30数年前に設計した方から、嬉しいお手紙を頂きました。 これまでは年賀ハガキで返信があったのですが、今回は手紙で2枚、長男の方と次男の方の様子を、また現在一緒に住む長女夫婦のことを表しておりました。
また日常的な医者通いのこともある、細やかに表現して文章の終わりに、私と出会って良かったとも書いてあり、近くに来た時には是非寄って欲しいと、電話番号まで記されておりました。
このSさんは、三越の家具売り場にこれから家を新しくすると云って、その時に対応した友人からの紹介で、家づくりのお手伝いをさせて頂いた方でした。 近くには黒門小学校の級友も住み、またその駅前でも、その後マンションの計画もされており、現在も新しい計画で近くまで打合せに行っております。
是非、近い内にお伺いしようと思いました。
もう1人の方は、昨年愛するご婦人が天に還った方からでした。 大手のゼネコンの営業で来られていた方で、同じ多摩センターに住み、なおかつ私が通った北園高校から近くにあったS高校の卒業生でした。 然も同じ年齢でした。
友人に拠ればS高校は校長先生が素晴らしい方で、現在では進学校としてそれなりの名を馳せておりますが、昔は余り評判は良くなかったのです。 友人は勤めてからも校長先生と交友があり、仲人もして頂いた話も聞いておりました。
私は仕事を通して知り合った方でも、何か縁があったと感じ、長く友人として親しくさせております。 奥さんのことも血圧が高いと云うことも、どれほど高かったかも聞いておりました。
友人は納骨の時期が来ても奥さんに対する思いが募り、自分のそばに今でも骨壷を置いていて、胸も痛み涙が出て来てしまうと、手紙に書いてありました。 私も昨年末に天に還っていった弟のことを、ふと思い出すと胸が痛くなりますので、友人の痛みも理解できます。
新年に入って、心の籠もったお手紙を頂き、私の心を深く揺さぶってくれました。
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