沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

1750里の開幕

2021年07月24日 | スキルアップ

 中小企業診断士1次試験までついに残り1カ月を切りました。そして、コロナで1年延期となっていた東京オリンピックが7月23日に開幕しました。感染者数が増え第5波となる中での開幕となります。

   家族3人で開幕式をテレビ鑑賞しました。個人的には開会式の聖火リレーでONゴジラ松井の登場シーンには涙がこみ上げるものがありました。アテネ五輪前に脳梗塞で倒れたミスターだけに、不自由な体ながらも一歩一歩進んだその姿に多くの野球ファンが感動したことでしょう。王さん、ゴジラは五輪に直接関係がないとはいえ、豪華な国民栄誉賞トリオの登場は、野球が日本の国技であること、そして次回から野球を競技科目から外した五輪組織委に対する日本からの強い反発のメッセージになればと受け止めています(ならないでしょうが)。最終ランナーに関しては個人的にちょっと残念です。けっして人種差別的な意味ではありませんし、本人を責めてはいけません(新しい物好きの広告代理店が使いたくなる理由も分かります)。ただ、違うんじゃないの~と深夜に違和感を感じたおじさんがいただけです。日本で育ってもいない、日本語も話せない・・・ま、お祭りなので、どうでもいいですが(笑)。大阪なおみさんが法的に日本人であり、素晴らしいテニスプレーヤーであることに全く異論はありません。

 さて、待ちに待った診断士1次試験の受験票が郵送で届きました。夏の4連休ながら沖縄は現在、台風6号により荒れた天気が数日続いています。そんな中、受験票を届けてくれた宅配業者さんにも感謝ですね。毎日未明の新聞配達はもっとしんどいでしょう。

 受験票を受け取るのは4回目(なんちゃって2科目受験の1回目を含む)なのですが、今回は昨年3科目合格の影響もあって、例年とは違った申し込み法だったので、申し込みが無事完了しているか多少不安でした。手元に届いたのでようやく不安を払しょくすることができました! これで8郎が目指す1次試験合格というゴールまでの過程上、最も合否を左右すると言われる「ラスト1カ月」の闘いの幕がついに切って落とされたのです!🔥(3度目ですが・・・)。

 受験票には3科目合格も記載されていたので、改めて昨年より負担減だと感じました。同時に、初日がヤマ場だとも。昨年は7人の敵がいたが、今年は4人倒せばいいのだ!

 ということで、今回もテーマはスキルアップのみになります。自分の頭の整理のためだけに更新するので、興味のない方はページアウトください。

 まず、勉強時間を振り返ります。2017年の年末から始めた1次試験の総勉強時間は1750時間を超えました。8月21・22日の本番までには1800時間を超えるでしょう。質はともかく(泣)、量は十分すぎるほど費やしてきました(ここでは8郎的謎の係数0.7は持ち出しません!笑)。

 1750里の中身を振り返ります。8郎の勉強スタイルは、過去問(8年分)を繰り返すという王道かつオーソドックスなものです。宅建受験時代の経験から「過去問8カ年分を5回転すれば合格ラインが見えてくる」という見通しがありました(実際に昨年合格の3科目も5回転でした)。予備校にも通わず基本独学でやってきた40代後半のおっさんにとって「5回転」というのが一つのノルマでした。

 過去問はインターネットから無料でダウンロードできるので、1科目当たり10~20数枚を自宅のプリンターで刷って活用していました。節約のために解答用紙だけを刷ることも当初考えたのですが、常に本番を想定しようと毎回すべてのページを刷っていました。残り1カ月を切り復習中心に変えるので、3年半続いた過去問を刷る作業も、いったん終わりとなります(2次試験は当面忘れます)。

 記録として、4年間で過去問を刷るのにどれだけA4用紙を使ったか算出してみました。なんと約4,000枚でした。写真のA4用紙が500枚単位なので、これを8冊分使ったということになります(思っていたより少ないなぁ。計算ミス?)。金額にすると4,000円程度。別途インク代などもありますが、予備校に通うよりは絶対に安上がりだったことでしょう。

