ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

わが身の痛さを知って人の痛さを知る

2013-12-27 07:46:04 | 

 私は10月末の定期健診のときに、お医者さんから胃カメラでの検診をすることになり、血圧を測りながら行うために、左腕を強く縛り上げられました。 その結果、左腕の腱を痛め、左腕が痺れるようになってしまいました。

 いつもどのように体を動かすと痛みが強くなるかを確かめながら、神経が集中する首を動かすことによって、腱自体を痛めたことが分かりました。 したがって、始終首を動かすことによって、その痛みがだんだん和らいでくることが分かってきました。

 12月末までは無理としても、1月末には殆ど痛みもなくなり、その痛み成分が溜まっているであろう、鼻の側の目の下の粉瘤(ふんりゅう)のふくらみも、なくなっているだろうと思っております。

 このような結果を招いた病院に言ったところで、タイトな生活を行っている身にとって、半年後の定期健診時には話をするつもりはあっても、この際、自分自身でなぜ、このようなことになったのかを考えてみました。

 私が親しくしている友人が、両手が痺れ頭が重く感じることがしばしばです。 もうかれこれ2年近く、そのような状態になっています。 友人はベットで背もたれに寄りかかりながら、テレビを見ていて、そのまま寝てしまったのです。 首が背もたれに逆V字の形で、寝てしまったのです。

 寝るということは、体のあらゆる部位が力が抜けてしまうのです。 逆V字の状態で頚椎の推間板が、飛び出た状態になってしまったのです。 一度飛び出た推間板はヘルニアとなり、その周りの全身から集まっている神経の腺を刺激し、痺れをもたらしているのです。

 友人にはリラックッスして、力を抜き、首のストレッチを始終するように話をしております。 それは頚椎の推間板がヘルニア状態になったときの状態にしながら、首のストレッチを行うことによって、時間がかかるけれども治っていく方向に進んでいくと、確信しているからなのです。

 残念ながら友人は、人の言うことを聞きません。 そんな友人に少しでも分かっていただくために、私自身に体の一部の左腕の痺れをもたらすことによって、友人の痺れや頭痛を和らげる手助けをするようになったと感じたのです。