北園高校で2年間、同じクラスだった吉田日出子さんが、セリフが覚えられなくなって、舞台から消えてしまって長くなります。 先日、黒門小学校で6年間一緒のクラスだった新橋耐子さんと60数年ぶりで、電話で話しましたが、吉田さんとは仲間で、認知症になってしまったという話を聴きました。
私は自分の体験から、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸が、目には見えないけれど体の中を、神経の腺に絡みあうように流れる気の通る道–経絡を刺激し、気の通りを良くすることによって、結果的に神経を刺激するのです。
特に微細な神経細胞への影響力は大きのです。 私は生まれて初めて、長く吐く呼吸を伴う座禅を毎日行なって、結果的に1ヶ月半で下腹にある臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めました。
それ以来、普段何もしなくても体の中を、気が循環しております。 頭蓋骨と頭皮の間を流れる気は、何時も感じながら生活を送っております。 多分、私は絶えず脳細胞を刺激しておりますので、余程のことがない限り、認知症にはならないだろうという予感はあります。
私も50数歳で、大学の級友に静功の会のことを聞かなければ、長く吐く呼吸のことを知らずにいたかも知れません。 それまではもちろん、呼吸を意識することはありませんでした。
イメージで吐く息を体の中へ吐くことによって、実際には息は少しずつ鼻から出ているものの、体の中には気が入って行って、気の通りを良くするのです。 自分では分からないことですが。
この呼吸法は、また違う効果もあります。 自己免疫力を高めるのです。
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