沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

さよなら2023年

2023年12月31日 | 年末年始

 もうすぐ2023年も終わります。みなさんにとってはどういう年でしたでしょうか。今年50歳になった8郎的には「半世紀」として挑みましたが、完全燃焼とはいきませんでした。後ほど総括します。

 世相を振り返ると、やはりハマスによるイスラエル人襲撃とそれに対するイスラエルの報復戦争という混迷を極める世界情勢に尽きるでしょう。ハマスが一般市民を拉致する動画がSNSで拡散されるなど人類に与えた衝撃は大きいです。イスラエルの人道無視の報復を見るにつけ、戦争の愚かさを痛感させられます。ロシアによるウクライナ侵攻も終わりが見えてきません。きな臭い地球になったものです。

 AIが恐ろしいほど進化し続けています。現在13歳の愛息10郎が大人になるころには、昭和生まれの父8郎のアドバイスなど無用になるかもしれませんね。どのような世の中になるか皆目見当がつかないだけに、愛息には自分で針路を判断できる知識を備えるため今のうちにいっぱい勉強してほしいのです。8郎が愛してやまない邦楽POPも、今後はAIが作曲するのでしょうね。いやもうしているのかもしれません。いい曲をつくるんだろうなぁ。でもその名曲には作り手の魂ってこもってるのかな。

 ほかにもいろいろ書くことがありますが、実は大晦日の本日、テレビ番組のWBC総特集を見過ぎて更新する時間がなくなったので(汗)、今年はサクっといかせていただきます。

 あ、WBCでの我らが栗山JAPAN(大谷JAPAN?)の3度目の世界一、最高でしたね! 8郎のスポーツ観戦史上においてもトップクラスの興奮をいただきました。大谷最高! 野球って最高!

 

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 惨敗確定の診断士試験を中心に慌ただしかった師走ですが、それ以外のつれづれを振り返ります。

 まずはロケットが発射されたかのような珍しい飛行機雲を撮影したのでアップしておきます。撮影方角のせいでしょうが、めっちゃ垂直に近い角度に見えました。まるでロケットかミサイルのように見えますが、まぁ軍用機の訓練でしょうね。米軍基地のある沖縄ではしばしばみられる光景です。離陸場所は明らかに沖縄県の中部地方です。おそらく嘉手納飛行場だと思います。 

 戦争したら終わり、15年前に亡くなったテルおばぁの遺言です。

 今年は漢字で表す一文字に「税」が選ばれるほど庶民の財布に痛い一年でしたが、そんな中でも8郎家は大きな出費をしてしまいました。新車ハリアーという10年に一度の高い買い物をしたばかりなのですが、なんと液晶テレビまで故障! 購入して15年が経っていたのです。テレビがない生活は考えられないので、かつ10年ものということもあって、購入にふんぎりました! 妻がお寒い8郎家の財布の底をかき集め、3日間エディオンに通って購入しました(一応型落ちの在庫限定品で妥協)。さようならシャープの旧アクオス42型(当時シャープはまだ台湾企業鴻海に買収されておらず吉永小百合さんがイメージキャラクターでした。時の流れは早い)。テレビ1台にも、我が国の競争力の衰えを感じました。とにかく15年おつかれさまでした。

 我が家に新しくやってきたのは同じくシャープ製アクオスの55型。両脇下のスピーカーが隠れるくらいに大きくなりました。大きさ以上に嬉しかったのは、液晶から4K有機ELディスプレーに代わったので画質が大幅に向上したことです! 早速、傑作邦画『君の名は。』と『ボヘミアンラプソディ』を鑑賞しました。光の反射もほぼなく素晴らしい画質でした。高い金出しただけはある。紅白鑑賞も楽しみです。

 宅シネマ鑑賞時のおっさん8郎の定位置はこんな感じ。ぐーたらオヤジそのままに寝ながら鑑賞します。面白くないと感じたら即爆睡です。

 さらに今時のテレビはWi-Fi接続でYoutube鑑賞も楽! 妻もすでに音楽動画を満喫しています。アナログおじさんは付いていくのがやっとです。これからも我が家のリビングの顔として活用していきたいと思います。

