ一年限定の暗記科目だけで落とされるなんて、悔しいの一言です。書いたとおり、直前は怒涛の暗記というド定番の勉強法で追い込みました。TACの練習問題は10回転し、ほぼ丸暗記(一つの問題集を10回転したのは人生初です)。自分でも「70点行けるかも」と思っていました。悔やんでも悔やみきれません。テキスト、問題集でも見なかった問題ばかりが出てきましたね。相手の右腕エースを徹底分析して臨んだ試合で、登板してきた見たこともない変化球サウスポーに、タイミングを合わせられないまま試合が終わってしまった感じです。まさに想定外の敵との戦いでした。試験直後の感想としては「わけわからん出題だったが、なんとか踏みとどまれたかな。期待していた得点源にはならないが6割行けてるかも・・・」と思っていたのですが、この惨敗。自己採点では、主要3科目採点で合格が見えてきたなかだったので、最後のこの科目で✖が連発するたびに「まさかやぁ~。こんな問題出さんけぇ~。J-smecaよぉやぁ~」と心の中がどす黒くなっていきましたよ! まじで(笑)。

 この「中小企業経営・政策」は8郎が感じた通り、TACの平均値速報では7科目中最も低かったですね(54点台)。もちろんTAC速報は合格ラインを突破した人たちの平均なので、最終的な平均は8郎同様50点を切るような気がしています。

 以上が、8郎が受けた2021年度の中小企業診断士1次試験の結果です。

 

  ・  ・  ・  ・  ・

 

 さて、3度目の不合格となりましたが、落ち込んでばかりもいられません。わが身の置かれた現状を冷静に分析することにします。不合格とは言え、これまでの努力が水の泡かというと決してそうではありませんので。

 今回はあくまで1次試験。メーンの2次試験合格を来年に見据えていた8郎にとって、スケジュール的に特に変わることはありません。1次は来年また受けて合格するしかないのです。1次に関しては今回で2科目合格🌸しているはずなので、来年の1次試験は7科目中残った2科目だけ受けることになり、過去3回に比べ負担はかなり減ります(受験料1万3千円はまたかかりますが。泣)。また当然と言えば当然ですが、1次は2科目受験のときの合格率が最も高いというデータもあるそうです。不合格続きの3年間でしたが、戦いをあきらめさえしなければ、今年取れなかったもの(二次試験への挑戦権)より、3年間で積み上げてきたもの(5科目合格🌸)のほうが間違いなく大きいのです(あきらめてしまえば努力は水の泡と消えますが)。努力は筋肉以上に人を裏切りません(今年の流行語大賞に推薦願います)。

 引き続きやるっきゃない!

 予備校の解答速報で落選確実を悟った時点で、愛息10郎に「お父さん、またダメだったよ」と伝えました(もう3回目です)。10郎は少し黙ったあと「来年も受けるの?」と聞いてきました。8郎は一瞬答えに窮した(笑)のですが「もちろん受けるさ」と返しました。お父さんはもしかしてあきらめるのかな? と試した息子の前でカンタンに逃げ道をつくるわけにはいきませんので🔥。常に挑戦する姿勢を親が見せるのが8郎家の教育論です(かなり強がりましたけどね)。親がやらなきゃ子もやらん!

※余談ですが、10郎は「(ドラゴン桜で東大に奇跡の合格を果たした)瀬戸輝みたいに逆転合格もあるかもね」と言ってくれました。・・・息子の無邪気な期待に応えられない自分を情けなく思いました。くぅ。

 

 あと、今年新設された新名称に伴う試験の変化について、8郎が感じたことをまとめておきます。

 まず、科目ごとに新名称新設ということで難易度は高くなる、と言われていましたが、TACの平均点速報を見ると、ほぼ平年並みだったようです。

 また〝爆弾科目💣〟が無くなるとされていましたが、それはその通りでしたね。試験直後は「暗記3科目すべて爆弾」などとネットでは騒がれましたが、TACの平均値速報によって、合格ライン突破している受験生らはきちんと得点していることが分かりました。平均点的にも歴史的な難しさではなかったことが証明されています。今回、速報平均が50点を下回ったのは1科目もなかったので。

 ということで、爆弾科目がなくなっただけでも、8郎ら複数年1次受験生にとっては朗報といえるでしょう。

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 さて、引き続き挑戦すると決めたとはいえ、おっさんには時間の制約がもちろんあります。8郎も来年は49歳になります。サラリーマンとしてのスキルアップは40代で終わらせておきたいという気持ちは今も変わっていません(生涯勉強という気持ちに変わりはありませんが)。50代のステージには別の闘いが待っている(怖)と考えているので。資格取得という意味では2022年がラストチャンスだという線引きは常にしています。

