沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

うりずんのあやはしBLUE

2024年04月21日 | 風物詩

 夏の訪れを感じつつ、クーラーを付けずとも快適に過ごすことができる、そんな1年で一番過ごしやすいうりずんの季節の到来です。とある日、ひさしぶりにうるま市の海中道路を車で走る機会がありました。相変わらず爽快な絶景の連続でした。以下にご紹介いたします。

※(沖縄に詳しくないという方へ老婆心ながら)海中道路と言っても実際に海中を走っているわけではありません。全長約5㌔の橋がメーンの海道路です。

 ちょうど浜下り(ハマウリ)の時期だったので干潮で遠浅となっていました。

 海中道路は正式名称を「あやはし海中道路」というようです。「あやはし」とは「彩橋」と書き、美しい橋、という意味だそうです。いい名前を付けましたね。

 あやはしの歴史は50年以上前にさかのぼります。平安座島に誘致されたアメリカ系石油企業(当時のガルフ社)が1971年に造り、翌1972年に島民に寄贈したそうです。なので1972年が開通年とされるようで、8郎より1つシージャ(方言で先輩)となります。それまでサバニで本島に渡っていたという島民の方々の島チャビ(方言で離島苦)に思いを馳せますなぁ。1999年に現行の4車線に拡大されたそうです。

 ご参考までにリンクを貼っておきます。

 海中道路開通50周年特設ページ

 ところで、橋のそばにこのような道を見つけました。向こうの平安座島に向かって、途切れています。

 先っちょはこんな感じ。1999年に現行に改修されたときに切り離された旧道だと思いますが。。。それとも最初に島民のみなさんが作り台風で破壊されたという海上道路の名残でしょうか。桟橋跡かな? 分かる方教えてください。

 せっかくなので海中道路の途中に位置する「海の駅 あやはし館」でランチを取ることにしました。駐車場からの絶景はまさにあやはしBLUEです。ハワイやカリフォルニアに負けていませんね(行ったことないけど)。

 「あやはし館」施設内にあるカフェレストラン『海中茶屋』です。初めて入ったのですが、トロピカル感あふれるいい雰囲気でした。

 窓の外にはテラス席もあり、多くの観光客が絶景を眼下にランチを食べていました。地元民はほとんど見当たらず、ほぼ県外の方でした。60年前に「橋をかけてほしい」と願った島民の方々はこんなに世の中が変わるとは想定すらできなかったでしょうね。

 食前アイスコーヒーを頼んだところ、このようなおしゃれな容器に入ってきました。全部は飲めませんでしたが、おいしゅうございました。

 8郎が勇気を奮って頼んだのは、当店一番人気という沖縄そばではなく、『スパイス茶屋カレー』1,100円)です。「キャロットアイランド」と呼ばれる津堅島産のニンジンの柵切りと、焼きブロッコリー、そして三枚肉が添えられていました。でも何といってもルーが最高でしたね! スパイスが効いていて美味でした。ルーはこってり系でなきゃ、が信条のカレー大好きおじさんですが、こちらのスープ系のルーには大満足でした。

 思わずルーを完飲したあとのお皿に美しいBLUEの模様が現れました。近隣の海辺をイメージしているのでしょうか。かっちょよすぎて、このお皿、欲しくなりました。ネットで探してみよう。

 ルーの辛さで毛のない頭皮に大量の汗が噴き出したため、海風で乾かそうと(笑)外に出ました。そこには脂質系おじさんとは無縁の爽やかなあやはしBLUEの世界が待ってくれていました。

 そんなおじさんの胸には、杉山清貴さんの名曲の一つ『僕の腕の中で』(作詞・秋元康、作曲・林哲司)が流れていました。1995年発売だそうで、もう30年近くも前の曲なんですね。名曲は不滅です。

 

FLY AWAY

  君の夢の中で

  僕は一番目の

  青空になりたい

 