 

 毎年恒例の8郎家忘年会を今年も無事開くことができました。10郎のいとこたち全員集合でした。みんなの成長を祝い、楽しく食事することができました。例年は8郎宅ですが、今回はテレビが壊れていたこともあり、近場の居酒屋にしました。子供たちは「この店食事がおいしい」と喜んでいました。逆によかったのかも?(笑)。恒例の記念撮影。

 みんな、未来に目標をもって、そのために地道な努力を続けるように。未来は自分の力で切り開くものだぞ! そのために、10郎のいとこたちにとって唯一の血縁おじさんである8郎もできる限りの応援をしたいと思います。

 

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 今年最後のおいしゅうございましたシリーズです。2023年のトリを飾るにふさわしいお店を見つけました! 沖縄市の喫茶店「フリーダム」さんです。ネットで高評価だったので仕事帰りに立ち寄ってみました。どこにでもある昭和のゲーム喫茶店のような外観に、一瞬足が止まりかけましたが(笑)、ほかに行くところもないので入ってみました。入ってみると、インベーダーゲームや花札などのゲーム台が並ぶ、正真正銘の昭和のゲーム喫茶ではありませんか! 期待に応える~(笑)。「生姜焼き定食」を注文。

 おいしゅうございました! 上品な味というわけではありません。単純に8郎好みの味でした。90点差し上げます。

 別日にも利用。「イタリアンハンバーグ」です。これまたジューシーでおいしゅうございました。

 別の日にはステーキも食べました(写真を撮ったのですが消してしまったようです)。おいしかったです。やっぱりやいきなりに行くくらいなら8郎はここに来ますね! 値段も1000円前半と格安です。ここの料理人さんの腕は確かです! 沖縄市在住6カ月で見つけた一番の食べ処だと紹介させてください。さらに驚きの24時間営業。那覇にも出店してくれないかなぁ。

 とはいえ、昼飯は取らないことにしている8郎、さらに年内で沖縄市の社宅から撤退が決まったこともあり、もう仕事帰りに外食することはほぼなくなります。ということで残念ながら通う機会は減りそうです(泣)。沖縄市にお立ち寄りの方は、8郎の代わりに、ぜひ行ってみてください(喫煙可なので嫌煙家の方はご注意ください)。昭和の味を知るおじさんたちは絶対に満足すると思います!

 関連サイトをリンクしておきます。次は何を頼もうかと楽しくなるくらいメニューも豊富です。

 

沖縄市『喫茶フリーダム』昭和のゲーム喫茶的な快適空間

昔懐かしいゲーム喫茶。今はネカフェが主流になってしまい、この雰囲気を残している店は中々ないですね。

omalblog.com

 

 

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 最後に8郎の1年を振り返ります。

 7月に突然の異同人事で沖縄市に転勤となりました。駐車場関係でやむなく人生初の単身赴任することになりました。慣れない仕事と資格勉強に頑張ったつもりです(資格は結果に結びつきそうにありませんが。。。)。そして50歳を機に肉体改造に取り組みました。下写真は出勤とウオーキングに利用した毎度おなじみ、命名『君の名は。坂』です。

 何度も勝手に被写体にしているブーゲンビレア。

 不慣れな土地だけに知っている人がおらず、気軽にウオーキングができたのは単身赴任の数少ないメリットでした。衰えまくっていたふくらはぎも筋肉が付いてきました。

 食事も冷凍野菜やフルグラを中心にしたことで、体重も落ちてきました。この年末年始の過食で多少増えるでしょうが、なるべく摂食を続け、2024年は随時70㌔台でいられるようにしたいと思います。毎年言ってますが、オーバー50なので真剣に取り組みます。

 

