私は、ある年齢になってから長く続けていることが、あります。 ひとつは半身浴の入浴方法です。 もうひとつは、長く吐く呼吸を伴う1時間の座禅です。 更に、自ら体験した長く吐く呼吸法の良さを、ひとりでも良いから知って貰うために書き続けているブログです。
半身浴は、当時どの様に運動をして毎日、汗をかいたら良いだろうかと考えていた時に、仕事先の方から半身浴の入浴の仕方を教えて頂き、お風呂の入り方を変えることで、汗をかけるのであれば、これ以上のことはないと、早速その夜から始めて、それ以来、湯船に肩まで浸かることはありません。
半身浴を始めて丁度1年後ぐらいに、大学のクラス会で一泊泊まりで温泉に行った時に、千葉に住む熊沢くんが、今度多摩センターで静功の会が開かれることになったので、参加することになったと云う話を聞いたのです。
その頃、胸に何となく違和感を感じていて、知り合いの看護婦さんに相談して、何処の病院に行ったら良いかを訊いていた時でした。 気功は健康に良いとは聞いていたものの、一回の参加時間が3時間で、週1回月4回の参加料が32000円で、はじめに入会金1ヶ月と会費2ヶ月分を納入する必要があると云う。
私自身は経済的にも豊かではないし、ましてや一度に96000円の出費は大きく、参加費もちょっと高いのではと思いながら、躊躇しておりました。 開催される日時が迫ってきた折に、清水の舞台から飛び降りる気持ちになって、参加することになりました。
指導される方のお話に疑問は持つものの、それとは関係なく何となく無我夢中で、真っ暗な中で1時間、深呼吸の要領で長く吐く呼吸を、行っておりました。 1年前から行っていた半身浴が良かったのか、静功の会に参加してから1ヶ月半で、何も分からないままに自発動と云う気が勝手に動き出すことを通して、下腹の臍下丹田が心臓のように鼓動をはじめたのです。
前事務所で対面にいた長尾宣子さんが、ガンで何度も手術をしていると云うことを伝え聴いて、彼女を見舞いに行き病状を知って、毎日深夜3時間、彼女の病気回復を願って座り続けました。 その行為を通して、おでこの中心部にある天目が、特別なことを願う時にはそれが開くと云うことを、感得したのです。
私は毎晩行っていた1時間の座禅は、長く吐く呼吸を通して、イメージで体の中へ吐く呼吸が、体に微妙な変化を与えてくれ、また日常的なストレスから解放されて、崇高な至福感を感得するに至って、何時も楽しんで座り続けておりました。
こんな素晴らしい長く吐く呼吸を伴う座禅を、ひとりでも良いから知って頂きたい想いで、ブログを書くことをはじめたのです。