 一番目の青空になれなかったおじさんは、館に隣接するパーラーで県産企業BLUE SEALアイスクリームをカップで購入。味は、ブログ映えを意識して青色の「BLUE WAVE味」を選択しました。お味はと言うと 「青は食べ物に使っちゃいけない色」という固定概念を覆し、意外に美味しかったです。ラムネとパイナップルを使っているそうです。潮干狩りを楽しむ人々を眺めながらいただきました。一度だけ幼き10郎を連れてきたなぁ~。

 青いアイスに興味があるという方のためにリンク張っておきます。

 Blue Wave| ブルーシール

 

 さて、別の日には海中道路の先にある浜比嘉大橋を渡って浜比嘉島まで足を運びました。過去に愛息10郎との車中泊やピッチング練習でお世話になった馴染みの島です。しかし、いきなり悲しい光景が目に飛び込んできました。馴染みの球場からバックネットが消えていたのです。

 ここは数年前、学童野球でエースになるために練習を積んだ父子の〝秘密のグラウンド〟思いでの場所です。なぜかバックネットが撤去されていたのです。バックネットがないと野球そのものはもちろん、ピッチング練習もできません。なんでか~。父子の思い出まで撤去されたような感じ悲しかったです。単なる張替工事であればいいのですが。。。しかし野球人気の低迷に加え、この島も極端な少子化(この島唯一の中学校は廃校となり観光宿泊施設に変わっています)。球場としての利用価値が減っていることが想定されます(8郎父子もいつも貸し切り状態でしたから)。また、観光用に用地変更するのでしょうか。それはあまりに寂しいなぁ。ま、島の方が決めればいいことなんですが。

 離島にこそ残っている沖縄の古きよき光景。可能な限り大事にしたいですよね。そして野球にはいつまでも国民的スポーツであってほしいと願うばかりです。

 この日のランチは、球場近くのレストランで『マグロ丼』をいただきました。おいしゅうございました。しかし、海ブドウがあまり新鮮ではなかったですね・・・(近くに養殖施設もあるはずなのに)。なので店名は伏せておきます。ま、海ブドウなんてあまり食べないので、どの程度が新鮮なのかはっきり分からない素人判断なのですが・・・プチプチ感はなかった、ということだけは言えます。それ以外はおいしかったので(厚切りマグロは最高)、ちょっと残念でした。

 お口直しにと、先ほどのグランドがある駐車場で、デザートタイムです。近くの売店で購入。こちらは赤と青の組み合わせとなりました。

 パンの中身はこんな感じ。糖分、脂質の塊で50歳10カ月が食べるものではありませんね。でも真っ赤なストロベリージャムが食欲をそそりまくり、永遠の腹ペコ小僧はおいしくいただきました(やせろ!)。

 しかも缶コーヒーは無糖じゃないやっし、と誰かに突っ込まれたような気がしたのは気のせいでしょうか。

 

 最後に、近くの港で撮影した海面も1枚。海の風と色と、そして船の排水のリズムに初夏の涼しさを感じました。でも、こちらの色はBLUEと言うより、エメラルドグリーンですね。

 以上、うりずんのあやはしBLUEでした。なにかとせわしい4月に、少しでも目の保養になっていれば幸いです。

 

 最近日の入りが遅くなり、帰宅時間も夕日に照らされることが多いです。うりずんの青もいいけど、夕暮れのオレンジも素晴らしいですね。仕事帰りの心を癒してくれます。最近は終日老眼をかけているためサングラスを活用できないので、超まぶしいっす。

 梅雨の季節まであと3週間ほどでしょうか。それまでの間、うりずんの季節が見せてくれる鮮やかなカラーをとことん満喫したいと思います。今日はこれにて。


一度きりの10日間

2022年07月18日 | 風物詩

 7月も後半に入りました。猛暑が続いています。

 テレビを付けると飛び込んでくるニュースは痛ましいものばかり。ロシアによるウクライナ侵攻は、世界中が停められず、地獄絵図と化しています。日本でも、安倍晋三元首相が選挙応援演説中に暗殺されるという前代未聞の事件が起きました。右傾化、格差社会、集権的国家を強引に進めた政治家なので個人的には全く評価していないのですが、凶弾に倒れるというのはあまりに痛ましいことです。ご冥福をお祈りいたします。それがきっかけで、カルト宗教団体が今もなお、悩める弱い立場の人たちからお金をむしり取っているという現実が明らかになりました。