 我が家の年越しそば。家族3人で健康に年を越せるだけでも幸せですね。日本に、そしてこの沖縄に生まれ育つことをこれまで以上に誇りに思った2023年でした。

 さて、最後になります。ここ数年間の最大課題としてきた中小企業診断士試験に関するものです。「合否問わず挑戦は今年で最後にする」と背水の陣を敷き挑みましたが、実力不足のため今年も落第💀と相成りました(正式発表はまだですが奇跡が起こる可能性はゼロコンマのレベルです)。この資格取得は、50代のイメージ像である「8郎2.0」になるための最大の柱と据えていただけに、50歳元年である今年も取れなかったことには本当に落胆しました。結果に結びつけることができなかった自分を情けなく思いました。応援いただいたブログチェッカーのみなさんにも会わす顔がありません(会ってませんが)。

 下写真は、社宅からの引っ越し作業を続けている最中に撮影したおじさん8郎の独学机です。6年に及ぶ孤独な闘いの血汗がにじんだ空間です。昭和のスポコンアニメ「あしたのジョー」で打たれ負けコーナーで力尽きる矢吹丈のように、決定的なダウンを取られた8郎の抜け殻はまだそこに座りこんだままなのです。

 ジョーは「真っ白に燃え尽きたぜ」という名ぜりふを残しましたが、8郎にはまだ己の闘いを総括する言葉すら出てこないのです。情けないことです。例えが古くてすいません。そもそも8郎も「あしたのジョー」はほとんど見ていません(だったら例えるな)。

 覚悟を決めた背水の陣で無残にも負け、心のふんぎりは付いたはずでした。

 しかし、悩んでいます。。。ここで終わってしまっていいのかと。ここまで来たらもう誰かにタオルを投げてもらおうと決めていたはずなのに、です。未練がましく悩む年末年始となりそうです。

 独身だった二十代とは全然力の入れ具合が違います。言い訳ではなく二十代だったらとっくに受かっていたと思います。結婚するということは同時に大きな足かせを課せられるということを痛感する次第です。

 余談ですが、50歳8郎の周囲にも独身の友達が多いですが、8郎は結婚を勧めようという気は全くありません(家庭を持ちたいと言っている人は別ですが)。自分のライフスタイル、趣味、時間を大切にしたいという人は絶対に結婚しない方がいいと思っています。生き方の違いで過大なストレスを抱えるからです。未婚化、少子化は人類が遺伝子学的に選んだ道だと思います。どんどん進むと思います。女性でも職をもつ令和の時代に「成人したら結婚するべき」という昭和の慣習に固執する必要なんて全くないと思いますよ。もはや人間って地球上に70億人以上もいるんですよ。そもそもキャパオーバーです。

 話題がそれてしまいましたが、どちらにしろ新年早々には心を整理しなければなりません。資格試験は置いたとしても、右肩下がり一直線の会社に勤めるサラリーマンとしての2024年の戦いは始まるのですから。

 以上で、今年最後の記事を終わります。時間がないあまり脈絡のない文章になってしまいました。すみません。

 

 では、みなさん、健康第一でよいお年をお迎えください。

 2024年もいい年にしましょう!


クリスマスの失意

2023年12月25日 | スキルアップ

 3週間ぶりです。クリスマス🎄に更新しています。めでたい日にアクセスいただいた方には大変申し訳ありませんが、めでたくない報告をさせていただくことになります。今回登場するのは、袋にプレゼントを忍ばせソリに乗ったサンタクロースではありません。カバンに使い古した過去問を忍ばせ腹回りに脂の乘ったさんざん苦労する🎅おじさんのお話です。

 下写真は診断士1次試験の会場となった施設内に立つクリスマスツリー🎄。試験終了後、バスを待つ間に撮影。日曜日なので保育園も閉園で子供たちもいないのでツリーも寂し気ですね。8郎もこのときまでは逆転合格にわずかな望みを託していましたが。。。

