ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

原発の汚染水は絶対に海に流してはいけないのですが

2021-04-10 05:09:19 | 自然
東日本大震災時の津波によって、福島の原子力発電所が被害を受けて、大量の汚染水が発生し続けて、その処理に困って、あろうことか未だ十分に放射能の半減期が来ない内に、その汚染水を海に放出すると、現政権の菅総理大臣が発表したようです。

何故、津波被害が起こったかについても、遡って原発に対する事前の障害に対する予算案の削減を行なって来た、当時の政権側の責任を問わなければいけないのですが。 今やそのことも残念ながら、忘れ去られてしまっています。

発電費用が石油等よりも安いと云う名目で、原発の建設に邁進して来た電力会社と自民党政権ですが、大震災による津波被害が起こした事故による損害を加算すれば、明らかに従来の石油等による発電経費を、大幅に上回ります。

ましてや今度は、崩壊した原発から大量に発生する汚染水の処理に困って、いよいよ海への汚染水を放出すると云う。 放射能の半減期を過ぎ、その性能がほとんど支障がない状態であれば良いのでしょうが、残念ながら未だ時間が必要な汚染水のようです。

原発事故で周辺の住民の方々は、生まれ育った土地から離れて住まざるを得なくなっております。 事故で発生した放射能で汚染された土地はでは、農作物のせいさんも出来ません。 食べられません。

今度は未だ放射能が残っている汚染水を、海に放出すると云う。 海には魚やワカメ等が生育しており、それらを私たちは食するのです。 食物連鎖が起こっても不思議はありません。 

その事態を電力会社や政治家は、どのように考えているのでしょうか。 否、それらの起こり得る事態を想定して、原発の必要性の有無を、考えるべきだったのではありませんか。

自民党で政権運営を行なって来た小泉純一郎さんは、政権運営時には分からなかったのでしょうが、福島の原発事故を機会に、改めて原発の必要性について疑義を唱えているのを見ると、改めて小泉さんの人間性を見直してしまうのですが。


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