 ニュースを見るたびに、人間の嫌な部分を見せつけられ、暗い気持ちになる毎日です。

 

 そんな7月ですが、燦燦と降りそそぐ太陽のおかげで、一年で一番美しい光景を見せてくれています。人間の世が嫌になりつつあっても、自然はこんなにも素晴らしい景色を人間に見せてくれるのです。すべて8郎が自宅半径1㌔以内(笑)で撮影した写真をお届けします。

 まずはマンションの廊下から写した夕焼けです。最上階9階の廊下に上がり撮影。7月の夕日はいつ見ても元気が出る!

 お次は、愛息10郎の野球応援のさいに写した青空です。7月の入道雲は段違いに迫力があって絵になりますなー。

 ダイビングに行きたい! 飛行機に乗って旅に出たい! 

 そして7月14日夜のスーパームーン🌕 きれいでした。思わずビールとワインを飲んでしまいました。

 妻スマホ撮影も1枚。

 以上です。大した写真でなくてすいませんが、多少の癒しになれば幸いです。

 

 今日は特段のネタもないので、最後は久しぶりのおいしゅうございましたシリーズで締めようと思います。

 先日、妻と二人、浦添市の「高江洲そば」に行ってきました。本当は同市当山の「宮良そば」が希望だったのですが、アクセス上の都合からこちらになりました。10年ぶりくらいの訪店でしたが、おいしかったですね。「ソーキそば(中)」(600円)。塩ベースのスープ、ソーキでしたね。

 お次は妻にテイクアウトしてきてもらった、すき家の「ダブルニンニク牛丼」(600円)です。某ユーチューバーさんがおいしそうに食べるのを見て購入。夏バテだったのでニンニクに頼ってみようと安易に考えたのです。自宅待機中なのでにおいも気になりません。

 結果から言うと、イマイチでしたね。まずいとかそういう話ではなく、強烈なニンニクパワーが牛丼の甘さを完全に消しているのです。これだったら牛丼でもカツ丼でも沖縄そばでも同じ味になるのではと思ってしまいました。ただ、映えるので商品としてはインパクトありますね!

  8郎が感化されたYoutubeチャンネルはこちらです。お暇なアラフィフの殿方はご覧ください。7分ごろにこのメニューが出てきます。

【ひたすら寝る】おっさんの休日【名古屋】

 

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 さて、10郎のコロナ感染により、自宅待機だった8郎夫妻もようやく解禁されます。ずっと家にいるという状態は精神的にもきつかったですね~。でも考えてみると、10郎が発熱した日から丸10日間、家族3人、一つ屋根の下で四六時中一緒に過ごしたというのは、おそらく人初めてでしょう。これからの人生でも、もうないかもしれません。なので8郎は在宅の時間の多くを勉強に充てたつもりですが、空いた時間をせっかくの機会だからと3人で宅シネマも楽しみました(よかった作品を今度ご紹介したいと思います)。そう考えると、この10日間はコロナがくれた唯一のプレゼントだったのかもしれません。モノは考えようですね。8郎夫妻はずっと陰性で平熱でした! 10郎もほぼ平熱に戻っています。

 

 コロナが全国的に再拡大しつつあります。ここ沖縄も観光シーズンとはいえ、なにがしかの制限が再び取られる可能性も十分にあります。これまで書いてきた通り、8郎にとって7~8月は一年で一番忙しい季節となります。40代最後の勝負どころです。しかし、久しぶりに会う人たちとの飲み会も予定しています(笑。正直飲んでる場合じゃないのですがお世話になった方々なので逃げるわけにもいきません)。何が起きるか分かりませんが、とにもかくにも行動を多く制限されるコロナにだけは気を付け、まずは2日間試験会場に無事に着席したいと思います。それさえ全うすれば合格を引き寄せることができると思います。

 ということで、当ブログの次回の更新は(重要な報告事項なければ)8月8日以降となりますので、よろしくお願いいたします!


