平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックが終わりました。沖縄生まれの8郎にとって何一つ馴染みのない競技ばかりでしたが(笑)、男子フィギュアスケート羽生結弦選手の66年ぶり連覇など日本人選手団は過去最高の成績を残したようですね。個人的に一番印象に残っているのは“氷上の詩人”こと女子スピードスケートの小平奈緒さんです。500㍍で金、1500㍍で銀と二つのメダルを取りました。大会前にインタビューでライバル選手について問われ『いてもいなくても一緒。ただ自分の動きをするだけ』という冷めたようにも聞こえる答えは、大会随一の名言だと思うとります。勝っても記録を塗り替えても、いつもクールなふるまい立ちに、最近の日本男子には見られない“侍の美学”を感じました。超かっこよかったです!
【追記】羽生選手のプーさん好きに注目が高まった大会でもありましたが、我が家にも負けず劣らずのプーさん好きがいます! (妻撮影)
昨年12月にスタートした中小企業診断士試験の勉強。今年に入ってからの勉強時間がやっと100時間を超えました。最低でも一か月60時間という目標を掲げている身としてはもちろん物足りません。しかし、宅建に挑戦していた過去3年の2カ月を振り返ると、15年43時間、16年23年、17年23時間となっており、宅建時代の3年分以上をやってきたことになり、自分としては 頑張っているとは思います(宅建時代があまりにナメていたともいえますが、笑)。しかし、もっともっと「苦しい」と感じる状況に自分を追い込みたいと思います。最後の最後の苦しいときに助けてくれるのは、誰でもない、今の自分の頑張りだと思うからです。44歳にして、五輪選手や受験生のようなピュアな気持ちになっている8郎をお笑いください。
久しぶりにベランダ、いやテラスからの美しい太陽です(今回はテーマに沿った写真がないのでこの一週間に撮影した風景写真をアップしております)。徐々に春が近づいていることを実感しますね。すみませんが、来年の年賀状の写真はこちらを使わさせていただきます。
目標である2020年合格を実現するためには、来年2019年で1次試験(7科目)に合格しておく必要があります。そうすれば、その年の2次試験で落ちても(一回で受かる人はまれだといいます)、少なくとも2021年までは1次試験は制度上免除され、2年間は2次試験に集中することができるからです。そのためにも今年で7科目中の3~4科目を合格しておきたいのです。
1次試験は8月なので、もうあと5カ月しかありません(汗)。1カ月60時間で行っても、300時間にしかなりません。非常に厳しい戦いになりますが、どちらにしろ2次試験でも重要となる「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」の主要3科目はなんとか合格、もしくは足がかりとなる成果を残したいものです。
さて、簿記2級の知識が、中小企業診断士の「財務・会計」にどれだけ生かせるか、というところですが。同科目のウェブ講座をほぼ見終えた時点の感触としては(得点にどれだけ影響するかはわかりませんが)範囲的には全体の5割近くをカバーしているような気がします。結論として、簿記の知識は持っていたほうが絶対有利と断言させてください。レベルとしては原価計算があるので簿記2級クラスとなりますが、少なくとも「しーくりくりしー」を理解できる簿記3級は必須ですね。大学入試より多い7科目をやらなければならない中で、仕訳、決算整理、原価計算という簿記技術をイチから学ぶのは相当の根性がいります。しかも頭で理解するより、書いて書いて書きまくり、手で覚えるというのが簿記ですから、8郎なら心折れていたでしょうね。4年前のもがき苦しんだ経験が、今の8郎を支えていることを実感しています。(つまり公認会計士や税理士が絶対有利なのは当たり前です!そもそも免除科目ですし)
あと、中小企業診断士試験は、合格ラインが6割というのも気持ち的に助かります。ほかの士業に比べると、まさに「広く浅く」です(宅建も簿記も7割でしたから、こんな細かいことまでやるかっていう心理的負担がありました)。オールマイティーすなわち〝何でも屋〟を自称する8郎的に、6割というラインは肌にあっているような気がします。
下写真は晴天の東海岸。〝神の島〟こと久高島も拝めます。
久高島で神が降臨するといわれるイシキ浜の海砂です。サンゴ礁の死骸が数十年、数百年かけて形を変えたものです。ミクロ撮影すると、表現は大げさですが、一粒一粒に歴史を感じますね。リゾートビーチの人口砂とは違う、命の巡りを感じました。
さて、合格という悲願のために、いつまでに何をやればいいのか、漫然としていた頭が、ここに書くことで多少の整理ができました。あらためて長くハードな闘いであることに気づかされたのも事実です(汗)。
最後に、小平選手が常に心に言い聞かせているというガンジーの名言を紹介いたします。
明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ。
迷える44歳の心にも響きました。
美しい写真(?)と名言に心癒されたところで、今日はこれにて。
【注】ここは「明日死ぬかも」と思っても眠気には勝てないおじさんのブログです。