ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

人が輝いて見えるとき

2012-12-14 09:25:28 | 自然

 私は、高校時代に、我が家に訪ねて来られた級友を、忙しいからと云って会うこともなく、帰ってもらったことがあります。 その時、ああまずかったなあという思いがあり、それ以来、訪ねて来られた方には、家でも事務所でも、お話をすることにしています。

 先日も、1ヶ月に1回、茶菓子を持って訪ねて来られるご婦人と、事務所で話をしました。 珍しく、お顔が輝いて見えましたので、帰りがけに「今日は随分と輝いて見えましたよ」と話しました。

 すると翌日、いいことがあったようで早速、嬉しそうに電話がありました。

 毎日、深夜に1時間の座禅を続けていて分かったことは、座っているだけでも楽しく感じるのですから、日中どんなことでも楽しく感じられるのです。 食事をする時も、食べられることに感謝しながら、美味しく食べられますし、人と会って話をすることも楽しく感じます。

 嫌なことがあっても、それを楽しむ感覚で接していけば、自然と解決の糸口が分かってくるのです。

 その為にも、いつも作為を持たず、自然体でいることが大切に感じます。 お昼ご飯を友人と食べている時でも、食事を運んでくれるお店のスタッフにも、よく見ると驚くばかりに、輝いている方がおられます。 そんな人に出会うと、嬉しくなって自然と言葉が出ます「輝いていますね」と。