梅雨テラス

2020年06月10日 | 風物詩

 梅雨が続いていますが、みなさんはどうお過ごしでしょうか。 

 前回、6月半ばまで更新を中断すると書きましたが、我が家の ” テラスを照らす ” 光景を3パターン見ることができたので、記録として残します。

 まずはストロベリームーンです。ストロベリームーンとは、1年の中で最も日が長くなる「夏至」に一番近い満月のことだそうです。6月にイチゴの収穫を迎えるアメリカの先住民が付けた俗称だそうで、気象や地理条件的には本当にピンクがかって見えることもあるそうです。沖縄生まれの個人的には、梅雨の晴れ間に見る満月なので、余計ありがたみをもって、きれいに見えるような気がしますね。ストロベリーというよりは、シークヮーサーですね(笑)。

 もちろん画像加工ソフトで彩度や色合いなど調整していませんよ。

 2年前に撮影したストロベリームーンの記事も載せておきますね。こっちのほうが多少ストロベリーぽいかな。あぁ、ダイビング行きたくなってきた!

OGPイメージ

日帰りギンガメツアー(上) - 沖縄 8 Scene

11年になるダイビング人生初の「ギンガメアジトルネードツアー@粟国島近海」に参加してきました!写真が多いので上下2回に分けてアップいたします...

日帰りギンガメツアー(上) - 沖縄 8 Scene

 

 お次は、打ち上げ花火です。コロナの災いを吹き飛ばし、医療従事者の方々を励まそうと、全国の花火師の方々が一斉に打ち上げたそうです。素晴らしい試みですね。膝や足首の急な成長痛で野球を休んでいる愛息10郎も重い腰を上げて鑑賞しました。

 最後は、恐ろしいほどの雷鳴⚡です。コンデジで動画に収めました。お暇な方はご覧ください。大した映像ではないので、お暇な方だけで結構です(笑)。

 スチール撮影もしたのですが、ご覧のようにトンでいます。オート機能の露出補正が間にあわなかったのもありますが、我が家のテラスだけでなく、梅雨の市街地一帯を照らす雷の力に、自然エネルギーの脅威を感じました。これを蓄電できたら、迷うことなく2部屋同時にクーラーをつけるのですが。。。

 落雷によるケガ人が出ていないことを願います。

 

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 さて、前述の通り、中小企業診断士1次試験まであと1カ月(怖)となりました。時間割をしっかり決めて7科目の総復習をしているので、机や棚は7科目分の参考書や7科目7年分の過去問などで埋め尽くされています。時々、机に向かっていても何が何やら分からなくなります(笑)。

 一方、スマホでの通信学習や1冊の練習問題を解くだけなら、リビングに置いてある小さな学校用勉強机を利用しています。2部屋同時にクーラーをつけたくないという庶民的な理由もあります。机は妻が小物づくりなどの目的で数年前に購入していたものです(どこで買ったのか分かりません)。約180㌢の8郎的にはとても小さいのですが、小さいだけに目の前に集中できるというメリットや、さらに30年前のアオハルの学校生活を思い出し多少の新鮮さに包まれるので、たまに愛用しています。写っていませんがイスもセットです。

 独学なので、自分のやり方が果たして正しいのかどうか、不安を抱えながら、最後の悪あがきを続けています。

 さて、何度も書きますが試験まで残り1カ月です。一心不乱に頑張ろうと思います。これまでは、どうしても気が乗らないときは、机に向かうのをスパッとあきらめて映画鑑賞やネットサーフィンするなどして、ストレス解消を図ってきました(勉強がきらいになるほど自分を追い込むとまずいので)。でも、あとラスト1カ月はそれも我慢しようと思います。ふゆーさー(沖縄方言で怠け者)の47歳も、1カ月なら何とか我慢でき・・・そうです(笑)。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします!