 科目別に進捗を振り返ります。「財務会計」は全科目中最多の8回転をやり遂げました(頑張りました~)。最終平均は68点と、目標の70点超えは果たせなかったものの、80点を1回、70点台を3回取るなど、手ごたえを感じています。学生時代にも経験のない笑撃の一けた「8点」を取った3年前、自分が選択した針路に大きな不安を抱いた瞬間を思い出します(笑)。8郎が8点、って笑えません。でもそこであきらめずにここまでトボトボ歩いて来ることができました。

 「企業経営」は4回転で終わることにしました。最終平均58点。60点に届かせたかったところですが、前回も書いたように「これ以上やってもやらなくても点数で大した増減はないだろう」というコスパ上の理由です。正直、5回転までやろうかとまだ迷っていますが、その時間はほかの科目に充当したほうがよさそうです。

 「運営管理」は頑張って6回転しましたが最終平均57点に終わりました。いまだに一番不安な科目です。内容的には、店舗関係など面白い分野もいっぱいあるのですが、多くの受験生同様、経験したことのない工場の生産管理など、テキストだけでは理解しにくく、最後までなじめませんでしたね~。

 過去問が通じない「中小企業」は6月から本格的にスタート。TACのテキストと練習問題を繰り返しています。練習問題は4回転目に入っています。その効果は後ほど。。。

 

 そして、お・し・ま・い・ETHの〝判定〟に終わった公開模試。この連休まであえて一度も復習しないでおきました。本番モードで1カ月進めてきた学習の効果を確かめたかったからです。この4連休を利用して再トライしてみた結果は次の通り(前回の点数と比較)。

①財務会計 40点⇒48点 (それでも明らかなミスが2問8点ありました。56点取れていた!と実感)

②企業経営 32点⇒36点 (2回やってもこれ。難しく作りすぎなので参考程度に)

③運営管理 32点⇒44点 (かなり上げて平均に近づきましたが手ごたえはなし)

④中小企業 41点⇒62点 (びっくり。1カ月の暗記がここまで功を奏するなんて!)

 

 ということで4科目ともTAC平均と同等かそれ以上となりました。これなら〝判定〟だと勝手に位置づけています(笑)。もちろん1カ月以上のアドバンテージがありますが、それでも合格ラインにいる高学歴エリート受験生たちから置いてけぼりをくらっているわけではないという実感を得ることができました。

 そして何より注目すべきは21点も上がった「中小企業」ですね! ザ・暗記科目で、まだのびしろがあるということが分かります。この調子で残り1カ月はこの科目をメインにします。50点台で伸び悩むであろう「運営管理」をフォローしてもらいたいものです。

 

 最後に、最終目標点数を掲げて終わりにします。残り1カ月、この点数を目指してがむしゃらに復習するだけです。新しい分野など見向きもしません。地道に歩いてきた1700里余をていねいに振り返り、自分の血肉にする作業となります。

 ①財務会計 70点

(2年連続28点の男が掲げる数字ではないかもしれませんが、一番やってきたという意地があるのでプライドを懸けました)

 ②企業経営 62点

(一番の優等生科目。高望みは捨てて地道にやれば取れる点数だと信じています)

 ③運営管理 54点 

(正直どう頑張っても60点ラインは厳しいと見ました。こいつを残り3科目でカバーするイメージです。あとは暗記で1点でも上積みを目指します)

 ④中小企業 64点 

(模試21点UPの勢いそのままに行きたいところですが、ほとんどの受験生がそうやって上げてくると思うし、試験もその前提で作られていると思うのでこの辺りで無難に設定)

 ということで、4科目合計250点です。合格ラインを10点オーバーした目標となります。ちなみに一昨年は159点、昨年は175点でした。

 

 何度も書いていますが、1次試験は絶対合格制なので、周りの高学歴エリート受験生たちとの戦いではありません。自分自身が60点ラインを超えられるかどうか、だけです。今、8郎の胸にはYoutuber講師の言葉が響いています。

「ゴール直前で息が切れて転んでも、ゴールライン(平均60点)に指先だけでも引っかかれば合格なんだ!

 その通りです。若い高学歴エリートたちにサクっと抜かれようとも(悲)気にせず、48歳のおじさんは自分のコース上の先に見える白線のゴールにたどり着くだけなのです!