 はい。12月23・24日の両日に自身5度目となる中小企業診断士1次試験を受けてきましたが、結果ダメ、でした!(泣)。クリスマスに公開された公式回答による自己採点で判明しました(なんちゅうXmasプレゼントやねん)。5科目で300点取らないといけないところを265点どまりの惨敗。6年かけてきた5回目の挑戦も実りませんでした。悔しい限りです。応援いただいブログチェッカーの皆さんには5年連続で情けない報告をせざるを得ないことを恥ずかしく思います。

 当ブログは8郎の人生日記でもありますので、結果(自己採点)と総括を載せておきます。

 下写真は会場となった産業支援センター。5度目の挑戦も栄冠のゴングを鳴らすことはできませんした。

■経済 52点

 得点減にするはずの科目なのですが、問題用紙を開いた瞬間に凶兆💀が目に飛び込んできました。解答群がこれまでと違うのです! 文章では伝えづらいのですが、例年より解答選択肢ごとのボリュームが増えているのです。

 例えば、従来なら「ア a、イ b、・・・」という選択肢が、今回は

 ア a:正 b:正 c:誤 d:正 e:誤

 イ a:誤 b:正 c:誤 d:正 e:正

 ・・・

 などと1つの選択肢に5つの正誤判断まで含まれているのです。5×5=25。大げさに言うと、単純正解率がこれまでの5分の1から、一気に25分の1になるのですよ!(確率計算合ってますよね?)。全問がそうではありませんが、3分の1はこの形式でした。1問を争う受験生にとって、その時点で死刑宣告が下されたようなものです! しかもこれは5科目通して行われていたと思います。 

 2年前に解答選択肢が4択から5択に増え、得点率が厳しくなっていたのは承知していますが、今回の沖縄地区限定再試験ではさらにその上をいくトラップを仕掛けてきたのです! ルール通りに判断した台風中止を、N大臣の恫喝によって「再試験」に覆され、プライドを傷つけられた?診断士協会の「ウチナ―ンチュにこれ以上甘い蜜を吸わせるな。再試験だけでもありがたいと思え」という怨念がこもっているかのようでした(あくまで想像)。試験直後「やばい、いきなり足切り(40点未満)かもしれん」と脂汗が浮かんだほどです。不合格の52点ですが思ったより取れていました。しかし「全体最適化」を戦略に挑んだ今回、せめて70点を取りたい科目だったのです。沖縄地区の平均点は足切りになる可能性もあると見ています。

 

■運営管理 44点

 今回一番のショックです。過去4回一度も合格ラインに乗せたことがなく、今回こそはと一番時間を費やしてきた科目です(6年間で過去問10年分を10回転しています)。それなのに過去最低の点数です。こんな試験ありますか? 独学8郎の非効率な勉強スタイルも原因だとは思いますが、それ以上に難易度の乱高下は本当に心をへし折られます。正直、難しかったのかどうかすら分析できていません。しかし試験は結果。8郎は44点しか取れなかった、突き付けられた現実はそれだけです。

 

■経営法務 44点

 過去に合格経験のある得意分野でしたが、この有様。台風で受けられなかった8月の本試験を腕試しでやってみると60点以上取っていたのにです。まさか5割も取れないとは。。。採点しながら悔しさを通り越えて茫然としてしまいました。試験の神様って相当8郎のことが嫌いなんだろうなと(笑)。「運営管理」同様に難しかったのかどうかも分析できません。おそらく選択肢トラップにやられたと思います。TAC過去問は9回転、寝る前に暗記系Youtubeを毎晩聞いていましたが、結果につながりませんでした。

 

■情報システム 70点

 今回唯一の科目合格🌸でした。でもうれしくありません。この試験のスタイルが嫌いになるような結果だからです。なんでアナログおじさんが一番苦手で一番勉強していない科目なのに難易度によって70点も取れる? おそらく平均点も70点超えてくるのではないでしょうか。問題数も例年の25問から20問に減っており、協会のつけ刃的な措置にも見えたのも喜べない理由の一つ。もちろん低いよりはいいのですが・・・。

 

