ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

昭和音大のチャイコフスキーの交響曲第5番を聴いて心を磨く感じが

2016-11-19 18:11:03 | 文化

今朝一番で、恩師の米田健治先生が入院する前に私宛に書いたものがあると聞いて、先生のお宅に伺って奥さんから頂いて来ました。 思いつくままに教え子の名前があり、何やら書いてありました。 とりあえず全て持ち帰ってコピーしてからお返ししますと帰りました。

その後、設計仲間の一人が脳の伝達物質の不調で、取りあえずの仕事に支障を来たしているので、様子を見に行くも、会えず帰ることになってしまいました。 仕事先のお客さんに電話連絡し、急遽、私が改めてお宅に伺い、一からやり直すことで話をさせて頂きました。

事務所に戻り住宅地図で伺う家の確認をし、車で向かうも駐車スペースもなく、やむおえず近くで仕事をした施設に電話をし、駐車をさせてもらうことにしました。

結局2時間近くかかって調査を終え、改めて来週中にお伺いして調査結果を、報告することにして後にしました。

今日は午後から新百合ヶ丘にある昭和音楽大学でのコンサートを聴きに、行くことになっています。 直ぐの家に戻り焼きおにぎりを食べて出発です。

コンサートの曲目は、ロッシーニの歌劇「どろぼうかささぎ」序曲と、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」、チャイコフスキーの「交響曲第5番」を渡邊一正指揮によって演奏されました。

私は前から7列目の真ん中で、目を瞑って聴き入りました。 特にチャイコフスキーの交響曲第5番は、旋律の美しさを感じながら、久しぶりで心が磨かれた感じが致しました。

早速、12月10日の「メサイア」のチケットを買い求めました。

 


静かに目を瞑りひたすら呼吸をしながら眠り続ける恩師を見舞いに行って

2016-11-18 10:04:00 | 生命

小学校3年の時に、1年間しか習わなかったけれど大好きな米田健治先生が、今年に入ってから何かと体調を崩し、リハビリのための入院中に、更に変化をきたし救急車で別の病院に入院していると云うので、早速、一昨日お見舞いに行って来ました。

8月中旬に、リハビリの病院を退院したと云うことを、多摩村小学校での教え子の方から聞いてはいましたが、何時もであれば直ぐに私に電話があるのですが、おかしいなあとは感じておりました。

目を瞑りベッドを斜めに起こした状態で寝ておりました。 口を閉じることなく開けた状態でした。 ただし呼吸は元気よく行っているような雰囲気でした。

改めて母の時を思いだしました。 目を決して開けようとはしないのです。 無理に目を開けようとしても、力ずくでも開けまいとするのです。 その時に私は、目を開けると云うことは、とても大変なことなのだと実感したのです。

私たちは普通に目を開けて周りを見ることが出来ますが、体力が衰えた人にとっては、大変な労力がいることなのだと思ったのです。 母の場合は刻み食を食べていたのですが、これとて大変なことでした。 無理に口に入れようとしても、入らないのです。 否、拒絶しているようでした。

多分、米田先生も、そのような状態になるつつあるのかなあと思いながら、声をかけ、手を握りながら、しばらくの間、先生を見つめながらお見舞いをさせていただきました。

 

 


1月に開く黒門小学校のクラス会に93歳の柿沼先生が出席すると連絡があり

2016-11-16 04:59:00 | 文化

昨年、黒門小学校で小学3年生との交流を含めたクラス会を東天紅で開いた折に、92歳になろうとした2人の先生、柿沼正悦先生と米田健治先生の足元が覚束ない姿を見て、今年は延期しようと思っていたら、級友のy君が集まれる人だけでよいから、来年の1月に新年会をやらないかと、声がかかりました。

とりあえず声を掛けやすい級友に連絡して、清澄庭園の涼亭と云う池に突き出た和風の建物で、新年会を開くことにしました。 y君の尽力もあり、出席予定者は昨年と同じ21人になりました。

改めて両先生に連絡を取りました。 柿沼先生は娘さんが電話に出られて、ちょっと呆けて来ましたが杖をつきながら歩いていますとのこと。 新年会のことを伝えると、相談した結果、出席すると言ってくれました。 

勿論、娘さんと同伴です。 浦和から電車で来られると云うので、神田で降りて、そこからタクシーで来て下さい、1500円ぐらいですからと伝えました。 庭園の事務所に電話を入れ涼亭まで行くのに、どちら側を歩いたら楽ですかの確認もしておきました。