 さらに来年は10郎が小学校6年生になり、学童野球部でもラストイヤーを迎えます。中学生以降は部活にかまってあげる時間はないだろうと考えているので、小学校までは一緒に白球を追ってあげたいのです。今年のように年間通じて土日を勉強に充てるというスタイルは難しいかもなぁ。そうしないとまた落ちますが。

 なので、来年一発勝負となるはずの2次試験。それでだめなら、本当に資格挑戦から撤退することになるかもしれません。来年2次に受からなければ、昨年合格した1次3科目をまた受け直す必要が出てくるという制度上の事情もあります(もちろんその時の環境が許せば挑戦は続けたいのですが、視界はかなり不良です)。

 疲れ切った48歳サラリーマンですが、気持ちを奮い立たせ、すぐに勉強を再開しなければなりません。それは来年の1次試験ではなく、今年の2次試験対策です。もちろん今年2次を受ける資格はありませんが、その気持ちで進めておかないと、来年10月予定の2次試験に到底間に合わないからです(1次試験合格者が8割落とされる難関試験です)。不合格というショックな現実に打ちのめされながらも、2次試験合格までのスケジュールを考えると、戦いは止まってなんかいないのです。1次に落ちたからちょっと休もうということにはならないのです(チルダイの余り多少休みましたが)。それがこの試験の恐ろしいところですね。自分が選んだ道なので仕方ありません。9月半ばには2次試験の全国模試もあり、すでに申し込んでいます。

 

 繰り返しになりますが、本当に、本当に疲れました! 精神的な疲れは肉体的な疲れを上回りますね。今回のブログのタイトルを「1880里の疲弊」にしようと考えたくらいです。こんなに疲れる夏休みは・・・あ、3年連続ですね(笑)。2日間で自分の精神がかなりすり減ったことを痛感します。合格点を取っていたら違ったのでしょうけど。。。

 でも、落ちたとはいえ受験生's ハイとでもいいますか、振り返るととても充実していた1年だったと感じます。これは昨年も書きましたが、けっして負け惜しみでなく、合否に関係なく、です。なぜかと理由を考えると二つありますね。

 一つは単純に、目標に向かって一生懸命頑張ったことからくる充実感、ですね。青春に戻ったような感覚でしょうか。8郎は家庭の事情で受けたくもなかった大学を受験したので、自分で選択したコース上で頑張れる今の状態を余計楽しく感じるのかもしれません。

 もう一つは、右肩下がりの会社に勤めるサラリーマンとして、将来の不安に日々襲われる毎日を、漠然と怠惰に過ごしているわけではないという、一種の誇りです。不安を押しのけるには努力しかない、生き残るには準備しかない、手段の是非はともかく自分は毎日もがいているんだ、おれに夏休みなんかない!という気持ちです。

 まぁ、受からなければ意味がないのが資格試験なのですが。。。

 1880里を振り返れば、苦しくも緊張感に満ち溢れ充実した道のりだった、ということです。

 

  最後に個人的な備忘録として診断士関係のYoutubeチャンネルを転載しておきます。記録として残しておきたいのは当Youtuber講師の激励メッセージではなく、今回不合格となった方々から寄せられた泣かせるコメントです。4回目でもだめで来年以降あきらめた方や、2年連続で1問足りなかった方などの試験に対する熱い気持ちが寄せられています。みなさん言い訳をせずに潔く負けを認め、次なる挑戦に向けて前向きです(本当は8郎同様に悔しさでいっぱいでしょうが)。8郎も会ったこともない、同じ目標を掲げていた〝同志〟たちの気持ちを忘れないために転載しておきます。みんな、頑張ってるんだぁー。

OGPイメージ

【中小企業診断士試験】1次試験の結果が思わしくなかった方へ~期間限定配信~

2021年8月実施の中小企業診断士 第1次試験の結果がきびしかった方へ、10月上旬までの期間限定でメッセージを配信しています。きびしい状況が...

youtube#video

 

 引き続き、当ブログで8郎の挑戦を記録として残していくつもりです。興味のある方は今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

 疲れ果てた48歳サラリーマンの胸には今、ミスチルの隠れた名曲『雨のち晴れ』が流れています。1996年リリースですから、もう四半世紀前になるんですね。名曲は永遠です。

 

もういいや 

もういいや

疲れ果てちまった

そう言って

そう言って

ここまで来たじゃないか

イメージはいつでも 

 雨のち晴れ

 