 

 試験は孤独な戦いです。本番の机上で、難問にぶつかり脂汗がにじみ出ても、誰も助けてはくれません。でも、積み重ねてきた1800時間という実績は8郎を支えてくれることでしょう。「お前にできない問題はほかのやつらにもできるはずがない。安心しろ」と励ましてくれるはずです。やるべきことはやりました。あと1カ月、自分を信じて総復習し、本番では闘志を胸に冷静に選択肢を選ぶだけです。48歳の庶民派サラリーマン、30年前の大学受験生に戻ってピュアな気持ちで頑張ります!

 

 下写真は我が家の畳です。気が付けば、愛息10郎の素振りによってかなり擦り切れていました(笑)。10郎は家にいるときは、ひまがあれば素振りをしています。妻と二人「10郎の練習のためならどれだけ擦り切れてもいいよね」と確認しています。きれいな畳間に買い替えるのは、いつか10郎が巣立ってからで十分です。いや、巣立ったときは寂しさのあまり、畳みを変えられないかもしれませんね(親ばか御免)。

 小さなボールでの打ち込みは8郎も気分転換として付き合っています。

 何より父8郎の努力する姿が10郎に伝わっていることを願っています。

 

 試験の話に戻りますが、何度も書いてきたように、今後の注意点は学習方法以上に、絶対にコロナに感染しない! に尽きますね。ワクチン接種については、試験前に体調を崩すのもいやなので、試験後と考えています。また、コロナであるにしろないにしろ、試験当日に体温が37度を超えたら受験すらできない可能性が高いので、その予防線として試験前に夏休みを入れています。その間、外界との接触を一切避けようと思います。手洗い、うがい、消毒、地味な作業を徹底します。

 

 次にブログを更新するのは(どうしてもご報告しなければならないことが起きた場合は別として)、試験最終日8月22日以降となります。その際には合格ラインを突破した喜びをご報告することをお誓いして。東京五輪のどの選手より輝かしい金メダルを獲って見せます!(この日柔道の阿部兄妹がW金!)。宅建士に挑戦していた当時はリオ五輪テーマ曲だった安室奈美恵さんの『HERO』に勇気づけられましたが、今回も心の支えになっている曲があります。それは合格してからご報告させてください。

 正月に掲げたテーマ「取りに行く」を実行するぞ、そう意気込んで黄金に輝く名護BEERで一人前祝いをしました。待ってろ、J-SMECA!

 台風6号による気圧急降下のおかげで自律神経が不調のため(おい、大丈夫か)、今日はこれにて。

 

【後記】8月中に更新がなされなかった場合は、無残にも試験に落ちて部屋に閉じこもっているか、コロナインド株に感染し入院中か、会社が倒産しハローワークに籠っているかのどちらかだと思っていただいて結構です(笑)。いやいや、どちらの結果にもさせませんよ! 必ずや吉報をお届けします。


梅雨明けに誓うサンライズ

2021年07月04日 | その他

 沖縄が1年で一番美しく映える7月に入りました。2021年ももう後半だということも意味します(早!)。そして、長かった梅雨も先日ようやく明けました。過去4番目に長かったそうです。下写真は愛息10郎がステイホームで描き上げた梅雨明けを祝うサンセットです。

 梅雨明け直前のオキナワンブルー、最高です。

 こちらは梅雨明け初日のサンセットです。美しくて力強いぃ~。沖縄もやっと夏本番です。

 野球部が休みで土日のひまを持て余していた愛息10郎。学校から絵具セットを持ち帰ってきました。妻によると「絵が描きたい」と自らの意思だったようです。父8郎が勉強する横でわずか20分、書き上げたのが冒頭に上げたサンセットでした。

 8郎や妻から「日の道もどこかに入れたら?」「イルカくらいいないの?」という余計なアドバイスにかたくなに首を振り(この頑固さ、父譲り)、3原色で書き上げました。シンプルイズベスト!

 妻と二人「ところで、なぜサンセットがテーマなのか?」と語り合い、おおよそ検討が付きました。先日見た10年前のコミカルミステリードラマ『謎解きはディナーのあとで』のスペシャル版に出ていた世界的画家が沖縄の万座のサンセットを描くシーンがあったからです(笑)。幼いころ「将来漫画家になる」と話していた絵心がざわついたのかな。人生、野球だけじゃないからね! いろんなことに挑戦してほしい。

 そんなチビ画伯の作業風景も一枚。チビという愛称もそろそろ終わりかな。身長は154㌢、体重46㌔となりました。ご覧ください、足の大きさを(笑)。もう26㌢の靴を履いています。夏の成長は一日一日がサンセット以上にまぶしいものですね。

