ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く息を体の中へ吐く・それだけに意識を集中する

2012-12-26 09:46:20 | 座禅

 私は現在では、いつも体の中を循環する気を、感じながら生活をしています。 それも微細な神経細胞が集中する脳を、絶えず刺激を受けながらの生活です。

 これも10数年前に、千葉に住む大学の級友から、クラス会で私の住む街で、静功の会(静かな気功・座禅)が開かれることになり、自分も参加するのだという話でした。

 私自身は、当時、胸の周辺でちょっとした異常を感じていましたので、知り合いの看護婦さんに症状を話した上で、足の付け根からカテーテルを挿入して、心臓を検診する方法を聞いたりしていました。

 気功は健康に良いということは、なんとなく分かっていたのですが、なかなか判断が出来かねましたが、最終的には参加することにしました。

 あらかじめ本屋で気功の基本的な本を買い求め、読んではいましたが、初日の当日は、無我夢中で真っ暗闇の中で、体操の時の深呼吸の要領で、大きく息を吸って出来るだけ長く息を吐いていました。 口は閉じたままで。 普通の胡座で座り、ただひたすら吐く息を長く吐き、吐く息は体の中へ吐いていました。 大山倍達の映画「空手バカ一」での演武で、息音を出しながら息を吐くのを覚えていて、長く息を吐くときには、そのように吐くほうがいいのではないかと、感じたからかもしれません。

 足は痺れましたが、何とか1時間の静功(座禅)は終えましたが、45分ぐらいになった時に、頭のてっぺんが電子があり、それを中心にした帽子を被った感覚になりました。 

 生まれて初めて行なった静功(座禅)で、そんな感覚になったことが、その後、続ける結果になったのです。 1ヶ月半後に、下腹の臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めたのです。 心臓の鼓動はあまり感じることはありませんが、丹田の鼓動は結構感じることが多いのです。

 今でも体の中へ息を吐く呼吸を、家族から「変な息の仕方をしないで」と、何時も言われてしまうのです。