 

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 ということで最後になりますが、試験までの間、最後に見た映画となるであろう『僕だけがいない街』(2016年公開)の感想を書かせていただきます。BSを録画したものです。ジャンルでいうとタイムスリップ系のサスペンス映画でした。先日ご紹介した洋画の名作『バタフライ・エフェクト』の日本版といってもいいかもしれません。

 テーマとしては「正義の貫き方」になるでしょうか。主演の藤原竜也は相変わらずの中性的キャラで熱演。ヒロイン有村架純も万人受けする愛くるしさで存在感ばっちり。驚異のアラフィフ石田ゆり子はちょっとお母さん役には若すぎたかな、という難点もありましたが、正義感の強い女性を好演しています。ストーリーも、そう重くもなく決して軽くもない、という感じで、2時間を過ごせます。意外性のある犯人(途中で気づく人も多いでしょうが)という鉄板もありで、おすすめですね。悲しい結末なのは『バタフライ・エフェクト』と同じですが、この作品ではなぜか静かな達成感ももらえます。中学生以上なら家族での鑑賞も可能だと思います。減点と言えば、タイムスリップ系映画によくある時系列の齟齬でしょうね。

 シニカル映画評論家の偏向映画批評は以上となります。

 はい、これで試験本番まで映画もドラマも一切見ません!(笑)。

 

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 連日の大雨で県内の水がめもすでに満タンのようです。コロナの影響でホテルの稼働率も低いからでしょうね。節水の可能性が低いのなら、一日も早い梅雨明けを願いましょう。そろそろ空けるかな。今日はこれにて。


1年ぶりのHANABI

2019年09月21日 | 風物詩

 台風17号(ターファー)が沖縄本島を直撃しました。強風域のみで暴風域には発達しないとみられていましたが、個人的には帰宅バスの窓越しに移るヤシの木の揺れに前兆は感じていました。大きな被害がありましたね。ところで背の高いヤシの木に、打ち上げ花火の形を重ねてしまうのは8郎だけでしょうか。

 その夜から台風が一気に勢力を強め、瞬間風速も40㍍を超えました。8郎家も朝から停電! 電気がないと現代人の行動の90%ができなくなりますね(怖)。楽しみにしていた少年野球の練習も中止となったため、仕方なく10郎とアナログの野球盤を引っ張り出します。

 結果は10対1で愛息10郎の完勝! 8郎が親心で投じたど真ん中ストレートを、4番10郎はセンターバックスクリーンにツーランホームランという花火を打ち込んでくれました。

 そんな愛息は今は再びキャッチャーを目指して、外見から入っています。身に着けているのは、もちろん空手の組手のプロテクターです。チバリヨー。

 先日、とある公園の敷地内に黄色い実が大量に転がっているのに遭遇。まるで地面に打ち上げられた花火のように散らばっていました。

 上を見上げると、アダンの果実の本体が無残な姿をさらしていました。道に落ちていたのはアダンの外皮である小さな果実だったのですね。あとでネット検索すると、アダンの本体果実は熟すと、外皮を落とすことが分かりました。

  落ちている果実からは、甘い香りがしました。柿のようなとてもおいしそうなにおいでした。もちろん食べてもおいしくないと知っていますが、貧しい時代には食べていたようですね。

 会社組織に生きる身とはいえ、季節の風物詩を感じられる心の余裕を持っていたいものです。そうでないと人生もったいないと思いますので。社畜だけはまっぴらごめんです。

 

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 さて、あの日から一年がたっていました。 

 昨年引退した、沖縄が生んだスーパーアイドル安室奈美恵さんのレガシーを継承することが目的の「WE ♥ NAMIE HANABI SHOW」が、今年も引退日である9月16日に宜野湾市で開かれたのです。もちろん8郎家は浦添市内の自宅で鑑賞(笑)。テラスからも見えました。昨年のリベンジを果たすべく愛機D300を三脚にセット、久しぶりにレリーズも使います。

 SHOWが始まりました。打ち上げHANABIは爆音とともに夜空を鮮やかに彩ります。安室さんの音楽は聞こえてきませんでしたが、家族3人、「あれからもう一年か~」と時の流れの早さに感慨深げ。

 た~まや~。

 一枚は愛息10郎にも撮ってもらいました。まだ身長133㌢なので、ファインダー越しでなく、三脚の隙間越しに10㌔先をガン見しながらの撮影です(笑)。

 カシャ!