 妻のひざの上で耳かきをされる愛息も一枚。とっくに妻の身長を超えたのですが、その甘える姿が面白くてパチリ。モザイクかけてますが、10郎の無表情ぶりが最高です。「何写してんだよ」的な(笑)。大人になっても母ちゃん大事にしろよ!(彼女に嫌がられるマザコンにならない程度にな!)。でも、大人になったら母ちゃんより彼女を尊重しろと父は常に言っています。母との楽しい思い出など一切記憶にない8郎だからそう言えるのかな。

 さて、診断士1次試験まで残り50日を切りました。前回立てた戦略に沿って勉強を進めています。自己分析のために現状を振り返ります。

 総勉強時間は1670時間を超えました。8郎的謎の係数0.7(笑)を掛けても1100時間を費やしたことになります。量は十分に積んできたはずです。

 4科目ごとに見てみます。

 「財務・会計」は順調です。過去8年分を7回転してきました。文字通りダントツ時間を割いてきた科目です。難易度の低かった年(TAC生平均60点超え)の問題なら80点、76点をとるまでになりました。史上最難だった平成26年度(同48点)が今だ44点しか取れていないのが気になりますが。8郎の実力はまだアンバランスのようですが、あとはプラス志向で突き進むしかない。

 「企業経営理論」は過去問を4回まわしたところで60点を超えるようになりました。優先順位は一番下にしています。本来は過去問平均70点を超えるくらいでないと合格圏とは言えないでしょうが、8郎の過去問の回答法として、正確に分からなかった問題は四択にすら丸を付けていないので、実際には60数点には達しているだろうという推測からです。手ごたえもあります。頑張っても上積みを狙えない科目なので、もう過去問に書き積んだ赤字部分をなぞるくらいで最終調整に入ろうと思います。時間があれば5回転に突入したいものです。

 一番苦手な「運営管理」は5回転を超えたのですが過去問平均でやっと5割に乗せたところです。このままでは不安なので、さらに頑張って時間を充て6回転目に入る予定です。平均60点以上を目指して、残りは暗記、暗記に集中します。

 「中小企業経営・政策」はまだ本腰を入れていません。そろそろやらなきゃという焦りはありますが、ザ・暗記科目なので、1カ月くらいの集中暗記が効果的かなとも思っています。でも、来週辺りから手を付けます! そしてこれをメーンに置きます。

 「財務・会計」だけは毎日1問だけでも解く、ということは忘れずに。最終版は「財務」に特化して。

 

 敵は自分の怠惰不測の災難のみです。不足の災難は不可抗力なのでひとまず置くとして、怠惰には23日に開幕予定の東京オリンピックももちろん入ってきます。絶対に見ない、と誓いたいところですが、野球の侍JAPAN🔥だけは10郎と見ることになるでしょうね。日本の剛腕エース千賀投手もぎりぎり滑り込みで登録されました。8郎のスーパースター野茂英雄さんの記録を上回る奪三振率を達成したあの160㌔のストレートとお化けフォークで世界の強打者たちをねじふせてほしいものです。残念ながら現在30本塁打でHRタイトルレース独走中の大谷選手などメジャー組は入ってませんが、山本由伸投手や山田哲人選手、さらにはウチナンチュの160㌔鉄腕平良海馬投手(39試合連続無失点の日本記録達成)まで、国内選手も攻守ともにとても楽しみなメンバーです。稲葉監督も個人的に応援したいキャラクターです。選手の個性を尊重する新時代の監督像に見えますので。

 おっと、野球の話はここまでにして。

 最後は梅雨明け直前にベランダ、いや絶景テラスから拝めた虹のアーチです。梅雨明けを祝うと同時に、8郎の合格への架け橋のように見えました!

 ん? 誰ですか。右端まで届いていないじゃないか、というのは? よぉ~く見てください。届いてますよ、うっすらと(笑)。ちなみに届いた先には首里城があります。どうでもいいですが。

 合格へのアーチは自分の手で掛けてやりましょう。3年間分のサンセットから力をもらい、8月の本番でまぶしすぎる最高のサンライズ🌅を昇らせてやろうじゃありませんか! 見てろよ、J-SMECA! 

 48歳、過剰に意気込んだところで、今日はこれにて。