ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

生死の限界の環境に自らを置く冒険家の田中幹也さんの映像を観て

2019-03-14 05:28:25 | 自然

クレージージャーニーと云うテレビ番組を観ている息子と、植村直巳賞をもらった冒険家の田中幹也(かんや)さんの活躍ぶりを、観ることになりました。

映像では、天候が悪い状況の八甲田山に、普通では考えられない、生死の限界ギリギリの環境を求めて、山頂を求めて雪山を登って行く姿が、写し出されておりました。

ラッセルを付けて雪深い山を、雪を手で退かしながら一歩一歩、前に進んで行きます、 100m進むのに1時間かかっておりましたが、吹雪のホワイトアウトの時には10mぐらしか進めない時もあると云う。

荷物を抱えていると進み難いので、一旦荷物を置いて、雪をかき分けて進み、また戻って荷物を背負って前に進むのです。 専門のカメラマンは幹也さんに付いて行けましたが、デイレクターは付いて行けませんでした。

幹也さんによれば必ずしも山頂まで登る必要はなく、自らの環境を生死の限界ギリギリの状態に置くことに、意義があると云うのです。

幹也さんの眼は、ある種の到達点に達した方なのか、とても優しい眼をされておりました。 お釈迦さまの眼もそのように感じましたが。



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