ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

認知症の予防には深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸が良いのですが

2018-05-07 02:11:59 | 逆腹式呼吸

北園高校で2年間、同じクラスだった吉田日出子さんが、セリフが覚えられなくなって、舞台から消えてしまって長くなります。 先日、黒門小学校で6年間一緒のクラスだった新橋耐子さんと60数年ぶりで、電話で話しましたが、吉田さんとは仲間で、認知症になってしまったという話を聴きました。

私は自分の体験から、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸が、目には見えないけれど体の中を、神経の腺に絡みあうように流れる気の通る道–経絡を刺激し、気の通りを良くすることによって、結果的に神経を刺激するのです。

特に微細な神経細胞への影響力は大きのです。 私は生まれて初めて、長く吐く呼吸を伴う座禅を毎日行なって、結果的に1ヶ月半で下腹にある臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めました。

それ以来、普段何もしなくても体の中を、気が循環しております。 頭蓋骨と頭皮の間を流れる気は、何時も感じながら生活を送っております。 多分、私は絶えず脳細胞を刺激しておりますので、余程のことがない限り、認知症にはならないだろうという予感はあります。

私も50数歳で、大学の級友に静功の会のことを聞かなければ、長く吐く呼吸のことを知らずにいたかも知れません。 それまではもちろん、呼吸を意識することはありませんでした。

イメージで吐く息を体の中へ吐くことによって、実際には息は少しずつ鼻から出ているものの、体の中には気が入って行って、気の通りを良くするのです。 自分では分からないことですが。

この呼吸法は、また違う効果もあります。 自己免疫力を高めるのです。