沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

最後の抱っこ

2022年05月23日 | 学童野球

 8郎も先日ついに49歳になりました ついに40代ラストイヤーです。視界不良の50代の世界に向けて、準備をしておく大事な1年にしたいと思います。久しぶりのマキシムケーキで家族が祝ってくれました。

 メーンディッシュは8郎特製&恒例の「牛肉の赤ワイン煮込み」です。素材がほとんどなかったので、見た目の完成度は低いですね~。両サイドのコロッケとサラダはサンエーで購入したものです。でもお味は2人とも「おいしい」と褒めてくれました。

 40代ラストイヤーの節目、もっと感慨深いものがあるかと思っていたのですが、ここ数年で一番淡々と迎えていましたね(笑)。気負っても仕方ないですが、緊張感を忘れずにいたいと思っています。頑張るぞー。

 

 さて、時を戻します(ぺこ8参上)。

 2022年の大型連休は、後半に梅雨入りするちょっと残念な連休となりましたね。8郎家はどう過ごしたかというと、仕事と愛息10郎の学童野球だけで終わりました。それでも十分満足です。だって、幼い10郎と一緒に白球を終える最後の1年なんですから。二度とない大型連休を思い切り満喫したと言えます。

 そんな10郎ですが、またしても練習試合中にケガをしてしまいました。突き指です。正確には骨端線損傷というらしいです。全治4週間なので1カ月まるまるボールもバットも握れません。固定装具をはめた中指と薬指が痛々しい~。曲げたり伸ばしたりすると一生ゆがんでしまう可能性があるのだそう。昔の人はこれを無理やり引っ張って「治した」と勘違いしていたのですから、無知ほど怖いものはない、ですね。

 完治するまで大会も出られません。残念ですが、落ち込む10郎には「これは神様が与えてくれたケガかもしれないよ。だってその間に肩とひじを休ませてあげることができるんだから」とプラス思考に考えるように教えました。

 3人4脚で歩んできた8郎家の学童野球最大の目標は夏季大会です! 県大会は7月ですが、地区大会は6月初旬から始まります。10郎の状態もギリギリ間に合いそうです。その大会で10郎の学童野球のMAXを迎えさせてあげたいと常々考えています。冬季大会もあるのですが、集中するために今はまったく頭に入れておりません! 10郎、人生で一番熱い夏にしようぜ🔥

 

 さて、その大型連休中に自宅で貴重な写真を撮ることができました。それはまさに下写真。8郎が10郎を抱っこした写真です(笑)。

 なぜこのような写真が撮れたかというと、雨で練習が休みとなり、ひまを持て余した10郎が「おとうさん、格闘技しよう」と挑戦状をたたきつけてきたのがきっかけです。2、3年前までは、体重を生かした腕ひしぎ十字固めで8郎がタップ勝ちするのが恒例だったのですが、ここ1年は急激に背も高くなり力も強くなってきた息子相手に引き分けに持ち込むのが精いっぱい。ほとんどは長期戦に耐えかねた初老8郎が、タップ負けをしてあげる展開が続いていました。しかし、雨天でステイホームの愛息が、このままではスマホ小僧になってしまいかねないと危機感を感じた8郎、父の威厳をかけてリング(畳み間)に上がったのです。

 本気で蹴りとパンチを入れてくる10郎と畳み間で数分付き合ったところで、8郎は汗びっしょり、当然のごとく疲労感に襲われます。一方の10郎は、あと30分は父が付き合ってくれると勘違いしています(怖)。「今、ここで終わらせねば、俺が死んでしまう」。そう考えた8郎は、父の本当のパワーを見せつけるべく、最後の力を振りしぼり10郎をリフトしたのです。すでに50㌔を超えた10郎だけに、8郎は腰痛再発が心配だったのですが、ここで止めなければこの地獄のデスマッチは続くと考え、えいやと持ち上げたのです。

 すると10郎は想定外の父のパワーにびっくりしたのと、抱っこされた屈辱感(笑)という両方の感情が入り混じった複雑な表情! まだまだかわいいなと思い、妻に「今、スマホ撮ってくれ!」と頼んだのがこの写真です。10郎は悔し気に船上のマグロ🐟のようにジタバタもがいていました(笑)。悔しいのと恥ずかしいのとで、顔を写されないようにする息子が面白かったです。

 初老8郎が腰痛を再発したのはいうまでもありません。

 この日は気づけば5月5日「子どもの日」。思春期の入口にきた息子を抱っこするなんて、ほぼない機会を得ることができたので、いい記念となりました。大切に保管しておこうと思います。

 そして、ほぼ間違いなく、最後の抱っことなるはずですから、息子の重みを忘れないでおこうと思います。

 

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 話は変わります。診断士1次試験の申込用紙が郵送で届いたので、郵便局で受験料を振り込んできました。例年より1500円もアップし14,500円になっていました(泣)。

 前にも書きましたが5月いっぱいまでは2次試験も並行、6月の適当なタイミングで1次試験のみにシフトし、地獄の暗記シーズンに突入しようと思います。そうすれば必ずや合格ラインを突破できるはずです。

 49歳ルーキーの4度目の挑戦。懲りずに応援のほどよろしくお願いいたします!