 反対側ではおぼろ月が怪しげに光っていました。ピントが合っていませんなぁ(謝)。

 ということでツーショットも。遠い~。

 それにしても。。。

 1年って本当に早くなったなぁ。

 

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 さて、最後になりますが、8郎家にとって、とても素晴らしいニュースが飛び込んでまいりました。妻が職場で素晴らしい花火を打ち上げてくれたのです!(パワハラ上司にロケット花火を向けたわけではありません)。詳細は後日あらためてご報告いたします。


梅雨の合間のプレゼント

2018年05月13日 | 風物詩

 梅雨入り後初めての週末です。さぁ、平日の分まで勉強するぞ、と意気込んでいた8郎は、あまりの青空に「午前中だけでも10郎とキャッチボールをしてこよう」と気持ちがガラリと変わりました。気圧の急激な変化なのか、かなりの頭痛があったのですが、成長が止まらない10郎との時間を捨てることだけは避けたいのです。

 妻の運転で今年開通したばかりの浦添北道路(2㌔)を走ります。これまで人目につく機会の少なかった米軍関係者の居住施設が見えてきます。オーシャンビューで、娯楽施設も充実。この道路の開通によって、これからは多くの市民の目にさらされるでしょう。安保法制という大儀名分の下、日本政府が米軍にどれだけのプレゼントを贈ってきたか、多くの市民に見てもらいたいものです。米軍が日本のために命を懸けている代償だという意見もあるようですが、米軍が沖縄県民のために、いつ戦ったというのだ! 

 下写真は浦添のカーミージを過ぎたあたりでしょうか。絶景でした。潮干狩りに行ってもよかったなぁ~。

 サイドミラーに写るは8歳になった愛息10郎。親ばか御免の一枚。

 宜野湾市のトロピカルビーチに到着。雲一つない青空です。こんな日に勉強なんてできませんね。

 水着ギャルやバーベキューを楽しむ集団を横目に、生粋のウチナンチュ父子は早速、キャッチボール。

 妻が撮ってくれた写真で、息子の投げ方がシュート回転している悪い癖を見つけました。まさか、ジャイロボールか!?

 じぃじとばぁばから買ってもらったバットで素振りも。アリゾナキャンプに来たプロ野球選手のような絵になりました。

 最近慣れてきた炭酸飲料でのどを潤します。妻は炭酸が飲めないので、嗜好も父に似ているね。暑さもあって20分程度しかいませんでしたが、いい汗かきました。

 一休み後、10郎は自分の母を撮影。母の日のプレゼントになるかな。 

 8郎は自分の母を撮影したことなんかないなぁ。そもそも写真すら残っていないし。面影がどんどん薄まっていきます。今、どこかで偶然会ったとしても気づかないでしょう。10郎、母ちゃんに親孝行しろよ!

 帰路は再び浦添北道路を利用。そのまま、同じく今年開通した臨港道路浦添線(2.5㌔)を乗り継ぎ、安謝の「あけぼのラーメン」でランチです。お品書きの多さにも迷うことなく、妻と二人、「ガーリックステーキ」を注文。

 ニンニクがたっぷり入っており、平日には絶対頼めないメニューです。肉もいい肉なので、700円が安く感じます。両隣のお客さんもこれを頼んでいました。キャベツもたっぷりなのがうれしいです。

 10郎はギョーザ。半ライスを頼んだところ、1・5人前のご飯が来ました! もちろんほとんど残しました。頼まなくてもよかったね。

 あ~、おいしかった。また行きます。

 公園ではキャッチボールが終わると、ベンチにグローブを投げたので、父から説教を食らった10郎。帰宅後は、父の指導の下、グローブにオイルを念入りに塗ります。道具は大事にしろよ!