 いつの日にか

 虹を渡ろう 

 

(注)ちなみに前回のブログで、8郎の苦しい受験勉強を支えてくれている曲について触れましたが、それはこの曲ではありません。その曲を紹介するのは来年になります(笑)

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 試験翌日、久しぶりに10郎のキャッチボールに付き合いました。ずっとステイホームの夏休みを過ごす10郎はコントロールが悪くなっており、暴投でボールを3つなくしてしまいました(笑)。炎天下でかなり疲れたけど、日々成長する君とのキャッチボールで、父ちゃんもここで負けてなるものかと気持ちを新たにしたよ。4回目のチャレンジ、見てろよ~🔥

 48歳チルダイのわが身にムチを打ち(もうミミズばれだらけですが)、2次試験の勉強を再開しますので、今日はこれにて。

 

【追記】1次合格への秘策だった8郎流〝背水の陣〟も解約しなければなりませんね(泣)。諸葛亮孔明に泣かずに切られる前に、9月末の公式発表を待たずに撤退の手を打つかどうか、これから検討します。 


1800里の架け橋

2021年08月08日 | スキルアップ

 2020東京五輪(2021年開催)も今日で閉会です。昨日、侍JAPANが見事5戦全勝で正式競技として初の金メダルを獲得しました! 地元の新聞でも1面でした。大きな夢と勇気をありがとう! これで8郎もやっと勉強に集中することができます(笑) 

 稲葉篤紀監督率いる24人の侍たちの活躍は素晴らしかったですね。特に20代前半の若い世代(森下・栗林・村上選手など)のものおじしないプレーが新しい日本野球像を示してくれました。中堅スーパースターの山田哲人、坂本勇人両選手の初球打ちも素晴らしかったです。打てる球を初球だからと見逃す古い昭和野球と見事おさらばしてくれました。ウチナ―ンチュの平良海馬投手はホームランを打たれるなど内容はイマイチでしたが、ベンチから声だしし士気を上げていました。立派な県勢2人目(下記参照)のゴールドメダリストとなりました。そして稲葉監督の選手優先の統率力も素晴らしかったです。甲斐拓也捕手がベンチからブルペンに電話する光景は象徴的でした(昭和の監督なら「なんでお前がかける」と怒っていたでしょうね)。ほか5カ国の外国勢がトップ選手ではなかったというのは事実ですが、日本代表の24人は疑う余地のない史上最強の侍JAPANでした。

【補足】喜友名諒選手も空手の男子形で見事金メダルを獲りました! おめでとうございます。ウチナ―ンチュの誇りです。8郎は空手を競技にするというのがいまだに納得できないのですが、空手に先手なしという沖縄発祥の精神文化を世界に広めた功績は大きいですね。興行ビジネスだけが目的の総合格闘技(面白いけど)とは文化的に雲泥の差です。おいこら、朝倉●来ども、空手家の礼儀作法、少しは見習え!

 さて自国開催で史上最多のメダルとなった東京五輪ですが、8郎個人的にはコロナ禍による無観客ということもあってか、従来の五輪より興味をもって見る競技、選手がなかったように感じました。8郎恒例の名言集めも今大会では見当たりませんね。コロナ禍を意識して選手も発言を自粛しているのでしょうね。

 五輪の話は以上です!

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 ということで、試験前最後の更新となります。もちろんスキルアップネタです。前回、試験まで更新しないと書きましたが、ちょっとした理由がありますので更新いたします。

 通算勉強時間が1800時間を超えました。8郎的謎の係数0.7を掛けても1260時間です。量は十二分に費やしてきました。残り2週間どう頑張ってもグロス1900時間には届かないので、1800里という塚が最後の節目の数字となります。それがブログを更新する理由です。

 本番ちょうど2週間前の土曜日、個人的な3科目模試に取り組んでみました。ここ数年の過去問から難易度の高かった年度の試験を選んで、本番試験と同様の時間設定でトライしました。自分の現在位置の確認と、今年度からの〝新名称制度〟新設で1次試験の難易度が上がることも想定した心理的準備も兼ねました。もちろん数回取り組んだ過去問なので、初出ではないというアドバンテージがありますが。

 結果はというと・・・(大手予備校TAC受講生の平均と比較します)。

①財務会計 60点(TAC平均49点) なんとかぎりぎり合格ラインに到達。正直もっと取りたかったですね。まぁ、1時間と短い中で取るべき問題と捨てるべき問題の選択をすることができたのは収穫かな。でもプライドをかけた得点源科目としてちょっと不安になってきました。あとは毎日一問でも多く解くだけだ!

