ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

イメージした通りに体は動くーマイナスに考えるは否

2011-02-20 09:56:39 | 座禅

 吐く息を出来るだけ長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸を通して、イメージした通りに何かが動くことを、感じることになります。

 ゆっくり息を体の中へ吐く呼吸を通して、実は吐く息は鼻から出て行くのですが、それとは別に自分がイメージした通りに、宇宙の気が体の中へ入っていくのです。

 このことは、ひたすら座禅を行いながら呼吸を続けていますと、体の中へ宇宙の気が入って行き、その気は経穴(鍼とか灸のツボ)という経絡上の気の調節をする弁から、出ていくのです。

 その感覚は、皮膚と骨が近接している背中で、一番感じることになります。 このことは自然と感得できることです。 私が座禅を始めた当初、腎臓結石が尿管に詰まっている状態で、体に異常がありますと、その部位に関係する経穴の調節が上手くいきません。

 するとそこの経穴に気が溜まってしまいます。 息を体の中へイメージで吐きながら、座禅を行っていたとき、もうこれ以上息が体の中へ入っていかないという状態に、なったことがあります。

 そんなことが続いた後に、ある時ぷーんと焦げ臭いような臭いがしたことがあります。 私は後から、詰まっていた経穴から溜まっていた気が排出されたことを、知ったのです。

 心配することがあり、くよくよと消極的に物事を考えると、体自体全体がじわーと変な分泌液のようなものが支配し、気分も更によくなくなってくる感覚になります。 不思議なことに、そんな否定的な消極的な考えをさらっとふてさり、明るく前向きに考えるようにした途端に、じわーっとした変な分泌液が、瞬く間に体からなくなってしまうのを、感じるのです。

 吐く息を長く吐きながらイメージすると、イメージ通りに気が動き、体をも動かすことを、感得するのです。


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