 さあ、午後は勉強だ、と意気込んだものの8郎は頭痛が激化。勉強を始めてわずか10分で断念、横になるとあっという間に3時間ほど爆睡してしまいました。起きてもズキズキ痛むのでバファリンを飲みました。梅雨の合間は、こんな日が続くのかな~。

 窓から入ってくる西日の眩しさに廊下に出てみると、ごらんのような美しい夕日が!

 5分間隔で飛行機も通過。絵になります。

 水平線に沈むまで見られるかと期待しましたが、やはり雲が。撮影はここで終了しました。19時半ごろでした。

 部屋に戻ると、名探偵コナンの映画に影響を受けた見た10郎が最近ハマっているカルタを作りました。右橋のカルタでは夕日を見た感動がお題になっていました! ほかの二つも親としては書いた理由がよくわかるので爆笑。とにもかくにも、感受性の高い子どもには美しい景色を見せておきたいものです。美しいものを見たら心も美しくなる、というのはその通りだと思っております。

 それにしても夕焼けは大満足のショーでした。頭痛に悩むおっさんにとって梅雨の合間のプレゼントとなりました。ということで最後にもう一枚。

 明日からは頭痛に悩まされないことを願って、今日はこれにて。


うりずんの魔法

2017年04月18日 | 風物詩

 沖縄の初夏、うりずんの季節がピークを迎えています。雨が降って湿気の多い日もありますが(低気圧で頭痛がひどいっす)、一年で一番過ごしやすい快適な日々が続いております。道端のハイビスカスも元気いっぱいです。

  今帰仁の海では初夏の香りが吹きわたっていました。ビューリホー!

 SUP(スタンダップ・パドル・ボード)を楽しむ家族連れがいました。 いいですね。海がある生活って。

  夕焼けもきれいでした。伊江島も映っていますよ。 

  日が沈んだあと、わずかの時間に見られるマジックアワーまで撮影することができました。マジックアワーとはウィキペディアによると、「日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽が姿を消しているため限りなく影の無い状態が作り出される状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態」とのことです。まさに魔法の時間帯です。

 一人で見るのはもったいほど美しい景色でした。

 さて、愛息10郎ですが、めでたく入学式を終え、新1年生生活を始めています。ランドセルを背負う姿が初々しいです。入学式には8郎も会社から半休をもらい出席しましたが特に感動もなく・・・(笑)。やはり親としては、「卒」がつくセレモニーに弱いのかもしれませんね。

 本人は「ハリー・ポッターのように魔法の学校に入りたい」と言っていましたが(笑)。

 6年間、いっぱい遊んで、いっぱい勉強しろよ~。友達もたくさんねー。

 10郎は清明祭(シーミー)で行った妻の実家でも元気いっぱい。じいじ、ばあばに楽しい小学校生活を報告したのだとか。楽しそうだね。

 ばあばと庭のびわを収穫しました。

 得意のものづくりでは、仮面ライダーエグゼイド?(キュウレンジャーかな)のベルトを完成。ベルトにはめ込むオプションパーツのようなものも作り、ごらんのようにドヤ顔です。

 

 私生活と学校生活ではすこぶる順調な10郎ですが、習い事の空手では「形」部門で代表選考落ちするはめに。しかも同期入門の男女に負けるという屈辱を味わいました。父8郎は「闘う姿勢がなっていない」として、やめさせようとひと芝居打ちましたが、本人が「続けたい」というので、当面様子を見ることに。今は気を取り直して「組手」で頑張っています(そのほうが闘争心が出るからいいかも)。連休最後の全県大会での初戦突破を目指して頑張っています。悔しさをばねに強くなれ! 