■中小政策 55点

 単純な暗記科目ですが、「運営管理」同様、これまで合格点を取ったことがありません。意地を見せるつもりでしたが、全く見たこともない範囲から多数出題されており、そこで得点につなげられませんでした。押さえていた範囲はほぼ得点できたのですが、結果的に努力不足、時間不足は否めなかったです。6割取るのがいかに難しいか、またしても痛感させられました。合格する人と8郎の差が如実に出る科目だと思っています。ということでこれは完敗です。

 

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 以上、得点結果でした。

 難しかった、というより、問題の出し方がエゲつなくなっていたというのを感じました。延期した時点で難化は想定していましたが、壁の厚さは想定以上でした。先述の通り、診断士協会の怨念?も本当に感じましたね。

 8郎は科目合格している「財務」「企業経営」を今回受けてないので7科目の全体像は分かりませんが、全体がこんな感じだと沖縄地区の受験生の合格率は10%を切るような気がします(全国平均30%程度)。協会が今後、合格ラインを引き下げる得点調整をする可能性は高いと見ています。なので8郎はまだ不合格が公式に決まったわけではありません。でも合格ラインに35点も届かなかった8郎がその奇跡の仲間入りをする可能性はまずないでしょう。ということで5度目の敗戦報告をする次第です。心理的ショックは年内に受け止めておきたいというのも理由です。

※失意の採点中にも職場から電話やメールが相次ぎストレスが増大します。有休取ってまっせ!(笑)。でもこれはサラリーマンの性ですから仕方のないことです。有休がとれた職場環境、同僚にも感謝してますので。

 

 以上、50歳おじさんの5年連続惨敗報告でした。

 下写真は試験初日の朝に乗った体重計。自らに課していた70㌔台で受験する、という目標だけはぎりぎり達成していました。

 

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 さて、5度目の挑戦も勝利のジングルベルを鳴らせなかった情けない50歳。今後どうするのか?

 もちろん、これまで書いてきたように「受験は今年で最後にする」という気持ちに変わりはありません。あれだけ頑張ったのに44点という「運営管理」で本当に心が折れましたので。仮に来年も受けるとするなら2科目がゾンビ復活し、2日間で6科目です(今年より負担増になります)。周りの受験生もどんどん若い人が増えています(明らかに60歳以上の方も意外にいますが8郎も完全に年長組です)。来年の試験会場に51歳の自分が座っている姿を想像することができません。

 撤退、ですね。

 もちろん、資格試験は受からないと意味がない、というのは重々承知しているので、ここで撤退することは言葉で言い合わらせないほどの悔しさがあるのですが、突破できなかった自分がすべて悪いので言い訳はいたしません。勉強を通して財務や経営理論、法務を中心にサラリーマンとして有効な知識を得ることができましたが、世間様がそれを認めてくれなければ、資格試験に調整した意味がありません。

 また「資格沼」にハマる可能性にも留意する必要があります(5回も受けてダメなんて、すでに沼にはまっていたと言われればそれまでですが)。ポスト50歳を生き抜くアイテムの一つ、「人生最後の資格」として挑んできましたが、同時に多くの時間を失っていたのも事実なので、どこかで線を引かなければ結果的に「失われた●年」を積み重ねるだけです。

 下写真は不合格を突きつけられた中、家族で食したクリスマスケーキ。失意の中でもおいしゅうございました。

 しかし、心残りは間違いなくあります。それは難関資格を手に入れられなかったこと、膨大な時間を費やしてしまったこと、ではありません。それらは、リスクを想定しての挑戦でしたので、覚悟はできています。

 心残りとは。そうです、愛息10郎との約束を果たせなかったことです。

 

 「有言実行」

 

 「父ちゃんは絶対に合格する」と息子に約束しました。残念ながら不実行となりそうです。親が果たせなかったことを息子に果たせとは言えませんよね。違う形で果たせるのなら果たしていきたいと思いますが、それが何か今は全く思い浮かびません。

