ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

心の襞が触れ合うとは魂が触れ合うということか

2012-12-13 08:51:53 | 心の襞

 芹沢光治良さんの90歳になってから書き始めた「神のシリーズ」の本を読んでいると、血縁関係のない魂の父や魂の兄弟、それと魂の息子が二人登場します。

 その方々との触れ合いが描かれていますが、実の父とは縁がなかったように離れて子供時代を過ごし、漁師になるのを避けて、学校へ進学するのを資金援助する人が、その推移とともに現れてきます。

 成人してからは、精神的にも援助する魂の父が現れます。 フランスへ奥さんとともに留学すると、パリで出会った九州の佐賀出身の百武大佐と、その後兄弟の契を結び、それ以降も精神的な結びつきを持ちます。

 一度も会ってはいませんが婦人たちを通して、神のシリーズを読んでいたご主人たちと、お互いに魂の父と云ったり、魂の息子たちと云った言葉が出てきます。

 私自身はよく、心の襞が触れ合う人との出会いが、自分の人生の中で何人の人と出会えるだろうかと、いつも思うことがあるのですが、一人いれば最高という感覚を持っていました。

 改めて、魂の○○という言い方に、新鮮さを感じました。