米田先生宅に電話をするも連絡がつかないため、念のため奥さんの携帯に連絡しました。 するとリハビリで入院していた病院で具合が悪くなり、8月に救急車でk病院に入院したとのこと。 早速、お見舞いに行きながら様子を見させて頂くことにしました。

 


長く吐く呼吸だけに意識を集中すれば1時間の座禅はあっという間に過ぎる

2016-11-14 07:18:19 | 座禅

深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸を行いながら、吐く息だけに意識を集中すれば、1時間の座禅はあっという間に過ぎてしまいます。

はじめの内は、胡座を組んだ足も痺れてきますが、慣れてくれば痺れも感じなくなります。 

座禅と云うと直ぐに、無心と云う言葉が浮かびますが、そう簡単には無心の状態にはなれません。 意識を一点に集中することによって、無心のような状態を作り出していくのです。

雑念を払うと云う考え方がありますが、意識を一点に集中している時に、ふと浮かぶ雑念は払うことなく、静かな状態の中で考えてみます。 不思議なことに、心身が静かで意識が一点に集中している時に考える時には、こう考えたらどうですかと云うサジェスチョンがあるのです。

雑念のオンパレードでは具合が悪いのですが、意識が一点に集中している時に、ふと浮かぶ雑念を考えることによって、またその積み重ねによって、何が大切かの価値観が醸成されてくるのです。

また1時間の座禅を、日常的に続けることによって、ただ座っているだけの座禅が楽しくなってきます。 更に、ただ座っているだけの座禅が楽しいのですから、動きのあることは、もっと楽しく感じるようになるのです。 例え、それが嫌なことであってもです。


昨日は久しぶりでクラッシックコンサートを聴きに行きましたが

2016-11-13 03:42:00 | 文化

事務所の引越しや、その後に発症した坐骨周辺の痛みで、普通に歩けなくなってしまい、毎月クラッシックのコンサートに聴きに出掛けていたのが、ぱたっとなくなっていました。 

最近になって何となく気持ちに余裕が出て来たのか、昨日は八王子駅前にあるオリンパスホールで開かれた、都市大学東京のコンサートに行って来ました。

弦楽器の旋律の美しさのあるシベリウスのカレリア組曲を、前列の6番目の真ん中の席で、目を軽く瞑り静かに胎息状態で聴きました。 2曲目はピアノ独奏の三輪郁さんを迎えての、ベートーベンのピアノ協奏曲第1番でした。

はじめの頃は、協奏曲としての一体感が感じられませんでしたが、進むうちに美しく感じられる楽曲になっていました。 三輪さんの熱演を、目を時々開けては見させていただきました。

3曲目は、よく知られているドヴォルザークの交響曲第9番新世界よりでした。 時々、管楽器の弱い音出しのときに、残念な音が出ておりましたが、久しぶりのコンサートを聴いて、早速、国立音楽大学や昭和音楽大学のコンサートのスケジュールを、アイフォーンの予定に組み入れました。


男のひとり住まいは食生活の不規則さから病に罹りやすいのか

2016-11-12 02:38:19 | 

級友の1人が男ばかりの兄弟がおりますが、上の兄貴は結婚しながらも早くに分かれてしまい、その後は独身です。 級友は10数年前に一緒になるような方が現れるも、煮え切らない態度をとって嫌われてしまい、結局、独身のままです。

弟さんも、どうやら結婚の機会がないままのようでした。 現在、兄貴は脳梗塞で半身不随の生活を送っているようです。 弟さんは、脳溢血で倒れて、現在は寝たきりの状態で、どうも意識がないような雰囲気です。

本人も軽い脳梗塞で、完全な状態ではないようですが、彼が兄と弟の世話をされているような状態です。 本人からも近い将来、信頼していると云うことで、私と他の級友に何かを頼みたいと、話されてはいますが。

そんなことを反芻していたら、ふと前の事務所で一緒だった先輩が、脳梗塞で半身不随になり、リハビリをしながら生活をしておりましたが、将来を悲観したのでしょうか、自らの命を絶ってしまいました。 やはり独身でした。 30年近く前の出来事です。

思えば男のひとり住まいは、食生活が乱れやすく、結果的に体に変調をもたらしてしまうのかと、改めて感じてしまうのです。

 

 