 これまでにも書いてきたように、試験自体は楽しいのです。1年に1度しかない決戦に向かって日々努力することは(もちろんストレスであり苦しいのですが)、客観的にみるととても意味のあることだと感じています。仕事のスキルも上がりますし、やりがいも感じます。来年以降それがなくなったら仕事だけに情熱を傾けられるのだろうかと疑問符が付くくらいです(もちろん仕事が一番大切なのですが、将来的な意味で、です)。

 言い訳はしないと言いながら、ちょっとだけ客観的な言い訳が許されるならば(笑)、台風6号によりスケジューリング、モチベーションの調整を狂わされたこと(これは沖縄地区の全受験生に共通)、そして個人的には突然の人事異動によって単身赴任生活を余儀なくされたことの2つはマイナスに影響しました。

 10月に2次試験に労力をかけたことは全く後悔していません。この結果を見ると、あの時2次をやらずに1次に注力してても合格点には届かなかったと思います。それよりはリスクをおかしてでもリターンを取りにいった判断が正しかったと思います。

 ふと「あと1回だけトライしてみようか」と頭によぎったりもしますが、6回目はあまりに非現実的ですね。体力的にも精神的にももたないでしょう(特に自己採点するときの1問ごとの強烈なストレス。もう耐えられません)。5回で勝負を決めきれなかった8郎がすべて悪いのです。

 6年間の努力が報われず、クリスマスながら失意の底にいます。落第受験生以外には分かってもらえないであろうこの気持ちを、この時期に必ず街に流れる名曲が表現していました。

 

♪ 心深く 秘めた想い

  叶えられそうにない

 

 毎年恒例の疲れ切っただけの連休が終わり、明日から仕事。頑張ります。

【追記】前回のブログでお伝えした「前もってのご褒美」については、後半の追い込みで、考える余裕はなく、何ら予約していません。結果的によかったのですが。。。


退路絶つご褒美

2023年12月03日 | スキルアップ

 残り3週間となった中小企業診断士1次試験まで当ブログは更新しないと書きました。でも、8郎の生活環境にちょっとした変化と決意があったのでサクっと記録しておきます。ついでに残り3週間の戦略も簡単にまとめておきます。下写真はようやく届いた1次再試験の受験票です。イレギュラーな2023年だったことを証明するかのように〝再試験〟とちゃんと明記されていました。

 残り2科目という最大のチャンスだった昨年に比べ、今年は3科目がゾンビ復活し計5科目とハードスケジュールです。しかし、科目の多さを活かして全体最適化を図るチャンスと考えます。得意の経済でアドバンテージを取って不得意の「情報システム」をカバー、残り3科目は6割取れるところまで来ていると信じて戦うしかありません! 1日目はある程度計算ができるので、勝負どころは何が起こるか分からない暗記3兄弟との連戦である2日目と考えています。

 沖縄地区のみの再試験なので、8月の本試験より難易度は上がると想定しています。得意の経済もいきなり爆弾で心理的パニックになることも考えられます。しかし、条件は受験生みな一緒。約250人の中で上位1割に入る、という信念をもって戦いに臨みます。

 補足ですが今年8月時点では試験会場が自治会館だったのですが、延期再試験となった今回は過去4回と同じ産業支援センターに戻っていました。個人的にはうれしいです。リベンジの雄たけびは4度悔し涙を飲んだ地で上げたいので!

※台風6号による延期騒動で全国的ニュースとなった沖縄会場だけに、今回、試験初日に一定のメディアが取材に来る可能性があります。もしニュース画面の端っこにニット帽と伊達メガネをかけ一生懸命存在を消そうとしている感のある怪しいおっさんがいたら、それは8郎です。

 話は変わります。8月に台風で延期となった直後にアマゾンで予約した「経営情報システム」の練習問題集が、2カ月たっても届きませんでした(おそらく在庫切れ)。勉強が間に合わないので職場近くの本屋に行ってみたところ、棚にあったので即購入した次第です(アマゾンも初めてキャンセルしました)。〝世紀の順番替え〟の影響は書籍の物流にも影響を与えていたようです。どちらにしろ最も苦手のこの科目。この問題集を本番までには3回転させたいと思っています。老化著しい脳みそに1日間限定でいいので合格レベルの知識を1つでも多くぶっこんでやる!

