小学校3年の時に、1年間しか習わなかったけれど大好きな米田健治先生が、今年に入ってから何かと体調を崩し、リハビリのための入院中に、更に変化をきたし救急車で別の病院に入院していると云うので、早速、一昨日お見舞いに行って来ました。
8月中旬に、リハビリの病院を退院したと云うことを、多摩村小学校での教え子の方から聞いてはいましたが、何時もであれば直ぐに私に電話があるのですが、おかしいなあとは感じておりました。
目を瞑りベッドを斜めに起こした状態で寝ておりました。 口を閉じることなく開けた状態でした。 ただし呼吸は元気よく行っているような雰囲気でした。
改めて母の時を思いだしました。 目を決して開けようとはしないのです。 無理に目を開けようとしても、力ずくでも開けまいとするのです。 その時に私は、目を開けると云うことは、とても大変なことなのだと実感したのです。
私たちは普通に目を開けて周りを見ることが出来ますが、体力が衰えた人にとっては、大変な労力がいることなのだと思ったのです。 母の場合は刻み食を食べていたのですが、これとて大変なことでした。 無理に口に入れようとしても、入らないのです。 否、拒絶しているようでした。
多分、米田先生も、そのような状態になるつつあるのかなあと思いながら、声をかけ、手を握りながら、しばらくの間、先生を見つめながらお見舞いをさせていただきました。
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