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親子で受験勉強する方法(2)



国語の読解についていえば、明らかに親の方がこれまでの国語の蓄積が大きい。だから、文章だって読めるし、言葉だって知っています。

で、例えば同じ問題をいっしょに解いてみる。

解いてみれば、今の子どもたちが学齢にはあまりふさわしくない?難しい文章を読まされている、ということに気が付くでしょう。

で、実際に答え合わせをしてみると、まあ、お父さん、お母さんの方ができているでしょう。そこで、ほらみたことか、みたいな顔はせず、子どもたちがどんなことが具体的にわかっていないのかを考えてみることです。

実際に同じ問題をやってみて、どうしてアではなくていイになるのか、という文中の根拠を見いだせていない理由がわかるでしょう。

答えはすべて文中にある、というのが中学受験の読解問題のセオリーですから、それがわかれば、案外、すぐ点数は伸びることになるわけですが、その感覚をつかむのはなかなか難しい。

それともうひとつ大事なのは言葉の意味。まだ12歳ですから、そんなに語彙があるわけがない。熟語の意味がわかっていないまま、読んでいることだって、十分にありえる。

しかし、わからないことばを辞書を引いてもピンとこないことはたくさんあるわけで、だったら隣で「こういう意味だ」と教えてしまった方が早い。しかも子どもたちは、耳から言葉を習う方がまだ早い、という特性を持っていますから、聞いた方がよほど身になるのです。

まずは少しずつ、いっしょに国語の問題を解いてみると、だんだん子どもたちの状態がわかってくるでしょう。また、いっしょに勉強することが子どもたちの中で不自然でなくなります。

そうすると、むしろ子どもたちもお父さん、お母さんと勉強する方が楽しくなる。子どもはほめられたら絶対にうれしいのですから。

では、他の教科はどう勉強すればいいでしょうか。次回に続きます。

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