 12月に入り沖縄も肌寒い日が増えていますが、23度を超える日まだあります。過ごしやすい気候ですね。

 久々に自宅マンションの窓から。

 本題に入る前に、減量中といいながらの「おいしゅうございましたシリーズ」から。

 コメダ珈琲で行う商談前のランチも軽めにおさえました。メニューにはパスタやハンバーグなどもありますが避けています。この日も甘み成分のないカフェラテにバケットとサラダ。

 十数年ぶりに訪れた那覇市の「軽食の店 ルビー泊店」。サイン色紙の多さは相変わらずですね。

 何を血迷ったのかカツ丼頼んじゃいました。軽食の店だけにカロリーも軽いはずだろうと、ありえない理由をこじつけて完食。

 深夜業務が発生したある夜は、集合まで時間があったので眠気対策として食事をとることに。COCO’Sさんです。

 午前1時と言うのに何を血迷ったかハンバーグリゾットなるものを注文(950円くらい)。眠気と戦うためにはカロリーが必要なんだ、業務優先という気持ちの表れじゃないかというあり得ない理由を付けました。チーズに隠れていますが分厚いハンバーグがとてもおいしゅうございました。

 当然ながら70㌔台にはいまだ突入できていません(そりゃそうだろ!)。

 

  本題前の余談の最後となります。以前Youtubeで公開した「おっさん一人受験旅@福岡が3週間目で100人視聴となりました。拡散型ネット社会においてはごく少ない数でしょうが、全く拡散した記憶がない個人的には「そんなに見た人がいるんだ」とちょっと驚きでしたね(もちろん重複視聴も含まれていますが)。当ブログを通してネットでつながる方々の酒の肴になっていれば幸いです。

 その後、視聴者数は全然伸びていませんが、それで結構(笑)。

 

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 はい、遅まきながら本題に入ります。2つ報告いたします。

 1つは、今年7月から始まった8郎の単身赴任@沖縄市が年内をもって解消されることになったことです。素直にうれしいです。自宅マンション隣の月極駐車場にようやく空きが出て、即契約できたのが理由です。11月に入り毎週のように不動産に電話を入れて空きを確認していたのが功を奏しましたね。来年1月半ばには社宅も解約し自宅に戻るので、自宅から車通勤となります! 部下の生活環境など全く配慮しない上司が適当に考え出した無責任人事に伴う非常に非常に無駄の多い二重生活(資格勉強にも大きな支障が出ました)を、半年で終わらせることができます。ほっ。

 

 もう1つは、診断士試験と関係する内容ですが、1次試験に合格したという前提で自分に何らかのご褒美をあげようと考えている、ということです。なので、みなさんからも褒美の中身についてアドバイスをいただければ幸いです。

 〝全集中〟で戦い抜いた2次試験@福岡から帰省し、軽度の燃え尽き症候群に陥った8郎。暗記地獄の側面が強い1次試験勉強の再開になかなかモチベが上がらないと前回も書きました。「人生で一番勉強したと息子に言える1カ月」と銘打ち奮起したものの、やはり現実は甘くないです。テキストや問題練習を手にしても「これは過去にもやってきた問題だ。また覚えたところで出題される可能性は1%にも満たない。得点にするためにはこういうやつをあと千問やらなければならない」などという消極的思考が腹の底から湧き上がってきています。