②企業経営 54点(同52点) 一番の安定科目として学習量をほかの科目に回してきたこともあって、60点にすら届かなかったのは不安要素が残りました。残り2週間は過去問の赤字部分のチェックに集中し、なんとか60点プラスαを狙っていきます。

③運営管理 71点(同51点) 上がりすぎ(笑)なので逆に怖いです(過去に70点超えたことないので)。採点してみるとまぐれ当たりが数問あり、まず実力ではないですね~。まぁ、全国模試D判定の分だけ縁起をもらったということで前向きにとらえましょう。実際に4月以降一番時間をかけてきた科目なので多少は自信につなげたいです。でも本番では50点超えるのがやっとではないかと冷静に分析しています。

※「中小企業経営・政策」は過去問が使えないのでやっていません。

 ということでトータル185点。経験があるとはいえ難易度の高い年の過去問で3科目合格ライン(180点)をなんとかギリギリオーバーしたということになります。過去問レベルでぎりぎりなので、まったく安心はできませんが、難易度の高い年度のものだということを踏まえれば、手ごたえはそう悪くありませんでした。

 下写真は最終調整のために持ち出した、3年半前に作った単語帳です。最近はほとんど使っていなかったのですが、総復習という意味で今はテレビを見る際も右手に置いています。8郎の執念の証でもあるので。

 そして、逆転合格への最後の切り札「中小企業経営・政策」はTACのテキスト・問題集に絞って繰り返し解いています。問題集は6回転終えました! Youtuberチャンネルも視聴しながら経年劣化著しい48歳の脳みそに、人生最後の暗記だと言い聞かせ(笑)叩き込んでいます!

 さぁ、泣いても笑っても本番まで残り2週間を切りました。やるべきことはもうシンプルです。本番前、最後の最後の戦略を掲げます。これまでとほとんど変わりませんが、気持ちを引き締めるために書かせてください。

 

 ①「中小企業経営・政策」の暗記に総時間の割を使う!

 ② それでも「財務・会計」は毎日解く!

 ③「運営管理」と「企業経営」は過去問の赤字部分と要約テキストを徹底しておさらいするのみ!

 以上です。

 あと準備作業的として、受験票顔写真の撮影、ファイナルペーパーの完成、当日備品(筆記用具、目薬、冷却材等)の確認ですね。

 感染拡大が止まらないコロナの影響が心配です。都市圏であれだけ拡大すると、越県が禁止されたりしたら、試験そのものがまた延期になる可能性もあるからです。それだけは勘弁して~。

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 コロナ禍の夏休みでやーぐまい(ステイホーム)中の愛息10郎の様子も少しだけ。

 緊急事態宣言を受け、またも野球部が活動休止となっているため、一日中家にいる愛息(悲)。素振りだけはヒマを見つけてはやっています。ある時やりすぎて汗が止まらず、上半身裸になって扇風機に当たる姿が面白くて撮影。まるでグランドに倒れこむ星飛雄馬のようです(笑)。夏休みの目標一日700本に対し、わずか250本しか振っていませんが(笑)。でも彼なりに頑張っていますよ。将来、野球五輪代表に選ばれるつもりのようで、最近の口癖は俺のときは監督だれかな」です(笑)。こらバッハ、日本旅行を満喫していないで五輪の野球を復活させろ!

 そんな愛息ですが、また歯が抜けました。さすがにもうすべて生え変わっていたと思っていたら・・・。まだ幼児なんだーなと父はこそばゆく思いました。身長はもう155.6㌢とまさに伸び盛りです(妻を一気に抜き去りました)。でも10郎、何度も書いているが、急いで大人にならなくていいんだよ! 父ちゃんは君の成長がうれしくもあり、さみしくもあります。試験のことしか頭にない48歳おっさんですが、息子の抜けた歯があっという間に過ぎゆく成長の夏を教えてくれました。

 さて最後に縁起のいい写真を一枚お届けします。 

 先週我が家の絶景テラスから拝めたです。ご覧ください。端から端へとしっかりと架かっています! もはや「よく見ると微妙に架かっていないあらに」とは誰にも言わせません(笑)。8郎を1次試験合格へと導く栄光の架け橋に違いありません! 試験の神様、縁起のいい天候ショーをありがとうございます。 

 では、試験の神様がくれた美しい応援メッセージに勇気をもらい、最後の最後まで勝利を信じ、48歳がむしゃらに頑張ることを誓います。D判定、なにするものぞ!(実はまだ気にしている48歳)。

 応援よろしくお願いいたします!