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どうやって数字を確認させるか?

A君の分速は36m、B君の分速は48mでした。

しかし、その子が解いたとき、見事にこれが逆になっていた。したがって当然、問題が解けない。おかしい、何が違うのか?

と考えに、考えたけれどよくわからない、と本人が質問に持ってきました。

「これ、逆なんだけど…」

しばし呆然。

「え、そんな・・・」

まあ、そういうことは多々あるわけですが、しかし、試験でこれが起こるのはやはり困るわけです。だから、いかにしてこういう数を確認させるのか、ということが大事になります。

よく大事なところには下線を引く、などと指示されているのだろうと思うのですが、問題文に全部下線が引かれていては、何が大事かもわからない。

あくまでA君の分速は36mでならなければいけないわけで、それをどう認識させるか、という手段を考えないといけません。

これから先、こういうことが大事になってきます。

入学試験は1点足りなくても不合格になる。だから1点を緻密に積み上げて得点することが必要でこういうミスを出さないのが一番なのです。

その具体的な方法をいかに身に付けていくかが、これから後半の大きな課題です。

そろそろていねいに解き上げる工夫というのを、日ごろの勉強に取り入れていきましょう。

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第148回 本人ができることは、なるべく本人にやらせる
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