暴言を吐く大統領が二人現れるような社会になりましたが

2016-11-10 07:35:45 | 社会・経済

フィリピン大統領が暴言を吐きながらも、国民の支持を集めておりますが、今度は米国の大統領に選挙戦でも、これでもかと思うぐらいの品の無さと共に、暴言を吐いておりました。

昨日の大統領選挙の開票も事前の予想を覆して、トランプ大統領が誕生しました。 既成政治のあり方や既成政治家へ不信感が、深く浸透していたようです。

米国の大統領選挙では、クリントン元大統領夫人が民主党の候補者となりましたが、元大統領夫人と云うことと、クリントン元大統領の嫌な部分を引きずると云う意味で、根底に国民から嫌われたような気がいたします。

もし、女性候補者であっても、しがらみのない候補者ー例えば英国のメイ首相のような方であったならば、もう少し変わった結果になったのではないかと思うのですが。

何れにしても、これまでのトランプさんの発言から、日本にどのような影響があるか、興味深いところではあります。


米国大統領選挙の開票が始まりトランプ有利に株価が大幅下落模様ですが

2016-11-09 13:57:45 | 社会・経済

私は、現在一切、株を持ってはいませんが、もしも現在、株式取引を行っていたとしたら、今が株の買い時かも知れません。 各州で接戦になっておりますが、最終的にはクリントン候補が勝つのではと思っているからです。

 

投票前の各種予想では、ややクリントン候補がやや優勢との報道がありましたが、開票が始まると事前の予想で接戦が予想された州での、トランプ候補の勝利が報道されています。

 

他国の選挙ながら、開票速報を聴きながら、どうなるやらと心配をしております。 トランプ候補のこれまでの言動をみていると、これから先どうなるやらと感じるからなのですが。

 

それでもクリントン候補の勝利を信じて、株式を大量に取得しておきたいと思うのですが。


座禅を1時間続けることによって心身を静かな状態に導く

2016-11-08 02:42:02 | 座禅

私は生まれて初めて、胡座を組んで静かに座り続けた時から、最低でも1時間座っていました。 座禅の素晴らしさを知って、改めて地域で座禅会を行っている禅寺に参禅し、初心者には30分の座禅を2回行うことを体験しました。

その過程で改めて、座禅時間は連続して最低でも1時間は必要であると感じたのです。 何故か、それは心身の深層部までも含めての静かな状態を作り出すためには、必要な時間なのです。 

私は真っ暗な部屋の中で、ひたすら深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸を、体の中へ吐く呼吸を行いながら、静かに座り続けていました。 1時間。 すると微細な脳神経細胞を刺激し、はじめは強く、硬く感じていたものが、次第に柔らかい刺激に変化し、更に時間の経過と共に静かな刺激に変化していくのです。

このような状態が続く中で、ある日、日常的なストレスから解放され、崇高な至福感を感得しました。 政木和三さんの長息呼吸法の本を読んで、改めて脳波が日常的なγ波からα波に変化し、更に静かな状態を作り出すことによって、場合によりθ波になり得ることも知りました。

日常的な変化も現れました。 ただ座っているだけなのに楽しいのです。 更に座っているだけで楽しいのですから、動きのある毎日が、どんなことでも楽しく思えるようになったのです。 例え、それが嫌なことであってもです。


長く吐く呼吸 体の中へ吐く呼吸は脳神経細胞を刺激する

2016-11-07 15:52:05 | 

深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸が、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸が、自分でも分からないとは思いますが、自然と体内の神経の腺を刺激することになります。 特に微細な脳神経細胞を刺激します。

 

私は自分の体験を通して、脳神経細胞の異常は、ここでの長く吐く呼吸を行うことによって、時間はかかるかも知れませんが、必ずや癒される、治癒されると感じております。

 

ましてや、脳神経細胞の老化によるアルツハイマー病などは、ここでの長く吐く呼吸を日常的に行うことによって、予防の役目もあると思っております。

 

何故か、それは長く吐く呼吸、体の中へ吐く呼吸によって、気の通る道―経絡の通りを良くするからです。 経絡は神経の腺に沿って流れていると云われ、経絡の気の流れを良くすることによって、絶えず神経を刺激し、その正常化を促します。

 

私は、脳内の伝達物質の異常から起こる欝病なども、ここでの長く吐く呼吸を行うことによって、時間はかかるかも知れませんが、改善されていくのではないかと感じております。