坐禅の作法について禅宗のHPに記述がありますが、私のはちょっと違うところがあります。 先ず、胡座を組んでお尻と両膝の3点で上体を維持するとの記述がありますが、それでは両膝に力が掛かってしまいます。 また上半身の重心は上半身の垂直の軸より、少し前側にあることになります。 絶えず、お尻と両膝に力が掛かることになってしまうのです。
私の座り方は、上半身の軸に重心が来るように座ります。 両膝はあくまでも、転倒しないように床に接するだけで良いのです。 頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで上体を維持すると、不思議なことに力が何処にも入っていないような感覚になります。
姿勢を良くしようとして反っては、筋力が働くのでよくはありません。 座禅は基本的には、長時間、連続して行うのがよいので、体のとこにも力が掛からないような姿で、座るのが正しいと思っています。