 このままではいかん、ということで打開策として編み出したのが、少なくとも1次には合格したという前提で、前もって自分にご褒美をあげるというアイデアなんです(爆)。

 もちろん、ご褒美の中身について一定の方向性は持っています。①ひとり旅(行くのは試験後)、または②ほしいものを買う、の2つかなと考えています。

 ひとり旅と言えば、過去にも自らへの慰労やモチベを上げる機会として実行してきました。2015年の「与那国ひとり旅」、18年の「うりずんの宮古ブルー」、そして19年の「金田一耕助と歩く旅@岡山」です。いずれもそこそこお金はかかりましたが、すべて「行ってよかった」と振り返ることができる素晴らしい思い出です。今回はそれを事前にセッティングすることでモチベ向上にもつなげたいという算段なのです。

 ①ひとり旅の内容としては次の2つを有力候補として検討しています。

候補A 宮古島洞窟ダイブリベンジ2泊3日ツアー

 上記18年「うりずんの宮古ブルー」の際に果たせなかった「洞窟ダイブ」を実現したいというのが趣旨です。宮古までいって砂場だけ潜らされた前回の怒り(笑。ショップ、スタッフさんは素晴らしかったですよ!)を踏まえ、2DAYSダイブをしてでも「魔王の宮殿」「アントニオガウディ」「通り池」など、世界屈指の有名ポイントを潜り、動画や写真に収めたいのです。

※ちなみに17年前に始めたダイビングに関しては、50歳を超えたのを機にそろそろ打ち止めかなと考えています。できれば100本(現在88本)を目指したいところですが、体力低下と経費節減のため実行可能性は低まるばかりです。人生最後のポイントはヤスーンと約束した慶良間か、ヤスーンが眠る真栄田岬と、それはもう決めています。なので今回のご褒美を検討するに当たって必ずしもダイビングはマストではないという事情もあります。なので最終決断できかねているのです。

候補B 五島列島&軍艦島2泊3日ツアー

 沖縄以外の離島巡りをしてみたい、という希望が以前からありました。なぜ長崎県の五島列島かというと、数年前に鑑賞した強く感銘を受けた、隠れキリシタンを題材とした名作映画『沈黙-サイレンス-(マーティン・スコセッシ監督)の舞台だからです。日本史の中でも圧倒的神秘性と悲惨さを併せ持つ隠れキリシタンの歴史に触れてみたいという思いと、島々に点在する教会等施設の世界遺産群が老愛機一眼レフD300の被写体としても十二分すぎるというのが理由です。D300もそろそろ本当に退役の時が近づいていますので。

 「軍艦島」については男性諸氏には説明不要ですね。あの要塞感あふれる外観(未来少年コナンやルパン三世など宮崎駿ワールド)だけでも、人生で一度は足を踏み入れてみたいという気になる世界遺産です。実際は炭鉱のため国策でつくられた集落であり世界一の人口密度だったという奇跡の生活史跡も体感してみたいものです。

 ほかには小笠原諸島(ダイビング可能)や、トカラ列島(フェリー旅)などもなどもありますね~。考えるだけでワクワクしてきますが、どれも「絶対にここ!」というほどのインパクトがないんですね~。なのでA・B案をメーンにもう少し考えてみます。

 

 ②ほしいモノを買うという案(予算は10万円以内)は、一番わかりやすいご褒美なんですが、実は今のところ欲しいものが特にないのです。車も今年購入しましたし。ということで、「そうそう、これがずっと欲しかったんだ! 今買っちゃえ」というものさえ出てこなければ、一人旅に決まる可能性が高いです。 

 

 いずれにしても年内に決めて、支払いまでしておこうと思います! ご褒美であると同時に自らにプレッシャーをかけるためですから。もし落ちたら?という考えは全くありません。キャンセルできるかどうかも調べないでおこうと思います。まさに退路を断つのです。

  ①②案のどちらでもないウルトラ③案が出てこれば大歓迎です。ブログチェッカーの皆さんに置かれましては、自分へのご褒美としていい案や経験談などがあれば教えてください。 

 

 以上を持ちまして今回の記事は終了です。クリスマス🎅までは当ブログはお休みいたします。クリスマスの日に合格点獲得の朗報とともに更新する予定です。

 では、みなさま、前回も書きましたが、一足お先にメリークリスマス!