 さて、愛息が小学生となって初めての連休、どこに行くかまだ決めていません。キャンプ場はどこも満席のようです(当然か)。急いで考えま~す。 


スーパームーンの秋

2016年11月16日 | 風物詩

 2016年11月14日、スーパームーンがみられるということで、会社から帰宅後、愛機のニコンD300でテラスから撮影しました。しかし午後8時を過ぎていたので、月はかなり高い位置に。街並みをからめた全景は撮れませんでした。比較対象がないのではどれだけ大きいのかわかりませんね(謝)。みなさんも見たと思いますが、本当に大きくてきれいでしたね。

 結局、翌々日にスタイラスTG-2でお手軽撮影。かなりのブレがありますが、これでお許しください。

 それにしても、過ごしやすい季節ですね。暑くも寒くもなく風も心地いい。ここまで快適なのは4月のうりずんの季節だけかと思っていましたが、11月も負けていませんね。さすがに泳ぐことはできませんが、ダイビングやキャンプなど行楽にはもってこいの季節です。沖縄生まれの夏男8郎だけに、秋のすばらしさに気づくのに43年もかかってしまいました。

 

 さて、愛息10郎ですが、空手、水泳ともに頑張っています。ともに始めてから1年近くですが、これまで「練習に行きたくない」という言葉を一度も聞いたことがありません。親としてはうれしい限りです。楽してくしょうがないんだね。水泳ではまだビート板を離せませんが、どんどん上達しています。 

 さて、ブログチェッカーのみなさんは見るのも飽きたと思いますが、恒例の朝日ショットです(3回連続です。笑)。これまでで一番きれいだったので懲りずにUPさせてください。スーパームーンと同じ14日の朝です。秋空は空気も澄んでいるのでしょうね。それがスーパームーンが拝めた一因だったのかもしれません。

 この朝日をみて、2年ぶりに家族キャンプをすることを決意しました! 土日の2DAYSなので夫婦ともに疲労困憊になるのはわかっていますが(笑)、行きたがっていた10郎のために決断しました。週末に決行したいと思います。お手軽キャンプを目指すので、またご報告いたします。


魅せられた7月

2015年07月31日 | 風物詩

  好天気が続く7月の沖縄です。毎日、会社のバルコニーから青い海を眺め、心だけダイブしている8郎です。先日も営業中に見た空をパチリ。雲ひとつねぇ~。 

 業務で寄った中城のビーチ。この日は台風接近中であいにくの雲り空。でも海恋しさに、STYLUS TG-2で撮影。早く入りたいなー。

 

  熱帯夜が続き、冷えた生ビールが飲みたくなった8郎。家族3人で久々に近くの居酒屋に。安さが売りの店でしたが、以外に広く個室がありました。個室を選択。 FOODはいまいちだったけど、確かに安かった。きんきんに冷えたビール(発泡酒?)はおいしかったっす。

 ところで、わが愛息10郎、空手道場に入門する方向で進めています。浦添市内の有名女性空手家の道場です。保育園帰りに妻と見学してきたらしいのですが、とても気に入った様子。もともと、ウルトラマンの決めポーズには天性のものを感じるだけに(笑)、空手の演舞でも才能を発揮するだろう! 人生初の習い事、ガンバレよ!(週1だけどね)

 店の外に吊らされていた夜風に揺れるちょうちんが夏の盛りを感じさせました。

  台風(何号だったか忘れました)がそれた日、西の空が大変なことになっていました! ものすごい夕焼けとなっているではありませんか。部屋の中にいても分かるくらいで、8郎の42年の人生で最も赤かったといっても過言ではありません。アパートの階段から撮影。お隣さんも出てきました。

 

  美しい夕焼けだねー、10郎。あ、この顔は、彼の一番得意なモノマネ「イケてないときの星野哲郎(映画版でなくTV版の)」だ!

 そして、7月最後の日。会社のバルコニーから見た月がきれいだったで、とりあえず撮影。帰宅後、ネットでは、「3年に一度のブルームーン」と紹介されていました。ブルームーンといっても、本当に青く見えるわけではなく、一月に二回現れる満月のことのようです(でも、なんだかいつもよりは青い気もしました)。この月に願いをかけると叶うのだとか・・・。42歳、家族の幸せより先に「宅建に受かりますように」と祈ったことは誰にもいえません・・・。

 様々な色に魅せられた2015年の7月でした。

 そして本番の8月が始まります。早く10郎を海に連れて行かなくちゃ!