果たしたリベンジ

2022年05月01日 | 学童野球

 

 土砂降りの夜に 誓ったリベンジ ♪

 

 愛息10郎が好きなアニメ『東京リベンジャーズ』の主題歌『Cry Baby』の一節から始めさせていただきます。

 

 あっという間に5月です。早すぎて早すぎて、何か怖いです。

 さて、8郎家の一年で最大のメモリアルデーが4月にありました。妻と愛息10郎の誕生日です。

 上写真は前日に外食したパスタ。誕生日当日は自宅でまったり過ごしました。お二人さん、これからもよろしくお願いします。10郎は12歳になりました。身長も160㌢をぎりぎり超えました。

 さて、本題です。

 前回お伝えした通り、県内の学童野球界で有数の強豪UTと公式戦リベンジマッチをしてきたのでご報告いたします。3市区が参加するミドルクラスの大会で、県外派遣をかけた準々決勝での対決となりました。まさにオール・オア・ナッシングの闘いです!

※下写真は本文とは直接関係ありません。

 UKは県大会を制覇したこともある強豪。うちのチームはおそらく5年くらい勝ったためしがありません。そこに勝つということは市内チーム共通の宿望です。

 この世紀の大一番に、監督はエースナンバーを与えた10郎を指名。10郎もリベンジにメラメラ燃えた表情でマウンドに上がっていきました。前回の悔しさがふつふつと湧いてきたのでしょう(笑)。その心意気だ。チバリヨー、我が家の優男!

 ショートアーム投法を習得しかけている10郎、前回の対戦時ほど崩れません。しかし、1個のフォアボールと味方のエラーがからみ初回に1失点。ベンチにいやな雰囲気が漂います。でもそれは、8郎と10郎父子が前日までに立てていた戦略の想定内でした。8郎は10郎に「暴投を投げても、四死球を与えても全然OKだ。3点までに抑えれば、うちの打線は最低でも4点は取るから結果勝てる。どんなに調子が悪くても腐らずに最少失点でマウンドから戻ってくるのがエースだ」と昭和スポ根魂🔥を強く言い聞かせていました。10郎は父との誓いに応えるべく、腐らずにていねいに投げ続けました。

 その後、安定し始めた10郎のストレートに相手打線は全く手が出ず、奪三振の嵐! 撮影した動画を見ても、相手打線のバットは痛快なほどボールの下をくぐっています。 

 監督の起用法もズバリ的中します。相手の上位打線には10郎を、四死球狙いの下位打線にはコントロールのいいN君を当てるという1イニング投手交代戦略が見事に奏功! 結果、10郎は3イニングで1安打2失点(自責点0)で、8奪三振! 最終回に至ってはクリーンナップを3者連続空振り三振というアニメのような勝ち方! 先日、プロ野球で13人連続奪三振&28年ぶりの完全試合という偉業を成し遂げたロッテの佐々木朗希投手のような無双ぶりです。

 見方打線も4点を取ってくれました。10郎は長打こそなかったもののレフト前ヒット、盗塁で勝ち越しに貢献しました。この日のために買ったといっても過言ではない4万5千円の高級バット「レガシー」は大きな火を噴きませんでしたが、返り討ちの時に爆発させることにします!

 8郎が撮影した写真には、渾身の力を振り絞ってストレートを投げ込む10郎の姿が写っていました(事情によりモノクロ処理)。背中の1番がどのチームのエースより輝いていたね。ピッチャーよりバッターに自信があった38年前の後ろの8太郎👻も「こいつのストレートは打てん」とビビっていたはずだよ。

 ダブルヘッダーで進んだ準決勝では、子供たち、ベンチ、保護者たちも気が抜けていたのか、勝てたはずの相手にまさかの大逆転負け。10郎が前の試合の投球制限で打者1人分しか投げることができなかったのも大きな痛手でした。

 翌最終日に迎えた3位決定戦では気を取り直し(笑)、お隣G市の強豪GBをコールドで破りました! 10郎は3安打3打点。先発しストレートで相手をねじふせていましたよ。メンバーも一人一人が自信に満ち溢れたプレーをしていましたね。

 優勝できなかったのは残念だったけど、UTを初めて破ったことで、チームには充実感がみなぎっていました。マック杯初戦敗退の悔しさの半分くらいは取り戻せた満足度の高い大会となりました。

 10郎、小学生ラストイヤーの今年、大きな大会はあと2回ある。後ろの8太郎と一緒に、夢はでっかく沖縄一を目指してみようか!

 息子のおかげで、忙しくも最後まで暑い熱い1年が過ごせそうです。息子の成長に感謝しかありませんね。

 誓ったリベンジを見事果たした愛息10郎の成長記を急ぎ書き残しました。もう眠い!ので今日はこれにて。