ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

友人からの声かけには素直に答える姿勢が大切かも

2013-12-09 07:13:04 | 座禅

 私の今の健康を維持できるのは、友人からの声かけを素直に聞き、それを実践してきたことにあるのではないかと、反芻するのです。

 20年近く前に、いかに毎日体を動かして汗をかこうかと考えていたときに、お風呂の入り方ひとつで、汗をいっぱいかくことが出来ますよと、教えてくれた仕事先のお客さんだった尾崎さんから話でした。

 お風呂の湯面がお臍のちょっと上ぐらいにして入る半身浴でした。 半身浴のことを書いた本によると、お湯の温度はぬるめがよいということですが、私は自分の好きな温度で入るのが一番よいと、自身の体験から思います。

 私は、話を聞いたその日から早速はじめました。 それ以来、肩までお湯に浸かることは殆どありません。 当初はイスをお風呂に沈めて座って入りましたが、今はお湯の量を追い焚きできるすれすれの線まで、少なくして胡坐を組んで座って、入っています。

 座禅は、千葉に住む大学の級友が、クラス会であったときに、近々、私の住む多摩ニュータウンで静功の会(静かな気功)に参加すると聞き、参加費も結構高かったので、どうしようかと考えて、結局参加することにしました。

 当時、胸に違和感を感じ、知人の看護婦さんに相談し、近くの多摩南部地域病院の先生の名前を告げられ、カテーテルを足の付け根から入れて検査することも聞いていましたので、気功は健康にもよいというイメージを持っていましたので、参加することにしたのです。 

 静功の会は2ヶ月で辞めましたが、始めた初日に、頭のてっぺんにある百会が活性化し、電子の輪の帽子を被ったような状態になり、更に1ヵ月半で自分では何も分からないままに、自発動という形で下腹にある臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めたのです。

 静功は基本的には、自分の体験から座禅と同じだと思っております。 私は何も分からないままに、静功の会の先生(中国からの留学生)の指導には関係なく、真っ暗な部屋の中で1時間、ひたすら深呼吸の要領で大きく息を吸って、出来るだけ長く吐く呼吸を行っていました。 長く息を吐こうとすると、自然と結果的には息をイメージで体の中へ吐いていました。

 信頼できる友人からの声かけには、いつも素直で聞く耳を持っている必要があるのではないかと、改めて感じるのです。